JP5392524B2 - シャッタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッタカーテンを開閉可能に維持するガイドレール部を有するフレームを備えるシャッタ装置に関する。
シャッタ装置としては、複数のスラットで形成されたシャッタカーテンと、シャッタカーテンを構成するスラットに連結された線状体と、線状体の巻き取りによりシャッタカーテンを巻き取る巻取体と、巻取体を巻き取り方向及び巻き戻し方向に回転させる駆動部とを備えているものが知られている(特許文献1)。
特開2005−83163号公報
ところで、上記シャッタ装置のフレームでは、室外側の壁は1枚である。よって、フレームのうち室外側の壁部分の剛性を、フレームのうち室内側の壁部分の剛性よりも積極的に高めるように、剛性差を発生させる構造は、採用されていない。侵入者による侵入行為として、侵入者が長いバール等の侵入具をフレームのうち室内側の壁部分に挿入し、フレームをめくれ変形させようとする行為がある。このような場合、侵入者からの侵入行為によりフレームの一部がめくれると、侵入者による攻撃を直接受けてしまうおそれがある。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、侵入者が侵入具をフレームのうち室内側の壁部分に挿入し、フレームをめくれ変形させようとするときにおいて、閉鎖状態のシャッタカーテンに対する保護性を高めることができ、侵入者に対する防犯性を更に高めたシャッタ装置を提供することを課題とする。
(1)様相1に係るシャッタ装置は、ガイドレール部をもつフレームと、ガイドレール部に沿って開閉可能となるようにフレームに設けられたシャッタカーテンと、シャッタカーテンを開閉させる駆動部とを具備するシャッタ装置において、
シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、
フレームは、
フレームのうち室外側の壁部分の剛性が、フレームのうち室内側の壁部分の剛性よりも相対的に高くなるように、フレームを構成する壁部分において剛性差を形成する剛性差発生構造を備えていることを特徴とする。
本様相によれば、フレームのうち室外側の壁部分の剛性は、フレームのうち室内側の壁部分の剛性よりも相対的に高くなる設定されている。このように剛性差を形成する剛性差発生構造がフレームに設定されている。このため侵入者が侵入具をフレームのうち室内側の壁部分に挿入し、フレームをめくれ変形させようとするとき、フレームのうち室外側の壁部分のめくり変形が抑制される。この場合、侵入者の侵入具による侵入行為が抑制され、防犯性が高まる。
本明細書によれば、フレームのうち室外側の壁部分とは、フレームのうちシャッタカーテンよりも室外側の壁部分を意味する。フレームのうち室内側の壁部分とは、フレームのうちシャッタカーテンよりも室内側の壁部分を意味する。
(2)様相2に係るシャッタ装置によれば、上記した様相において、シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、剛性差発生構造は、フレームのうち室外側の壁部分を中空箱とする中空箱強化構造を備えており、
中空箱強化構造は、フレームのうち室外側の壁部分の剛性を、フレームのうち室内側の壁部分の剛性よりも相対的に高く設定していることを特徴とする。
本様相によれば、フレームのうち室外側の壁部分を中空箱とする中空箱強化構造が採用されている。このため、フレームのうち室外側の壁部分の剛性が相対的に高まる。このように大きな剛性差を増加させる剛性差発生構造がフレームに設けられているため、侵入者が侵入具により、フレームのうち室外側の壁部分を室外側にめくろうとするとき、フレームのうち室外側の壁部分のめくり変形が抑制される。この場合、侵入者の侵入具による侵入行為が抑制され、防犯性が高まる。この場合は、次の(i)〜(iii)の特徴を備えることができる。
(i)シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、フレームのガイドレール部は、シャッタカーテンの端側が挿入されて案内される案内空間を区画すると共にシャッタカーテンの厚み方向に沿って延設された延設壁をもつ形状とされている。
(ii)シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、中空箱強化構造は、断面四角箱形状とされており、シャッタカーテンの表面に沿った方向に延設されると共に互いに対向する第1壁および第2壁と、シャッタカーテンの厚み方向に沿って延設されると共に互いに対向する第3壁および第4壁とを備えている。
(iii)第4壁は、シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、第3壁および延設壁よりもシャッタカーテンの中心から遠ざかるように形成されている。
ここで、シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、中空箱強化構造の第4壁は、ガイドレール部の延設壁と、フレームのうちシャッタカーテンから遠ざかる側の外壁との間に配置されている形態が例示される。この場合、中空箱強化構造の強化、ひいてはフレームのうち室外側の壁部分の剛性を高めるのに有利である。
(3)様相3に係るシャッタ装置によれば、上記した様相において、剛性差発生構造は、シャッタカーテンが閉鎖している状態において、室外側から侵入者がフレーム内に侵入させた侵入具をフレームの一部に当接させた当接部分を梃子支点とし、侵入具の梃子作用によりフレームを変形させるとき、フレームのうち当該当接部分の変形を局部的に促進させて侵入具の梃子作用を抑える局部変形促進部を備えている。
本様相によれば、室外側から侵入者がフレーム内に侵入させた侵入具をフレームの一部に当接させた当接部分を梃子支点とし、侵入具の梃子作用によりフレームを変形させようとするとき、局部変形促進部は、フレームのうち当該当接部分の変形を優先的に促進させ、侵入具による梃子作用を抑える。このためフレームの室外側を変形させることが抑制され、防犯性が高まる。
本様相によれば、局部変形促進部は、フレームのうち当該当接部分の厚みをフレームの室壁側の厚みよりも薄くする構造、当該当接部分にノッチを有する構造、当該当接部分が曲成される構造のうちの少なくとも一つである形態が例示される。この場合、フレームのうち当該当接部分の変形が優先的に促進される。このため、侵入具による梃子作用が抑えられ、防犯性が高まる。
(4)様相4に係るシャッタ装置によれば、上記した様相において、フレームは、閉鎖しているシャッタカーテンが侵入行為により異常変形されるとき、シャッタカーテンの一部と係合してシャッタカーテンの過剰の異常変形を抑制する凸または凹状の係合部を備えていることを特徴とする。
本様相によれば、シャッタカーテンが閉鎖している状態において、シャッタカーテンが侵入者の侵入行為により異常変形されるようとするとき、フレームの係合部は、異常変形するシャッタカーテンの一部と引っかかり、係合する。この結果、シャッタカーテンの過剰の異常変形が抑制され、防犯性が更に高まる。
(5)様相5に係るシャッタ装置によれば、上記した様相において、(i)シャッタカーテンは、フレームに開閉可能に設けられたシャッタカーテン本体と、シャッタカーテン本体の開閉方向に対して交差する方向の端部に連結されシャッタカーテン本体の開閉方向に沿って延設された可撓性をもつ線状体とで形成されており、
(ii)駆動部は、シャッタカーテンをロール状に巻き取り可能な巻取体と、巻取体を巻き取り方向および巻き外し方向に回転させる駆動源とを備えていることを特徴とする。
本様相によれば、シャッタカーテンの線状体は、線状体の延びる方向と交差する方向に沿ってシャッタカーテンの中央側に向けて突出する突出部を備えていることができる。この場合には、シャッタカーテンが線状体と共に巻取体にロール状に巻き取られるとき、突出部は線状体を載せる。このためシャッタカーテンのうち線状体側における巻径の変動を抑えることができる。
本発明によれば、侵入者が侵入具を利用した侵入行為により、フレームのうち室外側の壁部分をめくり変形させようとするとき、当該めくり変形が抑制される。従って、閉鎖状態のシャッタカーテンに対する保護性を高めることができる。故に、侵入者に対する防犯性を更に高めることができる。
発明を実施するための最良の形態について各実施例に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図7を参照して具体的に説明する。各図は概念を示す模式図である。本実施例に係るシャッタ装置10は、図1に示すように、横長な複数のスラット18で形成されたシャッタカーテン本体13aをもつシャッタカーテン13と、シャッタカーテン13を巻き取るための巻取体12と、巻取体12を巻き取り方向及び巻き戻し方向に回転させる駆動源としてのモータ11とを備えている。モータ11および巻取体12は、シャッタカーテン13を巻き取る駆動部を構成する。
図1に示されるように、このモータ11は、横軸形の巻取体12をこれの軸芯PM回りで周方向に回転駆動するようになっている。モータ11は、シャッタカーテン13を巻き取り方向及び巻き戻し方向にそれぞれ回転可能とされている。従って、モータ11により回転される巻取体12は、シャッタカーテン13を巻き取り方向及び巻き戻し方向に回転可能となっている。即ち、モータ11の一方向の回転により、シャッタカーテン13が線状体20と共に巻取体12に巻き取られる。モータ11の他方向への回転により、シャッタカーテン13が線状体20と共に巻取体12から巻き戻されて繰り出される。
シャッタカーテン13のうち開閉方向(矢印Y1,Y2方向)と直交する方向(矢印L方向)における左右両側端部は、夫々、上下方向にのびるフレーム15に沿って上下方向にガイドされるようになっている。巻取体12はシャッタ装置10の上部の格納ボックス16内に設置されている。図1に示すように、シャッタカーテン13のうち、これの開閉方向の先端(下端)を構成する着座部材17が設けられている。シャッタカーテン13は、着座部材17より上側の部分を構成する複数のスラット18で形成されたシャッタカーテン本体13aと、各スラット18に連結された上下方向に沿って延設された可撓性をもつ線状体20と、シャッタカーテン13の下端部に設けられた着座部材17とを備えている。
各スラット18は矢印L方向(シャッタカーテン13の開閉方向と直交すると共にスラット18の長さに沿った方向)に沿って横長に延設されており、上下方向(シャッタカーテン13の開閉方向)に沿って複数個並設されている。スラット18は、スラット18をシャッタカーテン13として使用するシャッタ使用形態と、スラット18をブラインドとして使用するブラインド使用形態とに切替可能とされている。
図2(A)は、シャッタカーテン13が閉じている状態の一部を示す。図2(A)に示すように、スラット18は、アルミニウム合金または鋼等の金属または硬質樹脂で形成されたスラット本体180と、スラット本体180の長手方向(矢印L方向)の端部181に図略の取付具により取り付けられた樹脂を基材とするキャップ184と、キャップ184と線状体20とを連結することによりシャッタカーテン13と線状体20とを連結する連結軸部19とを備えている。
