JP5506523B2 - 切削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、切削装置の切削ブレードの切り込み方向の基準位置や切削ブレードの交換時期を検出するためのブレード検出手段を備えた切削装置に関する。
半導体ウエーハやセラミックス、ガラス等の精密切削が必要となる電子部品の数々は、ダイシングソーといわれる切削装置で個々のチップに分割されるが、この切削加工にはミクロン単位の精密な精度が必要であり、それにはチップのサイズのみならず切り込み深さも重要となる。
例えば、半導体ウエーハを個々のチップに分割する際には、半導体ウエーハはダイシングテープに固定され、ダイシングテープに10〜30μm程度切削ブレードを切り込ませて半導体ウエーハが完全切断されるが、ダイシングテープへの切り込み量が足りなければウエーハがチップに完全に分割されていなかったり、下面の切断辺にチッピングと呼ばれる欠けが発生してしまい、チップの品質に支障をきたすという問題がある。
また、切削ブレードは、切削加工を継続するにつれて消耗していく性質を持っているため、その消耗量を検出し、ブレードの高さ位置を随時補正する必要がある。更に、切削ブレードの消耗量が使用限界量に達すると、新たな切削ブレードに交換する必要がある。
このため切削装置は、切削ブレードの直径の減少に対応して切削ブレードの切り込み方向の基準位置を調整する必要があり、この基準位置を検出するためのブレード検出機構を備えている。
従来のブレード検出機構は発光部及び受光部を有する光学センサーから構成され、このブレード検出機構により、切削ブレードの消耗量が随時検出され(セットアップ)、切削時のブレードの高さ位置補正や使用終了判定に役立ってきた(例えば、特開平11−214334号公報参照)。
このようなブレード検出機構は、切削ブレードを金属からなるチャックテーブルの枠体に切り込ませて導通をとることにより、切削ブレードの原点位置を検出する原点位置検出機構と併用される。
この原点位置検出機構で検出した切削ブレードの原点位置は、ウエーハ等の被加工物を切削するため、どの位置まで切削ブレードを下ろすことで被加工物のみを切削し、チャックテーブルまで切り込ませないかを設定する基準となる。原点位置検出機構では、切削ブレードでチャックテーブルの枠体上面に切り込むため、枠体上面に傷がつき、原点位置検出機構で頻繁に原点位置を検出するのは得策でない。
そこで、原点位置検出機構とは別にチャックテーブルの近辺にブレード検出機構を設け、このブレード検出機構でブレードの刃先の切り込み方向の位置を検出し、チャックテーブルの保持面位置とブレード検出機構の検出位置との高さ方向(切り込み方向)の差を補正して、切削ブレードの原点位置を検出することが行われている。
特開平11−214334号公報 特許第4036161号公報
しかし、光学センサーを用いたブレード検出機構は、光学センサーが露出している構造であるため、汚れるとその感度が落ち正確な検出ができなくなるといった欠点がある。更に、光学センサーの発光部と受光部間の光をブレードで遮断することでブレード先端の位置を検出するため、ブレードを挟み込むような光ファイバを内蔵する凸部を有する必要があり、構造が複雑となる。
また、切削ブレードの切刃に断続的にスリットが形成されたスリットブレードに対しては、光学式センサーでは断続的に光の遮断が変化するため測定が困難であるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造で切削ブレードを下端の高さ位置を検出可能なブレード検出機構を内蔵した切削装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを回転可能に支持するスピンドルを有する切削手段と、該切削ブレードの下端部の高さ位置を検出するブレード検出手段とを備えた切削装置であって、該ブレード検出手段は、回転する該切削ブレード周囲の気流によって発生する風圧を検出し、風圧に応じて電圧を出力する圧力センサーを具備し、該ブレード検出手段は、前記チャックテーブルの前記保持面の領域外に埋設され、該ブレード検出手段の上端と該保持面とは面一に形成されていることを特徴とする切削装置が提供される。
本発明によると、ブレード検出手段が切削ブレード周囲の気流によって発生する風圧を検出し、風圧に応じて電圧を発生する圧力センサーを含んでいるため、センサー素子が素子をカバーする小型の枠体内に内蔵され表面に露出しないので汚れにくいという特徴がある。
また、センサー素子を内蔵する圧力センサーの枠体の上面は平面にできるため、光ファイバを収容するために凸部を必要とする光学センサーと違い、チャックテーブルに直接埋設して光学センサーの上面とチャックテーブルの保持面とを面一に形成でき、ブレード検出手段のためのスペースを省くことが可能となる。
切削装置の斜視図である。 ダイシングテープを介して環状フレームに支持された半導体ウエーハの表面側斜視図である。 チャックテーブルの枠体に埋め込んだ本発明第1実施形態のブレード検出手段で切削ブレードの下端部の高さ位置を検出している状態の断面図である。 回転している切削ブレードの周囲の風圧とこの風圧を検出する圧力センサーとの関係を説明する模式図である。 図3に示したチャックテーブルを使用して半導体ウエーハを切削加工している状態の断面図である。 チャックテーブルに隣接して設けられた本発明第2実施形態のブレード検出手段により切削ブレード下端部の高さ位置を検出している状態の断面図である。 ブレード検出手段のブロック図である。 切削ブレード下端部の高さ位置(切り込み方向の位置)に応じたブレード検出手段の出力電圧の変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のブレード検出手段(ブレード検出機構)を組み込むのに適した切削装置2の構成図を示している。切削装置2は、静止基台4上に搭載されたX軸方向に伸長する一対のガイドレール6を含んでいる。
8はX軸移動ブロックであり、X軸移動ブロック8はボール螺子10及びパルスモータ12とから構成されるX軸送り機構14により加工送り方向、即ちX軸方向に移動される。X軸移動ブロック8上にはモータ27及びテーブルベース22を介してチャックテーブル20が搭載されている。
チャックテーブル20は多孔性セラミックス等から形成された吸引保持部(吸着チャック)24と、吸着チャック24を囲繞するSUS等の金属から形成された枠体23を有している。吸引保持部24の保持面と枠体23の上面とは面一に形成されている。チャックテーブル20には、図2に示す環状フレームFをクランプする複数(本実施形態では4個)のクランプ26が配設されている。25は防水カバーである。
図2に示すように、切削装置2の加工対象である半導体ウエーハWの表面においては、第1のストリートS1と第2のストリートS2とが直交して形成されており、第1のストリートS1と第2のストリートS2とによって区画された領域にそれぞれデバイスDが形成されている。
ウエーハWは粘着テープであるダイシングテープTに貼着され、ダイシングテープTの外周部は環状フレームFに貼着されている。これにより、ウエーハWはダイシングテープTを介して環状フレームFに支持された状態となり、図1に示すクランパ26により環状フレームFをクランプすることにより、チャックテーブル20上に吸引固定される。
X軸送り機構14は、ガイドレール6に沿って静止基台4上に配設されたリニアスケール16と、リニアスケール16のX座標値を読みとるテーブルベース8の下面に配設された読み取りヘッド18とを含んでいる。読み取りヘッド18は切削装置2のコントローラに接続されている。
静止基台4上には更に、Y軸方向に伸長する一対のガイドレール28が固定されている。Y軸移動ブロック30が、ボール螺子32及びパルスモータ34とから構成されるY軸送り機構(割り出し送り機構)36によりY軸方向に移動される。
特に図示しないが、Y軸送り機構36は、ガイドレール28に沿って静止基台4上に配設されたリニアスケールと、このリニアスケールのY座標値を読み取るY軸移動ブロック30の下面に配設された読み取りヘッドを含んでおり、読み取りヘッドは切削装置2のコントローラに接続されている。
Y軸移動ブロック30にはZ軸方向に伸長する一対の(一本のみ図示)ガイドレール38が形成されている。Z軸移動ブロック40が、ボール螺子41(図7参照)とパルスモータ42とから構成されるZ軸送り機構44によりZ軸方向に移動される。
特に図示しないが、Z軸送り機構44は、ガイドレール38に沿ってY軸移動ブロック30上に配設されたリニアスケールと、このリニアスケールのZ座標値を読み取るZ軸移動ブロック40に配設された読み取りヘッドを含んでおり、読み取りヘッドは切削装置2のコントローラに接続されている。
46は切削ユニット(切削手段)であり、切削ユニット46のスピンドルハウジング48がZ軸移動ブロック40中に挿入されて支持されている。スピンドルハウジング48中にはスピンドル49(図3参照)が収容されて、エアベアリングにより回転可能に支持されている。スピンドル49はスピンドルハウジング48中に収容された図示しないモータにより回転駆動され、スピンドル49の先端部には切削ブレード50が着脱可能に装着されている。
スピンドルハウジング48にはアライメントユニット(アライメント手段)52が搭載されている。アライメントユニット52はチャックテーブル20に保持されたウエーハWを撮像する撮像ユニット(撮像手段)54を有している。切削ブレード50と撮像ユニット54はX軸方向に整列して配置されている。
図3を参照すると、本発明第1実施形態のブレード検出手段(ブレード検出機構)を備えた切削装置の要部断面図が示されている。本実施形態では、ブレード検出手段はチャックテーブル20の枠体23中に埋め込まれた圧力センサー62から構成される。
チャックテーブル20の吸引保持部24は吸引路58、切替弁59を介して吸引源60に接続されている。圧力センサー62は配線64を介して制御手段(コントローラ)66に接続されている。X軸移動ブロック8上に防水カバー25が配設されており、防水カバー25に蛇腹56が取り付けられている。75はパッキンである。
切削ユニット46のスピンドルハウジング48中に収容されたスピンドル49の先端部には、マウントフランジ51及び着脱フランジ53に挟持されて切削ブレード50が固定されている。55はホイールカバー(ブレードカバー)である。図3は圧力センサー62で高速回転している切削ブレード50の下端部の高さ位置(切り込み方向位置)を検出している状態を示している。
図4に示すように、切削ブレード50が高速回転(例えば30000rpm)すると、切削ブレード50周囲の気流によって風圧が発生する。この風圧はAで示す切削ブレード50近辺では強く、Bで示す切削ブレード50から離れた位置では弱くなる。50aは切削ブレード50先端の切刃である。
圧力センサー62は、圧電セラミックスから形成されたセンサー素子68を有している。センサー素子68は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Ti・Zr)O)又はチタン酸鉛(PbTiO)等から形成される。
圧力センサー62は、その上面がチャックテーブル20の吸引保持部24の保持面と面一に形成されたプレート70を有しており、プレート70の開口部71を介して矢印Cで示すように気流が流入し、その気流に伴う風圧をセンサー素子68が検出(測定)し、検出した風圧の程度に応じた電圧を出力する。
よって、圧力センサー62が発生する電圧を測定することにより、切削ブレード50の下端部の高さ位置を検出することができる。切削ブレード50の基準位置の検出については、図7及び図8を参照して後で詳細に説明する。
図5を参照すると、図3に示した切削装置でウエーハWに切削加工を実施している状態の断面図が示されている。チャックテーブル20の吸引保持部24でダイシングテープTを介して半導体ウエーハWを吸引保持し、クランプ26で環状フレームFをクランプすることにより環状フレームFを固定する。
この状態で切削ブレード50を高速回転しながらダイシングテープTに10μm程度切り込ませ、チャックテーブル20をX軸方向に加工送りすることにより、ウエーハWを第1のストリートS1に沿ってフルカットする。
図5を参照すると明らかなように、本実施形態の圧力センサー62はチャックテーブル20の枠体23中に埋め込まれているため、圧力センサー62がダイシングテープTで覆われている切削加工の途中では、圧力センサー62により切削ブレード50の基準位置を検出することはできない。
この点を解消した本発明第2実施形態のブレード検出手段(ブレード検出機構)を具備した切削装置について図6乃至図8を参照して説明する。本実施形態の説明において、上述した第1実施形態の実質的に同一構成部分については同一符号を付し、重複を避けるためその説明を省略する。
本実施形態では、ブレード検出手段(ブレード検出機構)72をチャックテーブル20に隣接して配置している。ブレード検出手段72は、X軸移動ブロックから立設する垂直支持部材74と、垂直支持部材74に固定され垂直支持部材74からチャックテーブル20の横に突出するように延在する水平支持部材76と、水平支持部材76に搭載された圧力センサー62とから構成される。圧力センサー62はセンサーに汚れが付着するのを防止するための開閉可能なカバー78を有している。
次に、本実施形態のブレード検出手段72の作用について図7及び図8を参照して説明する。新たなチャックテーブル20を搭載したとき、或いはチャックテーブル20を分解して清掃後再組み立てしたとき等には、まず原点位置検出機構で、切削ブレード50をチャックテーブル20の枠体23に切り込ませて導通を取ることにより、切削ブレード50の原点位置を検出し、この原点位置を切削装置2のコントローラ(制御手段)66のメモリに記憶する。
次いで、ブレード検出手段72による切削ブレード50の切刃50aの切り込み方向の基準位置を検出する基準位置検出を実施する。この基準位置検出を図7を参照して説明する。
圧力センサー62はセンサー素子68が検出した風圧に応じた電圧を出力し、この電圧は配線64を介して電圧比較部80に入力される。一方、電圧比較部80には基準電圧設定部82によって設定された基準電圧(例えば3V)が入力されている。
電圧比較部80は、圧力センサー62からの出力電圧と基準電圧設定部82により設定された基準電圧と比較し、圧力センサー62からの出力電圧が基準電圧に達したとき、その旨の信号を端部位置検出部84に出力する。
より詳細に説明すると、切削ブレード50の切り込み方向の基準位置を検出する場合は、Z軸送り機構44のパルスモータ42を駆動して、切削ブレード50を圧力センサー62に上方から近づける。
