JP5511957B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器においては、例えば、「所定以上の力で電源スイッチ操作部を操作することにより開閉動作が行われその開閉動作に応じて前記制御命令を有効化及び無効化させる電源スイッチとを備え、前記電源スイッチ操作部をトップフレームの側面部に配置した」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また例えば、「電源スイッチ操作部は、前記トップユニットの使用者側の左右いずれか一方の角部近傍上面に、どの前記操作キーよりも前記角部に近接させて配置されるとともに、前記個別操作スイッチ部と前記電源スイッチ操作部との間に、前記トッププレート上面に段差を形成する電源スイッチ識別表示部を設けてなる」ものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また例えば、「操作摘み11・・は、プッシュ操作により引き出すと誘導加熱コイル3,4やラジエントヒータ5、グリル7内の図示しないグリルヒータへの通電を開始し、押し込むと運転を停止し、引き出し位置で回転操作すると火力や調理時間、調理温度等を設定する様に構成している。」ものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許4135718号公報(請求項1) 特許4251140号公報(請求項1) 特開2008−71550号公報(段落[0011])
上記特許文献1および2の加熱調理器では、複数の個別操作スイッチと、全ての個別操作スイッチの制御指令を無効化させる電源スイッチとの押し違いを少なくする構成としている。
しかしながら、複数の加熱手段の動作中において、例えば吹き零れなどが発生して咄嗟に当該加熱を停止したいとき(以下「緊急時」という。)、電源スイッチを操作すると、停止する必要のない他の加熱手段の動作も停止してしまう、という問題点があった。
また、複数の個別操作スイッチのうち、加熱を停止させるスイッチとそれ以外のスイッチとが区別しにくいため、緊急時に個別スイッチにより加熱を停止しようとする場合、操作を迷ったり押し違いをすることがある、という問題点があった。
上記特許文献3の加熱調理器では、本体の前面にプッシュ式の操作摘みを加熱手段毎に設け、この操作摘みを押し込むと当該加熱手段の運転を停止する構成としている。
しかしながら、プッシュ式の操作摘みを設けると、部品点数の増加や構造の複雑化が生じ、コストが増加する、という問題点があった。
また、本体の前面に操作摘みを設けているため、使用者から操作摘みが見にくく、使用者は手探りで操作したり前面にかがんで操作する必要がある。このため、緊急時での即時の操作を行いにくく、また、誤操作することがある、という問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、加熱調理を停止させる操作の使い勝手を向上することができる加熱調理器を得るものである。
本発明に係る加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置された複数の加熱手段と、加熱制御に関する設定操作および加熱停止操作の入力を行う操作部とを備え、前記操作部は、前記加熱手段ごとにそれぞれ設けられ、対応する前記加熱手段による加熱調理の停止操作をする切機能を備えたスイッチと、前記加熱手段ごとにそれぞれ設けられ、加熱制御に関する設定操作をする1または複数の操作スイッチとを有し、前記操作スイッチの少なくとも一部は、前記トッププレート上であって、前記加熱手段の手前側に、1または複数列に配列され、前記切機能を備えたスイッチは、前記トッププレート上であって、対応する前記加熱手段の手前側、且つ、前記操作スイッチの配列の手前側に、前記操作スイッチの配列とは間隔を空けて配置され、前記操作スイッチの手前側には、前記切機能を備えたスイッチのみが配置されたものである。
