JP6954153B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6954153B2
JP6954153B2 JP2018011079A JP2018011079A JP6954153B2 JP 6954153 B2 JP6954153 B2 JP 6954153B2 JP 2018011079 A JP2018011079 A JP 2018011079A JP 2018011079 A JP2018011079 A JP 2018011079A JP 6954153 B2 JP6954153 B2 JP 6954153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
fixing device
heat
grease
endless belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018011079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019128507A (ja
JP2019128507A5 (ja
Inventor
春男 佐藤
春男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2018011079A priority Critical patent/JP6954153B2/ja
Priority to US16/249,878 priority patent/US10459383B2/en
Publication of JP2019128507A publication Critical patent/JP2019128507A/ja
Publication of JP2019128507A5 publication Critical patent/JP2019128507A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6954153B2 publication Critical patent/JP6954153B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/206Structural details or chemical composition of the pressure elements and layers thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、媒体上に現像剤像を定着させる定着装置及び定着装置を有する画像形成装置に関する。
無端ベルト(エンドレスフィルム)と加熱手段(ヒータ部)とを備えたベルトユニット(加熱装置)と無端ベルトの外面に接触する加圧部材(加圧ローラ)とを有する定着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この定着装置では、媒体(記録材)が無端ベルトと加圧部材との間のニップ部を通過することで、媒体上に現像剤像が定着される。
特開2010−032697号公報(例えば、請求項1、図1)
上記定着装置の加熱手段は、ヒータ本体と無端ベルトの内面に接触する摺動部材(熱拡散部材)とから構成される場合がある。この場合、ヒータ本体と熱拡散部材との間に塗布された熱伝導グリースが漏れ出て、熱拡散部材の下面と無端ベルトの内面との間に付着し、前記部材間の摺動グリースに混入し、摺動性を悪化させたり、熱伝達率のムラを発生させたりし、現像剤像の加熱が不足し、定着不良が生じやすい。
本発明は、現像剤像を良好に定着させることができる定着装置及びこれを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る定着装置は、ベルトユニットと、前記ベルトユニットに接触する加圧部材と、を有し、媒体が前記ベルトユニットと前記加圧部材との間の接触位置を通過することで、前記媒体上に現像剤像を定着させる定着装置であって、前記ベルトユニットは、支持部と、前記支持部に移動可能に支持され、前記加圧部材に接触する外面を有する無端ベルトと、前記無端ベルトの内側に配置されたヒータと、前記ヒータで発生する熱を前記無端ベルトに伝える熱拡散部材と、を有し、前記熱拡散部材は、前記ヒータに接する第1の面と、前記無端ベルトの内面に接する第2の面と、前記ヒータより前記媒体の搬送方向の上流側に備えられた第1の壁部と、前記ヒータより前記搬送方向の下流側に備えられた第2の壁部と、を有し、前記支持部は、前記第1の壁部が挿入される第1の溝部と、前記第2の壁部が挿入される第2の溝部と、を有し、前記ヒータと前記熱拡散部材の前記第1の面との間に第1のグリースが塗布されており、前記熱拡散部材の前記搬送方向に直交する幅方向の前記第1の壁部及び前記第2の壁部を含む両端は、前記幅方向における前記無端ベルトの両端よりも外側に配置されており、前記加圧部材によって前記無端ベルトの前記外面に前記支持部に向かう押し付け力が付与されているときに、前記熱拡散部材及び前記ヒータは、前記支持部の当接面と対向して配設されることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤像を良好に定着させることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置の内部を概略的に示す斜視図である。 実施の形態に係る定着装置の内部を媒体の搬送方向に見た正面図である。 図3の定着装置をIV−IV線で切る断面を概略的に示す断面図である。 図4の定着装置のA部を示す拡大断面図である。 実施の形態に係る定着装置のベルトユニットの構造を概略的に示す分解斜視図である。 図3の定着装置をVII−VII線で切る断面を概略的に示す断面図である。 図7のベルトユニットのB部を示す拡大断面図である。 実施の形態に係る定着装置のベルトユニットの無端ベルトの内側の構造を概略的に示す分解斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る定着装置及び画像形成装置を、添付図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
