JP5430494B2 - 配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、高速度化した半導体素子などの電子部品が搭載される配線基板に関する。
半導体素子の動作速度の高速化によって、半導体素子をはじめとする電子部品が搭載される配線基板においては、高速信号が配線基板内を伝搬する。高速信号が配線基板内を伝播すると、信号の反射および減衰によって信号品質が劣化し半導体素子やシステムの誤動作を引き起こすといった問題がある。そのため、従来の配線基板では、図10に示すように、信号貫通導体66の周囲を接地貫通導体67で囲んで擬似同軸構造とすることによって配線基板61内の信号配線層63と信号貫通導体66との特性インピーダンスの不連続性を低減するということが行なわれていた。
また、信号貫通導体66の一端に電気的に接続される、配線基板61の外部回路との接続用の電極65と、配線基板61内の接地配線層64との間に発生する容量成分によって特性インピーダンスが低下するという問題点があった。
このような問題点に対して、図10に示すように、信号貫通導体66を取り囲むように接地配線層64に設けられた開口部64aの開口径を電極65の径よりも大きくして、電極65と接地配線層64との重なりをなくすことで不要な容量成分を抑えるようにした配線基板がある(例えば、特許文献1を参照。)。また、電極65に最も近い接地貫通導体67の径を他の貫通導体よりも小さくすることで、実効インダクタンスを増加させ、増加した実効インダクタンスによって不要な容量成分を相殺するようにした配線基板がある(例えば、特許文献2を参照。)。
特開2001−160598号公報 特開2008−251784号公報
しかしながら、擬似同軸構造を有する配線基板において、図10に示す例ように、電極65に最も近い接地配線層64に設けられる開口部64bを大きくすると、開口部64bの外側で接地配線層64に接続されて信号貫通導体66の周囲を取り囲む接地貫通導体67は、信号貫通導体66との距離が離れてしまうこととなり、これによって特性インピーダンスが上昇してしまい、25Gbps以上の高速信号の伝送が困難になるという問題点があった。この対策として大きい開口部を有する接地配線層の上下に位置する絶縁層を貫通する信号貫通導体の直径を大きくして特性インピーダンスを整合させることが考えられるが、1つの絶縁層に異なる径の貫通導体が存在することで以下のような問題点があった。これは、電極に最も近い接地貫通導体の径を他の貫通導体よりも小さくする場合でも同様であった。
例えば、絶縁基板がセラミックスからなる配線基板の場合であれば、配線基板にビア導体を形成する方法としては、絶縁層となるセラミックグリーンシートに形成した貫通孔に、貫通導体となる導体ペーストを充填して焼成するという製造過程を経るのが一般的である。ここで、ビア導体と絶縁基板となるセラミックスとの収縮挙動の違いによる、ビア導体の周辺に発生するクラック等を抑制するために、貫通導体を形成する導体ペーストにセラミック粉末を添加することが行なわれている。しかし、同じ比率でセラミック粉末を添
加した導体ペーストを同時に異なる径の貫通孔に充填することから、径の小さい貫通導体は、電気抵抗が大きくなってしまう一方で、径の大きい貫通導体では、熱伝導のよい導体成分の絶対量が多いことから、焼成時に収縮挙動が変わって、また、径の大きい貫通導体は熱膨張の絶対値が大きくなるので、焼成後に冷却された際に貫通導体の周囲にクラックが発生しやすくなる場合があった。
また、配線基板の作製工程においては、異なる径の貫通孔に同一条件で導体を充填しようとすると、貫通導体用の貫通孔への導体の充填不足や、充填過多による充填不良が発生しやすいものであった。絶縁層に貫通導体用の貫通孔を加工する際には、同一条件で異なる径の貫通孔を形成するのが困難な場合があり、また、それぞれの直径に対応する金型や加工条件を準備すると、加工に要する手間やコストが増大するものであった。このようなことから、配線基板の製造歩留まりの低下や製品のコスト増を引き起こすという問題があった。
本発明の配線基板は、複数の絶縁層が積層された絶縁基板と、該絶縁基板の内部または一方主面に形成された信号配線層と、前記絶縁基板の他方主面に形成された電極と、前記絶縁層の層間に形成され、開口部を有する複数の接地配線層と、前記開口部を通って複数の前記絶縁層を貫通し、一端が前記信号配線層に電気的に接続され、他端が前記電極に接続された信号貫通導体と、該信号貫通導体を取り囲むようにして前記絶縁層を貫通するとともに、前記開口部の外側で前記接地配線層に接続された複数の接地貫通導体とを備えており、少なくとも前記他方主面に最も近い前記接地配線層の前記開口部は、平面視の大きさが前記電極よりも大きい大開口部であり、該大開口部を有する前記接地配線層の上下に位置する前記絶縁層を貫通する前記信号貫通導体は複数の貫通導体からなることを特徴とするものである。
また本発明の配線基板は、上記構成において、前記開口部は円形状であり、前記複数の接地貫通導体は、平面視して前記信号貫通導体を中心とする同心円上に配列されていることを特徴とするものである。
また本発明の配線基板は、上記構成において、前記複数の信号貫通導体は、前記絶縁層間に配置された接続導体で互いに接続されていることを特徴とするものである。
本発明の配線基板によれば、少なくとも他方主面に最も近い接地配線層の開口部は、平面視の大きさが電極よりも大きい大開口部であり、大開口部を有する接地配線層の上下に位置する絶縁層を貫通する信号貫通導体は複数の貫通導体からなることから、大開口部によって接地配線層と電極との重なりがないので、これらの間に発生する不用な容量を抑えることができるとともに、信号貫通導体が複数で形成されることで擬似的に信号貫通導体の径が大きい場合と同じになるので、特性インピーダンスが大きくなることを抑制することができる。結果として電極に近い部位においても特性インピーダンスが整合された、高周波信号を伝送することのできる配線基板となる。
また、信号貫通導体は複数の貫通導体からなることから、この貫通導体を同一の絶縁層に形成された他の貫通導体と同じ径にすることができるので、貫通導体の周囲のクラックや、貫通導体の充填不良のない配線基板となる。
また本発明の配線基板によれば、上記構成において、開口部が円形状であり、複数の接地貫通導体が平面視して信号貫通導体を中心とする同心円上に配列されているときには、信号貫通導体を中心として同心円状に接地貫通導体が配列されることから、伝送される信
号の漏洩を全ての方向に対して抑制することができるので、伝送する信号の損失がさらに低減された配線基板となる。
また本発明の配線基板によれば、上記構成において、複数の信号貫通導体が、絶縁層間に配置された接続導体で互いに接続されているときには、複数の信号貫通導体の内の1つが断線している場合であっても、絶縁層間に配置された接続導体を介して複数の信号貫通導体間が接続されていることから、長さ方向の一部のみが径の小さい信号貫通導体となるだけなので、伝送特性の急激な劣化が抑制されたものとなる。
本発明の配線基板の実施の形態の一例を示す断面図である。 図1のA部を拡大して示す断面図である。 (a)は図2のA−A線における断面図であり、(b)は図2のB−B線における断面図であり、(c)は図2のC−C線における断面図である。 (a)および(b)は、それぞれ本発明の配線基板の実施の形態の他の例の要部を拡大して示す断面図である。 本発明の配線基板の実施の形態の他の例の要部を拡大して示す断面図である。 (a)は図5のA−A線における断面図であり、(b)は本発明の配線基板の実施の形態の他の例の要部を拡大して示す断面図である。 (a)〜(c)は、それぞれ本発明の配線基板の実施の形態の他の例の要部を拡大して示す断面図である。 本発明の配線基板の伝送特性を示すグラフである。 本発明の配線基板が信号貫通導体の1つにおいて断線した場合の伝送特性を示すグラフである。 従来の配線基板を示す断面図である。
