JP5560545B2 - 配信システム、ならびに配信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配信システム、ならびに配信方法に関するものである。
クライアント端末にコンテンツを配信する際、前記コンテンツにCMを付加するような技術が知られている。
例えば、特許文献1には、クライアントからの配信要求に従って、サーバが、対応するCMデータをコンテンツに付加して、クライアント端末にストリーミング配信するような技術が記載されている。
特開2003−6530号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、配信先の端末がサーバと常時接続されていないような環境にある場合には、コンテンツに付加されたCMを配信できない可能性があった。
そこで、本発明では、サーバと受信端末との接続が切断した場合でも、コンテンツに対応付けられた任意のCMデータを、確実に端末に配信することが可能な技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の移動端末は、端末装置と、配信サーバと、前記端末装置に設けられ、前記配信サーバに、クライアントID及びコンテンツIDを含むコンテンツ配信要求を送信する処理を行う制御部と、前記配信サーバに設けられ、コンテンツ、および、前記コンテンツのコンテンツメタデータ、を有するコンテンツ関連情報と、CM、および、前記CMのCMメタデータ、を有するCM関連情報と、前記クライアントID毎に、前記クライアントIDで特定されるクライアントに関する属性情報と、を記憶する記憶部と、前記配信サーバに設けられ、前記端末装置より、前記コンテンツ配信要求を受信する処理と、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記クライアントIDに対応する属性情報を取得し、取得した前記属性情報に適合するCMメタデータを有するCMからなるCMグループを特定する処理と、前記CMグループに含まれる前記CMのうち少なくとも1つのCMを特定し、予め定められた配信順序に従って、特定した前記少なくとも1つのCMと、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記コンテンツIDで特定されるコンテンツとを、前記コンテンツ配信要求を送信してきた前記端末装置に送信する処理と、を行う制御部と、を備え、前記端末装置の制御部は、前記配信サーバとの通信接続が終了した後、再び前記配信サーバとの通信接続の確立を検出した時に、前記CMグループに含まれる前記CMのうちの視聴されたCMを特定する情報を含む視聴履歴が、前記配信サーバとの通信接続が終了してから再び前記配信サーバとの通信接続の確立を検出するまでの間に更新されたか否かを判定し、更新されたと判定した場合、前記視聴履歴を前記配信サーバに送信し、更新されなかったと判定した場合、前記視聴履歴を前記配信サーバに送信しない処理を行い、前記配信サーバの制御部は、受信した前記視聴履歴で特定される前記視聴されたCMの次の配信順序のCMを、予め定められた配信順序に従って前記CMグループより特定し、特定した少なくとも1つの前記次の配信順序のCMを、前記視聴履歴を送信してきた前記端末装置に送信する処理を行うことを特徴とする。
以上のように、本発明の配信システムによれば、CMデータを確実に受信端末へと配信することが可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
<第一の実施形態>
図1に、本発明の第一の実施形態にかかる配信システム1を示す。
同図に示すように、配信システム1は、コンテンツおよびCMを配信する配信サーバ10と、配信サーバ10からネットワーク900およびアクセスポイント800を介して、コンテンツおよびCMの配信を受ける受信端末20と、から構成されている。
ネットワーク900は、電話・携帯電話網やインターネット等を含む公衆通信網である。
AP(アクセスポイント)800は、受信端末20とネットワーク900との接続を中継し、受信端末20は、AP800と無線電波を送受信することでネットワーク900と接続される。
配信サーバ10は、コンテンツに所定の数のCMをグループ化して対応付け、グループに属するCMを順次、受信端末20へと配信するものである。
受信端末20は、例えば、携帯電話や、ポータブルプレイヤや、ヘッドマウントディスプレイであり、画像や音声が再生可能な端末であればその形態は限定されない。
まず、配信サーバ10について詳細に説明する。
配信サーバ10は、制御部110と、記憶部120と、I/F部130と、を備えている。
記憶部120は、コンテンツデータベース121と、CMデータベース122と、顧客情報70と、を記憶する。
コンテンツデータベース121には、クライアント(ここでは、受信端末20のユーザ)へと配信されるコンテンツデータと、当該コンテンツデータに関連する情報を有するコンテンツメタデータと、を有するコンテンツ関連情報を予め蓄積する。コンテンツデータは、例えば、音楽や映像、画像、文書等、あらゆるデジタルデータ全般である。
また、メタデータは、コンテンツを説明する複数の情報から構成されている。例えば、コンテンツのID、ジャンル、タイトル、再生時間等の情報が格納されている。
また、配信されるコンテンツの形式は、どのようなものであっても良い。例えば、複数のファイルからなるプレイリスト形式でコンテンツデータを配信することが可能である。
