JP3344445B2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

Info

Publication number
JP3344445B2
JP3344445B2 JP23472494A JP23472494A JP3344445B2 JP 3344445 B2 JP3344445 B2 JP 3344445B2 JP 23472494 A JP23472494 A JP 23472494A JP 23472494 A JP23472494 A JP 23472494A JP 3344445 B2 JP3344445 B2 JP 3344445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
signal
remote control
control device
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23472494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0899603A (ja
Inventor
幸博 新出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calsonic Kansei Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP23472494A priority Critical patent/JP3344445B2/ja
Publication of JPH0899603A publication Critical patent/JPH0899603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3344445B2 publication Critical patent/JP3344445B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る遠隔操作装置は、
例えば自動車用盗難防止装置、或は自動車用エンジン始
動装置等を構成する遠隔操作装置として利用するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車用盗難防止装置として従来から各
種構造のものが提案され、一部のものは実際に使用され
ている。例えば、実開平3−86870号公報には、図
4に示す様な、遠隔操作装置を組み込んだ盗難防止装置
が記載されている。この盗難防止装置は、送信器1と、
制御本体部2と、検知部3と、警報部4と、エンジン制
御部5とを有する。このうちの制御本体部2は、受信器
6及び制御器7の他、操作盤8及び作動制御部9を有す
る。そして、この操作盤8を操作する事により、盗難防
止装置の機能を停止できる様にしている。10は、作動
制御部9の切り換えを知らせる為のブザーである。又、
上記検知部3は、ドア開閉センサ11、トランク開閉セ
ンサ12、振動センサ13、イグニションセンサ14
等、自動車の盗難時に操作される可能性のある部分の状
態を検知する複数のセンサから成る。又、上記警報部4
は、発光器15と警音器16とから成る。
【0003】上述の様に構成される自動車用盗難防止装
置を作動させる際には、上記操作盤8を盗難防止装置を
機能させる状態に切り換えた状態で、上記送信器1から
指令信号を発する。この指令信号には、送信器1毎に固
有のIDコードが含まれている。そして、上記受信器6
を通じて指令信号を受け入れた制御器7は、この指令信
号中に含まれるIDコードが予め制御器7のIDメモリ
ー内に登録しているIDコードと一致した場合にのみ、
上記指令信号を受け入れる。制御器7が指令信号を受け
入れると、盗難防止装置が、この指令信号の内容に応じ
て作動状態又は作動停止状態になる。
【0004】盗難防止装置が作動状態にある場合にドア
又はトランクが開けられたり、車体に振動が加えられた
り、或はイグニションスイッチが操作されたりすると、
上記制御器7が警報部4に作動信号を送り、上記発光器
15を点灯(或は点滅)させると共に、上記警音器16
により警音を発する。これと同時に上記制御器7は、前
記エンジン制御部5に信号を送り、上記イグニションス
イッチの操作に拘らず、エンジンが始動しない様にす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば上述の様に構成
され作用する自動車用盗難防止装置に於いて、制御器7
のIDメモリーに登録されたIDコードを他人が知る事
はできないが、送信器1を手に入れた者が当該送信器1
が送り出すIDコードを少しずつ変えながら、上記盗難
防止装置の作動が切り換わるか否かを試す事は可能であ
る。送信器1毎に固有のIDコードは、多種類存在する
為、上述の様な操作により自動車用盗難防止装置の作動
状態を切り換えるIDコードを見つけ出すには相当の時
間を要すると考えられるが、可能性として否定できない
ので、改良が望まれている。本発明の遠隔操作装置は、
この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔操作装置
は、固有のIDコードを含んだ指令信号を発信する送信
