JP5442308B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、とくにレーザダイシングで多層配線層に切断溝を形成する工程を含む半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の製造手順において、ウェハ上に多層配線層を形成した後、ウェハをダイシングして個片化することにより、個々の半導体チップが得られる。従来、ウェハは、ブレードを用いたダイシングにより個片化されていた。しかし、近年、多層配線層の層間絶縁膜として低誘電率膜、とくにポーラス膜が用いるようになってきた。ポーラス膜は密着性が低く、機械的強度が低いため、ブレードを用いたダイシングでは剥離等が起こるという問題が生じてきた。そのため、近年、まずレーザ光を用いたレーザダイシングによりポーラス膜とウェハ表面の一部に溝を形成しておき、その後にウェハの残りの部分をブレードを用いてダイシングするという手法が用いられてきている。
特許文献1(特開2006−073910号公報)には、電極以外の部分をポリイミド樹脂からなる絶縁性保護膜で形成し、保護膜のカバー性が悪くなる切削面の下地に酸化膜を形成する構成が記載されている。これにより、保護膜でのカバー性向上が図れるとともに、レーザダイシング装置の使用でチッピングを防止することもできるとされている。
特許文献2(特開2007−173325号公報)は、半導体集積回路上及びスクライブ領域上を覆うパッシベーション膜を備えた半導体装置の製造装置に関する。当該文献には、パッシベーション膜に起因する半導体基板の反りを低減するため、スクライブ領域上に設けられたパッシベーション膜に、格子状の溝を形成した構成が記載されている。
特許文献3(特開2005−166890号公報)には、半導体製造工程においてチップ無効領域の表面に形成される各種薄膜の内、保護膜として用いられるポリイミド膜を除去するように形成した構成が記載されている。
ところで、一般的に、ウェハ上に形成された多層配線層の最上層には、保護膜の一種であるポリイミド膜が形成されている。しかし、ポリイミド膜の一部には開口部が形成されて、電極パッド等の素子が露出した構成となっている。そのため、スクライブラインに沿ってレーザ光でそのまま切断すると、飛散物が電極等の素子に付着するという問題がある。そこで、多層配線層表面に形成されたポリイミド膜の上に、後に洗浄液で除去可能な保護膜を形成して、ウェハ全面を覆い、保護膜上からレーザ光で切断する手法が用いられることがある(特許文献4(特開2008−130886号公報))。
特開2006−073910号公報 特開2007−173325号公報 特開2005−166890号公報 特開2008−130886号公報
しかし、このような保護膜を形成していても、レーザ光を照射して切断する時に保護膜が剥がれて素子に飛散物が付着してしまうという問題があった。図11および図12を参照して説明する。
図11は、半導体装置10の製造手順を模式的に示す工程断面図である。図12は、保護膜20を塗布した後の図11のスクライブライン近傍の拡大図である。
半導体装置10は、ウェハ12上に多層配線層14とポリイミド膜18とが形成された構成を有する。従来、レーザ光での切断前において、ポリイミド膜18は、スクライブライン上全面に残ったままか、位置あわせマークや電気特性チェック用金属等が形成された領域のみが除去されているか、または特許文献3に記載されたように、スクライブライン上全面で開口された構成となっている。ここでは、スクライブライン上全面でポリイミド膜18が開口されてスクライブライン溝18aが形成された構成を示す。このような半導体装置10の全面に、スピンコート法で保護膜20を塗布する。具体的には、半導体装置10をダイシングシート50上に配置し、半導体装置10の周囲のダイシングシート50をリング52で固定した状態で、保護膜塗布ステージ(不図示)に載置し、保護膜塗布ステージを回転しながらノズル54から半導体装置10上に保護膜20(液)を滴下することによって、半導体装置10の全面に保護膜20を塗布する(図11(a)、図12(a))。
次いで、このような構成の半導体装置10のスクライブラインに沿ってレーザ光60を照射し、保護膜20、多層配線層14、およびウェハ12の一部を切断して切断溝10aを形成する(図11(b)、図12(b))。その後、ダイシングシート50を回転しながらノズル70から半導体装置10上に洗浄液72を供給して、半導体装置10表面を洗浄する。レーザ光60による切断時には、被切断物の飛散物が発生するが、半導体装置10表面が保護膜20で覆われていれば、飛散物は、保護膜20の上に堆積する。次いで、飛散物は、洗浄液72により、保護膜20とともに洗浄される(図11(c))。
