JP5573663B2 - 耐食性磁石の製造方法 - Google Patents
耐食性磁石の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5573663B2 JP5573663B2 JP2010289695A JP2010289695A JP5573663B2 JP 5573663 B2 JP5573663 B2 JP 5573663B2 JP 2010289695 A JP2010289695 A JP 2010289695A JP 2010289695 A JP2010289695 A JP 2010289695A JP 5573663 B2 JP5573663 B2 JP 5573663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- chemical conversion
- conversion film
- treatment
- fluorine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
また、請求項2記載の耐食性磁石の製造方法は、請求項1記載の耐食性磁石の製造方法において、処理対象とする磁石が予め熱処理を行ったものであることを特徴とする。
例えば、米国特許第4770723号公報に記載されているようにして、公知の鋳造インゴットを粗粉砕し、微粉砕後に成形、焼結、時効処理、表面加工を行うことによって得られた17Nd−1Pr−75Fe−7B組成(原子%)の外径:43mm×内径:37mm×長さ:48mm寸法のラジアルリング焼結磁石に対し、真空中(2Pa)で570℃×3時間の熱処理を行った後、降温してさらに460℃×6時間の熱処理を行い、Ndと酸素を含む化合物で構成される厚みが約150nmの熱処理層を磁石の表面に形成した(透過型電子顕微鏡およびエネルギー分散型X線分析装置による被膜の断面観察による)。次に、こうして熱処理を行った磁石に対し、図1に示した方法で振動を与えながら化成処理を行った。なお、この実施例においては、磁石保持治具を、5段重ねした上方開口網籠(縦:530mm×横:300mm×高さ:70mm寸法)と、これらを支持するフレーム部材で構成し、フレーム部材の上部に振動発生装置としてピストンバイブレータ(エクセン社製)を左右対称に2個取り付けた。磁石は各段の網籠にそれぞれ78個ずつ間隔を詰めて整列させて載置した(磁石の合計個数:390個)。化成処理に先立って、各段の網籠に磁石を載置した保持部材を、イオン交換水をオーバーフローさせた470Lの浴槽に浸漬し、1200Wの投げ込み式超音波振動子を用いて超音波水洗を1分間行った。その後、23.8kgのパルシード1000MAと8.3kgのAD−4990を全量が475Lとなるようにイオン交換水に溶解し、アンモニア塩でpHを3.6に調整して調製した処理液(日本パーカライジング社の商品名:パルシード1000)を満たした500Lの処理槽に、超音波水洗を行った各段の網籠に磁石を載置した保持部材を浸漬し、ピストンバイブレータに圧縮空気を印加して振幅が5.7mmで振動数が63Hzの振動を磁石に与えながら化成処理を2分間行った。なお、化成処理は、処理液の浴温を55℃とし、マグネットポンプ(三相電機社製)を用いて処理液を常に攪拌した状態で行った。化成処理を行った後、各段の網籠に磁石を載置した保持部材を処理液から引き上げ、イオン交換水を満たした300Lの浴槽に浸漬し、化成処理の際と同じ振幅と振動数の振動を磁石に与えることによる洗浄を1分間行い、続いて、60℃の温水を満たした300Lの浴槽に浸漬し、化成処理の際と同じ振幅と振動数の振動を磁石に与えることによる洗浄をさらに1分間行った。その後、各段の網籠に磁石を載置した保持部材にエアブロアでエアを吹き付けて磁石の表面に付着している水滴を十分に除去してから、160℃で35分間乾燥処理を行うことで、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面を目視観察したところ、隣接する磁石との接触に起因する化成被膜の形成不良は認められなかった。各磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約60nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)(透過型電子顕微鏡およびエネルギー分散型X線分析装置による被膜の断面観察による。以下同じ)。また、化成被膜の外表面側のZr含量が多い層の厚みはいずれも約23nmであった(透過型電子顕微鏡による被膜の断面観察による。以下同じ)。さらに、各磁石を径方向に12等分した断片の外側表面のZr強度は10.0kcps〜12.0kcpsであり、平均値は11.3kcpsであった(リガク社製の蛍光X線分析装置:SMX−10を用いた管電圧50kV/50mAで40秒間のZr−Kα強度の測定平均値。以下同じ)。
振幅が9.5mmで振動数が5Hzの振動を磁石に与えること以外は実施例1と同様にして、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面を目視観察したところ、いずれの磁石にも隣接する磁石との接触に起因する化成被膜の形成不良が認められた。各磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約53nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)。また、化成被膜の外表面側のZr含量が多い層の厚みはいずれも約18nmであった。さらに、各磁石を径方向に12等分した断片の外側表面のZr強度は7.5kcps〜9.5kcpsであり、平均値は8.0kcpsであった。なお、化成被膜の膜厚、化成被膜の外表面側のZr含量が多い層の厚み、断片の外側表面のZr強度は、いずれも化成被膜の形成不良箇所以外の箇所で測定した。
実施例1と同様にして作製した17Nd−1Pr−75Fe−7B組成(原子%)の外径:20mm×内径:15.8mm×長さ:12.6mm寸法のラジアルリング焼結磁石を用いることと、熱処理を行った磁石を各段の網籠の中央部付近に2個ずつ離間して載置すること以外は実施例1と同様にして、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約68nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)。また、化成被膜の外表面側のZr含量が多い層の厚みはいずれも約26nmであった。さらに、各磁石を径方向に12等分した断片の外側表面のZr強度は12.5kcps〜13.1kcpsであり、平均値は12.9kcpsであった。
実施例1と同様にして作製した17Nd−1Pr−75Fe−7B組成(原子%)の外径:20mm×内径:15.8mm×長さ:12.6mm寸法のラジアルリング焼結磁石を用いることと、熱処理を行った磁石を各段の網籠の中央部付近に2個ずつ離間して載置すること以外は比較例1と同様にして、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約58nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)。また、化成被膜の外表面側のZr含量が多い層の厚みはいずれも約20nmであった。さらに、各磁石を径方向に12等分した断片の外側表面のZr強度は8.0kcps〜10.0kcpsであり、平均値は9.0kcpsであった。
実施例1と同様にして作製した12Nd−3Pr−78Fe−1Co−6B組成(原子%)の縦:50mm×横:46.8mm×高さ:15mm寸法の平板状焼結磁石を用いること、熱処理を行った磁石を各段の網籠の中央部付近に2個ずつ離間して載置すること、振幅が6.5mmで振動数が30Hzの振動を磁石に与えること以外は実施例1と同様にして、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約65nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)。また、各磁石の対向する横辺の中央部同士を結ぶ線上の10箇所において測定したZr強度は10.0kcps〜13.3kcpsであり、平均値は12.3kcpsであった。
実施例1と同様にして作製した12Nd−3Pr−78Fe−1Co−6B組成(原子%)の縦:50mm×横:46.8mm×高さ:15mm寸法の平板状焼結磁石を用いること、熱処理を行った磁石を各段の網籠の中央部付近に2個ずつ離間して載置すること、振幅が2.0mmで振動数が90Hzの振動を磁石に与えること以外は実施例1と同様にして、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約70nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)。また、各磁石の対向する横辺の中央部同士を結ぶ線上の10箇所において測定したZr強度は11.0kcps〜14.4kcpsであり、平均値は13.3kcpsであった。
実施例1と同様にして作製した12Nd−3Pr−78Fe−1Co−6B組成(原子%)の縦:50mm×横:46.8mm×高さ:15mm寸法の平板状焼結磁石を用いること、熱処理を行った磁石を各段の網籠の中央部付近に2個ずつ離間して載置すること、振幅が0.7mmで振動数が120Hzの振動を磁石に与えること以外は実施例1と同様にして、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約50nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)。また、また、各磁石の対向する横辺の中央部同士を結ぶ線上の10箇所において測定したZr強度は7.3kcps〜8.3kcpsであり、平均値は7.7kcpsであった。
磁石に対して熱処理を行わないこと以外は実施例1と同様にして、磁石の表面に化成被膜を形成した。各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の表面を目視観察したところ、隣接する磁石との接触に起因する化成被膜の形成不良は認められなかった。各磁石の表面に形成された化成被膜の膜厚はいずれも約60nmであり、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素、Feを少なくとも含有していた(但しリンは含有しない)。また、化成被膜の外表面側のZr含量が多い層の厚みはいずれも約25nmであった。さらに、各磁石を径方向に12等分した断片の外側表面のZr強度は10.5kcps〜12.4kcpsであり、平均値は11.5kcpsであった。
実施例1〜実施例5、比較例1〜比較例3において得られた表面に化成被膜を有する焼結磁石に対し、温度:60℃×湿度:90%RHの高温高湿条件下での耐食性試験を100時間行い、試験後の表面発錆面積を測定した(表面写真の画像解析による)。結果を表1に示す(実施例1と実施例5と比較例1については各段の網籠から無作為に1個選択した合計5個の磁石の測定値であり、その他の実施例と比較例については化成被膜分析に供しなかった残りの合計5個の磁石の測定値である)。
表1から明らかなように、実施例1〜実施例5においては、磁石に所定の振動を与えながら化成処理を行ったことで、化成処理反応性が向上し、膜厚が厚くてZr強度が強い化成被膜を磁石の表面に形成することができること、磁石の表面に形成された化成被膜の耐食性は極めて優れていることがわかった。しかしながら、磁石に与える振動の振動数が小さすぎると、振幅を増やしても化成処理反応性は向上しないこと(比較例1と比較例2)、磁石に与える振動の振幅が小さすぎると、振動数を増やしても化成処理反応性は向上しないこと(比較例3)がわかった。また、実施例1と比較例1の比較から、複数個の磁石を間隔を詰めた状態で処理しても、磁石に所定の振動を与えた場合には隣接する磁石同士の接触状態を開放することで、隣接する磁石同士の接触に起因する化成被膜の形成不良が効果的に防止されることがわかった。
Claims (2)
- R−Fe−B系焼結磁石(Rは少なくともNdを含む希土類元素)の表面に、構成元素としてZr、Nd、フッ素、酸素を少なくとも含有する化成被膜(但しリンは含有しない)を有する耐食性磁石の製造方法であって、少なくともZrおよびフッ素を含有する水溶液に処理対象とする磁石を浸漬し、振幅が1mm〜7mmで振動数が10Hz〜100Hzの振動を磁石に与えながら化成処理を行うことを特徴とする耐食性磁石の製造方法。
- 処理対象とする磁石が予め熱処理を行ったものであることを特徴とする請求項1記載の耐食性磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010289695A JP5573663B2 (ja) | 2010-12-27 | 2010-12-27 | 耐食性磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010289695A JP5573663B2 (ja) | 2010-12-27 | 2010-12-27 | 耐食性磁石の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012138461A JP2012138461A (ja) | 2012-07-19 |
JP5573663B2 true JP5573663B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=46675657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010289695A Active JP5573663B2 (ja) | 2010-12-27 | 2010-12-27 | 耐食性磁石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5573663B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11365464B2 (en) | 2018-08-31 | 2022-06-21 | Lg Chem, Ltd. | Method for preparing magnetic powder and magnetic material |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016097382A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 日本電産コパル株式会社 | 電磁駆動アクチュエータ |
CN113593879B (zh) * | 2021-07-08 | 2023-12-26 | 北京京磁电工科技有限公司 | 烧结钕铁硼磁体的表面涂覆工艺和设备 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61582A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-06 | Nissan Motor Co Ltd | 鋼板の塗装前処理方法 |
JPH10183370A (ja) * | 1996-12-18 | 1998-07-14 | Nippon Paint Co Ltd | 化成処理装置 |
JP3176597B2 (ja) * | 1998-09-10 | 2001-06-18 | 住友特殊金属株式会社 | 耐食性永久磁石およびその製造方法 |
JP3278647B2 (ja) * | 1999-01-27 | 2002-04-30 | 住友特殊金属株式会社 | 希土類系ボンド磁石 |
JP2002134342A (ja) * | 1999-01-27 | 2002-05-10 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 希土類系永久磁石およびその製造方法 |
JP3519069B2 (ja) * | 1999-01-27 | 2004-04-12 | 住友特殊金属株式会社 | 希土類系焼結磁石 |
WO2010001878A2 (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-07 | 日立金属株式会社 | 耐食性磁石およびその製造方法 |
-
2010
- 2010-12-27 JP JP2010289695A patent/JP5573663B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11365464B2 (en) | 2018-08-31 | 2022-06-21 | Lg Chem, Ltd. | Method for preparing magnetic powder and magnetic material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012138461A (ja) | 2012-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9275794B2 (en) | Corrosion-resistant magnet and method for producing the same | |
KR102240453B1 (ko) | 희토류 영구자석 재료의 제조방법 | |
JP2007116088A (ja) | 磁性材料,磁石及び回転機 | |
JP2008263208A (ja) | 耐食性希土類磁石 | |
CN1898756A (zh) | 稀土类磁铁 | |
WO2011081170A1 (ja) | 耐食性磁石およびその製造方法 | |
US8449696B2 (en) | Rare-earth sintered magnet containing a nitride, rotator containing rare-earth sintered magnet, and reciprocating motor containing rare-earth sintered magnet | |
JP5573663B2 (ja) | 耐食性磁石の製造方法 | |
US6281774B1 (en) | Corrosion-resistant permanent magnet and method for producing the same | |
EP2677065B1 (en) | Production method for r-fe-b sintered magnet having plating film on surface thereof | |
JP5516092B2 (ja) | 耐食性磁石およびその製造方法 | |
EP3054466A1 (en) | Rare earth magnet and motor including the same | |
JP2002075767A (ja) | 耐食性被膜を有する希土類系永久磁石およびその製造方法 | |
JP2008218647A (ja) | 希土類磁石の酸洗浄方法および前記方法によって酸洗浄された希土類磁石 | |
JP5423438B2 (ja) | 蒸着形成される金属被膜の緻密性を向上させる方法 | |
JP4523620B2 (ja) | 希土類磁石合金 | |
JP4091349B2 (ja) | 希土類磁石合金の耐候性改善法 | |
JP2009088206A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
KR20180010870A (ko) | 자석 및 이를 포함하는 모터 | |
JP2011159852A (ja) | 永久磁石の製造方法 | |
DE69918660T2 (de) | Korrosionsresistenter Dauermagnet und sein Herstellungsverfahren | |
JP2009088195A (ja) | 希土類磁石及びその製造方法 | |
JPH06318512A (ja) | 永久磁石およびその製造方法 | |
JP2004289021A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP2004289022A (ja) | 希土類磁石の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5573663 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |