JP5391239B2 - 図面折り具 - Google Patents

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Description

本発明は、各種の製造図面や設計図面を折り畳む際に用いられる図面折り具に関するものである。
電気や機械等の製造業界、或いは建築や土木等の建設業界においては、各種の製造図面や設計図面が広汎に使用されており、これらの図面は、その殆どが国際標準規格A列の用紙に描かれている。国際標準規格のA列の用紙とはISO216で画定された国際標準規格であり、添付の図1に示されるような寸法で用紙の大きさが規定されている。
すなわち、A列の用紙の縦横比は1:「平方根2」であり、A4やA3のように表示されるA列の数字が一つ減少する毎に、用紙の面積は2倍となって用紙の辺長は「平方根2」倍となる。また、図1からも明らかなように、A列の上位数字(大きい数字)が付された用紙の長辺の長さは、その下位数字(小さい数字)が付された用紙の短辺の長さとなる。
このようなA列用紙に描かれた図面を折り畳む際には様々な手法が用いられるが、一般に、日本工業標準(JIS)規格によって定められた図面の折り畳み方法が用いられることが多い。JIS規格による図面の折り畳み方法は、JISZ8311に「製図用紙のサイズおよび図面の様式」として標準的な図面の折り方とされており、例えば、添付の図2に示すような各種の折り畳み方法が明示されている。
通常、設計図や製造図などの図面の用紙としては、A0版〜A4版のサイズの用紙が用いられ、これらの図面は、ファイリングや持運び時の利便性からA4版サイズに折り畳まれることが多い。したがって、図2に示される各事例においても、A0版〜A3版サイズの図面をA4版のサイズに折り畳む各種の方法が示されている。
一般に、製造業界や建設業界では、係る図面の折り畳み方法として、図2に示されるファイル折りや図面袋折りが多く用いられる。因みに、ファイル折りは、綴じ代を付けて折り畳んだ図面をA4版サイズのバインダーなどにファイリングする場合に多く用いられ、図面袋折りは、折り畳んだ図面を綴じ代のあるA4版サイズの封筒などに入れる場合に用いられる。
ところで、図2にからも明らかなように図面の折り畳み方法は比較的複雑であり、図面をJISの規格どおりに折り畳むには、ある程度の経験と技量が要求される。また、図面をきれいに折り畳むには、定規や物差し、或いは製図板等の補助具が必要とされることもある。このため、図面の折り畳みを、JISの規格どおりに迅速かつ正確に行なうために、従来から、例えば、特許文献1〜5に示されるような各種の図面折り具、或いは図面折り装置が考案されていた。
特開平11−147668号公報 特開2000−006274号公報 特開2001−138691号公報 特開2001−199629号公報 特開2009−023746号公報
しかしながら、従来の図面折り具は、その構造が複雑でありその製品価格も比較的に高価に成りがちであった。また、折り畳む図面のサイズについても制限が多く、例えば、特許文献1乃至3の先行文献に係る発明は、A4版などの図面を単に三つ折りする機能に限定されている。また、特許文献4若しくは5の先行文献に係る発明は、大きさがA1版或いはA2版までのサイズの図面をA4版サイズに折り畳む場合に制限されている。
本発明は、このような従来からの課題を解決することを目的とするものであって、より具体的には、構造が極めて単純であり、かつA0版〜A3版サイズまでの図面を容易にA4版のサイズに折り畳むことができる図面折り具を提供することを目的とする。
本発明の第一の観点による図面折り具は、上記の目的を達成するため、
国際標準規格A列の用紙で描かれた図面について、A4版よりも大きなサイズの図面をA4版のサイズに、或いはA4版図面収納袋への出し入れに適したサイズに折り畳むための図面折り具であって、
一つの長辺を図面折り畳み時の基準となる基準辺と規定したA4版サイズの板状の基台部と、該基台部の少なくとも一方の面上において前記基準辺に並行し基台部の全長に亘って刻設された溝部とを有し、
前記溝部は、前記基準辺から170mmの距離に沿って刻まれていることを特徴とする。
なお、寸法上の公差は、今後特に断らない限りはJISB0405「個々に公差指示なき長さ寸法、角度寸法の公差」c等級によるものとする。
また、本発明の第二の観点による図面折り具は、上記第一の観点において、
前記基台部の板厚は1.5乃至2mm、より好ましくは1.5mmとすることを特徴とする。
また、本発明の第三の観点による図面折り具は、上記第一または第二の観点において、
前記溝部の深さは0.8乃至1mm、より好ましくは0.8mmとし、前記基台部の板厚から溝部の深さを減じた値が0.7mm以上であることを特徴とする。
また、本発明の第四の観点による図面折り具は、上記第一または第二の観点において、
前記溝部の溝幅は、2乃至2.5mm、より好ましくは2.5mmであることを特徴とする。
また、本発明の第五の観点による図面折り具は、上記第一または第二の観点において、
前記溝部の基準辺側の側壁には曲率が4.5乃至5.5mm、より好ましくは5mmの面取り加工が施されていることを特徴とする。
また、本発明の第六の観点による図面折り具は、上記第一乃至第五の観点の内の何れか一つにおいて、
前記基台部の上に乗せた図面の上から前記溝部に沿って図面を押圧し、図面上に折り目を付ける棒状押圧具を、さらに備えたことを特徴とする。
したがって、以上に示すような本発明の構成によれば、JIS規格に基づいた図面の折り畳み動作を容易に行なうことが可能な図面折り具を、極めて簡単な構造で実現することができる。
本発明による図面折り具は、きわめて単純な構造であるためその製造コストも低廉である。また、これを使用して図面を折り畳む場合、作業者はJIS規格に基づく図面の折り畳み方法をごく短時間で習得することが可能であり、初心者であっても迅速かつ正確な図面折り作業を容易に行なうことができるようになる。
本発明を実施するための最良の形態である実施例について、本願の明細書に添付した各図面を参照しつつ以下に説明を行う。
先ず、本発明に基づく図面折り具10の全体の構造を図3の斜視図に示す。同図に示されるように、図面折り具10は、基台部11、基準辺12、および溝部13から構成されている。基台部11はA4版サイズ(210mm×297mm)の板状部材であり、その材質としては、プラスチックやベークライトなどの合成樹脂や、金属、木材或いは硬化厚紙などのあらゆる材料を使用することが可能である。
なお、基台部11の板厚tは、図面折り具の外形に合わせた折り畳みを実行する際の作業上発生する誤差を考慮すると可能な限り薄いことが望ましいが、溝部を設けることによる脆弱性を考慮すると、1.5乃至2mmの範囲で設定することが可能であり、実用的な見地に鑑みればt=1.5mmとすることが好ましい。
基準辺12は、基台部11の長辺(297mm)の一辺であり、図面折り具10を用いて図面の折り畳みを行う際の基準とされる部位である。また、溝部13は、基台部11の面上に刻まれた溝であり、基準辺12より170mmの距離を保ちつつ、基準辺12と並行して基台部11の面上に刻設されている。
なお、係る170mmの寸法は、前述の図2に示されるようにJIS規格に基づいて図面をファイル折りや袋折りを行う際に基準とされる寸法である。そして、寸法上の公差は、折り畳みの寸法許容差について、JISZ8311「製図用紙のサイズおよび図面の様式」付属書図1を充たすため、JISB0405「個々に公差指示なき長さ寸法、角度寸法の公差」c等級によるものとする。
溝部13の深さdは、0.8乃至1mmの範囲で設定可能であるが、基台部11の強度を保つべく、基台部11の板厚tから溝部13の深さdを減じた値(t−d)を0.7mm以上とすることが好ましい。なお、実用的な見地に鑑みればd=0.8mmとすることが好ましい。一方、溝部13の幅wは、2乃至2.5mmの範囲で設定することが可能であり、実用的な見地に鑑みればw=2.5mmとすることが好ましい。
また、図面折り具10の短辺方向の断面図である図4に示すように、溝部13の基準辺側の側壁に面取り加工を施すようにしても良い。係る面取り加工を施すことによって、溝部13に沿って図面に折り目を付ける際に図面と基台部11との密着性が高まり、折り目を付ける作業が行ない易くなる。因みに、面取り加工の際の曲率Rは、4.5乃至5.5mm、の範囲で設定することが可能であり、実用的な見地に鑑みればR=5mmとすることが好ましい。
なお、溝部13は、基台部11の片面のみに設けるようにしても良いし、或いは基台部11の両面に設けるようにしても良い。但し、溝部13を基台部11の両面に設ける場合は、基台部11の強度を担保すべく、基台部11の相異なる長辺を表裏の各面における基準辺12として設定することが好ましい。これによって、基台部11の表裏両面において溝部13が同一位置に刻まれることを避けることができる。
次に、本発明に基づく図面折り具10を用いた図面の折り畳み方法について説明を行なう。なお、図面の折り方については、前述の図2に示したJIS規格に基づく折り畳み方法に準ずるものとする。また、図面の折り畳み方法は、産業界において実際に使用されることの多いファイル折りと図面袋折りに限定して説明する。
(1)A3版の図面を折り畳む場合
(1−1)JIS規格によるファイル折りを行なう場合
A3版の図面についてJIS規格によるファイル折りを行なう場合は、先ず、図面の上に図面折り具10を重ね、図面の左端部を基台部11の基準辺12と反対側の長辺に合わせる。次に、基準辺12に沿って図面を谷折りし、さらに、係る谷折りによって生じた稜線部に図面の右端部を合わせるようにして図面を山折りする。すなわち、この山折りは、先の谷折りで発生した図面の右半分を更に半分ずつに分けることになる。
ここで、図面の「左端部」とは、折り畳む以前の広げた状態における図面の表側の左側端辺を示すものとし、図面の「右端部」とは、同様に、折り畳む以前の広げた状態における図面の表側の右側端辺を示すものとし、以後の、折り畳み処理や裏返し等によって、見かけ上の位置や状態が異なるようになっても、この表現は変わらないものとする。一方、以下の説明において使用する、図面の「左側部分」或いは「右側部分」という文言は、折り畳み処理が進行しているその都度の状態において、折り畳まれている図面の左側の端部およびその近傍、或いは、右側の端部およびその近傍を示すものとする。
また、「谷折り」とは、図面の表側を挟むようにして図面を折り畳む折り方を示すものであり、図2においては点線で表した折り目に該当するものである。一方、「山折り」とは、図面の裏側を挟むようにして図面を折り畳む折り方を示すものであり、図2においては実線で表した折り目を示すものである。
以上に説明した一連の折り畳み処理によって、A3版サイズの図面がA4版のサイズに折り畳まれる。また、折り畳まれた後の図面の左側部分には、図面を折り畳む前の左端部のみが残ることになり図面の他の部分が折り重なることがないので、この左側部分を綴じ代として利用することにより、図面をバインダー等にファイリングすることができる。これによって、ファイリングを行なった後も図面をバインダーから一々取り外すこと無く、簡単に閲覧することが可能となる。
(1−2)JIS規格による図面袋折りを行なう場合
A3版の図面についてJIS規格による図面袋折りを行なう場合は、図面の下に図面折り具10を敷き、図面の右端部を基台部11の基準辺12に合わせる。次に、基台部11の面上に刻まれた溝部13に沿って図面上に折り目を付ける。
図面に折り目を付ける場合、指の爪などで図面を上からなぞって折り目を付けるようにしても良いが、後述するように溝部13に適合させた棒状の押圧具を予め用意しておき、これを用いて図面の上から溝部13をなぞり、図面に折り目を付けるようにしても良い。次に、この折り目に沿って図面を山折りし、さらに、係る山折りによって図面の裏側に折り畳まれた図面の右端部に図面の左側部分を揃えるようにして図面を谷折りする。
因みに、A3版の図面を図面袋折りとすることによって、折り畳まれた図面の横幅が170mmとなり、通常のA4版サイズの用紙の短辺の幅(210mm)よりも短くなる。このため、例えば、A4版サイズで綴じ代のある封筒、或いは通常のA4版サイズの封筒の左側部分に穴あけをしてファイリングしたものなどに、折り畳んだ図面を収納する際の利便性が高まることになる。
なお、図面の表題欄は、図面の右下隅に記載されていることが一般的であるため、A3版の図面に対し以上に説明したファイル折り、或いは図面袋折りを行なうことによって、図面の表題欄は、常に、折り畳まれた図面の最上部の表面に現れることになる。このため、図面の利用者は、折り畳まれた図面を開くこと無く、表題欄を容易に視認することができる。
(2)A2版の図面を折り畳む場合
(2−1)JIS規格によるファイル折りを行なう場合
A3版の図面の場合と同様に、先ず、図面の上に図面折り具10を重ね、図面の左端部を基台部11の基準辺12と反対側の長辺に合わせる。この際に、図面の左端部の下隅を長辺の下端隅に合わせるようにする。そして、図面折り具10の上部短辺に沿って図面の上部全体を谷折りし、さらに、この状態の図面の上に基台部11を重ね、図面の左端部と基準辺12とは反対側の長辺を合わせた上で、基台部11の基準辺12に沿って谷折りする。
ただし、ここで言う「谷折り」とは、先に定義した「図面の表側を挟むようにした折り畳み方」とは厳密に一致しない。何故ならば、この時点で見えている面は図面の表側のみではなく、その上部には図面の裏側も存在するからである。よって、今後は他の定義を指定しない限り、その時点で見えている面全体(或いは一部)を挟むようにした折り畳み方を「谷折り」と定義する。
続いて、以上の過程まで折り畳まれた図面を表題欄が視認できる状態に置いて、下に図面折り具10を敷き、図面の右端部を基準辺12に合わせて溝部13に沿って図面上に折り目を付け、この折り目に沿って図面を山折りする。ただし、ここで言う「山折り」とは、先に定義した「図面の裏側を挟むようにした折り畳み方」とは厳密に一致しない。何故ならば、この時点で見えている面は図面の表側のみではなく、その上部には裏側も存在しており、この上部の裏返し部分に着目すれば図面の表側を挟むようにした折り畳みとなる。
よって、今後は他の定義を指定しない限り、その時点で見えている面とは反対側(裏面)の面を挟むようにした折り畳み方を「山折り」と定義する。この段階において、図面を表題欄が視認できる状態に図面を置くと、図面の右端部は、基準辺12に沿って最初に谷折りした際の稜線部と一致していない。そこで、図面の右端部を係る稜線部に揃えるべく、さらに、図面に対して山折りと谷折りを一回ずつ交互に加える、いわゆる「調整の折り」を加える。その後、折り畳んだ図面をファイリングする時の便宜を考慮し、最初に図面の上部を谷折した際の左端部上隅を短冊状(とり代)に切り取って折り畳み処理を終了させる。
上記の「調整の折り」は、種々の方法が考えられるが、その一方法を示せば下記の通りである。先ず、「調整の折り」の直前まで折り畳まれた図面を、上記の図面上部が谷折りされた状態まで一旦戻す。すなわち、その上部全体が谷折りされており、図面上の左側に谷折り、その右側に山折りの折り目が付いており、右下に表題欄が見えている状態にまで図面を戻す。
次に、この状態の図面を図面折り具10の上に乗せ、上記の左側の谷折りの折り目を基台部11の基準辺12に合わせて重ねたうえで(すなわち、図面折り具10を、これまでの置き方より上下180度回転し、向かって左側に基準辺12が来るように置いて、その基準辺12に図面左側の谷折りの折り目を重ねる。)、溝部13に沿って新たに折り目を付け(すなわち、上記左側の谷折りの折り目より右170mmに折り目を付ける。)、これを基に山折りする。そして、この山折りで生じた稜線部と、先の右側にあった山折りを復活させてできた稜線部とが、重なるようにさらなる谷折りを行なう。
以上に説明した折り畳み処理によって、A2版の図面をA4版のサイズに折り畳むことができ、折り畳まれた図面の左側部分には図面を折り畳む前の左端部のみが残り、図面の他の部分が折り重なることがない。したがって、係る左側部分を綴じ代として利用することにより、折り畳まれた図面をバインダーなどにファイリングすることが可能となる。また、ファイリングされた状態のままで、図面の表題を一読することができ、さらにバインダーから一々図面を外すことなく容易に開くことができる。
(2−2)JIS規格による図面袋折りを行なう場合
A2版の図面についてJIS規格による図面袋折りを行なう場合は、先ず、図面の下に図面折り具10を敷き、図面の右端部の下隅を基台部11の基準辺12の下端隅に合わせる。次に、基台部11の面上に刻まれた溝部13に沿って、図面の上端から下端にかけて折り目を付ける。なお、折り目を付ける際には、図面の右端部に沿って基台部11の基準辺12を上下方向に移動すれば、正確できれいな折り目を付けることができる。