しかし、従来、ポリイミド膜18に凹凸があり、その凹凸に追従しながら、保護膜20の厚さを均一に制御することが困難だった。
ポリイミド膜18上に保護膜20を塗布する際、ポリイミド膜18表面には、スクライブライン溝18aやパッド開口部等の段差があるため、膜厚の厚い箇所と薄い箇所とが生じる。開口部以外の領域では、たとえば約0.1〜3μm程度と膜厚が薄くなってしまう。また、スクライブラインは、その幅がたとえば約100μmと広いので、スクライブライン上全面でポリイミド膜18を除去した場合も、スクライブライン溝18aの上部においては、保護膜20の膜厚が薄くなってしまう(図12(a))。
ここで、一般的に、保護膜20よりもウェハ12や多層配線層14の方がレーザ吸収率がよい。そのため、レーザ光60で半導体装置10を切断する際に、レーザ光60による多層配線層14やウェハ12のアブレーションにより保護膜20が剥がれることがあった(図12(b))。ここでは、スクライブラインに沿って2箇所を切断して2つの切断溝10aが形成される例を示している。このように保護膜20が剥がれると、剥がれた箇所に飛散物24が付着してしまい、洗浄液72で保護膜20を洗浄する際(図11(c)参照)に、飛散物24を洗い流すことができない(図12(c))。ポリイミド膜18上面やボンディングパッド等接合部に飛散物24が付着すると、歩留まり低下やパッケージの信頼性低下が発生する。
本発明によれば、
スクライブラインで区画された複数の素子形成領域が形成され、一面に多層配線層が形成されたウェハ上の前記多層配線層上に形成された第1の保護膜に、前記スクライブラインに沿って当該スクライブラインの幅よりも幅の狭い第1の溝および第2の溝を形成する工程と、
前記第1の溝および前記第2の溝を充填するとともに前記第1の保護膜を覆う第2の保護膜を形成する工程と、
前記第2の保護膜が形成された面から前記第1の溝と前記第2の溝との間の領域を前記スクライブラインに沿ってレーザダイシングして、前記多層配線層の少なくとも所定の深さまで達する切断溝を形成する工程と、
を含む半導体装置の製造方法が提供される。
この構成によれば、レーザダイシングされる領域と素子形成領域との間に第1の溝および第2の溝が形成されている。そのため、第1の溝内および第2の溝内で第2の保護膜の膜厚が厚く形成される。これにより、第1の溝内および第2の溝内で、第2の保護膜と第1の保護膜との接触面積が増えて密着性が良好となり、切断溝で第2の保護膜の膜剥がれが発生しても、第1の溝および第2の溝でさらなる膜剥がれの進行を防ぐことができる。また、第2の保護膜は、第1の溝内および第2の溝内での膜厚が溝外の他の領域の膜厚よりも厚くなる。つまり、溝内外の境界で第2の保護膜の膜厚差が生じる。そのため、第2の保護膜の膜剥がれが発生しても、このような膜厚差が生じる境界に応力が集中し、その箇所で亀裂が入って第2の保護膜が破れる。これにより、第2の保護膜のさらなる剥がれの進行を防止することができる。これにより、素子形成領域へのレーザ光による飛散物の付着を防止することが可能となる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ウェハの個片化のためにレーザダイシングで多層配線層を切断する際の保護膜の剥がれを防いでウェハへの汚れの付着を防止することができる。
本発明の実施の形態における半導体装置の構成の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順の一例を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順の一例を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順の一例を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の構成を示す平面図である。 図5の半導体装置を部分的に拡大した平面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順の他の例を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順の他の例を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造途中の段階の構成の他の例を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造途中の段階の構成の他の例を示す断面図である。 従来の半導体装置の問題点を説明するための工程断面図である。 従来の半導体装置の問題点を説明するための工程断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施の形態における半導体装置の構成を示す断面図である。また、図2から図4は、本実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
半導体装置100は、ウェハ102と、ウェハ102の一面に形成された多層配線層104と、多層配線層104上に形成されたポリイミド膜108(第1の保護膜)とを含む。ウェハ102には、スクライブライン120で区画された複数の素子形成領域122が形成されている。
本実施の形態において、ポリイミド膜108に、スクライブライン120に沿ってスクライブライン120の幅よりも幅の狭い第1の溝108aおよび第2の溝108bを形成する(図1)。第1の溝108aおよび第2の溝108bは、たとえば、素子形成側のウェハ102全面にポリイミド材料を塗布し、マスクを用いて露光・現像してパターニングすることにより第1の溝108aおよび第2の溝108bを形成することができる。たとえば、ポリイミド材料としてネガ型の感光性ポリイミド材料を用いた場合は、ポリイミド材料の露光時のマスクとして、第1の溝108aおよび第2の溝108bに対応する領域を遮光するマスクを用いることができる。また、たとえば、ポリイミド材料としてポジ型の感光性ポリイミド材料を用いた場合は、ポリイミド材料の露光時のマスクとして、第1の溝108aおよび第2の溝108bに対応する領域が露光されるマスクを用いることができる。
スクライブライン120の幅は、たとえば100μm程度とすることができる。また、ポリイミド膜108の膜厚は、たとえば8μm程度とすることができる。第1の溝108aおよび第2の溝108bの幅は、この後の工程で、第1の溝108aおよび第2の溝108b内にレーザダイシング保護膜110が充填される程度のアスペクト比とすることができる。第1の溝108aおよび第2の溝108bのアスペクト比(深さ/幅)は、たとえば0.1以上2.5以下程度とすることができる。このようなアスペクト範囲であれば、第1の溝108aと第2の溝108bとは、同じ幅とすることもでき、異なる幅としてもよい。ここでは、第1の溝108aと第2の溝108bとが同じ幅を有する例を示す。
図5および図6は、図1に示した状態の半導体装置100の構成を示す平面図である。図6は、図5の破線で囲んだ箇所を示す拡大平面図である。図1は、図6のA−A’断面図に該当する。ここでは、第1の溝108aおよび第2の溝108bがそれぞれスクライブライン120の端部に形成された例を示す。
なお、本実施の形態において、スクライブライン120上の位置あわせマーク130上には、ポリイミド膜108が残ったまま(図6(a))でも、除去されていても(図6(b))いずれでもよい。
図2に戻り、次いで、ウェハ102上の全面に、第1の溝108aおよび第2の溝108bを充填するとともにポリイミド膜108を覆うレーザダイシング保護膜110(第2の保護膜)を形成する(図2(a))。ここで、レーザダイシング保護膜110は、たとえば、ポリビニルアルコール膜等、水溶性の膜とすることができる。また、第1の溝108aおよび第2の溝108bは、レーザダイシング保護膜110で完全に埋め込まれていなくてもよく、第1の溝108aおよび第2の溝108b内におけるレーザダイシング保護膜110の膜厚がポリイミド膜108上面の平坦な部分の膜厚よりも厚くなっていればよい。つまり、本実施の形態において、「第1の溝108aおよび第2の溝108bを充填する」とは、第1の溝108aおよび第2の溝108bが完全に埋め込まれた状態だけでなく、第1の溝108aおよび第2の溝108b内におけるレーザダイシング保護膜110の膜厚がポリイミド膜108上面の平坦な部分の膜厚よりも厚くなっている状態も含むことができる。
この後、レーザダイシング保護膜110が形成された面から平面視で第1の溝108aと第2の溝108bとの間の領域をスクライブライン120に沿ってレーザ光150を照射し(図2(b))、レーザダイシングによりレーザダイシング保護膜110、ポリイミド膜108、および多層配線層104の少なくとも所定の深さまで達する切断溝100aを形成する。ここで、多層配線層104は、層間絶縁膜として、たとえばSiOC膜等のSiOよりも比誘電率が低い低誘電率膜を含むことができる。また、低誘電率膜は、ポーラス膜とすることができる。ここで、少なくともこのようなポーラス膜が形成された層は、レーザダイシングで切断する。レーザダイシングは、1本のスクライブライン120当たり1回の走査でもよく、複数回の走査を行って切断溝100aの幅を広くしてもよい。また、スクライブライン120以外を覆う遮光マスクを併用してもよい。また、本実施の形態においては、多層配線層104およびウェハ102の一部もレーザダイシングで切断することができる。つまり、本実施の形態においては、レーザダイシング保護膜110、ポリイミド膜108、多層配線層104、およびウェハ102の上面の一部にわたって切断溝100aが形成される(図3(a))。
ここで、レーザダイシング時にレーザダイシング保護膜110の剥がれが発生したとしても、第1の溝108aおよび第2の溝108b内に形成されたレーザダイシング保護膜110の膜厚が厚いため、素子形成領域122にまでレーザダイシング保護膜110の剥がれが広がらず、素子形成領域122へのレーザ加工時の飛散物の付着を防止することができる。この後、純水等の洗浄液を用いて半導体装置100表面を洗浄するとともに、レーザダイシング保護膜110を除去する(図3(b))。
この後、ウェハ102の表面からウェハ102をスクライブライン120に沿ってダイシングブレード160を用いたブレードダイシングで切断する(図4(a))。なお、本実施の形態において、ダイシングブレード160の幅は、切断溝100aの外端間の幅よりも狭くなるように形成する。これにより、ウェハ102には、切断溝100aの幅よりも幅が狭い切断溝100gが形成され、半導体装置100が個片化される(図4(b))。これにより、各素子形成領域122を含むように半導体装置100を個片化して半導体チップを得る。このような構成とすることにより、ブレードダイシング時のダイシングブレード160の刃先がスクライブライン120の外側の多層配線層104と接することがなくなり、多層配線層104にポーラス膜が含まれていても、膜質が脆弱なポーラス膜へのダメージを防止することができる。
次に本実施の形態における半導体装置100の製造方法の効果を説明する。
本実施の形態において、レーザダイシングされる領域と素子形成領域122との間に第1の溝108aおよび第2の溝108bが形成されている。そのため、第1の溝108a内および第2の溝108b内でレーザダイシング保護膜110の膜厚が厚く形成される。これにより、第1の溝108a内および第2の溝108b内で、レーザダイシング保護膜110とポリイミド膜108との接触面積が増えて密着性が良好となり、切断溝100aでレーザダイシング保護膜110の膜剥がれが発生しても、第1の溝108aおよび第2の溝108bで膜剥がれを防ぐことができる。また、レーザダイシング保護膜110は、第1の溝108a内および第2の溝108b内での膜厚が溝外の他の領域の膜厚よりも厚くなる。つまり、第1の溝108aおよび第2の溝108b内外の境界でレーザダイシング保護膜110の膜厚差が生じる。そのため、レーザダイシング保護膜110の膜剥がれが発生しても、このような膜厚差が生じる境界に応力が集中し、その箇所で亀裂が入ってレーザダイシング保護膜110が破れる。これにより、レーザダイシング保護膜110のさらなる剥がれの進行を防止することができる。これにより、素子形成領域122の素子へのレーザ光による飛散物の付着を防止することが可能となる。
また、本実施の形態において、スクライブライン120にはポリイミド膜108が形成されており、その一部にスクライブライン120よりも幅の狭い溝が形成された構成となっている。そのため、レーザダイシング保護膜110で第1の溝108aおよび第2の溝108bを充填することができ、レーザダイシング保護膜110表面の平坦性を高めることができる。これにより、レーザ光150の照射面を平坦にすることができ、レーザ加工品質の向上が図れる。
さらに、本実施の形態において、スクライブライン120にはポリイミド膜108が形成されており、個片化したチップの側面にポリイミド膜108が露出した構成とすることができる。ポリイミド膜108は絶縁性のため、個片化したチップがボンディングワイヤーとエッジで接触したとしても、ショートを防ぐことができ、歩留まり向上が図れる。また、チップ端と封止樹脂やアンダーフィル樹脂等との密着性が強まり、信頼性向上が図れる。
(他の例)
また、以上で説明した構成以外でも、第1の溝108aおよび第2の溝108bは、後にレーザ光150が照射され、レーザダイシングが行われる領域と素子形成領域122との間に設けられていれば、種々の配置とすることができる。
たとえば、図7に示すように、レーザダイシングにより第1の溝108aと第2の溝108bとの間に複数の切断溝(切断溝100a、切断溝100b)を形成することもできる。この場合、切断溝100aおよび切断溝100bを形成した後、ウェハ102の表面からウェハ102をスクライブライン120に沿ってダイシングブレード160を用いたブレードダイシングで切断する(図8(a))。なお、本例において、ダイシングブレード160の幅は、切断溝100aと切断溝100bとの間の領域の幅より広く、かつ切断溝100aの切断溝100bから遠い側の外端と切断溝100bの切断溝100aから遠い側の外端との間の幅よりも狭くなるように形成する。これにより、ダイシングブレード160でのブレードダイシングにより、ポリイミド膜108や多層配線層104には、切断溝100aおよび切断溝100bの外端間の幅で規定される切断溝100hが形成され、ウェハ102には、切断溝100aおよび切断溝100bの外端間の幅よりも幅が狭い切断溝100iが形成され、半導体装置100が個片化される(図8(b))。これにより、各素子形成領域122を含むように半導体装置100を個片化して半導体チップを得る。このような構成とすることにより、ブレードダイシング時のダイシングブレード160の刃先がスクライブライン120の外側の多層配線層104と接することがなくなり、多層配線層104にポーラス膜が含まれていても、膜質が脆弱なポーラス膜へのダメージを防止することができる。
また、図9および図10は、ポリイミド膜108に形成する溝の他の例を示す断面図である。
たとえば、図9(a)に示すように、第1の溝108aと第2の溝108bとの間の領域に溝108cを設けた構成とすることができる。ここで、溝108cは、第1の溝108aや第2の溝108bよりも幅を広く形成することができる。このような構成としても、ポリイミド膜108上にレーザダイシング保護膜110を形成すると、第1の溝108aおよび第2の溝108b内には、レーザダイシング保護膜110が充填されるため、図1から図6を参照して説明した例と同様の効果が得られる。
また、たとえば、図9(b)に示すように、第1の溝108aと第2の溝108bとの間の領域に、溝108dおよび溝108eを設けた構成とすることができる。ここで、溝108dおよび溝108eは、第1の溝108aや第2の溝108bと同程度の幅とすることができる。このような構成としても、ポリイミド膜108上にレーザダイシング保護膜110を形成すると、第1の溝108aおよび第2の溝108b内には、レーザダイシング保護膜110が充填されるため、図1から図6を参照して説明した例と同様の効果が得られる。また、ここでは、溝108dおよび溝108e内もレーザダイシング保護膜110で充填されるため、膜剥がれをより効果的に防ぐことができる。
また、たとえば、図10(a)に示すように、第1の溝108aおよび第2の溝108bは、素子形成領域122のスクライブライン120寄りの領域に形成することもできる。このような構成としても、第1の溝108aおよび第2の溝108bをレーザ光による飛散物の付着が問題となる素子が形成された領域よりもスクライブライン120側に配置しておくことにより、レーザ光による飛散物の付着による素子への影響を防ぐことができる。
また、たとえば、図10(b)に示すように、図10(a)に示した構成において、スクライブライン120のポリイミド膜108を除去して溝108fが形成された構成とすることもできる。このような構成とすると、ポリイミド膜108上にレーザダイシング保護膜110を形成したときに、従来と同様、スクライブライン120においては、レーザダイシング保護膜110が充填されないおそれがある。しかし、そのような場合でも、第1の溝108aおよび第2の溝108bをレーザ光による飛散物の付着が問題となる素子が形成された領域よりもスクライブライン120側に配置しておくことにより、レーザ光による飛散物の付着による素子への影響を防ぐことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。なお、上記実施形態によれば、以下の発明が開示されている。
(付記1)
スクライブラインで区画された複数の素子形成領域が形成され、一面に多層配線層が形成されたウェハ上の前記多層配線層上に形成された第1の保護膜に、前記スクライブラインに沿って当該スクライブラインの幅よりも幅の狭い第1の溝および第2の溝を形成する工程と、
前記第1の溝および前記第2の溝を充填するとともに前記第1の保護膜を覆う第2の保護膜を形成する工程と、
前記第2の保護膜が形成された面から前記第1の溝と前記第2の溝との間の領域を前記スクライブラインに沿ってレーザダイシングして、前記多層配線層の少なくとも所定の深さまで達する切断溝を形成する工程と、
を含む半導体装置の製造方法。
(付記2)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記多層配線層は、SiO よりも比誘電率が低い低誘電率膜を含み、
前記切断溝を形成する工程において、レーザダイシングで少なくとも前記多層配線層の前記低誘電率膜を切断するように前記切断溝を形成する半導体装置の製造方法。
(付記3)
付記2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記低誘電率膜がポーラス膜である半導体装置の製造方法。
(付記4)
付記1から3いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記切断溝を形成する工程において、レーザダイシングで前記ウェハの少なくとも所定の深さまで前記切断溝を形成する半導体装置の製造方法。
(付記5)
付記1から4いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の溝および前記第2の溝のアスペクト比(深さ/幅)が0.1以上2.5以下である半導体装置の製造方法。
(付記6)
付記1から5いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の保護膜が、ポリイミド膜である半導体装置の製造方法。
(付記7)
付記1から6いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の溝および第2の溝を形成する工程において、前記第1の溝および前記第2の溝を前記スクライブライン上に形成する半導体装置の製造方法。
(付記8)
付記1から7いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記切断溝を形成する工程の後に、前記ウェハを前記スクライブラインに沿ってダイシングブレードで切断して各前記複数の素子形成領域を含むように個片化する工程をさらに含み、
前記ダイシングブレードの幅は、前記切断溝の外端間の幅よりも狭い半導体装置の製造方法。
100 半導体装置
100a 切断溝
100b 切断溝
100g 切断溝
100h 切断溝
100i 切断溝
102 ウェハ
104 多層配線層
108 ポリイミド膜
108a 第1の溝
108b 第2の溝
108c 溝
108d 溝
108e 溝
108f 溝
110 レーザダイシング保護膜
120 スクライブライン
122 素子形成領域
130 マーク
150 レーザ光
160 ダイシングブレード

Claims (7)

  1. (a)主面上にスクライブラインで区画された複数の素子形成領域が形成され、前記スクラブラインおよび前記複数の素子形成領域上に多層配線層が形成されたウェハを準備する工程
    (b)前記多層配線層の表面上に第1の樹脂保護膜を形成し、前記スクラブラインに沿って第1の溝および第2の溝を形成する工程
    (c)前記第1の溝および前記第2の溝を充填するとともに前記第1の樹脂保護膜を覆う第2の樹脂保護膜を形成する工程
    (d)前記第2の樹脂保護膜が形成された面側から前記第1の溝と前記第2の溝との間の領域を前記スクライブラインに沿ってレーザ光を照射し、前記多層配線層に切断溝を形成する工程
    を含み、
    前記(b)工程において、前記第1および第2の溝の底部が前記多層配線層の前記表面となるように、前記第1および前記第2の溝を形成する
    半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(d)工程の後、
    (e)前記切断溝に沿って、且つ前記第1の溝と前記第2の溝の間に位置する前記第1の樹脂保護膜の上からブレードを用いて、前記ウェハを切断する工程を更に有する半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の樹脂保護膜が、ポリイミド膜である半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記多層配線膜は層間絶縁膜を含み、前記層間絶縁膜はSiOC膜である半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記多層配線膜は層間絶縁膜を含み、前記層間絶縁膜はポーラス膜である半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2の樹脂保護膜は水溶性の膜であり、レーザ光の照射後の水洗により除去される半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の樹脂保護膜が感光性のポリイミド膜で、前記第1の溝と前記第2の溝は、露光、現像により形成される半導体装置の製造方法。
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