器と、上記指令信号を受ける受信器と、上記受信器が受
けた指令信号中に含まれるIDコードが予め登録された
IDコード、言い換えれば正規のIDコードと一致した
場合にのみ、上記指令信号に応じた動作を機器に行わせ
る制御器とを備えた遠隔操作装置である。
【0007】この様な本発明の遠隔操作装置は、上記制
御器が、上記受信器がこの制御器に登録されたIDコー
ドと異なる、言い換えれば不正なIDコードを含み、更
に互いに異なる種類の指令信号を、所定時間を置かずに
所定回数受けた場合に、一定時間だけ上記遠隔操作装置
の機能を停止させる。
【0008】
【作用】上述の様に構成される本発明の遠隔操作装置
よれば、受信器が不正なIDコードを繰り返し受けた場
合に一定時間遠隔操作装置の機能を停止させる。この
為、この一定時間内に上記受信器が正規のIDコードと
一致するIDコードを受けた場合にも遠隔操作装置が機
能せず、不正使用者が上記正規のIDコードを見つけ出
す事ができない。しかも、本発明を自動車用盗難防止装
置で実施した場合で、駐車場等で同じ種類の自動車用盗
難防止装置の送信器が(不正使用の目的でなく)複数回
操作された場合に、この盗難防止装置の機能停止モード
に入り込み、この盗難防止装置が正規の送信器により機
能しなくなる事を防止できる。
【0009】
【実施例】図1〜3は本発明の実施例を示している。こ
の図1〜3に示した実施例では、受信器が、異なる種類
の不正なIDコードを、前後の入力時間同士の間に30
秒(所定時間)を置かずに6回(所定回数)受け入れた
場合に、2分間(一定時間)だけ自動車用盗難防止装置
が機能停止する様に構成している。尚、前記図4に示す
様な自動車用盗難防止装置に実施する場合に、これら図
1〜3に示した様な判断は、制御器7部分で行う。又、
図1〜3は不正使用防止の為のルーチンであり、後述す
る2分間の機能停止時間を除く時間内に正規のIDコー
ドを含む信号が入力されたならば、自動車用盗難防止装
置は図1〜3とは別のルーチンにより、当該信号に基づ
いて機能する。従って、駐車場等で同じ種類の自動車用
盗難防止装置の送信器が前後して操作された場合でも、
当該自動車用盗難防止装置は正常に作動する。
【0010】不正使用防止の為のルーチンでは、先ずス
テップ1として、受信器がIDメモリー内に登録してい
る正規のIDコードと異なるIDコードを含んだ信号を
受けたか否かを判定する。そして、異なるIDコードを
含んだ信号を受けたと判定される場合には、ステップ2
で信号カウンタに1を加える。この信号カウンタは、上
記制御器7に設けられ、上記異なる信号の受信回数をカ
ウントする。次いで、ステップ3として、上記信号カウ
ンタのカウント数が1であるか否かを判定する。カウン
ト数が1である場合には、上記異なる信号は最初のもの
であるから、ステップ4で当該信号を、Aとして不正使
用防止用の回路中に組み込まれたメモリーに記憶する。
【0011】上記制御器は、受信器が異なる信号を受け
る毎に上記信号カウンタに1を加えた後、カウント数に
応じて当該信号を上記メモリーに記憶する。即ち、ステ
ップ5でカウント数が2と判定された場合には、ステッ
プ6で当該信号をBとして上記メモリーに記憶する。
又、ステップ7でカウント数が3と判定された場合に
は、ステップ8で当該信号をCとして上記メモリーに記
憶する。又、ステップ9でカウント数が4と判定された
場合には、ステップ10で当該信号をDとして上記メモ
リーに記憶する。又、ステップ11でカウント数が5と
判定された場合には、ステップ12で当該信号をEとし
て上記メモリーに記憶する。そして、後述するステップ
13で上記カウント数が、所定回数に対応する6である
と判定されるまでの間は、次述するステップ14〜17
で判定する事項を満たす事を条件に、当該信号A〜Eを
記憶しつつ上記カウント数を積み重ねる。
【0012】即ち、カウント数が1〜5までの間は、当
該信号を記憶した後、ステップ14でタイマーを起動
させる。実施例では、所定時間に対応するこのタイマー
の設定時間を30秒としている。そして、30秒経過
する以前に受信器が信号を受け入れた場合には、その信
号の種類によって、再び前記ステップ2に戻るか、或は
ステップ15で上記30秒の経過を判定し続けるかを決
める。尚、タイマーが経時途中の状態でステップ13
からステップ14に移る場合は、このタイマーをクリ
アしてからスタートさせる。
【0013】先ず、ステップ16では、受信器が正規の
IDコードを含む信号を受けたか否かを判定する。そし
て、正規の信号を受けた場合には、上記ステップ2に戻
る事なく、再びステップ15に戻る。但し、この様な作
用は、不正使用防止の為のルーチンのみであり、正規の
IDコードを含む信号が入力された場合に自動車用盗難
防止装置が別のルーチンにより当該信号に基づいて機能
する事は、前述の通りである。
【0014】次に、ステップ17では、受信器が受け入
れた、正規でないIDコードを含む信号が、それ以前に
受信器が受け入れた信号と同じであるか否かを判定す
る。そして、同じでない(新たに送り込まれた種類の信
号である)場合に、上記ステップ2に戻り、前記信号カ
ウンタのカウント数を1付加する。反対に、正規でない
IDコードを含む信号ではあるが、それ以前に受信器が
