JP5499821B2 - 搬送装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

搬送装置、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、搬送装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、ハロゲンランプ701を有する加熱ロール702、無端ベルト状の定着ベルト703、定着ベルト703が回転自在となるように定着ベルト703の両端を支持するベルトガイド部材704、定着ベルト703の内部に配設され定着ベルト703を加熱ロール702の表面に圧接させる加圧部材712などを備える圧接ユニット705、定着ベルト703の内面にオイルを供給するフェルト部材706などから構成される定着装置70が開示されている。
特開2006−58527号公報(図3)
本発明は、ベルトの内周面の潤滑剤を、ベルトと接触する回転体を回転可能に支持するすべり軸受に供給することを課題とする。
請求項1の発明は、回転する回転体と、前記回転体と接触して回転するベルトと、前記ベルトの回転軸方向両端側に配置され、前記ベルトの側端に位置して前記ベルトの回転軸方向への移動を規制する規制部材と、前記ベルトの内周面に供給された潤滑剤と、前記回転体の径方向視にて前記規制部材と前記回転軸方向に重なるように配置され、前記ベルト側が開口され、前記回転体を回転可能に支持するすべり軸受と、前記潤滑剤を前記すべり軸受へ誘導する誘導手段と、を備える搬送装置である。
請求項2の発明は、前記すべり軸受に設けられ、前記潤滑剤を保持する保持部を備える。
請求項3の発明は、前記潤滑剤を前記ベルトの側端側へ押し出す押出機構を備える。
請求項4の発明は、前記回転体及び前記ベルトの少なくとも一方が加熱源を有し、当該回転体と当該ベルトとの接触領域において、画像を記録媒体に定着する定着装置である。
請求項5の発明は、前記潤滑剤が、前記加熱源により液化するグリスである。
請求項6の発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって形成された画像を前記記録媒体に定着させる請求項4又は請求項5に記載の定着装置と、を備える画像形成装置である。
本発明の請求項1の構成によれば、ベルトの内周面の潤滑剤を、ベルトと接触する回転体を回転可能に支持するすべり軸受に供給することができる。
本発明の請求項1の構成によれば、誘導手段を備えない構成に比べ、より多くの潤滑剤をすべり軸受に供給することができる。
本発明の請求項2の構成によれば、保持部を備えない構成に比べ、回転体とすべり軸受との摩擦抵抗が低減される。
本発明の請求項3の構成によれば、押出機構を備えない構成に比べ、より多くの潤滑剤をベルトの側端部に移動させることができる。
本発明の請求項4の構成によれば、ベルトの内周面の潤滑剤を、ベルトと接触する回転体を回転可能に支持するすべり軸受に供給することができる。
本発明の請求項5の構成によれば、ベルト端部から漏れた潤滑剤が、意図しない箇所に付着することが防止できる。
本発明の請求項6の構成によれば、ベルトの内周面の潤滑剤を、ベルトと接触する回転体を回転可能に支持するすべり軸受に供給することができる。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係る定着装置の構成を示す断面図である。 図3は、本実施形態に係る加熱ロール及び加圧ベルトと、その支持構造とを示す分解斜視図である。 図4は、本実施形態に係る加熱ロール及び加圧ベルトと、その支持構造とを示す斜視図である。 図5は、本実施形態に係る加熱ロール及び加圧ベルトの側断面図である。 図6は、本実施形態に係る加圧部材の分解斜視図である。 図7は、本実施形態に係る加圧ベルト、接触部材、規制部材及び加圧部材の構成を示す斜視図である。 図8は、図4に示す構成において、加圧ベルトの回転軸方向一端側を拡大して示す斜視図である。 図9は、本実施形態に係る加圧ベルト、加熱ロール及びすべり軸受の部分断面図である。 図10は、図8に示す構成において、規制溝を形成した変形例を示す斜視図である。 図11は、図4に示す構成における側面図である。 図12は、図9に示す構成において、保持部の変形例を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る画像形成装置の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。なお、図中に示す矢印UPは、鉛直方向上方を示している。
画像形成装置10は、図1に示すように、各構成部品が内部に収容される画像形成装置本体11を備えている。画像形成装置本体11の内部には、用紙等の記録媒体Pが収容される収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、が設けられている。また、画像形成装置本体11の上部には、画像形成部14によって画像が形成された記録媒体Pが排出される排出部18が設けられている。
画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する画像形成ユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト24と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト24に転写する第1転写ロール26と、第1転写ロール26によって中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写する第2転写ロール28と、を備えている。なお、画像形成部14は、上記の構成に限られず、他の構成であっても良く、記録媒体Pに画像を形成するものであればよい。
画像形成ユニット22Y〜22Kは、水平方向に対して傾斜した状態で、画像形成装置10の上下方向中央部に並んで配置されている。また、画像形成ユニット22Y〜22Kは、一方向(例えば、図1における時計回り方向)へ回転する感光体32をそれぞれ有している。なお、画像形成ユニット22Y〜22Kは、同様に構成されているので、図1において、画像形成ユニット22M、22C、22Kの各部の符号を省略している。
各感光体32の周囲には、感光体32の回転方向上流側から順に、感光体32を帯電させる帯電装置の一例としての帯電ロール23と、帯電ロール23によって帯電した感光体32を露光して感光体32に静電潜像を形成する露光装置36と、露光装置36によって感光体32に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置38と、感光体32に接触して感光体32に残留しているトナーを除去する除去部材40と、が設けられている。
露光装置36は、制御部20から送られた画像信号に基づき静電潜像を形成するようになっている。制御部20から送られる画像信号としては、例えば、制御部20が外部装置から取得した画像信号がある。
現像装置38は、感光体32へ現像剤を供給する現像剤供給体38Aと、現像剤供給体38Aへ付与される現像剤を攪拌しながら搬送する複数の搬送部材38Bと、を備えている。
中間転写ベルト24は、環状に形成されると共に、画像形成ユニット22Y〜22Kの上側に配置されている。中間転写ベルト24の内周側には、中間転写ベルト24が巻き掛けられる巻掛ロール42、44が設けられている。中間転写ベルト24は、巻掛ロール42、44のいずれかが回転駆動することによって、感光体32と接触しながら一方向(例えば、図1における反時計回り方向)へ循環移動(回転)するようになっている。なお、巻掛ロール42は、第2転写ロール28に対向する対向ロールとされている。
第1転写ロール26は、中間転写ベルト24を挟んで感光体32に対向している。第1転写ロール26と感光体32との間が、感光体32に形成されたトナー画像が中間転写ベルト24に転写される第1転写位置とされている。
第2転写ロール28は、中間転写ベルト24を挟んで巻掛ロール42に対向している。第2転写ロール28と巻掛ロール42との間が、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される第2転写位置とされている。
搬送部16は、収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール46と、送出ロール46に送り出された記録媒体Pが搬送される搬送路48と、搬送路48に沿って配置され送出ロール46によって送り出された記録媒体Pを第2転写位置へ搬送する複数の搬送ロール50と、が設けられている。
第2転写位置より搬送方向下流側には、記録媒体P(被搬送材の一例)を搬送する搬送装置の一例として、第2転写ロール28によって記録媒体Pに転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着させる定着装置60が設けられている。この定着装置60には、トナー画像が定着された記録媒体Pを排出部18へ排出する排出ロール52が設けられている。なお、定着装置60の具体的な構成については後述する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10における、記録媒体Pへ画像を形成する画像形成動作について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10では、収容部12から送出ロール46によって送り出された記録媒体Pが、複数の搬送ロール50によって第2転写位置へ送り込まれる。
一方、画像形成ユニット22Y〜22Kでは、帯電ロール23によって帯電した感光体32が、露光装置36によって露光されて感光体32に静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置38によって現像されて感光体32にトナー画像が形成される。画像形成ユニット22Y〜22Kで形成された各色のトナー画像は、第1転写位置にて中間転写ベルト24に重ねられて、カラー画像が形成される。そして、中間転写ベルト24に形成されたカラー画像が、第2転写位置にて記録媒体Pへ転写される。
トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置60へ搬送され、転写されたトナー画像が定着装置60により定着される。トナー画像が定着された記録媒体Pは、排出ロール52によって排出部18に排出される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
(本実施形態に係る定着装置60の構成)
次に、本実施形態に係る定着装置60の構成を説明する。図2は、本実施形態に係る定着装置60の構成を示す概略図である。なお、図中に示す矢印UPは、鉛直方向上方を示している。
本実施形態に係る定着装置60は、図2に示すように、画像形成装置本体11に装着可能とされ、各構成部品が設けられる定着装置本体62を備えている。定着装置本体62には、回転する回転体の一例としての加熱ロール64と、加熱ロール64と接触して回転するベルトの一例としての加圧ベルト66が設けられている。具体的には、本実施形態において、加圧ベルト66は、加熱ロール64との間に記録媒体P(被搬送材の一例)を挟んで回転し該記録媒体Pを搬送する環状の搬送ベルトとして機能するようになっている。
加熱ロール64及び加圧ベルト66によって挟まれて搬送される記録媒体Pは、加熱ロール64によってトナーが加熱されると共に加圧ベルト66によってトナーが加圧されて、加熱ロール64と加圧ベルト66との接触領域において画像が定着されるようになっている。なお、加熱ロール64・加圧ベルト66の具体的構成及び加熱ロール64・加圧ベルト66の支持構造については後述する。
定着装置本体62には、加熱ロール64及び加圧ベルト66によってトナー画像が定着された記録媒体Pを定着装置本体62から排出部18へ排出する一対の排出ロール52が設けられている。一対の排出ロール52は、従動ロール52Aと、その下側に配置された駆動ロール52Bと、で構成されている。駆動ロール52Bは、駆動軸53Aと、駆動軸53Aに設けられたロール部53Bとを備えて構成されている。また、定着装置本体62には、排出部18の一部が形成されている。
図2においては、一対の排出ロール52及び加熱ロール64・加圧ベルト66によって、記録媒体Pが搬送される搬送経路が二点鎖線で示されている。この搬送経路上において、加熱ロール64・加圧ベルト66と一対の排出ロール52との間には、記録媒体Pを検出する検出部の一例としての検知片67が設けられている。
ここで、加熱ロール64・加圧ベルト66の具体的構成及び加熱ロール64・加圧ベルト66の支持構造について説明する。
加熱ロール64は、円筒状の円筒部材64Aと、円筒部材64Aの内部空間に設けられたハロゲンランプ等の加熱源64Bと、を備えて構成されている。
円筒部材64Aは、アルミニウム・ステンレス等の金属材料により形成されている。円筒部材64Aの軸方向一端部には、図3及び図4に示すように、駆動モータからの回転力を円筒部材64Aに伝達するためのギヤ64Cが取り付けられている。
円筒部材64Aは、軸方向両端部が、後述のすべり軸受68に支持される被支持部分64Dとなっている。この被支持部分64Dは、円筒部材64Aにおけるギヤ64C配置側の軸方向一端部において、ギヤ64Cが取り付けられた位置よりも軸方向中央側に配置されている。
円筒部材64Aの軸方向両端側の被支持部分64Dの間には、円筒部材64Aの外周面を被覆する被覆部材64Eが設けられている。被覆部材64Eは、ゴム等の弾性材料により形成されている。
