JP5608958B2 - 移動方向算出装置、移動方向算出プログラムおよび移動方向算出方法 - Google Patents
移動方向算出装置、移動方向算出プログラムおよび移動方向算出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5608958B2 JP5608958B2 JP2008090930A JP2008090930A JP5608958B2 JP 5608958 B2 JP5608958 B2 JP 5608958B2 JP 2008090930 A JP2008090930 A JP 2008090930A JP 2008090930 A JP2008090930 A JP 2008090930A JP 5608958 B2 JP5608958 B2 JP 5608958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- walking
- acceleration
- axis
- interval
- acceleration curve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
Description
まず、本実施の形態にかかる移動方向算出処理の概要について説明する。図1は、移動方向算出処理の概要を示す説明図である。
・X軸、Y軸方向の加速度曲線が最大値および最小値となる時間
・X軸、Y軸方向の加速度曲線の絶対値の積分値
・Z軸方向の加速度曲線の値が最小となる時のX軸、Y軸方向の加速度曲線の傾斜
・Z軸方向の加速度曲線の頂点数
・Z軸方向の加速度曲線の2つ目の頂点におけるX軸、Y軸方向の加速度
(2)「前」または「後」のどちらに移動しているかの可能性判断
(3)「右」または「左」のどちらに移動しているかの可能性判断
(4)「前後」、「左右」、「斜め」のいずれかに移動しているかの可能性判断
まず、本実施の形態にかかる移動方向算出装置のハードウェア構成について説明する。図2は、移動方向算出装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1にあらわしたように移動方向算出装置110は、たばこ箱サイズの小型装置である。また、移動方向算出装置110は、たとえば、PDA(Personal Digital Assistant)やPC(Personal Computer)などの既存の端末に以下で説明するハードウェア構成を追加したものでもよいし、専用の筐体からなる装置であってもよい。
つぎに、本実施の形態にかかる移動方向算出装置の機能的構成について説明する。図3は、移動方向算出装置の機能的構成を示すブロック図である。図3のように、移動方向算出装置110は、センサ部310と、演算処理部320と、記憶部330と、表示部340と、通信部350とから構成されている。
つぎに、加速度センサ311による検出値の扱いについて説明する。図1の概要にて説明したように、本実施の形態では、加速度センサ311の検出値から歩行体100が前後左右斜めの8方向のいずれかに進行しているか、そして、いかなる種類の歩行をおこなっているかを算出する。この算出をおこなうには、加速度センサ311による検出値から各種値を検出する必要がある。したがって、以下に、本実施の形態において、移動方向算出に利用する各種値の検出内容について説明する。
まず、歩行体100の一歩ごとの歩行間隔について説明する。図4は、一歩の歩行間隔の検出処理を示す説明図である。図4の曲線400は、加速度センサによって検出されたZ軸方向の加速度の連続値を示している。この曲線400からピークを検出し、t1とt2とにおける2つのピークの間隔AZMaxTを歩行体の一歩の間隔として検出する。なお、図4では、最大値側の2ピークを検出しているが、最小値側の2ピークを算出してもよい。最大値側、最小値側のいずれのピークを検出する場合も、あらかじめ設定したしきい値範囲(ここでは、一例として、35〜−40の範囲)を超えた値を検出することによって、誤検出を防ぐことができる。
つぎに、X軸方向、Y軸方向の加速度曲線の振幅とピーク間隔検出について説明する。図5−1は、X軸加速度の振幅の最大値と最小値との時差を示す説明図である。また、図5−2は、Y軸加速度の振幅の最大値と最小値との時差を示す説明図である。
つぎに、X軸方向、Y軸方向の加速度曲線の絶対値の和検出について説明する。図6−1は、X軸加速度の絶対値の和を示す説明図である。また、図6−2は、Y軸加速度の絶対値の和を示す説明図である。図6−1に示すように、X軸加速度の絶対値の和として検出されるのは曲線510のAXSumMである。また、図6−2に示すように、Y軸加速度の絶対値の和として検出されるのは曲線520のAYSumMである。なお、正確には、図6−1の場合も、図6−2の場合も、絶対値の和は、曲線400のピーク間隔に限定して検出される。
つぎに、X軸方向、Y軸方向の加速度曲線の変化率検出について説明する。図7は、加速度の変化率検出を示す説明図である。図7では、Z軸方向の加速度を示す曲線400の値が最小になる時間tminにおける他の軸の加速度を示す曲線510もしくは曲線520の変化率ΔMLを検出する。また、Z軸方向の加速度を示す曲線400の値が0になる時間t0における他の軸の加速度を示す曲線510もしくは曲線520の変化率ΔM0も検出する。
つぎに、X軸方向、Y軸方向の加速度曲線のピーク検出について説明する。図8は、一周期内の各軸のピークを示す説明図である。図8の曲線800は、歩行体100が忍び足歩行をした場合のZ軸方向の加速度の一例をあらわしている。曲線800のように、忍び足の場合は、一周期(しきい値範囲を超えたピーク間隔)の間に複数のピークが出現する。したがって、各ピークは出現順にP1、P2、…、Pnとして検出される。さらに、P2における他の軸の曲線510、520の加速度を特にpeak2AX(X軸方向の場合)、peak2AY(Y軸方向の場合)として検出する。
つぎに、蟹歩き検出について説明する。本実施の形態の場合、Y軸方向の加速度曲線が所定の振る舞いを示した場合に、歩行体100による蟹歩き歩行を判別することができる。図9−1は、左方向の蟹歩き判定を示す説明図である。また、図9−2は、右方向の蟹歩き判定を示す説明図である。
つぎに、上述した加速度センサの検出値を用いた移動方向算出処理の手順について説明する。図10〜図13は、進行方向算出処理の手順を示すフローチャートである。図10のフローチャートにおいて、まず、Z軸方向の加速度曲線の最大値(+)ピークから次の最大値(+)ピークまでを一歩の歩行間隔をあらわす一周期に設定する(ステップS1001)。以下、この一周期における各軸方向の加速度曲線の検出値を利用した処理をおこなう。
・振幅比<しきい値1Aかつ振幅比>しきい値1B:右斜め前スコア、右斜め後スコア、左斜め前スコア、左斜め後スコアにポイント加算
・振幅比<しきい値1Bの場合:右スコア、左スコアにポイント加算
・面積比<しきい値2Aかつ面積比>しきい値2B:右斜め前スコア、右斜め後スコア、左斜め前スコア、左斜め後スコアにポイント加算
・面積比<しきい値2Bの場合:右スコア、左スコアにポイント加算
前記検出手段によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定手段と、
前記歩行間隔特定手段によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線を用いて、前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後8方向の各方向に移動しているかの可能性をポイント化したスコアを算出する方向算出手段と、
前記8方向のうち、前記方向算出手段によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別手段と、
前記方向判別手段によって判別された方向を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする移動方向算出装置。
前記出力手段は、前記判別手段の判別結果に応じて前記歩行体が忍び足歩行中である旨の情報を出力することを特徴とする付記1〜13のいずれか一つに記載の移動方向算出装置。
前記方向判別手段は、前記方向算出手段によるポイント加算処理において、最も大きいスコアとなる方向を前記歩行体の移動方向と判別し、
前記歩き方判別手段は、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最大値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別し、
前記出力手段は、前記方向判別手段によって判別された方向とともに、前記歩き方判別手段の判別結果に応じて前記歩行体が蟹歩き歩行中である旨の情報を出力することを特徴とすることを特徴とする付記14または15に記載の移動方向算出装置。
前記方向算出手段は、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、左方向ポイントを大きくするポイント加算処理をおこない、
前記方向判別手段は、前記方向算出手段によるポイント加算処理において、最も大きいスコアとなる方向を前記歩行体の移動方向と判別し、
前記歩き方判別手段は、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別し、
前記出力手段は、前記方向判別手段によって判別された方向とともに、前記歩き方判別手段の判別結果に応じて前記歩行体が忍び足歩行中である旨の情報を出力することを特徴とする付記14〜16のいずれか一つに記載の移動方向算出装置。
前記歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度を検出する検出手段、
前記検出手段によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定手段、
前記歩行間隔特定手段によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線を用いて、前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後の8方向の各方向に移動しているかの可能性をポイント化したスコアを算出する方向算出手段、
前記8方向のうち、前記方向算出手段によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別手段、
前記方向判別手段によって判別された方向を出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする移動方向算出プログラム。
前記歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定工程と、
前記歩行間隔特定工程によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線を用いて、前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後の8方向の各方向に移動しているかの可能性をポイント化したスコアを算出する方向算出工程と、
前記8方向のうち、前記方向算出工程によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別工程と、
前記方向判別工程によって判別された方向を出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする移動方向算出方法。
110 移動方向算出装置
111 検出部
112 歩行間隔特定部
113 方向算出部
114 判別部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 HD
206 メモリドライブ
207 リムーバブルメモリ
208 ディスプレイ
209 入力I/F
210 各種センサ
211 ネットワークI/F
220 バス
230 ネットワーク(NET)
310 センサ部
311 加速度センサ
312 磁気センサ
313 ジャイロセンサ
320 演算処理部
330 記憶部
331 入力情報
332 出力情報
333 設定パラメータ
334 判定テーブル
335 演算アルゴリズム
340 表示部
350 通信部
Claims (9)
- 歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度とを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定手段と、
前記歩行間隔特定手段によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線から、前記各軸方向の加速度曲線を特徴付ける値を抽出する抽出手段と、
前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最大値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別する歩き方判別手段と、
前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後8方向の各方向に移動していると判断する一以上の条件のうち、前記抽出手段によって抽出された値が満たす条件の数を、各方向に移動している可能性を表すスコアとして算出するとともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最大値側のピークとなる場合、右方向のスコアを大きくするポイント加算処理をおこなう方向算出手段と、
前記8方向のうち、前記方向算出手段によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別手段と、
前記方向判別手段によって判別された方向とともに、前記歩き方判別手段の判別結果に応じて前記歩行体が蟹歩き歩行中である旨の情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする移動方向算出装置。 - 歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度とを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定手段と、
前記歩行間隔特定手段によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線から、前記各軸方向の加速度曲線を特徴付ける値を抽出する抽出手段と、
前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別する歩き方判別手段と、
前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後8方向の各方向に移動していると判断する一以上の条件のうち、前記抽出手段によって抽出された値が満たす条件の数を、各方向に移動している可能性を表すスコアとして算出するとともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、左方向ポイントを大きくするポイント加算処理をおこなう方向算出手段と、
前記8方向のうち、前記方向算出手段によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別手段と、
前記方向判別手段によって判別された方向とともに、前記歩き方判別手段の判別結果に応じて前記歩行体が忍び足歩行中である旨の情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする移動方向算出装置。 - 前記歩行間隔特定手段は、前記Z軸方向の加速度曲線の振幅がしきい値以上となるピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定することを特徴とする請求項1または2に記載の移動方向算出装置。
- 前記歩行間隔特定手段によって特定された歩行間隔において、前記Z軸方向の加速度曲線のピーク数が所定以上であった場合、前記歩行体が忍び足歩行していると判別する歩き方判別手段を備え、
前記出力手段は、前記歩き方判別手段の判別結果に応じて前記歩行体が忍び足歩行中である旨の情報を出力することを特徴とする請求項3に記載の移動方向算出装置。 - 前記方向判別手段は、前記歩き方判別手段によって前記歩行体が駆け足歩行していると判別された場合に、前記方向算出手段によって算出されたスコアが最も大きい方向の逆方向を前記歩行体の移動方向と判別するとともに、前記歩き方判別手段の判別結果に応じて前記歩行体が駆け足歩行中である旨の情報を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の移動方向算出装置。
- 歩行体に装着された加速度センサに装着された加速度センサからの出力を受け付けるコンピュータを、
前記歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度を検出する検出手段、
前記検出手段によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定手段、
前記歩行間隔特定手段によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線から、前記各軸方向の加速度曲線を特徴付ける値を抽出する抽出手段、
前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後8方向の各方向に移動していると判断する一以上の条件のうち、前記抽出手段によって抽出された値が満たす条件の数を、各方向に移動している可能性を表すスコアとして算出するとともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最大値側のピークとなる場合、右方向のスコアを大きくするポイント加算処理をおこなう方向算出手段、
前記8方向のうち、前記方向算出手段によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別手段、
前記方向判別手段によって判別された方向とともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最大値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別した判別結果に応じて前記歩行体が蟹歩き歩行中である旨の情報を出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする移動方向算出プログラム。 - 歩行体に装着された加速度センサに装着された加速度センサからの出力を受け付けるコンピュータを、
前記歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度を検出する検出手段、
前記検出手段によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定手段、
前記歩行間隔特定手段によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線から、前記各軸方向の加速度曲線を特徴付ける値を抽出する抽出手段、
前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後8方向の各方向に移動していると判断する一以上の条件のうち、前記抽出手段によって抽出された値が満たす条件の数を、各方向に移動している可能性を表すスコアとして算出するとともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、左方向ポイントを大きくするポイント加算処理をおこなう方向算出手段、
