JP5597927B2 - ワーク移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コーヒーなどの清涼飲料をカップ状容器に充填してなるカップ飲料などのワークを、収納箱に装填移載して箱詰めするのに好適に利用可能なワーク移載装置に関する。
カップ飲料などのワークを箱詰めする箱詰め装置のワーク移載装置として、複数のワークを吸着や挟持により保持するワーク保持手段と、ワーク保持手段を昇降する昇降手段と、ワーク保持手段をワークの受取位置と受渡位置とにわたって略水平に移送する移送手段とを備えたものが広く採用されている。このワーク移載装置では、先ず受取位置に移送された複数のワークをワーク保持手段により保持し、次に昇降手段によりワーク保持手段とともに上昇位置へ上昇させ、次に移送手段によりワーク保持手段とともに受取位置から受渡位置の上方へ移送し、次にワーク保持手段とともに下降位置へ下降させて、受渡位置に配置されている収容箱内へ複数のワークを装填移載するように構成されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開平11−91704号公報 特開2000−168707号公報
ところで、前記特許文献1、2記載の箱詰め装置では、収容箱内に複数のワークを装填移載してから、次のワークを箱詰めするために、ワークを保持していない状態、即ち空の状態でワーク保持手段を受取位置へ移送する必要があり、その分ワークの移載処理能力が低下するという問題があった。また、このような昇降手段及び移送手段による直線運動のみによりワークを移載するワーク移載装置は、大型且つ構造が複雑で故障が発生し易いという問題もある。
本発明の目的は、動作の無駄を省いて処理能力を向上できるとともに故障の発生を少なくでき、しかも構造が簡単で安価に製作できるとともに小型に構成可能なワーク移載装置を提供することである。
本発明に係るワーク移載装置は、ワークを保持するためのワーク保持手段を有する1組のワーク保持ユニットであって、回転軸を挟んでその両側に設けた1組のワーク保持ユニットと、前記回転軸を中心とした回転運動と回転軸の軸方向への直線運動とによって、一方のワーク保持ユニットをワークの受取位置から受渡位置へ移送するとともに、他方のワーク保持ユニットをワークの受渡位置から受取位置へ移送して、両ワーク保持ユニットを受取位置と受渡位置とに交互に位置切換えする位置切換手段とを有し、前記ワーク保持手段として、上端部において回動自在に枢支され、下端部でワークを着脱自在に保持可能な複数の保持爪と、前記複数の保持爪の上端部間に配置した操作駒と、該操作駒を上下方向に操作する操作ロッドとを有し、前記複数の保持爪における操作駒との対向面に上下1対の突出部を形成し、前記操作ロッドにより操作駒を上側へ操作すると、該操作駒が保持爪の上側の突出部に当接して、前記複数の保持爪閉状態へ操作されるとともに、該閉状態において、複数の保持爪の上側の突出部の先端部間に操作駒が配置されて、該突出部の先端部が操作駒に当接することで、該複数の保持爪の開状態側への回動が規制されて、該複数の保持爪が閉状態に保持され、前記操作ロッドにより操作駒を下側へ操作すると、該操作駒が保持爪の下側の突出部に当接して、前記複数の保持爪開状態へ操作されるようになしたワーク保持手段を設け、一方のワーク保持ユニットによりワークの受け取り動作を行なっている間に、他方のワーク保持ユニットによりワークの受け渡し動作を行なうものである。