受け入れたIDを含む信号と同じであると判定される場
合には、上記ステップ2に戻る事なく、再びステップ1
5に戻る。これは、駐車場等で同じ種類の自動車用盗難
防止装置の送信器が(不正使用の目的でなく)複数回操
作された場合に、後述する機能停止モードに入り込み、
この盗難防止装置が正規の送信器により機能しなくなる
事を防止する為である。
【0015】一方、前記ステップ15で、受信器が正規
でないIDコードを含む、或る信号を受け入れてから、
やはり正規でないIDコードを含む次の信号を受け入れ
るまでに30秒以上経過したと判定される場合には、ス
テップ18で前記信号カウンタ及びタイマーをクリア
してから、前記ステップ1に戻る。
【0016】受信器が、正規でないIDコードを含み、
更に互いに異なる種類の信号を、30秒間を置かずに6
回受信する事で、前記信号カウンタのカウント数が6に
達したならば、ステップ13からステップ19に移る。
そして、このステップ19で、前記タイマーをクリア
し、自動車用盗難防止装置の機能を停止させると共に、
タイマーをスタートさせる。このステップ19が機能
停止モードである。実施例では、一定時間に対応するこ
のタイマーの設定時間を、2分間としている。又、上
記自動車用盗難防止機能のうち、ドアのロック、アンロ
ック機能と遠隔操作装置(リモコン)による警報解除機
能とを停止させる。
【0017】この様にステップ19で自動車用盗難防止
装置の機能を停止させた状態では、上記2分間を経過す
るまでの間は、受信器が正規のIDコードと一致するI
Dコードを受けた場合にも、上記自動車用盗難防止装置
の遠隔操作装置が機能しない。従って、不正使用者が上
記正規のIDコードを見つける事ができない。言い換え
れば、この2分間の間に不正使用者が正規のIDコード
を含む信号を発信器から送り出しても、制御器がこれを
受け入れないので、不正使用者は正規のIDコードを使
用した事が分らない。
【0018】ステップ19で自動車用盗難防止装置の機
能を停止させると共にタイマーをスタートさせた後、
ステップ20でタイマーの設定時間である2分間が経
過するか否かを見る。実施例では、この2分間経過する
間、ステップ21でアクセサリースイッチ(ACC)が
OFFのままであるか否かを見張る。そして、アクセサ
リースイッチがOFFのままであれば、そのまま2分間
経過するのを待つが、途中にアクセサリースイッチがO
Nされた場合には、2分間経過する以前であっても、次
のステップ22に移る。これは、車内に設けたアクセサ
リースイッチがイグニションキーによりONされた後も
自動車用盗難防止装置の機能を停止させておく必要性に
乏しいだけでなく、正規の使用者の使用を妨げる事が考
えられる為である。アクセサリースイッチがOFFのま
までも2分間経過すれば、上記ステップ22に移る。
【0019】このステップ22では、前記信号カウンタ
及び上記タイマーをクリアすると共に、上記自動車用
盗難防止装置の機能を復帰させる。より具体的には、ド
アのロック、アンロック機能と遠隔操作装置による警報
解除機能とを回復させる。その後、再び前記ステップ1
に戻って、上述した判定を繰り返しつつ、不正使用を防
止する。
【0020】
【発明の効果】本発明の遠隔操作装置は、以上に述べた
通り構成され作用するが、他人が多種類のIDコードを
送信する事で、正規のIDコードと一致するIDコード
を送信した場合にも、遠隔操作装置が機能しない確率が
高い。この為、例えば遠隔操作装置を組み込んだ自動車
用盗難防止装置の盗難防止効果を向上させる事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフローチャート。
【図2】図1の鎖線aよりも上側部分の拡大図。
【図3】同じく下側部分の拡大図。
【図4】遠隔操作装置を組み込んだ自動車用盗難防止装
置の1例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 送信器 2 制御本体部 3 検知部 4 警報部 5 エンジン制御部 6 受信器 7 制御器 8 操作盤 9 作動制御部 10 ブザー 11 ドア開閉センサ 12 トランク開閉センサ 13 振動センサ 14 イグニションセンサ 15 発光器 16 警音器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のIDコードを含んだ指令信号を発
    信する送信器と、上記指令信号を受ける受信器と、上記
    受信器が受けた指令信号中に含まれるIDコードが予め
    登録されたIDコードと一致した場合にのみ、上記指令
    信号に応じた動作を機器に行わせる制御器とを備えた遠
    隔操作装置であって、この制御器が、上記受信器がこの
    制御器に登録されたIDコードと異なるIDコードを含
    み、更に互いに異なる種類の指令信号を、所定時間を置
    かずに所定回数受けた場合に、一定時間だけ上記遠隔操
    作装置の機能を停止させる遠隔操作装置
JP23472494A 1994-09-29 1994-09-29 遠隔操作装置 Expired - Fee Related JP3344445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23472494A JP3344445B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 遠隔操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23472494A JP3344445B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 遠隔操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0899603A JPH0899603A (ja) 1996-04-16
JP3344445B2 true JP3344445B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=16975383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23472494A Expired - Fee Related JP3344445B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 遠隔操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3344445B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5477218B2 (ja) * 2010-08-04 2014-04-23 株式会社デンソー 制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0899603A (ja) 1996-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4754255A (en) User identifying vehicle control and security device
US6819229B2 (en) Countermeasure system and method for vehicle passive entry system
JP3290440B2 (ja) 車両に好適で、リモート送信機検証を有するリモートコントロールシステム
US5982277A (en) Vehicle security system having enhanced convenience features
US5394135A (en) Automatically armed vehicle anti-theft system
US6075460A (en) Method for operating a power sliding door and a power liftgate using remote keyless entry system
JP4136649B2 (ja) 車両用盗難防止装置及び車両の制御方法
WO2000013947A2 (en) Remote control key system having keyless entry functions and a vehicle immobilizing function in common keyhead
US5955981A (en) Security for remote operation devices
WO2006076048A2 (en) Wireless anti-lockout system
US6323565B1 (en) Method and apparatus for operating a power liftgate in an automobile
US7126240B2 (en) Secure method for managing the operating conditions of a apparatus by a user and equipment therefor
JP2006315582A (ja) 車両エンジン制御システム
WO2004024501A2 (en) Motor vehicle immobilizer with key-in warning responsive to ignition state
JP3344445B2 (ja) 遠隔操作装置
JP2006199268A (ja) 盗難防止装置
EP0901112B1 (en) Display system for burglary-preventing device
JPH0732972A (ja) 運転者確認装置
JP2644276B2 (ja) 車両用盗難防止装置
GB2520918A (en) Unique user identifying vehicle control and security device
JP2823447B2 (ja) 車両用盗難防止装置
JP2005350990A (ja) 車両用盗難防止装置
JPH07197713A (ja) リクエスト式施錠装置のオートロック機構
JP3667272B2 (ja) 車両用スマートエントリシステム及びその制御方法
JP3226385B2 (ja) 車輌用ロック制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees