JP5478313B2 - 車体側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の側部を外方から覆うサイドパネルアウタを備えた車体側部構造に関する。
車体側部構造は、ルーフレール部、フロントピラー傾斜部、フロントピラーロア部、サイドシル部及びセンタピラー部が冷間圧延鋼板などの板材で形成され、複数の板材が順次接合されサイドパネルアウタが構成される。
先ず、ルーフレール部、フロントピラー傾斜部、フロントピラーロア部及びサイドシル部が接合され、接合済みのルーフレール部、フロントピラー傾斜部、フロントピラーロア部及びサイドシル部に、センタピラー部が接合される。
この車体側部構造によれば、一つの板材を残して他の板材を接合し、その後に、残りの板材を接合することで、各板材の寸法精度を必要以上に高くする必要がなく、接合作業を容易に且つ迅速に行うことが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−243770号公報
ここで、特許文献1の車体側部構造は、例えば、サイドパネルアウタを製造するときに、複数のブランク材料を順次レーザ溶接して枠状の構造体を形成し、その後センタピラー部に相当するブランク材料をスポット溶接してプレス加工をおこない、製品を完成させている。
センタピラー部は、側突荷重を支持する強度が必要なため、高張力鋼板が使用されることが望ましい。しかし、センタピラー部は深絞りが必要な形状であるので、引張強度590MPa以上ではプレス成形時にセンタピラー部に亀裂が発生する虞がある。
本発明は、サイドパネルアウタのセンタピラー部を強度の高い鋼板で形成することができるとともに、軽量で剛性及び強度の高い車体側部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の側部を外方から覆うサイドパネルアウタを備えた車体側部構造において、サイドパネルアウタのセンタピラー部を高張力鋼板により別体で形成し、センタピラー部をサイドパネルアウタ枠部へ接合して前後にドア開口を有するサイドパネルアウタを構成し、センタピラー部の稜線をサイドシル部の稜線へ連続させることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、サイドパネルアウタ枠部をルーフレール部及びリヤパネル部を引張強度270МPa以上の普通鋼板の上部枠部とし、フロントピラーロア部及びサイドシル部を引張強度980МPa以上の高張力鋼板の下部枠部とし、上部枠部と下部枠部の両端を結合して形成し、上部枠部と下部枠部との間に引張強度590МPa〜1180МPaの高張力鋼板のセンタピラー部を配置することを特徴とする。
請求項1に係る発明は、サイドパネルアウタ枠部のルーフレール部内に、その前部をフロントピラーロア部の上端と結合する高張力鋼板の補強部材を設け、センタピラー部の上端を補強部材の後部外面へ結合するとともに、ルーフレール部の下方に延びる延長部とルーフレール部のドア端部と対峙する角部の下方で延長部が外側になるように重ね合わせ、センタピラー部の下端をサイドシル部外面へ結合したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、センタピラー部が、ドアの外縁に近づくようにセンタピラー部の稜線の曲げ半径を小さくするホットスタンプ成形されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、センタピラー部のドアヒンジ面とサイドシル部の車幅外面が連続するとともに、サイドシルガーニッシュがセンタピラー部とサイドシル部との接合部を覆うことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、センタピラー部が、センタピラーインナとともにセンタピラースチフナを内蔵しない閉断面を形成することを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車体側部構造に、車体のサイドパネルインナの側部を外方から覆い閉断面を形成するサイドパネルアウタを備える。
サイドパネルアウタのセンタピラー部を高張力鋼板により別体で形成し、センタピラー部をサイドパネルアウタ枠部へ接合して前後にドア開口を有するサイドパネルアウタを構成し、センタピラー部の稜線をサイドシル部の稜線へ連続させた。すなわち、高張力鋼板でセンタピラー部を形成し、センタピラー部の稜線をサイドシル部の稜線と連続化させるので、センタピラー部のドアヒンジ面で受けた側突荷重を、高張力鋼板のサイドシル部へ分散できる。これにより、従来のセンタピラースチフナが不要となり、センタピラースチフナのような電着塗料を排出する多数の孔を開ける必要もない。
請求項1に係る発明では、サイドパネルアウタ枠部をルーフレール部及びリヤパネル部を引張強度270МPa以上の普通鋼板の上部枠部とし、フロントピラーロア部及びサイドシル部を引張強度980МPa以上の高張力鋼板の下部枠部とし、上部枠部と下部枠部の両端を結合して形成し、上部枠部と下部枠部との間に引張強度590МPa〜1180МPaの高張力鋼板のセンタピラー部を配置する。すなわち、ドアに覆われない上部枠部のドアの上端部と対峙する角部をシャープな角部にして外観を向上できるプレス成形性のよい材質の引張強度270MPa以上の普通鋼板として商品性を維持しつつ、ドアに覆われて外観上見えない下部枠部とセンタピラー部をプレス成形性は悪いが必要な強度を有する高張力鋼板で形成して、内部の補強部材を廃止することができる。この結果、安価で軽量な剛性及び強度の高いボディを得ることができる。
請求項1に係る発明では、サイドパネルアウタ枠部のルーフレール部内に、前部をフロントピラーロア部の上端と結合する高張力鋼板の補強部材を設け、センタピラー部の上端を補強部材の後部外面へ結合するとともに、ルーフレール部の下方に延びる延長部とルーフレール部のドア端部と対峙する角部の下方で前記延長部が外側になるように重ね合わせ、センタピラー部の下端をサイドシル部外面へ結合したので、センタピラー部の上端から普通鋼板の上部枠部側へも側突荷重を分散できる。
請求項2に係る発明は、ドアの外縁に近づくようにセンタピラー部の稜線の曲げ半径を小さくホットスタンプ成形されたので、剛性、強度及び荷重伝達特性を向上することができる。
請求項3に係る発明は、センタピラー部のドアヒンジ面とサイドシル部の車幅外面が連続するとともに、サイドシルガーニッシュがセンタピラー部とサイドシル部との接合部を覆ったので、センタピラー部の変形を抑制して車体剛性を向上することができる。
請求項4に係る発明では、センタピラー部が、サイドパネルアウタのセンタピラー部を高張力鋼板とし、センタピラーインナとともにセンタピラースチフナを内蔵しない閉断面を形成したので、例えば、従来の必要であったセンタピラースチフナが不要となる。この結果、従来の高張力鋼板のセンタピラースチフナに設けられていた、電着塗装の際に塗料の付着性を考慮して多数の孔をセンタピラー部に開ける必要がない。従って、多数の孔の廃止に伴う、車体性能の向上が期待される。さらに、衝突性能の向上、及び多数の孔の廃止に伴うコストダウンの効果が期待される。
本発明に係る車体側部構造を示す分解斜視図である。 図1に示される車体側部構造のサイドパネルアウタの斜視図である。 図1に示される車体側部構造のセンタピラーの斜視図である。 図1に示される車体側部構造の正面断面図である。 図1に示される車体側部構造の接合部位を示す説明図である。 図1に示される車体側部構造の組み付けの作用説明図である。 図1に示される車体側部構造の接合部位の重ね合わせを示す説明図である。 図1に示される車体側部構造の荷重の伝達経路を示す作用説明図である 本発明に係る車体側部構造のセンタピラー構成の比較検討図である。 図9に示される車体側部構造のセンタピラーの下端の接合状態の比較検討図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1〜図4に示されたように、車体側部構造10は、車体11のサイドパネルインナ19の側面を覆うサイドパネルアウタ14と、このサイドパネルアウタ14のサイドシル部33を外方から覆うサイドシルガーニッシュ15と、を備える。
サイドパネルアウタ14は、サイドパネルインナ19と閉断面をなすように接合される。サイドパネルインナ19は、サイドシルインナ21、フロントピラーインナ27(フロントピラーロアインナ22を含む)、センタピラーインナ25、リヤピラーインナ26を有する。
サイドパネルアウタ14は、サイドシルインナ21を車体外方から覆うサイドシル部33と、フロントピラーロアインナ22を車体外方から覆うフロントピラーロア部31と、センタピラーインナ25を車体外方から覆うセンタピラー部35と、リヤピラーインナ26を車体外方から覆うリヤピラー部36と、リヤピラー部36の後方に形成され車体後部を覆うリヤフェンダパネル39と、フロントピラーインナ27の傾斜部28及びルーフレールインナ29を車体外方から覆うルーフレール部37と、ルーフレール部37を内側から補強するスチフナ(ルーフレールスチフナ)38と、からなる。
リヤピラー部36とリヤフェンダパネル39とでリヤパネル部34が構成される。スチフナ(ルーフレールスチフナ)38は、補強部材である。
サイドシル部33は、車体前後方向に直線的に延ばされる。フロントピラーロア部31は、サイドシル部33の前端から略垂直に立ち上げられる。
サイドシル部33及びフロントピラーロア部31は、屈曲部32を介して一体的に形成される。すなわち、フロントピラーロア部31、屈曲部32及びサイドシル部33は、同一の材料で一体的に形成され、下部枠部(L字部材)41を構成する。
センタピラー部35は、サイドシル部33の中間から略垂直にI字状に延ばされる部材である。ルーフレール部37及びリヤパネル部34(リヤピラー部36とリヤフェンダパネル39とから構成)は、同一の材料で一体的に形成され、上部枠部(複合部材)42を構成する。スチフナ(ルーフレールスチフナ)38は、ルーフレール部37に沿わせて形成される。
すなわち、サイドパネルアウタ14は、別体で形成された下部枠部41及びスチフナ38が接合された上部枠部42に、センタピラー部35が接合されて形成される。なお、下部枠部41と、上部枠部42(スチフナ38も含む)とでサイドパネルアウタ枠部96が形成されている。
サイドシル16は、サイドパネルアウタ14のサイドシル部33と、このサイドシル部33が合わせられ、閉断面が形成されるサイドシルインナ21とからなる。サイドシル16には、サイドシル部33を覆うサイドシルガーニッシュ15が設けられる。
フロントピラー18は、サイドシル16から立ち上げられたフロントピラーロア17と、このフロントピラーロア17から傾斜させて車体後部に延ばされたフロントピラー傾斜部18aとからなる。
フロントピラー傾斜部18aは、フロントピラーインナ27の傾斜部28と、ルーフレール部37の前半部37aとからなる。フロントピラーロア17は、サイドパネルアウタ14のフロントピラーロア部31と、このフロントピラーロア部31が合わされ閉断面が形成されるフロントピラーロアインナ22とからなる。
図4に示されたように、ルーフレール45は、ルーフレールインナ29と、ルーフレール部37と、スチフナ38と、から構成される。ルーフレール部37は、内部にスチフナ38が設けられるとともに、スチフナ38とルーフレールインナ29とで閉断面(レール側閉断面)49が形成される。ルーフレールインナ29の内側にセンタピラーインナ25の上部が接合される。
スチフナ38は、図3及び図6に示されたように、前部38aがフロントピラーロア部31の上端31aに接合され、後部(後方中間部)38bがセンタピラー部35の上端35aに接合される。
センタピラー47は、センタピラーインナ25と、サイドパネルアウタ14のセンタピラー部35とからなる。
センタピラー部35の上端35aがルーフレール部37のスチフナ38の外面38cに接合され、下端35bがサイドシル部33へ接合され、センタピラー部35、ルーフレール部37、フロントピラーロア部31、サイドシル部33及びリヤピラー部36とで前後のドア開口44A,44Bが構成される。センタピラー部35の側面(車幅面)35eに形成されるドアヒンジ面48は、サイドシル部33の車幅外面(側壁)73(図5(a)参照)に平坦に連続させた。
センタピラー部(センタピラーアウタ)35の上端35aでは、ルーフレール部37の延長部37cをセンタピラー部35の上端35aの表面側に被せる。言い換えれば、センタピラー部35をルーフレール部37の延長部37cに潜り込ませる。さらに、センタピラー部35の上端35aをスチフナ(ルーフレールスチフナ)38の外面38cへ接合する。ルーフレール部37の延長部37cとの合わせ部分にはシーラー(不図示)が塗布される。なお、センタピラー部35はドア(不図示)で隠れるので外観上の問題はない。
センタピラー部35の下端35bでは、センタピラー部35を断面ハット状のサイドシル部33に被せる。断面ハット状のセンタピラー部35の稜線35c,35dを、サイドシル部33の稜線78へ連続させる。
センタピラー部35は、閉断面49を挟んでセンタピラーインナ25の上部から車幅方向に延ばされるルーフアーチ84に連結される。ルーフアーチ84の上方は、ルーフパネル85で覆われる。
なお、閉断面49の高さにて複数のルーフアーチが車体前後に配置されるものであってもよい。
以下、車体側部構造10に用いられる素材を説明する。
サイドシル部33及びフロントピラーロア部31が一体的に形成されるL字部材41は、SPC980等、高張力鋼板の冷間圧延鋼板で形成される。
SPCとは冷間圧延鋼板、SPC980は、引張強度980MPaを超える冷間圧延鋼板をいう。また、SPC590は、引張強度590MPa以上の冷間圧延鋼板、SPC270は、引張強度270MPa以上の冷間圧延鋼板をいう。
ところで、引張強度590MPa以上の冷間圧延鋼板を高張力鋼板、引張強度270MPa以上の冷間圧延鋼板は、高張力鋼板に対して普通鋼板と呼ばれる。
ところで、高張力鋼板は、上記に示したように材料の引張強度は高い。すなわち、高張力鋼板を使用することで、製品の強度を高めることができる。これにより、従来使用していたスチフナを省いたり、材料の板厚を薄くすることで、製品の軽量化やコストの低減を図ることができる。サイドパネルアウタ内部にリインフォースメント(スチフナ)を設けれる場合には、車体重量の増加を招くことになる。
一方、高張力鋼板は、材料の延展性については普通鋼板に劣る。そのため、人が見るようなサイドパネルアウタのフーフレール部は、デザイン上、曲げRが小さく設定される部位を有し、高張力鋼板は使用されなかった。従来、主に高張力鋼板は、サイドパネルアウタ内部のリインフォースメントに使用されていた。
図3に示されたように、センタピラー部35は、引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼板(ホットスタンプ材)でホットスタンプ成形される。ここで、ホットスタンプ成形(ホットスタンプ工法)とは、鋼板を高温に加熱することで変形しやすくし、金型で鋼板を成型すると同時に急冷し、成形前よりも高い強度を得ることのできる工法である。 すなわち、ホットスタンプ材を高温に熱した鋼板を急速冷却することにより、引張強度1500MPa程度まで高めることができる。
引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼は、異なる材質(板厚の異なる鋼板若しくは引張強度の異なる鋼板)が予め接合されたテーラードブランク材を用いてもよい。これにより、必要な部分のみに引張強度の高い材質を用いることができる。
また、センタピラー部35は、引張強度590MPaと引張強度1180MPaの冷間圧延鋼板を部分的にプレス成形し、その後に接続するものであってもよい。
さらに、センタピラーインナ25も、高張力鋼板の冷間圧延鋼板でホットスタンプ成形され、センタピラー部35及びセンタピラーインナ25でセンタピラー47が形成されている。
センタピラー部35は、引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼板でホットスタンプ成形することで、プレス加工時において大きな成形荷重が不要であるとともにセンタピラー部35に亀裂等が発生することを防止でき、品質の安定性を維持することができる。
センタピラー部35に、引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼板を部分的に使用し、異なる材質が予め接合されたテーラードブランク材が用いられることで、必要な部分のみに引張強度の高い材質を用いることができる。
センタピラー部35は、センタピラーインナ25とともにセンタピラースチフナを内蔵しない閉断面99を形成している。
スチフナ38は、引張強度980MPaを超える冷間圧延鋼板で形成される。詳細には、亜鉛メッキ鋼板(JAC980YL)が用いられる。JAC980YLは、高張力鋼板の亜鉛メッキ鋼板であり、引張強度980MPaが以上である。
ルーフレール部37及びリヤパネル部34(リヤピラー部36とリヤフェンダパネル39とから構成)は、プレス成形しやすい引張強度270MPaを超える冷間圧延鋼板で一体的に形成される。詳細には、亜鉛メッキ鋼板(JAC270E)が用いられる。JAC270E材は、普通鋼板の亜鉛メッキ鋼板であり、引張強度270MPa以上であり、降伏点が低く設定された加工性が良い材料である。
図5〜図7に示されたように、サイドパネルアウタ14のルーフレール部37、リヤピラー部36及びリヤフェンダパネル39をJAC270E材とし、フロントピラーロア部31及びサイドシル部33をJAC980YL材の高張力鋼板(ハイテン材)とし、センタピラー部35を1000MPa以上の高張力鋼板(ホットスタンプ材)により成形し、センタピラー部35の上端35aを高張力鋼板(ハイテン材)のスチフナ38の外面38cに接合し、下端35bを高張力鋼板(ハイテン材)のサイドシル部33へ接合し、車体側部構造10(サイドパネルアウタ14)を構成する。
すなわち、ルーフレール部37を成形性の良いJAC270E材を使用する。これにより、ルーフレール部37の角部86,87(図4、図8参照)の曲げ半径(角R)の小さな部分のプレス成形亀裂を抑制する。
フロントピラーロア部31及びサイドシル部33をJAC980YL材の高張力鋼板(ハイテン材)により一体に形成した。これにより、車体剛性が向上するとともに、側突強度を向上する。
センタピラー部35を1000MPa以上のホットスタンプ材により成形した。これにより、成形を容易にするとともに、センタピラー部35を高強度にする。センタピラー部35の上端35aを高張力鋼板(ハイテン材)のスチフナ38の外面38cに接合し、下端35bを高張力鋼板(ハイテン材)のサイドシル部33へ接合した。これにより、前のドア開口44Aが形成される枠部97を高強度枠体とし、車体剛性向上と側突荷重支持強度とを高める。
図5(a)に示されたように、車体側部構造10では、サイドパネルアウタ14は、別体で形成された下部枠部41及びスチフナ38が接合された上部枠部42に、センタピラー部35が接合されて形成される。
センタピラー部35をルーフレール部37及びサイドシル部33に溶接するときに、センタピラー部35の上端35aは上部枠部42の延長部37c内側へ、下端35bは下部枠部41の外面72へセットし、溶接される。
図5(b)は、図5(a)のa部の拡大図であり、センタピラー部35(図4参照)の上端35aでは、普通鋼板のルーフレール部37の延長部37cを高強度部材のセンタピラー部35の上端35aの表面側に被せる(図6参照)ので、高強度部材をルーフレール部37の内側にある強度部品のスチフナ38と結合することができる。
図5(c)は、図5(a)のb部の拡大図であり、センタピラー部35の下端35bでは、高強度部材のセンタピラー部35を高強度部材のサイドシル部33に被せるので、サイドシル部33は外面72を開ロすることが不要となり、サイドシル部33の折れのキッカケをなくし、前突や側突に対して有効に働かすことができる。
図6に示されたように、サイドパネルアウタ14は、ルーフレール部37、リヤピラー部36及びリヤフェンダパネル39を普通鋼板のプレス成形により一体形成した上部枠部42と、フロントピラーロア部31からサイドシル部33をハイテン材(980材)のプレス成形により一体形成した下部枠部41と、を溶接(若しくはかしめ)にて結合したサイドパネルアウタ枠部(側部枠体)96に、別途ホットスタンプ成形したセンタピラー部35を結合して得られる。さらに、ルーフレール部37の内側に、ハイテン材のスチフナ38を結合して、前のドア開口44A廻りに高強度の枠部97が形成される。
センタピラー部35の上端35aを、ルーフレール部37内の高張力鋼板で形成されたスチフナ38に矢印a1の如く接合(結合)するとともに、下端35bを高張力鋼板で形成されたサイドシル部33に矢印a2の如く接合(結合)する。高張力鋼板で形成されたスチフナ38と高張力鋼板で形成されたフロントピラーロア部31とを矢印a3の如く接合する。これにより、前のドア開ロ44Aを形成する枠部97(スチフナ38、フロントピラーロア17、サイドシル16及びセンタピラー47で構成)を高強度枠体とすることができる。この結果、車体剛性向上と側突荷重の支持強度を高めることができる。
図7(a),(b)に示されたように、引張強度270MPaを超える冷間圧延鋼板(270材)で一体的に形成されたルーフレール部37及びリヤパネル部34(図6に示されたように、リヤピラー部36とリヤフェンダパネル39とから構成)と、引張強度980MPaを超える冷間圧延鋼板(980材)で一体的に形成されたサイドシル部33及びフロントピラーロア部31と、を接合するときに、980材を270材の裏側に矢印c1,c2の如く入れ込むようにした。これにより、270材の分割位置によらず、欲しい部分まで980材を一体で通すことが可能となる。
図8(a)に示されたように、側突荷重がセンタピラー部(センタピラーアウタ)35に矢印d1の如く作用する。車体側部構造10ではセンタピラー部35の上端35aをルーフレール部37のスチフナ38に直接接合したので、側突時にセンタピラー部(センタピラーアウタ)35に入力された荷重を矢印d2の如くスチフナ38に入力させることが可能になる。
図8(b)に示されたように、スチフナ(ルーフレールスチフナ)38へ入力された荷重はルーフレールインナ29及びセンタピラーインナ25を介してルーフアーチ84に矢印d3の如く分散させることが可能となる。
なお、ルーフレール部37は、普通鋼板(270材)であるので、プレス成形による角部86及び角部87の曲げ半径(角R)を小さくすることができる。これにより、前側ドア98A若しくは後側ドア98B(図4参照)との隙間を狭くすることができ、車両の外観を向上することができる。
図9(a)に示されるように、比較例の車体側部構造230では、センタピラー231が、車体内方に設けられるセンタピラーインナ232と、センタピラーインナ232を覆うサイドパネルアウタ233側のセンタピラー部234と、これらのセンタピラーインナ232及びセンタピラー部234の間に介在させたセンタピラースチフナ235と、センタピラーインナ232の下端が接合されるサイドシルインナ236と、から構成される。そこで、センタピラースチフナ235は電着塗装(ED塗装)の塗料の付着を考慮し、塗料の流れを許容する多数の孔239が設置される。
図9(b)に示されるように、実施例の車体側部構造では、センタピラー47が、車体11(図1参照)内方に設けられるセンタピラーインナ25と、このセンタピラーインナ25を覆うサイドパネルアウタ14側の高強度に形成されたセンタピラー部35とから構成される。センタピラー部35がスチフナを兼ねるので、電着塗装(ED塗装)は大きな課題とはなりえない。従って、センタピラー部35に電着塗装の塗料の流れを考慮した多数の孔(ED孔)を開ける必要はない。従って、ED孔廃止に伴う、車体剛性の向上、側突性能の向上などの車体性能の向上が期待される。また、ED孔加工の廃止に伴うコストダウンの効果が期待される。
図10(a)に示されたように、比較例の車体側部構造230では、センタピラー部234(図9(a)参照)は高強度部材ではなかったので、内側に設けられるセンタピラースチフナ(リインフォースメント)235とサイドシルインナ236とで強度部材としての稜線を237,238を形成していた。
図10(b)に示されたように、実施例の車体側部構造10では、センタピラー部(センタピラーアウタ)35を高強度部材により形成するので、強度部材同士(センタピラー部35及びサイドシル部33)の稜線35c,35d,78を、矢印e1,e2の如く連続化することができる。この結果、衝突物に近い側で強度及び剛性が向上させ、側突性能を高めることが可能となる。
センタピラー部35をホットスタンプ成形したので、センタピラー部35の稜線35c,35dを小さく成形可能である。従って、稜線35c,35d(図10(b)参照)近傍のドアシール88が当接する面をドアシール88(図4参照)側に寄せることができる。
また、センタピラー部35のドアヒンジ面48をサイドシル部33の車幅外面(側壁)73(図5参照)に連続させて形成したので、車幅方向左右の相互の変形を抑制して、車体剛性の向上に寄与させることができる。
車体側部構造10は、車体11のサイドパネルインナ19の側部を外方から覆い閉断面を形成するサイドパネルアウタ14を備える。サイドパネルアウタ14は、少なくとも車体11のルーフレールインナ29及びフロントピラーインナ27の傾斜部28を覆うルーフレール部37と、車体11のフロントピラーロアインナ27を覆うフロントピラーロア部31と、車体11のサイドシルインナ21を覆うサイドシル部33と、車体11のセンタピラーインナ25を覆うセンタピラー部35と、を備える。
センタピラー部35、ルーフレール部37、フロントピラーロア部31及びサイドシル部33とで前のドア開口44Aが構成され、センタピラー部35が、引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼板でホットスタンプ成形され、センタピラー部35の末広がりの稜線35c,35dを、サイドシル部33の前後方向の稜線78へ滑らかに連続させたので、センタピラー部35に形成されるドアヒンジ面48で受けた側突荷重を、サイドシルインナ21とサイドシル部33とで構成される強度及び剛性の高いサイドシル16へ分散できる。
また、センタピラー部35が、引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼板でホットスタンプ成形されるので、例えば、従来のセンタピラースチフナ235(図9(a)参照)のように、塗装の際の塗料の付着性を考慮して多数の孔239を開ける必要がない。この結果、多数の孔を廃止することによる加工コストの低減を図ることができる。
車体側部構造10は、車体11の側部を外方から覆うサイドパネルアウタ14を備え、サイドパネルアウタ14のセンタピラー部35を高張力鋼板により別体で形成し、センタピラー部35をサイドパネルアウタ枠部96へ接合して前後にドア開口44A,44Bを有するサイドパネルアウタ14を構成し、センタピラー部35の稜線35c,35dをサイドシル部33の稜線78へ連続させたものということができる。
すなわち、高張力鋼板でセンタピラー部35を形成し、センタピラー部35の稜線35c,35dをサイドシル部33の稜線78と連続化させるので、センタピラー部35のドアヒンジ面48で受けた側突荷重を、高張力鋼板のサイドシル部33へ分散できる。これにより、従来のセンタピラースチフナ235(図9(a)参照)が不要となり、センタピラースチフナ235のような電着塗料を排出する多数の孔を開ける必要もない。
センタピラー部35は、ホットスタンプ成形されたので、稜線35c,35dの曲げ半径(角R)を小さく形成でき、剛性、強度及び荷重伝達特性を向上することができる。
センタピラー部35のドアヒンジ面48は、サイドシル部33の車幅外面(側壁)73に平坦に連続させたので、ドアヒンジ面48の車幅方向(左右)の変形を抑制して車体剛性の向上を図ることができる。
センタピラー部35は、サイドパネルアウタ14のセンタピラー部35を高張力鋼板とし、センタピラーインナ25とともにセンタピラースチフナを内蔵しない閉断面99を形成したので、例えば、従来必要であったセンタピラースチフナが不要となる。この結果、従来の高張力鋼板のセンタピラースチフナに設けられていた、電着塗装の際に塗料の付着性を考慮して多数の孔をセンタピラー部35に開ける必要がない。従って、多数の孔の廃止に伴う、車体性能の向上が期待される。さらに、衝突性能の向上、及び多数の孔の廃止に伴うコストダウンの効果が期待される。
ルーフレール部37及びリヤパネル部34を普通鋼板の上部枠部42とし、フロントピラーロア部31及びサイドシル部33を高張力鋼板の下部枠部41とし、それぞれの枠部41,42の両端を結合してサイドパネルアウタ枠部96を形成し、上部枠部42と下部枠部41との間にセンタピラー部35を配置する。すなわち、強度の必要な部位を高張力鋼板で形成して、例えば、内部の補強部材を廃止することができる。この結果、安価で軽量な剛性及び強度の高いボディを得ることができる。
車体側部構造10では、サイドパネルアウタ枠部96のルーフレール部37内に、前部38aをフロントピラーロア部31の上端31aと結合する高張力鋼板の補強部材(スチフナ)38を設け、センタピラー部35の上端35aを補強部材38の後部38bの外面38cへ結合し、センタピラー部35の下端35bをサイドシル部33の外面72へ結合したので、センタピラー部35の上端からも側突荷重を分散できる。
尚、本発明に係る車体側部構造は、図3に示すように、センタピラー部35が、引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼板でホットスタンプ成形されたが、これに限るものではなく、他の部分にも引張強度590〜1180MPaの冷間圧延鋼板でホットスタンプ成形することを妨げるものではない。
本発明に係る車体側部構造は、図1に示すように、ルーフレール部37のスチフナ38に、内部に引張強度980MPaを超える冷間圧延鋼板が用いられたが、これに限るものではなく、他の部分にも引張強度980MPaを超える冷間圧延鋼板を用いることを妨げるものではない。
本発明に係る車体側部構造は、車体の側部を外方から覆うサイドパネルアウタを備えた車体側部構造を備えた乗用車に採用するのに好適である。
10…車体側部構造、11…車体、14…サイドパネルアウタ、21…サイドシルインナ、25…センタピラーインナ、27…フロントピラーインナ、28…傾斜部、29…ルーフレールインナ、31…フロントピラーロア部、31a…上端、33…サイドシル部、34…リヤパネル部、35…センタピラー部、35a…上端、35b…下端、35c,35d…稜線、37…ルーフレール部、38…補強部材(スチフナ)、38c…外面、41…下部枠部、42…上部枠部、44A,44B…前後のドア開口、48…ドアヒンジ面、73…車幅外面、78…稜線、96…サイドパネルアウタ枠部。

Claims (4)

  1. 車体の側部を外方から覆うサイドパネルアウタを備えた車体側部構造において、
    前記サイドパネルアウタのセンタピラー部を高張力鋼板により別体で形成し、前記センタピラー部をサイドパネルアウタ枠部へ接合して前後にドア開口を有するサイドパネルアウタを構成し、前記センタピラー部の稜線をサイドシル部の稜線へ連続させ
    前記サイドパネルアウタ枠部は、ルーフレール部及びリヤパネル部を引張強度270МPa以上の普通鋼板の上部枠部とし、フロントピラーロア部及びサイドシル部を引張強度980МPa以上の高張力鋼板の下部枠部とし、前記上部枠部と前記下部枠部の両端を結合して形成し、前記上部枠部と前記下部枠部との間に引張強度590МPa〜1180МPaの高張力鋼板の前記センタピラー部を配置し、
    前記サイドパネルアウタ枠部の前記ルーフレール部内に、その前部外面を前記フロントピラーロア部の上端と結合する高張力鋼板の補強部材を設け、前記センタピラー部の上端を前記補強部材の後部外面へ結合するとともに、前記ルーフレール部の下方に延びる延長部と前記ルーフレール部のドアの上端部と対峙する角部の下方で前記延長部が外側になるように重ね合わせ、前記センタピラー部の下端を前記サイドシル部外面へ結合したことを特徴とする車体側部構造。
  2. 前記センタピラー部は、ドアシールに近づくように前記センタピラー部の稜線の曲げ半径を小さくするホットスタンプ成形されることを特徴とする請求項1記載の車体側部構造。
  3. 前記センタピラー部のドアヒンジ面と前記サイドシル部の車幅外面が連続するとともに、サイドシルガーニッシュが前記センタピラー部と前記サイドシル部との接合部を覆うことを特徴とする請求項1の車体側部構造。
  4. 前記センタピラー部は、センタピラーインナとともにセンタピラースチフナを内蔵しない閉断面を形成することを特徴とする請求項1記載の車体側部構造。
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