JP5538598B1 - 合成樹脂製ガゼット袋の製造方法及び製造装置 - Google Patents

合成樹脂製ガゼット袋の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ガゼット袋を効率良く正確に製造することが可能な合成樹脂製ガゼット袋の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】合成樹脂製の帯状フィルムにて横マチ成形材3を設ける。表面フィルム1と裏面フィルム2との長手方向の間に直交する横マチ成形材3を配する横マチ配置手段100を備える。帯状の底フィルム4を底部に配する底部形成手段200を備える。横マチ成形材3及び底フィルム4を表面フィルム1と裏面フィルム2とに接合する接合手段300を備える。該接合手段300にて、表面フィルム1及び裏面フィルム2をガゼット袋10の輪郭に沿って切断する。横マチ配置手段100により、横マチ成形材3を裏面フィルム2の上方から裏面フィルム2上に載置する。横マチ成形材3と裏面フィルム2とを仮止めする工程を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂製のガゼット袋を自動製袋機で連続形成することができる合成樹脂製ガゼット袋の製造方法及び製造装置に関する。
合成樹脂製のガゼット袋を製造する方法や装置として、例えば特許文献1および特許文献2に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の製造方法は、横マチ部を構成する横マチ成形材を前後面のフィルムの間に介在し、更に、底部を構成する別個の底フィルムを前後面のフィルムの搬送方向に対して平行に搬送しながらフィルムを溶着してガゼット袋を製造する方法である。
一方、特許文献2に記載されたガゼット袋を製造する製袋機は、胴部を構成する帯状のフィルムの一部を二つ折り状に折り込み、これを底部に導いて角底を製造する装置である。
特許第4436521号公報 特許第3655627号公報
このような従来のガゼット袋の製造方法や装置は、いずれも、ガゼット袋の横マチ部を形成する略筒状の横マチ成形材を設け、この横マチ成形材を上下2枚の帯状フィルムの間に、長手方向に直交するように横方向から搬送する手段が採用されていた。
ところが、帯状フィルムに対して横マチ成形材を横方向から搬送すると、横マチ成形材の搬送方向に対して帯状フィルムの移動方向が干渉するので、搬送時の横マチ成形材が傾くなど、搬送位置に狂いが生じるおそれがあった。そのため、従来のガゼット袋の製造方法で横マチ成形材を正確な位置に搬送するには、横マチ成形材の搬送に干渉しない程度に帯状フィルムの搬送速度を遅くする必要があり、この搬送工程が全体の製造工程を遅延化する不都合があった。
しかも、従来のガゼット袋の製造方法や装置では、帯状フィルムの移動だけでも極めて広いスペースが必要になっているが、横マチ成形材を帯状フィルムの横方向から搬送するために、更に広いスペースを確保する必要もあった。
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、ガゼット袋の製造時間を短縮すると共に設置スペースを合理化し、ガゼット袋を効率良く、正確に製造することが可能な合成樹脂製ガゼット袋の製造方法及び製造装置の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、合成樹脂製の帯状フィルムが扁平なチューブ状に折たたまれてガゼット袋10の横マチ部13を形成する横マチ成形材3を設け、ガゼット袋10の表胴部11を形成する帯状の表面フィルム1と裏胴部12を形成する帯状の裏面フィルム2との長手方向の間に直交するように横マチ成形材3を配する横マチ配置手段100と、ガゼット袋10の角底部14を形成する帯状の底フィルム4を底部に配する底部形成手段200と、横マチ成形材3及び底フィルム4を表面フィルム1と裏面フィルム2とに接合し、表面フィルム1及び裏面フィルム2をガゼット袋10の輪郭に沿って切断する接合手段300と、を有する合成樹脂製ガゼット袋の製造方法において、前記横マチ配置手段100は、裏面フィルム2の上方で、横マチ部13の長さの横マチ成形材3を切断するカッター31を備え、横マチ部13用のフィルム材を搬送する移動装置32で略筒状に折り畳んだ後に該カッター31で切断し、切断した横マチ成形材3を把持具33にて把持し、駆動用ベルト34の移動で把持具33ごと横マチ成形材3が搬送レール35に沿って移動するように構成した横マチ成形材配置機構30によって裏面フィルム2の上方から裏面フィルム2の上に横マチ成形材3を載置し、前記横マチ成形材3と前記裏面フィルム2とを仮止めする工程を備えた製造方法である。