CMデータベース122は、広告情報を配信するためのいわゆるCM(コマーシャル)に関するCMデータと、当該CMデータに関連する情報を有するCMメタデータと、を有するCM関連情報を予め蓄積する。本発明におけるCMデータは、クライアントに対する宣伝を目的とするデータであり、その形式は特に限定されない。
なお、CMデータベース122に格納されるCMデータにも、予めこれらを管理するためのメタデータが付与されている。メタデータには、例えば、CMのID、企業名、商品ジャンル、作成日時、シリーズ名、ターゲットとする消費者層の年代、居住地区、性別等を示す情報が格納されている。
顧客情報70は、後述の顧客管理部111によって、クライアントごとに生成される情報である。顧客情報70は、例えば、図2に示すように、受信端末20およびクライアントを識別するためのクライアントIDを格納するクライアントID格納領域70aと、当該クライアントの嗜好や年齢・性別・住所等に関する個人情報をデータ化した属性情報を格納する属性情報格納領域70bと、クライアントへのコンテンツおよびCMの配信履歴を格納する配信履歴格納領域70cと、から構成されている。
なお、配信履歴は、クライアントへと配信するコンテンツごとに、後述のCM管理部112によって生成される。具体的に、配信履歴は、クライアントへ配信するコンテンツを識別するためのコンテンツIDを格納するコンテンツID格納領域71aと、当該コンテンツに付加されるCMの付加情報72を格納する付加情報格納領域71bと、からなる。
付加情報72は、例えば図3に示すような情報であり、コンテンツID格納領域71aで識別される配信コンテンツに付加するためのCMが、グループごとに管理されている。
具体的に、CM管理部112は、クライアントからコンテンツ配信要求があると、配信コンテンツに付加するCMをCMデータベース122から所定の数だけ選択してグループ化する。付加情報72には、このようなCMグループを識別するためのCMグループIDを格納するCMグループID格納領域72aと、当該CMグループに属するCMのIDを格納するCMID格納領域72bと、グループ内でのCMの配信順序を示すシーケンス番号を格納するシーケンス番号格納領域72cと、から構成されている。
制御部110は、顧客情報を管理する顧客管理部111と、配信コンテンツに付加するCMを管理するCM管理部112と、受信端末20へコンテンツおよびCMを配信するデータ配信部113と、を有する。
顧客管理部111は、予めクライアントから情報等を受け付け、クライアントごとに顧客情報70を生成する。
具体的に、顧客管理部111は、予め顧客情報70を生成し、クライアントおよび受信端末20を識別するためのクライアントIDを、クライアントID格納領域70aへと格納する。そして、クライアントの嗜好や年齢・性別・住所等の個人情報を、ウェブページ等を介して受け付けて、属性情報として属性情報格納領域70bへと格納する。
以下、CM管理部112およびデータ配信部113の実行する処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、各装置の動作例を示すタイムチャートである。
CM管理部112は、受信端末20からのコンテンツ配信要求を受け付けると、要求されたコンテンツに付加するCMを所定の数、選択してグループ化する。
具体的に、まず、CM管理部112は、配信要求を送信したクライアントの顧客情報70を、クライアントIDから検索して特定する。そして、新たな配信履歴を配信履歴格納領域70cに生成して、配信を要求されたコンテンツのコンテンツIDを、コンテンツID格納領域71cへと格納する。
なお、配信要求は、例えば、データ配信部113が予め受信端末20へ配信可能なコンテンツリストを提供し、利用者はこれに基づいて所望のコンテンツの配信を要求することが可能である。
次に、CM管理部112は、配信コンテンツに付加するCMを、CMデータベース122より所定の数、選択する。
CMの選択に関しては、特にその手法を限定しない。以下、CMの選択処理についての一例を示す。
例えば、CM管理部112は、予め蓄積されるクライアントの属性情報に適合する内容のCMを、CMデータベース122から選択する。
具体的に、CM管理部112は、クライアントの属性情報の内容と、CMデータに含まれるメタデータの内容とを比較して、より適合度の高いCMを選択する。
適合度は、例えば、CMに付与されたメタデータの項目に予め重み係数を配し、クライアントの属性情報とCMのメタデータとを照合して、一致する項目の重み係数の総和を算出することで推定することができる。
CM管理部112は、この総和が大きければ大きいほど、クライアントとCMとの適合度が高いと判断して、適合度の高い順に所定の数のCMデータをピックアップする。
なお、CMをシリーズごとに選択したり、配信コンテンツの内容(例えば、ジャンル等)と適合するCMデータを選択したりしても良い。また、長時間のCMを分割して、これらをグループ化することも可能である。
次に、CM管理部112は、選択した各CMを識別するためのCMIDを、付加情報72のCMID格納領域72bにそれぞれ格納する。そして、これら複数のCMを1グループとして、グループIDを付し、CMグループID格納領域72aへと格納する。
また、CM管理部112は、CMグループにおけるCMデータの配信順序についても設定する。このような配信順序の設定手法についても、ここでは特に限定しない。例えば、上述の重み係数の大小や、CMの作成日の新旧、シリーズであれば予め設定された順番を、配信順序として設定することができる。なお、設定された配信順序は、シーケンス番号格納領域72cへと格納される。
また、このようなCMグループは、本実施形態においては1つだけ設定されるものとする。複数のCMグループが設定される場合の処理については、第二の実施形態で述べる。
