JP5533480B2 - 電子部品の実装装置及び実装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品の実装装置及び実装方法に関する。
プリント基板への電子部品の実装は、電子部品をプリント基板に接合する接合材を用いて行なわれる。電子部品とプリント基板との間に配置された接合材を加熱して溶融させその後に凝固することにより接合される。特許文献1〜4には、プリント基板への電子部品の実装又は取外しに関する技術が開示されている。
特開平11−297749号公報 特開平10−303546号公報 特開2003−152329号公報 特開平5−198621号公報
接合材が十分に溶融してない状態のまま実装が終了すると、プリント基板と電子部品とが接触不良が生じる恐れがある。
本発明は、プリント基板に電子部品を接合する接合材の溶融状態を判定可能な電子部品の実装装置及び実装方法を提供することを目的とする。
本明細書に開示の電子部品の実装装置は、プリント基板上に置かれた電子部品に対して進退可能であり、前記電子部品の傾きに応じて傾動可能であり、前記電子部品に接触して前記プリント基板と前記電子部品とを接合する接合材を加熱可能な加熱ヘッドと、前記加熱ヘッドの位置及び傾きを計測するための第1センサと、前記プリント基板の位置及び傾きを計測するための第2センサと、前記加熱ヘッドが前記電子部品に接触した状態での前記第1センサの計測結果に基づいて前記電子部品の位置及び傾きを算出し、前記第2センサの計測結果と前記電子部品の位置及び傾きとに基づいて前記接合材の溶融状態を判定する制御部と、を備えている。
本明細書に開示の電子部品の実装方法は、プリント基板上に置かれた電子部品に対して進退可能であり、前記電子部品の傾きに応じて傾動可能であり、前記電子部品に接触可能な加熱ヘッドにより前記プリント基板と前記電子部品とを接合する接合材を加熱し、前記加熱ヘッドの位置及び傾きを計測し、前記プリント基板の位置及び傾きを計測し、前記加熱ヘッドが前記電子部品に接触した状態での前記第1センサの計測結果に基づいて前記電子部品の位置及び傾きを算出し、前記第2センサの計測結果と前記電子部品の位置及び傾きとに基づいて前記接合材の溶融状態を判定する。
プリント基板に電子部品を接合する接合材の溶融状態を判定可能な電子部品の実装装置及び実装方法を提供できる。
図1は、本実施例の電子部品の実装装置の外観図である。 図2は、電子部品の実装装置の模式的な断面図である。 図3は、電子部品の実装装置1の機能ブロック図である。 図4は、電子部品の実装方法の一例を示したフローチャートである。 図5A、5Bは、電子部品の実装方法の説明図である。 図6A、6Bは、電子部品の実装方法の説明図である。 図7は、電子部品が高密度に実装されているプリント基板に電子部品を実装する場合の説明図である。
図1は、本実施例の電子部品の実装装置1の外観図である。図2は、電子部品の実装装置1の模式的な断面図である。図3は、電子部品の実装装置1の機能ブロック図である。実装装置1は、主にリワーク工程中での電子部品の再実装時に使用されるが、リワーク工程中で実施に限定されない。図1、図2は、実装装置1が電子部品90をプリント基板80に実装している状態を示している。
実装装置1は、制御部2、昇降アクチュエータ3、支持壁5、支持板10、20、可動板30、加熱ヘッド40、第1センサ60、第2センサ60aを含む。制御部2は、CPU、ROM、RAM等を含み、実装装置1の全体の動作を制御する。支持壁5は、昇降アクチュエータ3により昇降可能に支持されている。昇降アクチュエータ3は制御部2により制御される。支持板10、20は、支持壁5に固定されている。可動板30は、支持板20に連結されている。加熱ヘッド40は、連結ロッド34により可動板30の下方側に連結されている。加熱ヘッド40は、プリント基板80上に配置された電子部品90の表面に配置される。加熱ヘッド40は、銅などの高熱伝導性の材料により形成される。加熱ヘッド40の下端面は平坦である。
図3に示すように、加熱ヘッド40には、ヒータ41、温度センサ42が内蔵されている。温度センサ42は例えばサーミスタである。ヒータ41は、例えば銅などの高熱伝導性の金属材料から形成される。ヒータ41内には、電熱線が埋め込まれる。電熱線に供給される電流に基づいて電熱線は熱エネルギを発生させる。熱エネルギーはヒータ41を発熱させる。これにより加熱ヘッド40は発熱する。
支持板10には、図1に示すように3つのアクチュエータ58が設置されている。尚、図2においては2つのアクチュエータ58のみを示している。アクチュエータ58には、それぞれストッパ50が連結されている。ストッパ50は、鉛直下方向に延びたロッド状である。ストッパ50の先端には、支持部52が形成されている。支持部52は、平板状である。アクチュエータ58の駆動により、ストッパ50は昇降する。実装装置1は、アクチュエータ58に指令を出すことによりストッパ50の位置を調整する。3つのストッパ50は、それぞれ独立して位置が調整される。ストッパ50は、可動板30と接触することにより、可動板30に連結された加熱ヘッド40の停止位置を規定する機能を有する。
可動板30には、3つの支持ピン32が挿入されている。尚、図1、図2には、2つの支持ピン32のみを示している。3つの支持ピン32は、3つのストッパ50の支持部52がそれぞれ接触する。支持ピン32は、図1に示すように、先端が円錐状である。3つの支持ピン32を互いに結ぶ直線は、可動板30の上方から見た場合に略正三角形となる。即ち、可動板30は、3つのストッパ50により3点で支持される。これにより、詳しくは後述するが、ストッパ50は加熱ヘッド40が所定の傾きを有した状態で加熱ヘッド40の停止位置を規定することができる。尚、図1、図2においては、支持ピン32と支持部52とは接触していない。
可動板30の上面側には3つの支持ロッド38が固定されている。尚、図2においては2つの支持ロッド38のみを示している。3つの支持ロッド38を互いに結ぶ直線は、上方から見た場合に略正三角形となる。3つの支持ロッド38の上端部39には、3つの第1センサ60がそれぞれ接触している。尚、図2においては2つの第1センサ60のみを示している。
図2に示すように、支持ロッド38は、支持板20の貫通孔28にそれぞれ遊びをもって貫通している。支持ロッド38の上端部39は、他の部分よりも径が大きい。支持ロッド38の形状に対応するように貫通孔28が形成されている。支持ロッド38が支持板20の貫通孔28に遊びをもって貫通しているので、支持ロッド38は貫通孔28の軸方向に対して傾斜可能に貫通している。支持ロッド38、可動板30、加熱ヘッド40は一体に連結されている。このため、支持ロッド38と貫通孔28とにより、加熱ヘッド40は傾斜可能に支持板20に連結されている。支持ロッド38は間接的に加熱ヘッド40に固定されている。従って、加熱ヘッド40は、プリント基板80に実装される電子部品90の傾きに応じて傾動可能に支持されている。
支持板10には、エアシリンダ70が設置されている。エアシリンダ70は、鉛直方向に延びた軸70aを有している。軸70aの下端部には、連結部70bが連結されている。連結部70bには、玉が保持されている。玉にはワイヤ71の一端が連結され他端は可動板30に連結されている。玉は、可動板30からの自重により転がることが可能に連結部70bに保持されている。支持板10には、ワイヤ71を逃すための孔が設けられており、支持板20にもワイヤ71を逃すための孔29が設けられている。エアシリンダ70は軸70aを上下動することにより、ワイヤ71が上下動する。これにより、エアシリンダ70は、加熱ヘッド40が電子部品90上に配置された際の電子部品90への圧力を調整することができる。図3に示すように、電空レギュレータ75はエアシリンダ70に供給する圧縮空気の圧力を制御する。電空レギュレータ75は制御部2の指令に応じて制御される。
第1センサ60は、接触式の変位センサである。3つの第1センサ60は、支持板10に固定されている。第1センサ60は、支持板10に固定された外筒61、外筒61に対して上下動可能に連結された内筒62、を含む。第1センサ60は、外筒61に対する内筒62の位置に応じた出力値を制御部2へ出力する。内筒62は、自重により支持ロッド38の上端部39に常に接触する。支持ロッド38から加熱ヘッド40までの長さは不変である。このため、制御部2は、第1センサ60からの出力値に基づいて加熱ヘッド40の位置を算出できる。また、第1センサ60は3つ設けられているので、制御部2は、加熱ヘッド40の3点の位置から、加熱ヘッド40の位置及び傾きを算出できる。