前記8方向のうち、前記方向算出手段によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別手段、
前記方向判別手段によって判別された方向とともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別した判別結果に応じて前記歩行体が忍び足歩行中である旨の情報を出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする移動方向算出プログラム。 - 歩行体に装着された加速度センサに装着された加速度センサからの出力を受け付ける装置が、
前記歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定工程と、
前記歩行間隔特定工程によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線から、前記各軸方向の加速度曲線を特徴付ける値を抽出する抽出工程と、
前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後8方向の各方向に移動していると判断する一以上の条件のうち、前記抽出工程によって抽出された値が満たす条件の数を、各方向に移動している可能性を表すスコアとして算出するとともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最大値側のピークとなる場合、右方向のスコアを大きくするポイント加算処理をおこなう方向算出工程と、
前記8方向のうち、前記方向算出工程によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別工程と、
前記方向判別工程によって判別された方向とともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最大値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別した判別結果に応じて前記歩行体が蟹歩き歩行中である旨の情報を出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする移動方向算出方法。 - 歩行体に装着された加速度センサに装着された加速度センサからの出力を受け付ける装置が、
前記歩行体の正面方向となるX軸と、前記正面方向に対して直角に交わる当該歩行体の左右方向となるY軸と、当該歩行体の垂直方向となるZ軸との3軸方向の加速度を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出されたZ軸方向の加速度の連続値をあらわす加速度曲線のピーク間隔を前記歩行体の歩行間隔として特定する歩行間隔特定工程と、
前記歩行間隔特定工程によって特定された歩行間隔における前記各軸方向の加速度曲線から、前記各軸方向の加速度曲線を特徴付ける値を抽出する抽出工程と、
前記歩行体が前後、左右、右斜め前後、左斜め前後8方向の各方向に移動していると判断する一以上の条件のうち、前記抽出工程によって抽出された値が満たす条件の数を、各方向に移動している可能性を表すスコアとして算出するとともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、左方向ポイントを大きくするポイント加算処理をおこなう方向算出工程と、
前記8方向のうち、前記方向算出工程によって算出されたスコアが最も大きい方向を前記歩行体の移動方向と判別する方向判別工程と、
前記方向判別工程によって判別された方向とともに、前記Z軸方向の加速度曲線の前記歩行間隔の開始位置が前記Y軸方向の加速度曲線の最小値側のピークとなる場合、前記歩行体が蟹歩き歩行をしていると判別した判別結果に応じて前記歩行体が忍び足歩行中である旨の情報を出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする移動方向算出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008090930A JP5608958B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 移動方向算出装置、移動方向算出プログラムおよび移動方向算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008090930A JP5608958B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 移動方向算出装置、移動方向算出プログラムおよび移動方向算出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009244102A JP2009244102A (ja) | 2009-10-22 |
JP5608958B2 true JP5608958B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=41306160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008090930A Active JP5608958B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 移動方向算出装置、移動方向算出プログラムおよび移動方向算出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5608958B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5691387B2 (ja) * | 2009-10-30 | 2015-04-01 | カシオ計算機株式会社 | 歩行計測装置、歩行計測方法およびプログラム |
JP5392157B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2014-01-22 | 富士通株式会社 | モーション判定装置、モーション判定方法、およびコンピュータプログラム |
JP5935365B2 (ja) * | 2012-02-07 | 2016-06-15 | セイコーエプソン株式会社 | 状態検出装置、電子機器及びプログラム |
JP5900655B2 (ja) * | 2012-12-12 | 2016-04-06 | 富士通株式会社 | 加速度センサ出力処理プログラム,処理方法,処理装置及び歩行評価プログラム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0737103A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-07 | Olympus Optical Co Ltd | 傾き角度検出装置 |
JP2000113103A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Ricoh Co Ltd | 文書画像の方向判定方法、装置および記録媒体 |
JP2002109062A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 健康増進システム |
JP4126388B2 (ja) * | 2002-04-08 | 2008-07-30 | カシオ計算機株式会社 | 歩行方向検出装置及びプログラム |
JP2003325717A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-18 | Casio Comput Co Ltd | 運動履歴記録装置及び運動履歴記録プログラム |
JP4205930B2 (ja) * | 2002-11-11 | 2009-01-07 | 住友精密工業株式会社 | 携帯用自律航法装置 |
JP2005237926A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Mikio Uehara | 歩行距離と時刻を記録する機能付の靴 |
JP4706310B2 (ja) * | 2005-04-13 | 2011-06-22 | パナソニック電工株式会社 | 歩数計 |
JP4904861B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2012-03-28 | ソニー株式会社 | 体動検出装置、体動検出方法および体動検出プログラム |
-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008090930A patent/JP5608958B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009244102A (ja) | 2009-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100565040B1 (ko) | 3차원 사용자 입력 장치를 사용한 3차원 그래픽 화면상의 사용자 인터페이스 방법 및 이를 위한 기록 매체 | |
EP2353064B1 (en) | Method and device for inputting force intensity and rotation intensity based on motion sensing | |
Hinckley et al. | The videomouse: a camera-based multi-degree-of-freedom input device | |
KR100827236B1 (ko) | 포인팅 디바이스, 포인터 이동 방법 및 상기 포인터를디스플레이하는 디스플레이 장치 | |
JP5608958B2 (ja) | 移動方向算出装置、移動方向算出プログラムおよび移動方向算出方法 | |
JP5392093B2 (ja) | 入力装置、制御装置、制御システム、制御方法及びハンドヘルド装置 | |
EP2919481A1 (en) | Remote control device, display device, and method for controlling same | |
JP2000504450A (ja) | ユーザフィードバックメカニズムによるカーソル制御 | |
JP2004227563A (ja) | 慣性センサの積分 | |
CN103092470A (zh) | 信息处理设备,信息处理方法和程序 | |
JPWO2020194598A1 (ja) | 歩行判別装置、歩行判別方法、およびプログラム | |
CN107003778A (zh) | 信息处理装置及信息处理装置的控制方法 | |
Benzina et al. | Phone-based motion control in vr: analysis of degrees of freedom | |
JP2010281579A (ja) | 移動方向算出装置および移動方向算出プログラム | |
WO2009104985A1 (ru) | Способ определения координат манипулятора типа «мышь» или «элeктpoннoe пepo» и устройство для его осуществления | |
WO2005098760A1 (ja) | 描画方法、描画プログラム、および描画装置 | |
JP6182273B2 (ja) | ハンドコントロール装置 | |
JP3710603B2 (ja) | ペン型入力装置 | |
JP5098919B2 (ja) | 移動方向算出装置、移動方向算出プログラムおよび移動方向算出方法 | |
JP3841952B2 (ja) | ペン型入力装置 | |
JP6518931B1 (ja) | 仮想空間表示システム | |
KR100636094B1 (ko) | 3차원 사용자 입력 장치 및 그 입력 처리 방법 | |
KR101066954B1 (ko) | 포인팅 디바이스를 이용한 사용자 명령 입력 시스템 및 방법 | |
Hwang et al. | Motion-based Interaction for Mirror World in Mobile Devices | |
KR200429065Y1 (ko) | 동작인식기반 입력장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130521 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130722 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140708 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140818 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5608958 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |