JP5597527B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発熱する要素を含む電子装置、例えばCPU(中央処理装置)のような発熱要素を含むノート型パソコン(パーソナルコンピュータ)等の電子装置に関し、特に、発熱要素から放熱させるための放熱構造に関する。
例えば、ノート型パソコンの場合、その性能向上と共にCPU等の発熱要素からの発熱量が増大している。そのため、従来の放熱装置の構成では放熱が不十分となり易く、放熱構造の高性能化が求められている。例えば、冷却ファンを用いた送風を利用する放熱構造の場合であれば、放熱フィンの形状や配置、冷却ファンとの相互関係等を最適化することが必要である。
また、ノート型パソコン等の、小型化の要求の強い電子装置の場合、冷却ファンや放熱フィンの配置は強い制約を受ける。こうした状況において、例えば、特許文献1には、図19に示すような放熱構造を有するノート型パソコンが開示されている。
この放熱構造は、筐体31の内部に隔壁32により放熱室33を区画し、放熱室33内に放熱部材34及び冷却ファン35を配置することにより構成されている。図示を省略するが、放熱部材34には、筐体31の内部に配置された発熱部品の熱が伝熱部材により隔壁32を貫通して伝達される。筐体31は、放熱室33及びそれに隣接する領域の下部が開放された形状を有する。放熱室33に隣接する領域の下部は底部隔壁36により封鎖されて、筐体31内の放熱室33以外の領域に収容された部品に対する液密が確保されている。
放熱室33及び底部隔壁36の下部を含む底面は、カバー37により封鎖されている。カバー37と底部隔壁36の間には隙間Sが形成されている。筐体31の側壁には、放熱室33と連通する排気口38が設けられ、カバー37には吸気口39が設けられている。筐体31の底面側は、脚部40により戴置面Fから間隔が設けられている。従って、放熱室33は、隙間Sを経由し吸気口39を介して、筐体31の底面側の外気と連通している。冷却ファン35を駆動することにより、吸気口39を通じて外気が取り込まれ、放熱部材34に向けて吐出され、排気口38から排出される。
特開2007−324339号公報
特許文献1に開示された放熱構造は、筐体31内の限られた空間を有効に用いて、コンパクトな放熱構造を形成するものであるが、十分にコンパクトにすることは困難である。何故ならば、筐体31の底面壁から吸気を行なうために、筐体31の底面壁の内側に底部隔壁36を設けて外気の導入路を形成する必要があるためである。
更に、筐体31における放熱室33の領域では、剛性の低下は避けられない。何故ならば、放熱室33を形成するために、筐体31は、放熱室33及びそれに隣接する領域の下部が開放された形状を有し、その底面が、カバー37により封鎖されているためである。
一方、筐体の低面壁をそのまま維持して、吸気口あるいは排気口を設け、筐体内部に内部隔壁により放熱室を液密に形成することも考えられる。この場合は、放熱室と吸気口あるいは排気口との間を連通させる通気路が必要であり、その通気路を筐体内部に対して液密に構成する必要がある。また、筐体の側壁に吸気口あるいは排気口を設けることによる、筐体としての剛性の低下が問題となる場合もあり得る。
以上の事情に鑑みて、本発明は、冷却ファンが配置された放熱室が本体筐体の内部に対する液密性を確保して形成され、しかも本体筐体の剛性を十分に確保することが可能な放熱構造を備えた電子装置を提供することを目的とする。
本発明の電子装置は、発熱要素を含む電気部品が収容された本体筐体の内部に、隔壁によって他の内部空間に対して液密に区画された放熱室が形成され、前記放熱室内に、放熱部と前記放熱部に対して送風する冷却ファンが配置され、外気を前記放熱室内に導入する、前記本体筐体に設けられた吸気口と、前記隔壁に形成された吸気用通気孔と、前記吸気口と前記吸気用通気孔とを連通させる通風路、および、前記冷却ファンによる送風空気流を外部に排出する、前記本体筐体に設けられた排気口と、前記隔壁に形成された排気用通気孔とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の電子装置は、前記通気路は、前記吸気用通気孔から前記本体筐体の側壁を貫通して前記本体筐体の外部まで延在し、かつ前記本体筐体の前記内部空間との間を封止壁により液密に封止して設けられ、前記通気路内には、その流路方向に延在させて設けられた板状のリブが、前記吸気用通気孔の横方向に複数本配列されて前記通気路を複数本の流路に分割していることを特徴とする。