その後、CM管理部112は、配信要求のあったコンテンツと、当該コンテンツに関連付けられたCMグループに属するCMのうち、シーケンス番号が最も高い配信順序を示すCMと、の配信指示をデータ配信部113に出力する。
以上が、受信端末20からコンテンツの配信要求を受けた際に実行されるCM管理部112の処理である。次に、受信端末20から視聴履歴を受信した際に実行される処理について説明する。
CM管理部112は、受信端末20から図5に示すような視聴履歴を受け付けると、コンテンツの視聴履歴に従って、次に配信するCMを特定する。
具体的に、CM管理部112はまず、受信端末20におけるコンテンツおよびCMの視聴履歴の視聴終了フラグ格納領域222eを参照して、視聴済みのCMが存在するか否かを特定する。視聴済みのCMが存在する場合には、顧客情報70から視聴済みのCMが付加されたコンテンツを特定する。そして、付加情報72を参照して、視聴済みのCMが属するCMグループを特定し、視聴済みのCMよりも配信順序が後のシーケンス番号を有するCMが存在するか否かを判断する。
視聴済みのCMよりも配信順序が後のCMが存在する場合には、CM管理部112は、視聴履歴から、視聴済みのCMが付加されたコンテンツについての視聴履歴を参照して、配信するCMを決定する。
配信するCMは、コンテンツの視聴履歴とどのように関連付けて決定しても良い。例えば、コンテンツの再生割合(視聴済みの領域の長さ)と対応付けて、コンテンツ再生割合が高い程、配信順序が後のシーケンス番号のCMを配信するような構成とすることができる。もちろん、未配信のCMを同時に送信することも可能である。
なお、ここでは、コンテンツの再生が全て終了した後は、CMを配信しないものとする。
そして、CM管理部112は、CMの配信指示をデータ配信部113へと出力する。
データ配信部113は、コンテンツおよびCMの配信指示を受け付けると、指定されたコンテンツおよびCMを、データの送受信可能にネットワーク900と接続されるI/F部130を介して、受信端末20へと配信する。なお、データ配信部113は、コンテンツを配信する際、当該コンテンツの配信履歴についても併せて送信する。
次に、受信端末20について説明する。
受信端末20は、制御部210と、記憶部220と、I/F部230と、音声出力部240と、表示部250と、入力部260と、を有する。
記憶部220は、データ記憶領域221と、視聴履歴記憶領域222と、からなる。
データ記憶領域221は、配信サーバ10から配信されるコンテンツデータおよびCMデータ、そして、配信されるコンテンツデータの配信履歴、すなわち、配信コンテンツごとの付加情報72が蓄積される。
視聴履歴記憶領域222は、利用者の指示により実行される再生・早送り・一次停止等の制御に関する視聴履歴を記憶する。視聴履歴は、図5に示すように、制御対象となったコンテンツおよびCMのCMIDを格納するコンテンツ/CMID格納領域222aと、制御内容を示す情報を格納する制御内容格納領域222bと、制御の対象となったコンテンツおよびCMの時間を示す制御時間格納領域222cと、制御が終了した日時等を格納する更新時格納領域222dと、コンテンツおよびCMの視聴が終了したことを示す視聴終了フラグを格納する視聴終了フラグ格納領域222eと、からなる。
制御部210は、配信サーバ10へコンテンツの配信を要求する配信要求部211と、配信サーバ10から受信したデータを蓄積するデータ管理部212と、コンテンツおよびCMを再生し、その視聴履歴を記録するデータ再生部213と、を有する。
配信要求部211は、入力部260を介して、利用者から指示操作を受け付けて、配信サーバ10へコンテンツの配信を要求するコンテンツ配信要求を送信する処理を行う。
具体的に、配信要求部211は、入力部260を介して、利用者から所望のコンテンツの配信指示を受け付けると、配信サーバ10へ配信コンテンツを指定するコンテンツIDを含むコンテンツ配信要求を送信する。
また、配信要求部211は、配信サーバ10との接続の確立を検出すると、配信サーバ10へ視聴履歴を送信する。
なお、前回の接続の確立時から視聴履歴に更新が無い場合には、当該処理は実行されなくとも良い。
また、配信要求部211は、一定のタイミングごとに配信サーバ10と接続を確立して、視聴履歴を送信するような構成としても良い。
データ管理部212は、コンテンツデータおよびCMデータを蓄積する。
具体的に、データ管理部212は、配信サーバ10から送信されるコンテンツデータと、当該コンテンツデータに関する配信履歴と、付加されたCMデータと、を記憶部220のデータ記憶領域221へと蓄積する。
また、データ管理部212は、配信サーバ10からCMデータを受信すると、蓄積された配信履歴を参照して、当該CMデータを含む付加情報72を特定する。そして、当該付加情報72から、受信したCMよりも配信順序が早いCMのCMIDを特定して、特定したCMIDに対応するCMをデータ記憶領域221より削除する。
なお、CMの削除のタイミングは、後の配信順序のCMを受信した際に限らず、例えば、利用者がCMの視聴を終了した際としても良い。
データ再生部213は、入力部260を介して利用者からコンテンツの再生指示を受け付けて、コンテンツデータおよびCMデータを再生する。
具体的に、データ再生部213は、利用者からコンテンツの再生指示を受け付けると、データ記憶領域222に記憶される当該コンテンツの配信履歴から、再生指示を受けたコンテンツに関連付けられたCMのシーケンス番号を参照する。そして、配信順序が最も早いCMのCMIDを特定して、当該CMIDに対応するCMデータを再生する。
