JP5420847B2 - 信号伝送回路及びこれを用いた信号伝送システム - Google Patents

信号伝送回路及びこれを用いた信号伝送システム Download PDF

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Description

本発明は信号伝送回路及びこれを用いた信号伝送システムに関し、特に、差動回路を用いた信号伝送回路及びこれを用いた信号伝送システムに関する。
半導体装置を用いた信号処理システムにおいては、シングルエンド方式で信号の伝送が行われるのが一般的である。シングルエンド方式は、1本の信号線を用いて情報を伝送する方式であり、信号線の本数を少なくすることが可能である。しかしながら、シングルエンド方式はノイズの影響を受けやすいとともに、ある程度大きな信号振幅を確保する必要があることから、ノイズの発生源にもなりやすい。このため、より高いデータ転送レートが要求される場合には、差動伝送方式が採用されることがある。差動伝送方式は、一対の信号配線を用いて相補の信号を伝送する方式であり、より小振幅での信号伝送が可能である。
図16(a)は差動出力回路を用いた一般的な信号伝送回路の回路図であり、図16(b)はその出力波形図である。
図16(a)に示す信号伝送回路は、電源電位Vtermが供給される電源配線とグランド電位GNDが供給される電源配線との間に直列接続された差動出力回路2及び定電流源4によって構成される。差動出力回路2は、相補の入力信号の一方(D)をゲート電極に受ける入力トランジスタT1と、相補の入力信号の他方(DB)をゲート電極に受ける入力トランジスタT2と、入力トランジスタT1に直列接続された出力抵抗R1と、入力トランジスタT2に直列接続された出力抵抗R2とを備えており、入力トランジスタT1と出力抵抗R1の接続点から相補の出力信号の一方(Out)が出力され、入力トランジスタT2と出力抵抗R2の接続点から相補の出力信号の他方(OutB)が出力される。また、定電流源4を構成するトランジスタのゲート電極には、バイアス電圧Biasが供給されている。
入力トランジスタT1,T2に供給される入力信号D/DBは相補の信号であり、したがって、入力トランジスタT1,T2の一方がオン、他方がオフとなる。このため、定電流源4によって生成される電流Iは、出力抵抗R1,R2のいずれか一方を流れ、これにより出力信号Out/OutBも相補の信号となる。出力信号Out/OutBの波形は図16(b)に示されており、一方が電源電位Vtermとほぼ同電位となり、他方が電源電位Vtermから△Vだけ降下した電位となる。△Vは、出力抵抗R1又はR2による電圧降下に相当し、出力抵抗R1,R2の抵抗値をRとすると、R×Iで定義される。一例として、出力抵抗R1,R2の抵抗値Rが50Ωに設定され、定電流Iが4mAに設定されているとすると、△Vは200mVとなる。
特開2006−174488号公報 特開2006−340340号公報
図16(a)を用いて説明したように、差動出力回路を構成する入力トランジスタT1,T2は、必ず一方がオンした状態となっている。つまり、シングルエンド方式のように信号の論理レベルが変化したタイミングにおいてのみ電流が流れるのではなく、常時電流が流れ続けることになる。したがって、1個の差動出力回路が消費する電力は、データ転送レートとは無関係にVterm×Iで与えられ、N個の差動出力回路が設けられている場合、N×Vterm×Iの電力を消費することになる。
このように、差動出力回路を用いた従来の信号伝送回路においては、差動出力回路の数に比例して消費電力が増大するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、消費電力が低減された差動伝送方式の信号伝送回路及びこれを用いた信号伝送システムを提供することである。
本発明による信号伝送回路は、第1及び第2の電源配線と、第1及び第2の電源配線間に直列接続された複数の差動回路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2の電源配線間に流れる電流は、直列接続された複数の差動回路によって共用される。このため、従来であれば1個の差動回路が消費していた電力によって、複数の差動回路を動作させることが可能となることから、全体的な消費電力を大幅に削減することが可能となる。尚、本発明において差動回路の具体的な回路構成については特に限定されず、また、差動回路が差動出力回路であるか差動入力回路であるかも問わない。また、本発明における信号伝送回路は、好ましくは他の半導体チップにデータを出力するための出力バッファに適用することが好適であるが、本発明がこれに限定されるものではなく、半導体チップの内部における信号伝送回路に適用することも可能である。
また、本発明による信号伝送システムは、複数対の信号配線と、複数対の信号配線にそれぞれ差動信号を供給する出力回路と、複数対の信号配線を介して差動信号を受ける入力回路とを備える信号伝送システムであって、出力回路は、第1及び第2の電源配線と、第1及び第2の電源配線間に直列接続された複数の差動出力回路とを含み、入力回路は、複数の差動出力回路にそれぞれ対応する複数の差動入力回路を含んでいることを特徴とする。
本発明によれば、出力回路を構成する複数の差動回路によって、第1及び第2の電源配線間に流れる電流が共用されることから、出力回路の消費電力を大幅に削減することが可能となる。尚、本発明においては、出力回路が第1の半導体チップに設けられ、入力回路が第1の半導体チップとは異なる第2の半導体チップに設けられていることが好ましい。これは、異なる半導体チップ間における信号伝送は、半導体チップの内部における信号伝送と比べて大きな電流が流れることから、このような他のチップとのインターフェース部分に本発明を適用すれば、消費電力削減の効果が大きくなるからである。
このように、本発明によれば、差動伝送方式の信号伝送回路及びこれを用いた信号伝送システムの消費電力を大幅に削減することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)は本発明の好ましい第1の実施形態による信号伝送回路の回路図であり、図1(b)はその出力波形図である。
図1(a)に示すように、本実施形態による信号伝送回路は、電源電位Vtermが供給される電源配線とグランド電位GNDが供給される電源配線との間に直列接続された差動出力回路10,20,30及び定電流源4によって構成される。これら差動出力回路10,20,30は、互いに同じ回路構成を有しており、相補の入力信号の一方(D1,D2,D3)をそれぞれゲート電極に受ける入力トランジスタT11,T21,T31と、相補の入力信号の他方(D1B,D2B,D3B)をそれぞれゲート電極に受ける入力トランジスタT12,T22,T32と、入力トランジスタT11、T21,T31にそれぞれ直列接続された出力抵抗R11,R21,R31と、入力トランジスタT12,T22,T32にそれぞれ直列接続された出力抵抗R12,R22,R32とを備えている。これら入力トランジスタは、全てNチャンネル型MOSトランジスタである。
差動出力回路10は、入力トランジスタT11と出力抵抗R11の接続点から相補の出力信号の一方(Out1)を出力し、入力トランジスタT12と出力抵抗R12の接続点から相補の出力信号の他方(Out1B)を出力する。同様に、差動出力回路20は、入力トランジスタT21と出力抵抗R21の接続点から相補の出力信号の一方(Out2)を出力し、入力トランジスタT22と出力抵抗R22の接続点から相補の出力信号の他方(Out2B)を出力する。差動出力回路30は、入力トランジスタT31と出力抵抗R31の接続点から相補の出力信号の一方(Out3)を出力し、入力トランジスタT32と出力抵抗R32の接続点から相補の出力信号の他方(Out3B)を出力する。
入力信号D1/D1B,D2/D2B,D3/D3Bは、いずれも相補の信号である。したがって、差動出力回路10においては入力トランジスタT11,T12の一方がオン、他方がオフとなり、差動出力回路20においては入力トランジスタT21,T22の一方がオン、他方がオフとなり、差動出力回路30においては入力トランジスタT31,T32の一方がオン、他方がオフとなる。
定電流源4を構成するトランジスタのゲート電極には、バイアス電圧Biasが供給されている。このため、定電流源4によって生成される電流Iは、出力抵抗R11,R12のいずれか一方、出力抵抗R21,R22のいずれか一方、さらには、出力抵抗R31,R32のいずれか一方を流れることになる。つまり、一つの定電流源4が3つの差動出力回路10,20,30に対して共用されており、差動出力回路10の動作に用いられた電流Iは差動出力回路20の動作に再利用され、さらに、差動出力回路20の動作に用いられた電流Iは差動出力回路30の動作に再利用されることになる。
その結果、図1(b)に示すように、差動出力回路10の出力である出力信号Out1/Out1Bについては、従来の回路(図16参照)と同様、一方が電源電位Vtermとほぼ同電位となり、他方が電源電位Vtermから△Vだけ降下した電位となる。これに対し、また、入力トランジスタのオン抵抗が十分に低いものとみなすと、差動出力回路20の出力である出力信号Out2/Out2Bについては、出力信号Out1/Out1Bに比べて△Vだけ降下したレベルとなり、差動出力回路30の出力である出力信号Out3/Out3Bについては、出力信号Out2/Out2Bに比べてさらに△Vだけ降下したレベルとなる。つまり、各出力信号のセンターレベルは互いに△Vだけシフトする。尚、△Vは、各出力抵抗による電圧降下に相当し、各出力抵抗の抵抗値をRとすると、R×Iで定義される。
一例として、Vtermが1.5Vであり、△Vが200mVであるとすれば、出力信号Out1/Out1Bは1.3V〜1.5Vの間でスイングし、出力信号Out2/Out2Bは1.1V〜1.3Vの間でスイングし、出力信号Out3/Out3Bは0.9V〜1.1Vの間でスイングすることになる。
このように、各出力信号のセンターレベルには△Vのずれが生じるものの、差動伝送方式においては、相補信号間に有意の電位差が生じていれば正しく伝送を行うことが可能である。このため、出力信号Out2/Out2Bや出力信号Out3/Out3Bのセンターレベルが低くても、これを受信する入力回路側においては正しくデータを再生することが可能となる。
このように、本実施形態による信号伝送回路においては、3つの差動出力回路10,20,30が直列接続されていることから、Vterm×Iの消費電力で3つの差動出力回路10,20,30を動作させることが可能となる。従来の信号伝送回路においては、3個の差動出力回路を動作させるためには、3×Vterm×Iの電力が必要であるため、本実施形態によれば全体的な消費電力を1/3に低減することが可能となる。
また、本実施形態による信号伝送回路においては、それぞれの差動出力回路10,20,30に含まれる入力トランジスタが2個であることから、少ないトランジスタ数で信号伝送回路を構成することが可能となる。尚、ここで言う「トランジスタ数」とは、並列接続された複数のトランジスタを1個とみなした数である。したがって、インピーダンス調整などを目的として、複数のトランジスタが並列接続されている場合には、これら並列接続された複数のトランジスタ全体で1個のトランジスタとみなしている。
図2は、本実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの一例を示す回路図である。
図2に示す信号伝送システムは、3対の信号配線L1/L1B,L2/L2B,L3/L3Bと、これら信号配線にそれぞれ差動信号を供給する出力回路100と、これら信号配線を介して差動信号を受ける入力回路200によって構成されている。このうち、出力回路100は半導体チップCHIP−Aに設けられており、入力回路200は別の半導体チップCHIP−Bに設けられている。したがって、信号配線L1/L1B,L2/L2B,L3/L3Bは、半導体チップCHIP−Aと半導体チップCHIP−Bとを接続する外部配線である。また、出力回路100は相補形式の信号を外部配線に出力する出力バッファであり、入力回路200は外部配線を介して供給される相補形式の信号を受け付ける入力レシーバである。
半導体チップCHIP−Aに設けられた出力回路100は、図1に示した信号伝送回路と同じ回路構成を有している。異なる半導体チップ間における信号伝送は、半導体チップの内部における信号伝送と比べて大きな電流が流れることから、このような他のチップとのインターフェース部分(出力バッファ)に図1に示した信号伝送回路を用いれば、消費電力削減の効果は非常に大きくなる。
一方、半導体チップCHIP−Bに設けられ入力回路200は、それぞれ3つの差動出力回路10,20,30に対応する3つの差動入力回路210,220,230によって構成されている。差動入力回路210,220,230は、それぞれ差動形式の出力信号Out1/Out1B,Out2/Out2B,Out3/Out3Bを受け、これらをシングルエンド方式の内部信号OUT1,OUT2,OUT3に変換する。内部信号OUT1,OUT2,OUT3は、半導体チップCHIP−Bの内部信号として用いられる。
図3(a)は差動入力回路210の回路図であり、図3(b)はその動作波形図である。他の差動入力回路220,230についても、図3(a)に示す差動入力回路210と同じ回路構成を有している。
図3(a)に示すように、差動入力回路210は、クロック信号CLKに同期してセンス動作を行う差動センスアンプ211と、差動センスアンプ211の出力Q/QBをラッチしてシングルエンド方式の内部信号OUT1を生成するラッチ回路212によって構成されている。図3(b)に示すように、差動センスアンプ211は、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して、相補の入力端D/DBより供給される入力信号(Out1/Out1B)をセンスする。
かかるセンス動作は、入力端D/DBより供給される相補信号に有意の電位差があれば足り、そのセンターレベルについては十分なマージンが存在する。具体的には、図3(a)に示すように、入力端D/DBに接続される入力トランジスタTinがNチャンネル型のMOSトランジスタである場合、相補の入力信号(Out1/Out1B)のうち低位側の信号のレベルVILが、入力トランジスタTinのしきい値電圧Vt以上であればセンス可能である。したがって、このような差動センスアンプ211を用いれば、センターレベルがシフト(低下)している相補信号を正しくセンスすることが可能となる。
図4は、本実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの他の例を示す回路図である。
図4に示す信号伝送システムは、入力回路200に終端抵抗RT1,RT2,RT3を追加した点において、図2に示した信号伝送システムと相違している。その他の点については図2に示した信号伝送システムと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図4に示すように、終端抵抗RT1,RT2,RT3は、それぞれ対をなす信号配線L1/L1B間,L2/L2B間,L3/L3B間にそれぞれ接続されている。本例では、これら終端抵抗RT1,RT2,RT3が半導体チップCHIP−Bの内部に設けられているが、これに限定されるものではない。したがって、終端抵抗RT1,RT2,RT3を半導体チップCHIP−Bの外部に設けても構わない。
このような終端抵抗RT1,RT2,RT3を付加すれば、入力回路200側における信号の反射が低減されることから、信号品質を高めることが可能となる。
図5は、本実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムのさらに他の例を示す回路図である。
図5に示す信号伝送システムは、入力回路200に終端抵抗RT11,RT12,RT21,RT22,RT31,RT32を追加した点において、図2に示した信号伝送システムと相違している。図5に示すように、終端抵抗RT11,RT12は、一端が電源電位Vtermに接続され、他端がそれぞれ信号配線L1,L1Bに接続されている。
一方、終端抵抗RT21,RT22は、一端が配線LT2を介して差動出力回路10と差動出力回路20の接続点に接続され、他端がそれぞれ信号配線L2,L2Bに接続されている。同様に、終端抵抗RT31,RT32は、一端が配線LT3を介して差動出力回路20と差動出力回路30の接続点に接続され、他端がそれぞれ信号配線L3,L3Bに接続されている。このように、終端抵抗RT21,RT22,RT31,RT32は、対応する信号配線と差動出力回路の対応する接続点との間にそれぞれ接続されている。
さらに、図5に示すように、配線LT2,LT3には、電位を安定化させるためのキャパシタC2,C3がそれぞれ接続されている。その他の点については図2に示した信号伝送システムと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本例においても、これら終端抵抗RT11,RT12,RT21,RT22,RT31,RT32が半導体チップCHIP−Bの内部に設けられているが、これらを半導体チップCHIP−Bの外部に設けても構わない。また、本例においては、キャパシタC2,C3が半導体チップCHIP−A,Bの外部に設けられているが、これらを半導体チップCHIP−A又は半導体チップCHIP−Bの内部に設けても構わない。さらには、キャパシタC2,C3を省略しても構わない。
このような終端抵抗RT11,RT12,RT21,RT22,RT31,RT32を付加すれば、入力回路200側における信号の反射が低減されることから、信号品質を高めることが可能となる。
また、本例では、終端抵抗RT11,RT12,RT21,RT22,RT31,RT32の一端に全て同じ電位が与えられるのではなく、それぞれ対応する電位が与えられている。具体的には、終端抵抗RT11,RT12には電源電位Vtermが与えられ、終端抵抗RT21,RT22にはVterm−△Vが与えられ、終端抵抗RT31,RT32にはVterm−2×△Vが与えられている。これらの電位は、対応する出力信号Out1/Out1B,Out2/Out2B,Out3/Out3Bの高位側レベルと実質的に同電位である。これにより、終端抵抗RT11,RT12,RT21,RT22,RT31,RT32を介して出力回路100から電流が流れ込むことがないことから、これら終端抵抗の存在によって出力信号Out1/Out1B,Out2/Out2B,Out3/Out3Bの出力レベルが影響を受けることはない。
図6は、本実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムのさらに他の例を示す回路図である。
図6に示す信号伝送システムは、双方向型の信号伝送システムであり、半導体チップCHIP−Caと半導体チップCHIP−Cbとを備えている。半導体チップCHIP−Caには、信号配線L1/L1B,L2/L2B,L3/L3Bにそれぞれ差動信号を供給する出力回路100aと、信号配線L1/L1B,L2/L2B,L3/L3Bを介して供給される差動信号を受ける入力回路200aとが設けられている。一方、半導体チップCHIP−Cbには、信号配線L1/L1B,L2/L2B,L3/L3Bにそれぞれ差動信号を供給する出力回路100bと、信号配線L1/L1B,L2/L2B,L3/L3Bを介して供給される差動信号を受ける入力回路200bとが備えられている。このように、信号配線L1/L1B,L2/L2B,L3/L3Bは、半導体チップCHIP−Ca,CHIP−Cb間における双方向の信号配線として用いられる。