第2の手段の前記底部形成手段200は、ガゼット袋10の底部に位置する横マチ成形材3の切断口3Aを開いて横マチ成形材3の底面部3Bを折り返し、該底面部3Bに底フィルム4を接着した後、折り返した底面部3Bを閉じる工程を備えた製造方法にある。
第3の手段は、前記接合手段300において、前記ガゼット袋10の開口部15に位置する前記裏面フィルム2の端部から延長された延長部材2Aを折り返してヘッダー16及びフラップ17を形成する工程を有し、前記ガゼット袋10の開口部にヘッダー16及びフラップ17を設ける製造方法にある。
第4の手段は、前記接合手段300にて、前記表面フィルム1と前記裏面フィルム2との間に配したチャック用帯体8を前記一対のガゼット袋10の開口部15の位置に接合する工程を有し、ガゼット袋10の開口部15に密封チャック18を設ける製造方法にある。
第5の手段は、合成樹脂製の帯状フィルムが扁平なチューブ状に折たたまれて横マチ部13を形成する横マチ成形材3を設け、表胴部11を形成する帯状の表面フィルム1と裏胴部12を形成する帯状の裏面フィルム2との間に長手方向に直交するように横マチ成形材3を配し、角底部14を形成する底フィルム4を底部に配し、横マチ成形材3及び底フィルム4を表面フィルム1と裏面フィルム2とに接合し、表面フィルム1及び裏面フィルム2をガゼット袋10の輪郭に沿って切断するように構成した合成樹脂製ガゼット袋の製造装置において、表面フィルム1及び裏面フィルム2を長手方向に沿って移動する送り機構20と、裏面フィルム2の上方で、横マチ部13の長さの横マチ成形材3を切断するカッター31を備え、横マチ部13用のフィルム材を搬送する移動装置32で略筒状に折り畳んだ後に、このカッター31で切断し、切断した横マチ成形材3を把持具33にて把持し、駆動用ベルト34の移動で把持具33ごと横マチ成形材3が搬送レール35に沿って移動して該横マチ成形材3を裏面フィルム2の上に載置する横マチ成形材配置機構30と、裏面フィルム2上に横マチ成形材3を仮接着する裏面加熱シール機構40と、ガゼット袋10の底部に位置する横マチ成形材3の切断口3Aを開き横マチ成形材3の底面部3Bを折り返す底部表出機構50と、横マチ成形材3の底面部3Bに底フィルム4を接着すると共に、接着された底フィルム4ごと折り返した底面部3Bを閉じるように構成した閉じ具61を備えた底部シール機構60と、横マチ成形材3及び底フィルム4を表面フィルム1と裏面フィルム2とに接合し、表面フィルム1及び裏面フィルム2をガゼット袋10の輪郭に沿って切断する接合機構70とを備えた製造装置とする。
第6の手段は、前記横マチ成形材配置機構30において、前記裏面フィルム2の上方で前記横マチ成形材3を切断するカッター31と、前記横マチ成形材3を前記裏面フィルム2の上方から前記裏面フィルム2の上に設置する移動装置32とを備えた製造装置とする。
第7の手段において、前記底部表出機構50は、前記横マチ成形材3の前記切断口3Aを開口するスライド杆52と、前記横マチ成形材3の上に折り返された前記切断口3A側面に当ててガゼット袋10の底部に位置する底面部3Bを形成する折返し用板体54とを備えた製造装置とする。
請求項1に記載の横マチ配置手段100のごとく、帯状の横マチフィルムを折り畳んで横マチ成形材3を形成し、該横マチ成形材3を前記裏面フィルム2の上方から裏面フィルム2上に載置し、前記横マチ成形材3と前記裏面フィルム2とを仮止めする工程を備えたことで、横マチ成形材を横方向から搬送する従来の製造方法のように、搬送時の横マチ成形材が傾くなどの位置ずれを防止することができる。この結果、ガゼット袋の製造時間を短縮し、効率良く正確に製造することが可能になった。
請求項2に記載の底部形成手段200のように、ガゼット袋10の底部に位置する横マチ成形材3の切断口3Aを開いて横マチ成形材3の底面部3Bを折り返し、該底面部3Bに底フィルム4を接着した後、折り返した底面部3Bを閉じる工程を備えたことで、横マチ成形材3と底フィルム4との接着作業をきわめて正確に行うことができる。
請求項3の接合手段300によると、ヘッダー16及びフラップ17を備えたガゼット袋10を合理的に製造することができる。
請求項4の接合手段300によると、密封チャック18を備えたガゼット袋10を合理的に製造することができる。
請求項5に記載の製造装置によると、横マチ成形材配置機構30により横マチ成形材3を裏面フィルム2の上方から上面に設置することができ、裏面加熱シール機構40により
裏面フィルム2上に横マチ成形材3を仮接着することができる。更に、底部表出機構50によりガゼット袋10の底部に位置する横マチ成形材3の底面部3Bを折り返すことができ、底部シール機構60により横マチ成形材3の底面部3Bに底フィルム4を接着すると共に、接着された底フィルム4ごと折り返した底面部3Bを閉じることが可能になった。
請求項6の横マチ成形材配置機構30によると、裏面フィルム2の上方で所定長さの横マチ成形材3が切断され、この横マチ成形材3を裏面フィルム2の上方から裏面フィルム2の上に設置することができる。従来のように帯状フィルムの搬送方向に対して横マチ成形材を横方向から搬送した場合のように、横マチ成形材が傾くなどの位置ずれは解消され、横マチ成形材3を極めて正確な位置に設置することができる。この結果、従来のように裏面フィルム2の搬送速度を遅くしなくても横マチ成形材3の設置が可能になったので、ガゼット袋の製造時間を短縮し、ガゼット袋の製造効率を向上させるものである。しかも、裏面フィルム2の上方で横マチ成形材3が切断され、この横マチ成形材3を裏面フィルム2の上に設置することから、設置スペースを合理化することもできる。
請求項7の底部表出機構50により、表面フィルム1の切断端部1Aを開くと共に、該表面フィルム1に仮止めされた横マチ成形材3の切断口3Aを開口し、ガゼット袋10の底部に位置する底面部3Bを正確に形成することができる。
本発明製造方法の一実施例を示す概略図である。 本発明製造装置の横マチ成形材配置機構を示す概略平面図である。 本発明製造装置の底部表出機構を示す概略平面図である。 本発明製造装置の底部シール機構を示す概略平面図である。 本発明製造装置の底部シール機構の一実施例を示す概略図である。 本発明製造装置で成形されたガゼット袋の一実施例を示す正面図である。 本発明製造装置で成形されたガゼット袋の一実施例を示す斜視図である。 本発明製造装置の底部シール機構の他の実施例を示す概略図である。 本発明製造装置で成形されたガゼット袋の一実施例を示す正面図である。 本発明製造装置で成形されたガゼット袋の他の実施例を示す斜視図である。
本発明によると、ガゼット袋の製造時間を短縮すると共に設置スペースを合理化し、ガゼット袋を効率良く、正確に製造することが可能になるなどといった当初の目的を達成した。
本発明合成樹脂製ガゼット袋の材質は、例えば、ポリプロピレンフィルムにナイロンフィルムがラミネートされたフィルム材や、LDPEフィルム、HDPEフィルム、PETフィルム、アルミ蒸着フィルムなど任意の合成樹脂材を使用することが可能である。
本発明ガゼット袋10は合成樹脂材にて形成され、表胴部11、裏胴部12、横マチ部13、角底部14で構成される(図7、図10参照)。
本発明製造方法は、特に、次の三つの手段を有するものである。すなわち、横マチ配置手段100、底部形成手段200、接合手段300である(図1参照)。
横マチ配置手段100は、横マチ成形材3を裏面フィルム2上に設置してから横マチ成形材3を仮接着するまでの手段となる。すなわち、ガゼット袋10の裏胴部12を形成する帯状の裏面フィルム2が予め設置されている(図1参照)。一方、横マチ成形材3は、合成樹脂製の帯状フィルムが扁平なチューブ状に折たたまれたもので、ガゼット袋10の横マチ部13を形成するフィルム部材である。
本発明では、横マチ成形材3を裏面フィルム2の上方で形成し、形成された横マチ成形材3を裏面フィルム2の上面に横向きに配置する(図2参照)。
この横マチ配置手段100では、横マチ成形材配置機構30により、まず横マチ成形材3を裏面フィルム2の上方から裏面フィルム2上に載置する(図1参照)。次に、裏面加熱シール機構40によって、横マチ成形材3と裏面フィルム2とを仮止めする。
底部形成手段200は、ガゼット袋10の角底部14を形成する帯状の底フィルム4を底部の位置に配する手段である(図1参照)。まず、底部表出機構50により、横マチ成形材3の切断口3Aを開いてガゼット袋10の底部に位置する横マチ成形材3の底面部3Bを折り返す(図3参照)。このとき、横マチ成形材3の重なった切断口3Aの上側を開き、ガゼット袋10の底部に位置する横マチ成形材3の底面部3Bを表出する。次に、底部シール機構60によって表出した底面部3Bに底フィルム4を接着する(図4参照)。その後、折り返した底面部3Bを底フィルム4ごと閉じる工程となる。
接合手段300は、表面フィルム1及び裏面フィルム2を接合した後、ガゼット袋10の輪郭に沿って切断する手段である。この手段では、まず、横マチ成形材3及び底フィルム4を、表面フィルム1と裏面フィルム2とに接合する(図1参照)。そして、接合機構70により、表面フィルム1及び裏面フィルム2をガゼット袋10の輪郭に沿って切断すると、ガゼット袋10が形成される(図6、図9参照)。
図5乃至図7は、接合手段300において、ガゼット袋10の開口部15の位置にヘッダー16及びフラップ17を形成する工程を示している。すなわち、裏面フィルム2の幅員両端から延長された延長部材2Aを折り返して開口部15の位置にヘッダー16及びフラップ17を形成する工程である(図5参照)。このような工程により成形されたガゼット袋10には、ヘッダー16とフラップ17が形成されるものである(図6参照)。図示例では、フラップ17を折り込む際に、長尺状の粘着テープ17Aをフラップ17の内側に配している。そして、フラップ17付のガゼット袋10が形成される(図7参照)。
図8乃至図10は、接合手段300において、ガゼット袋10の開口部15の位置に密封チャック18を形成する工程を示している。図示例では、まず、接着テープ9にて横マチ成形材3の開口側端部を裏面フィルム2に接着する(図8参照)。次に、裏面フィルム2の上にチャック用帯体8を配置し、このチャック用帯体8をガゼット袋10の開口部15の位置に接合する。この結果、各ガゼット袋10の開口部15に密封チャック18が設けられる(図9、10参照)。
次に、本発明の製造装置を説明する。本発明製造装置は、前記製造方法を実施する装置になっている。すなわち、合成樹脂製のガゼット袋10を製造する本発明装置の基本構成は、送り機構20、横マチ成形材配置機構30、裏面加熱シール機構40、表面加熱シール機構50、底部表出機構50、底部シール機構60、接合機構70を備えたものである(図1参照)。
送り機構20は、表面フィルム1及び裏面フィルム2を長手方向に沿って移動する機構である(図1参照)。図示例では複数のローラー21を利用した送り機構20を示している。この送り機構20では、長手方向に沿って前記表面フィルム1や裏面フィルム2を水平移動する。
横マチ成形材配置機構30は、横マチ成形材3を裏面フィルム2の上に設置する機構である(図2参照)。図示の横マチ成形材配置機構30には、裏面フィルム2の上方で、横マチ部13の長さの横マチ成形材3を切断するカッター31を備えている。このカッター31は、横マチ部13用のフィルム材を搬送する移動装置32で略筒状に折り畳んだ後に、所定長さに切断する。更に、切断した横マチ成形材3を把持具33にて把持した状態で駆動用ベルト34が移動すると、把持具33ごと横マチ成形材3が搬送レール35に沿って移動し、裏面フィルム2の上方から裏面フィルム2の上に横マチ成形材3を載置するものである。図示例の把持具33は、吸引エアーにて横マチ成形材3を吸着する構成を示しているが、把持具33の構成は、他のカム方式など任意に変更することができる。
裏面加熱シール機構40は、裏面フィルム2上に横マチ成形材3を仮接着する機構である(図1参照)。図示例では、裏面フィルム2の下面側からシール用熱板41を当てて裏面フィルム2と横マチ成形材3とを仮接着している。
底部表出機構50は、横マチ成形材3の底面部3Bを折り返す機構である(図3参照)。すなわち、ガゼット袋10の底部に位置する横マチ成形材3の切断口3Aを開き底面部3Bを折り返す。図示の底部表出機構50は、押圧板51、スライド杆52、位置固定盤53、折返し用板体54にて構成されている。
