JP5551059B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクを備える鞍乗り型車両の改良に関する。
タンクカバーで覆われた燃料タンクを備える鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1(図5、図12)参照。)。
特許文献1の図5に示されるように、燃料タンク(30)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)の前部は、車体フレームを構成しているメインチューブ(22)に取付けられ、燃料タンク(30)の後部は、車体フレームを構成しているシートレール(24)に取付けられている。
同文献の図12に示されるように、燃料タンク(30)の外周にフランジ部(30e)が設けられ、このフランジ部(30e)の後端に後方へ突出する突出片(30f)が設けられる。
タンクカバー(40)の構成要素としてのセンターカバー(41)の後端に、後方へ突出する突出片(41L)が設けられている。
この突出片(41L)は、締結具により突出片(30f)に固定される。
この場合の締結具は、一般にねじ又はボルトが使用される。すると、締付時に、ねじ又はボルトを回転させる作業が必要となり、取付工数が嵩む。
車両の低コスト化が求められる中、タンクカバーの取付工数の一層の低減が求められる。
特開2009−161016公報
本発明は、タンクカバーの取付工数を低減することを可能にする鞍乗り型車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームに燃料タンクの後端を取付けるタンク取付部が設けられ、このタンク取付部から上方に差込部が延ばされ、差込部に燃料タンクの後端を締結し、差込部に燃料タンクを覆うタンクカバーの後端に設けられている係合孔を差し込むことによりタンク取付部で燃料タンクの後端及びタンクカバーの後端を止めるようにした鞍乗り型車両であって、タンクカバーの後部を、燃料タンクの後方に配置されるシートの前部で上から押さえるようにし、この押さえ方向と差込部の軸方向とが略同一に設定されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、差込部の軸方向は、車両側面視で、斜め後ろ上方を指向していることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、タンクカバーをシートで押さえる押さえ部は、差込部よりも車両前方位置に設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、押さえ部は、車両平面視で、差込部に一部が重なっていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、タンク取付部は、燃料タンクを取外し可能に締結する締結部材を有し、この締結部材の先端部を差込部としたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、タンクカバーに、タンク取付部に向かって膨出する膨出部が備えられ、この膨出部に、係合孔が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、タンククカバーの後端に設けられている係合孔を差込部に差し込んでタンクカバーの後端を止めるようにした。このとき、タンクカバーの後端は、シートにより押さえられ、差込部の軸方向とタンクカバーの押さえ方向とは略同一に設定されている。
差込部の軸方向と押さえ方向を略同一方向にしたシートの前部で差込部を押さえたので、締結することなくタンクカバーをタンク取付部へ固定することが可能になる。従って、タンクカバーの取付作業性を高めることができる。
請求項2に係る発明では、差込部の軸方向は、斜め後ろ上方を指向している。車両斜め後ろ上方から差込部にタンクカバーを差し込んだので、タンクカバーをタンク取付部へ容易に止めることが可能になる。従って、タンクカバーの取付作業が一層容易に行える。
請求項3に係る発明では、シートにタンクカバーを押さえる押さえ部が設けられ、この押さえ部でタンクカバーを押さえるようにした。タンクカバーは、差込部に差し込まれ、押さえ部で押さえられるので、タンクカバーをタンク取付部へ一層確実に固定することができる。
請求項4に係る発明では、押さえ部は、車両平面視で、差込部に一部が重なっている。車両長手方向において、燃料タンクを押さえる押さえ部と差込部との距離を短くできるので、タンクカバーをより一層強固に固定することができる。
請求項5に係る発明では、タンク取付部は、燃料タンクを取外し可能に締結する締結部材を有する。この締結部材の端部をタンクカバーに開けた係合孔が差し込まれる差込部としたので、別個にタンクカバーを止める部品は不要となり、部品点数の増加を抑えることができる。