その後、CMの再生が終了すると、データ再生部213は、後述の視聴履歴に視聴終了フラグを登録するとともに、再生が終了したCMデータをデータ記憶領域221から削除し、再生指示を受けたコンテンツの再生を開始する。
なお、CM再生のタイミングは、コンテンツの再生前に限定されない。例えば、コンテンツの再生時間が所定の長さに達した時や、チャプタの終了時、または、コンテンツが利用者によって停止された時等に、CMの再生を開始するような構成としても良い。
そして、データ再生部213は、図5に示すようなコンテンツおよびCMデータの視聴履歴を生成して、視聴履歴記憶領域222へと格納する。
データ再生部213は、例えば、コンテンツおよびCMデータに未視聴の領域が存在しなくなった場合、視聴が終了したものと判断して視聴終了フラグ格納領域222eに視聴終了フラグを登録する。
もちろん、視聴終了の判断はこれに限定されず、例えば、未視聴の領域が全体の一定割合(例えば、1割)以下となった場合等に、視聴が終了したと判断するような構成としても良い。
I/F部230は、アクセスポイント800や各機能部間におけるインターフェース(例えば、USB等)を提供し、受信端末20を他の機器とデータの送受信可能に接続する。
入力部260は、例えば操作スイッチを備え、利用者からの指示操作を受け付ける。操作指示とは、例えば、各コンテンツやCMの選択および再生、停止等の指示である。
表示部250は、例えば、LCD等のディスプレイであり、データ再生部213によって供給される画像信号に基づいて画像を表示する。
音声出力部240は、データ再生部213によって供給される音声信号を音声に変換して出力する。
なお、これらの各装置は、例えば、図11に示すようなコンピュータ810により構成することができる。
コンピュータ810は、ハードディスク等の補助メモリ803と、メモリ802と、CPU(Central Processing Unit)801と、NIC(Network Interface Card)804等の通信装置と、これらを接続するバス805と、を備えており、各制御部は、補助メモリ803に記憶されている所定のプログラムを、メモリ802に読み込みCPU801で実行することにより実現可能である。
次に、配信サーバ10のCM管理部112が、コンテンツ配信要求を受け付けた際に実行する処理について、図6を用いて説明する。図6は、CM管理部112が受信端末20からコンテンツ配信要求を受け付けた際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。
CM管理部112は、受信端末20からコンテンツ配信要求を受信したか否かを判断する(S11)。
次に、CM管理部112は、コンテンツに付加するCMを所定の数選択する(S12)。
具体的に、CM管理部112は、配信要求のあったクライアントの顧客情報70を検索して、要求されたコンテンツについての配信履歴を生成する。そして、当該顧客の属性情報格納領域70bを参照して、適合度の高いCMを、所定の数CMデータベース122から抽出する。
さらに、CM管理部112は、所定の数のCMについて、配信順序を決定する(S13)。
具体的に、CM管理部112は、ステップ12で抽出した複数のCMをグループ化してグループIDを付すとともに、当該グループのCMの配信順序を設定し、付加情報72を生成する。
そして、CM管理部112は、配信要求のあったコンテンツと、配信順序が最も早いシーケンス番号が設定されたCMと、のIDを含む配信指示をデータ配信部113へと出力して(S14)、処理を終了する。
次に、配信サーバ10のCM管理部112が、受信端末20から視聴履歴を受け付けた際に実行する処理について、図7を用いて説明する。図7は、CM管理部112が受信端末20から視聴履歴を受け付けた際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。
CM管理部112は、I/F部130を介して、受信端末20から視聴履歴を受信したか否かを判断する(S21)。
次に、CM管理部112は、最新の視聴履歴に視聴済みのCMに関するレコードが存在するか否かを判断する(S22)。視聴履歴に視聴済みフラグが登録されたCMに関するレコードが存在する場合には、ステップ23へと進み(YES)、存在しなかった場合には(NO)、処理を終了する。
視聴履歴に視聴済みのCMを示すレコードが存在する場合には(S22でYES)、CM管理部112は、視聴済みのCMが属するグループに、視聴済みのCMよりも配信順序が後のCMが存在するか否かを判断する(S23)。視聴済みのCMよりも配信順序が後のCMが存在する場合には(YES)、ステップ24へと進み、存在しない場合には(NO)、処理を終了する。
配信順序が後のCMが存在する場合には(S23でYES)、CM管理部112は、視聴履歴から、視聴済みのCMが付加されたコンテンツの再生割合を参照して、再生割合と対応する配信順序のCMを特定する(S24)。
そして、CM管理部112は、ステップ24で特定されたCMのIDを含む配信指示をデータ配信部113へと出力して(S25)、処理を終了する。
以上、配信サーバ10が、コンテンツおよびCMを配信する際に実行する処理について説明した。
上記によれば、1つのコンテンツに対して複数のCMを配信する場合でも、複数回にわたるCM配信が可能であるため、受信端末20の限られたストレージをCMデータが圧迫することがない。
また、受信端末20のネットワークへの常時接続が難しい場合でも、接続が確立する度にCMを追加することができる。
<第二の実施形態>