上記構成によれば、本体筐体の内部と放熱室の間の液密性を確保しながら、本体筐体の剛性を十分に確保することができる。すなわち、放熱室を本体筐体の外部と連通させるための通気路が、板状のリブにより剛性の高い構造となるため、通気路を設けることによる剛性の低下を回避できるからである。
本発明の実施の形態1における電子装置の一例であるノート型パソコンの非使用状態を示す斜視図 同ノート型パソコンの使用状態を示す斜視図 同ノート型パソコンを図1の状態の裏面から見た斜視図 同ノート型パソコンの図3に示した状態における内部構造の概要を示す平面図 同ノート型パソコンの図4における一部を拡大して示す平面図 同ノート型パソコンの図5に示した部分を右斜め前から見た状態を示す斜視図 同ノート型パソコンの放熱室を本体筐体の外部に連通させるための通気路の一部を示す斜視図 同通気路の構造を示す平面図 同通気路の構造を示す斜視図 同通気路の構造を図8におけるA−A断面で示した斜視図 同通気路の構造を図8におけるB−B断面で示した側面図 同通気路の構造の水平面に沿った断面で示す斜視図 同通気路の構造の図11とは異なる水平面に沿った断面で示す斜視図 同通気路の図9の裏面側から見た構造を、一部の部材を除去して示す平面図 本発明の実施の形態2における電子装置の一例であるノート型パソコンの吸気口の周辺部を拡大して示す斜視図 同吸気口の周辺部を図15における左横方向から見た状態を示す断面図 同吸気口の周辺部を図2に示された姿勢において見た状態を示す正面図 実施の形態2における電子装置の他の例の一部を断面で示す平面図 従来例の電子装置における放熱構造を示す断面図
本発明の電子装置は、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
すなわち、前記放熱室は前記本体部筐体の平面形状におけるコーナー部に設けられ、前記吸気口は前記コーナー部の一辺を形成する側壁部に配置され、前記排気口は前記吸気口が配置された辺と交差する辺を形成する側壁部に配置されている構成とすることができる。
また、前記放熱室を区画する前記隔壁は、前記本体筐体とは別体の隔壁部材により形成され、前記隔壁部材は、前記放熱室を包囲して閉鎖空間を形成している構成とすることができる。
また、前記放熱室を区画する前記隔壁の一部が、前記本体筐体を内方に延在させて形成されている構成とすることができる。
また、前記隔壁の少なくとも一面は、着脱自在に装着された蓋部材を含む構成とすることができる。
また、前記吸気口は、当該電子装置の使用時の戴置姿勢における前記本体筐体の底面または上面の何れかに設けられた第1吸気口と、前記本体筐体の側面に設けられた第2吸気口とを含む構成とすることができる。
また、前記第1吸気口は、前記本体筐体の底面から前記本体筐体の上面側に向かって傾斜した傾斜面部を含む構成することができる。
また、前記第2吸気口は、前記第1吸気口と連続している構成することができる。
また、前記本体筐体の一側壁に、互いに間隔を設けて配置され当該側壁の外側に小空間を形成するように突出している一対のグリップ保持部を備え、当該電子装置を持ち運ぶときに手で握るためのハンドグリップが前記グリップ保持部に保持されており、前記吸気口が前記グリップ保持部に設けられ、前記通気路は、前記グリップ保持部が形成する小空間内に開口することにより前記吸気口と連通している構成することができる。