このワーク移載装置では、受取位置のワークをワーク保持ユニットで保持して、位置切換手段によりワーク保持ユニットを受取位置から受渡位置へ移送し、ワーク保持ユニットに保持しているワークを受渡位置へ移載することになるが、回転軸を挟んでその両側に1組のワーク保持ユニットを設けているので、一方のワーク保持ユニットにより受取位置から受渡位置へワークを移送している間に、他方のワーク保持ユニットを空の状態で受渡位置から受取位置へ移送することが可能となり、ワーク保持ユニットを受取位置へ復帰させるときにおける動作の無駄を省いて、ワーク移載作業の処理速度を大幅に高めることができる。しかも、回転軸を中心とした回転運動と、回転軸の軸方向への直線運動とによりワーク保持ユニットを移動させてワークを移載できるので、直線運動のみでワークを移載するワーク移載装置と比較して、位置切換手段の構成を簡単にして、その製作コストを安くできるとともに故障の発生を少なくでき、しかも位置切換手段を小型に構成することができる。また、ワーク保持手段として吸着によりワークを保持するように構成したものを採用することも可能であるが、複数の保持爪によりワークを保持するワーク保持手段を採用しているので、適当な箇所に吸着可能な部分が存在しない場合でも保持できる。また、ワーク保持手段として、前記複数の保持爪の上端部間に配置した操作駒と、該操作駒を上下方向に操作する操作ロッドとを有し、前記複数の保持爪における操作駒との対向面に上下1対の突出部を形成したものを用いているので、複数の保持爪をワークの保持状態に機械的にロックでき、保持したワークの脱落を確実に防止できる。
ここで、前記操作ロッドを上方へ付勢するバネ部材を設けることが好ましい実施の形態である。この場合には、閉状態では、エアシリンダが停止したとしても、バネ部材の付勢力で操作ロッドが上方へ付勢されているので、操作駒と上側の突出部との係合が機械的に維持されて、複数の保持爪により保持したカップ飲料が不用意に脱落することが防止される。
また、前記ワーク保持ユニットに複数のワーク保持手段を設けることが好ましい。このように構成することで、複数のワークを同時に移載できるので、移載効率を向上する上で好ましい。例えば、複数個のワークを収納箱等に順次箱詰めする場合には、1つの収納箱に箱詰めするワークの個数に対応する個数のワーク保持手段をワーク保持ユニットに設け、ワーク保持ユニットに該複数個のワークを同時に保持させて、受渡位置において収納箱にこれら複数のワークを同時に装填移載するように構成して、移載作業の効率化を図ることができる。ただし、複数のワークを複数回に分けて収納箱に装填移載するように構成することも可能である。
前記ワーク保持ユニットにより同時に移載する複数のワークを、前記複数のワークが受取位置において設定間隔おきに配置されるように、各ワークの高さ方向の途中部を保持して間隔調整しながら受取位置へ移送するスクリューコンベアを設けることが好ましい実施の形態である。この場合には、スクリューコンベアにより受取位置へ複数のワークを効率的に移送できるとともに、受取位置におけるワークの間隔をスクリューコンベアにより精度良く適正な間隔に設定することができる。このため、ワーク保持手段によりワークを保持するときに、ワーク保持手段とワークとの位置関係がずれることにより、ワークが破損するという不具合を防止できる。
前記複数のワークを下側から支持しながら受取位置へ移送するベルトコンベアを前記スクリューコンベアに併設し、前記ベルトコンベアによる移送速度を前記スクリューコンベアによる移送速度よりも速く設定することも好ましい実施の形態である。受取位置へのワークの移送は、スクリューコンベアのみにより行なうことも可能であるが、移送面に対するワークの摩擦抵抗により、ワークに倒れ込みが発生する可能性があるので、スクリューコンベアとベルトコンベアとを併用して移送することが好ましい。また、ベルトコンベアの移送速度は、スクリューコンベアと同じに設定することもできるが、多少速めに設定することで、スクリューコンベアの螺旋溝に対して確実にワークを保持させることが可能となり、スクリューコンベアに対するワークの保持不良を防止できる。