図4に示すように、連結軸部19は樹脂製のキャップ184に設けられており、キャップ184と線状体20とを連結し、ひいてはスラット18と線状体20とを連結する。連結軸部19は、スラット本体180に連結された金属を基材とする内軸191と、内軸191の外周部191cを覆うように内軸191に被着された筒形状をなす樹脂を基材とする外軸195とを備えている。内軸191は断面で円形状をなしており、インサート成形によりキャップ184に埋設されている。即ち、内軸191が配置されている成形型のキャビティに流動性をもつ樹脂材料を装填固化させることにより、キャップ184は外軸195と共に一体的に成形されている。内軸191は凹または凸の係合部(例えばローレット等)を有するため、内軸191は外軸195に強固に一体的に連結されている。ここで、金属を基材とする内軸191は連結軸部19の芯材として機能するため、連結軸部19の必要強度が確保される。外軸195は樹脂製であるため、相手部材に対してメタルタッチを抑えて異音の発生を抑制すると共に、ガイドレール部154等の相手材の損傷を抑制する機能をもつ。
図4に示すように、金属を基材とする内軸191の長さ方向の基端部191aは、スラット本体180の長手方向の端部181に形成されている取付孔182に一体的に埋設されている。埋設深さは寸法h(図4参照)で示される。
図2(B)は、シャッタカーテン13の一部を構成する線状体20の側面を示す。図2(B)に示すように、線状体20は、金属を基材とする第1リンク21と金属を基材とする第2リンク28とを、連結具29により直列に揺動可能に接続してチェーン状に形成されている。このような線状体20は屈曲に伴う可撓性を有する。
図2(A)に示すように、シャッタカーテン13の一部を構成する線状体20の下端部20dと着座部材17は、連結部材5で一体的に連結されている。線状体20の第1リンク21は、第1突出部26を備えている。線状体の第2リンク28は第2突出部27を備えている。図2(A)に示すように、第1突出部26および第2突出部27は舌片状をなしており、線状体20の延びる方向(矢印Y1,Y2方向)に対して交差する方向(矢印L方向)に沿って、シャッタカーテン13の中央13c側に向けて突出する。即ち、第1突出部26および第2突出部27は、スラット18の長さ方向において突出する。
更に説明を加える。図5は、図3と共に、シャッタカーテン13の開閉方向(矢印Y1,Y2方向)と直交する方向(矢印L方向)に沿った断面を示す。図5において、材料比を低減させつつ強度を大きくできるように設定されており、フレーム15は、室外M2に直接的に対面する室外対面壁151と、室外対面壁151よりも室内M1側に位置する室内対面壁153と、室外対面壁151と室内対面壁153とを繋ぐようにシャッタカーテン13から矢印L1方向において遠ざかる外壁152(フレーム15の最外面を構成する)と、シャッタカーテン13の厚み方向(矢印T方向)において室内対面壁153と室外対面壁151との間に配置されたガイドレール部154とをもつ。
図5に示すように、ガイドレール部154は、アルミニウム金属、炭素鋼、ステンレス鋼等の金属を押出成形または引抜成形することにより形成されるものであり、フレーム15の内部に位置しており、断面コの字形状をもつ角筒形状に形成されており、シャッタ開閉方向に沿って延設されている。図5に示すように、ガイドレール部154は、室外と室内とを繋ぐ方向において、後述する中空箱強化構造164と延設壁153eとの間に配置されている。ガイドレール部154は、延設壁153eに対して交差部153fで連設されている。ガイドレール部154は、シャッタカーテン13の端側の線状体20等が挿入されてシャッタ開閉方向に沿って案内される案内空間155と、シャッタカーテン13の厚み方向(矢印T方向、室内M1と室外M2とを繋ぐ方向)に沿って延設され且つ案内空間155に対面する延設壁157と、延設壁157から室外M2側に指向する第1リブ160(室内M1側の壁)と、第2壁172から室内M1側に指向するように突出された第2リブ161とをもつ。第1リブ160および第2リブ161は互いに対向して配置されている。第1リブ160は、L字形状に突出されており、侵入具190によるこじ開け力により矢印S1方向(座屈方向)に曲成され易くされている。
図5に示すように、第1リブ160および第2リブ161は、シャッタ開閉方向に沿って連続的に延設されており、スラット18の厚み方向(矢印T方向)に沿って突出しており、且つ、シャッタカーテン13の端部の線状体20等を案内空間155に挿入するための挿入空間156を介して、互いに対向する。図5,図6に示すように、第1リブ160の先端には、凸状の係合部162が形成されている。係合部162は、第1リブ160の先端からシャッタカーテン13から遠ざかる方向(矢印L1方向)において、即ち、フレーム15の外壁152に向けて突出する。係合部162は、シャッタ開閉方向に沿って連続的に延設されている。
更に説明を加える。シャッタカーテン13の開閉方向と直交する方向に沿った断面(図5)において、フレーム15は剛性差発生構造を備えている。剛性差発生構造は、フレーム15のうち室外M2側の壁部分の剛性と、フレーム15のうち室内M1側の壁部分の剛性との間において差(剛性差)を発生させるものであり、フレーム15のうち室外M2側の壁部分を、室内M1側よりも、中空箱として強化させる中空箱強化構造164を備えている。フレーム15を構成する各壁の厚みは、基本的には、ほぼ均一とされている。
図5に示すように、中空箱強化構造164は、中空室163をもつ断面長方形(断面矩形状)の箱とされており、シャッタ開閉方向(高さ方向)に沿って連続的に延設されている。中空箱強化構造164は、室外側の第1壁171および第2壁172(矢印L方向に沿って延設)と、第1壁171および第2壁172に隣接する第3壁173および第4壁174(矢印T方向に沿って延設)とをもつ。第2壁172は第1壁171とほぼ平行であり、第1壁171よりも室内側に位置している。第3壁173は第4壁174とほぼ平行であり、第4壁174よりもシャッタカーテン13側に位置している。第4壁174は第3壁173よりも外壁152側に位置している。ここで、図5に示すように、第1壁171は、フレーム15の室外対面壁151の一部を構成する。第2壁172は第1壁171よりも室内M1側に位置しており、ガイドレール部154の一部を形成している。
中空箱強化構造164の中空室163は、シャッタカーテン13の開閉方向(高さ方向)に沿って連続的に延設されている。矢印L方向において、中空室163の中空距離はW1として示される(図5参照)。矢印T方向において、中空室163の中空幅はD1として示される(D1<W1)。
図5に示すように、第1壁171および第2壁172は、シャッタ開閉方向(高さ方向)に沿って連続的に延設されており、中空箱構造164の長辺を構成しており、シャッタカーテン13の表面に沿った方向(矢印L方向,シャッタカーテン13の開閉方向と直交する方向)に沿って延設されると共に、互いに対向する。第3壁173および第4壁174は中空箱構造164の短辺を構成しており、シャッタカーテン13の厚み方向(矢印T方向)に沿って延設されていると共に、互いに対向する。ここで、図5に示すように、中空箱強化構造164の第4壁174は、シャッタカーテン13の表面に沿った方向(矢印L方向)において、第3壁173および延設壁157よりもシャッタカーテン13の中心から遠ざかる方向(矢印L1方向)にフレーム15の外壁152に向けて形成されている。第4壁174は交差部151eにより第1壁171に連設されている。図5に示すように、第4壁174と室外対面壁151とが交差する交差部151eは、矢印L方向において、外壁152よりも長さWA相当ぶん、シャッタカーテン13側に寄せられている。延設壁157、延設壁153eは、中空箱強化構造164の第2壁172に対して交差部172eで連設されており、中空箱強化構造164の曲げ変形に対して抵抗体となり得る。矢印L方向において、延設壁157および交差部172eは、矢印L方向において、中空箱強化構造164の第4壁174よりもシャッタカーテン13側に寄せられており、第2壁172の曲げ変形に対して抵抗体となり得る。図5に示すように、矢印L方向において、交差部172eと第3壁173との間の距離は、交差部172eと第4壁174との間の距離よりも大きく設定されている。
図5(シャッタカーテン13の開閉方向と直交する方向に沿った断面)に示すようにて、中空箱強化構造164の第4壁174は、矢印L方向において、ガイドレール部154の延設壁157と、フレーム15のうちシャッタカーテン13から遠ざかる側に配置されている外壁152との間に配置されている。この場合、フレーム15の室外M3側の壁部分の剛性を高めるのに有利である。矢印L方向において、延設壁157(交差部172e)は、第3壁173と第4壁174との間に位置している。なお図5に示すように、矢印L方向において、リブ172xから外壁152に向かうにつれて、第3壁173、延設壁153e(交差部153f)、延設壁157(交差部172e)、第4壁174(交差部151e)、外壁152の順に配置されている。
図5に示すように、第2壁172の内側導出壁172rには、リブ172xが室内M1側向けて形成されている。リブ172xは、シャッタ開閉方向(高さ方向)に沿って連続的に延設されている。リブ172xは、矢印L方向において第1リブ160よりもシャッタカーテン13の中央13c側に位置している。このためリブ172xにより侵入具190はフレーム15内に侵入しにくくされている。
以上説明したように本実施例によれば、フレーム15のうち室外M2側の壁部分の剛性は、フレーム15のうち室内M1側の壁部分の剛性よりも、相対的に高くなるように設定されている。このように剛性差を形成する剛性差発生構造がフレーム15に設けられている。換言すると、フレーム15のうち室外M2側の壁部分を中空箱とする中空箱強化構造164が採用されている。このため、フレーム15のうち室外M2側の壁部分の剛性が高まる。この結果、図5に示すように、侵入者が長いバール等の侵入具190をフレーム15のうち室内M1側の壁部分に挿入し、侵入具190によりフレーム15のうち室外M2側の壁部分を強制的にこじ開けて変形させてようとするとき、フレーム15のうち室外M2側の壁部分は、めくれ変形しにくくなる。この結果、フレーム15のうち室外M2側の壁部分のめくれ変形が抑制される。これにより、侵入者の侵入具190による侵入行為が抑制され、防犯性が高まる。
殊に本実施例によれば、図5に示すように、フレーム15のうち、侵入具190による梃子作用の支点となり得る第1リブ160(当接部分)の変形を優先的に促進させる。このためフレーム15のうち室外M2側の壁部分のめくれ変形が進行する前に、第1リブ160が優先的に座屈または曲成される。この結果、前記した侵入具190を梃子として用いることが抑えられる。よって、フレーム15のうち室外M2側の壁部分を侵入具190で強制的にこじ開ける力を、低下させることができる。
即ち、本実施例によれば、室外M2側から侵入者がフレーム15内に侵入させた侵入具190を当接させた第1リブ160(当接部分)を梃子支点とし、侵入具190をフレーム15の室外対面壁をめくる方向(矢印a方向)に回動させる梃子作用により、フレーム15のめくれ変形を進行させる前に、侵入具190により第1リブ160は優先的に座屈されたり、曲成されたりする。
この結果、侵入具190による梃子作用を発生させる梃子支点の機能が低下したり、無くなる。従って、侵入具190の梃子作用による侵入行為を効果的に抑えることができる。このためフレーム15に形成されている中空箱強化構造164の室外対面壁151を室外M2側を変形させることが一層抑制される。故に侵入行為に対する防犯性が高まる。
また、閉鎖しているシャッタカーテン13のスラット18を侵入者が強制的に室外M2に向けて引き出し方向(矢印K2方向)に引き出そうと、侵入行為を行うことがある。この場合には、図5から理解できるように、シャッタカーテン13の一部である線状体20に設けられている第2突出部27が、第1リブ160の係合部162に引っかかり易くなる。第1リブ160が変形していたとしても、変形の程度にもよるが、シャッタカーテン13の一部である第2突出部27が第1リブ160の係合部162に引っかかり易くなる。この結果、シャッタカーテン13の室外M2への過剰な引き出しは、抑えられる。故に、防犯性が更に高くなる。
本実施例によれば、図5に示すように、中空箱強化構造164の第4壁174は、シャッタカーテン13の表面に沿った方向(矢印L方向)において、延設壁157よりもシャッタカーテン13の中心から遠ざかる方向(矢印L1方向)に外壁152に向けて形成されている。
仮に第4壁174が延設壁157と矢印L方向において同一位置にあると、侵入行為により第4壁174と室内対面壁151との交差部が折れ易くなる。この場合、中空箱強化構造164全体が開いてしまい、スラット18が掻き出されてしまうおそれがある。また、第4壁174と外壁152とを同一位置とするように距離W1を延ばすと、中空箱強化構造164が座屈し易くなるおそれがある。また距離D1が小さくなると、中空箱強化構造164の剛性が弱くなり、侵入行為により中空箱強化構造164が開いてしまうおそれがある。かくして、図5に示すような位置に第4壁174を位置させることにより、中空箱強化構造164の剛性を高めることができる。
ところで、図7は、シャッタカーテン13が巻取体12にロール状に巻き取られている状態を示す。図7に示すように、シャッタカーテン13が巻取体12にロール状に巻き取られるとき、シャッタカーテン13の線状体20に設けられている第1突出部26および第2突出部27は、ロール状に巻き取られる線状体20を載せ、線状体20同士の積層を良好にできる。これによりシャッタカーテン13の両端側(線状体20側)の巻径が異常に小さくなることが抑えられる。
ここで図7に示すように、第1突出部26は線状体20の外周側に位置しており、第2突出部27は線状体20の内周側に位置しており、ロール状に巻き取られた線状体20同士の積層を良好に確保することができる。仮に、第1突出部26および第2突出部27が線状体20に設けられていないときには、シャッタカーテン13が巻取体12にロール状に巻き取られるとき、ロール状に巻き取られた線状体20同士が横ずれすると、線状体20同士が良好に積層されず、シャッタカーテン13の端側(線状体20)の巻径が過剰に小さくなってしまうおそれがある。この場合、シャッタカーテン13の巻径が不均一となったり、線状体20の落下音が発生したりするおそれがあり、好ましくない。
更に本実施例によれば、図3に示すように、フレーム15の中空箱強化構造164の中空室163内には、必要に応じて補強部材178を挿入することも可能となる。補強部材178は、フレーム15と別体をなしており、高い剛性をもつ金属(例えば焼入鋼等の合金鋼)、セラミックス、硬質樹脂(例えばエンジニアプラスチック)等で形成されており、第1壁171や第2壁に沿って板状をなしており、固定具179により中空箱強化構造164に収容または固定されている。防犯性を高めるためには、補強部材178の材質は、フレーム15の材質よりも高剛性のものを採用することが好ましい。これによりフレーム15の室外側の剛性(強度)即ち、中空箱強化構造164の剛性(曲げ剛性,強度)が一層高められている。これにより中空箱強化構造164の室内対面壁153は更にめくりにくくされている。場合によっては、中空室163内に補強部材178を挿入せずとも良い。補強部材178の幅DE(図3参照)は、中空室163の中空距離W1に対して40〜99%、60〜99%に設定されている。なお、図3においては、中空箱強化構造164の左右の中空室163のうち図示左方の中空室163のみ補強部材178が挿入されて構造が図示されているが、図示右方の中空室163に挿入されている補強部材178は図略されている。なお、補強部材178を中空室163に固定せずに配置するだけでも良い。
図8(A)(B)は実施例2を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。図8(B)に示すように、第1リブ160の先端には係合部162が複数個設けられている。本実施例においても、閉鎖されているシャッタカーテン13のスラットを強制的に室外M2に向けて引き出し方向(矢印K2方向)に侵入者が引きだそうとするとき、シャッタカーテン13の一部である線状体20の第2突出部27が第1リブ160の係合部162に引っかかり易くなる。この結果、シャッタカーテン13の矢印K2方向(引き出し方向)への過剰な引き出しは抑えられ、防犯性が高くなる。