添付の図面を参照して、本発明の配線基板について以下に詳細に説明する。図1〜図7において、1は配線基板、2は絶縁基板、2a〜2hは絶縁層、3は信号配線層、4は接地配線層、4aは開口部、4bは大開口部、5は電極、6は信号貫通導体、6aは信号貫通導体6が電極5に接続する側において複数になった部分の貫通導体、6bは複数の貫通導体6a同士を電気的に接続する接続導体、信号貫通導体7は接地貫通導体、8は表層配線層である。
図1は、本発明の配線基板1を模式的に示すものであり、絶縁基板2の絶縁層2a〜2hの層数や厚み、信号配線層3,接地配線層4,開口部4a,大開口部4b,電極5,信号貫通導体6,接地貫通導体7および表層配線層8の大きさや配置については、配線基板1に要求される特性に応じて設定されるものである。また、配線基板1には電源導体層や電源貫通導体も形成されるが、図1においては省略している。
図1に示す例では、絶縁基板2は8層の絶縁層2a〜2hで構成されており、絶縁基板2の内部に信号配線層3,接地配線層4,信号貫通導体6および接地貫通導体7が形成されている。絶縁基板2の主面のうち、一方主面(図1における上面)には表層配線層8が形成され、他方主面(図1における下面)には電極5が形成されている。図1に示す例では、表層配線層8は半導体素子の端子が接続される接続パッドである例で示している。電極5は、はんだ等の接合材やピンを介して外部回路基板等に電気的に接続するためのものである。この表層配線層8と電極5とが、絶縁基板2の内部に形成された信号配線層3,接地配線層4,信号貫通導体6および接地貫通導体7によって接続されている。
図1に示す例では、信号配線層3は絶縁基板2の内部の絶縁層2c,2d間に形成され
ており、この信号配線層3を絶縁層2c,2dを介して挟むようにして、絶縁層2b,2c間および絶縁層2d,2e間に広面積の接地配線層4が形成され、所謂ストリップ線路構造を形成している。このようにストリップ線路構造とすることで、信号配線層3は、信号配線層3の配線幅および信号配線層3と接地配線層4との間に介在する絶縁層2c,2dの厚みを設定することによって、その特性インピーダンスを任意の値、一般的には50Ωに設定することができる。特性インピーダンスを整合させた信号配線層3によって、良好な伝送特性を有する配線基板1とすることが可能となる。
信号配線層3は、高周波信号を伝送するのに適した構造であればよく、上記のようなストリップ線路に限られるものではない。例えば、2つの平行な線路導体からなる差動線路構造としてもよい。この場合は、2つの線路導体のそれぞれから電極5までの間を本発明の配線基板のような擬似同軸構造とすればよく、その場合は、電極5に接続される部分においては、信号貫通導体6は4つの貫通導体6aからなるものとなる。
また、配線基板1の厚み方向への信号の伝送は信号貫通導体6によって行なわれる。信号貫通導体6は、一端が信号配線層3に電気的に接続され、絶縁層2d〜2hを貫通して他端が電極5に接続されている。絶縁層2d,2e間、絶縁層2e,2fおよび絶縁層2g,2h間に形成された接地配線層4も貫通するが、接地配線層4に開口部4aが形成されることで接地配線層4とは絶縁されている。各開口部4aは、信号貫通導体6の径より大きく、開口部4aの内周は信号貫通導体6の外周面から離間して設けられている。
この開口部4aの外側で接地配線層4に接続するとともに、信号貫通導体6を取り囲むようにして絶縁層2c〜2hを貫通する複数の接地貫通導体7が設けられている。このような、信号貫通導体6とその周囲の複数の接地貫通導体7とによって擬似同軸線路が構成されている。このような擬似同軸構造となっていることで、複数の信号貫通導体6は、その直径および接地貫通導体7と間の距離を設定することによって、特性インピーダンスを任意の値に設定することができる。
本発明の配線基板においては、図1および図2に示す例のように、少なくとも電極5が形成された、絶縁基板2の他方主面に最も近い接地配線層4の開口部4aは、平面視の大きさが電極5よりも大きい大開口部4bである。平面視で電極5が大開口部4b内に位置するようにすることで、少なくとも最下層の接地配線層4と電極5との重なりがなくなるので、これらの間に発生する不用な容量を抑えることができる。図1および図2に示す例では、最下層の接地配線層4の開口部のみを大開口部4bとしているが、絶縁層2e〜2fの厚みや比誘電率によっては、電極5からさらに離れた接地配線層4の開口部4aも大開口部4bとして、接地配線層4と電極5との間に発生する不用な容量をさらに抑えるようにしてもよい。通常は、少なくとも最下層の接地配線層4の開口部4aを大開口部4bとすれば、不要な容量成分を特性インピーダンスに影響を与えない程度にすることができるので、図1に示す例のように擬似同軸線路構造は、その途中までは通常の開口部4aと1つの信号貫通導体6とを有し、電極5に近い側では大開口部4bと複数の貫通導体6aとを有するものとなる。このようにすることで、配線基板1の内部における電極5から離れた部分では、大開口部4bおよび複数の貫通導体6aを設けるスペースが必要でないので、その分だけ周囲の配線の配置の自由度が高くなる。
そして、本発明の配線基板においては、大開口部4bを有する接地配線層4の上下に位置する絶縁層2f〜2hを貫通する信号貫通導体6、言い換えれば大開口部4bの外側で接地配線層4に接続される接地貫通導体7に囲まれる信号貫通導体6は、複数の貫通導体6a・6aからなることを特徴とするものである。接地配線層4に大開口部4bを設けると、大開口部4bの外側で接地配線層4に接続される接地貫通導体7とそれらに囲まれた
信号貫通導体6との間の距離が大きくなるので、信号貫通導体6の特性インピーダンスが大きくなってしまうが、信号貫通導体6を複数の貫通導体6a・6aで形成することで擬似的に信号貫通導体6の直径を太くしたことになるので、特性インピーダンスが大きくなることを抑制することができる。結果として電極5に近い部位においても特性インピーダンスが整合された、高周波信号を伝送することのできる配線基板1となる。このとき、開口部4bを有する接地配線層4の上下に位置する絶縁層2f〜2hを貫通する信号貫通導体6の特性インピーダンスは、複数の貫通導体6a・6a間の距離および貫通導体6aと接地貫通導体7と間の距離によって任意の値に設定することができる。
図3(a)に示す例では、電極5が形成された配線基板1の他方主面から離れた位置においては、接地導体層4の開口部4aを通る信号貫通導体6は1つだけであり、図3(c)に示す例のように、電極5が形成された、絶縁基板2の他方主面に最も近い接地配線層4に形成された大開口部4bを通る信号貫通導体6は2つの貫通導体6a・6aである。上部の1つの信号貫通導体6と下部の2つの貫通導体6a・6aとは、図3(b)に示す例のように、接続導体6bを介して接続されている。接続導体6bは、複数の貫通導体6a・6aの並びに沿った形状とすればよい。
図3に示す例のように、開口部4aは円形状であり、開口部4aの外側に開口部4aに沿って、複数の接地貫通導体7が平面視して信号貫通導体6を中心とする同心円上に配列されているのが好ましい。大開口部4bを有する接地配線層4の上下に位置する絶縁層2f〜2hにおいては、大開口部4bの外側に複数の信号貫通導体6a・6a間の略中心を中心とする同心円状に配列される。このようにしたときには、信号貫通導体6,6a・6aを中心として同心円状に接地貫通導体7が配列されることから、伝送される信号の漏洩を全ての方向に対して抑制することができるので、伝送する信号の損失がさらに低減された配線基板となる。同心円状に配列とは、同心円上に等間隔で配置することである。
接地貫通導体7は、信号貫通導体6または複数の貫通導体6a・6aを取り囲むように配置するためには、信号貫通導体6または複数の貫通導体6a・6aの周囲に少なくとも3つ配置するのが好ましく、より好ましくは、図3(a)に示す例のように、信号貫通導体6の周囲に4つ以上の接地貫通導体7を配置するのが好ましい。また、同心円状に配列された接地貫通導体7は、近接する2つの接地貫通導体7・7間の距離が信号貫通導体6(貫通導体6a)によって伝送される信号の波長の1/4以下となるようにすると、信号が接地貫通導体7・7間を通って漏洩するのを抑制することができるので好ましい。
大開口部4bを通る信号貫通導体6は、図4(a)および(b)に示す例のように、3つおよび4つのように2つより多くてもよい。複数の貫通導体6aで擬似的に径の大きい信号貫通導体6とするためには、大開口部4bの中心を通る信号貫通導体6の径であってもそれほど大きいものとする必要はないことから、また、3つ以上の貫通導体6aを同心円上に配列するのが好ましいが、多数の貫通導体6aを近接させて形成するのは困難であることから、通常は2つの貫通導体6a,6aであっても構わない。図4(a)に示す例のように、平面視で3つの貫通導体6a,6a,6aが正三角形の頂点となるように配置され、図4(b)に示す例のように、平面視で4つの貫通導体6a,6a,6a,6aが正方形の頂点となるように配置されるのが好ましい。このように、貫通導体6aが3つ以上の多数である場合にその配置を正多角形とすることで、擬似的に径の大きい信号貫通導体6とその周囲に同心円状に配列された接地貫通導体7との距離が全周にわたって同程度となり、インピーダンスをより細かく整合させることができる。
信号貫通導体6(貫通導体6a)や接地貫通導体7等の貫通導体は、配線基板1を作製する際の上下の絶縁層の位置ずれよる断線を防止するために、上下の絶縁層間に貫通導体の径よりも大きい、位置ずれを吸収する大きさの接続導体を配置して、接続導体を介して
接続するのが好ましい。
そして、図5に示す例のように、複数の信号貫通導体6aは、絶縁層2f〜2h間に配置された接続導体6bで互いに接続されているのが好ましい。複数の信号貫通導体6aが互いに接続されていない場合は、例えば上記のような位置ずれや、導体材料の充填不良によって複数の信号貫通導体6aの内の1つが断線状態になると、信号貫通導体が径の小さいものとなってしまうので伝送特性が大幅に劣化してしまう。そして、並列に接続された他の信号貫通導体6は断線していないので、導通検査ではこの断線不良を判別することが困難であった。複数の信号貫通導体6aを絶縁層間2f〜2hに配置された接続導体6bで互いに接続すると、長さ方向に断線した信号貫通導体6aは断線箇所の上下において信号を伝送することができ、断線箇所のみが径の小さい信号貫通導体となるので、伝送特性の大幅な劣化を抑制することが可能となる。
複数の信号貫通導体6aを互いに接続する接続導体6bは、信号貫通導体6aが2つである場合は、図6(a)に示す例のように、上述した、上部の1つの信号貫通導体6と下部の2つの貫通導体6a・6aとを接続する接続導体6bと同様の形状の、信号貫通導体6aの直径以上の導体幅のものとしてもよいし、あるいは図6(b)に示す例のように、上下の信号貫通導体6a・6a同士の断線を防止するための信号貫通導体6aの径よりも大きい部分とそれらを接続する幅の狭い部分とで形成されるダンベル型のような形状としてもよい。接続導体6bの2つの貫通導体6a・6a間で幅が小さくなることによって伝送特性が低下することがないように、接続導体6bは、2つの信号貫通導体6aの直径以上の導体幅であって、2つの貫通導体6a・6a間において幅が一定であることが好ましい。
また、複数の信号貫通導体6aが4つの貫通導体6で形成される場合は、図7(a)に示す例のように4つの貫通導体6aをベタ状の四角形、図7(b)に示す例のように、図7(a)に示す例に対して4つの貫通導体6aの並びの中心部に孔を有する環状、あるいは図7(c)に示す例のように4つの貫通導体6aの並びの中心部から4つの貫通導体6aのそれぞれに延びた形状(+字形状)であってもよい。1つの貫通導体6aから他の貫通導体6aへの信号の伝送経路がいずれも最短距離となって、伝送損失が小さくなることから、図7(a)に示す例のようなベタ状の四角形であるのが好ましい。同様に、図4(a)に示す例のように信号貫通導体6aが3つの貫通導体6aで形成される場合であれば、角部に貫通導体6aが接続されるような三角形であるのが好ましい。即ち、接続導体6bは、複数の信号貫通導体6aに囲まれた部分、複数の信号貫通導体6aのうちの任意の2つの信号貫通導体6a・6a間に挟まれた部分において、信号貫通導体6aの径以上の幅で形成されるのが好ましい。
複数の信号貫通導体6aを互いに接続する接続導体6bは、多くの信号貫通導体6aの断線パターンによる特性の低下を抑えることができるので、信号貫通導体6aが複数の貫通導体から成る部分の全ての絶縁層間に配置するのが好ましい。
このような擬似同軸構造の信号貫通導体6の特性インピーダンスの値は、伝送する信号の周波数が10GHz以上である場合には、要求される伝送特性に応じて一般的な50Ωよりも高い60〜70Ω程度に設定するのが好ましい。これは、電極5の特性インピーダンスは、接地配線層4と電極5との間に発生する容量によって50Ωよりも低い値となるため、擬似同軸構造の信号貫通導体6の特性インピーダンスを50Ωよりも高い値にすることによって、擬似同軸構造の信号貫通導体6から電極5にかけての平均の特性インピーダンスを50Ωに近づけることで伝送特性を改善することができるからである。
具体的には、絶縁基板2の比誘電率が5.2であり、信号配貫通導体6および接地貫通導
体7の直径が75μmである場合には、1つの信号貫通導体6を取り囲むように信号貫通導体6の中心から半径230μmの同心円上に等間隔に4つの直径75μmの接地貫通導体7を
配列(信号貫通導体6と接地貫通導体7との間の距離は155μm)することで特性インピ
ーダンスを50Ωとすることができる。このとき、接地導体4の開口部4aの直径は460μ
mとすればよい。
絶縁基板2の他方主面に形成された電極5の直径が800μmであり、他方主面から100μmの位置にある接地配線層4に直径が1800μmの大開口部4bを設けて不要な容量を低減させた場合に、図6に示す例のような、大開口部4bを有する接地配線層4の上下に位置する絶縁層2f〜2hを貫通する信号貫通導体6を直径75μmとして、この信号貫通導体6の中心から半径900μmの同心円上に等間隔に4つの接地貫通導体7を配列(信号貫通
導体6と4つの各接地貫通導体7それぞれとの間の距離は825μm)とした、従来の配線
基板における擬似同軸構造の信号貫通導体66の特性インピーダンスの値は、90Ω程度と大きいものとなってしまう。
これに対して、図1に示す例のように、上記と同様の大開口部4bを有する接地配線層4および接地貫通導体7で、大開口部4bを有する接地配線層4の上下に位置する絶縁層2を貫通する信号貫通導体6を2つの貫通導体2a・2aとして、2つの貫通導体2a・2aそれぞれの直径を75μm、それらの間の距離を225μmとして配置した、本発明の配
線基板における擬似同軸構造の信号貫通導体6の特性インピーダンスの値は63Ω程度となり、大開口部4bを設けても特性インピーダンスの上昇を抑制することができる。
また、上記本発明の配線基板および従来の配線基板の、擬似同軸構造の信号貫通導体の電気特性をシミュレーションによって算出した。図8はそのシミュレーション結果における伝送特性のうち、反射特性(S11)を示すグラフであり、縦軸は反射量を、横軸は周波数を示している。また、図8において、実線は本発明の配線基板の特性を示し、破線は従来の配線基板の特性を示している。
本発明の配線基板のシミュレーションモデルでは、信号配線層3は、幅が65μmで厚みが10μmであって、その上下に厚さ100μmの絶縁層を介して接地配線層4を配置するこ
とで、特性インピーダンスが50Ωであるストリップ線路とした。この信号配線層3から0.2mmまでは上記した、1つの直径75μmの信号貫通導体6と、直径460μmの開口部4aを有する接地配線層4と、直径75μmの4つの接地貫通導体7とからなる擬似同軸構造として、そこから電極5までの0.6mmは、上記した、2つの直径75μmの貫通導体6a・
6aを225μm離間させて配置した信号貫通導体6と、直径が1800μmの大開口部4bを
有する接地配線層4と、4つの直径75μmの接地貫通導体7とからなる擬似同軸構造とした。2つの直径75μmの貫通導体6a・6aおよび信号貫通導体6は125μm×425μmの接続導体6bで接続した。
これに対して従来の配線基板のシミュレーションモデルは、信号配線層3から電極5までは図10に示す例のような構造で、上記本発明のモデルに対して、信号配線層63から電極65まで直径75μmの1つの信号貫通導体66とした以外は同じにした。
図8から、従来の配線基板は、信号貫通導体の特性インピーダンス値が、信号配線層3の50Ωに対して90Ωと非常に高いものであるため、15GHz以上で反射損失が−15dB以上となっているのに対して、本発明の配線基板は、30GHz程度まで反射損失が−15dB以下となっていることがわかる。通常、反射損失が−15dB以下であると、信号を伝送するのに問題がないとされる。
このようなことから、本発明の配線基板は、電極5に近い部位においても特性インピー
ダンスが整合された、高周波信号を伝送することのできる配線基板であるといえる。
また、上記本発明の配線基板のシミュレーションモデルにおいて、信号貫通導体6aの1つが長さ方向の1箇所において断線状態になっている場合(以下、断線モデル1という。)と、図5に示す例のように、複数の信号貫通導体6aを絶縁層間2f〜2hに配置された接続導体6bで互いに接続した配線基板のシミュレーションモデル(以下、断線モデル2という。)において、信号貫通導体6aの1つが長さ方向の1箇所において断線状態になっている場合の電気特性をシミュレーションによって算出した。断線モデル2は、上記の本発明の配線基板のシミュレーションモデルに対して、電極5から0.1mm毎に、2
つの貫通導体6a・6aを上述した接続導体6bで接続して、1つの貫通導体6aの長さ方向の1箇所において断線でさせたもの(断線モデル1に電極5から0.1mm毎に接続導
体6bを設けたもの)である。
図9は断線モデル1および断線モデル2の伝送特性を示すものである。図8と同様に反射特性(S11)を示すグラフであり、縦軸は反射量を、横軸は周波数を示している。また、図9において、実線は断線モデル2の特性を示し、破線は断線モデル1の特性を示している。
図9から、断線モデル1は、15GHz以上で反射損失が−15dB以上となっているのに対して、断線モデル2は、30GHz程度まで反射損失が−15dB以下となっていることが
わかる。
このようなことから、複数の信号貫通導体6aを接続導体6bによって互いに接続すると、信号貫通導体6aの1つが断線状態であっても、特性の急激な劣化が抑制されて高周波信号を伝送することのできる配線基板となるといえる。
絶縁基板2の絶縁層2a〜2hは、酸化アルミニウム質焼結体,窒化アルミニウム質焼結体,炭化珪素質焼結体,窒化珪素質焼結体,ムライト質焼結体またはガラスセラミックス等のセラミック材料、あるいは、ポリイミド,エポキシ樹脂,フッ素樹脂,ポリノルボルネンまたはベンゾシクロブテン等の有機樹脂材料、あるいはセラミック材料の粉末を有機樹脂材料中に分散して成る複合絶縁材料等の電気絶縁材料から成るものである。
絶縁層2a〜2hは、例えばセラミックグリーンシート積層法や、アディティブ法等の基板形成手段によって形成される。
絶縁基板2が、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合であれば、まず、酸化アルミニウム,酸化珪素,酸化カルシウムまたは酸化マグネシウム等の原料粉末に適当な有機バインダーや溶剤等を添加混合して泥漿状となし、これをドクターブレード法等のシート形成方法によってシート状となすことによって絶縁層2a〜2hとなるセラミックグリーンシートを得る。このセラミックグリーンシートを適当な大きさに切断して、上下に積層して積層体を作製し、この積層体を還元雰囲気中で約1600℃の温度で焼成することによって複数の絶縁層2a〜2hが積層された絶縁基板2が製作される。
絶縁基板2がエポキシ樹脂から成る場合であれば、例えば、まず、ガラス繊維を織り込んだ布にエポキシ樹脂を含浸させて成るガラスエポキシ樹脂から成る基板を最下層の絶縁層2hとし、その上面に液状の熱硬化性や感光性のエポキシ樹脂前駆体をスピンコート法もしくはカーテンコート法等により被着させ、これを加熱あるいは紫外線等の光を照射することで硬化処理することによって絶縁層2gを形成する。さらにこの上に必要な層数に応じて繰り返し絶縁層を形成することで複数の絶縁層2a〜2fを形成することができる。
信号配線層3,接地配線層4,電極5,信号貫通導体6(貫通導体6a),接地貫通導体7,および表層配線層8等の配線導体は、絶縁基板2がセラミック材料から成る場合であれば、例えばタングステン(W),モリブデン(Mo),モリブデン−マンガン(Mo−Mn),銅(Cu),銀(Ag)または銀−パラジウム(Ag−Pd)等の金属粉末によるメタライズで形成することができ、絶縁基板2が有機樹脂材料から成る場合であれば、例えば銅(Cu),銀(Ag),ニッケル(Ni),クロム(Cr),チタン(Ti),金(Au)またはニオブ(Nb)やそれらの合金等の金属材料から成る薄膜等で形成することができる。
絶縁基板2がセラミック材料から成る場合であれば、上記した絶縁基板2を作製する工程において、セラミックグリーンシートに金型による打ち抜き加工やレーザー加工によって信号貫通導体6(貫通導体6a)および接地貫通導体7用の貫通孔を形成して、この貫通孔を上記金属の粉末に適当な有機バインダーや溶剤等を添加混合して得た金属ペーストで充填しておき、セラミックグリーンシートの表面には信号配線層3,接地配線層4,電極5および表層配線層8の所定のパターンで金属ペーストを印刷塗布しておいて、セラミックグリーンシートとともに焼成することによって形成することができる。
絶縁基板2が有機樹脂材料から成る場合であれば、上記のように形成する絶縁層と、銅層を無電解めっき法や蒸着法等の薄膜形成技術およびフォトリソグラフィ技術を採用することによって形成して成る配線導体とを交互に作製すればよい。例えば、感光性樹脂を用いて貫通孔を有する絶縁層を形成し、絶縁層上に所定パターン形状のマスクを形成して、スパッタリング法,真空蒸着法またはメッキ法によって貫通孔内および絶縁層の表面に所定形状の金属薄膜を形成すればよい。または、マスクを形成せずに絶縁層の上面の全面に金属薄膜を形成した後に、所定形状のマスクを形成して不要な部分をエッチングによって除去する方法で形成してもよい。あるいは、例えば銅から成る金属箔を所定形状に加工して絶縁層上に転写することで信号配線層3,接地配線層4,電極5および表層配線層8を形成してもよい。また、信号貫通導体6(貫通導体6a)および接地貫通導体7は、上記金属の粉末とバインダーとから成るペーストを貫通孔に充填することで形成してもよい。
1:配線基板
2:絶縁基板
2a〜2h:絶縁層
3:信号配線層
4:接地配線層
4a:開口部
4b:大開口部
5:電極
6:信号貫通導体
6a:貫通導体
6b:接続導体
7:接地貫通導体
8:表層配線層

Claims (3)

  1. 複数の絶縁層が積層された絶縁基板と、
    該絶縁基板の内部または一方主面に形成された信号配線層と、
    前記絶縁基板の他方主面に形成された電極と、
    前記絶縁層の層間に形成され、開口部を有する複数の接地配線層と、
    前記開口部を通って複数の前記絶縁層を貫通し、一端が前記信号配線層に電気的に接続され、他端が前記電極に接続された信号貫通導体と、
    該信号貫通導体を取り囲むようにして前記絶縁層を貫通するとともに、前記開口部の外側で前記接地配線層に接続された複数の接地貫通導体と
    を備えており、少なくとも前記他方主面に最も近い前記接地配線層の前記開口部は、平面視の大きさが前記電極よりも大きい大開口部であり、該大開口部を有する前記接地配線層の上下に位置する前記絶縁層を貫通する前記信号貫通導体は複数の貫通導体からなることを特徴とする配線基板。
  2. 前記開口部は円形状であり、前記複数の接地貫通導体は、平面視して前記信号貫通導体を中心とする同心円上に配列されていることを特徴とする請求項1記載の配線基板。
  3. 前記複数の信号貫通導体は、前記絶縁層間に配置された接続導体で互いに接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線基板。
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