制御部2は、加熱ヘッド40の位置及び傾きから、電子部品90の位置及び傾きを算出する。加熱ヘッド40の下端面が半導体チップ92の上面に接触している場合には、加熱ヘッド40から電子部品90の距離は一定であるため、加熱ヘッド40の位置及び傾きに基づいて電子部品90の位置及び傾きを算出できる。
第2センサ60aは、接触式の変位センサである。3つの第2センサ60aは、支持板20に固定されている。第2センサ60aは、支持板20に固定されている外筒61a、外筒61aに対して上下動可能に連結された内筒62a、を含む。第2センサ60aは、第1センサ60と同様の機能を有している。第2センサ60aは、可動板30、加熱ヘッド40に形成された貫通孔を貫通している。貫通孔は、可動板30、加熱ヘッド40が傾いた場合であっても、貫通孔の内面に第2センサ60aが接触しない大きさに設定されている。第2センサ60aの外筒61aは、電子部品を実装する際にプリント基板80に接触する。第2センサ60aはプリント基板80の位置に応じた出力値を制御部2に出力する。第2センサ60aは3つ設けられているので、制御部2は、プリント基板80の3点の位置を算出できこれに基づいてプリント基板80の位置及び傾きを算出できる。
実装装置1により実装される電子部品90について説明する。電子部品90は、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプの電子部品である。電子部品90は、半導体チップ92、半導体チップ92の裏面に設けられた複数の接合材94、を含む。半導体チップ92は、樹脂封止されている。接合材94は、半田である。実装前においては、電子部品90は、プリント基板80の端子部82上に配置される。接合材94は、加熱前は凝固状態にある。接合材94は、アレイ状に設けられている。プリント基板80は、両端を不図示の治具により挟まれて保持されている。プリント基板80は、既に両面に電子部品が実装されているものであってもよい。
電子部品の実装方法について説明する。
図4は、電子部品の実装方法の一例を示したフローチャートである。図5A、5B、6A、6Bは、電子部品の実装方法の説明図である。図5Aは、プリント基板80に電子部品90を設置した状態を示している。加熱ヘッド40は電子部品90から退避しており、支持ロッド38の上端部39が貫通孔28の内面に接触することにより、可動板30、加熱ヘッド40は、支持板20に保持されている。また、第2センサ60aはプリント基板80から退避している。
図5Aに示した状態から、ヒータ41を作動させて、図5Bに示すように昇降アクチュエータ3により支持壁5を下降させ、加熱ヘッド40を電子部品90の半導体チップ92の表面に設置して接合材94の加熱を開始する(ステップS1)。また、第2センサ60aをプリント基板80に接触させる(ステップS2)。
支持壁5を下降させると、図5Bに示すように、支持ロッド38は貫通孔28の内面から離れる。尚、この状態においては、電子部品90にかかる圧力が過度にならないように、制御部2はエアシリンダ70により調整する(ステップS3)。支持ロッド38は貫通孔28の内面から離れることにより、支持ロッド38は貫通孔28内で貫通孔28の軸方向に対してある程度の傾斜が許容される。これにより、例えば、加熱開始前からプリント基板80が既に反っておりこれに起因して電子部品90が傾いている場合であっても、加熱ヘッド40が傾くことが可能となる。加熱ヘッド40の下端面は電子部品90の半導体チップ92の表面全体に接触しているので、複数の接合材94に対して略均等に熱を伝達することが可能となる。
制御部2は、第1センサ60からの出力値に基づいて電子部品90の位置及び傾きを算出し、第2センサ60aからの出力値に基づいてプリント基板80の位置及び傾きを算出し、RAMに記憶させる(ステップS4)。計測第2センサ60aは、プリント基板80に搭載された部品に接触してもよい。