また、前記ハンドグリップは、前記本体筐体の側面における上面側に偏った位置に配置されて前記グリップ保持部と結合し、前記グリップ保持部において、前記本体筐体の底面側と前記ハンドグリップの結合部分との間には段差部が形成され、前記グリップ保持部の底面側に前記第1吸気口が形成され、前記段差部に前記第2吸気口が形成された構成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における電子装置の一例であるノート型パソコンの外観を示す斜視図である。このノート型パソコンは、本体筐体1、表示部筐体2、及びハンドグリップ3を有する。図1は、非使用状態を示すものである。使用状態における斜視図を図2に示す。この使用時の戴置姿勢における本体筐体1の上側を本体上面1aと定義し、下側を本体底面1bと定義する。
本体筐体1は、CPU、各種電気素子が実装された回路基板、ハードディスクドライブ、バッテリーなどを内蔵している。表示部筐体2は、画像、文字等を表示するための液晶ディスプレイ4を備えている。本体筐体1と表示部筐体2とは、ヒンジ5によって互いに回動自在に支持されている。本体上面1aにはキーボード6とポインティングデバイス7が配置されている。
ポインティングデバイス7は、本体筐体1内に固定され、操作面が本体筐体1の表面に露出している。本体筐体1は、ノート型パソコンの堅牢性を維持するために、アルミニウム、マグネシウムなどの軽金属、あるいはこれらの合金で成型されることが望ましい。
本体筐体1の一側面に、一対のグリップ保持部8が形成されている。一対のグリップ保持部8は、互いに間隔を設けて配置され、本体筐体1の側面から***して凸部を形成している。ハンドグリップ3は、グリップ保持部8に結合されており、このノート型パソコンを持ち運ぶときに手で握るために使用される。
グリップ保持部8は、ハンドグリップ3と結合された結合部8a及び8bを有する。結合部8a、8bは、本体上面1a側に偏倚して形成され、他方のグリップ保持部8に向かって延在している。ハンドグリップ3は、この結合部8a、8bに結合されることにより、本体筐体1の側面において、本体上面1a側に偏った位置に支持されている。これにより、図1の戴置姿勢において、ハンドグリップ3と戴置面との間に間隙が形成され、ノート型パソコンを持ち運ぶときに手の指を挿入し易くなっている。また、ハンドグリップ3と結合部8a、8bとは相互に可動な状態に結合され、図2に示すように本体筐体1側に収容された状態と、図1に示すように本体筐体1から引き出された状態を取る事ができる。
このノート型パソコンを図1の状態から裏返した戴置姿勢における斜視図を、図3に示す。図1の戴置姿勢においてハンドグリップ3と戴置面との間に間隙が形成されるようにするために、グリップ保持部8における本体底面側と結合部8a、8bとの間に、段差部8c及び8dがそれぞれ形成されている。また、図3における右側(結合部8aの側、従って図1の左側)のグリップ保持部8には、後述する放熱構造の機能の一部を提供するために、第1吸気口9a及び第2吸気口9bが設けられている。
第1吸気口9aは、グリップ保持部8における本体底面側に設けられ、従って、本体底面1bと並んでいる。第2吸気口9bは、段差部8cに設けられ、第1吸気口9aと、コーナー部を形成する一辺9cを介して連続している。第1吸気口9a及び第2吸気口9bは、パンチングメタルにより形成され、その開口により通気性を確保する構造となっている。但し、第1吸気口9a及び第2吸気口9bは、本体筐体1の内部空間を直接開口させているのではない。つまり、グリップ保持部8は、本体筐体1の内部空間を形成する側壁の外側に小空間を形成しており、第1吸気口9a及び第2吸気口9bは、その小空間を外部空間に連通させている。
図3に示した戴置姿勢において本体筐体1の裏面をカバーする部分(本体底面1b)が取り去られた状態を、図4に平面図で示す。但し、この図は、本実施の形態のノート型パソコンの内部構造の概要を説明するためのものであり、内部構造の一部のみが示されている。すなわち、本実施の形態は、冷却ファン10に関連した構成に特徴があり、従って、冷却ファン10の周囲の構造のみが具体的に示されている。冷却ファン10の領域を拡大して図5に示す。