前記位置切換手段に、前記回転軸を軸方向へ直線運動させるため、回転運動を直線運動に変換するカム手段を設けることも好ましい実施の形態である。シリンダ等で回転軸を往復直線運動させることも可能であるが、回転軸の回転と同期して、回転軸を往復直線運動させる必要があるので、回転運動を直線運動に変換するカム手段を備えたものを採用することが、安価に製作可能で、しかも動作に対する信頼性が高くなるので好ましい。
前記位置切換手段に、ワーク保持ユニットの移送抵抗が設定値以上になったときに、前記ワーク保持ユニットの移送を規制する移送規制手段を設けることも好ましい実施の形態である。このように構成することで、ワーク保持ユニットによるワークの移送時に、例えばワーク保持ユニットが異物と接触するなどしたときに、移送規制手段によりワーク保持ユニットの移送が規制されるので、ワーク保持ユニットに無理な荷重が作用することを防止して、ワーク移載装置の破損を防止できるので好ましい。
前記ワークがコップ状の容器であり、1つの包装箱に収納される複数個の容器を受取位置に移送し、これら複数の容器をワーク保持ユニットにより保持して、受渡位置に移送された包装箱内に装填移載することが好ましい実施の形態である。このような容器の箱詰め装置に本発明のワーク移載装置を好適に適用することができる。
請求項1に係るワーク移載装置によれば、回転軸を挟んでその両側に1組のワーク保持ユニットを設けるという構成を採用しているので、一方のワーク保持ユニットにより受取位置から受渡位置へワークを移送している間に、他方のワーク保持ユニットを空の状態で受渡位置から受取位置へ移送することが可能となり、ワーク保持ユニットを受取位置へ復帰させるときにおける動作の無駄を省いて、ワーク移載作業の処理速度を大幅に高めることができる。しかも、回転軸を中心とした回転運動と、回転軸の軸方向への直線運動とによりワーク保持ユニットを移動させてワークを移載できるので、直線運動のみでワークを移載するワーク移載装置と比較して、位置切換手段の構成を簡単にして、その製作コストを安くできるとともに故障の発生を少なくでき、しかも位置切換手段を小型に構成することができる。また、ワーク保持手段として吸着によりワークを保持するように構成したものを採用することも可能であるが、複数の保持爪によりワークを保持するワーク保持手段を採用しているので、適当な箇所に吸着可能な部分が存在しない場合でも保持できる。また、ワーク保持手段として、前記複数の保持爪の上端部間に配置した操作駒と、該操作駒を上下方向に操作する操作ロッドとを有し、前記複数の保持爪における操作駒との対向面に上下1対の突出部を形成したものを用いているので、複数の保持爪をワークの保持状態に機械的にロックでき、保持したワークの脱落を確実に防止できる。
カップ飲料の製造ラインの下流部の説明図 箱詰め装置の要部平面図 ワーク移送手段の正面図 箱移送手段の正面図 ベルトコンベアを除去した状態での図2のV-V線断面図 位置切換手段の正面図 図6のIIV矢視図 ワーク保持ユニット要部の一部切欠正面図 ワーク保持ユニットの側面図 ワーク保持手段の底面図 内レバー及び外レバーの(a)は平面図、(b)は正面図
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、カップ状容器にコーヒーなどの清涼飲料を充填したカップ飲料1の製造ラインの下流部の平面図で、清涼飲料を充填して開口部に封止フィルムを貼着したカップ飲料1は、製造ラインLに沿って搬送されながら、その製造ラインLの下流部において、蓋嵌合装置10により上蓋2が嵌合され、印字装置11によりカップ状容器の側面に賞味期限が印刷され、貼着装置12によりカップ状容器の側面にストロが貼着される。そして、2系統の搬送ラインLa、Lbに分流されて箱詰め装置13へ搬送され、箱詰め装置13により5行×2列に配置された計10個のカップ飲料1を1セットとして、段ボール箱などからなる収容箱3に順次箱詰めされることになる。なお、符号14は、カップ飲料1を一次的に貯留して、箱詰め装置13へのカップ飲料1の供給を調整する供給調整装置である。また、符号15は、ストロの貼付不良などのNG品を排出するための排出ラインであり、符号16は、サンプル品を排出するための排出ラインである。