請求項6に係る発明では、タンクカバーに膨出部が備えられ、この膨出部に係合孔が形成されているため、係合孔とタンク取付部との距離を一層短くすることができる。係合孔とタンク取付部との距離が短くなれば、締結部材の長さを短くすることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の要部側面図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線断面図である。 図4の5部拡大図である。 図4の6部拡大図である。 図6の変形例図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されているように、鞍乗り型車両としての自動二輪車10は、前端部にヘッドパイプ12を有する車体フレーム11と、ヘッドパイプ12に操向可能に設けられ前輪13を有する前輪操向装置14と、車体フレーム11に懸架されるエンジン15と、車体フレーム11から車両後方に延ばされ後輪17を有する後輪懸架装置18と、を主要素とする。エンジン15の駆動力は、チェーン19を介して後輪17に伝達される。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から車両後方へ延ばされるメインフレーム21と、このメインフレーム21の後端から車両後方へ略水平に延ばされるシートレール22と、メインフレーム21の前部から下方へ延ばされるダウンフレーム23と、メインフレーム21の後端から下方へ垂下するように延ばされるピボットフレーム24と、シートレール22とピボットフレーム24との間に渡されるサブフレーム25と、を主要素とする。
ヘッドパイプ12によって操向自在に支持される前輪操向装置14は、前輪13と、この前輪13を懸架するフロントフォーク31と、このフロントフォーク31の上端に設けられるボトムブリッジ32と、このボトムブリッジ32から上方へ延ばされヘッドパイプ12に回動自在に取付けられるステアリング軸33と、このステアリング軸33の上端に取付けられ操舵力を入力するハンドル34と、からなる。ボトムブリッジ32に前輪13の泥はねをよけるフロントフェンダ36が取付けられている。
ボトムブリッジ32から上方に延長部材35が延ばされている。この延長部材35はハンドル34の近傍に達している。延長部材35にヘッドライト37、前部ウインカ38L、38R(手前側の符号38Lのみ示す。)及びメータ40が取付けられている。延長部材35の上端後方に、ハンドル34が配置されている。
後輪懸架装置18は、車体フレーム11から後方に延ばされ後輪17を揺動自在に支持するスイングアーム41と、このスイングアーム41と車体フレーム11の間に渡されるクッションユニット42とからなる。
メインフレーム31の下方にエンジン15が配置されている。このエンジン15は、クランクケース45及びこのクランクケース45から車両斜め上へ延びるシリンダ46を有する。シリンダ46の後壁46bに、スロットルバルブ37が接続され、このスロットルバルブ37の後方にエアクリーナユニット48が接続されている。シリンダ46の前壁46aには、排気管41が接続され、この排気管41は車両後方へ向きを変えて延ばされ、この排気管41の後端に消音器42が接続されている。
エアクリーナユニット48から車両前方にコネクテイングチューブ55が延ばされ、コネクテイングチューブ55の前端にスロットルバルブ47が接続され、このスロットルバルブ47から吸気管56が延ばされ、この吸気管56はシリンダの後壁46bに接続されている。
ハンドル34の車両後方に、燃料タンク61が配置され、この燃料タンク61はタンクカバー62で覆われ、燃料タンク61の車両後方に連続するように乗員が座るシート63が配置されている。シート63は、シートレール22に取付けられている。シートレール22に車両後部を覆うリヤカウル64が取付けられ、このリヤカウル64にテールライト66が取付けられている。シートレール22に後輪17で跳ねた泥をよけるリヤフェンダ65が取付けられ、このリヤフェンダ65に左右の後部ウインカ39L、39R(図手前側の符号39Lのみ示す。)が取付けられている。
次に、燃料タンク及びその周辺部の構成について説明する。
図2に示されているように、メインフレーム21の前部から上方に膨出部材71が膨出され、この膨出部材71に燃料タンクの前端61aが支持されている。メインフレーム21の後部に燃料タンクの後端61bが支持されている。
詳細には、車体フレーム11に、燃料タンクの前端61aを取付ける第1タンク取付部73が設けられ、この第1タンク取付部73に上方へ突出する第1差込部75が設けられている。同様に、車体フレーム11に、燃料タンクの後端61bを取付ける第2タンク取付部74が設けられ、この第2タンク取付部74に上方へ突出する第2差込部76が設けられている。
第1タンク取付部73は、メインフレーム21から延ばした膨出部材71の上面71aに取付けられ、第2タンク取付部74にタンク取付ブラケット77を含む。タンク取付ブラケット77は、メインフレーム21の後部に取付けられている。なお、第2差込部76の上方には、タンクカバー62を押さえるようにシート63が配置されている。
図3に示されているように、燃料タンク61の車両前方に、ハンドル34が配置され、このハンドル34の車両前方にメータ40が配置されている。
燃料タンク61が取付けられる第1タンク取付部73は、車幅方向中央に1箇所設けられ、第2タンク取付部74は、車幅方向左右に設けられている。
図4に示されているように、メインフレーム21は、前端がヘッドパイプ12に接続され板状部材を車幅方向左右から突き合わせてなるガセット部材83と、このガセット部材83の後端から車両後方へ延ばされる断面ロ字状のセンタフレーム84とからなる。
ガセット部材の上面83aから上方に膨出部材71が延ばされ、この膨出部材の上面71aに第1タンク取付部73が設けられている。
