JP5477218B2 - 制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、制御システムに関する。
車両のスマートキーシステム(スマートエントリーシステム、スマートスタートシステム)が普及している。現状のスマートエントリーシステムにおいては、例えばユーザがドアハンドル接触やエンジンスタートスイッチの押下といった操作を行うと、ポーリング信号が送信され、スマートキーから返信されたIDとマスターIDとで照合がとれた時点でドア開錠やエンジン始動が実行される。
例えば下記特許文献1には、スマートキーシステムにおいて、乗員に運転継続の意思があるか否かを判定する手段を装備して、携帯機が車両から離間し、携帯機の不所持者に運転継続の意思がある場合には内燃機関の再始動を許可し、車両の盗難をより確実に防止するシステムが開示されている。
特開2007−153190号公報
スマートキーシステムにはリレーアタックと呼ばれる盗難の手法が知られている。それは図6に示されている。この手法では、車両から所有者が離れている状況において、車両と所有者との間に盗難者A、Bが位置する。所有者はマスターキーを携帯しているとする。盗難者A、Bは電波中継器を所持している。
この状態で、まず車両から発信されたポーリング信号を盗難者A、Bが中継して所有者の場所まで伝達する。通常ポーリング信号の到達範囲は車両周辺に限定しているが、盗難者A、Bの中継により所有者の所まで届かせることができる。車両の所有者が携帯するマスターキーは、ポーリング信号を受信したら、自身が記憶しているマスターキー固有のIDコードをRF信号として返信する。
返信されたRF信号は車両まで到達する。車両は受信したRF信号に対してマスターIDとの間で照合処理を実行する。RF信号は所有者の持つマスターキーから送信された信号なので、当然照合は成功となる。これにより車両はドアの開錠許可状態となる。こうして盗難者は車両に侵入することが可能となる。
さらに、盗難者Aが車両に搭乗した後に、同様の手順を繰り返すと、車室内照合が成功して、車両はエンジン始動が許可される。こうして盗難者が車両を走行させることが可能となる。以上がリレーアタックの概要である。
こうしたリレーアタックに対する効果的な対策が当然必要である。リレーアタックにおいては通常1度のアタックでは成功せず、何度もアタックしなければ成功しないとの知見を発明者は得ている。したがってアタックの回数をカウントして、例えばその回数が所定数を超えたらスマートエントリーやスマートスタートの操作を受け付けないように制御すればリレーアタックに対して有効であると考えられる。この手法では、現状のシステムを大幅に変更しなくてよいとの利点もある。しかしこうしたリレーアタック対策はこれまで提案はなかった。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、スマートキーシステムにおける照合不成功の回数をカウントすることにより、現状のシステムを大幅に変更することなく、リレーアタックによる車両盗難を効果的に防止できる制御システムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するために、本発明に係る制御システムは、使用者が携帯可能であり、識別信号の返信を指令する指令信号を受信したら前記識別信号を返信する第1通信部を備えた携帯機と、車両に備えられて、前記第1通信部と無線通信可能な第2通信部と、前記指令信号の送信に関連付けられた、車両のドアを開錠するためのユーザによる車両への操作入力を受け付ける第1入力手段と、前記指令信号の送信に関連付けられた、車両の駆動部を始動させるためのユーザによる操作入力を受け付ける第2入力手段と、前記第1入力手段が前記操作入力を受け付けたら、前記第2通信部に前記指令信号の送信を指令し、前記第2通信部が受信した信号と前記携帯機固有の識別信号とを照合する第1照合手段と、前記第2入力手段が前記操作入力を受け付けたら、前記第2通信部に前記指令信号の送信を指令し、前記第2通信部が受信した信号と前記携帯機固有の識別信号とを照合する第2照合手段と、前記第1照合手段による照合が成功したら前記第1入力手段が受け付けた操作入力による車両のドアの開錠を許可する第1許可手段と、前記第2照合手段による照合が成功したら前記第2入力手段が受け付けた操作入力による車両の駆動部の始動を許可する第2許可手段と、前記第1照合手段による照合が不成功となった回数が所定回数以上ならば前記第1許可手段を機能停止状態にする第1無効化手段と、前記第2照合手段による照合が不成功となった回数が所定回数以上ならば前記第2許可手段を機能停止状態にする第2無効化手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより本発明の制御システムでは、携帯機と車両とによるいわゆるスマートキーシステム、すなわち指令信号の送信に関連付けられた操作入力を受け付けたら、車両から指令信号を送信し、携帯機がそれを受信すると識別信号を返信し、車両において返信された信号と携帯機固有の識別信号とを照合し、照合が成功したら操作入力による操作を許可するシステムにおいて、照合不成功の回数が所定回数以上ならば、上記許可を機能停止状態にする。したがってリレーアタックのときに照合不成功の回数が多くなる傾向を有効に利用して、現状のシステムを大幅に変更することなく、リレーアタックを効果的に防止できるスマートキーシステムが実現できる。またいたずらによる操作でスマートキーシステムに関係してバッテリー電力が消費されることも抑制できる。
また前記入力手段は、車両のドアを開錠するためのドアハンドルに接触する操作入力を受け付ける第1入力手段であるとしてもよい。
これにより上記の操作入力は車両のドアを開錠するためのドアハンドルに接触する操作入力であるので、ユーザからスマートキーシステムにおける車両のドアハンドルに接触する操作があった場合に、スマートキーシステムが作動するが、その際、照合不成功の回数が所定回数以上となるとスマートキーによるドアの開錠が機能停止となる。したがってリレーアタックによる車両ドアの開錠が効果的に防止できる。
また前記入力手段は、車両の駆動部を始動させる操作入力を受け付ける第2入力手段であるとしてもよい。
これにより上記の操作入力は車両の駆動部(エンジンやモータ)を始動させるための操作入力であるので、ユーザからスマートキーシステムにおける車両の駆動部を始動させるための操作入力(例えばエンジンスタートスイッチの押下)があった場合に、スマートキーシステムが作動するが、その際、照合不成功の回数が所定回数以上となるとスマートキーによる駆動部の始動が機能停止となる。したがってリレーアタックによる駆動部の始動が効果的に防止できる。
またドアを開錠するための、前記携帯機に備えられた入力部への入力、あるいはメカニカルキーによる操作入力を受け付ける第3入力手段と、前記許可手段が機能停止状態にある場合に、前記第3入力手段によりドアを開錠するための操作入力を受け付けたら、前記許可手段の機能停止状態を解除する解除手段と、を備えたとしてもよい。
これによりドアの開錠のために携帯機に備えられた入力部への操作入力か、メカニカルキーによる操作があった場合には、スマートキーシステムの機能停止を解除するので、スマートキーシステム以外の入力があれば、正規の所有者からのドア開錠の要求があると判定して、スマートキーシステムを再開してリレーアタック対策による利便性定低下を回避することができる。
また車両の駆動部を始動するためのメカニカルキーによる操作入力を受け付ける第4入力手段と、前記許可手段が機能停止状態にある場合に、前記第4入力手段により駆動部を始動するための操作入力を受け付けたら、前記許可手段の機能停止状態を解除する解除手段と、を備えたとしてもよい。
これにより、メカニカルキーによって駆動部が始動されたら、スマートキーシステムの機能停止を解除するので、スマートキーシステム以外の入力があれば、正規の所有者からの駆動部始動の要求があると判定して、スマートキーシステムを再開してリレーアタック対策による利便性定低下を回避することができる。
本発明の制御システムの1実施例における構成図。 スマートエントリーシステムの無効化処理の処理手順を示すフローチャート。 スマートスタートシステムの無効化処理の処理手順を示すフローチャート。 スマートエントリーシステムの無効化処理の解除のための処理手順を示すフローチャート。 スマートスタートシステムの無効化処理の解除のための処理手順を示すフローチャート。 リレーアタックの例を示す図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。まず図1は、本発明に係る車両の制御システム1(システム、制御装置)の装置構成の概略図である。図1に示されたシステム1は、車両2に備えられた照合制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)4、及びユーザが携帯可能なキー3(スマートキー、電子キー、携帯機)を備える。車両2は自動車であれば何ら限定されず、例えばガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車や、電気自動車、ハイブリッド車でもよい。
照合ECU4は、車室外LF送信部40、車室内LF送信部41、RF受信部42を備える。車室外LF送信部40は、例えば車両2のドアハンドルの部位に装備されて、LF(長波)帯域の電磁波によって車両2の車室外にポーリング信号を送信する。
車室内LF送信部41は、車室内に装備されて、LF(長波)帯域の電磁波によって車両2の車室内にポーリング信号を送信する。RF受信部42は、例えば車室内に装備されて、車外、車室内から送信されたRF信号を受信する。
照合機能部40は通常のコンピュータの構造を有するとし、各種演算や情報処理を司るCPU、CPUの作業領域としての一時記憶部であるRAM、各種情報を記憶するための不揮発性のメモリ43を備える。メモリ43には、後述するマスターID44が記憶されているとする。
車両2のドア5には、ロック機構50、タッチセンサ51、ロックボタン52、キーシリンダ53が装備されている。ロック機構50により、ドアが施錠あるいは開錠される。タッチセンサ51は、車両2のドアハンドルに装備されて、ユーザがドアハンドルを握ったことを検出するセンサである。
ロックボタン52は、スマートキーシステムにおけるドアの施錠ボタンであり、ドアハンドル付近に備えられて、車室外照合が成功の場合にユーザが押下するとドアが施錠されるボタンである。キーシリンダ53は、ドアハンドル付近に備えられたメカニカルキー部37が挿入するための孔部である。
なおドア5は車両2に装備された複数のドア(運転席側ドア、助手席側ドア、後部座席右側、左側ドアなど)を指すとし、その個々のドアにロック機構50、タッチセンサ51、ロックボタン52、キーシリンダ53が装備されているとすればよい。
また車両2は、車室内の運転席近傍にキーシリンダ60、エンジンスタートスイッチ61を備える。キーシリンダ60はメカニカルキー部37が挿入するための孔部であり、挿入されたメカニカルキーの回動角度によって車両2のエンジンを始動させるスイッチであるクランキングスイッチ(SW)、車両2のエンジンを動作させ続けるためのイグニション(イグニッション)スイッチ、車両2のエンジンを始動させず各種電気装置を機能させるためのアクセサリースイッチのオンオフが制御される。
エンジンスタートスイッチ61はスマートスタートシステムにおけるエンジン始動のためのスイッチであり、車室内照合が成功の状態でユーザが押下するとエンジンが始動するスイッチである。以上の各部は車内通信(CAN通信)により接続されて情報の受け渡しが可能となっている。
キー3はスマートキーシステムに関わる電子キーであり、ユーザが携帯可能で、LF受信部30、RF送信部31、制御部32、メモリ33、ロックスイッチ35、アンロックスイッチ36、メカニカルキー部37を備える。メモリ33には、当該キー3に固有の識別信号34(IDコード、ID)が記憶されている。LF受信部30は、上述のポーリング信号を受信する。RF送信部31は、ポーリング信号の受信を受けて、当該キー3固有のIDコード34をRF信号として送信する。
ロックスイッチ35、アンロックスイッチ36はワイヤレスキーレスエントリーシステムにおけるドアの開錠、施錠に関するスイッチである。ユーザが車両外の通信範囲内でロックスイッチ35を押下すると車両2のドア5が施錠され、アンロックスイッチ36を押下すると開錠許可状態となる。
メカニカルキー部37は、機械的なキー部であり、ドア5のキーシリンダ53や車室内のキーシリンダ60に挿入されて、ドアの開錠、施錠やエンジン始動などが実行される。制御部32は、通常のコンピュータと同様の構造を有するとし、各種情報処理のためのCPUや、CPUの作業領域としての一時記憶部のRAMなどを備えるとする。制御部32によってRF送信部31、制御部32、メモリ33、ロックスイッチ35、アンロックスイッチ36が制御される。
以上のとおり本システムは、車両のドアの開錠方法として、3つの方法を備える。第1の方法は、いわゆるスマートエントリーシステムである。この方法では、ユーザによるドアハンドルを握るドア開錠のための操作をタッチセンサ51が検出すると、車室外LF送信部40からキー3へ向けて識別信号(ID34)の返信を指令するLF波によるポーリング信号が送信される。
例えば1回のドアハンドルの接触検出につき所定個数のポーリング信号が送信されるとする。キー3はポーリング信号を受信するとID34を含むRF波の信号をRF送信部31から返信する。照合ECU4は、RF受信部42で受信した信号とマスターID44とを照合して、照合成功ならば、車両のドア5を開錠する、あるいは開錠許可状態とする。
第2の方法はいわゆるキーレスエントリーシステムである。この方法では、車外にいるユーザがキー3のアンロックスイッチ36を押下すると開錠指令信号がID34を含むかたちでRF送信部31から送信される。照合ECU4は、この信号をRF受信部42で受信し、さらにマスターID44との照合が成功したならば、車両のドア5を開錠許可状態とする。この状態でユーザがドアハンドルに接触すればドアは開錠される。
第3の方法はメカニカルキー部37によるドア開錠である。この方法では、メカニカルキー部37をキーシリンダ53に挿入して回動することによりドア5が開錠される。
以上の構成のもとで、システム1は、車両2におけるスマートエントリーシステムにおけるリレーアタックによるドア開錠を防止する処理を実行する。その処理手順は図2に示されている。図2(及び後述の図3から図5)の処理手順は予めプログラム化して例えばメモリ43に記憶しておき、照合ECU4が呼び出して自動的に実行するとすればよい。
図2の処理では、まずS10で照合ECU4は、ユーザによるドアハンドルへの接触をタッチセンサ51が検出したか否かを判定する。タッチセンサ51が接触を検出した場合(S10:YES)はS20に進み、接触を検出していない場合(S10:NO)はS10を繰り返して待ち状態となる。S20に進んだら照合ECU4は、LF信号(ポーリング信号)を送信する。つまりドアハンドルへの接触操作(及び後述の図2のエンジンスタートスイッチのオン操作)はLF信号の送信と関連付けられている。
続いてS30で照合ECU4は、RF信号を受信したか否かを判定する。RF信号を受信した場合(S30:YES)はS40に進み、RF信号を受信していない場合(S30:NO)はS50に進む。
S40に進んだら照合ECU4は、S30で受信が確認されたRF信号とマスターID44との間で照合を行い、照合が成功したか否かを判定する。照合が成功した場合(S40:YES)はS80に進み、照合が不成功であった場合(S40:NO)はS50に進む。
S50に進んだら照合ECU4は、経過時間が所定時間を超えたか否かを判定する。ここで経過時間とはS20でLF信号を送信してからの経過時間とする。経過時間が所定時間を超えている場合(S50:YES)はS60に進み、まだ所定時間を超えていない場合(S50:NO)は再びS30に戻ってRF信号の受信を待つ。
S60に進んだら照合ECU4は、応答無し回数が所定数以上となったか否かを判定する。ここで応答無し回数とは、S50で肯定判断(YES)となった回数とする。応答無し回数が所定数以上である場合(S60:YES)はS70に進み、応答無し回数が所定数未満である場合(S60:NO)は再びS10に戻ってユーザによるドアハンドルへの接触を待つ。
以上の処理によって、S70に進む場合とS80に進む場合とに場合分けされた。S70に進んだ場合は、応答無し回数が所定数以上、すなわち結果的に照合成功とならなかったドアハンドル接触(あるいはドアハンドル操作)の回数が所定数以上の場合である。一方S80に進んだ場合は、上記所定数未満の回数のドアハンドル接触(あるいはドアハンドル操作)で照合成功となった場合である。
システム1は、S80に進んだ場合は、少ない回数で照合が成功となっていることから、車両2の所有者がドアの開錠を求めている場合だと判断し、S70に進んだ場合は、多くのドアハンドル操作の回数で照合が不成功となっていることから、リレーアタックが行われている場合だと判断する。
したがって、S70で照合ECU4は操作無効化処理を行う。ここで操作無効化とは、スマートエントリーに関わる全ての操作を無効化することであるとすればよい。したがってドアに対する接触が検出されてもポーリング信号を送信しない。そしてS80ではドアを開錠、あるいは開錠許可状態にする。以上が図2の処理である。
次に図3を説明する。図2がスマートエントリー(スマートキーを用いたドア開錠)におけるリレーアタック対策の処理手順であったのに対して、図2はスマートスタート(スマートキーを用いたエンジン始動)におけるリレーアタック対策の処理手順である。図3の各処理のうちで図2と同じ符号の部分は、図2と同じ処理を行う。以下で図2と異なる部分を説明する。
図3の処理では、図2のS10がS15に置き換えられる。S15で照合ECU4は、エンジンスタートスイッチ61に対するユーザによるオン操作が行われたか否かを判定する。エンジンスタートスイッチ61に対するオン操作が行われた場合(S15:YES)はS20へ進み、エンジンスタートスイッチ61に対するオン操作が行われていない場合(S15:NO)はS10を繰り返してオン操作を待つ。
図3では、図2のS80がS85に置き換えられる。S85で照合ECU4は、エンジンを始動する。図3でのS70では、スマートスタートに関する処理を無効化する。例えばユーザによりエンジンスタートスイッチ61が押下されても、ポーリング信号を送信しない。以上が図2の処理である。
次に図4と図5とを説明する。図4と図5は、上記S70でなされた操作無効化を解除する処理手順である。図4がスマートエントリーの場合で、図5がスマートスタートの場合である。
図4の処理ではまずS100で照合ECU4は、現在、操作無効化状態であるか否かを判定する。操作無効化状態である場合(S100:YES)はS110に進み、操作無効化状態でない場合(S100:NO)はS100を繰り返す待ち状態とする。
S110に進んだら照合ECU4は、アンロックスイッチ36が押下されたことにより送信されたドア解除指令信号(キーレスアンロック信号)を受信したか否かを判定する。キーレスアンロック信号を受信している場合(S110:YES)はS120に進み、キーレスアンロック信号を受信していない場合(S110:NO)はS130に進む。
S120に進んだら照合ECU4は、受信したキーレスアンロック信号とマスターID44との照合処理を実行し、照合が成功したか否かを判定する。照合が成功した場合(S120:YES)はS140に進み、照合が不成功であった場合(S120:NO)は再びS110に戻って上記処理を繰り返す。
S130に進んだら照合ECU4は、メカニカルキー部37によるドア開錠操作が行われているか否かを判定する。メカニカルキー部37によるドア開錠操作が行われている場合(S130:YES)はS140に進み、メカニカルキー部37によるドア開錠操作が行われていない場合(S130:YES)は再びS110に戻って上記処理を繰り返す。
S140に進んだら照合ECU4は、S70でなされた操作無効化を解除する。そしてS150で車両のドア5を開錠する。以上が図4の処理である。
次に図5を説明する。図5の各処理のうちで図4と同じ符号の部分は、図4と同じ処理を行う。以下で図4と異なる部分を説明する。
図5の処理では、図4でS110、S120、S130から構成される部分がS115に置き換えられる。S115で照合ECU4は、メカニカルキー部37によるエンジンスタート操作がなされたか否かを判定する。メカニカルキー部37によるエンジンスタート操作がなされた場合(S115:YES)はS140へ進み、メカニカルキー部37によるエンジンスタート操作がなされていない場合(S115:NO)はS115を繰り返して待ち状態とする。
図5では、図4のS150がS160に置き換えられる。S160で照合ECU4はエンジンを始動する。以上が図5の処理である。図4、図5のように無効化を解除する処理手順が与えられているため、本システムは、操作無効化による利便性の低下を最小限に留めることができる。
1 制御システム
2 車両
3 キー(携帯機)
4 照合ECU

Claims (3)

  1. 使用者が携帯可能であり、識別信号の返信を指令する指令信号を受信したら前記識別信号を返信する第1通信部を備えた携帯機と、
    車両に備えられて、前記第1通信部と無線通信可能な第2通信部と、
    前記指令信号の送信に関連付けられた、車両のドアを開錠するためのユーザによる車両への操作入力を受け付ける第1入力手段と、
    前記指令信号の送信に関連付けられた、車両の駆動部を始動させるためのユーザによる操作入力を受け付ける第2入力手段と、
    前記第1入力手段が前記操作入力を受け付けたら、前記第2通信部に前記指令信号の送信を指令し、前記第2通信部が受信した信号と前記携帯機固有の識別信号とを照合する第1照合手段と、
    前記第2入力手段が前記操作入力を受け付けたら、前記第2通信部に前記指令信号の送信を指令し、前記第2通信部が受信した信号と前記携帯機固有の識別信号とを照合する第2照合手段と、
    前記第1照合手段による照合が成功したら前記第1入力手段が受け付けた操作入力による車両のドアの開錠を許可する第1許可手段と、
    前記第2照合手段による照合が成功したら前記第2入力手段が受け付けた操作入力による車両の駆動部の始動を許可する第2許可手段と、
    前記第1照合手段による照合が不成功となった回数が所定回数以上ならば前記第1許可手段を機能停止状態にする第1無効化手段と、
    前記第2照合手段による照合が不成功となった回数が所定回数以上ならば前記第2許可手段を機能停止状態にする第2無効化手段と、
    を備えたことを特徴とする制御システム。
  2. ドアを開錠するための、前記携帯機に備えられた入力部への入力、あるいはメカニカルキーによる操作入力を受け付ける第3入力手段と、
    前記第1許可手段が機能停止状態にある場合に、前記第3入力手段によりドアを開錠するための操作入力を受け付けたら、前記第1許可手段の機能停止状態を解除する第1解除手段と、
    を備えた請求項に記載の制御システム。
  3. 車両の駆動部を始動するためのメカニカルキーによる操作入力を受け付ける第4入力手段と、
    前記第2許可手段が機能停止状態にある場合に、前記第4入力手段により駆動部を始動するための操作入力を受け付けたら、前記第2許可手段の機能停止状態を解除する第2解除手段と、
    を備えた請求項1又は2に記載の制御システム。
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