定着装置本体62には、加熱ロール64及び加圧ベルト66を支持する支持体70が設けられている。支持体70は、加熱ロール64を支持するロール支持部材74と、加圧ベルト66をベルト支持部材76と、を備えて構成されている。
ロール支持部材74は、加熱ロール64の軸方向両端側に配置され後述の加圧部材80を支持する一対の側板74A(一対の支持部材の一例)と、一対の側板74Aの間に配置され一対の側板74Aを連結する連結板74Bと、を備えて構成されている。
一対の側板74Aには、円弧状に切り欠けられた凹部75が、それぞれ形成されている。一対の側板74Aには、凹部75に沿って円弧状に形成されたすべり軸受68がそれぞれ取り付けられている。すべり軸受68は、円筒部材64Aの被支持部分64Dを回転可能に支持している。
一対の側板74Aの一端部(図3及び図4における右端部)には、ベルト支持部材76を回転可能に支持する支持部の一例としての軸部74Jが設けられている。
一対の側板74Aの他端部(図3及び図4における左端部)には、弾性部材の一例としての引っ張りバネ90の一端部が取り付けられる取付部74Eがそれぞれ設けられている。取付部74Eは、具体的には、一対の側板74Aに形成された凹部で構成されている。凹部で構成された取付部74Eに引っ張りバネ90の一端部に形成されたフック90Aが引っ掛けられるようになっている。なお、取付部74Eを構成する凹部は、貫通孔であってもよい。
ベルト支持部材76は、加圧ベルト66の軸方向両端側に配置された一対の側板76Aを備えて構成されている。一対の側板76Aの一端部(図3における右下側の端部)には、ロール支持部材74の一対の側板74Aの軸部74Jに支持される被支持部の一例としての被支持孔76Jがそれぞれ形成されている。この被支持孔76Jに軸部74Jが差し込まれることにより、一対の側板76Aが、ロール支持部材74の一対の側板74Aのそれぞれに対して、軸部74Jの軸周りに回転可能に支持される。
一対の側板76Aの他端部(図3における左上側の端部)には、引っ張りバネ90の他端部が取り付けられる取付部76Cがそれぞれ設けられている。取付部76Cは、具体的には、一対の側板76Aを貫通する貫通孔で構成されている。貫通孔で構成された取付部76Cに引っ張りバネ90の他端部に形成されたフック90Bが引っ掛けられるようになっている。取付部76Cを構成する貫通孔は、凹部であってもよい。
一対の側板76Aには、後述する板体84の突出部84Aが、図3における左下側から差し込み可能な差込溝76Bがそれぞれ形成されている。
図5に示すように、加圧ベルト66の内周には、加圧ベルト66を加熱ロール64へ加圧する加圧部材80が加圧ベルト66の回転軸方向に沿って配置されている。
加圧部材80は、加熱ロール64側に配置された加圧体82と、加圧体82に設けられた側面視L字状の板体84と、加圧体82に取り付けられた膜体86と、を備えている。
加圧体82は、図6及び図7に示すように、加圧ベルト66の回転軸方向に沿って長さを有すると共に、図5に示すように、側面視にて概略四角形状(ブロック形状)に形成されている。加圧体82の加熱ロール64側(図5における左下側)には、加圧ベルト66及び膜体86を介して加熱ロール64に対向する対向面82Aが形成されている。対向面82Aは、加熱ロール64側に押し付けられる押付面として機能する。
加圧体82の加熱ロール64から離れた側(図5における右上側)には、板体84が差し込まれる差込溝82Bが、加圧体82の長手方向に沿って形成されている(図6参照)。図5に示すように、差込溝82Bは、加圧体82における加圧ベルト66の回転方向下流側(図5における左上側)に配置されている。なお、加圧体82は、差込溝82Bに差し込まれた板体84から加圧力が付与されるため、差込溝82Bが配置された部分において、対向面82Aの加熱ロール64に対する加圧力が最大となる。
加圧体82における加圧ベルト66の回転方向上流側(図5における右下側)には、膜体86が取り付けられる取付部の一例としてのフック82Cが設けられている。フック82Cは、加圧体82の側面に加圧体82の長手方向に沿って複数形成されている(図6参照)。
板体84は、図7に示すように、加圧ベルト66の回転軸方向に沿って長さを有している。図5に示すように、板体84は、側面視にて、図5における右上側から左下側に向かって伸びる板部84Bと、板部84Bの加圧体82から離れた側(図5における右上側)から図5における右下側に伸びる板部84Cと、を備えて構成されている。板部84Bの加熱ロール64側の先端部が、加圧体82の差込溝82Bに差し込まれるようになっている。
図6に示すように、板部84Bの長手方向両端部には、板部84Cよりも長手方向における外側に突出する突出部84Aが形成されている。
膜体86は、図7に示すように、加圧ベルト66の回転軸方向に沿って長さを有している。膜体86には、加圧体82のフック82Cに取り付けられる被取付部の一例としての取付孔86Aが形成されている。膜体86は、取付孔86Aが加圧体82のフック82Cに引っ掛けられて取り付けられると共に、加圧体82の対向面82Aと加圧ベルト66の内周面との間に配置されている。
また、図5に示すように、加圧ベルト66の内周には、回転する加圧ベルト66がすべり接触する接触部材78が、加圧ベルト66の回転軸方向に沿って配置されている。図7に示すように、接触部材78は、加圧ベルト66の回転軸方向に沿って長さを有すると共に、図5に示すように、加圧ベルト66の周方向の一部に沿って形成された周壁78Aを有している。具体的には、接触部材78は、加圧ベルト66の周方向のうち、加熱ロール64側(図5における左下側)を除く部分に沿って形成されている。これにより、接触部材78は、加熱ロール64側(図5における左下側)が開放され、周壁78Aの内周側には、加圧部材80が収容可能な収容空間78Bが形成される。
図7に示すように、周壁78Aの外周面78Cには、第1突出部の一例としての第1リブ78Dが、周壁78Aの周方向(加圧ベルト66の回転方向)に沿って形成されている。第1リブ78Dは、周壁78Aの長手方向に沿って間隔をおいて、複数配置されている。
周壁78Aの外周面78Cには、第2突出部の一例としての第2リブ78Eが、周壁78Aの周方向(加圧ベルト66の回転方向)に第1リブ78Dと間をおいて、周壁78Aの周方向(加圧ベルト66の回転方向)に沿って形成されている。第2リブ78Eは、周壁78Aの長手方向に沿って間隔をおいて、複数配置されている。
周壁78Aの外周面78Cには、潤滑液の一例としての潤滑油が含浸された含浸部材92が、第1リブ78Dと第2リブ78Eとの間に配置されている。含浸部材92は、例えば、スポンジやフェルトで構成されている。含浸部材92は、加圧ベルト66の回転軸方向に沿って長さを有する略直交体形状に形成されている。
また、周壁78Aの長手方向両端部には、それぞれ、含浸部材92の長手方向外側において、第3リブ78Jが、周壁78Aの周方向(加圧ベルト66の回転方向)に沿って形成されている。この第3リブ78J、第2リブ78E、第1リブ78D及び含浸部材92に対して、加圧ベルト66の内周面がすべり接触するようになっている。
周壁78Aの長手方向両端部には、加熱ロール64側が切り欠けられた切欠部78Iを有する側壁78Hが設けられている。加圧部材80が接触部材78の収容空間78Bに収容された状態において、板体84の突出部84Aが側壁78Hの切欠部78Iから外側へ突出するようになっている。側壁78Hの外面には、接触部材78の長手方向における外側へ突出する凸部78F・凸部78Gが形成されている。凸部78Fは、側面視にて、板体84の板部84B及び突出部84Aに沿って延びている。凸部78Gは周壁78Aの外周面78Cに沿って形成されている。
接触部材78の側壁78Hの側方には、加圧ベルト66の回転軸方向の移動を規制する規制部材88が設けられている。規制部材88の側壁78H側の面には、側壁78Hの凸部78F・凸部78Gが差し込まれる凹部88F・凹部88Gが形成されている。側壁78Hには、板体84の突出部84Aが挿入される挿入孔88Aが形成されている。規制部材88は、側壁78Hの凸部78F・凸部78Gが凹部88F・凹部88Gに差し込まれる共に、挿入孔88Aに板体84の突出部84Aが挿入されることで、接触部材78に装着される。
また、規制部材88は、接触部材78に装着される状態において、加圧ベルト66の側端に位置すると共に、接触部材78の外周面よりも径方向外側に張り出すようになっている。これにより、加圧ベルト66がその回転軸方向に移動すると、規制部材88が加圧ベルト66の側端に接触して加圧ベルト66の移動を規制する。
なお、規制部材88には、接触部材78に装着される状態において、加圧ベルト66の内周側に配置され、回転する加圧ベルト66の内周面にすべり接触する接触面88Hが形成されている。この接触面88Hは、加圧ベルト66の全周に沿って形成されており、接触面88Hによって加圧ベルト66の軸方向端部が支持される。
そして、本実施形態では、接触部材78の収容空間78Bに加圧部材80が収容された状態で、接触部材78が加圧ベルト66の内部空間に差し通されている。加圧ベルト66の内部空間に挿し通された加圧部材80の板体84の突出部84Aが、規制部材88の挿入孔88Aに挿入されると共に、接触部材78の側壁78Hの凸部78F・凸部78Gが規制部材88の凹部88F・凹部88Gに差し込まれている。板体84の突出部84Aがベルト支持部材76の一対の側板76Aの差込溝76Bに差し込まれることで、加圧ベルト66がベルト支持部材76に支持される。さらに、ベルト支持部材76の一対の側板76Aとロール支持部材74の一対の側板74Aとが引っ張りバネ90によって引っ張られることにより、加圧部材80が加圧ベルト66の回転軸方向の両端側で荷重を受けて加圧ベルト66を加熱ロール64へ加圧するようになっている。
このようにして、加圧ベルト66は、ベルト支持部材76によって加熱ロール64に対向する位置で定着装置本体62に回転可能に支持されている。加熱ロール64及び加圧ベルト66では、加熱ロール64が回転駆動される共に加圧ベルト66が加熱ロール64に従動して回転することにより、トナー画像が転写された記録媒体Pを挟んで搬送する構成となっている。
ここで、図2に示すように、加熱ロール64は、加圧ベルト66に対して下側に配置されている。具体的には、斜め下側(図2における左下側)に配置されている。
また、図8に示すように、本実施形態では、上述の通り、規制部材88と加圧ベルト66の側端との間には、隙間Kが形成されている。これにより、含浸部材92に含浸された潤滑油は、加圧ベルト66の内周面をつたって、加圧ベルト66の側端から加圧ベルト66の外側へ漏出可能とされている。
円弧状に形成された一対のすべり軸受68は、それぞれ、加圧ベルト66側が開口している。また、一対の規制部材88は、それぞれ、一対のすべり軸受68及び一対の被支持部分64Dと、加熱ロール64の径方向視にて、加熱ロール64の回転軸方向に重なるように配置されている(図9参照)。なお、図9では、一対の規制部材88の一方側が図示されている。また、少なくとも、規制部材88の一部とすべり軸受68の一部及び被支持部分64Dの一部とが重なっていれば良い。
また、すべり軸受68には、潤滑油を保持する保持部69が設けられている。保持部69は、円筒部材64Aを支持する支持面68Bに対する円筒部材64Aの軸方向一端側及び軸方向他端側において、円筒部材64Aとすべり軸受68との間に形成された隙間によって構成されている。保持部69は、支持面68Bに対する円筒部材64Aの軸方向一端側及び軸方向他端側に形成された傾斜面68Aと、円筒部材64Aの外周面との間で形成されている。保持部69は、円筒部材64Aの径方向に沿った長さL1よりも、円筒部材64Aの軸方向に沿った長さL2の方が長くされている。なお、保持部69としては、円筒部材64Aとの間に隙間が形成されればよいので、傾斜面68Aは、例えば、円筒部材64Aの軸方向に平行な面で構成されていてもよい。
(本実施形態に係る作用)
次に、本実施形態に係る作用を説明する。
本実施形態では、第2転写位置にて中間転写ベルト24からトナー画像が転写された記録媒体Pは、加熱ロール64と加圧ベルト66との間に送り込まれる。加熱ロール64と加圧ベルト66との間に送り込まれた記録媒体Pは、加熱ロール64及び加圧ベルト66に挟まれて搬送されながら、加熱ロール64によってトナーが加熱されると共に加圧ベルト66によってトナーが加圧されて、画像が定着される。
ここで、本実施形態では、回転する加圧ベルト66の内周面と含浸部材92とがすべり接触し、含浸部材92が含浸する潤滑油が加圧ベルト66の内周面に供給される。これにより、加圧ベルト66の内周面と、その内周面とすべり接触する接触部材78及び加圧部材80の膜体86との間の摩擦が低減される。
加圧ベルト66の内周面に供給された潤滑油の一部は、加圧ベルト66の内周面をつたって加圧ベルト66の回転軸方向へ移動し、加圧ベルト66の側端から加圧ベルト66の外側へ漏出する。
加圧ベルト66の外側へ漏出した潤滑油は、その自重や加圧ベルト66の回転力(遠心力)等により、規制部材88や加圧ベルト66の側端をつたって、規制部材88と軸方向において重なる被支持部分64Dへ移動する。これにより、円筒部材64Aの被支持部分64Dとすべり軸受68との間に潤滑油が供給される。このため、加熱ロール64の円筒部材64Aとすべり軸受68との摩擦抵抗が低減される。
なお、潤滑油は、特に、規制部材88における加圧ベルト66の側端への接触面88Kや加圧ベルト66の側端をつたって移動することが考えられるので、規制部材88の接触面88K、加圧ベルト66の側端66K及び隙間Kの少なくとも1つが、すべり軸受68と、加熱ロール64の径方向視にて、加熱ロール64の回転軸方向に重なるように配置されることが望ましい。
また、本実施形態では、被支持部分64Dとすべり軸受68との間に供給された潤滑油は、保持部69に保持されるので、保持部69が無い構成に比べて、円筒部材64Aとすべり軸受68との間へ潤滑油が供給された状態が維持される。
この保持部69の隙間は、円筒部材64Aの径方向に沿った径方向長さL1より、円筒部材64Aの軸方向に沿った軸方向長さL2のほうが長いので、径方向長さL1より軸方向長さL2のほうが短い構成に比べて、潤滑油を保持する保持力が高い。
なお、本実施形態では、円筒部材64Aに移動した潤滑油が、円筒部材64Aから径方向外側に出っ張る被覆部材64Eによって、潤滑油における円筒部材64Aの軸方向中央側への移動が規制される。従って、被覆部材64Eは、潤滑油の移動を規制することにより、潤滑油をすべり軸受68(被支持部分64D)へ誘導する誘導手段として機能する。
また、潤滑油をすべり軸受68に誘導する誘導手段としては、図10に示すように、被覆部材64Eと被支持部分64Dとの間において、円筒部材64Aの周方向に沿って形成された規制溝64Fであってもよい。
この構成では、潤滑油が規制溝64Fの溝内に入り込むことにより、潤滑油における円筒部材64Aの軸方向中央側への移動が規制される。このように、潤滑油の移動を規制することにより、潤滑油がすべり軸受68(被支持部分64D)へ誘導される。なお、規制溝64Fに替えて、円筒部材64Aから径方向に突出する突出部を、円筒部材64Aの周方向に沿って形成してもよい。
また、潤滑油をすべり軸受68に誘導する誘導手段としては、図10に示すように、被支持部分64Dにおける円筒部材64Aの軸方向外側(図10における右側)に、円筒部材64Aの周方向に沿って形成された規制溝64Gであってもよい。
この構成では、潤滑油が規制溝64Gの溝内に入り込むことにより、潤滑油における円筒部材64Aの軸方向外側(図10における右側)への移動が規制される。このように、潤滑油の移動を規制することにより、潤滑油がすべり軸受68(被支持部分64D)へ誘導される。なお、規制溝64Gに替えて、円筒部材64Aから径方向に突出する突出部を、円筒部材64Aの周方向に沿って形成してもよい。
また、潤滑油をすべり軸受68に誘導する誘導手段としては、すべり軸受68(被支持部分64D)に向かって形成され、例えば、毛細管現象により潤滑油をすべり軸受68(被支持部分64D)へ誘導する誘導溝であってもよい。この誘導溝としては、例えば、円筒部材64Aの軸方向に沿って形成された溝が考えられる。また、すべり軸受68(被支持部分64D)に向かって形成され、例えば、加熱ロール64の回転力により潤滑油をすべり軸受68(被支持部分64D)へ誘導する誘導溝であってもよい。この誘導溝としては、例えば、螺旋状に形成された溝が考えられる。
また、潤滑油をすべり軸受68に誘導する誘導手段としては、図11に示すように、加圧ベルト66からすべり軸受68(被支持部分64D)に延びる誘導部材73であっても良い。
この誘導部材73は、例えば、一端部が、規制部材88の一部を切り欠けて形成された切欠部88Iを通じて、側面視にて、加圧ベルト66の内周側に配置され、他端部が、すべり軸受68に配置される。誘導部材73の前記一端部は、加圧ベルト66の下部側に配置されており、加圧ベルト66の内周側の下部に溜まる潤滑油を誘導するようになっている。この誘導部材73の一端部は、例えば、加圧ベルト66の側端、内周面及び外周面のいずれかに接触される。この誘導部材73の一端部は、加圧ベルト66の側端からその回転軸方向に沿って加圧ベルト66の内周に挿入されて、含浸部材92又は接触部材78に接触する構成であっても良い。また、加圧ベルト66に非接触とされ、規制部材88に接触する構成であっても良い。
これにより、規制部材88等を介さずに、含浸部材92の潤滑油が誘導部材73を通じて、直接的にすべり軸受68に供給される。
また、図12に示すように、潤滑油を保持する保持部としては、支持面68Bにおける円筒部材64Aの軸方向中央部に形成され潤滑油を保持する保持溝71であってもよい。保持溝71は、円筒部材64Aの周方向に沿って形成されている。なお、この保持溝としては、被支持部分64D側に形成されていても良い。
また、潤滑油を保持する保持部69としては、潤滑油を含浸可能な含浸部材で構成されていても良い。この含浸部材としては、例えば、スポンジやフェルトが用いられる。また、潤滑油に代えて、ある程度の流動性を有するグリスであっても構わない。加熱ロール64の熱によって、すべり軸受68まで移動可能な程度に液化するグリスであれば、更に好適である。グリスであれば含浸部材を適宜省略することができるとともに、輸送時等、画像形成装置を使用しない場合に、潤滑油が加圧ベルト66の側端から漏れて意図しない箇所に付着することが防止できる。
また、本実施形態においては、含浸部材92に含浸された潤滑油を加圧ベルト66の側端側へ押し出す押出機構を有していてもよい。押出機構は、例えば、含浸部材92の加圧ベルト66の内周面に対する接触圧を、含浸部材92の長手方向中央部から長手方向両端に向けて徐々に又は段階的に弱めることで構成される。このように接触圧を徐々に又は段階的に弱める構成としては、例えば、接触部材78、加圧体82及び含浸部材92全体で形成される外径を、含浸部材92の長手方向中央部から長手方向両端に向けて徐々に又は段階的に小さくすることでなされる。
この構成によれば、含浸部材92の長手方向中央部が加圧ベルト66の内周面によって加圧されることで、含浸部材92の長手方向中央部の潤滑油が、接触圧が弱い長手方向両端へ移動する。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、加圧ベルト66の内部に加熱源を配置して、加圧ベルト66を加熱ベルトとして用いる構成であっても良い。この構成では、加熱ロール64を加圧ロールとして用いてもよい。また、加圧ベルト66を加熱ベルトとして用いる構成では、加圧ベルト66と加熱ロール64との配置位置を入れ替えても良い。
10 画像形成装置
14 画像形成部
60 定着装置(搬送装置の一例)
64 加熱ロール(回転体の一例)
64E 被覆部材(誘導手段の一例)
64F 規制溝(誘導手段の一例)
64G 規制溝(誘導手段の一例)
66 加圧ベルト(搬送ベルトの一例)
68 すべり軸受
69 保持部
71 保持溝(保持部の一例)
73 誘導部材(誘導手段の一例)
88 規制部材
92 含浸部材

Claims (6)

  1. 回転する回転体と、
    前記回転体と接触して回転するベルトと、
    前記ベルトの回転軸方向両端側に配置され、前記ベルトの側端に位置して前記ベルトの回転軸方向への移動を規制する規制部材と、
    前記ベルトの内周面に供給された潤滑剤と、
    前記回転体の径方向視にて前記規制部材と前記回転軸方向に重なるように配置され、前記ベルト側が開口され、前記回転体を回転可能に支持するすべり軸受と、
    前記潤滑剤を前記すべり軸受へ誘導する誘導手段と、
    を備える搬送装置。
  2. 回転する回転体と、
    前記回転体と接触して回転するベルトと、
    前記ベルトの回転軸方向両端側に配置され、前記ベルトの側端に位置して前記ベルトの回転軸方向への移動を規制する規制部材と、
    前記ベルトの内周面に供給された潤滑剤と、
    前記回転体の径方向視にて前記規制部材と前記回転軸方向に重なるように配置され、前記ベルト側が開口され、前記回転体を回転可能に支持するすべり軸受と、
    前記すべり軸受に設けられ、前記潤滑剤を保持する保持部と、
    を備える搬送装置。
  3. 回転する回転体と、
    前記回転体と接触して回転するベルトと、
    前記ベルトの回転軸方向両端側に配置され、前記ベルトの側端に位置して前記ベルトの回転軸方向への移動を規制する規制部材と、
    前記ベルトの内周面に供給された潤滑剤と、
    前記回転体の径方向視にて前記規制部材と前記回転軸方向に重なるように配置され、前記ベルト側が開口され、前記回転体を回転可能に支持するすべり軸受と、
    前記潤滑剤を前記ベルトの側端側へ押し出す押出機構と、
    を備える搬送装置。
  4. 前記回転体及び前記ベルトの少なくとも一方が加熱源を有し、当該回転体と当該ベルトとの接触領域において、画像を記録媒体に定着する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置としての定着装置。
  5. 前記潤滑剤が、前記加熱源により液化するグリスである請求項4に記載の定着装置。
  6. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって形成された画像を前記記録媒体に定着させる請求項4又は請求項5に記載の定着装置と、
    を備える画像形成装置。
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