本発明は、加熱手段ごとにそれぞれ設けた切スイッチを、トッププレート上であって、対応する加熱手段の手前側、且つ、操作スイッチの配列の手前側に配置したので、加熱調理を停止させる操作の使い勝手を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のブロック構成図である。 本発明の実施の形態1に係る操作部を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の上面図である。 本発明の実施の形態2に係る操作部を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る操作部の要部拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る区分手段の別の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る区分手段の別の一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。
図2は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。
図1、図2において、本実施の形態1に係る加熱調理器は、天面が開口された箱状の本体1の上面に、耐熱性のガラスと金属の枠体とで構成するトッププレート2が取り付けられるように構成されている。このトッププレート2には、鍋やフライパンなどの被加熱物が載置される。
本体1内には、トッププレート2に載置された被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイル3R、3Lが設けられている。
また、トッププレート2の表面には、本体1内の誘導加熱コイル3R、3Lが配設される位置に、加熱領域を示す目的で円形の表示(加熱口4R、4L)が形成されている。トッププレート2の右側には加熱口4Rが形成され、左側には加熱口4Lが形成される。
なお、本実施の形態では加熱口4が2つの場合を説明するが、本発明はこれに限るものではない。例えばトッププレート2の中央後方にさらに加熱口を設ける構成としても良い。また、複数の加熱口のうち任意の加熱口について、輻射によって加熱する輻射型熱源を用いる電気ヒーター(例えばニクロム線やハロゲンヒーター、ラジェンドヒーター等)を用いるようにしても良い。
トッププレート2の上面手前側には、加熱調理に関する操作を入力する操作部5が設けられている。
操作部5は、例えば、メンブレンシートを用いた接点ボタンにより構成され、使用者により接点ボタンが押下されることにより、加熱制御に関する入力操作を検知する。
なお、操作部5は、メンブレンシートを用いた接点ボタンに限らず、例えば透明性の導電性フィルムなどの電極で構成したタッチスイッチにより構成し、使用者の指などが電極の配置位置に接触する際における静電容量の変化により入力操作を検知するようにしても良い。
操作部5の詳細は後述する。
トッププレート2の上面手前側には、表示部6が設けられている。
この表示部6は、例えば、液晶(LCD)や各種発光素子(LEDなど)、有機電界発光(Electro Luminescence:EL)素子などにより構成することができる。
表示部6は、トッププレート2の左右方向の中央部に配置された中央表示部60と、加熱口4Rの手前側に配置された火力表示部61Rおよび右表示部62Rと、加熱口4Lの手前側に配置された火力表示部61Lおよび左表示部62Lとを備える。
中央表示部60は、加熱調理に関する設定情報や、調理モードの選択表示、自動調理の進行状況、警告表示などが表示される。
火力表示部61R、61Lは、対応する誘導加熱コイル3の投入火力などを表示する。
右表示部62R、左表示部62Lは、例えばタイマー調理における時間表示や揚げ物調理モードにおける温度表示など、対応する誘導加熱コイル3に係る加熱調理に関する情報を表示する。
また、トッププレート2の後方には、本体1内部と連通し、本体1内部に外気を取り込むための吸気口20R、20Lが設けられている。また、トッププレート2の後方中央には、本体1内部と連通し、本体1内部に取り込んだ空気を吹き出し排出するための排気口21が設けられている。
また、吸気口20R、20Lおよび排気口21の上部には、通気性を有するカバー22を設けて、本体1内部への埃や異物侵入を防止している。
本体1の中央下部には魚等の調理を行うためのグリル庫30が設けられている。
また、グリル庫30内には、庫内に載置された被調理物を加熱するための熱源となるグリルヒーター31(図示せず)が備えられている。このグリルヒーター31は、例えばシーズヒーター等からなり、グリル庫30内の上部および下部に配置される。
また、グリル庫30の前面にはグリル扉32が設けられ、グリル扉32にはグリル庫30の内部を視認できるよう視認窓33が設けられている。また、グリル扉32の最前面には使い勝手の良いようにグリル把持部34が設けられている。また、グリル庫30の内部において加熱時に排出される煙等の排気風は、本体1の奥部に設けた排気口21より排気される。