押圧板51は、横マチ成形材3の底面部3Bを折り返す位置で横マチ成形材3を押圧固定する部材である。そして、横マチ成形材3を押圧固定した状態で、横マチ成形材3の切断口3Aの上縁にスライド杆52を係止させる(図3参照)。このスライド杆52は、横マチ成形材3の長手方向に沿ってスライド移動するもので、位置固定盤53に装着されている。そして、このスライド杆52で横マチ成形材3の切断口3Aを折り返し、ガゼット袋10の底部に位置する底面部3Bを形成する。更に、この底面部3Bに折返し用板体54を当てて底面部3Bの形状を整えるものである。図示の折返し用板体54は、ヒンジにより揺動自在に形成されている。
底部シール機構60は、拡開された横マチ成形材3の底面部3Bに底フィルム4を仮接着する機構である(図1参照)。図示の底部シール機構60は、送りローラー61、仮止用熱板62、閉じ具63、折返し用板体64にて構成されている(図4参照)。
送りローラー61により、拡開された横マチ成形材3の底面部3Bの位置に底フィルム4を設置する(図4参照)。そして、底面部3B上に設置された底フィルム4を仮止用熱板62にて仮接着する。更に、閉じ具63と折返し用板体64とにより、折り返された横マチ成形材3の底面部3Bを元の状態に戻すものである。図示の閉じ具63は、複数本のローラーにて構成されている。図中、閉じ具63Aは、底面部3Bの中央に当てるもので、折り返しのきっかけとなる。次に、径の異なった複数の閉じ具63B、63C、63D、63Eを配置し、底フィルム4の側縁に順次接触させることで、底フィルム4ごと横マチ成形材3の底面部3Bを閉じるものである。このとき、横マチ成形材3の底面部3Bの間に折返し用板体64を介することで、底面部3Bの折り返し位置を正確にしている。
接合機構70は、表面フィルム1と裏面フィルム2を接合した後、切断することで、ガゼット袋10を成形する機構である(図1、図5、図8参照)。この接合機構70には、縦シール用熱板71と横シール用熱板72とが備えられている。そして、これらの縦シール用熱板71及び横シール用熱板72により、横マチ成形材3及び底フィルム4を表面フィルム1と裏面フィルム2とに接合する。更に、この接合と同時に又は接合後に、表面フィルム1及び裏面フィルム2をガゼット袋10の輪郭に沿って切断する(図示せず)。
図5に示す接合機構70は、ガゼット袋10の開口部15の位置にヘッダー16及びフラップ17を形成する機構である。すなわち、裏面フィルム2の端部から延長された延長部材2Aを折り返して開口部15の位置にヘッダー16及びフラップ17を形成するため、ヘッダー16の折り返し部分を溶着する補強用熱板73を配している。更に、この溶着されたヘッダー16に係止用孔16Aを開穿する加熱ピン74を配したものである。
図8に示す接合機構70は、チャック用帯体8により、ガゼット袋10に密封チャック18を形成する機構である。まず、横マチ成形材3の開口側端部に接着テープ9を配し、補強用熱板73にて裏面フィルム2に接着する。次に、裏面フィルム2上にチャック用帯体8を配置し、チャック用熱板75にて溶着する。そして、表面フィルム1を裏面フィルム2上に重ねた後、縦シール用熱板71及び横シール用熱板72にてガゼット袋10の形状に沿って切断すると、密封チャック18付きのガゼット袋10が形成される(図9、図10参照)。
尚、本発明装置の構成は図示に限定されるものではない。更に、本発明の要旨を変更しない範囲で自由な設計変更が可能である。
1 表面フィルム
1A 切断端部
2 裏面フィルム
2A 延長部材
3 横マチ成形材
3A 切断口
3B 底面部
4 底フィルム
5 手提げ片
6 接合フィルム
7 補強フィルム
8 チャック用帯体
9 接着テープ
10 ガゼット袋
11 表胴部
12 裏面部
13 横マチ部
14 角底部
15 開口部
16 ヘッダー
17 フラップ
18 密封チャック
20 送り機構
21 ローラー
30 横マチ成形材配置機構
31 送りローラー
32 カッター
33 把持具
34 駆動ベルト
35 移動レール
40 裏面加熱シール機構
41 シール用熱板
50 底部表出機構
51 押圧板
52 スライド杆
53 位置固定盤
54 折返し用板体
60 底部シール機構
61 送りローラー
62 仮止用熱板
63 閉じ具
64 折返し用板体
70 接合機構
71 縦シール用熱板
72 横シール用熱板
73 補強用熱板
74 加熱ピン
75 チャック用熱板
76 開口用熱板
100 横マチ配置手段
200 底部形成手段
300 接合手段

Claims (7)

  1. 合成樹脂製の帯状フィルムが扁平なチューブ状に折たたまれてガゼット袋の横マチ部を形成する横マチ成形材を設け、ガゼット袋の表胴部を形成する帯状の表面フィルムと裏胴部を形成する帯状の裏面フィルムとの長手方向の間に直交するように横マチ成形材を配する横マチ配置手段と、ガゼット袋の角底部を形成する帯状の底フィルムを底部に配する底部形成手段と、横マチ成形材及び底フィルムを表面フィルムと裏面フィルムとに接合し、表面フィルム及び裏面フィルムをガゼット袋の輪郭に沿って切断する接合手段と、を有する合成樹脂製ガゼット袋の製造方法において、
    前記横マチ配置手段は、裏面フィルムの上方で、横マチ部の長さの横マチ成形材を切断するカッターを備え、横マチ部用のフィルム材を搬送する移動装置で略筒状に折り畳んだ後に該カッターで切断し、切断した横マチ成形材を把持具にて把持し、駆動用ベルトの移動で把持具ごと横マチ成形材が搬送レールに沿って移動するように構成した横マチ成形材配置機構によって裏面フィルムの上方から裏面フィルムの上に横マチ成形材を載置し、前記横マチ成形材と前記裏面フィルムとを仮止めする工程を備えたことを特徴とする合成樹脂製ガゼット袋の製造方法。
  2. 前記底部形成手段は、ガゼット袋の底部に位置する横マチ成形材の切断口を開いて横マチ成形材の底面部を折り返し、該底面部に底フィルムを接着した後、折り返した底面部を閉じる工程を備えた請求項1記載の合成樹脂製ガゼット袋の製造方法。
  3. 前記接合手段において、前記ガゼット袋の開口部に位置する前記裏面フィルムの端部から延長された延長部材を折り返してヘッダー及びフラップを形成する工程を有し、前記ガゼット袋の開口部にヘッダー及びフラップを設ける請求項1記載の合成樹脂製ガゼット袋の製造方法。
  4. 前記接合手段にて、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に配したチャック用帯体を前記一対のガゼット袋の開口部の位置に接合する工程を有し、ガゼット袋の開口部に密封チャックを設ける請求項1記載の合成樹脂製ガゼット袋の製造方法。
  5. 合成樹脂製の帯状フィルムが扁平なチューブ状に折たたまれて横マチ部を形成する横マチ成形材を設け、表胴部を形成する帯状の表面フィルムと裏胴部を形成する帯状の裏面フィルムとの間に長手方向に直交するように横マチ成形材を配し、角底部を形成する底フィルムを底部に配し、横マチ成形材及び底フィルムを表面フィルムと裏面フィルムとに接合し、表面フィルム及び裏面フィルムをガゼット袋の輪郭に沿って切断するように構成した合成樹脂製ガゼット袋の製造装置において、
    表面フィルム及び裏面フィルムを長手方向に沿って移動する送り機構と、
    裏面フィルムの上方で、横マチ部の長さの横マチ成形材を切断するカッターを備え、横マチ部用のフィルム材を搬送する移動装置で略筒状に折り畳んだ後に、このカッターで切断し、切断した横マチ成形材を把持具にて把持し、駆動用ベルトの移動で把持具ごと横マチ成形材が搬送レールに沿って移動して該横マチ成形材を裏面フィルムの上に載置する横マチ成形材配置機構と、
    裏面フィルム上に横マチ成形材を仮接着する裏面加熱シール機構と、
    ガゼット袋の底部に位置する横マチ成形材の切断口を開き横マチ成形材の底面部を折り返す底部表出機構と、
    横マチ成形材の各底面部に底フィルムを接着すると共に、接着された底フィルムごと折り返した底面部を閉じるように構成した閉じ具を備えた底部シール機構と、
    横マチ成形材及び底フィルムを表面フィルムと裏面フィルムとに接合し、表面フィルム及び裏面フィルムをガゼット袋の輪郭に沿って切断する接合機構とを備えたことを特徴とする合成樹脂製ガゼット袋の製造装置。
  6. 前記横マチ成形材配置機構において、前記裏面フィルムの上方で前記横マチ成形材を切断するカッターと、前記横マチ成形材を前記裏面フィルムの上方から前記裏面フィルムの上に設置する移動装置とを備えた請求項5記載の合成樹脂製ガゼット袋の製造装置。
  7. 前記底部表出機構は、前記横マチ成形材の切断口を開口するスライド杆と、横マチ成形材の上に折り返すマチ成形材の切断口側面に当ててガゼット袋の底部に位置する底面部を形成する折返し用板体とを備えた請求項5記載の合成樹脂製ガゼット袋の製造装置。
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