第1タンク取付部73に、上方に突設されるおねじ部材としての第1差込部75が設けられ、この第1差込部75に燃料タンクの前端61a及びタンクカバーの前端62aが挿入され第1ナット85にて共締めされている。燃料タンクの前端61a及びタンクカバーの前端62aを第1ナット85にて共締めしたので、燃料タンクの前端61a及びタンクカバーの前端62aを別個独立に締め付ける場合に較べて、取付工数を減らすことができ、組立に係る生産性が高まる。
センタフレーム84の後部上面に第2タンク取付部74が設けられ、第2タンク取付部74に、上方に突設されるおねじ部材としての第2差込部76が設けられている。
燃料タンク61の上面から上方に、給油口を構成する筒状部材91が延ばされ、この筒状部材91に着脱自在に蓋部材92が取付けられている。筒状部材の上端91aは、タンクカバーの上面62cと略同一の高さまで延ばされているので、燃料タンク61がタンクカバー62で覆われる場合であっても、筒状部材91を上方に所定量だけ延ばすことで、この筒状部材91をタンクカバー62で覆うことができ、給油口周りの良好な外観性が確保される。
燃料タンクの上面61cと対向する位置にてタンクカバーの裏面62dには、車幅方向に、複数のリブ94が延びている。これらの複数のリブ94によって、所定の剛性が容易に確保される。
加えて、タンクカバーの前端62aは、第1弾性部材101を介してガセット部材83に取付けられ、タンクカバーの後端62bは、第2弾性部材102及び第3弾性部材103を介してセンタフレーム84に取付けられているので、リブ94による剛性アップと相まって、タンクカバー62の振動を抑えることができる。
次に、第1タンク取付部及びその周辺部の構造について説明する。
図5に示されているように、第1タンク取付部73は、燃料タンク61を取外し可能に締結する第1締結部材としての第1ボルト87を有する。
膨出部材71の上面71aに開けた膨出孔105に下方からねじ部が上方に突出するように下方から第1ボルト87が挿入され、この第1ボルト87に第1弾性部材101及び第1鍔付きカラー部材107を介して燃料タンクの前端61aが挿入され、第1カラー部材の鍔108の上面108aにタンクカバーの前端62aに開けた第1係合孔111が第1ボルト87に差し込まれ、第1ボルト87の上方から第1ナット85(フランジ付きキャップナット85)が締結されている。113はカラーである。
次に、第2タンク取付部及びその周辺部の構造について説明する。
図6に示されているように、第2タンク取付部74は、燃料タンク61を取外し可能に締結する締結部材としての第2ボルト88を有する。
メインフレーム21の後部に設けたタンク取付ブラケット77に開けたブラケット孔115に下方からねじ部が上方に突出するように第2ボルト88が挿入され、この第2ボルト88に第2弾性部材102及び第2鍔付きカラー部材117を介して燃料タンクの後端61bが挿入され、第2ボルト88の上方から第2カラー部材の鍔118の上面118a位置に第2ナット86が締結される。
締結部材としての第2ボルト88の先端部88aは、第2ナット86の上面86aから上方へ突出され、この突出部分を第2差込部76とした。この第2差込部76に、タンクカバーの後端62bに開けた第2係合孔112が差し込まれている。この第2係合孔112に第3弾性部材103が挿嵌されている。つまり、第2係合孔112は、第3弾性部材103を介して第2差込部76に差し込まれている。
第2係合孔112は、タンクカバー62に備えられ第2タンク取付部74に向かって下方へ膨出する膨出部123に形成されている。
図3を併せて参照して、このような第2差込部76(76L、76R)は、車幅方向左右に2つ設けられ、これらの第2差込部76L、76Rに差し込み可能な第2係合孔112についても車幅方向左右に2つ設けられている。
タンクカバー62の後部は、燃料タンク61の後方に配置されるシート63の前部で上から押さえるようにし、この押さえ方向と第2差込部の軸方向Jとが略同一に設定されている。
また、第2差込部の軸方向Jは、車両側面視で、斜め後ろ上方を指向している。
さらに、タンクカバー62をシート63で押さえる押さえ部121は、第2差込部76よりも車両前方位置に設けられている。押さえ部121は、車両平面視で、第2差込部76に一部が重なっている。
以上に述べた鞍乗り型車両の作用を次に述べる。
タンクカバーの後端62bに設けられている第2係合孔112を第2差込部76に差し込んでタンクカバーの後端62bを止めるようにした。このとき、タンクカバーの後端62bは、シート63により押さえられ、第2差込部の軸方向Jとタンクカバー62の押さえ方向とは略同一に設定されている。
第2差込部の軸方向Jとタンクカバー62の押さえ方向を略同一方向にしたシート63の前部で第2差込部76を押さえたので、タンクカバー62を締結することなく第2タンク取付部74へ固定することが可能になる。従って、タンクカバー62の取付作業が容易に行える。
第2差込部の軸方向Jは、車両斜め後ろ上方を指向している。開放されている車両斜め後ろ上方から第2差込部76にタンクカバー62を差し込むようにしたので、タンクカバー62を第2タンク取付部74へ容易に止めることが可能になる。従って、タンクカバー62の取付作業が一層容易に行える。
加えて、シート63にタンクカバー62を押さえる押さえ部121が設けられている。この押さえ部121でタンクカバー62を押さえるようにした。
押さえ部121(121L、121R)は、車幅方向左右に且つ左右の第2差込部76(76L、76R)の上方位置に2つ設けられているので、車幅方向中央に1つ設けられている場合に較べて、確実にタンクカバー62を押さえることができる。すなわち、タンクカバー62は、左右の第2差込部76(76L、76R)に加えて左右の押さえ部121(121L、121R)で押さえられるので、タンクカバー62を第2タンク取付部74へ一層確実に固定することができる。
押さえ部121(121L、121R)は、車両平面視で、第2差込部76(76L、76R)に一部が重なっている。車両長手方向において、燃料タンク61を押さえる押さえ部121と第2差込部76との距離を短くできるので、タンクカバー62を車体フレーム11へより一層強固に固定することができる。
第2タンク取付部74は、燃料タンク61を取外し可能に締結する締結部材としての第2ボルト88を有する。この第2ボルト88の端部88a(先端部88a)を燃料タンクカバー62に開けた第2係合孔112が差し込まれる第2差込部76としたので、部品点数の増加を抑えることができる。
タンクカバー62に膨出部123が備えられ、この膨出部123に第2係合孔112が形成されているため、第2係合孔112と第2タンク取付部74との距離を一層短くすることができる。第2係合孔112と第2タンク取付部74との距離が短くなれば、締結部材としての第2ボルト88の長さを短くすることができる。
次に、差込部の変形例について説明する。
図7に示されるように、第2タンク取付部74Bの先端に設けた第2ボルト88Bの先端部に、アダプタ軸126を付設し、このアダプタ軸126をタンクカバー62に開けた第2係合孔112Bが差し込まれる第2差込部76Bとした。その他、図6の構造、配置と大きく異なるところはなく説明を省略する。
上記構成では、第2差込部76Bにねじ山が形成されていないので、第2差込部76Bにねじ山が形成されている場合に較べて、タンクカバー62の着脱が円滑に行えメンテナンス性が高まる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
請求項1では、差込部の軸方向は、車両側面視で、斜め後ろ上方以外の方向であっても良い。すなわち、差込部の軸方向を、上方又は斜め前上方に指向させても良い。
請求項2では、シート側に設けた押さえ部を差込部の上方又は、差込部よりも車両後方位置に設けることは差し支えない。
請求項3では、押さえ部は、車両平面視で、差込部と重ならない位置に設けることは差し支えない。
請求項4では、タンク取付部の先端に設けた締結部材の先端部に、アダプタ軸を付設し、このアダプタ軸をタンクカバーに開けた係合孔が差し込まれる差込部とすることは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、11…車体フレーム、61…燃料タンク、61b…燃料タンクの後端、62…タンクカバー、62b…タンクカバーの後端、63…シート、71…膨出部、74…タンク取付部(第2タンク取付部)、76…差込部(第2差込部)、88…締結部材(第2ボルト)、88a…締結部材の先端部(第2ボルトの先端部)、112…係合孔(第2係合孔)、121…押さえ部、123…膨出部。

Claims (6)

  1. 車体フレーム(11)に燃料タンクの後端(61b)を取付けるタンク取付部(74)が設けられ、このタンク取付部(74)から上方に差込部(76)が延ばされ、前記差込部(76)に前記燃料タンクの後端(61b)を締結し、前記差込部(76)に前記燃料タンク(61)を覆うタンクカバーの後端(62b)に設けられている係合孔(112)を差し込んだ鞍乗り型車両であって
    前記タンクカバー(62)の後部を、前記燃料タンク(61)の後方に配置されるシート(63)の前部で上から押さえるようにし、この押さえ方向と前記差込部(76)の軸方向とが略同一に設定されていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記差込部(76)の軸方向は、車両側面視で、斜め後ろ上方を指向していることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記タンクカバーを前記シート(63)で押さえる押さえ部(121)は、前記差込部(76)よりも車両前方位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記押さえ部(121)は、車両平面視で、前記差込部(76)に一部が重なっていることを特徴とする請求項3の記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記タンク取付部(74)は、前記燃料タンク(61)を取外し可能に締結する締結部材(88)を有し、この締結部材の先端部(88a)を前記差込部(76)としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記タンクカバー(62)に、前記タンク取付部(74)に向かって膨出する膨出部(123)が備えられ、この膨出部(123)に、前記係合孔(112)が形成されていることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両。
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