更に図8(A)に示すように、第2リブ161の先端にも、凸状の係合部162cが外壁152に向けて突出している。シャッタカーテン13の一部である線状体20の第1突出部26が第1リブ160の係合部162cに引っかかり易くなり、シャッタカーテン13の過剰な引き出しは抑えられ、防犯性が更に高くなる。
図9は実施例3を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施例においては、第1リブ160の厚みtaは、局部変形促進部として、ガイドレール部154の平均厚みtcよりも薄くされている。よって侵入具190による第1リブ160の座屈、曲成は促進されている。従って、前記した侵入具190による侵入行為があったとき、第1リブ160は変形し易くなっている。このため第1リブ160は梃子支点として働きにくくなる。よって侵入具190を回動方向に回動させることは抑制される。このため防犯性が一層高まる。
図10は実施例4を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施例においても、第1リブ160の基端側には、ノッチ168が形成されている。このため前記した侵入具190による侵入行為があったとき、ノッチ168(局部変形促進部)により第1リブ160は座屈または曲成され易くなっている。このため第1リブ160を梃子支点として、侵入具190を回動方向に回動させることは抑制される。このため防犯性が一層高まる。
図11は実施例5を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施例においても、第1リブ160に形成されている係合部162の突出量(α)は増加している。αは、第1リブ160の厚みtaの2倍以上とされており、当該厚みの10倍以下とすることができる。このためシャッタカーテン13の一部である線状体20の第2突出部27が第1リブ160の係合部162に引っかかり易くなる。この結果、シャッタカーテン13の過剰な引き出しは抑えられ、防犯性が高くなる。更に、係合部162は、閉鎖状態のシャッタカーテン13に対する侵入具190の侵入角度θ1を小さくでき、侵入行為を抑えやすい。更に図11に示すように、侵入具190の先端部190aが当接する膨出突部158がガイドレール部154に案内空間155に対面するように形成されている。この場合、閉鎖状態のシャッタカーテン13に対する侵入具190の侵入角度θ1を小さくするのに有利であり、侵入行為を抑えやすい。
図12は実施例6を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施例においては、図12に示すように、第2壁172は、中空箱強化構造164Bを構成すると共に、ガイドレール部154の一部を構成する。第2壁172はフレーム15の外壁152まで延設されており、結合部159cで外壁152に結合されている。強化のために、第4壁174は矢印L方向において延設壁157と外壁152との間に配置されている。中空箱強化構造164Bは、第1中空室163および第2中空室163sを形成する。第1中空室163の中空距離はW1として示され、第2中空室163sの中空距離はW1s(W1s<W1)として示される(図12参照)。このような中空箱強化構造164Bにより、フレーム15の室外M2側の剛性は更に高くされている。
本実施例においても、フレーム15のうち室外M2側の壁部分の剛性が、フレーム15のうち室内M1側の壁部分の剛性よりも相対的に更に高くなるように、剛性差を形成する剛性差発生構造が実現されている。このため、侵入者がバール等の侵入具190をフレーム15のうち室内M1側の壁部分に挿入し、当該箇所を梃子支点として侵入具190によりフレーム15を変形させようとするとき、フレーム15のうち室外M2側の壁部分は変形しにくくなる。このため、侵入者の侵入具190による侵入行為が抑制され、防犯性が高まる。なお、前記した補強部材178を第1中空室163および第2中空室163sの双方または一方に挿入することにしても良い。
図13は実施例7を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施例においては、図13に示すように、第2壁172は、中空箱強化構造164Cを構成すると共にガイドレール部154の一部を構成する。第2壁172は、外壁152まで延設されて結合部159cで外壁152に結合されている。よって中空箱強化構造164Cは第1中空室163nおよび第2中空室163mを形成する。第1中空室163の中空距離はW1n(W1n<W1)として示される。第2中空室163mの中空距離はW1mとして示される(図13参照)。またスラット18の長さ方向を示す矢印L方向(シャッタカーテン13の開閉方向と直交する方向)において、第4壁174は、ガイドレール部154の延設壁157と同じ位相に設定されている。つまり、第4壁174はガイドレール部154の延設壁157の延長方向に沿って延設されており、延設壁157に直接的に連設されている。なお、前記した補強部材178を第1中空室163nおよび第2中空室163mの双方または一方に挿入することにしても良い。
図14は実施例8を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施例においては、図14に示すように、第2壁172は、中空箱強化構造164を構成すると共にガイドレール部154の一部を構成する。第2壁172は、外壁152まで延設されて結合部159cで外壁152に結合されている。第4壁174は形成されていない。換言すると、スラットの長さ方向を示す矢印L方向(シャッタカーテン13の開閉方向と直交する方向)において、第4壁174は、フレーム15の外壁152と一体化されている。よって中空箱強化構造164Dは、第1壁171からの空洞距離が長くされた中空室163Dを形成する。矢印L方向において、中空箱強化構造164Dの中空距離はW8(W8>W1)として示される。なお、前記した補強部材178を中空室163Dに挿入することにしても良い。
図15は実施例9を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施例においては、図15に示すように、スラット18の長さ方向を示す矢印L方向(シャッタカーテン13の開閉方向と直交する方向)において、第4壁174は、ガイドレール部154の延設壁157と同じ位相とされている。よって第4壁174は、ガイドレール部154の延設壁157に直接的に連設されている。中空箱強化構造164Eの中空室163Eの中空距離はW9(W9<W1)として示される。なお、図15に示すように、第4壁174と外壁152との間の壁部分)の長さWA2(図15参照)の長さは、実施例1に係る長さWAよりも増加している。
(その他)
上記した実施例1によれば、スラット18はブラインド式とされているが、ブラインド式でなくても良い。第1リブ160に設けられている係合部162は凸状とされているが、凹状としても良く、要するに線状体20側と引っかかれば良い。本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施可能である。ある実施例に採用されている特有の構造および機能は、他の実施例に対しても適用できることは勿論である。従って角実施例のみの特徴構造を併有していても良い。上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
[付記項1]ガイドレール部をもつフレームと、前記ガイドレール部に沿って開閉可能となるように前記フレームに設けられたシャッタカーテンと、前記シャッタカーテンを開閉させる駆動部とを具備するシャッタ装置において、前記シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、前記フレームのうち室外側の壁部分を中空箱とする中空箱強化構造を備えていることを特徴とするシャッタ装置。
[付記項2]付記項1において、(i)前記シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、前記フレームの前記ガイドレール部は、シャッタカーテンの端側が挿入されて案内される案内空間を区画すると共にシャッタカーテンの厚み方向に沿って延設された延設壁をもつ形状とされており、且つ、
(ii)前記シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、前記中空箱強化構造は断面四角箱形状とされており、シャッタカーテンの表面に沿った方向に延設されると共に互いに対向する第1壁および第2壁と、シャッタカーテンの厚み方向に沿って延設されると共に互いに対向する第3壁および第4壁とを備えており、(iii)前記第4壁は、前記シャッタカーテンの表面に沿った方向において、前記第3壁および前記延設壁よりもシャッタカーテンの中心から遠ざかるように形成されていることを特徴とするシャッタ装置。
[付記項3]付記項2において、前記シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、前記中空箱強化構造の第4壁は、前記ガイドレール部の延設壁と、前記フレームのうち前記シャッタカーテンから遠ざかる側の外壁との間に配置されていることを特徴とするシャッタ装置。
[付記項4]ガイドレール部をもつフレームと、前記ガイドレール部に沿って開閉可能となるように前記フレームに設けられたシャッタカーテンと、前記シャッタカーテンを開閉させる駆動部とを具備するシャッタ装置において、前記シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、前記シャッタカーテンが閉鎖している状態において、室外側から侵入者がフレーム内に侵入させた侵入具をフレームの一部に当接させた当接部分を梃子支点とし、侵入者が侵入具の梃子作用により前記フレームを変形させるとき、前記フレームのうち当該当接部分の変形を促進させて梃子作用を抑える局部変形促進部を備えていることを特徴とするシャッタ装置。この場合、局部変形促進部としては、フレームのうち当該当接部分の厚みをフレームの室壁側の厚みよりも薄くする構造、当該当接部分にノッチを有する構造、当該当接部分が曲成される構造のうちの少なくとも一つが例示される。
[付記項5]ガイドレール部をもつフレームと、前記ガイドレール部に沿って開閉可能となるように前記フレームに設けられたシャッタカーテンと、前記シャッタカーテンを開閉させる駆動部とを具備するシャッタ装置において、前記フレームは、閉鎖している前記シャッタカーテンが侵入行為により異常変形されるとき、前記シャッタカーテンの一部と係合して前記シャッタカーテンの過剰の異常変形を抑制する凸または凹状の係合部を備えていることを特徴とするシャッタ装置。
[付記項6]付記項1〜5において、前記シャッタカーテンは、前記フレームに開閉可能に設けられたシャッタカーテン本体と、前記シャッタカーテン本体の開閉方向に対して交差する方向の端部に連結され前記シャッタカーテン本体の開閉方向に沿って延設された可撓性をもつ線状体とで形成されており、前記駆動部は、前記シャッタカーテンをロール状に巻き取り可能な巻取体と、前記巻取体を巻き取り方向および巻き外し方向に回転させる駆動源とを備えていることを特徴とするシャッタ装置。
[付記項7]付記項6において、前記シャッタカーテンの前記線状体は、前記線状体の延びる方向と交差する方向に沿って前記シャッタカーテンの中央側に向けて突出する突出部を備えており、前記突出部は、前記シャッタカーテンが前記巻取体にロール状に巻き取られるとき、前記線状体を載せて前記シャッタカーテンの巻径の変動を抑えることを特徴とするシャッタ装置。シャッタカーテンのうち線状体側の巻径の変動が抑制され、シャッタカーテンを巻取体に良好に巻き付けることができる。
実施例1に係り、シャッタ装置の正面図である。 実施例1に係り、(A)はシャッタカーテンが閉じている状態の要部を示す正面図であり、(B)はシャッタカーテンが閉じている状態における線状体の要部を示す側面図である。 実施例1に係り、シャッタカーテンが閉じている状態においてシャッタ装置の断面図である。 実施例1に係り、スラットと線状体とが連結されている状態を示す図である。 実施例1に係り、ガイドレール部をもつフレームの要部の断面図である。 実施例1に係り、係合部を備える第1リブの断面図である。 実施例1に係り、シャッタカーテンが巻取体にロール状に巻き取れている状態を示す図である。 実施例2に係り、(A)はガイドレール部をもつフレームの要部の断面図であり、(B)は係合部を備える第1リブの断面図である。 実施例3に係り、係合部を備える第1リブの断面図である。 実施例4に係り、係合部を備える第1リブの断面図である。 実施例5に係り、係合部を備える第1リブの断面図である。 実施例6に係り、ガイドレール部をもつフレームの要部の断面図である。 実施例7に係り、ガイドレール部をもつフレームの要部の断面図である。 実施例8に係り、ガイドレール部をもつフレームの要部の断面図である。 実施例9に係り、ガイドレール部をもつフレームの要部の断面図である。
符号の説明
10はシャッタ装置、13はシャッタカーテン、13aはシャッタカーテン本体、12は巻取体、15はフレーム、151は室外対面壁、152は外壁、153は室内対面壁、154はガイドレール部、155は案内空間、157は延設壁、160は第1リブ、161は第2リブ、162は係合部、163は中空室、164は中空箱強化構造、171は第1壁、172は第2壁、173は第3壁、174は第4壁、M1は室内、M2は室外を示す。

Claims (4)

  1. ガイドレール部をもつフレームと、前記ガイドレール部に沿って開閉可能となるように前記フレームに設けられたシャッタカーテンと、前記シャッタカーテンを開閉させる駆動部とを具備するシャッタ装置において、
    前記シャッタカーテンの開閉方向と直交する方向に沿った断面において、
    前記フレームは、
    前記フレームのうち室外側の壁部分の剛性が、前記フレームのうち室内側の壁部分の剛性よりも相対的に高くなるように、前記フレームを構成する壁部分において剛性差を形成する剛性差発生構造を備え、
    前記ガイドレール部は、前記シャッタカーテンが閉鎖している状態において、室外側から侵入者が前記ガイドレール内に侵入させた侵入具を前記ガイドレールの一部に当接させた当接部分を梃子支点とし、前記侵入具の梃子作用により前記フレームを変形させるとき、前記ガイドレールの当該当接部分の変形を局部的に促進させて前記侵入具の梃子作用を抑える局部変形促進部を備え
    前記局部変形促進部は前記ガイドレール部の室内側の壁部分に配設され、前記侵入具の梃子作用により前記フレームを変形させるとき、前記局部変形促進部が最初に変形することを特徴とするシャッタ装置。
  2. 請求項1において、前記局部変形促進部は、前記フレームのうち当該当接部分の厚みを前記フレームの室壁側の厚みよりも薄くする構造、当該当接部分にノッチを有する構造、当該当接部分が曲成される構造のうちの少なくとも一つであることを特徴とするシャッタ装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記シャッタカーテンは、前記フレームに開閉可能に設けられたシャッタカーテン本体と、前記シャッタカーテン本体の開閉方向に対して交差する方向の端部に連結され前記シャッタカーテン本体の開閉方向に沿って延設された可撓性をもつ線状体とで形成されており、
    前記駆動部は、前記シャッタカーテンをロール状に巻き取り可能な巻取体と、前記巻取体を巻き取り方向および巻き外し方向に回転させる駆動源とを備えていることを特徴とするシャッタ装置。
  4. 請求項において、前記シャッタカーテンの前記線状体は、前記線状体の延びる方向と交差する方向に沿って前記シャッタカーテンの中央側に向けて突出する突出部を備えており、
    前記突出部は、前記シャッタカーテンが前記線状体と共に前記巻取体にロール状に巻き取られるとき、前記線状体を載せて前記シャッタカーテンの巻径の変動を抑えることを特徴とするシャッタ装置。
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