なお、ここでは本体1の中央にグリル庫30を設ける場合を説明するが、本発明はこれに限るものではない。例えばグリル庫30を本体1の左側下部に設けるようにしても良い。
なお、「誘導加熱コイル3R」、「誘導加熱コイル3L」、および「グリルヒーター31」は、本発明における「加熱手段」に相当する。
図3は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のブロック構成図である。
図3に示すように、本体1の内部には、制御部100、インバーター回路110R、110L、グリルヒーター駆動回路111、表示部駆動回路112、スピーカー113、および電源部200を備えている。
制御部100は、操作部5からの操作信号や図示しない各種センサーからの検知信号が入力され、予め設定されたプログラム等に従って各構成部を制御するものである。
この制御部100には、定電圧回路(図示せず)を介して直流電源が供給される。
電源部200は、制御部100からの制御に応じて、商用電源からの電力をインバーター回路110R、110L、グリルヒーター駆動回路111、および図示しない定電圧回路等に供給する。
インバーター回路110Rは、制御部100からの加熱指令に応じて、電源部200から供給される電力を変換し、誘導加熱コイル3Rと共振コンデンサCとを接続した回路に、高周波電流を供給する。
インバーター回路110Lは、制御部100からの加熱指令に応じて、電源部200から供給される電力を変換し、誘導加熱コイル3Lと共振コンデンサCとを接続した回路に、高周波電流を供給する。
なお、電源部200から各インバーター回路110への電力供給は、制御部100からの制御により、各インバーター回路110ごとにオンオフ制御がなされる。
誘導加熱コイル3R、3Lは、渦巻状に巻かれたコイルにより構成され、各インバーター回路110から高周波電流が供給されることにより、トッププレート2に載置された被加熱物を誘導加熱する。
グリルヒーター駆動回路111は、制御部100からの加熱指令に応じて、グリル庫30内のグリルヒーター31を駆動する。
表示部駆動回路112は、制御部100からの指示に従い、例えばLCDにより構成された表示部6を駆動する。
次に、本実施の形態1における操作部5の詳細について、図2および図4により説明する。
図4は本発明の実施の形態1に係る操作部を示す図である。
図2、図4に示すように、操作部5は、加熱調理器の主電源をオン・オフ操作する主電源スイッチ50と、誘導加熱コイル3Rの加熱調理に関する操作を行う右IH操作部5Rと、誘導加熱コイル3Lの加熱調理に関する操作を行う左IH操作部5Lと、グリル庫30の加熱調理に関する操作を行うグリル操作部5Gとにより構成されている。
また、右IH操作部5R、および左IH操作部5Lは、それぞれ、操作対象となる加熱口4の幅方向の位置と対応する位置に配置されている。すなわち、右IH操作部5Rは、誘導加熱コイル3Rの手前(紙面下側)に配置され、左IH操作部5Lは、誘導加熱コイル3Lの手前(紙面下側)に配置されている。また、グリル操作部5Gは操作部5の中央に配置されている。
このような配置によって、図2の一点鎖線で示すように、トッププレート2の上面において、誘導加熱コイル3Rおよび右IH操作部5Rが配置された配置エリア70Rと、誘導加熱コイル3Lおよび左IH操作部5Lが配置された配置エリア70Lと、グリル操作部5Gとが、それぞれ互いに重複しないような配置となっている。
なお、本実施の形態におけるグリル庫30は本体1の中央下部に配置されているため、これに対応して中央部にグリル操作部5Gを配置しているが、グリル操作部5Gの配置はこれに限るものではない。例えばトッププレート2の後部中央にさらに加熱口を設ける場合(3口の場合)には、当該加熱口の加熱手段を操作する操作部を中央に設けるようにしても良い。
右IH操作部5Rは、誘導加熱コイル3Rによる加熱調理の開始・停止操作をする切入スイッチ51Rと、誘導加熱コイル3Rによる加熱調理の火力を設定する火力設定スイッチ52Rと、所望の時間経過後に加熱調理を停止させるタイマー調理モードの設定・実行をする切タイマースイッチ53とを備えている。
すなわち、右IH操作部5Rを構成する切入スイッチ51R、火力設定スイッチ52R、および切タイマースイッチ53は、操作対象である誘導加熱コイル3Rの幅方向の位置と対応する位置に配置されている。