本実施の形態は、このようなカップ飲料1の製造ラインLにおいて、ワークとしてのカップ飲料1を収容箱3に箱詰めする箱詰め装置13に、本発明に係るワーク移載装置を適用した場合のものである。ただし、本発明に係るワーク移載装置は、カップ飲料1以外の各種物品からなるワークの箱詰め装置13にも適用できるし、箱詰め以外のワーク移載装置にも適用できる。
箱詰め装置13は、図1〜図4に示すように、供給調整装置14から箱詰め装置13の受取位置P1へカップ飲料1を2列で順次移送する2系統の搬送ラインLa、Lbを構成する1対のワーク移送手段20と、受取位置P1の前側に隣接配置される受渡位置P2へ収容箱3を順次移送する箱移送手段30と、受取位置P1に2列で移送されて受取位置P1に5行2列で配列された計10個のカップ飲料1を受渡位置P2に移送された収容箱3内に装填移載するワーク移載手段40とを備えている。ただし、受取位置P1に配置されるカップ飲料1の個数や配列は、収容箱3内に装填するカップ飲料1の個数や配列に応じて任意に設定することができる。なお、符号3aは、収容箱3の高さ方向の中敷に形成した装填穴で、この装填穴3aにカップ飲料1を装填することで、収容箱3に対して安定性良く10個のカップ飲料1を箱詰めできるように構成されている。
ワーク移送手段20は、図1〜図3、図5に示すように、供給調整装置14から箱詰め装置13の受取位置P1まで延びる前後に併設した2系統のベルトコンベア21と、両ベルトコンベア21の受取位置P1の上方に併設したスクリューコンベア22とを備えている。
ベルトコンベア21は、1対のプーリ23間に張設されて循環駆動される無端ループ状のベルト24を備えた周知の構成のものである。ベルトコンベア21の上方には、カップ飲料1の上方への移動を規制する上部案内ロッド25と、カップ飲料1の高さ方向の途中部の前後両側に配置されて、カップ飲料1の横倒れを防止する前後1対の側部案内ロッド26とが、ベルトコンベア21に沿って設けられ、カップ飲料1は、上部案内ロッド25と側部案内ロッド26とに案内されながら順次移送されるように構成されている。
受取位置P1において前後のベルトコンベア21の上方には前後1対のスクリューコンベア22が間隔をあけて略平行に設けられ、両スクリューコンベア22間にはカップ飲料1の高さ方向の途中部を移送方向へ案内する案内ロッド27が設けられている。スクリューコンベア22の外周部にはカップ飲料1の高さ方向の途中部を保持可能な螺旋溝22aが形成され、ベルトコンベア21により移送されたカップ飲料1は、受取位置P1の直前において、スクリューコンベア22の螺旋溝22aと案内ロッド27間に保持されて、スクリューコンベア22により移送方向に間隔調整されながら、ベルトコンベア21及びスクリューコンベア22により、設定間隔おきに受取位置P1に移送される。また、前後のベルトコンベア21及び前後のスクリューコンベア22は同期駆動されて、受取位置P1には5個のカップ飲料1が前後2列で順次移送されることになる。なお、符号28は、前後のスクリューコンベア22を同期回転駆動する駆動手段である。
ベルトコンベア21による移送速度はスクリューコンベア22による移送速度よりも多少速く設定され、スクリューコンベア22の螺旋溝22aに対して確実にカップ飲料1を保持させて受取位置P1へ移送できるように構成されている。
