JP5496000B2 - 変速機のセンサ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は変速機のセンサ取付構造、特にバックランプスイッチ等の変速機構の作動状態を検出するためのセンサの取付構造に関するものである。
従来、車両用変速機に用いられるセンサ類の中で、バックランプスイッチやポジション検出スイッチのように変速機ケースの外壁部に固定されるものがある。これらセンサは変速機ケースから突出しているため、製造ラインや車両への組み付け後にセンサに工具や部品等が衝突し、破損することがある。
特許文献1には、変速機ケースの外壁にリバースシフト部材の作動を検出するバックランプスイッチを固定した手動変速機が開示されている(第3図参照)。この場合には、バックランプスイッチを覆う専用カバーが変速機ケースの外面に固定されているため、スイッチの破損を防止できる。
しかし、スイッチを保護するための専用カバーを変速機ケースの外壁に固定すると、部品点数が増加し、コスト上昇を招く欠点がある。
特開昭61−248944号公報
そこで、本発明の目的は、専用カバーを使用せずにセンサ類を保護できる変速機のセンサ取付構造を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、エンジンと連結される発進機構を収容した第1ケース部材と、変速機構を収容した第2ケース部材とを接合した変速機ケースを備え、前記第2ケース部材の外壁部を貫通して、前記変速機構の作動状態を検出するセンサが設けられた変速機において、前記第1ケース部材の外壁に、エンジン側端部から前記第2ケース部材との接合部まで延びる複数の第1リブが形成され、前記第2ケース部材の外壁に、前記第1ケース部材との接合部から前記エンジンと反対側に延びる複数の第2リブが前記第1リブと連続状に形成され、前記第2リブは所定間隔離れた平行なリブであり、前記第2リブの前記エンジンとは反対側の部位にマウントボス部が形成され、前記センサは、前記第2リブの間に形成された凹所の底部に、前記センサの少なくとも一部が前記凹所の中に埋没するように固定されていることを特徴とする変速機のセンサ取付構造を提供する。
本発明では、第1ケース部材と第2ケース部材との外壁に第1リブと第2リブとが連続状に形成されているので、第1リブと第2リブとによって変速機の曲げモードに対する剛性が向上する。第2リブのエンジンとは反対側の部位にマウントボス部が形成されているので、このマウントボス部をマウントブラケットを介して車体に支持すれば、変速機を安定に支持することができ、変速機のこもり音を低減することができる。また、第2ケース部材の第2リブの間の凹所にセンサが固定されているので、センサの両側が第2リブによって保護され、工具や部品がセンサに衝突するのを防止できる。そのため、従来のような専用カバーを省略できる。
本発明における第1ケース部材とは、発進機構を収容したケースのことであり、手動変速機においてはクラッチハウジングに相当し、自動変速機においてはコンバータハウジングに相当する。変速機構の作動状態を検出するセンサとしては、バックランプスイッチ、ポジション検出スイッチ、入力回転数検出センサ、スピードメータセンサ(アウトプット軸の回転数検出センサ)などがある。第1リブ及び第2リブは、第1ケース部材及び第2ケース部材の外壁面のいずれでもよいが、マウントボス部によって変速機ケースの重量を効率よく支えるには、上面又は下面のいずれかに設けるのが望ましい。
センサが第2リブの間に形成された凹所の中に完全に埋没するように、第2リブの高さを設定してもよいが、センサの一部が第2リブより突出していてもよい。好ましくは、センサの全高の1/2以上が第2リブの中に埋没しているのがよい。
変速機ケースの外壁に例えばクラッチケーブルの取り付け用ブラケットを固定する場合があるが、そのブラケットの一部がセンサの上方に延びている場合には、このブラケットがセンサの上部を覆う形となるので、センサに対する破損防止効果がさらに高くなる。
以上のように、本発明によれば、第1ケース部材から第2ケース部材へと連続する第1リブ及び第2リブを設け、第2リブの終端部に設けたマウントボス部で変速機ケースを支持するようにしたので、変速機ケースの曲げ剛性が向上し、変速機のこもり音を低減できる。また、第2リブの間に形成される凹所を利用してセンサを配置したので、第2リブによってセンサを保護でき、専用カバーを設けることなくセンサの破損を防止できる。
本発明に係る変速機の外観斜視図である。 図1に示す変速機の平面図である。 図1に示す変速機の側面図である。 図3のA−A線における部分断面図である。 図3のB方向から見た部分矢視図である。
図1〜図5は、本発明に係る変速機の一実施例を示す。この実施例は、前進5速,後退1速の変速段を有するFF用横置き式の手動変速機であり、変速機ケース1は、エンジンと連結される発進機構を収容した第1ケース部材(クラッチハウジング)2と、変速機構を収容した第2ケース部材(トランスミッションケース)10とを接合し、ボルト30で締結した構造となっている。なお、第2ケース部材10の反エンジン側の端面にはカバー部材31が接合されている。
第1ケース部材2の外壁部には、エンジン側端部から第2ケース部材10との接合部まで延びる複数のリブが形成されており、このうち第1ケース部材2の上面には2本のほぼ平行な第1リブ3が形成されている。第1ケース部材2の外壁部には、第1リブ3と直交方向に3個のボス部4が列設され、これらボス部4にボルト5が装着されている。中間位置のボス部4は第1リブ3の途中に形成されているが、ボス部4は第1リブ3と同等以上の強度を有するので、第1リブ3の補強効果を低下させることがない。ボルト5は、図4に示すように、ディテントボール6を付勢するスプリング7の背面を支えている。特に、5速/リバース切替用シフト軸8にはリバースシフト部材9が固定され、このリバースシフト部材9と係合してリバース状態を検出するバックランプスイッチ20が、後述するように第2ケース部材10の外壁部に貫通固定されている。
第2ケース部材10の外壁部上面には、第1ケース部材2との接合部からエンジンと反対側の端面(カバー部材31との接合部)まで延びる2本の第2リブ11が、第1リブ3に対して連続状に形成されている。第2リブ11は所定間隔離れた平行な一対のリブであり、第2リブ11の間を繋ぐ第3リブ12が形成され、これらリブ11、12によってボックス状の凹所14が形成されている。第2リブ11のエンジンとは反対側の部位には、図示しないマウントブラケットを介して車体に支持されるマウントボス部13が形成されている。上述の変速機ケース1は、第1ケース部材2の第1リブ3と第2ケース部材10の第2リブ11とが連続状に形成されているので、曲げ撓みに対する剛性が向上し、マウントボス部13を車体に支持した時のこもり音を低減することができる。
バックランプスイッチ20は上述の第2リブ11及び第3リブ12とで囲まれた凹所14の中に固定されている。すなわち、凹所14の底部には、ねじ穴を有する取付座15が設けられ、バックランプスイッチ20は取付座15に螺着されている。バックランプスイッチ20の外周には六角状の工具係合部21が設けられているので、この工具係合部21をレンチ等で回すことにより、簡単に螺着できる。バックランプスイッチ20のセンシング部22が第2ケース部材10の内部に挿入され、リバースシフト部材9と係合可能である。この実施例では、図4に示すように、バックランプスイッチ20の一部が第2リブ11より上方へ突出しているが、バックランプスイッチ20の取付座15からの突出長Lの半分以上が凹所14の中に埋没しているのがよい。バックランプスイッチ20の左右両側が第2リブ11によって有効に保護され、後側(反エンジン側)が第3リブで保護されるので、工具や他の部品がバックランプスイッチ20に直接干渉しにくくなり、たとえ干渉してもバックランプスイッチ20が破損する可能性を低くできる。なお、バックランプスイッチ20の頂部には図示しないソケットを装着するための端子23が露出している。
第1ケース部材2の斜め上部の外壁にはクラッチ操作用のアウタレバー40が軸41を支点として回動可能に取り付けられており、このアウタレバー40の先端部にクラッチケーブル42(図3、図5参照)が連結されている。第2ケース部材10の縦壁面には、サポートブラケット43がボルト45によって締結されている。サポートブラケット43は第2リブ11に対して直交方向に起立して固定されており、その高さはバックランプスイッチ20より高い。サポートブラケット43の側面にはくの字状に折り曲げられたサポート部44の一端部が固定されており、サポート部44の他端部の溝44aにクラッチケーブル42の中間部が保持されている。図4に示すように、サポートブラケット43はバックランプスイッチ20の前方(エンジン側)を覆っており、サポート部44はバックランプスイッチ20の上方を覆っている。そのため、第2リブ11、第3リブ12、サポートブラケット43及びサポート部44によって、バックランプスイッチ20のほぼ全方位からの干渉を防止できる。
第2ケース部材10の外壁部上面には、第2リブ11に隣接して、セレクトアウタレバー50及びシフトアウタレバー51などが設けられている。セレクトアウタレバー50及びシフトアウタレバー51は、運転者によって操作されるチェンジレバー(図示せず)のセレクト方向及びシフト方向の動きを、第2ケース部材10の内部に配置された操作機構に伝達するためのものである。
上述のように、本発明にかかる変速機では、第1ケース部材2の第1リブ3と第2ケース部材10の第2リブ11とが連続的に形成されているので、両リブ3,11によって変速機ケース1の曲げモードに対する結合剛性が向上する。第2リブ11のエンジンとは反対側の部位にマウントボス部13が形成されているので、このマウントボス部13をマウントブラケットを介して車体に支持すれば、変速機を安定して支持することができ、変速機のこもり音を低減することができる。
また、第2リブ11の間の凹所14にバックランプスイッチ20が固定されており、バックランプスイッチ20の近傍の第2ケース部材10の側面に、クラッチケーブル42を支持するためのサポートブラケット43が固定され、そのサポート部44がバックランプスイッチ20の上方を覆っている。そのため、バックランプスイッチ20の両側方からの干渉を第2リブ11が防止し、後方(反エンジン側)からの干渉を第3リブ12が防止し、前方(エンジン側)からの干渉をサポートブラケット43が防止し、上方からの干渉をサポート部44が防止している。その結果、バックランプスイッチ20に対する両側方、前方、及び上方からの干渉を防止でき、専用カバーを用いることなくバックランプスイッチ20の破損を防止できる。
本実施例では、第2リブ11の間に第3リブ12を設け、これらリブによって囲まれた凹所14内にバックランプスイッチ20を配置したが、第3リブ12は省略可能である。
本実施例ではクラッチケーブル42を支持するためのサポートブラケット43のサポート部44でバックランプスイッチ20の上方を覆ったが、他のケーブル(例えばセレクトケーブルやシフトケーブル)のサポートブラケットでバックランプスイッチ20の上方を覆ってよい。さらに、バックランプスイッチ20以外のセンサ、例えばポジション検出スイッチ、入力回転数検出センサ、スピードメータセンサなどの保護構造にも適用できる。
本発明の変速機は、手動変速機に限るものではなく、自動変速機や無段変速機にも適用できる。
1 変速機ケース
2 第1ケース部材
3 第1リブ
10 第2ケース部材
11 第2リブ
12 第3リブ
13 マウントボス部
14 凹所
20 バックランプスイッチ
43 サポートブラケット
44 サポート部

Claims (1)

  1. エンジンと連結される発進機構を収容した第1ケース部材と、変速機構を収容した第2ケース部材とを接合した変速機ケースを備え、
    前記第2ケース部材の外壁部を貫通して、前記変速機構の作動状態を検出するセンサが設けられた変速機において、
    前記第1ケース部材の外壁に、エンジン側端部から前記第2ケース部材との接合部まで延びる複数の第1リブが形成され、
    前記第2ケース部材の外壁に、前記第1ケース部材との接合部から前記エンジンと反対側に延びる複数の第2リブが前記第1リブと連続状に形成され、
    前記第2リブは所定間隔離れた平行なリブであり、
    前記第2リブの前記エンジンとは反対側の部位にマウントボス部が形成され、
    前記センサは、前記第2リブの間に形成された凹所の底部に、前記センサの少なくとも一部が前記凹所の中に埋没するように固定されていることを特徴とする変速機のセンサ取付構造。
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