左IH操作部5Lは、誘導加熱コイル3Lによる加熱調理の開始・停止操作をする切入スイッチ51Lと、誘導加熱コイル3Lによる加熱調理の火力を設定する火力設定スイッチ52Lと、被加熱物を所望の温度に加熱する調理モードである揚げ物調理の設定・実行をする揚げ物スイッチ54とを備えている。
すなわち、左IH操作部5Lを構成する切入スイッチ51L、火力設定スイッチ52L、および揚げ物スイッチ54は、操作対象である誘導加熱コイル3Lの幅方向の位置と対応する位置に配置されている。
グリル操作部5Gは、グリルヒーター31による加熱調理の開始・停止操作をする切入スイッチ51Gと、グリルヒーター31による加熱調理に関する設定を入力する手動調理スイッチ55および自動調理スイッチ56とを備えている。
すなわち、本実施の形態ではグリル庫30が本体1の中央に配置されているため、グリル操作部5Gを構成する切入スイッチ51G、手動調理スイッチ55、および自動調理スイッチ56は、操作対象であるグリルヒーター31の幅方向の位置と対応する位置に配置されている。
また、手動調理スイッチ55は、使用者の任意の操作によりグリルヒーター31の火力を調節する焼き加減スイッチと、所望の時間経過後にグリル庫の加熱調理を停止させる切りタイマースイッチとを備えている。
また、自動調理スイッチ56は、予め設定された所定の加熱調理を実行させる姿焼きスイッチおよび切身ひものスイッチを備えている。
また、図4に示すように、揚げ物スイッチ54、火力設定スイッチ52L、自動調理スイッチ56、手動調理スイッチ55、火力設定スイッチ52R、および、切タイマースイッチ53(以下、総称して「操作スイッチ」という。)は、幅方向に一列に配列されている。そして、切入スイッチ51R、51L、51Gは、上記操作スイッチの配列のさらに手前側(紙面下側)に配置されている。すなわち、切入スイッチ51R、51L、51Gは、トッププレート2上であって、対応する誘導加熱コイル3R、3L、グリルヒーター31の手前側、且つ、操作スイッチの配列の手前側に配置されている。
なお、本実施の形態1では、操作スイッチが幅方向に一列に配置した場合を説明するが、本発明はこれに限らず、操作スイッチを複数列に配置して、この複数列のさらに手前側に各切入スイッチ51を配置してもよい。
また、操作スイッチの全てを配列する必要はなく、一部を当該配列以外の場所に設けても良い。
なお、操作スイッチが配置される位置の手前側には、切入スイッチ51のみを配置するようにしても良い。これにより、より切入スイッチ51が独立して視認し易くすることができる。
なお、「切入スイッチ51R、51L、51G」は、本発明における「切スイッチ」に相当する。
なお、「火力設定スイッチ52R」、「火力設定スイッチ52L」、「切タイマースイッチ53」、「揚げ物スイッチ54」、「手動調理スイッチ55」、および「自動調理スイッチ56」は、本発明における「操作スイッチ」に相当する。
また、主電源スイッチ50は、少なくとも一部分が、切入スイッチ51R、51L、51Gの奥行方向の位置と対応する位置に配置されている。すなわち、図4に示すように、切入スイッチ51R、51L、51Gの奥行方向(本体1の前後方向、紙面上下方向)の配置範囲を示す配置エリア80に、主電源スイッチ50の少なくとも一部分が含まれるように配置されている。
以上、本実施の形態1における加熱調理器の構成について説明した。
次に、本実施の形態1における加熱調理器の操作部5の操作について説明する。
例えば加熱口4Rに鍋などの被加熱物を載置して加熱する場合を考える。
まず、使用者は主電源スイッチ50をオンにする。これにより制御部100等に電力が供給される。
次に、使用者は加熱口4Rに対応する右IH操作部5Rの切入スイッチ51Rを押下する。これにより、電源部200からインバーター回路110Rに電力が供給され、誘導加熱コイル3Rが駆動可能な状態(加熱準備状態)となる。また、このとき、例えば火力表示部61Rを青色表示させて、加熱準備状態である旨の表示をする。
使用者は右IH操作部5Rの火力設定スイッチ52Rを押下する。これにより、制御部100は、インバーター回路110Rを駆動して誘導加熱コイル3Rによる誘導加熱を開始させる。
以降、使用者は、火力設定スイッチ52Rや切タイマースイッチ53を操作して所望の加熱調理を行う。
そして、加熱調理を終了させる場合には、使用者は切入スイッチ51Rを押下する。これにより、制御部100は、インバーター回路110Rの駆動を停止させ、電源部200からインバーター回路110Rへの電力供給を停止させる。
なお、本実施の形態1では、各切入スイッチ51により、加熱準備状態への移行と加熱調理の終了とを操作する場合を説明したが、本発明はこれに限るものではない。切入スイッチ51に代えて、対応する加熱手段による加熱調理の停止操作のみを行う切スイッチを設けてもよい。
以上のように本実施の形態においては、操作スイッチの少なくとも一部は、トッププレート2上であって、加熱手段の手前側に、1または複数列に配列され、切入スイッチ51は、トッププレート2上であって、対応する加熱手段の手前側、且つ、操作スイッチの配列の手前側に配置されている。
このため、切入スイッチ51が視認し易くなり、操作の迷いや誤操作を低減することができる。よって、加熱調理を停止させる操作の使い勝手を向上することができる。
また、操作スイッチと切入スイッチ51とが区別し易くなり、操作の迷いや誤操作を低減することができる。
また、各切入スイッチ51が対応する加熱手段の手前側に配置されるため、切入スイッチ51と操作対象の加熱手段との関係が理解しやすく、使い勝手を向上させることができる。
また、操作スイッチの配列のさらに手前に切入スイッチ51を配置するので、切入スイッチ51を独立して視認することができ、切入スイッチ51と他の操作スイッチとが視覚的に明確に区別することができる。よって、緊急時に操作を迷ったり押し違いをすることを低減することができる。
また、切入スイッチ51はトッププレート2上面の使用者に最も近い手前側に配置されるので、使用者から切入スイッチ51を視認し易く、操作の迷いや誤操作を低減することができる。また、使用者は切入スイッチ51が操作し易く、緊急時での即時の操作ができ、また誤操作を低減することができる。
また、操作スイッチと切入スイッチ51とを同じ配列に配置した場合と比較して、加熱手段毎の操作部(右IH操作部5R、左IH操作部5L、グリル操作部5G)の間隔を広くすることができ、各操作スイッチと加熱手段との対応関係をより明確に理解でき、使い勝手を向上することができる。
また、本体1の前面にプッシュ式の操作摘みを設ける場合と比較して、製造コストを軽減することができる。
また、切入スイッチ51は、トッププレート2の上面に配置されているので、使用者から視認しやすく、緊急時での即時の操作ができ、また誤操作を低減することができる。
また、切入スイッチ51は、加熱手段ごとに設けているので、所望の加熱手段による加熱調理を停止させることができる。
また、主電源スイッチ50は、少なくとも一部分が、各切入スイッチ51の奥行方向の位置と対応する位置に配置されている。
このため、加熱停止に関する操作が共通するスイッチの配置位置を対応させることができ、加熱調理を停止させる操作の使い勝手を向上することができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、上記実施の形態1の構成に加え、操作部5の各切入スイッチ51および各操作スイッチを、操作対象の加熱手段毎に区分する区分手段を備える構成について説明する。
なお、上記実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付する。
図5は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の上面図である。
図6は本発明の実施の形態2に係る操作部を示す図である。
図7は本発明の実施の形態2に係る操作部の要部拡大図である。また、図7(a)は操作部5の要部を拡大した上面図である。図7(b)は図7(a)の矢視A−Aから見た図である。
図5〜図7に示すように、本実施の形態2の加熱調理器は、操作部5の左IH操作部5Lとグリル操作部5Gとを区分するリブ状の区分手段81と、グリル操作部5Gと右IH操作部5Rとを区分するリブ状の区分手段82とを設けている。
図7(b)に示すように、リブ状の区分手段81、82は、操作部5の上面に形成されたリブ状の突起により構成されている。
このような区分手段81、82を設けることにより、上記実施の形態1の効果に加え、さらに、加熱手段毎の操作部(右IH操作部5R、左IH操作部5L、グリル操作部5G)を区別し易くすることができる。よって、操作の迷いや誤操作を低減することができ、使い勝手を向上することができる。
なお、上記では区分手段がリブ状の場合を説明したが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、図8に示すように、右IH操作部5R、左IH操作部5L、グリル操作部5Gの配置位置を区分する段差91を形成するようにしても良い。
また例えば、図9に示すように、色彩の色分けにより、右IH操作部5R、左IH操作部5L、グリル操作部5Gの配置位置を区分するようにしても良い。
さらに、リブ状の突起、段差、および色彩の色分けの全てまたは任意の組み合わせにより区分手段を構成しても良い。
このような構成によっても、同様の効果を奏することができる。
なお、上記実施の形態1および2では、加熱手段としての誘導加熱コイルに高周波電流を流して誘導加熱を行う加熱調理器について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、輻射によって加熱する輻射型熱源を用いる電気ヒーター(例えばニクロム線やハロゲンヒーター、ラジエントヒーター)を用いるようにしても良い。
1 本体、2 トッププレート、3L 誘導加熱コイル、3R 誘導加熱コイル、4L 加熱口、4R 加熱口、5 操作部、5R 右IH操作部、5L 左IH操作部、5G グリル操作部、6 表示部、20R 吸気口、20L 吸気口、21 排気口、22 カバー、30 グリル庫、31 グリルヒーター、32 グリル扉、33 視認窓、34 グリル把持部、50 主電源スイッチ、51G 切入スイッチ、51L 切入スイッチ、51R 切入スイッチ、52L 火力設定スイッチ、52R 火力設定スイッチ、53 切タイマースイッチ、54 揚げ物スイッチ、55 手動調理スイッチ、56 自動調理スイッチ、60 中央表示部、61L 火力表示部、61R 火力表示部、62L 左表示部、62R 右表示部、70L 配置エリア、70R 配置エリア、80 配置エリア、81 区分手段、82 区分手段、91 段差、100 制御部、110L インバーター回路、110R インバーター回路、111 グリルヒーター駆動回路、112 表示部駆動回路、113 スピーカー、200 電源部。

Claims (5)

  1. 被加熱物が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に配置された複数の加熱手段と、
    加熱制御に関する設定操作および加熱停止操作の入力を行う操作部と
    を備え、
    前記操作部は、
    前記加熱手段ごとにそれぞれ設けられ、対応する前記加熱手段による加熱調理の停止操作をする切機能を備えたスイッチと、
    前記加熱手段ごとにそれぞれ設けられ、加熱制御に関する設定操作をする1または複数の操作スイッチとを有し、
    前記操作スイッチの少なくとも一部は、前記トッププレート上であって、前記加熱手段の手前側に、1または複数列に配列され、
    前記切機能を備えたスイッチは、前記トッププレート上であって、対応する前記加熱手段の手前側、且つ、前記操作スイッチの配列の手前側に、前記操作スイッチの配列とは間隔を空けて配置され
    前記操作スイッチの手前側には、前記切機能を備えたスイッチのみが配置された
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記切機能を備えたスイッチおよび前記操作スイッチは、
    操作対象である前記加熱手段の幅方向の位置と対応する位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記操作部の前記各切機能を備えたスイッチおよび前記各操作スイッチを、操作対象の前記加熱手段ごとに区分する区分手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 前記区分手段は、
    前記操作部に形成されたリブ状の突起、段差、および色彩の色分けの少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  5. 前記複数の加熱手段への電力供給をオン・オフ操作する主電源スイッチを備え、
    前記主電源スイッチは、
    少なくとも一部分が、前記各切機能を備えたスイッチの奥行方向の位置と対応する位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の加熱調理器。
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