図には、xyz直交座標系の座標軸が示される。z軸は、定着装置の高さ方向に平行な座標軸である。+z軸方向は、上方向であり、−z軸方向は、下方向である。−z軸方向は、一般に重力方向であるが、重力方向に対し傾斜してもよい。y軸は、定着装置における媒体Pの搬送方向Fに平行な座標軸である。+y軸方向は、定着装置における搬送方向Fである。x軸は、定着装置における無端ベルトの幅方向に平行な座標軸、すなわち、加圧ローラの支軸に平行な座標軸である。
《1》画像形成装置
図1は、実施の形態に係る画像形成装置100の構成を概略的に示す図である。画像形成装置100は、例えば、電子写真カラープリンタである。画像形成装置100は、実施の形態に係る定着装置1を有する。
図1に示されるように、画像形成装置100は、主要な構成として、電子写真方式により用紙などの媒体P上に現像剤像(トナー像)を形成する画像形成部110Y,110M,110C,110Kと、画像形成部110Y,110M,110C,110Kに媒体Pを供給する媒体供給部120と、媒体Pを搬送する搬送部130と、画像形成部110Y,110M,110C,110Kの各々に対応するように配置された転写部としての転写ローラ140と、媒体P上に転写された現像剤像Qを定着させる定着装置1と、定着装置1を通過した媒体Pを外部に排出する媒体排出部としての排紙ローラ対125とを有する。なお、画像形成装置100が有する画像形成部の数は、3以下又は5以上であってもよい。また、画像形成装置100は、電子写真プロセスによって媒体P上に画像を形成する装置であれば、画像形成部の数が1つであるモノクロプリンタであってもよい。
図1に示されるように、媒体供給部120は、用紙カセット121と、用紙カセット121内に積載された媒体Pを1枚ずつ繰り出すホッピングローラ122と、用紙カセット121から繰り出された媒体Pを搬送するレジストローラ123と、媒体Pを搬送するローラ対124とを有する。
画像形成部110Y,110M,110C,110Kは、媒体P上にイエロー(Y)の現像剤像、マゼンタ(M)の現像剤像、シアン(C)の現像剤像、及びブラック(K)の現像剤像をそれぞれ形成する。画像形成部110Y,110M,110C,110Kは、媒体搬送路に沿って搬送方向に(すなわち、図1において右から左に)並んで配置される。画像形成部110Y,110M,110C,110Kは、着脱自在に形成された各色用の画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kをそれぞれ有する。
画像形成部110Y,110M,110C,110Kは、各色用の露光装置としての光プリントヘッド111Y,111M,111C,111Kをそれぞれ有する。
画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kの各々は、回転可能に支持された像担持体としての感光体ドラム113と、感光体ドラム113の表面を一様に帯電させる帯電部材としての帯電ローラ114と、光プリントヘッド111Y,111M,111C,111Kによる露光によって感光体ドラム113の表面に静電潜像を形成した後に、感光体ドラム113の表面にトナーを供給して静電潜像に対応する現像剤像を形成する現像装置115とを有する。
現像装置115は、トナーを収容する現像剤収容スペースを形成する現像剤収容部としてのトナー収容部と、感光体ドラム113の表面にトナーを供給する現像剤担持体としての現像ローラ116と、トナー収容部内に収容されたトナーを現像ローラ116に供給する供給ローラ117と、現像ローラ116の表面のトナー層の厚さを規制するトナー規制部材としての現像ブレード118とを有する。
光プリントヘッド111Y,111M,111C,111Kの各々による露光は、一様帯電した感光体ドラム113の表面に印刷用の画像データに基づいて実行される。光プリントヘッド111Y,111M,111C,111Kの各々は、感光体ドラム113の軸線方向に複数の発光素子が配列された発光素子アレイを含む。
図1に示されるように、搬送部130は、媒体Pを静電吸着して搬送する搬送ベルト(転写ベルト)133と、駆動部により回転されて搬送ベルト133を駆動する駆動ローラ131と、駆動ローラ131と対を成して搬送ベルト133を張架するテンションローラ(従動ローラ)132とを有する。
図1に示されるように、転写ローラ140は、搬送ベルト133を挟んで画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kの各々の感光体ドラム113に対向して配置されている。転写ローラ140によって、画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kの各々の感光体ドラム113の表面に形成された現像剤像(トナー像)は、媒体搬送路に沿って矢印方向に搬送される媒体Pの上面に順に転写されて、複数の現像剤像が重ねられたカラー画像が形成される。感光体ドラム113上に現像された画像(現像剤像)を媒体Pに転写した後に感光体ドラム113に残留したトナーを除去するクリーニング装置119を有する。
定着装置1は、未定着の現像剤像Qを加熱及び加圧して媒体P上に定着させる。定着装置1の詳細は、後述する。
次に、画像形成装置100の動作を説明する。先ず、用紙カセット121内の媒体Pは、ホッピングローラ122によって繰り出され、レジストローラ123へ送られる。続いて、媒体Pはレジストローラ123からローラ対124を介して搬送ベルト133に送られ、この搬送ベルト133の走行に伴って、画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kへと搬送される。画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kにおいて、感光体ドラム113の表面は、帯電ローラ114によって帯電され、光プリントヘッド111Y,111M,111C,111Kによって露光され、静電潜像が形成される。静電潜像には、現像ローラ116上で薄層化されたトナーが静電的に付着されて各色の現像剤像が形成される。各色の現像剤像は、転写ローラ140によって媒体Pに転写され、媒体P上にカラーの現像剤像Qが形成される。転写後に、感光体ドラム113上に残留したトナーは、クリーニング装置119によって除去される。カラーの現像剤像Qが形成された媒体Pは、定着装置1に送られる。この定着装置1において、カラーの現像剤像Qが媒体Pに定着され、カラー画像が形成される。カラー画像が形成された媒体Pは、排紙ローラ対125によって用紙スタッカへ排出される。
《2》定着装置
図2は、実施の形態に係る定着装置1の内部構造を概略的に示す斜視図である。図3は、定着装置1の内部を媒体の搬送方向F(+y軸方向)に見た正面図である。図4は、図3の定着装置1をIV−IV線で切る断面を概略的に示す断面図である。図5は、図4の定着装置1のA部を示す拡大断面図である。
また、図6は、定着装置1のベルトユニット2の構造を概略的に示す分解斜視図である。図7は、図3の定着装置1をVII−VII線で切る断面を概略的に示す断面図である。図8は、図7のベルトユニット2のB部を示す拡大断面図である。図9は、ベルトユニット2の無端ベルトの内側の構造を概略的に示す分解斜視図である。
図2及び図3に示されるように、定着装置1は、加熱装置としてのベルトユニット2と、ベルトユニット2に接触する加圧部材としての加圧ローラ3と、ベルトユニット2及び加圧ローラ3を支持するサイドフレーム4及び5(「左サイドフレーム4」及び「右サイドフレーム5」とも言う)とを有する。サイドフレーム4及び5は、定着装置1の本体構造であるフレーム6の一部分である。未定着の現像剤像Q(図1に示される)を備えた媒体P(図1に示される)が搬送方向Fに搬送され、ベルトユニット2と加圧ローラ3との間の接触位置、すなわちニップ部Nを通過することで、媒体Pが加熱及び加圧されて、媒体P上に現像剤像Qが定着される。
図2及び図3に示されるように、サイドフレーム4及び5には、互いに同軸的に配置された支軸41及び51が備えられている。図2及び図4に示されるように、サイドフレーム4には支軸41を中心にD4方向に回動可能に支持されたレバー部材42が備えられている。図6及び図7に示されるように、サイドフレーム5には支軸51を中心にD5方向に回動可能に支持されたレバー部材52が備えられている。
図4から図9に示されるように、ベルトユニット2は、ステー21と、ステー21に固定された保持部材22とを有している。ステー21と保持部材22とは、ベルトユニット2をサイドフレーム4及び5に支持するための支持部23を構成する。ただし、支持部23の構造は、図示の例に限定されず、種々の変更が可能である。図2から図4及び図6に示されるように、ステー21のx軸方向の両端部211及び212は、レバー部材42及び52にそれぞれ固定されている。固定方法は、限定されないが、例えば、ネジによる固定である。このため、ベルトユニット2は、レバー部材42及び52と共に支軸41及び51を中心に、図4のD4方向、すなわち図7のD5方向に回動可能に支持される。
また、図4から図9に示されるように、ベルトユニット2は、保熱部材としての保熱板24と、板状のヒータ25と、熱拡散部材としての熱拡散板26と、無端ベルト27とを有する。保熱板24は、ヒータ25で発生した熱を一時的に蓄える蓄熱性能と、ヒータ25で発生した熱を上部に(+z軸方向に)伝達させにくくするための熱遮断性能とを有する。ただし、ヒータ25が、保熱板24の性能を有する場合又はヒータ25の上部の温度上昇を許容する場合などには、保熱板24を備える必要はない。また、保熱板24及びヒータ25は、板状の形状又は平板状の形状に限定されない。
図4から図9に示されるように、熱伝達特性を向上させるために、保熱板24の下面242とヒータ25の上面251とは、予め塗布されたグリース(第1のグリース)を介して密着している。このグリース(第1のグリース)は、例えば、熱伝導グリースである。また、熱伝達特性を向上させるために、ヒータ25の下面252と熱拡散板26の第1の面261とは、予め塗布されたグリース(第2のグリース)を介して密着している。このグリース(第2のグリース)は、例えば、熱伝導グリースである。第1のグリースと第2のグリースとは同じ成分のものであってもよく、異なる成分のものであってもよい。また、保熱板24とヒータ25との間は、グリースを塗布しない場合もある。また、無端ベルト27と熱拡散板26の摺動部との間には、摺動性を高め、摩耗を減らすために摺動グリースが塗布される。
図4及び図5に示されるように、保熱板24、ヒータ25、及び熱拡散板26は、無端ベルト27の内側に配置される。保熱板24、ヒータ25、及び熱拡散板26は、グリースの接着力によって一体的な構造物を形成する。保熱板24とヒータ25との間にグリースを塗布しない場合には、ヒータ25及び熱拡散板26は、グリースの接着力によって一体的な構造物を形成する。
図4から図6及び図9に示されるように、熱拡散板26は、ヒータ25の下面252に接する第1の面261と、無端ベルト27の内面271に接する摺動面である第2の面262と、ヒータ25より搬送方向Fの上流側に備えられた第1の壁部263と、ヒータ25より搬送方向Fの下流側に備えられた第2の壁部264とを有する。第1の壁部263及び第2の壁部264は概ね+z軸方向に、すなわち、保持部材22に向けて立設している。第1の壁部263及び第2の壁部264は、熱拡散板26の長手方向すなわちx軸方向の全域に備えられている。保持部材22は、第1の壁部263が挿入される長溝である第1の溝部221と、第2の壁部264が挿入される長溝である第2の溝部222とを有する。第1の溝部221と第2の溝部222とは、保持部材22の長手方向すなわちx軸方向の全域に形成されている。図5及び図8に示されるように、熱拡散板26の断面形状は、略コの字状である。
熱拡散板26の幅方向すなわちx軸方向の両端は、幅方向における無端ベルト27の両端よりも外側に配置されることが望ましい。熱拡散板26の幅方向の両端には壁部が存在しないが、熱拡散板26の幅方向の両端からグリースが漏れ出たとしても、グリースが無端ベルト27の内面に付着しないからである。
熱拡散板26は、0.2mmから1.0mmの範囲内の厚さを持つ金属板であることが望ましい。熱拡散板26は、例えば、ステンレス、アルミニウム合金、又は鉄などの金属薄板に、無端ベルト27との摺動面の摩擦係数を低くし且つ耐摩耗性能を高くするための処理(例えば、ガラスコーティング又は硬質クロムコーティング)を行っている。この場合、第1の壁部263及び第2の壁部264として、金属板の折り曲げ加工によって形成される折り曲げ部を使用することができる。
図5、図6、図8及び図9に示されるように、第1の壁部263は、第1の溝部221内の突起部(フック部)221a(図8)及び221b(図5)に係合する(引っ掛かる又は嵌まる)係合部としての係合孔263a及び263bを有している。同様の突起部と係合孔を、第1の壁部263と第1の溝部221にではなく、又は、第1の壁部263と第1の溝部221に加えて、第2の壁部264と第2の溝部222内に備えてもよい。なお、第1の壁部263に係合孔が形成され、第1の壁部263に係合孔に係合する(引っ掛かる又は嵌まる)突起部を備えてもよい。
第1の溝部221は、第1の壁部263の先端が第1の溝部221の底面に接触しない深さを有し、第2の溝部222は、第2の壁部264の先端が第2の溝部222の底面に接触しない深さを有する。このような構造により、熱拡散板26は、第1の溝部221及び第2の溝部222の深さ方向(略z軸方向)に移動可能である。
図4から図6に示されるように、無端ベルト27は、ステー21の両端側のガイド面213及び214(図6)によって無端ベルト27の周方向(D2方向)に移動可能に支持される。図4及び図5に示されるように、無端ベルト27の内面271は熱拡散板26の第2の面262と摺動可能に接触する。
図2から図4に示されるように、無端ベルト27の外面272は、加圧ローラ3の周面と接触し、無端ベルト27と加圧ローラ3の接触位置(すなわち、接触範囲)にニップ部Nを形成する。加圧ローラ3は、モータ等の駆動力発生手段で発生した駆動力を伝達する駆動力伝達手段としての駆動ギヤ71〜73を介して受け取り、回転する。無端ベルト27は、加圧ローラ3のD3方向の回転に従動して、無端ベルト27の周方向であるD2方向に移動する。
図5に示されるように、現像剤像Qの定着動作時には、加圧ローラ3は無端ベルト27に押し付け力を付与している。この押し付け力は、例えば、図2に示される付勢手段としてのスプリング43及び53が、支軸41及び51を中心に回動するレバー部材42及び52を+y方向に押す力によって発生する。加圧ローラ3によって無端ベルト27の外面272に保持部材22に向かう押し付け力が付与されているときに、熱拡散板26、ヒータ25、及び保熱板24は、保持部材22に向けて押し付けられた密着状態である。つまり、密着状態は、無端ベルト27の内側に接する熱拡散板26、その上のヒータ25、その上の保熱板24は、保熱板24の上面241が保持部材22の下部の当接部としての当接面223に当接するまで押し上げられて、これらが互いに密着した状態である。
無端ベルト27の外面272に加圧ローラ3による押し付け力が付与されていないときには、熱拡散部材26、ヒータ25、及び保熱板24は、保熱板24が保持部材22の当接面223から離れたフローティング状態である。
印刷時にベルトユニット2が加圧ローラ3に押し付けられると(すなわち、加圧ローラ3がベルトユニット2からの押し付けに抗する力をベルトユニット2に付与すると)、ステー21で支えられた保持部材22の第1の溝221と第2の溝222によって第1の壁部263と第2の壁部264がガイドされて、熱拡散板26が略+z軸方向に押し上げられる。保持部材22の下部の当接面223と熱拡散板26の第1の面261との間に挟まれたヒータ25及び保熱板24は、熱拡散板26により押し付けられヒータ25と保熱板24の間が密着され、塗布されたグリースの一部(すなわち、グリースの内の過剰な部分)が熱拡散板26の第1の面261上に追い出される場合がある。また、熱拡散板26とヒータ25との間のグリースも同様な状態になる場合がある。熱拡散板26の第1の面261上に追い出されたグリースは、熱拡散板26の第1の面261において第1の壁部263と第2の壁部264の内側に滞留するため、無端ベルト27の内面271へ付着しない。
以上に説明したように、実施の形態に係る定着装置1によれば、ヒータ25と熱拡散板26との間に塗布されたグリース又はヒータ25と保熱板24との間に塗布されたグリースが、熱拡散板26の第1の面261上に漏れ出ても、第1の壁部263と第2の壁部264とによってグリースが第1の面261の外側に流出することを阻止できる。このため、漏れ出たグリースが無端ベルト27の内面271と熱拡散板26の第2の面(下面)との間の摺動グリースに混入し、摺動性を悪化させたり、熱伝達率のムラを発生させたりする状況は発生しない。このため、漏れ出たグリースの流出に起因する、現像剤像の加熱不足、その結果生じる定着不良を防止することができる。
また、実施の形態に係る定着装置1によれば、保持部材22の当接面223と無端ベルト27の内面271との間で、熱拡散板26の第1の面261との間に、保熱板24、ヒータ25、及び熱拡散板26を上下方向(+z軸方向、−z軸方向)に移動可能なフローティング状態とする構造にして、加圧ローラ3の押し付け力で保熱板24が保持部材22に密着する密着状態になる。このため、各部品の寸法バラツキに関係なく、ヒータ25に熱拡散板26及び無端ベルト27を密着加圧することができる。よって、加熱量の不足による定着不良を防止できる。
また、実施の形態に係る定着装置1によれば、熱拡散板26は、厚さが0.2mmから1.0mmの範囲内と薄く、また、材質として金属薄板をコの字に曲げた簡単な形状で安価に熱容量を少なくでき、ウォームアップ(WU)時間を短縮することができる。
《3》変形例
上記実施の形態では、ヒータ25の上面251と保持部材22の当接面223との間に保熱板24を備えた構造を説明した。しかし、定着装置1は、保熱板24を備えない構造を採用してもよい。この場合には、ヒータ25の上面251が保持部材22の当接面223に当接する。
また、上記実施の形態では、画像形成装置100がカラープリンタである場合を説明した。しかし、画像形成装置100は、電子写真プロセスを利用する他の装置であってもよい。画像形成装置100は、例えば、多機能周辺装置(MFP)、ファクシミリ、複写機であってもよい。
1 定着装置、 2 ベルトユニット(加熱装置)、 3 加圧ローラ(加圧部材)、 4,5 サイドフレーム、 6 フレーム、 21 ステー、 22 保持部材、 23 支持部、 24 保熱板(保熱部材)、 25 ヒータ、 26 熱拡散板(熱拡散部材)、 27 無端ベルト、 41,51 支軸、 42,52 レバー部材、 221 第1の溝部、 222 第2の溝部、 223 当接面(当接部)、 261 第1の面、 262 第2の面、 263 第1の壁部、 264 第2の壁部、 271 内面、 272 外面、 F 搬送方向、 N 接触位置(ニップ部)、 P 媒体、 Q 現像剤像。

Claims (13)

  1. ベルトユニットと、
    前記ベルトユニットに接触する加圧部材と、
    を有し、
    媒体が前記ベルトユニットと前記加圧部材との間の接触位置を通過することで、前記媒体上に現像剤像を定着させる定着装置であって、
    前記ベルトユニットは、
    支持部と、
    前記支持部に移動可能に支持され、前記加圧部材に接触する外面を有する無端ベルトと、
    前記無端ベルトの内側に配置されたヒータと、
    前記ヒータで発生する熱を前記無端ベルトに伝える熱拡散部材と、
    を有し、
    前記熱拡散部材は、
    前記ヒータに接する第1の面と、
    前記無端ベルトの内面に接する第2の面と、
    前記ヒータより前記媒体の搬送方向の上流側に備えられた第1の壁部と、
    前記ヒータより前記搬送方向の下流側に備えられた第2の壁部と、
    を有し、
    前記支持部は、
    前記第1の壁部が挿入される第1の溝部と、
    前記第2の壁部が挿入される第2の溝部と、
    を有し、
    前記ヒータと前記熱拡散部材の前記第1の面との間に第1のグリースが塗布されており、
    前記熱拡散部材の前記搬送方向に直交する幅方向の前記第1の壁部及び前記第2の壁部を含む両端は、前記幅方向における前記無端ベルトの両端よりも外側に配置されており、
    前記加圧部材によって前記無端ベルトの前記外面に前記支持部に向かう押し付け力が付与されているときに、前記熱拡散部材及び前記ヒータは、前記支持部の当接面と対向して配設される
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 前記無端ベルトの前記外面に前記押し付け力が付与されていないときに、前記熱拡散部材及び前記ヒータは、前記ヒータが前記支持部の当接面から離れたフローティング状態であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第1のグリースは、熱伝導グリースであることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記ヒータと前記支持部との間に配置され、前記ヒータで発生した前記熱を一時的に蓄積する保熱部材をさらに有し、
    前記無端ベルトの前記外面に前記押し付け力が付与されているときに、前記熱拡散部材、前記ヒータ、及び前記保熱部材は、前記支持部の当接面と対向して配設される
    ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記無端ベルトの前記外面に前記押し付け力が付与されていないときに、前記熱拡散部材、前記ヒータ、及び前記保熱部材は、前記ヒータが前記支持部の前記当接面から離れたフローティング状態であることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  6. 前記ヒータと前記熱拡散部材との間に第1のグリースが塗布されており、
    前記保熱部材と前記ヒータとの間に第2のグリースが塗布されている
    ことを特徴とする請求項又はに記載の定着装置。
  7. 前記第1のグリース及び前記第2のグリースは、熱伝導グリースであることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  8. 前記第2のグリースは、前記第1のグリースと異なる成分であることを特徴とする請求項6又は7に記載の定着装置。
  9. 前記第1の壁部及び前記第2の壁部の少なくとも一方は、前記支持部と係合する係合部を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記加圧部材は、加圧ローラであり、
    前記加圧ローラの回転に従動して前記無端ベルトが周方向に移動する
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記第1の溝部は、前記第1の壁部の先端が前記第1の溝部の底面に接触しない深さを有し、
    前記第2の溝部は、前記第2の壁部の先端が前記第2の溝部の底面に接触しない深さを有する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 前記熱拡散部材は、0.2mmから1.0mmの範囲内の厚さを持つ金属板であり、
    前記第1の壁部及び前記第2の壁部は、前記金属板の折り曲げ部である
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の定着装置。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2018011079A 2018-01-26 2018-01-26 定着装置及び画像形成装置 Active JP6954153B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018011079A JP6954153B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 定着装置及び画像形成装置
US16/249,878 US10459383B2 (en) 2018-01-26 2019-01-16 Fixing device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018011079A JP6954153B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 定着装置及び画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019128507A JP2019128507A (ja) 2019-08-01
JP2019128507A5 JP2019128507A5 (ja) 2020-07-02
JP6954153B2 true JP6954153B2 (ja) 2021-10-27

Family

ID=67392836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018011079A Active JP6954153B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 定着装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10459383B2 (ja)
JP (1) JP6954153B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003611A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置
JP2021018284A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 キヤノン株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP7363312B2 (ja) * 2019-09-30 2023-10-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 定着装置および画像形成装置
JP7484124B2 (ja) * 2019-10-16 2024-05-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2021086022A (ja) 2019-11-28 2021-06-03 株式会社沖データ 定着装置および画像形成装置
JP7354857B2 (ja) 2020-01-30 2023-10-03 沖電気工業株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2021131482A (ja) 2020-02-20 2021-09-09 株式会社沖データ 定着装置および画像形成装置
US10935912B1 (en) * 2020-03-12 2021-03-02 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Heating device having first and second heat transfer units for an image forming unit
JP2022046302A (ja) 2020-09-10 2022-03-23 沖電気工業株式会社 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4732088B2 (ja) * 2005-09-13 2011-07-27 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JPH11260533A (ja) * 1998-03-06 1999-09-24 Canon Inc 加熱体アセンブリ、加熱装置、及び画像形成装置
US7376379B2 (en) * 2003-12-02 2008-05-20 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Metal belt, fixing belt and heat fixing device
JP2010032697A (ja) 2008-07-28 2010-02-12 Canon Inc 画像定着装置
US9229379B2 (en) * 2012-09-11 2016-01-05 Ricoh Company, Limited Fixing device and image forming apparatus
KR20140085118A (ko) * 2012-12-27 2014-07-07 삼성전자주식회사 정착 장치 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
JP2016114876A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6497147B2 (ja) * 2015-03-17 2019-04-10 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019128507A (ja) 2019-08-01
US20190235425A1 (en) 2019-08-01
US10459383B2 (en) 2019-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6954153B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US8224220B2 (en) Fixing device and image forming apparatus capable of adjusting amount of oil applied for fixing
US7764913B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP6776647B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
KR101498105B1 (ko) 가열 장치, 화상 형성 장치, 가열 부재 및 장착 방법
JP2009069701A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009036812A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US7986908B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US9195182B2 (en) Image heating apparatus, lubricant application system, lubricant application method, and lubricant container-applicator
JP2007057784A (ja) 画像形成装置
JP2020046569A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014191039A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5034831B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4927612B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6190761B2 (ja) 画像形成装置
JP6082708B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5347320B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6122797B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7047622B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
US11131948B2 (en) Liquid applying device for fixing belt
JP5739830B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5990794B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2019101372A (ja) 定着装置および画像形成装置
EP2950158B1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2020106672A (ja) 像加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210603

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6954153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150