JP5445210B2 - 車両構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ルーフとセンターピラーとを結合する車両構造に関する発明である。
従来、車両上部の変形を防止する車両構造として、例えば特開平2009-220599号公報に示されているように、ルーフレインフォースの車幅方向外側端部に形成された接合壁部とルーフパネルの車両幅方向外縁部に形成された縦壁部を重ね合わせて接合することにより、ルーフパネルの車両幅方向外縁部の変形を防止する車両構造が知られている。
特開2009-220599号公報
しかしながら、このような車両構造においては、センターピラーインナの上端部はルーフサイドレールの下端部と結合されているため、センターピラーインナとルーフサイドレールの間には結合部が存在することとなる。通常、結合部の剛性は、結合部のない一体部の剛性よりも低い。この場合、車両衝突などによりセンターピラーに外力が負荷された場合、結合部に応力が集中し荷重がルーフサイドレールまで伝達されにくくなる。よって、車両衝突などによりセンターピラーに外力が負荷された場合に、荷重をルーフサイドレールまで伝達しやすくすることで車両上部の変形を抑制することができる車両構造の開発が望まれている。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ルーフサイドレールおよびセンターピラーの間の結合剛性を高め、衝突などによりセンターピラーが受けた荷重をセンターピラーおよびルーフサイドレールが共同して受け止めることにより、車両上部の変形を抑制することができる車両構造を提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係る車両構造は、車両上側で水平方向に拡がるルーフと、前記ルーフの車幅方向の両端側で車両前後方向に延在するルーフサイドレールアウタと、前記ルーフサイドレールアウタの内側で車両前後方向に延在するルーフサイドレールインナと、車幅方向の両端側で車両の上下方向に向けて配設され、前記ルーフサイドレールアウタと前記ルーフサイドレールインナによって挟み込まれると共に前記ルーフに至るまで延在する延長部が形成されたセンターピラーインナとを備え、前記ルーフと前記ルーフサイドレールアウタと前記ルーフサイドレールインナと前記延長部とが前記ルーフの車幅方向の端部にて結合されて構成される。
本発明によれば、センターピラーインナにはルーフに至るまで延在する延長部が設けられていることで、センターピラーインナの上端部はルーフの車幅方向の端部と直接結合されることになる。このような構成を採用することで、センターピラーインナの上端部はルーフサイドレールとの間に結合部を介することなく直接ルーフと結合されるため、ルーフサイドレールおよびセンターピラーインナの間の結合剛性が高められる。よって、衝突などによってセンターピラーが受けた荷重をセンターピラーおよびルーフサイドレールが共同して受け止めることができるため、車両上部の変形が抑制される。
また、前記センターピラーインナには補強部が形成されていることが好ましい。
この場合には、センターピラーインナの剛性が高められるため、センターピラーインナの変形が抑制される。
また、前記補強部は、車両の上下方向に延在するビードであることが好ましい。
この場合には、ビードはプレス加工などによりセンターピラーインナを成形する際に同時に形成されることが可能なため、加工工程を増やすことなく容易に補強部を形成することが可能である。
また、前記補強部は、前記延長部よりも下側の部位から前記延長部に亘って形成されていることが好ましい。
この場合には、延長部に亘ってセンターピラーインナの剛性が高められるため、ルーフサイドレールおよびセンターピラーインナの間の結合剛性がさらに高められより効果的に車両上部の変形が抑制される。
本発明によれば、ルーフサイドレールおよびセンターピラーインナの間の結合剛性が高められる。よって、衝突などによりセンターピラーが受けた荷重をセンターピラーおよびルーフサイドレールが共同して受け止めることができるため、車両上部の変形が抑制される。
本発明の実施形態に係る車両構造の概略を示した断面図である。 図1に示す車両構造の概略を示した斜視図である。 図2に示す車両構造のA-A断面を示した矢視断面図である。
以下、本発明に係る車両構造の好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、本明細書中において、車両が直前進している際の前方方向を「前方」と定め、「前」「後」等の方向を表す語を用いることとする。
図1は、本発明の実施形態に係る車両構造の概略を表す断面図を示しており、図2は、図1に示す車両構造の斜視図を示している。図1及び図2には、車両の車幅方向の一方側のみの構造が示されている。
また、図3は、図2中のA-A断面を車両下側から見た拡大断面図を示している。
なお、図2及び図3における「×印」はスポット溶接の打点を表している。
図1に示すように、本実施形態に係る車両構造1は、センターピラー2と、ルーフサイドレール3と、ルーフ5とを備えて構成されている。
センターピラー2は、車幅方向の両側の車両前後方向略中央に配置され車両の上下方向に延在する部材であって、側面衝突時のエネルギを吸収する部材として機能する。センターピラー2は、センターピラーアウタ22とセンターピラーインナ21とを向かい合わせて結合することで構成される。
センターピラーインナ21の上部には、延長部24が形成されている。延長部24は、センターピラーインナ21を直接ルーフ5と結合するための部分である。延長部24は、ルーフサイドレールアウタ32とルーフサイドレールインナ31によって挟み込まれるように設けられている。延長部24の上端部は、ルーフ5の車幅方向の端部に至るまで延在している。また、延長部24の上端部は、ルーフ5の車幅方向の端部との結合が容易に行えるように水平方向に向かって曲折されている。
図2に示すように、センターピラーインナ21にはビード23が形成されている。ビード23は、センターピラーインナ21の側面衝突に対する剛性を高めるための補強部として機能するものである。ビード23は、センターピラーインナ21の一部をプレス加工などによって曲折して形成され、車両の上下方向に延在するように形成されている。例えば、ビード23は、車両内側に凸となる台形形状断面に形成され、センターピラーインナ21の略中央部をはさむ2箇所に配設されている。ビード23は、延長部24よりも下側の部位から延長部24に亘って形成されている。
ルーフ5は、車両上側で水平方向に拡がる部材であって、車両天井として機能する。ルーフ5は、車両前後方向略中央で車幅方向に延在するルーフセンタークロス51を平板状のルーフパネル52の下面に結合することによって構成される。
図1に示すように、ルーフサイドレール3は、ルーフ5の車幅方向の両側で車両前後方向に延在し断面略六角形状の閉断面を構成する部材であって、センターピラー2と共に側面衝突時のエネルギを吸収する部材として機能する。ルーフサイドレール3は、ルーフサイドレールアウタ32とルーフサイドレールインナ31とを向かい合わせて結合することによって構成される。また、ルーフサイドレール3の車両外側には、センターピラー2の一部とルーフサイドレール3を覆うようにサイドアウタパネル4が配置されている。
ルーフサイドレールアウタ32とルーフサイドレールインナ31の間には延長部24が配設されている。そして、ルーフ5とルーフサイドレールアウタ32とルーフサイドレールインナ31と延長部24とがルーフ5の車幅方向の端部にてスポット溶接により結合されている。スポット溶接は、例えば、車両前後方向に沿って4箇所行われる。
また、ルーフサイドレール3の下端部にて、ルーフサイドレールアウタ32とルーフサイドレールインナ31と延長部24とがスポット溶接により結合される。スポット溶接は、例えば、車両前後方向に沿ってビード部の位置に2箇所とセンターピラーインナの車両前後方向の両端部付近に2箇所の計4箇所に行われる。
また、ルーフサイドレール3の車両上下方向略中央にて、ルーフサイドレールインナ31とビード23とがねじで締結される。締結は、例えば、車両前後方向に沿ってビード部の位置に2箇所行われる。
次に、本実施形態に係る車両構造の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る車両構造1によれば、センターピラーインナ21にはルーフ5に至るまで延在する延長部24が設けられていることで、センターピラーインナ21の上端部はルーフ5の車幅方向の端部と直接結合されることになる。従来の車両構造では、センターピラーインナとルーフサイドレールの間には剛性の低い結合部が存在していたが、本実施形態のような構成を採用することでセンターピラーインナ21の上端はルーフサイドレール3との間に結合部を介することなく直接ルーフ5と結合するため、ルーフサイドレール3およびセンターピラーインナ21の間の結合剛性が従来の車両構造よりも高められることとなる。よって、衝突などによってセンターピラー2が受けた荷重をセンターピラー2およびルーフサイドレール3が共同して受け止めることができるため、車両上部の変形が従来の車両構造よりも抑制される。さらに、本実施形態においては補強部たるビードが延長部24よりも下側の部位から延長部24に亘って形成されているため、センターピラー自体の剛性が高められ、より効率的に衝突などによる荷重を受け止めることができる。ビードは、プレス加工などによりセンターピラーインナを成形する際に同時に形成されることが可能なため、加工工程を増やすことなく形成することが可能である。よって、コストの増加を抑えつつ、衝突に強い車両構造を提供することが可能となる。
また、ルーフサイドレール3およびセンターピラーインナ21の間の結合剛性を高める方法としてルーフサイドレール3およびセンターピラーインナ21の厚みを増す方法が考えられるが、この場合には部品の重量増加やコストアップが生じてしまう。これに対し、本実施形態に係る車両構造1では、部品の重量増加やコストアップを抑えつつ車両上部の変形が抑制される。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態において、ルーフ5とルーフサイドレールアウタ32とルーフサイドレールインナ31と延長部24との結合をスポット溶接によって行うのではなく、ボルト結合やリベット結合などによって行っても良い。
1…車両構造、21…センターピラーインナ、23…ビード、24…延長部、31…ルーフサイドレールインナ、32…ルーフサイドレールアウタ、5…ルーフ。

Claims (2)

  1. 車両上側で水平方向に拡がるルーフと、
    前記ルーフの車幅方向の両端側で車両前後方向に延在するルーフサイドレールアウタと、
    前記ルーフサイドレールアウタの内側で車両前後方向に延在するルーフサイドレールインナと、
    車幅方向の両端側で車両の上下方向に向けて配設され、前記ルーフサイドレールアウタと前記ルーフサイドレールインナによって挟み込まれると共に前記ルーフに至るまで延在する延長部が形成されたセンターピラーインナとを備え、
    前記ルーフと前記ルーフサイドレールアウタと前記ルーフサイドレールインナと前記延長部とが前記ルーフの車幅方向の端部にて結合されており
    前記センターピラーインナには補強部が形成されており、
    前記補強部は、前記延長部よりも下側の部位から前記延長部に亘って形成されている、
    車両構造。
  2. 前記補強部は、車両の上下方向に延在するビードである、
    請求項に記載の車両構造。
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