JP5613277B2 - ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は複数のウォブリングレンズ群を有するズームレンズ、及び、そのようなズームレンズを備えた撮像装置に関するものである。
従来より、1つのウォブリングレンズ群を備えるズームレンズが知られている。ウォブリングレンズ群は、光軸方向に微小高速振動(ウォブリング)し、再生画像では肉眼で認識できない程度のコントラスト変化をさせるレンズ群であり、ウォブリングレンズ群の振動(ウォブリング)により撮像素子上の合焦状態を検知している。
例えば、合焦状態であれば、ウォブリングレンズ群の振動(ウォブリング)により得られる画像のコントラストは微妙に変化するが、ウォブリングの振幅の両端同士でのコントラストはほぼ同じとなる。
一方、被写体が合焦状態から外れて光軸に沿って前後に動いた場合、ウォブリングレンズ群の振幅の両端同士のコントラストに差が生じる。このコントラストの変化により、被写体が合焦状態から外れたことを検知し、再度合焦するべくフォーカスレンズ群を光軸に沿って移動させる。そして、再び合焦状態を維持するべくウォブリングレンズ群の微小高速振動を行う。
ウォブリングレンズ群の振動周期は、撮像素子を含めたシステムのフレームレートに依存する。特許文献1には、ウォブリングレンズ群の振幅量をズーム状態に応じて変化させ、ズーム状態によらず適切なコントラスト変化を得る技術が記載されている。
特開2007−293146号公報
しかしながら、ウォブリングレンズ群のピント感度が小さくなりすぎると、適切なコントラスト変化を得るためのウォブリングレンズ群の振幅量が大きくなってしまう。そのため、ズーム域の何れかで大幅にウォブリングレンズ群のピント感度が小さくなってしまうとウォブリング動作のための駆動系の負担が大きくなる。
また、動画画質の向上のためにフレームレートを短縮化させ単位時間当たりの撮影コマ数を増加させることも考えられる。その場合、求められる合焦検知速度も高速化させることで、各コマでの高画質化が図れるが、やはり、ウォブリングレンズ群の振幅量が大きいとウォブリング動作のための駆動系の負担が大きくなり、合焦高速化が難しくなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ウォブリング動作のための駆動系の負担を軽減しやすいズームレンズを提供することを目的とするものである。更には、そのようなズームレンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るズームレンズは、広角端から望遠端への変倍の際に複数のレンズ群の間の各々の間隔が変化するズームレンズにおいて、ズームレンズは光軸に沿って移動することで無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群を有し、フォーカスレンズ群の移動の後にフォーカスレンズ群の合焦動作の移動量に対して小さい振幅量で光軸に沿ってウォブリング動作するウォブリングレンズ群を複数有し、動作するウォブリングレンズ群が、広角端から望遠端への変倍途中で切り替わることを特徴としている。
本発明に係る撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズの像側に配置されズームレンズにより形成された光学像に基づき電気信号を発生させる撮像素子とを含み、ズームレンズが上述のズームレンズであることを特徴としている。
本発明によれば、ウォブリング動作のための駆動系の負担を軽減しやすいズームレンズを提供することができる。更には、そのようなズームレンズを備えた撮像装置を提供することができる。
第1実施形態の実施例1に係るズームレンズの無限遠物点合焦時の広角端(W)(a)、中間状態(S)(b)、望遠端(T)(c)でのレンズ断面図である。 第1実施形態における、ウォブリングレンズ群Aとウォブリングレンズ群Bのピント感度の変化を示すグラフである。 第1実施形態のズームレンズを組み込んだ撮像装置としてのデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 図3のデジタルカメラの背面図である。 図3のデジタルカメラの断面図である。 図3のデジタルカメラの主要部の内部回路の構成を示すブロック図である。 第2実施形態の実施例2に係るズームレンズの無限遠物点合焦時の広角端(W)(a)、WS状態(b)、中間状態(S)(c)、ST状態(d)、望遠端(T)(e)でのレンズ断面図である。 第2実施形態における、ウォブリングレンズ群Aとウォブリングレンズ群Bのピント感度の変化を示すグラフである。 第2実施形態のズームレンズを組み込んだ撮像装置としてのデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 図9のデジタルカメラの後方斜視図である。 図9のデジタルカメラの断面図である。
以下に、本発明にかかるズームレンズ及びそれを備えた撮像装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<第1実施形態>
第1実施形態のズームレンズは、物体側から像側(撮像素子側)に順に、
正屈折力の第1レンズ群G1と、
負屈折力の第2レンズ群G2と、
負屈折力の第3レンズ群G3と、
明るさ絞りSと、
正屈折力の第4レンズ群G4と、
正屈折力の第5レンズ群G5とから構成されている。
このズームレンズは、撮像素子(CCD、C−MOSなど)のカバーガラスCを備え、撮像素子の撮像面I上にズームレンズによる像が形成される。
第1実施形態のズームレンズにおいては、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3とで負レンズ群グループを構成している。
また、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5とで正レンズ群グループを構成している。
第1実施形態のズームレンズにおいては、広角端(図1(a))から望遠端(図1(c))への変倍の際に、
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との距離が広がり、
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との距離が変化し、
第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との距離は狭まり、
第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との距離は狭まる。
広角端(図1(a))から中間焦点距離状態(図1(b))への変倍時、及び、中間焦点距離状態(図1(b))から望遠端(図1(c))への変倍時において、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、明るさ絞りS、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5は、いずれも物体側へ移動する。
第1実施形態のズームレンズの合焦動作に関して説明する。
無限遠から至近距離へのフォーカシング動作は、広角端から望遠端のズーム域のいずれの状態においても、第3レンズ群G3(フォーカスレンズ群)の物体側への移動により行っている。
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との距離は、望遠側で広がるようにしてあり、第3レンズ群G3によるフォーカシングのための移動スペースを確保している。
図2を参照して、第1実施形態のズームレンズのウォブリング動作に関して説明する。図2は、第1実施形態における、ウォブリングレンズ群Aとウォブリングレンズ群Bのピント感度の変化を示すグラフである。
第1実施形態のズームレンズでは2つのウォブリングレンズ群を有している。ウォブリングレンズ群は、フォーカスレンズ群による被写体の合焦の後、微小高速振動し、コントラストを微小変化させている。撮像素子を含むシステムにて撮像面上の像のコントラスト変化を検知し、合焦状態、非合焦状態の判断と、被写体の移動方向を検知している。
また、中間焦点距離状態にて動作するウォブリングレンズ群を切り替えている。
広角端から中間焦点距離状態までのウォブリング動作は、第5レンズ群G5中の物体側のレンズ群(ウォブリングレンズ群A)の光軸方向の微小高速振動にて行っている。
中間焦点距離状態よりも望遠側のウォブリング動作は、第3レンズ群G3(ウォブリングレンズ群B)の光軸方向の微小高速振動にて行っている。
第1実施形態のズームレンズは、
広角端から望遠端への変倍の際に複数のレンズ群(第1レンズ群G1から第5レンズ群G5)の間の各々の間隔が変化し、
ズームレンズは光軸に沿って移動することで無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群(第3レンズ群G3)を有し、
フォーカスレンズ群の移動の後にフォーカスレンズ群の合焦動作の移動量に対して小さい振幅量で光軸に沿ってウォブリング動作するウォブリングレンズ群を複数(第3レンズ群G3、第5レンズ群G5中物体側レンズ群)有し、
動作するウォブリングレンズ群が、広角端から望遠端への変倍途中で切り替わる
このように、ウォブリングレンズ群を複数有し、且つ、動作するウォブリングレンズ群を変倍途中にて切り替えることで、ズーム状態の変化に合わせてウォブリングに適したレンズ群にてウォブリング動作を行っている。
また、第1実施形態のズームレンズは、複数のウォブリングレンズ群のうち少なくとも1つのウォブリングレンズ群(第3レンズ群G3)が無限遠から至近距離への合焦動作の際に光軸に沿って移動するフォーカスレンズ群(第3レンズ群G3)を兼ねている。
このようにウォブリングとフォーカシングを行うレンズ群を兼用することで駆動機構の簡略化につなげている。
また、第1実施形態のズームレンズは、複数のウォブリングレンズ群の中の1つをウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)とし、他の1つをウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)としたときに、広角端ではウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)がウォブリングし、望遠端ではウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)がウォブリングし、以下の条件式(1)、(2)を満足している。
|αAw|/|αBw|>1 (1)
|αAt|/|αBt|<1 (2)
ここで、
αAwは広角端無限遠合焦時におけるウォブリングレンズ群Aのピント感度、
αBwは広角端無限遠合焦時におけるウォブリングレンズ群Bのピント感度、
αAtは望遠端無限遠合焦時におけるウォブリングレンズ群Aのピント感度、
αBtは望遠端無限遠合焦時におけるウォブリングレンズ群Bのピント感度
であり、
広角端無限遠合焦時、望遠端無限遠合焦時の各々の状態にて対象とするウォブリングレンズ群のピント感度αは、
α=(1−βwob )×βr
であり、
βwobは、対象とするウォブリングレンズ群の横倍率、
βrは、対象とするウォブリングレンズ群よりも像側の光学系全体の横倍率
である。
ピント感度は、ウォブリングレンズ群A又はBの微小単位移動量に対する光軸上の無限遠物体の合焦位置の変化の程度を示す値であり、その値が大きい程、ウォブリングレンズ群の微小移動に対してピントのずれ量が大きいことを示している。
第1実施形態のズームレンズでは、第3レンズ群G3と第5レンズ群G5中の物体側レンズ群をウォブリングレンズ群としているが、広角端と望遠端にてピント感度の大小関係が逆転している。そのため、広角端、望遠端のそれぞれにてピント感度の大きい方のレンズ群にてウォブリングすることでウォブリング動作するレンズ群の振幅を小さくでき、省電力化を行っている。
また、フレームレートの短縮化と省電力化の両立にも有利としている。
また、第1実施形態のズームレンズは、フォーカスレンズ群(第3レンズ群G3)が、広角端から望遠端への何れの状態でも光軸に沿った移動により無限遠から至近距離への合焦を行う単一のフォーカスレンズ群である。
このように1つのフォーカスレンズ群にて広角端から望遠端の何れの状態でもフォーカシング可能とすることで、フォーカシングのための駆動機構を簡略化している。
また、第1実施形態のズームレンズは、ウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5物体側レンズ群)とウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)が以下の条件式(3)を満足している。
0≦|αBw|/|αAw|<0.6 (3)
条件式(3)の下限を下回ることはない。
条件式(3)の上限を上回らないようにして、ウォブリングレンズ群Aの広角端でのピント感度を十分に確保することでウォブリングレンズ群を変倍途中で切り替えて省電力化するメリットをより得やすくしている。
更には、下限値を0.001とし、この値を下回らないようにすることで、ウォブリングレンズ群Aの広角端でのピント感度を低減し、ウォブリング動作によるコントラスト変化を許容内に抑えやすくしている。
また、第1実施形態のズームレンズは以下の条件式(4)を満足している。
5<MFw/MAw (4)
ここで、
Fwは、フォーカスレンズ群(第3レンズ群G3)の広角端における無限遠から至近距離への合焦動作時の最大移動量、
Awは、ウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)の広角端無限遠合焦時直後におけるウォブリング動作の最大振幅
である。
条件式(4)の下限を下回らないようにして、広角端におけるフォーカス可能な最短撮影距離を小さくしている。
また、第1実施形態のズームレンズは以下の条件式(5)を満足している。
5<MFt/MBt (5)
ここで、
Ftは、フォーカスレンズ群(第3レンズ群G3)の望遠端における無限遠から至近距離への合焦動作時の最大移動量、
Btは、ウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)の望遠端無限遠合焦時直後におけるウォブリング動作の最大振幅
である。
条件式(5)の下限を下回らないようにして、望遠端におけるフォーカス可能な最短撮影距離を小さくしている。
また、第1実施形態のズームレンズは、ウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)とウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)は共に多くとも3枚のレンズからなる。
ウォブリングレンズ群を軽量化することで、駆動機構の負担を軽減している。
さらに、第1実施形態のズームレンズにおいて、ウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)とウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)は共に多くとも2枚のレンズからなる。
ウォブリングレンズ群をいっそう軽量化することで、駆動機構の負担を軽減している。
また、第1実施形態のズームレンズは、ウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)が以下の条件式(6)を満足している。
4<|αBt|/|αBw| (6)
条件式(6)は、ウォブリングレンズ群Bの広角端に対する望遠端でのピント感度の比を特定するものである。条件式(6)を満足することにより、広角端時にてウォブリングレンズ群Bのピント感度が小さくなる。
条件式(6)の下限を下回らないウォブリングレンズ群を備える構成にて、広角端側で他のウォブリングレンズ群にてウォブリング動作を行うことで、ウォブリングレンズ群を切り替えることによる省電力等のメリットを得ている。
また、第1実施形態のズームレンズは、広角端ではウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)によりウォブリング動作を行い、且つ、ウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)のウォブリング動作中、ウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)は静止し、望遠端ではウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)によりウォブリング動作を行い、且つ、ウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)のウォブリング動作中、ウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)は静止し、広角端から望遠端への変倍途中にてウォブリング動作を行うレンズ群をウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)からウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)へと切り替え、以下の条件式(7)を満足している。
0.2<(fswitch/fw)/(ft/fw)<0.8 (7)
ここで、
switchは、ウォブリングレンズ群Aによりウォブリング動作を行うズームレンズの全系の焦点距離の上限、
wは、広角端無限遠合焦時におけるズームレンズの全系の焦点距離、
tは、望遠端無限遠合焦時におけるズームレンズの全系の焦点距離
である。
条件式(7)の下限を下回らず上限を上回らない焦点距離状態にて動作するウォブリングレンズ群を切り替えることで、ウォブリングレンズ群を切り替えることによる省電力等のメリットを得ている。
また、第1実施形態のズームレンズは、負屈折力の負レンズ群グループ(第2レンズ群G2と第3レンズ群G3で構成)と、負レンズ群グループの像側に配置された正屈折力の正レンズ群グループ(第4レンズ群G4と第5レンズ群G5で構成)とを有し、負レンズ群グループ中にウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)を含み、正レンズ群グループ中にウォブリングレンズ群A(第5レンズ群G5中の物体側レンズ群)を含んでいる。
さらに、第1実施形態のズームレンズは、負レンズ群グループ(第2レンズ群G2と第3レンズ群G3で構成)よりも物体側に配置された正屈折力の第1レンズ群(第1レンズ群G1)を有し、負レンズ群グループ(第2レンズ群G2と第3レンズ群G3で構成)は、物体側から順に負屈折力の第2レンズ群(第2レンズ群G2)と負屈折力の第3レンズ群(第3レンズ群G3)を含み、正レンズ群グループ(第4レンズ群G4と第5レンズ群G5で構成)は、物体側から順に正屈折力の第4レンズ群(第4レンズ群G4)と正屈折力の第5レンズ群(第5レンズ群G5)を含み、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群(第1レンズ群G1)と第2レンズ群(第2レンズ群G2)との距離と、第3レンズ群(第3レンズ群G3)と第4レンズ群(第4レンズ群G4)との距離と、第4レンズ群(第4レンズ群G4)と第5レンズ群(第5レンズ群G5)との距離とが変化する。
さらに、第1実施形態のズームレンズは、第5レンズ群(第5レンズ群G5)は、物体側から順に物体側レンズ群と像側レンズ群を有し、第3レンズ群(第3レンズ群G3)が、ウォブリングレンズ群B(第3レンズ群G3)且つフォーカスレンズ群(第3レンズ群G3)であり、第5レンズ群(第5レンズ群G5)中の物体側レンズ群が、ウォブリングレンズ群Aである。
さらに、第1実施形態のズームレンズは、広角端から望遠端への変倍の際に、第2レンズ群(第2レンズ群G2)と第3レンズ群(第3レンズ群G3)との距離が変化する。
また、後述するが、第1実施形態のズームレンズと、このズームレンズの像側に配置されズームレンズにより形成された光学像に基づき電気信号を発生させる撮像素子とを含んでいる撮像装置とすることも出来る。
以下、第1実施形態のズームレンズの実施例1について説明する。実施例1の無限遠物点合焦時の広角端(W)(a)、中間焦点距離状態(S)(b)、望遠端(T)(c)のレンズ断面図を図1に示す。図1中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、第5レンズ群はG5、明るさ(開口)絞りはS、電子撮像素子のカバーガラスの平行平板はC、像面はIで示してある。なお、カバーガラスCの表面に波長域制限用の多層膜を施してもよい。また、そのカバーガラスCにローパスフィルタ作用を持たせるようにしてもよい。
また、実施例1において、明るさ絞りSは第4レンズ群G4との距離を変化させながら物体側へ移動する。数値データはいずれも無限遠の被写体に合焦した状態でのデータである。各数値の長さの単位はmm、角度の単位は°(度)である。フォーカシングは第3レンズ群G3の移動により行う。さらに、ズームデータは広角端(広角(W))、中間焦点距離状態(中間(S))、望遠端(望遠(T))での値である。広角端と中間焦点距離状態との間の状態WS、中間焦点距離状態と望遠端との間の状態STでの値も示している。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、負の屈折力の第3レンズ群G3と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5とを配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、明るさ絞りS、第4レンズ群G4、及び第5レンズ群G5は、いずれも物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3とからなる。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6とからなる。第3レンズ群G3は、両凹負レンズL7と両凸正レンズL8の接合レンズからなる。第4レンズ群G4は、両凸正レンズL9と、両凸正レンズL10と両凹負レンズL11の接合レンズとからなる。第5レンズ群G5は、両凸正レンズL12と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL13と、両凹負レンズL14と、両凸正レンズL15とからなる。正メニスカスレンズL13、両凹負レンズL14、及び両凸正レンズL15は互いに接合されている。
非球面は、負メニスカスレンズL4の両面と、両凸正レンズL9の両面と、両凸正レンズL12の両面との6面に設けられている。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は上記の外、fは全系焦点距離、fbはバックフォーカス、f1、f2…は各レンズ群の焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数である。後述するレンズ全長は、レンズ最前面からレンズ最終面までの距離にバックフォーカスを加えたものである。fb(バックフォーカス)は、レンズ最終面から近軸像面までの距離を空気換算して表したものである。
また、各非球面形状は、各非球面係数を用いて、以下の式(I)で表される。
但し、光軸方向の座標をZ、光軸と垂直な方向の座標をYとする。
Z=(Y/r)/[1+{1−(1+k)・(Y/r)1/2]+A4×Y+A6×Y+A8×Y+A10×Y10+A12×Y12 (I)
ここで、
rは近軸曲率半径、
kは円錐係数、
4、A6、A8、A10、A12はそれぞれ4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数である。
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
数値実施例1
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 107.429 2.100 1.80000 29.84
2 51.934 0.200
3 51.586 6.750 1.49700 81.54
4 -350.456 0.150
5 45.821 4.650 1.61800 63.33
6 139.892 可変
7* 92.127 1.200 1.80476 40.87
8* 13.098 5.100
9 -27.150 0.900 1.77250 49.60
10 168.754 0.150
11 25.991 3.050 1.80518 25.42
12 -57.701 可変
13 -16.073 0.900 1.78800 47.37
14 18.419 2.700 1.75520 27.51
15 -94.698 可変
16(絞り) ∞ 可変
17* 20.030 4.500 1.58313 59.38
18* -67.433 0.150
19 16.633 3.400 1.61800 63.33
20 -236.437 0.900 1.90366 31.32
21 16.385 可変
22* 16.893 8.499 1.49650 81.53
23* -21.997 6.153
24 -27.909 1.900 1.53172 48.84
25 -16.073 1.200 1.88300 40.76
26 32.284 3.000 1.69895 30.13
27 -48.781 可変
28 ∞ 4.082 1.51633 64.14
29 ∞ 0.745
像面 ∞
(撮像面)

非球面データ
第7面
K=44.417
A2=0.0000E+00,A4=4.2031E-05,A6=-7.4052E-07,A8=7.3001E-09,A10=-3.6364E-11,
A12=7.0703E-14
第8面
K=0.4167
A2=0.0000E+00,A4=2.0472E-05,A6=-8.4199E-07,A8=4.8452E-09,A10=-1.7103E-11
第17面
K=0.0084
A2=0.0000E+00,A4=-2.0286E-05,A6=1.7390E-07,A8=-2.2692E-09,A10=1.9132E-11
第18面
K=-75.9294
A2=0.0000E+00,A4=-2.2343E-05,A6=4.5417E-07,A8=-3.2814E-09,A10=1.7270E-12,
A12=2.0758E-13
第22面
K=0.1523
A2=0.0000E+00,A4=-1.1838E-05,A6=4.4451E-07,A8=2.5858E-10,A10=2.7464E-11
第23面
K=-0.7630
A2=0.0000E+00,A4=6.4571E-05,A6=4.9448E-07,A8=6.7260E-10,A10=4.8251E-11,
A12=4.2985E-13

変倍比 10.31

ズームデータ
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
最大像高(歪曲補正後)
10.61 11.45 11.45 11.45 11.45
f(mm) 14.28 25.43 45.73 82.91 147.00
F NO. 4.08 4.91 5.68 5.75 5.77
2ω(画角) 80.2 27.6 8.8
fb (in air) 15.32 24.14 36.24 41.02 45.78
全長(in air) 100.39 111.72 128.28 148.01 159.38
d6 0.500 11.396 21.229 37.070 46.316
d12 2.706 2.552 2.877 5.621 6.149
d15 12.772 7.955 5.692 2.085 1.402
d16 5.081 3.999 2.261 3.400 0.983
d21 6.424 4.098 2.394 1.235 1.175
d27 11.899 20.703 32.807 37.585 42.342


群焦点距離
f1=81.45 f2=-29.73 f3=-23.78 f4=33.60 f5=32.55

フォーカシングデータ
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
フォーカス群 G3 G3 G3 G3 G3
繰り出し量 0.443 0.688 1.015 2.144 4.235
(最大移動量)

ウォブリングデータ(無限遠合焦 絞り開放時)
ウォブリング群振幅
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
ウォブリングレンズ群A
0.005 0.008 0.011 0(静止) 0(静止)
ウォブリングレンズ群B
0(静止) 0(静止) 0(静止) 0.011 0.012

ピント感度(無限遠合焦 絞り開放時)
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
ウォブリングレンズ群A
2.595 3.460 4.654 5.128 5.600
ウォブリングレンズ群B
1.002 2.166 4.642 6.151 7.742

条件式要素値
Aw|=(1-βwobAw 2)×βrAw 2
=(1-(-0.026)2)×(1.612)2=2.595
Bw|=(1-βwobBw 2)×βrBw 2
=(1-(0.276)2)×(-1.041)2=1.002
At|=(1-βwobAt 2)×βrAt 2
=(1-(-0.382)2)×(2.561)2=5.600
Bt|=(1-βwobBt 2)×βrBt 2
=(1-(0.063)2)×(-2.788)2=7.742

MFw=0.443
MAw=0.005
MFt=4.235
MBt=0.012
fswitch=45.73
fw=14.28
ft=147.00

条件式対応値
条件式(1)|αAw|/|αBw|=2.587
条件式(2)|αAt|/|αBt|=0.723
条件式(3)|αBw|/|αAw|=0.386
条件式(4)MFw/MAw=88.6
条件式(5)MFt/MBt=352.9
条件式(6)|αBt|/|αBw|=7.727
条件式(7)(fswitch/fw)/(ft/fw)=0.311
(デジタルカメラ)
図3〜図5は、以上のようなズームレンズを撮影光学系141に組み込んだ第1実施形態によるデジタルカメラの構成の概念図を示す。図3はデジタルカメラ140の外観を示す前方斜視図、図4はデジタルカメラ140の背面図、図5はデジタルカメラ140の構成を示す模式的な断面図である。ただし、図3と図5においては、撮影光学系141の非沈胴時を示している。デジタルカメラ140は、この例の場合、撮影用光路142を有する撮影光学系141、ファインダー用光路144を有するファインダー光学系143、シャッターボタン145、フラッシュ146、液晶表示モニター147、焦点距離変更ボタン161、設定変更スイッチ162等を含み、撮影光学系141の沈胴時には、カバー160をスライドすることにより、撮影光学系141とファインダー光学系143とフラッシュ146はそのカバー160で覆われる。そして、カバー160を開いてデジタルカメラ140を撮影状態に設定すると、撮影光学系141は図5の非沈胴状態になり、デジタルカメラ140の上部に配置されたシャッターボタン145を押圧すると、それに連動して撮影光学系141、例えば実施例1のズームレンズを通して撮影が行われる。撮影光学系141によって形成された物体像が、波長域制限コートを施したカバーガラスCGを介してCCD149の撮像面上に形成される。このCCD149で受光された物体像は、処理手段151を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター147に表示される。また、この処理手段151には記録手段152が接続され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、この記録手段152は処理手段151と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。また、CCD149に代わって銀塩フィルムを配置した銀塩カメラとして構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路144上にはファインダー用対物光学系153が配置してある。ファインダー用対物光学系153は、複数のレンズ群(図5の場合は3群)と2つのプリズムからなり、撮影光学系141のズームレンズに連動して焦点距離が変化するズーム光学系からなり、このファインダー用対物光学系153によって形成された物体像は、像正立部材である正立プリズム155の視野枠157上に形成される。この正立プリズム155の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系159が配置されている。なお、接眼光学系159の射出側にカバー部材150が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ140は、撮影光学系141が第1実施形態により、沈胴時に厚みを極めて薄く、高変倍で全変倍域で結像性能が極めて安定的であるので、高性能・小型化・広画角化が実現できる。
また、撮像素子を保持するカメラ本体から、ズームレンズを分離可能に構成し、ズームレンズを交換レンズとして構成しても良い。
最近では、カメラ本体内にクイックリターンミラーを備えた一眼レフレックスカメラの他に、クイックリターンミラーを排除したレンズ交換式のカメラが人気を集めている。上述した各実施例のズームレンズは、バックフォーカスが適度に短い。このため、このようなクイックリターンミラーの無いカメラの交換レンズとして用いることが好ましい。
(内部回路構成)
図6は、上記デジタルカメラ140の主要部の内部回路の構成ブロック図である。なお、以下の説明では、上記の処理手段は、例えばCDS/ADC部124、一時記憶メモリ117、画像処理部118等からなり、記憶手段は、例えば記憶媒体部119等からなる。
図6に示すように、デジタルカメラ140は、操作部112、この操作部112に接続された制御部113、この制御部113の制御信号出力ポートにバス114及び115を介して接続された撮像駆動回路116並びに一時記憶メモリ117、画像処理部118、記憶媒体部119、表示部120、及び設定情報記憶メモリ部121を備えている。
上記の一時記憶メモリ117、画像処理部118、記憶媒体部119、表示部120、及び設定情報記憶メモリ部121は、バス122を介して相互にデータの入力又は出力が可能なように構成され、また、撮像駆動回路116には、CCD149とCDS/ADC部124が接続されている。
操作部112は各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらの入力ボタンやスイッチを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部に通知する回路である。光学系駆動回路125は、撮影光学系141を駆動させる駆動部126と連絡を取り合っている。光学系駆動回路125は、撮影光学系141のズーム状態を駆動部126からの信号により読み取っている。光学系駆動回路125は、撮影光学系141のズーム状態に応じて、撮影光学系141のウォブリングレンズ群の切り換えを行っている。また、光学系駆動回路125は、ウォブリングレンズ群の切り換えのほか、操作部112のズーム操作、フォーカス操作に連動して、撮影光学系141を制御すべく、駆動部126へ制御信号を送っている。
制御部113は、例えばCPU等からなる中央演算処理装置であり、不図示のプログラムメモリを内蔵し、そのプログラムメモリに格納されているプログラムにしたがって、操作部112を介してカメラ使用者から入力される指示命令を受けてデジタルカメラ140全体を制御する回路である。
CCD149は、第1実施形態による撮影光学系141を介して形成された物体像を受光する。CCD149は、撮像駆動回路116により駆動制御され、その物体像の各画素ごとの光量を電気信号に変換してCDS/ADC部124に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部124は、CCD149から入力する電気信号を増幅しかつアナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時記憶メモリ117に出力する回路である。
一時記憶メモリ117は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部124から出力される上記RAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部118は、一時記憶メモリ117に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部119に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部113から指定された画質パラメータに基づいて歪曲収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。
記録媒体部119は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記録媒体を着脱自在に装着して、それらカード型又はスティック型のフラッシュメモリに、一時記憶メモリ117から転送されるRAWデータや画像処理部118で画像処理された画像データを記録して保持する装置の制御回路である。
表示部120は、液晶表示モニターを備え、その液晶表示モニターに画像や操作メニュー等を表示する回路である。設定情報記憶メモリ部121には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、そのROM部から読み出された画質パラメータの中から操作部112の入力操作によって選択された画質パラメータを記憶するRAM部とが備えられている。設定情報記憶メモリ部121は、それらのメモリへの入出力を制御する回路である。
このように構成されたデジタルカメラ140は、撮影光学系141が、第1実施形態により、十分な広角域を有し、コンパクトな構成としながら、高変倍で全変倍域で結像性能が極めて安定的であるので、高性能・小型化・広画角化が実現できる。そして、広角側、望遠側での速い合焦動作が可能となる。
<第2実施形態>
第2実施形態のズームレンズは、物体側から像側(撮像素子側)に順に、
正屈折力の第1レンズ群G1と、
負屈折力の第2レンズ群G2と、
正屈折力の第3レンズ群G3と、
明るさ絞りSと、
シャッター(シャッター羽根)SHと、
正屈折力の第4レンズ群G4と、
正屈折力の第5レンズ群G5とから構成される。
このズームレンズは、赤外線カットフィルターF、撮像素子(CCD、C−MOSなど)のカバーガラスCを備え、撮像素子の撮像面I上にズームレンズによる像が形成される。
第2実施形態のズームレンズにおいては、第2レンズ群G2が負レンズ群グループを構成している。また、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5とで正レンズ群グループを構成している。
第1レンズ群G1は、光軸を反射させる直角反射プリズムを有している。図7に示す実施例2では直角反射プリズムL2を展開した平行平板で示している。
第2実施形態のズームレンズにおいては、広角端(図7(a))から望遠端(図7(e))への変倍の際に、
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との距離が広がり、
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との距離が狭まり、
第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との距離は狭まり、
第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との距離は広がる。
第1レンズ群G1、第3レンズ群G3、明るさ絞りS、シャッター羽根SH、及び第5レンズ群G5は常に静止している。
広角端(W)(図7(a))からWS状態を経て中間焦点距離状態(S)(図7(c))までの変倍時、及び、中間焦点距離状態(S)(図7(c))からST状態を経て望遠端(T)(図7(e))までの変倍時において、第2レンズ群G2は像側へ移動し、第4レンズ群G4は物体側へ移動する。
第2実施形態のズームレンズの合焦動作に関して説明する。
無限遠から至近距離へのフォーカシング動作は、広角端から中間焦点距離状態においては第4レンズ群G4(フォーカスレンズ群)の物体側への移動により行い、加えて、中間焦点状態よりも望遠側では、第2レンズ群G2(フォーカスレンズ群)の物体側への移動により行っている。
図8を参照して、第2実施形態のズームレンズのウォブリング動作に関して説明する。図8は、第2実施形態における、ウォブリングレンズ群Aとウォブリングレンズ群Bのピント感度の変化を示すグラフである。
第2実施形態のズームレンズでは2つのウォブリングレンズ群を有している。ウォブリングレンズ群は、フォーカスレンズ群による被写体の合焦の後、微小高速振動し、コントラストを微小変化させている。撮像素子を含むシステムにて撮像面上の像のコントラスト変化を検知し、合焦状態、非合焦状態の判断と、被写体の移動方向を検知している。
また、中間焦点距離状態(S)にて動作するウォブリングレンズ群を切り替えている。
広角端(W)から中間焦点距離状態(S)までのウォブリング動作は、第4レンズ群G4(ウォブリングレンズ群A)の光軸方向の微小高速振動にて行っている。
中間焦点距離状態(S)よりも望遠側のウォブリング動作は、第2レンズ群G2(ウォブリングレンズ群B)の光軸方向の微小高速振動にて行っている。
第2実施形態のズームレンズは、
広角端から望遠端への変倍の際に複数のレンズ群(第1レンズ群G1から第5レンズ群G5)の間の各々の間隔が変化し、
ズームレンズは光軸に沿って移動することで無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群(第2レンズ群G2、第4レンズ群G4)を有し、
フォーカスレンズ群の移動の後にフォーカスレンズ群の合焦動作の移動量に対して小さい振幅量で光軸に沿ってウォブリング動作するウォブリングレンズ群を複数(第2レンズ群G2、第4レンズ群G4)有し、
動作するウォブリングレンズ群が、広角端から望遠端への変倍途中で切り替わる

また、第2実施形態のズームレンズは、複数のウォブリングレンズ群の何れもウォブリングレンズ群(第2レンズ群G2、第4レンズ群G4)が無限遠から至近距離への合焦動作の際に光軸に沿って移動するフォーカスレンズ群(第2レンズ群G2、第4レンズ群G4)を兼ねている。
また、第2実施形態のズームレンズは、複数のウォブリングレンズ群の中の1つをウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)とし、他の1つをウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)としたときに、広角端ではウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)がウォブリングし、望遠端ではウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)がウォブリングし、前述の条件式(1)、(2)を満足する。
また、第2実施形態のズームレンズにおいて、フォーカスレンズ群は広角端にて無限遠から至近距離への合焦を行う第1のフォーカスレンズ群(第4レンズ群G4)と望遠端にて無限遠から至近距離への合焦を行う第2のフォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)を有し、第1のフォーカスレンズ群(第4レンズ群G4)とウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)は同じレンズ群であり、第2のフォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)とウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)とは同じレンズ群である。
また、第2実施形態のズームレンズは、ウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)とウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)が前述の条件式(3)を満足している。
また、第2実施形態のズームレンズは、第1のフォーカスレンズ群(第4レンズ群G4)の広角端における無限遠から至近への合焦動作時の最大移動量をMFw、ウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)の広角端無限遠合焦時直後におけるウォブリング動作の最大振幅をMAwとするとき、前述の条件式(4)を満足している。
また、第2実施形態のズームレンズは、第2のフォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)の望遠端における無限遠から至近距離への合焦動作時の最大移動量をMFt、ウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)の望遠端無限遠合焦時直後におけるウォブリング動作の最大振幅をMBtとするとき、前述の条件式(5)を満足している。
また、第2実施形態のズームレンズは、ウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)とウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)は共に多くとも3枚のレンズからなる。
また、第2実施形態のズームレンズは、ウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)が前述の条件式(6)を満足している。
また、第2実施形態のズームレンズは、広角端ではウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)によりウォブリング動作を行い、且つ、ウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)のウォブリング動作中、ウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)は静止し、望遠端ではウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)によりウォブリング動作を行い、且つ、ウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)のウォブリング動作中、ウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)は静止し、広角端から望遠端への変倍途中にてウォブリング動作を行うレンズ群をウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)からウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)へと切り替え、前述の条件式(7)を満足している。
また、第2実施形態のズームレンズは、負屈折力の負レンズ群グループ(第2レンズ群G2)と、負レンズ群グループの像側に配置された正屈折力の正レンズ群グループ(第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5で構成)とを有し、負レンズ群グループ中にウォブリングレンズ群B(第2レンズ群G2)を含み、正レンズ群グループ中にウォブリングレンズ群A(第4レンズ群G4)を含んでいる。
また、第2実施形態のズームレンズは、負レンズ群グループ(第2レンズ群G2)よりも物体側に配置された正屈折力の第1レンズ群(第1レンズ群G1)を有し、正レンズ群グループは、物体側から順に正屈折力の第3レンズ群(第3レンズ群G3)と、第4レンズ群(第4レンズ群G4)と、第5レンズ群(第5レンズ群G5)を含み、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群(第1レンズ群G1)と負レンズ群グループ(第2レンズ群G2)との距離と、負レンズ群グループ(第2レンズ群G2)と第3レンズ群(第3レンズ群G3)との距離と、第3レンズ群(第3レンズ群G3)と第4レンズ群(第4レンズ群G4)との距離と、第4レンズ群(第4レンズ群G4)と第5レンズ群(第5レンズ群G5)との距離とが変化する。
十分な変倍比の確保や、光学性能の維持に有利となる。
さらに、第2実施形態のズームレンズにおいて、第1レンズ群(第1レンズ群G1)、第3レンズ群(第3レンズ群G3)、第5レンズ群(第5レンズ群G5)は、広角端から望遠端への変倍の際に静止し、負レンズ群グループ(第2レンズ群G2)は、広角端から望遠端への変倍の際に移動し、第4レンズ群(第4レンズ群G4)は、広角端から望遠端への変倍の際に移動し、負レンズ群グループ(第2レンズ群G2)がウォブリングレンズ群B且つ第2のフォーカスレンズ群であり、第4レンズ群(第4レンズ群G4)がウォブリングレンズ群A且つ第1のフォーカスレンズ群であり、第1のフォーカスレンズ群は広角端にて無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群であり、第2のフォーカスレンズ群は望遠端にて無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群である。
これにより、移動するレンズ群を少なくすることで駆動部材の数を減らしている。
また、ズームレンズ内へのゴミの侵入やレンズ群を移動しているときの音の低減にも有利となる。
また、後述するが、第2実施形態のズームレンズと、このズームレンズの像側に配置されズームレンズにより形成された光学像に基づき電気信号を発生させる撮像素子とを含んでいる撮像装置としている。
以下、第2実施形態のズームレンズの実施例2について説明する。実施例2の無限遠物点合焦時の広角端(W)(a)、WS状態(b)、中間焦点距離状態(S)(c)、ST状態(d)、望遠端(T)(e)のレンズ断面図をそれぞれ図7に示す。WS状態は、広角端と中間焦点距離状態の間の状態であり、ST状態は、中間焦点距離状態と望遠端の間の状態である。図7中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、第5レンズ群はG5、明るさ(開口)絞りはS、シャッター羽根はSH、赤外光を制限する波長域制限コートを施したローパスフィルタを構成する平行平板はF、電子撮像素子のカバーガラスの平行平板はC、像面はIで示してある。なお、カバーガラスCの表面に波長域制限用の多層膜を施してもよい。また、そのカバーガラスCにローパスフィルタ作用を持たせるようにしてもよい。平行平板Fは、ローパスフィルタの機能を持たないようにしてもよい。
また、実施例2において、明るさ絞りS及びシャッター羽根SHは第3レンズ群G3とともに静止している。数値データはいずれも無限遠の被写体に合焦した状態でのデータである。各数値の長さの単位はmm、角度の単位は°(度)である。フォーカシングは、広角端から、WS状態を含んで、中間焦点距離状態までは、第4レンズ群G4の移動により、ST状態から望遠端を含む中間焦点距離状態よりも長い焦点距離となる状態では、第2レンズ群G2の移動により、それぞれ行う。さらに、ズームデータは広角端(広角)、WS状態、中間焦点距離状態(中間)、ST状態、望遠端(望遠)での値である。
実施例2のズームレンズは、図7に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、正の屈折力の第3レンズ群G3と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5とを配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は固定されている。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は固定されている。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定されている。明るさ絞りSは固定されている。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、プリズムL2と、両凸正レンズL3とからなる。第2レンズ群G2は、両凹負レンズL4と、両凹負レンズL5と両凸正レンズL6の接合レンズとからなる。第3レンズ群G3は、両凸正レンズL7からなる。第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と両凸正レンズL10の接合レンズとからなる。第5レンズ群G5は、両凹負レンズL11と、両凸正レンズL12と、両凸正レンズL13とからなる。図7は、プリズムL2中の反射面の図示を省略し、展開した図であるが、実際は図11に示すように直角プリズムPとしている。
非球面は、両凸正レンズL3の両面と、両凹負レンズL4の両面と、両凸正レンズL7の両面と、正メニスカスレンズL8の物体側の面と、両凸正レンズL10の像側の面と、両凸正レンズL12の物体側の面と、両凸正レンズL13の像側の面との10面に設けられている。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は実施例1と同様である。
また、各非球面形状は、実施例1と同様に、各非球面係数を用いて、以下の式(I)で表される。
但し、光軸方向の座標をZ、光軸と垂直な方向の座標をYとする。
Z=(Y/r)/[1+{1−(1+k)・(Y/r)1/2]+A×Y+A×Y+A×Y+A10×Y10 (I)
数値実施例2
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 49.270 0.50 2.00069 25.46
2 8.237 2.10
3 ∞ 8.00 2.00100 29.13
4 ∞ 0.10
5* 9.895 3.41 1.61881 63.85
6* -12.887 可変
7* -19.165 0.50 1.80610 40.88
8* 5.102 0.79
9 -26.433 0.40 1.91082 35.25
10 6.564 1.23 1.94595 17.98
11 -1062.418 可変
12* 10.529 1.10 1.58913 61.15
13* -44.435 0.20
14(絞り) ∞ 0.50
15(シャッター羽根) ∞ 可変
16* 9.519 1.56 1.74320 49.29
17 84.936 0.10
18 10.406 0.40 1.84666 23.78
19 5.600 1.83 1.49700 81.61
20* -51.627 可変
21 -10.465 0.50 2.00100 29.13
22 9.267 1.09
23* 29.867 1.96 1.52559 56.46
24 -7.432 2.30
25 20.282 2.38 1.52559 56.46
26* -12.248 1.38
27 ∞ 0.30 1.51633 64.14
28 ∞ 0.50
29 ∞ 0.50 1.51633 64.14
30 ∞ 0.34
像面 ∞
(撮像面)

非球面データ
第5面
K=0.000
A4=-1.84864e-04,A6=-2.51369e-06,A8=3.91438e-08,A10=-7.99585e-10
第6面
K=0.000
A4=1.11128e-04,A6=-8.90330e-07,A8=1.28139e-08,A10=-2.87130e-10
第7面
K=0.000
A4=1.67257e-03,A6=-2.58404e-04,A8=1.66323e-05,A10=-1.74087e-07
第8面
K=0.000
A4=4.80905e-04,A6=-1.79841e-04,A8=-1.81965e-05,A10=3.46709e-06
第12面
K=0.000
A4=-3.63175e-04,A6=5.33825e-06,A8=-5.92260e-06,A10=6.17266e-07
第13面
K=0.000
A4=-1.05329e-04,A6=8.78394e-07,A8=-5.78559e-06,A10=6.46718e-07
第16面
K=0.000
A4=3.11826e-05,A6=-7.23581e-06,A8=6.91046e-07,A10=-1.84417e-08
第20面
K=0.000
A4=5.29426e-04,A6=-1.84638e-05,A8=1.72774e-06,A10=-3.20625e-08
第23面
K=0.000
A4=-3.54662e-04,A6=-1.57258e-05,A8=7.05549e-07,A10=-4.42160e-08
第26面
K=0.000
A4=5.59723e-04,A6=-4.24377e-05,A8=7.17096e-07,A10=-3.18623e-09

変倍比 4.80

ズームデータ
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
f(mm) 3.91 5.79 8.57 12.69 18.78
F NO. 3.98 4.07 4.36 4.96 6.17
2ω(画角) 94.00 69.53 48.56 33.05 22.18
fb (in air) 2.75 2.75 2.75 2.75 2.75
全長 (in air) 54.97 54.97 54.97 54.97 54.97
d6 0.41 3.17 5.24 6.70 7.59
d11 7.73 4.97 2.90 1.44 0.55
d15 9.19 7.72 6.05 4.07 1.50
d20 3.67 5.14 6.81 8.79 11.36

群焦点距離
f1=12.78 f2=-4.26 f3=14.56 f4=10.32 f5=26.25

フォーカシングデータ
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
フォーカス群 G4 G4 G4 G2 G2
繰り出し量 0.055 0.063 0.099 0.100 0.087
(最大移動量)

ウォブリングデータ(無限遠合焦 絞り開放時)
ウォブリング群振幅
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
ウォブリングレンズ群A
0.002 0.003 0.006 0(静止) 0(静止)
ウォブリングレンズ群B
0(静止) 0(静止) 0(静止) 0.006 0.005

ピント感度(無限遠合焦 絞り開放時)
広角(W) WS 中間(S) ST 望遠(T)
ウォブリングレンズ群A
2.623 2.580 2.405 2.016 1.226
ウォブリングレンズ群B
1.171 1.675 2.458 3.779 6.401

条件式要素値
Aw|=2.623
Bw|=1.171
At|=1.226
Bt|=6.401

MFw=0.055
MAw=0.002
MFt=0.087
MBt=0.005
fswitch=8.57
fw=3.91
ft=18.78

条件式対応値
条件式(1)|αAw|/|αBw|=2.240
条件式(2)|αAt|/|αBt|=0.192
条件式(3)|αBw|/|αAw|=0.446
条件式(4)MFw/MAw=27.5
条件式(5)MFt/MBt=17.4
条件式(6)|αBt|/|αBw|=5.221
条件式(7)(fswitch/fw)/(ft/fw)=0.456
(デジタルカメラ)
さて、以上のような本発明のズームレンズで物体像を形成しその像をCCD等の電子撮像素子に受光させて撮影を行う電子撮像装置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ等に用いることができる。以下に、その実施形態を例示する。
図9〜図11は、本発明によるズームレンズをデジタルカメラの撮影光学系241に組み込んだ構成の概念図を示す。図9はデジタルカメラ240の外観を示す前方斜視図、図10は同後方斜視図、図11はデジタルカメラ240の構成を示す断面図である。デジタルカメラ240は、この例の場合、撮影用光路242を有する撮影光学系241、ファインダー用光路244を有するファインダー光学系243、シャッターボタン245、フラッシュ246、液晶表示モニター247等を含み、デジタルカメラ240の上部に配置されたシャッターボタン245を押圧すると、それに連動して撮影光学系241、例えば実施例2の光路折り曲げズームレンズを通して撮影が行われる。撮影光学系241によって形成された物体像が、近赤外カットフィルターと光学的ローパスフィルタFを介してCCD249の撮像面上に形成される。このCCD249で受光された物体像は、処理手段251を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター247に表示される。また、この処理手段251には記録手段252が接続され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、この記録手段252は処理手段251と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。また、CCD249に代わって銀塩フィルムを配置した銀塩カメラとして構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路244上にはファインダー用対物光学系253が配置してある。このファインダー用対物光学系253によって形成された物体像は、像正立部材であるポロプリズム255の視野枠257上に形成される。このポロプリズム255の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系259が配置されている。なお、撮影光学系241及びファインダー用対物光学系253の入射側、接眼光学系259の射出側にそれぞれカバー部材250が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ240は、撮影光学系241が5倍程度の高変倍比で、高い光学性能を有するズームレンズであるので、高性能で、奥行き方向が極めて薄い安価なデジタルカメラが実現できる。
なお、図11の例では、カバー部材250として平行平面板を配置しているが、省いてもよい。
(内部回路構成)
上記デジタルカメラ240の主要部の内部回路の構成ブロック図は、上記の図6に示す、第1実施形態の内部回路と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
上述の第1及び第2実施形態のいずれにおいても、以下に示す、より好ましい条件式を満たしている。
条件式(1)は下限値を1.67、更には2.0とすることが好ましい。
条件式(2)は上限値を0.8、更には0.75とすることが好ましい。
条件式(4)は下限値を10、更には20とすることが好ましい。
条件式(5)は下限値を10、更には15とすることが好ましい。
条件式(6)は下限値を5とすることが好ましい。
条件式(7)は下限値を0.3とすることが好ましい。
条件式(8)は上限値を0.6とすることが好ましい。
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
G5…第5レンズ群
S…明るさ絞り
F…ローパスフィルタ
C…カバーガラス
P…プリズム
I…像面
112…操作部
113…制御部
114…バス
115…バス
116…撮像駆動回路
117…一時記憶メモリ
118…画像処理部
119…記憶媒体部
120…表示部
121…設定情報記憶メモリ部
122…バス
124…CDS/ADC部
125…光学系駆動回路
126…駆動部
140、240…デジタルカメラ
141、241…撮影光学系
142、242…撮影用光路
143、243…ファインダー光学系
144、244…ファインダー用光路
145、245…シャッターボタン
146、246…フラッシュ
147、247…液晶表示モニター
149、249…CCD
150、250…カバー部材
151、251…処理手段
152、252…記録手段
153、253…ファインダー用対物光学系
155…正立プリズム
157、257…視野枠
159、259…接眼光学系
160…撮像ユニット
161…焦点距離変更ボタン
162…設定変更スイッチ
255…ポロプリズム

Claims (19)

  1. 広角端から望遠端への変倍の際に複数のレンズ群の間の各々の間隔が変化するズームレンズにおいて、
    前記ズームレンズは光軸に沿って移動することで無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群を有し、
    前記フォーカスレンズ群の移動の後に前記フォーカスレンズ群の合焦動作の移動量に対して小さい振幅量で光軸に沿ってウォブリング動作するウォブリングレンズ群を複数有し、
    動作する前記ウォブリングレンズ群が、前記広角端から前記望遠端への変倍途中で切り替わることを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記複数のウォブリングレンズ群のうち少なくとも1つのウォブリングレンズ群が前記無限遠から至近距離への合焦動作の際に光軸に沿って移動する前記フォーカスレンズ群を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記複数のウォブリングレンズ群の中の1つをウォブリングレンズ群Aとし、他の1つをウォブリングレンズ群Bとしたときに、
    前記広角端では前記ウォブリングレンズ群Aがウォブリングし、
    前記望遠端では前記ウォブリングレンズ群Bがウォブリングし、
    以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    |αAw|/|αBw|>1 (1)
    |αAt|/|αBt|<1 (2)
    ここで、
    αAwは前記広角端無限遠合焦時における前記ウォブリングレンズ群Aのピント感度、
    αBwは前記広角端無限遠合焦時における前記ウォブリングレンズ群Bのピント感度、
    αAtは前記望遠端無限遠合焦時における前記ウォブリングレンズ群Aのピント感度、
    αBtは前記望遠端無限遠合焦時における前記ウォブリングレンズ群Bのピント感度
    であり、
    前記広角端無限遠合焦時、前記望遠端無限遠合焦時の各々の状態にて対象とするウォブリングレンズ群のピント感度αは、
    α=(1−βwob )×βr
    であり、
    βwobは、対象とするウォブリングレンズ群の横倍率、
    βrは、対象とするウォブリングレンズ群よりも像側の光学系全体の横倍率
    である。
  4. 前記フォーカスレンズ群は、前記広角端から前記望遠端への何れの状態でも光軸に沿った移動により前記無限遠から至近距離への合焦を行う単一のフォーカスレンズ群であることを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
  5. 前記フォーカスレンズ群は、前記広角端にて前記無限遠から至近距離への合焦を行う第1のフォーカスレンズ群と前記望遠端にて前記無限遠から至近距離への合焦を行う第2のフォーカスレンズ群を有し、前記第1のフォーカスレンズ群と前記ウォブリングレンズ群Aは同じレンズ群であり、前記第2のフォーカスレンズ群と前記ウォブリングレンズ群Bとは同じレンズ群であることを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
  6. 前記ウォブリングレンズ群Aと前記ウォブリングレンズ群Bが以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項3、請求項4、又は請求項5に記載のズームレンズ。
    0≦|αBw|/|αAw|<0.6 (3)
  7. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項3から請求項6の何れか1項に記載のズームレンズ。
    5<MFw/MAw (4)
    ここで、
    Fwは、前記フォーカスレンズ群の前記広角端における前記無限遠から至近距離への合焦動作時の最大移動量、
    Awは、前記ウォブリングレンズ群Aの前記広角端無限遠合焦時直後におけるウォブリング動作の最大振幅
    である。
  8. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項3から請求項7の何れか1項に記載のズームレンズ。
    5<MFt/MBt (5)
    ここで、
    Ftは、前記フォーカスレンズ群の前記望遠端における前記無限遠から至近距離への合焦動作時の最大移動量、
    Btは、前記ウォブリングレンズ群Bの前記望遠端無限遠合焦時直後におけるウォブリング動作の最大振幅
    である。
  9. 前記ウォブリングレンズ群Aと前記ウォブリングレンズ群Bは共に多くとも3枚のレンズからなることを特徴とする請求項3から請求項8の何れか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記ウォブリングレンズ群Aと前記ウォブリングレンズ群Bは共に多くとも2枚のレンズからなることを特徴とする請求項9に記載のズームレンズ。
  11. 前記ウォブリングレンズ群Bが以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項3から請求項10の何れか1項に記載のズームレンズ。
    4<|αBt|/|αBw| (6)
  12. 前記広角端では前記ウォブリングレンズ群Aによりウォブリング動作を行い、且つ、前記ウォブリングレンズ群Aのウォブリング動作中、前記ウォブリングレンズ群Bは静止し、
    前記望遠端では前記ウォブリングレンズ群Bによりウォブリング動作を行い、且つ、前記ウォブリングレンズ群Bのウォブリング動作中、前記ウォブリングレンズ群Aは静止し、
    前記広角端から前記望遠端への変倍途中にてウォブリング動作を行うレンズ群を前記ウォブリングレンズ群Aから前記ウォブリングレンズ群Bへと切り替え、
    以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項2から請求項9の何れか1項に記載のズームレンズ。
    0.2<(fswitch/fw)/(ft/fw)<0.8 (7)
    ここで、
    switchは、前記ウォブリングレンズ群Aによりウォブリング動作を行う前記ズームレンズの全系の焦点距離の上限、
    wは、前記広角端無限遠合焦時における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
    tは、前記望遠端無限遠合焦時における前記ズームレンズの全系の焦点距離
    である。
  13. 前記ズームレンズは、
    負屈折力の負レンズ群グループと、
    前記負レンズ群グループの像側に配置された正屈折力の正レンズ群グループと
    を有し、
    前記負レンズ群グループ中に前記ウォブリングレンズ群Bを含み、
    前記正レンズ群グループ中に前記ウォブリングレンズ群Aを含むことを特徴とする請求項3から請求項12の何れか1項に記載のズームレンズ。
  14. 前記負レンズ群グループよりも物体側に配置された正屈折力の第1レンズ群を有し、
    前記負レンズ群グループは、物体側から順に負屈折力の第2レンズ群と負屈折力の第3レンズ群を含み、
    前記正レンズ群グループは、物体側から順に正屈折力の第4レンズ群と正屈折力の第5レンズ群を含み、
    前記広角端から前記望遠端への変倍の際に、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との距離と、
    前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との距離と、
    前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との距離とが変化することを特徴とする請求項13に記載のズームレンズ。
  15. 前記第5レンズ群は、物体側から順に物体側レンズ群と像側レンズ群を有し、
    前記第3レンズ群が、前記ウォブリングレンズ群B且つ前記フォーカスレンズ群であり、
    前記第5レンズ群中の前記物体側レンズ群が、前記ウォブリングレンズ群Aであることを特徴とする請求項14に記載のズームレンズ。
  16. 前記広角端から前記望遠端への変倍の際に、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との距離が変化することを特徴とする請求項15に記載のズームレンズ。
  17. 前記負レンズ群グループよりも物体側に配置された正屈折力の第1レンズ群を有し、
    前記正レンズ群グループは、物体側から順に正屈折力の第3レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群を含み、
    前記広角端から前記望遠端への変倍の際に、
    前記第1レンズ群と前記負レンズ群グループとの距離と、
    前記負レンズ群グループと前記第3レンズ群との距離と、
    前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との距離と、
    前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との距離とが変化することを特徴とする請求項13に記載のズームレンズ。
  18. 前記第1レンズ群、前記第3レンズ群、前記第5レンズ群は、前記広角端から前記望遠端への変倍の際に静止し、
    前記負レンズ群グループは、前記広角端から前記望遠端への変倍の際に移動し、
    前記第4レンズ群は、前記広角端から前記望遠端への変倍の際に移動し、
    前記第2レンズ群が前記ウォブリングレンズ群B且つ第2のフォーカスレンズ群であり、
    前記第4レンズ群が前記ウォブリングレンズ群A且つ第1のフォーカスレンズ群であり、
    前記第1のフォーカスレンズ群は前記広角端にて前記無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群であり、
    前記第2のフォーカスレンズ群は前記望遠端にて前記無限遠から至近距離への合焦を行うフォーカスレンズ群であることを特徴とする請求項17に記載のズームレンズ。
  19. ズームレンズと、前記ズームレンズの像側に配置され前記ズームレンズにより形成された光学像に基づき電気信号を発生させる撮像素子とを含み、前記ズームレンズが請求項1から請求項18の何れか1項に記載のズームレンズであることを特徴とする撮像装置。
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