次に、第二の実施形態にかかる配信システム2について説明する。
第二の実施形態にかかる配信システム2は、配信サーバ30と、受信端末20と、からなる。以下、第一の実施形態にかかる配信システム1と比較して、異なる部分について説明する。
本実施形態において、配信サーバ30は、コンテンツに付加するCMを、複数のグループで管理する。さらに、配信サーバ30は、受信端末20から送信される視聴履歴から先に配信したCMの再生状況を判断し、配信するCMグループを切り換える。
このような配信サーバ30を用いた本発明の第二の実施形態について、以下、図8を参照しながら説明する。
受信端末20は、第一の実施形態とほぼ同様の構成であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
配信サーバ30は、制御部310と、記憶部320と、を有する。
記憶部320は、顧客情報80を記憶する。顧客情報80は、第一の実施形態にかかる顧客情報70とほぼ同様の構成であるが、格納される付加情報の内容のみが異なる。
顧客情報80は、図8に示すような付加情報82を格納する。付加情報82は、第一の実施形態にかかる付加情報72と比較して、CMグループの配信順序を示すシーケンス番号格納領域82dをさらに備えている点で異なる。
制御部310のCM管理部312は、視聴履歴からCMの再生状況を判断し、配信するCMグループを切り換える。
まず、CM管理部312は、受信端末20からのコンテンツの配信要求を受け付けると、第一の実施形態にかかるCM管理部112とほぼ同様の処理を実行して、配信コンテンツごとに配信履歴を生成する。
次に、CM管理部312は、当該コンテンツに付加するCMを、CMデータベース122より所定の数、選択して各CMのIDをCMID格納領域72bにそれぞれ格納する。そして、これら複数のCMデータを1グループとしてグループIDを付し、CMグループID格納領域72aへと格納する。そして、当該グループに属するCMの配信順序を決定し、順序を示すシーケンス番号を、シーケンス番号格納領域72cへと格納する。
ここで、本実施形態にかかるCM管理部312は、上述の処理を所定の回数繰り返して、CMグループを複数設定する。
なお、CM管理部312は、1グループ目のCMと同じCMが含まれないように、他のグループのCMを選択する。
また、グループごとに、別のジャンルやシリーズのCM群が選択されていることが望ましい。よって、複数のCMグループを設定する場合には、異なる基準からなる重み係数に従って、属するCMを決定することが望ましい。
次に、CM管理部312は、設定された複数のCMグループの配信順序を決定して、シーケンス番号格納領域82dへと格納する。配信順序の決定処理については、ここでは特に限定せず、例えば、優先する項目の重み係数が高い順に、配信順序を決定することが可能である。
その後、CM管理部112は、配信コンテンツに設定されたCMグループの中で配信順序が最も高いグループに属し、かつ、配信順序が最も高いCMと、配信要求のあったコンテンツと、の配信指示をデータ配信部113に出力する。
以上が、受信端末20からコンテンツの配信要求を受けた際に実行されるCM管理部312の処理である。次に、受信端末20から視聴履歴を受信した際に実行される処理について説明する。
CM管理部312は、受信端末20から、図5に示すような視聴履歴を受け付けると、コンテンツの視聴履歴に従って、次に配信するCMを特定する。
具体的に、CM管理部312は、受信端末20から視聴履歴を受信すると、まず、第一の実施形態と同様に、視聴終了フラグ格納領域222eにフラグが登録されているレコードを抽出して、視聴が終了したCMを特定する。そして、コンテンツの再生割合に合わせて、視聴済みのCMの属するグループの中から、視聴済みのCMよりも配信順序が後のCMを配信する。
ここで、視聴を終了したCMが存在しなかった場合には、CM管理部312は、コンテンツ/CMID格納領域222aにCMIDが格納されているレコードを特定する。そして、再生状況が芳しくないCMを、制御内容および制御時間から判断する。
再生状況が芳しくないCMとは、例えば、早送りが実行されたり、再生が途中で終了されているようなCMである。
CM管理部312は、再生状況が芳しくないCMが存在する場合には、当該CMが属するCMグループのシーケンス番号を付加情報82より読み出して、現在のCMグループよりも配信順序が1つ後のCMグループに属し、かつ、配信順序が最も早いCMを特定し、データ配信部113へ当該CMの配信指示を出力する。
なお、現在のCMグループよりも配信順序が後のCMグループが存在しない場合には、処理を終了する。
以上のような処理により、本実施形態にかかる配信システム2は、コンテンツに付加されたCMの再生状況が芳しくない場合には、他のCMグループへ配信CM群を切り換えることによって、よりクライアントの嗜好にあわせたCMを配信することが可能である。
<第三の実施形態>
次に、第三の実施形態について説明する。図10は、本実施形態にかかる配信システム3の機能構成図である。
本実施形態にかかる配信システム3は、配信サーバ40と、受信端末50と、配信サーバ40と受信端末50とを中継するクライアントPC60と、からなる。配信サーバ40は、クライアントPC60へコンテンツおよびCMを配信し、クライアントPC60はこれらを蓄積して、受信端末50へと送信する。
配信サーバ40の制御部410は、顧客管理部111と、CM管理部412と、データ配信部413と、を備えている。
CM管理部412は、クライアントPC60からのコンテンツ配信要求に従って、コンテンツおよびCMを配信する。
具体的に、CM管理部412は、クライアントPC60からコンテンツの配信要求を受け付けると、第一の実施形態と同様に、コンテンツに付加するCMグループの設定を行う。もちろん、第二の実施形態にかかるCM管理部312と同様に、複数のCMグループを設定するような構成としても良い。
次に、CM管理部412は、配信要求のあったコンテンツと、当該コンテンツに設定したCMグループに属するCMの全てと、の配信を、データ配信部413に指示する。
データ配信部413は、CM管理部412からの配信指示に従って、コンテンツ、および、当該コンテンツに設定されたCMグループに属するCMの全てを、受信端末50およびクライアントPC60へと配信する。なお、その際には、配信履歴(配信コンテンツの付加情報72)についても送信する。
クライアントPC60は、制御部610と、記憶部620と、を有する。
制御部610は、受信端末50からのコンテンツの配信要求を受け付けると、I/F部640を介して、配信サーバ40へと受信端末50の要求するコンテンツの配信を要求する。
そして、配信サーバ40からコンテンツと、当該コンテンツに設定されたCMグループに属するCM群と、配信履歴と、を受信して、記憶部620へと格納する。
さらに、制御部610は、配信履歴に含まれる付加情報72を参照して、配信要求のあったコンテンツに付加するCMを選択する。
具体的に、制御部610は、付加情報72のシーケンス番号格納領域72cに、最も配信順序の早いシーケンス番号が格納されているCMを特定して、当該CMと、配信要求のあったコンテンツと、を受信端末50へと配信する。
以上が、受信端末50からコンテンツの配信要求を受けた際に実行される制御部610の処理である。
なお、受信端末50から視聴履歴を受信した際にも、第一の実施形態にかかるCM管理部112と、ほぼ同様の処理を実行する。
具体的に、制御部610は、視聴履歴の視聴終了フラグ格納領域222eを参照して、視聴済みのCMが存在するか否かを特定する。そして、視聴済みのCMよりも配信順序が後のシーケンス番号を有するCMを特定して、コンテンツの再生割合から配信CMを決定し、受信端末50へと配信する。
なお、ここでも、第二の実施形態にかかるCM管理部312と同様に、CMの再生状況によって、複数のCMグループを切り換えるような構成としても良い。
受信端末50の制御部510は、配信要求部511と、データ管理部512と、データ再生部213と、を有する。
受信端末50は、クライアントPC60を介してコンテンツおよびCMの配信を受けることが可能な点で上記の実施形態と異なる。
配信要求部511は、入力部260を介して、利用者から指示操作を受け付けて、クライアントPC60へコンテンツの配信を要求する。
また、配信要求部511は、クライアントPC60との接続の確立を検出すると、クライアントPC60へ視聴履歴を送信する。なお、前回の接続の確立時と比較して視聴履歴に更新が無い場合には、当該処理は実行されなくとも良い。
データ管理部512は、クライアントPC60から配信されるコンテンツデータと、当該コンテンツデータに関する配信履歴と、付加されたCMデータとを、記憶部220のデータ記憶領域221へと蓄積する。
また、データ管理部512は、クライアントPC60からCMデータを受信すると、蓄積された配信履歴を参照して、当該CMデータを含む付加情報72を特定する。そして、当該付加情報72から、受信したCMよりも配信順序が早いCMのIDを特定して、これらのCMをデータ記憶領域221より削除する。
以上のような構成により、本実施形態にかかる配信システム3によれば、受信端末50は、クライアントPC60を介して配信サーバ40からコンテンツおよびCMデータを取得することが可能である。従って、受信端末50と配信サーバ40間の通信が不要となり、受信端末50の通信費用を削減することが可能である。
また、予めコンテンツに設定されるCMグループに属するCMデータ群を、受信端末50よりも比較的容量の高いクライアントPC60に蓄積させておくことにより、度重なるトラフィックや転送時間についても削減することができる。
また、本発明は、上記のような実施形態には制限されない。上記の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば、上述の各実施形態にかかる各システムは、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、CMを配信するCM配信サーバと、を別々に有していても良い。
図1は、第一の実施形態にかかる配信システム1の機能的な構成を示すブロック図である。 図2は、顧客情報70の概略図である。 図3は、付加情報72の概略図である。 図4は、システムに含まれる各装置の動作例を示すタイムチャートである。 図5は、視聴履歴の概略図である。 図6は、CM管理部112が受信端末20からコンテンツ配信要求を受け付けた際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、CM管理部112が受信端末20から視聴履歴を受け付けた際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、第二の実施形態にかかる配信システム2の機能的な構成を示すブロック図である。 図9は、付加情報82の概略図である。 図10は、第三の実施形態にかかる配信システム3の機能的な構成を示すブロック図である。 図11は、各装置の電気的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
1・2・3:配信システム、10・30・40:配信サーバ、20・50:受信端末、60:クライアントPC、121:コンテンツデータベース、122:CMデータベース、70・80:顧客情報、800:AP、900:ネットワーク。

Claims (11)

  1. 端末装置と、
    配信サーバと、
    前記端末装置に設けられ、前記配信サーバに、クライアントID及びコンテンツIDを含むコンテンツ配信要求を送信する処理を行う制御部と、
    前記配信サーバに設けられ、コンテンツ、および、前記コンテンツのコンテンツメタデータ、を有するコンテンツ関連情報と、CM、および、前記CMのCMメタデータ、を有するCM関連情報と、前記クライアントID毎に、前記クライアントIDで特定されるクライアントに関する属性情報と、を記憶する記憶部と、
    前記配信サーバに設けられ、前記端末装置より、前記コンテンツ配信要求を受信する処理と、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記クライアントIDに対応する属性情報を取得し、取得した前記属性情報に適合するCMメタデータを有するCMからなるCMグループを特定する処理と、前記CMグループに含まれる前記CMのうち少なくとも1つのCMを特定し、予め定められた配信順序に従って、特定した前記少なくとも1つのCMと、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記コンテンツIDで特定されるコンテンツとを、前記コンテンツ配信要求を送信してきた前記端末装置に送信する処理と、を行う制御部と、を備え、
    前記端末装置の制御部は、前記配信サーバとの通信接続が終了した後、再び前記配信サーバとの通信接続の確立を検出した時に、前記CMグループに含まれる前記CMのうちの視聴されたCMを特定する情報を含む視聴履歴が、前記配信サーバとの通信接続が終了してから再び前記配信サーバとの通信接続の確立を検出するまでの間に更新されたか否かを判定し、更新されたと判定した場合、前記視聴履歴を前記配信サーバに送信し、更新されなかったと判定した場合、前記視聴履歴を前記配信サーバに送信しない処理を行い、
    前記配信サーバの制御部は、受信した前記視聴履歴で特定される前記視聴されたCMの次の配信順序のCMを、予め定められた配信順序に従って前記CMグループより特定し、特定した少なくとも1つの前記次の配信順序のCMを、前記視聴履歴を送信してきた前記端末装置に送信する処理を行う
    ことを特徴とする配信システム。
  2. 請求項1に記載の配信システムであって、
    前記端末装置の制御部は、所定のタイミングごとに前記配信サーバと通信接続する
    ことを特徴とする配信システム。
  3. 請求項1または2に記載の配信システムであって、
    前記配信サーバの制御部は、
    受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記クライアントIDに対応する属性情報と、前記CMメタデータと、を比較して、前記CMメタデータに予め割り振られた重み付けの値の集計値の高いCMからなるCMグループを、異なる重み付けの値を用いて複数特定し、
    受信した前記視聴履歴で特定される前記CMの再生割合が、所定の値よりも低い場合に、前記CMを含む前記CMグループよりも配信順序が後のCMグループに含まれるCMを、予め定められた前記CMの配信順序に従って特定し、特定した前記CMを、前記視聴履歴を送信してきた前記端末装置に送信する処理を行う
    ことを特徴とする配信システム。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の配信システムであって、
    前記配信サーバの制御部は、
    前記CMグループを、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記コンテンツIDから特定されるコンテンツのコンテンツメタデータに適合するCMメタデータを有するCMから特定する
    ことを特徴とする配信システム。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の配信システムであって、
    前記CMの配信順序は、前記属性情報に適合するCMメタデータに予め割り振られている重み付けの値の集計値が高いものから順に配信するものである
    ことを特徴とする配信システム。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の配信システムであって、
    前記配信サーバの制御部は、
    取得した前記属性情報に適合するCMメタデータを有するCMのうち、前記属性情報に適合するCMメタデータに予め割り振られている重み付けの値の集計値が高いものから順に予め定められた数のCMによりCMグループを特定する
    ことを特徴とする配信システム。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の配信システムであって、
    前記端末装置の制御部は、前記コンテンツおよび前記CMの視聴履歴を前記配信サーバに送信する処理を行い、
    前記配信サーバの制御部は、
    受信した前記視聴履歴で特定されるコンテンツの再生割合が高いほど、配信順序が後のCMを、前記視聴履歴を送信してきた前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする配信システム。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載の配信システムであって、
    前記配信サーバの制御部は、
    前記CMグループの配信順序を特定する情報を含む配信履歴を、端末装置へ配信し、
    前記端末装置は、
    前記配信サーバからCMを受信すると、前記CMの含まれるCMグループ中で以前に配信されたCMを前記配信履歴により特定し、前記CMを削除する
    ことを特徴とする配信システム。
  9. 請求項1からのいずれか一項に記載の配信システムであって、
    前記配信サーバおよび前記端末装置を中継する中継装置を、さらに備え
    前記配信サーバの制御部は、前記コンテンツおよび前記CMを、前記中継装置を介して端末装置へ配信する
    ことを特徴とする配信システム。
  10. 端末装置と、
    配信サーバと、
    中継装置と、
    前記端末装置に設けられ、前記中継装置に、クライアントID及びコンテンツIDを含むコンテンツ配信要求を送信する処理を行う制御部と、
    前記配信サーバに設けられ、コンテンツ、および、前記コンテンツのコンテンツメタデータ、を有するコンテンツ関連情報と、CM、および、前記CMのCMメタデータ、を有するCM関連情報と、前記クライアントID毎に、前記前記クライアントIDで特定されるクライアントに関する属性情報と、を記憶する記憶部と、
    前記配信サーバに設けられ、前記中継装置を介して、前記端末装置からの前記コンテンツ配信要求を受信する処理と、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記クライアントIDに対応する属性情報を取得し、取得した前記属性情報に適合するCMメタデータを有するCMからなるCMグループを特定する処理と、前記CMグループに含まれる前記CMと、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記コンテンツIDとで特定されるコンテンツとを、前記コンテンツ配信要求を送信してきた前記中継装置に送信する処理と、を行う制御部と、
    前記中継装置に設けられ、前記端末装置から、前記コンテンツ配信要求を受信し、前記配信サーバへと送信する処理と、前記配信サーバから、前記CMグループに含まれる全てのCMと、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記コンテンツIDとで特定されるコンテンツと、を受信する処理と、前記CMグループに含まれる前記CMのうち、少なくとも1つのCMを特定し、予め定められた配信順序に従って、特定した前記少なくとも1つのCMと、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記コンテンツIDで特定されるコンテンツとを、前記コンテンツ配信要求を送信してきた前記端末装置に送信する処理と、を行う制御部と、を備え、
    前記端末装置の制御部は、前記中継装置との通信接続が終了した後、再び前記中継装置との通信接続の確立を検出した時に、前記CMグループに含まれる前記CMのうちの視聴されたCMを特定する情報を含む視聴履歴が、前記中継装置との通信接続が終了してから再び中継装置との通信接続の確立を検出するまでの間に更新されたか否かを判定し、更新されたと判定した場合、前記視聴履歴を前記中継装置に送信し、更新されなかったと判定した場合、前記視聴履歴を前記中継装置に送信しない処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、受信した前記視聴履歴で特定される前記視聴されたCMの次の配信順序のCMを、予め定められた配信順序に従って前記CMグループより特定し、特定した少なくとも1つの前記次の配信順序のCMを、前記視聴履歴を送信してきた前記端末装置に送信する処理を行う
    ことを特徴とする配信システム。
  11. 配信サーバが、端末装置より、クライアントID及びコンテンツIDを含むコンテンツ配信要求を受信する過程と、
    前記配信サーバが、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記クライアントIDに対応する属性情報を取得し、取得した前記属性情報に適合するCMメタデータを有するCMからなるCMグループを特定する過程と、
    前記配信サーバが、前記CMグループに含まれる前記CMのうち少なくとも1つのCMを特定し、予め定められた配信順序に従って、特定した前記少なくとも1つのCMと、受信した前記コンテンツ配信要求に含まれる前記コンテンツIDで特定されるコンテンツとを、前記コンテンツ配信要求を送信してきた前記端末装置に送信する過程と、
    前記端末装置が、前記配信サーバとの通信接続が終了した後、再び前記配信サーバとの通信接続の確立を検出した時に、前記CMグループに含まれる前記CMのうちの視聴されたCMを特定する情報を含む視聴履歴が、前記配信サーバとの通信接続が終了してから再び前記配信サーバとの通信接続の確立を検出するまでの間に更新されたか否かを判定し、更新されたと判定した場合、前記視聴履歴を前記配信サーバに送信し、更新されなかったと判定した場合、前記視聴履歴を前記配信サーバに送信しない過程と、
    前記配信サーバが、受信した前記視聴履歴で特定される前記視聴されたCMの次の配信順序のCMを、予め定められた配信順序に従って前記CMグループより特定し、特定した少なくとも1つの前記次の配信順序のCMを、前記視聴履歴を送信してきた前記端末装置に送信する過程と、を実行する
    ことを特徴とする配信方法。
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