次に制御部2は、温度センサ42からの出力値に基づいて加熱ヘッド40が半田の融点直前の温度に到達したか否かを判定する(ステップS5)。半田の融点温度は例えば230℃であり、半田の融点直前の温度は、例えば、217℃である。加熱ヘッド40が半田の融点直前の温度に到達した場合には、プリント基板80にも加熱ヘッド40の熱が充分に伝わった状態と推定できる。また、基板の加熱に要する時間をあらかじめ測定/登録しておき、時間により判定してもよい。
図6Aは、加熱開始後であり接合材94が溶融する前の状態を示している。加熱ヘッド40が電子部品90を加熱することにより、プリント基板80にも熱が伝わり反りが生じ得る。プリント基板80に反りが生じると電子部品90も傾く。上述したように、加熱ヘッド40は傾斜可能に支持板20に連結されているので、加熱ヘッド40の熱に起因したプリント基板80の反りにも対応できる。図6Aには、水平線Hを示している。
加熱ヘッド40が接合材94の融点直前の温度に到達すると、制御部2は、第1センサ60、第2センサ60aからの出力値に基づいて、電子部品90、プリント基板80の位置及び傾きを算出し、RAMに記憶する(ステップS6)。即ち、制御部2は、接合材94が溶融する直前でのプリント基板80、電子部品90の位置及び傾きを算出する。計測第2センサ60aは、プリント基板80に接触せずにプリント基板80に搭載された部品に接触してもよい。S4における測定結果と比較することで、加熱ヘッド40の熱が伝わる前と後のプリント基板80の相対的な位置変化を算出することができる。
次に、制御部2は、ステップS4で算出した電子部品90、プリント基板80の位置及び傾きと、ステップS6で算出した接合材94の溶融直前の電子部品90、プリント基板80の位置及び傾きとに基づいて、電子部品90、プリント基板80の状態が正常状態であるか否かを判定する(ステップS7)。具体的には、例えばステップS4で算出した電子部品90の位置及び傾きと、ステップS6で算出した電子部品90の位置及び傾きとに大きな差がある場合には、加熱ヘッド40と電子部品90間に隙間が生じており、加熱ヘッド40が正常に電子部品90に追従していないとして異常と判定する。ステップS4ステップS4および6において、計測第2センサ60aは、プリント基板80に搭載された部品に接触してもよい。制御部2が異常と判定した場合には、昇降アクチュエータ3を駆動して加熱ヘッド40を電子部品90から退避させる(ステップS8)。
正常と判定した場合には、制御部2は、加熱ヘッド40の圧力を調整する(ステップS9)。具体的には、電子部品90への加熱ヘッド40の圧力が約10gfとなるように電空レギュレータ75、エアシリンダ70を制御する。
次に、制御部2はストッパ50の位置を調整する(ステップS10)。具体的には、ステップS6で算出された、接合材94の溶融直前でのプリント基板80の位置及び傾きに基づいて、加熱ヘッド40の目標停止位置及び目標停止位置での傾きを算出する。接合材94の溶融に伴って下降する加熱ヘッド40が目標停止位置及び目標停止位置での傾きで停止するように、ストッパ50を調整する。
具体的には、接合材94が溶融してプリント基板80と電子部品90とが略平行になるようにストッパ50の目標停止位置での傾きを設定する。換言すれば、接合材94の溶融直前のプリント基板80の傾きと加熱ヘッド40の傾きが同一になるようにストッパ50を調整する。尚、ストッパ50の位置は、それぞれ独立して調整される。従って、プリント基板80に反りが生じている場合には、3つのストッパ50はそれぞれ異なる位置に調整される。尚、加熱ヘッド40の目標位置とは、溶融した接合材94が加熱ヘッド40により潰されてプリント基板80と電子部品90とが接触不良にならない位置である。
制御部2は、ステップS9から所定時間経過後、ストッパ50の調整を停止し、接合材94が溶融中の電子部品90の位置及び傾きを算出しRAMに記憶する(ステップS11)。次に、制御部2は、ステップS6で算出した接合材94の溶融直前での電子部品90の位置及び傾きと、ステップS11で算出した接合材94の溶融中での電子部品90の位置及び傾きに基づいて接合材94が適切に溶融したか否かを判定する(ステップS12)。詳細には、接合材94の溶融直前と溶融中での電子部品90の傾きの差が所定の範囲内であり、接合材94の溶融直前(ステップS6)と溶融中(ステップS12)での電子部品90の位置の差が所定の範囲内である場合には、制御部2は接合材94が適切に溶融したと判定する。例えば、接合材94の溶融直前と溶融中での電子部品90の傾きが略並行であって電子部品90の位置の差が所定の範囲内にある場合には、制御部2は接合材94が適切に溶融したと判定する。ここで、所定の範囲内とは、予め制御部2に設定されている。その値は例えば50ミクロンである。なお、本実施例はS12の判定は、電子部品90の位置で判定しているが、温度や時間で判定してもよい。
この場合、加熱ヘッド40はストッパ50により目標停止位置で停止する。加熱ヘッド40が目標停止位置で停止することにより、加熱ヘッド40の下端面とプリント基板80の表面との間には程度な隙間が確保され、接合材94による電子部品90とプリント基板80との導通を確保することができる。また、プリント基板80と加熱ヘッド40の下端面とが平行となるように加熱ヘッド40の傾きが設定されているので、図6Bに示すように、プリント基板80の表面と半導体チップ92の表面とは略平行になる。これにより、プリント基板80に対して半導体チップ92が傾いて電子部品90が実装されること防止できる。また、複数の接合材94のうち一部が潰れて接触不良となることを防止できる。
例えば、接合材94の溶融直前と溶融中での電子部品90の位置の差が小さすぎる場合には、接合材94の溶融は充分ではないと判定できる。この場合、加熱ヘッド40は目標停止位置に到達していない。また、接合材94の溶融直前と溶融中での電子部品の傾きの差が大きすぎる場合には、複数の接合材94のうち一部の接合材94が充分に溶融していないと判定できる。この場合には、制御部2は、再度ステップS11を実行して、溶融中の電子部品の位置、傾きを算出、記憶させ、加熱ヘッド40による接合材94への加熱を継続する。接合材94が適切に溶融したと判断された場合には、制御部2は、加熱ヘッド40を退避させ(ステップS13)、この一連の処理を終了する。
上述したように、電子部品90の位置及び傾き、プリント基板80の位置及び傾きに基づいて接合材94が適切に溶融したか否かを判定でき、プリント基板80に反りが生じた場合であっても電子部品90を適切に実装できる。例えば、プリント基板80の反りを矯正するためにプリント基板80の片面全体を所定のステージに吸着させた状態で電子部品90をプリント基板80に実装することが考えられる。しかしながら、プリント基板80の両面に電子部品が既に実装されている場合には、プリント基板80の片面全体をステージに吸着させることはできない。本実施例の実装装置1及び実装方法によれば、プリント基板80の片面を吸着させる必要はない。従って、本実施例の実装装置及び実装方法は、既に両面に電子部品が実装されたプリント基板に対しても電子部品を実装できる。
尚、ステップS12において、接合材94の溶融直前と溶融後での電子部品90の位置及び傾きに基づいて接合材94が適切に溶融したか否かを判定した。しかしながら、以下のような方法により接合材94が適切に溶融したか否かを判定してもよい。制御部2は、第1センサ60からの出力値に基づいて、算出した目標停止位置において算出した傾きを有して加熱ヘッド40が停止したか否かを判定してもよい。加熱ヘッド40が目標停止位置において算出した傾きを有して停止した場合には、接合材94が適切に溶融してプリント基板80と電子部品90とが略平行となっており、接合材94が適切に溶融している判定できるからである。
次に、電子部品が高密度に実装されているプリント基板80に電子部品90を実装する場合について説明する。図7は、電子部品が高密度に実装されているプリント基板80に電子部品90を実装する場合の説明図である。図7に示すように、プリント基板80には電子部品90の実装箇所付近に実装対象である電子部品90以外の他の電子部品90aが実装されている。他の電子部品90a上に第2センサ60aの一つが接触している。他の第2センサ60aはプリント基板80に接触している。この場合、プリント基板80表面からの他の電子部品90aの高さを予め制御部2に入力することにより、他の電子部品90aの高さを差し引いてプリント基板80の位置及び傾きを算出することができる。このように、本実施例の実装装置及び実装方法は、高密度に電子部品が実装済みのプリント基板に対しても電子部品を実装できる。また、図4のステップS2において、第2センサ60aを用いて電子部品90aの高さを測定してもよい。