箱移送手段30は、図1、図2、図4に示すように、1対のプーリ31間に張設されて循環駆動される無端ループ状の2本のベルト32を有するベルトコンベアと、ベルト32により移送される収容箱3間に一定の間隔が形成されるように、ベルト32の上側に突出状に設けた間隔設定具33とを備えている。箱移送手段30は、ワーク移送手段20の前側にワーク移送手段20と略平行に配置されている。この箱移送手段30では、収容箱3に対してカップ飲料1を移載装填する毎に、受渡位置P2に新たな空の収容箱3を順次供給するとともに、カップ飲料1の移載(箱詰め)が完了した収容箱3を受渡位置P2外へ移送する。なお、収容箱3には、10個のカップ飲料1が5行2列の配列で収容されることになる。
ワーク移載手段40は、カップ飲料1を保持するためのワーク保持手段41を有する1組のワーク保持ユニット42であって、回転軸43を挟んでその両側に設けた1組のワーク保持ユニット42と、回転軸43を中心とした回転運動と回転軸43の軸方向への直線運動とによって、一方のワーク保持ユニット42をカップ飲料1の受取位置P1から受渡位置P2へ移送するとともに、他方のワーク保持ユニット42をカップ飲料1の受渡位置P2から受取位置P1へ移送して、両ワーク保持ユニット42を受取位置P1と受渡位置P2とに交互に位置切換えする位置切換手段44とを備え、一方のワーク保持ユニット42によりカップ飲料1の受け取り動作を行なっている間に、他方のワーク保持ユニット42によりカップ飲料1の受け渡し動作を行なうものである。
図2、図6〜図9に示すように、受取位置P1と受渡位置P2間において箱詰め装置13の機枠には案内スリーブ45が立設固定され、回転軸43は案内スリーブ45に回転自在に且つ一定高さ上下方向に移動自在に案内支持されている。案内スリーブ45から上方へ突出する回転軸43の上端部には回転軸43を挟んでその両側へ延びるアーム46が設けられ、ワーク保持ユニット42は両アーム46の端部にそれぞれ固定支持されている。具体的には、アーム46の端部にはアーム46から両側方へ略水平に延びるワーク保持ユニット42のベース板47が固定され、ベース板47には収容箱3に装填するカップ飲料1の配列に対応させて10個のワーク保持手段41が5行2列の配列で設けられている。隣接する2列のワーク保持手段41間においてベース板47上にはエアシリンダ48がピストンロッド48aを上方に向けてそれぞれ設けられ、ピストンロッド48aの上端部には隣接する2つのワーク保持手段41を開閉操作するための操作アーム49がそれぞれ固定され、これら5個のエアシリンダ48により10個のワーク保持手段41を同時に駆動できるように構成されている。
ワーク保持手段41について説明すると、図6〜図9に示すように、ワーク保持手段41の配設位置においてベース板47の上面側にはガイドスリーブ50が立設固定され、ガイドスリーブ50には操作ロッド51がベース板47を貫通して上下方向に移動自在に挿通されている。ワーク保持手段41の配設位置においてベース板47の下面側には支持部材52が固定され、支持部材52には下方へ延びる4本の保持爪53が、操作ロッド51を中心としてその外側に周方向に一定間隔おきに設けられ、各保持爪53の上端部はピン部材54を介して支持部材52に回動自在に支持されている。操作ロッド51の下端部には4本の保持爪53の基端部(上端部)間に配置される操作駒55が固定され、操作ロッド51はその上端部に外装したバネ部材56により上方へ付勢されている。保持爪53の操作駒55との対向面には上下1対の突出部53a、53bが形成され、エアシリンダ48により操作アーム49を介して操作ロッド51を上方へ操作すると、操作駒55が上側の突出部53aに当接して、4つの保持爪53が図8に実線で図示の閉状態となり、操作ロッド51を下方へ操作すると、操作駒55が下側の突出部53bに当接して、4つの保持爪53が図8に仮想線で図示の開状態となるように構成されている。保持爪53の下端部には鍵爪状の爪部53cが4本の保持爪53の中央部側へ向けて突出状に形成され、4本の保持爪53の爪部53cをカップ飲料1の側面上部に係合させて、ワーク保持手段41によりカップ飲料1を保持できるように構成されている。また、閉状態では、エアシリンダ48が停止したとしても、バネ部材56の付勢力で操作ロッド51が上方へ付勢されているので、操作駒55と上側の突出部53aとの係合が機械的に維持されて、4つの保持爪53により保持したカップ飲料1が不用意に脱落することが防止されるように構成されている。図10に示すように、操作駒55は横断面正方形状に形成され、突出部53a、53bが面的に接触することで、操作駒55と突出部53a、53bとの摺動部における磨耗による耐久性低下が防止されている。なお、4つの保持爪53をワークの保持状態に機械的にロックするロック手段は、バネ部材56及び操作駒55などで構成されている。
位置切換手段44について説明すると、図2、図6、図7に示すように、回転軸43の下端部は案内スリーブ45を挿通して下方へ突出され、案内スリーブ45から下側へ突出する回転軸43の下端部の上部にはプーリ57が固定され、プーリ57にはスクリューコンベア22と同期回転するタイミングベルト58が張設されている。
回転軸43を上下方向に往復直線運動させるため、回転運動を往復直線運動に変換するカム手段60が設けられている。このカム手段60について説明すると、図6、図7、図11に示すように、案内スリーブ45から下側へ突出する回転軸43の側方には1対の支持板61が機枠から下方へ突出状に設けられ、支持板61間にはカム板62が支軸63を中心として回転自在に支持され、支軸63に固定したプーリ64にはタイミングベルト65が張設され、カム板62は回転軸43と連動して回転するように構成されている。支軸63の側方において支持板61間には枢支軸66が架設され、枢支軸66には、1対の内側レバー67とその外側に配置した1対の外側レバー68とが回転自在に枢支され、内側レバー67の途中部間にはカム板62の外周に当接するカム用コロ69が回転自在に支持され、両内側レバー67の先端部には外方へ突出して外側レバー68の先端近傍部に下側から当接する受け板70が固定され、外側レバー68は受け板70を介して内側レバー67により上方へ操作されるように構成されている。プーリ57の下側において回転軸43には上下1対の鍔部43aが形成され、外側レバー68の先端部には上下の鍔部43a間に嵌合する上下駆動用コロ71が回転自在に且つ内側へ向けて突出状に設けられ、外側レバー68が枢支軸66を中心として回動し、外側レバー68の先端部が上下移動すると、上下駆動用コロ71及び鍔部43aを介して回転軸43が上下方向に往復運動するように構成されている。
この位置切換手段44では、カム板62が回転することによりカム用コロ69を介して、内側レバー67の先端部が枢支軸66を中心に上下方向に往復回動するとともに、内側レバー67の先端部の受け板70を介して外側レバー68の先端部が内側レバー67とともに枢支軸66を中心に上下方向に往復回動する。そして、外側レバー68を介して回転軸43が上下方向に往復運動して、ワーク保持ユニット42が、図6に実線で図示の上昇位置と仮想線で図示の下降位置とにわたって上下方向に往復運動することになる。また、ワーク保持ユニット42を上昇位置に移動させた状態で、回転軸43が180°回転することで、一方のワーク保持ユニット42がカップ飲料1の受取位置P1の上方位置から受渡位置P2の上方位置へ移送されるとともに、他方のワーク保持ユニット42がカップ飲料1の受渡位置P2の上方位置から受取位置P1の上方位置へ移送される。そして、回転軸43を中心にワーク保持ユニット42の位置を切換えた後、ワーク保持ユニット42を下降位置へ下降させて、一方のワーク保持ユニット42を受取位置P1から受渡位置P2へ移送するとともに、他方のワーク保持ユニット42を受渡位置P2から受取位置P1へ移送することになる。尚、ワーク保持ユニット42の下側に異物等が挟まるなどして、ワーク保持ユニット42の下方への移動抵抗が設定値以上になると、図11に仮想線で示すように、受け板70が外側レバー68から離れて、内側レバー67のみが下側へ回動することで、ワーク保持手段41に対して無理な力が作用することが防止される。また、符号72は、内側レバー67が外側レバー68と相対的に下側へ回動したことを検出するセンサーで、このセンサー72により異物等が挟まっていることを検出して、箱詰め装置13を停止させるとともに、作業者に警告を発するように構成されている。
この箱詰め装置13によりカップ飲料1を箱詰めする際には、先ずワーク移送手段20により受取位置P1に10個のカップ飲料1を5行2列で順次移送するとともに、受渡位置P2に収容箱3を移送する。次に、ワーク保持ユニット42を下降位置へ移動させて、受取位置P1に移送された10個のカップ飲料1を、ワーク保持ユニット42に設けた10個のワーク保持手段41の4つの保持爪53でそれぞれ保持し、これら10個のワークをワーク保持ユニット42とともに、上昇位置へ上昇させてから180度回転させ、その後下降位置へ下降させて、受取位置P1から受渡位置P2へ移送し、受渡位置P2において収容箱3内に移載することになる。次に、カップ飲料1を箱詰めした後の空のワーク保持ユニットを上昇位置へ移動させてから180度回転させ、その後下降位置へ下降させて、受取位置に移送された次のカップ飲料1をワーク保持手段41で保持して、前記と同様に受渡位置へ順次移送するという動作を繰り返し行なって、収容箱3にカップ飲料1を順次箱詰めすることになる。一方、この箱詰め装置13では、回転軸43を挟んでその両側に1組のワーク保持ユニット42を設けているので、一方のワーク保持ユニット42により受取位置P1から受渡位置P2へカップ飲料1を移送している間に、他方のワーク保持ユニット42を空の状態で受渡位置P2から受取位置P1へ移送して、2つのワーク保持ユニット42によりカップ飲料1を収容箱3に順次箱詰めすることになる。
このように、この箱詰め装置13では、回転軸43を挟んでその両側にワーク保持ユニット42を設けるという簡単な構成で、一方のワーク保持ユニット42を受渡位置P2から受取位置P1へ移送させるときにおける無駄時間を利用して、他方のワーク保持ユニット42を受取位置P1から受渡位置P2へ移送できるので、箱詰め作業の大幅な効率化を図ることができる。しかも、回転軸43を中心とした回転運動と、回転軸43の軸方向への直線運動とによりワーク保持ユニット42を移動させてカップ飲料1を移載できるので、直線運動のみでカップ飲料1を移載するワーク移載装置と比較して、位置切換手段44の構成を簡単にして、その製作コストを安くできるとともに故障の発生を少なくでき、しかも位置切換手段44を小型に構成することができる。
また、スクリューコンベア22により受取位置P1へ複数のカップ飲料1を移送するので、受取位置P1におけるカップ飲料1の間隔を精度良く適正な間隔に設定することができ、ワーク保持手段41によりカップ飲料1を保持するときに、ワーク保持手段41とカップ飲料1との位置関係がずれることを防止して、ワーク保持手段41がカップ飲料1に当ることで、カップ飲料1が破損するという不具合を防止できる。
1 カップ飲料 2 上蓋
3 収容箱 3a 装填穴
10 蓋嵌合装置 11 印字装置
12 貼着装置 13 箱詰め装置
14 供給調整装置 15 排出ライン
16 排出ライン
20 ワーク移送手段 21 ベルトコンベア
22 スクリューコンベア 22a 螺旋溝
23 プーリ 24 ベルト
25 上部案内ロッド 26 側部案内ロッド
27 案内ロッド 28 駆動手段
30 箱移送手段 31 プーリ
32 ベルト 33 間隔設定具
40 ワーク移載手段 41 ワーク保持手段
42 ワーク保持ユニット 43 回転軸
43a 鍔部 44 位置切換手段
45 案内スリーブ 46 アーム
47 ベース板 48 エアシリンダ
48a ピストンロッド 49 操作アーム
50 ガイドスリーブ 51 操作ロッド
52 支持部材 53 保持爪
53a 突出部 53b 突出部
53c 爪部 54 ピン部材
55 操作駒 56 バネ部材
57 プーリ 58 タイミングベルト
60 カム手段 61 支持板
62 カム板 63 支軸
64 プーリ 65 タイミングベルト
66 枢支軸 67 内側レバー
68 外側レバー 69 カム用コロ
70 受け板 71 上下駆動用コロ
72 センサー
P1 受取位置 P2 受渡位置

Claims (8)

  1. ワークを保持するためのワーク保持手段を有する1組のワーク保持ユニットであって、回転軸を挟んでその両側に設けた1組のワーク保持ユニットと、
    前記回転軸を中心とした回転運動と回転軸の軸方向への直線運動とによって、一方のワーク保持ユニットをワークの受取位置から受渡位置へ移送するとともに、他方のワーク保持ユニットをワークの受渡位置から受取位置へ移送して、両ワーク保持ユニットを受取位置と受渡位置とに交互に位置切換えする位置切換手段と、
    を有し、
    前記ワーク保持手段として、上端部において回動自在に枢支され、下端部でワークを着脱自在に保持可能な複数の保持爪と、前記複数の保持爪の上端部間に配置した操作駒と、該操作駒を上下方向に操作する操作ロッドとを有し、前記複数の保持爪における操作駒との対向面に上下1対の突出部を形成し、前記操作ロッドにより操作駒を上側へ操作すると、該操作駒が保持爪の上側の突出部に当接して、前記複数の保持爪閉状態へ操作されるとともに、該閉状態において、複数の保持爪の上側の突出部の先端部間に操作駒が配置されて、該突出部の先端部が操作駒に当接することで、該複数の保持爪の開状態側への回動が規制されて、該複数の保持爪が閉状態に保持され、前記操作ロッドにより操作駒を下側へ操作すると、該操作駒が保持爪の下側の突出部に当接して、前記複数の保持爪開状態へ操作されるようになしたワーク保持手段を設け、
    一方のワーク保持ユニットによりワークの受け取り動作を行なっている間に、他方のワーク保持ユニットによりワークの受け渡し動作を行なう、
    ことを特徴とするワーク移載装置。
  2. 前記操作ロッドを上方へ付勢するバネ部材を設けた請求項1記載のワーク移載装置。
  3. 前記ワーク保持ユニットに複数のワーク保持手段を設けた請求項1又は2記載のワーク移載装置。
  4. 前記ワーク保持ユニットにより同時に移載する複数のワークを、前記複数のワークが受取位置において設定間隔おきに配置されるように、各ワークの高さ方向の途中部を保持して間隔調整しながら受取位置へ移送するスクリューコンベアを設けた請求項3記載のワーク移載装置。
  5. 前記複数のワークを下側から支持しながら受取位置へ移送するベルトコンベアを前記スクリューコンベアに併設し、前記ベルトコンベアによる移送速度を前記スクリューコンベアによる移送速度よりも速く設定した請求項4記載のワーク移載装置。
  6. 前記位置切換手段に、前記回転軸を軸方向へ直線運動させるため、回転運動を直線運動に変換するカム手段を設けた請求項1〜5のいずれか1項記載のワーク移載装置。
  7. 前記位置切換手段に、ワーク保持ユニットの移送抵抗が設定値以上になったときに、前記ワーク保持ユニットの移送を規制する移送規制手段を設けた請求項1〜6のいずれか1項記載のワーク移載装置。
  8. 前記ワークがコップ状の容器であり、1つの包装箱に収納される複数個の容器を受取位置に移送し、これら複数の容器をワーク保持ユニットにより保持して、受渡位置に移送された包装箱内に装填移載する請求項1〜7のいずれか1項記載のワーク移載装置。
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