冷却ファン10は、本体筐体1の内部を隔壁11で区画することにより形成された放熱室12に収容されている。放熱室12は図4に示されるとおり、本体筐体1の平面形状におけるコーナー部に配置され、図に示されるような放熱室12の側壁を形成するだけでなく、底面壁も形成している。すなわち、隔壁11により、上面壁を除いた筐体が形成されている。隔壁11の上面には、図1〜3に示した組み立て状態では上面蓋部材(不図示)が装着される。隔壁11と蓋部材の組合わせにより、放熱室12を包囲して閉鎖空間が形成される。但し、上面蓋部材は、本体底面1bを構成するカバー等、他の要素と一体に形成することもできる。
放熱室12には放熱フィン13が配置され、冷却ファン10からの送風を受けるようになっている。図示しないが、放熱室12にはCPUから延在するヒートパイプの端部が配置されて、放熱フィン13に接合されている。従って、CPUからの発熱がヒートパイプを介して放熱フィン13に伝達され、放熱フィン13が放熱部を形成している。なお、放熱部は、このように発熱要素からヒートパイプにより熱伝達を利用した、間接的な放熱を行う構成に限られない。すなわち、状況に応じて、発熱要素を放熱部に直接配置して、冷却ファンの送風により直接放熱させることもできる。すなわち、放熱部とは、発熱要素または、発熱要素からの熱が伝達される要素のいずれの場合も含む意味で用いられる。
隔壁11は、放熱室12と本体筐体1の内部との間での漏水を阻止するために、液密性を有するように構成されている。すなわち、冷却ファン10とその駆動部との連結要素や、ヒートパイプ等は、隔壁11を貫通して設置されているが、その貫通部は液密構造となっている。
放熱室12が配置された本体筐体1の、グリップ保持部8が設けられた側面と直交する側の側面(図5の右側面)には、排気口14が設けられている。この面の側から見た斜視図を図6に示す。排気口14も放熱室12内と連通しており、放熱フィン13に送風された冷却ファン10からの空気流が、排気口14から排出される。
後述するように、放熱室12の隔壁11の側部には、第1、第2吸気口9a、9b及び排気口14と連通する通気孔が設けられている。吸気側では、その通気孔から始まる通気路が、グリップ保持部8内の小空間に亘って形成されている。従って、冷却ファン10は、第1、第2吸気口9a、9bから通気路を経由する通気構造を介して外気を導入し、排気口14に向けて送風する。通気路は、後述するような漏水を防止する封止構造により、本体筐体1の内部空間に対して液密に封止されている。
上記通気路の構造について、図7〜図14を参照して説明する。図7は、放熱室12の内部側から見た通気路15を示す斜視図である。但し、図の理解し易さを考慮して、放熱室12内に配置された冷却ファン10等の要素は除去されている。隔壁11には、排気口14に対応する側部に排気用通気孔11aが設けられるとともに、第1、第2吸気口9a、9bに対応する側部には、吸気用通気孔11bが設けられている。
吸気用通気孔11bは、通気路15の一端が放熱室12内に開口して形成されており、横長である。通気路15内には、その流路方向に延在する板状のリブ16が、複数本設けられている。リブ16は板面の方向を縦(垂直)方向に向けて、吸気用通気孔11bの長手方向(横方向)に複数本配列されている。これにより、通気路15は、流路方向に直交する断面が、吸気用通気孔11bの長手方向(横方法)において、複数本の流路に分割されている。リブ16は、隔壁11の面に直交する方向に延びて本体筐体1の側壁1cを貫通している。放熱室12の隔壁11と本体筐体1の側壁1cの間では、リブ16の上部は、中間封止壁17及び上部封止壁18を含む封止構造により覆われて、通気路15は、本体筐体1の内部空間との間で液密に封止されている。
図8〜図10を参照して、通気路15の本体筐体1側の構造について説明する。図8は、図5から、放熱室12内に配置された冷却ファン10等の要素、及びグリップ保持部8の上部構造が除去された状態を示す平面図、図9は、同斜視図である。図10は、図8におけるA−A断面、すなわち、上部封止壁18の部分の構造を示す斜視図である。
図8、図9には明確には図示されていないが、図10に示されるように、複数のリブ16は、本体筐体1の側壁1cを貫通し、側壁1cの外側まで延在している。これにより、通気路15は、吸気用通気孔11bから本体筐体1の外部に亘って形成されている。リブ16の上部の封止構造を形成する中間封止壁17及び上部封止壁18は、本体筐体1の底面19(図1の姿勢では上面になる)から所定の高さに位置し、通気路15はその下部に形成されている。図8におけるB−B断面、すなわち、中間封止壁17の部分における構造を図11に側面図で示す。
中間封止壁17及び上部封止壁18は、一方で放熱室12の隔壁11と結合し、他方で本体筐体1の側壁1cと結合している。中間封止壁17及び上部封止壁18と底面19との間の段差部、及び中間封止壁17と上部封止壁18の間の段差部は、それらの封止壁が連続した壁面により封鎖されている。このようにして、通気路15と本体筐体1の内部空間との間での漏水を防止する封止構造が形成されている。
図11に示されるように、本体筐体1の側壁1cの外側に延在したリブ16は、側壁1cに沿って通気路15よりも高い位置に達している。この部分の複数のリブ16の間に、吸気連絡孔20が形成されている。これにより、通気路15は、通気路15から吸気連絡孔20を経由して、図11における上方に配置された第1、第2吸気口9a、9b(図6等参照)と連通している。なお、グリップ保持部8に設けられた第1、第2吸気口9a、9bを介して外気に通じる構造は必須ではない。すなわち、吸気連絡孔20を、外部に対する吸気口として機能させることもできる。
上部封止壁18は、中間封止壁17よりも底面19からの高さが高い。従って、図12に示す、上部封止壁18と中間封止壁17の間の水平面で切断した断面では、上部封止壁18の下部の領域でのみ通気路15が露出する。図13に示す、中間封止壁17と底面19との間の水平面で切断した断面では、全ての領域において通気路15が露出している。
通気路15の構造を更に理解し易いように、図8〜図13に示した構造の裏面側から見た状態を、図14に平面図で示す。これらの図によれば、複数のリブ16が、放熱室12の吸気用通気孔11bから本体筐体1の側壁1cを貫通し、吸気連絡孔20の下部に至っていることが判る。なお、図14は、通気路15の構造を示すために通気路15の下部が開放された状態で示されているが、装置の完成時には所定の板状部材により封鎖される。
以上のとおり、本実施の形態における電子装置の特徴は、吸気用通気孔11bから本体筐体1の側壁1cを貫通して延在し、放熱室12内と吸気口9a、9bを連通させる通気路15が、本体筐体1の内部空間との間を封止壁17、18により液密に封止して設けられること、及び通気路15内には、その流路方向に延在させて設けられた板状のリブ16が、吸気用通気孔11bの横方向に複数本配列されて、通気路15を複数本の流路に分割していることである。
この構成を採用することにより、本体筐体1の内部と放熱室12の間の液密性を確保しながら、本体筐体1の剛性を十分に確保することができる。すなわち、放熱室12を本体筐体1の外部と連通させるための通気路15が、板状のリブ16により剛性の高い構造となるため、通気路15を設けることによる剛性の低下を回避できるからである。
なお、本実施の形態では、ノート型パソコンを電子装置の一例として説明したが、冷却ファンにより放熱させることを必要とする発熱要素を備えた種々の電子装置について、本発明の構成を同様に適用して、同様の効果を得ることが可能である。
(実施の形態2)
実施の形態2における電子装置の一例であるノート型パソコンについて、図15〜図17を参照して説明する。但し、本実施の形態のノート型パソコンは、図1〜図14を参照して説明した実施の形態1のノート型パソコンと同様の構成を有するので、実施の形態1の図面も一部参照して説明を行なう。本実施の形態の特徴は、図3、図5等にも示されているが、放熱構造を構成する吸気口が、第1吸気口9a及び第2吸気口9bを含むことである。本実施の形態では、第1吸気口9aと第2吸気口9bが、コーナー部を形成する一辺9cを介して連続する構成とした。
図15は、図3の戴置姿勢におけるグリップ保持部8を拡大して示す斜視図である。このように、冷却ファン10による送風用の空気を外部から導入するための吸気口が、第1吸気口9a及び第2吸気口9bから構成されていることにより、吸気を確実に行なうことができる。すなわち、例えば第1吸気口9aのみが設けられている構成では、本体底面1bが布などで覆われてしまった場合、十分な吸気を行うことができなくなる。これに対して、本体底面1bとは異なる面に第2吸気口9bが配置されていることにより、第2吸気口9bからの吸気が確保されて、十分な吸気を行うことができる。
吸気口を本体筐体1の複数の面に配置することは、排気口の場合に比べて重要度が高い。何故ならば、排気口の場合は、排気口が布のようなもので塞がれたとしても、圧力により空気が噴出されるので、布のようなものを遠ざけることができ、排気を確保することが可能である。これに対して、吸気口の場合は空気を吸込むため、布のようなもので塞がれた場合、圧力は布を付着させるように作用して、吸気が不可能になる。
第1吸気口9aは、本体底面1bから本体上面1a側に向かって傾斜した傾斜面部を含むことが望ましい。図15には、第1吸気口9aがそのように傾斜している構造が示されているが、要部を拡大した図16、図17により更に明確に示す。図16は、図15における横方向に見た状態、すなわち、グリップ保持部8の段差部8cに向かう方向に見た状態を示す断面図である。第1吸気口9aが本体底面1bから本体上面1a側に向かって傾斜していることがよく判る。
第1吸気口9aがこのように傾斜していることにより、図2に示した使用時の戴置姿勢において、第1吸気口9aと戴置面(例えば机の上面)との間に間隙が形成される。図17にそのような状態を示す。同図は、図2における一部を拡大して示した正面図である。このような傾斜した隙間の存在により、例えば机上等の通常の強度を備える平面状に載置する場合等には第1吸気口9aは塞がれ難くなり、吸気の機能を十分に果たすことが可能である。更に、第2吸気口も設けられているので、吸気が不十分になる可能性が十分に低減される。
以上のように、本実施の形態は、放熱構造における吸気口が、ノート型パソコン等の電子装置の使用時の戴置姿勢における、本体筐体の底面または上面の何れかに設けられた第1吸気口と、本体筐体の側面に設けられた第2吸気口とを含むことを特徴とする。これによれば、吸気口が本体筐体の複数の面に配置されているので、1つの面の吸気口が布などで覆われてしまった場合でも、他の面の吸気口により十分な吸気が確保される。従って、放熱部への送風が安定して行われ、常に効果的な放熱を行うことが可能である。
なお、本実施の形態では、ノート型パソコンを電子装置の一例として説明したが、冷却ファンにより放熱させることを必要とする発熱要素を備えた種々の電子装置について、本発明の構成を同様に適用して、同様の効果を得ることが可能である。ノート型パソコン以外の種々の電子装置に本発明を適用する場合を考慮すると、複数の吸気口の配置は、より多くの態様があり得る。
例えば、図18に示すような構成も考えられる。この電子装置においては、本体筐体21の1つのコーナーに、突出部22が設けられ、冷却ファン23が配置されている。その他の要素の図示は省略する。冷却ファン23に面した、本体筐体21の2つの面に、第1吸気口24a、及び第2吸気口24bがそれぞれ設けられている。この構成では、第1吸気口24a、及び第2吸気口24bは、ともに本体筐体21の側面に設けられているが、それぞれの面の角度が互いに相違している。従って、一方が塞がれても、他方から吸気される可能性を高めることができる。
以上の実施の形態において、冷却ファンからの空気流を排出するために、本体筐体に明確な排気口を設けることは、電子装置の態様によっては必須ではない。例えば、放熱部が装置内で開放されている場合であれば、本体筐体に存在する隙間を通って、十分に排気される場合もあるからである。本発明における排気口とは、そのような場合の本体筐体に存在する隙間等の、実質的に排気口として機能するものも含む意味として定義される。本発明の本質は、吸気口の構成にあり、その作用効果は、排気口の構成には影響されないからである。