また、ストッパ50は、プリント基板80から離間している。このため、ストッパ50がプリント基板80に実装された他の電子部品と干渉することが防止される。このため、本実施例の実装装置及び実装方法は、高密度に電子部品が実装済みのプリント基板に対しても電子部品を実装可能である。
このように、本実施例の実装装置及び実装方法は、両面に電子部品が実装済みのプリント基板や高密度に電子部品が実装済みのプリント基板に対して電子部品を実装可能であり、多様なプリント基板に対して電子部品を実装できる。
上記実施例では接触式の変位センサを用いたが、加熱ヘッド40及びプリント基板80の位置及び傾きを測定できればこれに限定されない。例えばスキャニングセンサや非接触型のセンサを用いてもよい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 実装装置
2 制御部
40 加熱ヘッド
60 第1センサ
60a 第2センサ
80 プリント基板
90 電子部品
90a 他の電子部品
94 接合材

Claims (7)

  1. プリント基板上に置かれた電子部品に対して進退可能であり、前記電子部品の傾きに応じて傾動可能であり、前記電子部品に接触して前記プリント基板と前記電子部品とを接合する接合材を加熱可能な加熱ヘッドと、
    前記加熱ヘッドの位置及び傾きを計測するための第1センサと、
    前記プリント基板の位置及び傾きを計測するための第2センサと、
    前記加熱ヘッドが前記電子部品に接触した状態で前記接合材が溶融する直前と溶融中での前記第1センサの計測結果に基づいて前記接合材が溶融する直前と溶融中での前記電子部品の位置及び傾きを算出し、前記接合材が溶融する直前での前記第2センサの計測結果と、前記接合材が溶融する直前と溶融中での前記電子部品の位置及び傾きとに基づいて前記接合材の溶融状態を判定する制御部と、を備えた電子部品の実装装置。
  2. 前記プリント基板は、前記電子部品以外の他の電子部品が実装されており、
    前記第2センサは、前記プリント基板及び前記他の電子部品を含む3点の位置を測定し、
    前記制御部は、前記第2センサの測定結果と前記プリント基板からの前記他の電子部品の高さと基づいて前記プリント基板の位置及び傾きを算出する、請求項1の電子部品の実装装置。
  3. 前記制御部は、前記接合材の溶融状態の判定結果に応じて前記電子部品から前記加熱ヘッドを退避させる、請求項1又は2の電子部品の実装装置。
  4. 前記制御部は、前記第2センサの計測結果に基づいて、前記接合材の溶融に伴って下降する前記加熱ヘッドの目標停止位置及び前記目標停止位置での傾きを規定するストッパの位置を設定する、請求項1乃至3の何れかの電子部品の実装装置。
  5. 前記制御部は、前記加熱ヘッドによる加熱開始後であって前記接合材の溶融前の記第2センサの計測結果に基づいて前記目標停止位置及び前記目標停止位置での傾きを算出する、請求項4の電子部品の実装装置。
  6. 前記ストッパは、互いに独立して位置調整可能な3つのストッパを含む、請求項4又は5の電子部品の実装装置。
  7. プリント基板上に置かれた電子部品に対して進退可能であり、前記電子部品の傾きに応じて傾動可能であり、前記電子部品に接触可能な加熱ヘッドにより前記プリント基板と前記電子部品とを接合する接合材を加熱し、
    前記加熱ヘッドが前記電子部品に接触した状態で前記接合材が溶融する直前と溶融中での前記加熱ヘッドの位置及び傾きを計測し、
    前記接合材が溶融する直前での前記プリント基板の位置及び傾きを計測し、
    前記接合材が溶融する直前と溶融中で計測された前記加熱ヘッドの位置及び傾きに基づいて前記接合材が溶融する直前と溶融中での前記電子部品の位置及び傾きを算出し、
    前記接合材が溶融する直前での前記プリント基板の位置及び傾き前記接合材が溶融する直前と溶融中での前記電子部品の位置及び傾きとに基づいて前記接合材の溶融状態を判定する、電子部品の実装方法。
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