圧力センサー62は高速回転する切削ブレード50周囲の気流によって発生する風圧を検出して、風圧に応じた電圧を出力するので、切削ブレード50の先端が圧力センサー62に所定距離まで近づくと電圧を発生し、切削ブレード50を下降するにつれて出力電圧は図8に符号90で示すように徐々に増加する。
切削ブレード50の下端部先端が基準位置に達したとき、圧力センサー62からの出力電圧が例えば3Vになるように設定されている。従って、圧力センサー62の出力電圧が3Vになったとき、電圧比較部80が圧力センサー62の出力電圧が基準電圧に達した旨の信号を端部位置検出部84に出力する。
端部位置検出部84は、基準位置を検出した旨の信号をパルスモータ42に送信し、パルスモータ42の駆動を停止する。このとき、端部位置検出部84は、切削ブレード50の切り込み方向(Z軸方向)の位置を検出するリニアスケールの値を基準位置として記憶する。
図6に示すように、チャックテーブル20の吸引保持部24の保持面の高さ位置と、圧力センサー62で検出した切削ブレード50の基準位置との間には所定の高さ方向(切り込み方向)の差が存在する。
よって、原点位置検出機構で検出した切削ブレード50の原点位置及びブレード検出手段72で検出した切削ブレード50の基準位置は双方ともメモリに記憶されているため、ブレード検出手段72で検出した切削ブレード50の基準位置を、原点位置と基準位置の差で補正することにより、ブレード検出手段72で検出した基準位置に基づいて切削ブレード50がチャックテーブル20の枠体23の上面に接触する原点位置を検出することができる。
上述した切削ブレード50の原点位置及びブレード検出手段72で検出した切削ブレード50の基準位置との差は切削装置の組み立て誤差等により変動するため、切削装置毎に求められこの差がメモリに記憶される。
よって、通常の切削加工の途中で切削ブレード50の原点位置の再検出の必要が生じた場合には、ブレード検出手段72で切削ブレード50の基準位置を検出し、この基準位置を予め記憶されている補正値により補正して切削ブレード50の原点位置とする。
これにより、切削ブレード50でチャックテーブル20の枠体23の上面に切り込んで原点位置を検出する必要性を最小限に抑えることができ、枠体23上面の傷つきを抑制することができる。
切削ブレード50が磨耗するとブレードの回転中心が徐々に下降するので、ブレード検出手段72を使用して切削ブレード50の基準位置を継続的に検出することにより、切削ブレード50の消耗量(磨耗量)を検出することができる。
端部位置検出部84で検出した切削ブレード50の基準位置は、原点位置からのパルスモータ42のパルス数としてコントローラ66のメモリに記憶され、更に算出部86に入力される。算出部86では、前回割り出されて記憶された基準位置のパルス数と今回割り出された基準位置のパルス数とを比較し、切削ブレード50の消耗量を算出する。
そして、算出部86で算出された切削ブレード50の所望量に基づいて、位置補正部88で切削ブレード50のZ軸方向の原点位置を補正する。この原点位置の補正により、切削ブレード50の切刃50a先端部をチャックテーブル20の枠体23の上面に接触する位置にもたらすことができる。
上述した本実施形態によると、切削ブレード50の基準位置の検出に微細な風圧変動も検知できる圧電セラミックスを使用した圧力センサー62を用いることで、高速回転する切削ブレード50周囲の気流に起因して発生する風圧を検出して切削ブレード50の基準位置を検出可能であり、圧電セラミックスから形成されたセンサー素子68がセンサーの非使用時にはカバーにより覆われているので、汚れにくいという特徴がある。
また、圧力センサー62を内蔵する枠体の上面は平面に形成できるため、図3に示した第1実施形態のように圧力センサー62をチャックテーブル20に直接埋設して圧力センサー62の上面とチャックテーブル20の保持面とを面一に形成でき、ブレード検出手段を設置するためのスペースを省くことが可能となる。
2 切削装置
8 X軸移動ブロック
20 チャックテーブル
23 枠体
24 吸引保持部
50 切削ブレード
62 圧力センサー
68 センサー素子
72 ブレード検出手段(ブレード検出機構)
78 カバー

Claims (1)

  1. 被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを回転可能に支持するスピンドルを有する切削手段と、該切削ブレードの下端部の高さ位置を検出するブレード検出手段とを備えた切削装置であって、
    該ブレード検出手段は、回転する該切削ブレード周囲の気流によって発生する風圧を検出し、風圧に応じて電圧を出力する圧力センサーを具備し
    該ブレード検出手段は、前記チャックテーブルの前記保持面の領域外に埋設され、該ブレード検出手段の上端と該保持面とは面一に形成されていることを特徴とする切削装置。
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