本発明の電子装置によれば、本体筐体の内部に対する液密性を確保し、しかも筐体の剛性を十分に確保することが可能な放熱構造が構成されるので、ノート型パソコン等に有用である。
1、21、30 本体筐体
1a 本体上面
1b 本体底面
1c 側壁
2 表示部筐体
3 ハンドグリップ
4 液晶ディスプレイ
5 ヒンジ
6 キーボード
7 ポインティングデバイス
8 グリップ保持部
8a、8b 結合部
8c、8d 段差部
9a、24a 第1吸気口
9b、24b 第2吸気口
9c コーナー部
10、23、32 冷却ファン
11、30a 隔壁
11a 排気用通気孔
11b 吸気用通気孔
12 放熱室
13 放熱フィン
14 排気口
15 通気路
16 リブ
17 中間封止壁
18 上部封止壁
19 底面
20 吸気連絡孔
22 突出部
31 切欠き部
33 蓋部材
33a 通気孔

Claims (10)

  1. 発熱要素を含む電気部品が収容された本体筐体の内部に、隔壁によって他の内部空間に対して液密に区画された放熱室が形成され、
    前記放熱室内に、放熱部と前記放熱部に対して送風する冷却ファンが配置され、
    外気を前記放熱室内に導入する、前記本体筐体に設けられた吸気口と、前記隔壁に形成された吸気用通気孔と、前記吸気口と前記吸気用通気孔とを連通させる通風路、および、前記冷却ファンによる送風空気流を外部に排出する、前記本体筐体に設けられた排気口と、前記隔壁に形成された排気用通気孔とを備え、
    前記通気路は、前記吸気用通気孔から前記本体筐体の側壁を貫通して前記本体筐体の外部まで延在し、かつ前記本体筐体の前記内部空間との間を封止壁により液密に封止して設けられ、
    前記通気路内には、その流路方向に延在させて設けられた板状のリブが、前記吸気用通気孔の横方向に複数本配列されて前記通気路を複数本の流路に分割していることを特徴とする電子装置。
  2. 前記放熱室は前記本体部筐体の平面形状におけるコーナー部に設けられ、前記吸気口は前記コーナー部の一辺を形成する側壁部に配置され、前記排気口は前記吸気口が配置された辺と交差する辺を形成する側壁部に配置されている請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記放熱室を区画する前記隔壁は、前記本体筐体とは別体の隔壁部材により形成され、前記隔壁部材は、前記放熱室を包囲して閉鎖空間を形成している請求項1に記載の電子装置。
  4. 前記放熱室を区画する前記隔壁の一部が、前記本体筐体を内方に延在させて形成されている請求項1に記載の電子装置。
  5. 前記隔壁の少なくとも一面は、着脱自在に装着された蓋部材を含む請求項1に記載の電子装置。
  6. 前記吸気口は、当該電子装置の使用時の戴置姿勢における前記本体筐体の底面または上面の何れかに設けられた第1吸気口と、前記本体筐体の側面に設けられた第2吸気口とを含む請求項1に記載の電子装置。
  7. 前記第1吸気口は、前記本体筐体の底面から前記本体筐体の上面側に向かって傾斜した傾斜面部を含む請求項6に記載の電子装置。
  8. 前記第2吸気口は、前記第1吸気口と連続している請求項6に記載の電子装置。
  9. 前記本体筐体の一側壁に、互いに間隔を設けて配置され当該側壁の外側に小空間を形成するように突出している一対のグリップ保持部を備え、
    当該電子装置を持ち運ぶときに手で握るためのハンドグリップが前記グリップ保持部に保持されており、
    前記吸気口が前記グリップ保持部に設けられ、
    前記通気路は、前記グリップ保持部が形成する小空間内に開口することにより前記吸気口と連通している請求項6に記載の電子装置。
  10. 前記ハンドグリップは、前記本体筐体の側面における上面側に偏った位置に配置されて前記グリップ保持部と結合し、
    前記グリップ保持部において、前記本体筐体の底面側と前記ハンドグリップの結合部分との間には段差部が形成され、
    前記グリップ保持部の底面側に前記第1吸気口が形成され、前記段差部に前記第2吸気口が形成された請求項9に記載の電子装置。
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