出力回路100a,100bは、図1に示した信号伝送回路と同じ回路構成を有している。また、入力回路200a,200bは、図2に示した入力回路200と同じ回路構成を有している。尚、図6に示すように、半導体チップCHIP−Caに属する構成要素には、符号の末尾に「a」を付し、半導体チップCHIP−Cbに属する構成要素には、符号の末尾に「b」を付してある。
図6に示すように、差動出力回路10a,20aの接続点と差動出力回路10b,20bの接続点は、配線LT2を介して短絡されている。同様に、差動出力回路20a,30aの接続点と差動出力回路20b,30bの接続点は、配線LT3を介して短絡されている。配線LT2,LT3には、電位を安定化させるためのキャパシタC2,C3がそれぞれ接続されている。これらキャパシタC2,C3は省略可能である。
このような構成を有する信号伝送システムにおいては、受信側となる半導体チップの出力回路に含まれる入力トランジスタは全てオフ状態に固定される。例えば、半導体チップCHIP−Caから半導体チップCHIP−Cbへ信号を伝送する場合には、入力トランジスタT11b,T12b,T21b,T22b,T31b,T32bが全てオフ状態に固定され、逆に、半導体チップCHIP−Cbから半導体チップCHIP−Caへ信号を伝送する場合には、入力トランジスタT11a,T12a,T21a,T22a,T31a,T32aが全てオフ状態に固定される。その結果、受信側となる半導体チップの出力回路に含まれる出力抵抗は、図5に示した終端抵抗(RT11,RT12,RT21,RT22,RT31,RT32)と全く同じ機能を果たすことになる。
このように図6に示す信号伝送システムによれば、消費電力の低い双方向伝送を実現できるばかりでなく、受信側となる半導体チップの出力回路に含まれる出力抵抗が終端抵抗として機能することから、少ない素子数で高品質な信号伝送を行うことが可能となる。
尚、図6においては、2つの半導体チップ間において双方向伝送を行う例を示したが、3以上の半導体チップ間における双方向伝送を行うことも可能である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7(a)は本発明の好ましい第2の実施形態による信号伝送回路の回路図であり、図7(b)はその出力波形図である。
図7(a)に示すように、本実施形態による信号伝送回路は、電源電位Vtermが供給される電源配線とグランド電位GNDが供給される電源配線との間に直列接続された差動出力回路40,50,60及び定電流源4によって構成される。これら差動出力回路40,50,60は、互いに同じ回路構成を有しており、いずれも出力ノードa,bと、Vterm側に接続された電源ノードcと、GND側に接続された電源ノードdとを有している。出力ノードaは相補の出力信号の一方(Out4、Out5,Out6)を出力するノードであり、出力ノードbは相補の出力信号の他方(Out4B、Out5B,Out6B)を出力するノードである。
また、差動出力回路40,50,60は、出力ノードa,b間にそれぞれ接続された出力抵抗R40,R50,R60と、出力ノードaと電源ノードcとの間にそれぞれ接続された入力トランジスタT41,T51,T61と、出力ノードbと電源ノードdとの間にそれぞれ接続された入力トランジスタT42,T52,T62と、出力ノードbと電源ノードcとの間にそれぞれ接続された入力トランジスタT43,T53,T63と、出力ノードaと電源ノードdとの間にそれぞれ接続された入力トランジスタT44,T54,T64とを備えている。これら入力トランジスタは全てNチャンネル型MOSトランジスタである。
差動出力回路40においては、入力トランジスタT41,T42のゲート電極に相補の入力信号の一方(D4)が供給され、入力トランジスタT43,T44のゲート電極に相補の入力信号の他方(D4B)が供給される。また、差動出力回路50においては、入力トランジスタT51,T52のゲート電極に相補の入力信号の一方(D5)が供給され、入力トランジスタT53,T54のゲート電極に相補の入力信号の他方(D5B)が供給される。さらに、差動出力回路60においては、入力トランジスタT61,T62のゲート電極に相補の入力信号の一方(D6)が供給され、入力トランジスタT63,T64のゲート電極に相補の入力信号の他方(D6B)が供給される。
これにより、差動出力回路40においては、入力トランジスタT41,T42がオンした場合、出力ノードaから出力ノードbに向かって電流Iが流れることから、出力信号はOut4がハイレベル、Out4Bがローレベルとなる。逆に、入力トランジスタT43,T44がオンした場合、出力ノードbから出力ノードaに向かって電流Iが流れることから、出力信号はOut4がローレベル、Out4Bがハイレベルとなる。他の差動出力回路50,60の動作も同様である。


本実施形態においても、一つの定電流源4が3つの差動出力回路40,50,60に対して共用されている。つまり、差動出力回路40の動作に用いられた電流Iは差動出力回路50の動作に再利用され、さらに、差動出力回路50の動作に用いられた電流Iは差動出力回路60の動作に再利用される。
その結果、図7(b)に示すように、差動出力回路40,50,60の出力であるOut4/Out4B,Out5/Out5B,Out6/Out6Bは、それぞれ図1(b)に示した出力信号Out1/Out1B,Out2/Out2B,Out3/Out3Bと同じ波形となる。
このように、本実施形態による信号伝送回路においても、第1の実施形態による信号伝送回路と同じ効果を得ることが可能となる。さらに、本実施形態によれば、それぞれの差動出力回路40,50,60に含まれる出力抵抗が1個であることから、抵抗素子の数を削減することが可能となる。しかも、出力信号の論理レベルにかかわらず、電流Iは同一の出力抵抗を流れることから、ハイレベル出力時の波形と、ローレベル出力時の波形との対称性を高く保つことが可能となる。
図8は、本実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの一例を示す回路図である。
図8に示す信号伝送システムは、3対の信号配線L4/L4B,L5/L5B,L6/L6Bと、これら信号配線にそれぞれ差動信号を供給する出力回路300と、これら信号配線を介して差動信号を受ける入力回路200によって構成されている。このうち、出力回路300は半導体チップCHIP−Dに設けられており、入力回路200は別の半導体チップCHIP−Bに設けられている。したがって、信号配線L4/L4B,L5/L5B,L6/L6Bは、半導体チップCHIP−Dと半導体チップCHIP−Bとを接続する外部配線である。半導体チップCHIP−Dに設けられた出力回路300は、図7に示した信号伝送回路と同じ回路構成を有している。また、半導体チップCHIP−Bに設けられた入力回路200は、図2に示した入力回路200と同じ回路構成を有している。
かかる構成により、図2に示した信号伝送システムと同じ効果を得ることが可能となる。
図9は、本実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの他の例を示す回路図である。
図9に示す信号伝送システムは、出力抵抗R40,R50,R60を出力回路300から入力回路200に移動させた点において、図8に示した信号伝送システムと相違している。その他の点については図8に示した信号伝送システムと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
このような構成によれば、出力抵抗R40,R50,R60が終端抵抗としても機能する。このため、素子数を増やすことなく、信号品質を高めることが可能となる。尚、本例ではこれら出力抵抗R40,R50,R60を半導体チップCHIP−Bの内部に設けているが、これらを半導体チップCHIP−Bの外部に設けても構わない。
尚、図示しないが、本実施形態による信号伝送回路においても、図6に示したような双方向型の信号伝送システムを構成することも可能である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図10は本発明の好ましい第3の実施形態による信号伝送回路の回路図である。
本実施形態は、出力信号のビット数が多い場合に好適な実施形態である。図10に示すように、本実施形態による信号伝送回路は直列回路401〜40nを備えており、異なる直列回路に含まれる差動出力回路の接続点が短絡されている。本例では、直列回路401〜40nのそれぞれが図1(a)に示した信号伝送回路と同じ回路構成を有している。したがって、図10に示す差動出力回路S11〜S13は、図1(a)に示す差動出力回路10,20,30に対応している。これにより、3×nビットの信号を出力することができる。
既に説明したとおり、本発明のように複数の差動出力回路を直列に接続すると、出力信号のセンターレベルが変動することから、出力信号のビット数が多い場合、一つの直列回路に全ビット分の差動出力回路をまとめることは困難である。このような場合には、本実施形態のように、所定ビット(図10に示す例では3ビット)分の差動出力回路によって一つの直列回路を構成し、これを複数個並列に用いればよい。
また、図10に示すように、本実施形態による信号伝送回路は、差動出力回路S11〜Sn3の接続点P11〜Pn2の電位を安定化させる安定化回路500をさらに備えている。安定化回路500は、直列回路401〜40nの導通パスと実質的に同じ回路構成を有するレプリカ回路510と、レプリカ回路510の出力をバッファリングするバッファ回路521,522と、バッファ回路521,522の出力を安定化させるキャパシタ531,532によって構成されている。
レプリカ回路510は、ダミー抵抗R511〜R513と、ダミートランジスタT511〜T514によって構成されている。ダミー抵抗R511及びダミートランジスタT511は、差動出力回路S11,S21・・・Sn1に含まれる出力抵抗及び入力トランジスタに対応している。同様に、ダミー抵抗R512及びダミートランジスタT512は、差動出力回路S12,S22・・・Sn2に含まれる出力抵抗及び入力トランジスタに対応し、ダミー抵抗R513及びダミートランジスタT513は、差動出力回路S13,S23・・・Sn3に含まれる出力抵抗及び入力トランジスタに対応している。ダミートランジスタT511〜T513のゲート電極にはいずれも電源電位Vtermが供給されており、これによりオンしている入力トランジスタと等価となる。
また、ダミートランジスタT514は、直列回路401〜40nにそれぞれ含まれる定電流源4に対応している。ダミートランジスタT514のゲート電極にはバイアス電圧Biasが供給されており、これにより定電流源4と等価となる。
このような回路構成により、レプリカ回路510の出力ノードP1のレベルは、差動出力回路S11,S21・・・Sn1と差動出力回路S12,S22・・・Sn2の接続点P11,P21・・・Pn1のレベルと一致する。また、レプリカ回路510の出力ノードP2のレベルは、差動出力回路S12,S22・・・Sn2と差動出力回路S13,S23・・・Sn3の接続点P12,P22・・・Pn2のレベルと一致する。
但し、出力ノードP1(P2)と接続点P11,P21・・・Pn1(P12,P22・・・Pn2)をそのまま接続しても、レプリカ回路510の駆動能力ではこれら接続点のレベルを十分に安定化させることができない場合がある。このため、本実施形態では、レプリカ回路510の出力をバッファリングするバッファ回路521,522と、バッファ回路521,522の出力を安定化させるキャパシタ531,532を用い、バッファ回路521の出力を接続点P11,P21・・・Pn1に供給し、バッファ回路522の出力を接続点P12,P22・・・Pn2に供給している。
バッファ回路521,522は、ボルテージフォロア形式に接続されたオペアンプからなる。また、キャパシタ531,532は、電位を安定化させるのに十分なキャパシタンスを有している。これにより、レプリカ回路510によって生成された電位は、大きな駆動能力を持って接続点P11,P21・・・Pn1及び接続点P12,P22・・・Pn2に供給されることになり、これら接続点のレベルを十分に安定化させることが可能となる。
このように、本実施形態による信号伝送回路は、出力信号のビット数が多いケースにおいて好適であるともに、差動出力回路間の接続点の電位が安定化されていることから、ばらつきの少ない高品質な相補信号を生成することが可能となる。
図11は、本実施形態による信号伝送回路の変形例を示す回路図である。
図11に示す例では、半導体チップCHIP−Eの外部にキャパシタ541,542が追加されている。その他の点は、図10に示した信号伝送回路と同一である。キャパシタ541,542は、半導体チップCHIP−Eの外部に設けられていることから、より大きなキャパシタンスを得ることができる。このため、接続点P11,P21・・・Pn1のレベル、並びに、接続点P12,P22・・・Pn2のレベルをよりいっそう安定化させることが可能となる。
尚、図10及び図11では、直列回路401〜40nのそれぞれが図1(a)に示した信号伝送回路と同じ回路構成を有している場合を例に示したが、直列回路401〜40nのそれぞれが図7(a)に示した信号伝送回路と同じ回路構成を有していても構わない。また、本実施形態では、複数の直列回路401〜40nを並列に用いているが、この点は必須でなく、したがって、1つの直列回路に対して1つの安定化回路500を割り当てても構わない。
さらに、本発明において安定化回路500を用いることは必須でなく、これを省略しても構わない。この場合であっても、対応する接続点P11,P21・・・Pn1などが短絡されていることから、直列回路401〜40n内の信号レベルを相互に安定化させることが可能となる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態は、本発明を差動入力回路に適用した実施形態である。差動入力回路及び差動出力回路とも、相補形式の入力信号を受けて相補形式の出力信号を出力する点においては同じであるため、両者の差は便宜上のものであるとも言える。しかしながら、通常、差動出力回路は大振幅の内部信号を小振幅の外部信号に変換するタイプの差動回路を指すのに対し、差動入力回路は小振幅の外部信号を大振幅の内部信号に変換するタイプの差動回路を指す。これまで説明した第1〜第3の実施形態は、いずれも大振幅の相補信号を小振幅の相補信号に変換するタイプの差動回路であり、このため「差動出力回路」と称してきた。これに対し、本実施形態による信号伝送回路は、小振幅の相補信号を大振幅の相補信号に変換するタイプの差動回路であり、このため、以下の説明においては、信号伝送回路に含まれる差動回路を「差動入力回路」と称する。
図12(a)は本発明の好ましい第4の実施形態による信号伝送回路の回路図であり、図12(b)は入力信号の波形図、図12(c)は出力信号の波形図である。
図12(a)に示すように、本実施形態による信号伝送回路は、電源電位Vtermが供給される電源配線とグランド電位GNDが供給される電源配線との間に直列接続された差動入力回路70,80と、これら差動入力回路70,80間に接続されたセンタートランジスタT90によって構成される。差動入力回路70と差動入力回路80は、互いに異なる回路構成を有している。また、センタートランジスタT90はNチャンネル型MOSトランジスタであり、そのゲート電極には電源電位Vtermが供給されている。
具体的に説明すると、差動入力回路70は、電源電位VtermとセンタートランジスタT90との間に直列接続された出力抵抗R71及び入力トランジスタT71と、出力抵抗R72及び入力トランジスタT72によって構成されている。入力トランジスタT71のゲート電極には相補の入力信号の一方(D7)が供給され、入力トランジスタT72のゲート電極には相補の入力信号の他方(D7B)が供給される。相補の出力信号の一方(Out7)は入力トランジスタT71と出力抵抗R71の接続点から出力され、他方(Out7B)は入力トランジスタT72と出力抵抗R72の接続点から出力される。差動入力回路70に含まれる入力トランジスタT71,T72は、いずれもNチャンネル型MOSトランジスタである。
一方、差動入力回路80は、センタートランジスタT90とグランド電位GNDとの間に直列接続された入力トランジスタT81及び出力抵抗R81と、入力トランジスタT82及び出力抵抗R82によって構成されている。入力トランジスタT81のゲート電極には相補の入力信号の一方(D8)が供給され、入力トランジスタT82のゲート電極には相補の入力信号の他方(D8B)が供給される。相補の出力信号の一方(Out8)は入力トランジスタT81と出力抵抗R81の接続点から出力され、他方(Out8B)は入力トランジスタT82と出力抵抗R82の接続点から出力される。差動入力回路80に含まれる入力トランジスタT81,T82は、いずれもPチャンネル型MOSトランジスタである。
図12(b)に示すように、相補の入力信号D7/D7Bは電源電位Vterm近傍でスイングする小振幅の信号である。一方、相補の入力信号D8/D8Bはグランド電位GND近傍でスイングする小振幅の信号である。これら入力信号D7/D7B,D8/D8Bとしては、半導体チップの外部より供給される外部信号であることが好ましい。
このような入力信号が供給されると、図12(c)に示すように、相補の出力信号Out7/Out7Bは電源電位Vterm近傍でスイングする大振幅の信号となり、相補の出力信号Out8/Out8Bはグランド電位GND近傍でスイングする大振幅の信号となる。これら出力信号Out7/Out7B,Out8/Out8Bとしては、半導体チップの内部へ供給される内部信号であることが好ましい。
このように、本実施形態による信号伝送回路は、Nチャンネル型MOSトランジスタを用いた差動入力回路70と、Pチャンネル型MOSトランジスタを用いた差動入力回路80を直列接続していることから、小振幅の入力信号を大振幅の出力信号に変換することが可能となる。このため、差動伝送方式の入力レシーバとして用いることが好適である。また、差動入力回路70と差動入力回路80との間にセンタートランジスタT90が接続されていることから、差動入力回路70,80間におけるノイズの影響を低減することも可能となる。
図13は、本実施形態による信号伝送回路の変形例を示す回路図である。
図13に示す回路は、図12に示した信号伝送回路からセンタートランジスタT90を削除した構成を有している。センタートランジスタT90を削除したとしても、出力信号のレベルは出力抵抗の抵抗値と、出力抵抗に流れる電流量によって決まることから、図12に示した回路とほぼ同じ出力特性を得ることが可能となる。このような回路構成によれば、素子数を削減することができるとともに、センターレベルに対する入力信号D7/D7B,D8/D8Bの電位差が大きくなることから、入力トランジスタT71,T72,T81,T82の駆動能力を高めることが可能となる。
図14は、本実施形態による信号伝送回路の他の変形例を示す回路図である。
図14に示す回路は、センタートランジスタT90を定電流源として用いている。つまり、バイアス生成回路90が追加されており、その出力であるバイアス電圧Bias2がセンタートランジスタT90のゲート電極に供給されている。
バイアス生成回路90は、バイアス電圧Bias1が供給されるトランジスタT91と、カレントミラー回路を構成するトランジスタT92,T93と、センタートランジスタT90とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタT94と、調整用トランジスタT95と、抵抗R90によって構成されている。図14に示すように、トランジスタT91,T92は、グランド電位GNDと電源電位Vtermとの間にこの順に直列接続されており、トランジスタT93〜T95及び抵抗R90は、電源電位Vtermとグランド電位GNDとの間にこの順に直列接続されている。トランジスタT91,T94はNチャンネル型MOSトランジスタであり、トランジスタT92,T93,T95はPチャンネル型MOSトランジスタである。
調整用トランジスタT95のゲート電極には、調整信号Lowが供給される。調整信号Lowは、入力信号D8/D8Bのローレベル側の電位と等しく、図示しない内部回路によって調整可能である。かかる構成により、センタートランジスタT90に流れる電流は定電流となり、出力信号Out7/Out7Bの電位差や、出力信号Out8/Out8Bの電位差がほぼ一定となる。このため、より高い信号品質を得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、第1〜第3の実施形態では3つの差動回路(差動出力回路)を直列接続し、第4の実施形態では2つの差動回路(差動入力回路)を直列接続しているが、直列に接続可能な差動回路の数がこれらに限定されるものではない。したがって、4つ以上の差動回路を直列に接続しても構わない。
また、差動回路に含まれる抵抗は、トランジスタなどの他の素子又は回路を用いて構成しても構わない。一例として、一端が電源電位Vtermに接続される抵抗については、図15(a)に示すように、ゲート電極が接地されたPチャンネル型MOSトランジスタを用いても構わない。或いは、図15(b)に示すように、ダイオード接続されたPチャンネル型MOSトランジスタと、ゲート電極にバイアス電圧Bias3が供給されるPチャンネル型MOSトランジスタとの並列回路を用いても構わない。
同様に、一端がグランド電位GNDに接続される抵抗については、図15(c)に示すように、ゲート電極が電源電位Vtermに接続されたNチャンネル型MOSトランジスタを用いても構わない。或いは、図15(d)に示すように、ダイオード接続されたNチャンネル型MOSトランジスタと、ゲート電極にバイアス電圧Bias4が供給されるNチャンネル型MOSトランジスタとの並列回路を用いても構わない。
さらに、差動回路に含まれるトランジスタについても、上記実施形態のようにMOSトランジスタに限られるものではなく、スイッチング可能な他の素子又は回路を用いても構わない。
(a)は本発明の好ましい第1の実施形態による信号伝送回路の回路図であり、(b)はその出力波形図である。 第1の実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの一例を示す回路図である。 (a)は差動入力回路210の回路図であり、(b)はその動作波形図である。 第1の実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの他の例を示す回路図である。 第1の実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムのさらに他の例を示す回路図である。 第1の実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムのさらに他の例を示す回路図である。 (a)は本発明の好ましい第2の実施形態による信号伝送回路の回路図であり、(b)はその出力波形図である。 第2の実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの一例を示す回路図である。 第2の実施形態による信号伝送回路を用いた信号伝送システムの他の例を示す回路図である。 本発明の好ましい第3の実施形態による信号伝送回路の回路図である。 第3の実施形態による信号伝送回路の変形例を示す回路図である。 (a)は本発明の好ましい第4の実施形態による信号伝送回路の回路図であり、(b)は入力信号の波形図、(c)は出力信号の波形図である。 第4の実施形態による信号伝送回路の変形例を示す回路図である。 第4の実施形態による信号伝送回路の他の変形例を示す回路図である。 差動回路に含まれる抵抗の変形例であり、(a),(b)は一端が電源電位Vtermに接続される抵抗の変形例であり、(c),(d)は一端がグランド電位GNDに接続される抵抗の変形例である。 (a)は差動出力回路を用いた一般的な信号伝送回路の回路図であり、(b)はその出力波形図である。
符号の説明
4 定電流源
10,20,30,40,50,60 差動出力回路
70,80 差動入力回路
90 バイアス生成回路
100 出力回路
200,300 入力回路
210,220,230 差動入力回路
211 差動センスアンプ
212 ラッチ回路
401〜40n 直列回路
500 安定化回路
510 レプリカ回路
521,522 バッファ回路
531,532,541,542,C2,C3 キャパシタ
CHIP−A〜CHIP−E 半導体チップ
R11〜R82 出力抵抗
R511〜R513 ダミー抵抗
RT1〜RT32 終端抵抗
S11〜Sn3 差動出力回路
T11〜T82 入力トランジスタ
T511〜T514 ダミートランジスタ
T90 センタートランジスタ
T91〜T95 トランジスタ

Claims (20)

  1. 第1及び第2の電源配線と、前記第1及び第2の電源配線間に直列接続された複数の差動回路と、前記複数の差動回路の接続点の電位を安定化させる安定化回路を備え、
    前記安定化回路は、前記複数の差動回路の導通パスと実質的に同じ回路構成を有するレプリカ回路を含み、前記レプリカ回路によって生成された電位が前記接続点に供給されることを特徴とする信号伝送回路。
  2. 前記安定化回路は、前記レプリカ回路の出力をバッファリングするバッファ回路と、前記バッファ回路の出力を安定化させるキャパシタとをさらに含み、前記バッファ回路の出力が前記接続点に供給されることを特徴とする請求項1に記載の信号伝送回路。
  3. 第1及び第2の電源配線と、前記第1及び第2の電源配線間に直列接続された複数の差動回路とを備える信号伝送回路であって、
    前記複数の差動回路からなる直列回路を複数備え、異なる直列回路に含まれる前記複数の差動回路の接続点が短絡されていることを特徴とする信号伝送回路。
  4. 前記複数の差動回路は互いに同じ回路構成を有しており、前記複数の差動回路からなる直列回路と前記第1の電源配線との間に接続された定電流源をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の信号伝送回路。
  5. 前記複数の差動回路は互いに回路構成の異なる第1及び第2の差動回路を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の信号伝送回路。
  6. 前記第1の差動回路はNチャンネル型MOSトランジスタによって構成され、前記第2の差動回路はPチャンネル型MOSトランジスタによって構成されていることを特徴とする請求項5に記載の信号伝送回路。
  7. 前記第1の差動回路と前記第2の差動回路との間に接続された定電流源をさらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の信号伝送回路。
  8. 複数対の信号配線と、前記複数対の信号配線にそれぞれ差動信号を供給する出力回路と、前記複数対の信号配線を介して前記差動信号を受ける入力回路とを備える信号伝送システムであって、
    前記出力回路は、第1及び第2の電源配線と、前記第1及び第2の電源配線間に直列接続された複数の差動出力回路とを含み、
    前記入力回路は、前記複数の差動出力回路にそれぞれ対応する複数の差動入力回路を含み、
    前記出力回路は第1の半導体チップに設けられており、前記入力回路は前記第1の半導体チップとは異なる第2の半導体チップに設けられており、
    前記差動出力回路は、前記信号配線対を構成する第1及び第2の信号配線にそれぞれ接続された第1及び第2の出力ノードと、前記第1の電源配線側に接続された第1の電源ノードと、前記第2の電源配線側に接続された第2の電源ノードと、前記第1の出力ノードと前記第1の電源ノードとの間に接続された第1のスイッチと、前記第2の出力ノードと前記第2の電源ノードとの間に接続された第2のスイッチと、前記第2の出力ノードと前記第1の電源ノードとの間に接続された第3のスイッチと、前記第1の出力ノードと前記第2の電源ノードとの間に接続された第4のスイッチとを有しており、
    前記第1の出力ノードと前記第2の出力ノードとの間には、出力抵抗が接続されていることを特徴とする信号伝送システム。
  9. 前記出力抵抗は、前記第2の半導体チップに設けられていることを特徴とする請求項8に記載の信号伝送システム。
  10. 複数対の信号配線と、前記複数対の信号配線にそれぞれ差動信号を供給する出力回路と、前記複数対の信号配線を介して前記差動信号を受ける入力回路とを備える信号伝送システムであって、
    前記出力回路は、第1及び第2の電源配線と、前記第1及び第2の電源配線間に直列接続された複数の差動出力回路とを含み、
    前記入力回路は、前記複数の差動出力回路にそれぞれ対応する複数の差動入力回路を含んでおり、
    前記出力回路は、第1の半導体チップに設けられ、前記複数対の信号配線にそれぞれ差動信号を供給する第1の出力回路と、前記第1の半導体チップとは異なる第2の半導体チップに設けられ、前記複数対の信号配線にそれぞれ差動信号を供給する第2の出力回路とを含み、
    前記入力回路は、前記第1の半導体チップに設けられ、前記複数対の信号配線を介して前記第2の出力回路より供給される前記差動信号を受ける第1の入力回路と、前記第2の半導体チップに設けられ、前記複数対の信号配線を介して前記第1の出力回路より供給される前記差動信号を受ける第2の入力回路とを含んでいることを特徴とする信号伝送システム。
  11. 前記第1の出力回路に含まれる前記複数の差動出力回路の接続点と、前記第2の出力回路に含まれる前記複数の差動出力回路の接続点とを短絡させる短絡配線をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の信号伝送システム。
  12. 前記短絡配線に接続されたキャパシタをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の信号伝送システム。
  13. 前記複数の差動回路は互いに同じ回路構成を有しており、前記複数の差動回路からなる直列回路と前記第1の電源配線との間に接続された定電流源をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の信号伝送回路。
  14. 前記複数の差動回路は互いに回路構成の異なる第1及び第2の差動回路を含んでいることを特徴とする請求項3に記載の信号伝送回路。
  15. 前記第1の差動回路はNチャンネル型MOSトランジスタによって構成され、前記第2の差動回路はPチャンネル型MOSトランジスタによって構成されていることを特徴とする請求項14に記載の信号伝送回路。
  16. 前記第1の差動回路と前記第2の差動回路との間に接続された定電流源をさらに備えることを特徴とする請求項14又は15に記載の信号伝送回路。
  17. 前記複数の差動回路は互いに同じ回路構成を有しており、前記複数の差動回路からなる直列回路と前記第1の電源配線との間に接続された定電流源をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の信号伝送回路。
  18. 前記複数の差動回路は互いに回路構成の異なる第1及び第2の差動回路を含んでいることを特徴とする請求項8に記載の信号伝送回路。
  19. 前記第1の差動回路はNチャンネル型MOSトランジスタによって構成され、前記第2の差動回路はPチャンネル型MOSトランジスタによって構成されていることを特徴とする請求項18に記載の信号伝送回路。
  20. 前記第1の差動回路と前記第2の差動回路との間に接続された定電流源をさらに備えることを特徴とする請求項18又は19に記載の信号伝送回路。
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