このようにして図面の上下方向に折り目を付けた後、係る折り目に沿って図面を山折りする。次に、係る山折りによって図面の裏側に折り畳まれた図面の右端部に図面の左側部分を揃えるようにして図面を谷折りする。続いて、最初の山折りによって生じた稜線部に図面の右側部分を揃えるようにして図面を山折りする。つまり、谷折りによって生じた稜線部と、最初の山折りによって生じた稜線部とが重なるように図面を山折りする。
次に、以上の折り畳み処理が終わった状態の図面(すなわち、その表題欄が裏側になって一番下に積み重ねられている状態の図面)の上に図面折り具10を重ね、図面の下端部に基台部11の下端部を合わせる。そして、図面の上部を基台部11の上部短辺に沿って谷折りし(すなわち、図面の上部を引き起こすようにして折り曲げ)、図面の折り畳み処理を終了させる。
以上に説明したA2版の図面袋折りの場合も、最終的に折り畳まれた図面の横幅は170mmとなり、通常のA4版サイズの短辺(210mm)よりも短くなるため、折り畳んだ図面をA4版サイズで綴じ代のある封筒などに容易に納めることができる。また、図面の表題欄も折り畳まれた図面の最上位面に現れるため、図面を開くこと無くその内容を容易に視認することが可能となる。
(3)A1版の図面を折り畳む場合
(3−1)JIS規格によるファイル折りを行なう場合
この場合も、図面の上に図面折り具10を重ね、図面の左端部を基台部11の基準辺12と反対側の長辺に合わせる。この際に、図面の左端部の下隅を長辺の下端に合わせるようにする。次に、基台部11の上部短辺に沿って図面の上部全体を谷折りし、続いて、上下方向について半分に谷折りされた図面の上に図面折り具10を重ね、図面の左端部を基台部11の基準辺12と反対側の長辺に合わせ、基準辺12に沿って図面を谷折りする。
以上までの折り畳み処理が終わった後、上記の基準辺12に沿った谷折りによって生じた稜線部の内側に、基台部11の基準辺12が密着して図面に挟み込まれていることを確認した後に、重なった図面の上から基台部11の溝部13に沿って折り畳まれた図面をなぞり図面に折り目を付け、この折り目に沿って図面(上下方向二重に、すなわち用紙が2枚重なった状態の図面)を谷折り(すなわち、図面の左側部分を引き上げるような折り畳み方)する。
その後、上記の基準辺12に沿った最初の谷折りによって生じた稜線部に、図面の右側部分を揃えるようにして図面を谷折する。すなわち、この谷折りで発生する稜線部が先の谷折りによって生じている稜線部に重なるようにする。さらに、係る谷折りによって形成された稜線部に図面の右端部を揃えるようにして、すなわち、図面の右端部が谷折りの稜線部に重なるように図面を山折りする。
その後、最初に図面の上半分を谷折した際における図面の左端部上隅を短冊状(とり代)に切り取り、さらに、図面の右端部の上隅を三角状に谷折り(最初の定義による「山折り」)して図面の折り畳み処理を終了させる。これによって、A1版の図面をA4版のサイズに折り畳むことができ、折り畳まれた図面の左側部分には、図面を折り畳む前の図面の左端部のみが残る。
したがって、図面の左側部分を綴じ代として利用することにより、折り畳まれた図面をバインダーなどにファイリングすることが可能となる。また、バインダーから一々図面を外すことなく容易に図面を開くことができ、さらに、最後に行なった三角状の谷折り(最初の定義による「山折り」)によって、ファイリングされた状態のままでも図面の表題欄を一読することが可能となる。
(3−2)JIS規格による図面袋折りを行なう場合
A1版の図面についてJIS規格による図面袋折りを行なう場合は、先ず、図面の下に図面折り具10を敷き、図面の右端部の下隅を基台部11の基準辺12の下端隅に合わせる。次に、基台部11の面上に刻まれた溝部13に沿って、図面の上端から下端にかけて折り目を付ける。なお、折り目を付ける際には、図面の右端部に沿って基台部11の基準辺12を上下方向に移動すれば、正確できれいな折り目を付けることができる。
このようにして図面の上下方向に折り目を付けた後、係る折り目に沿って図面を山折りする。次に、係る山折りによって図面の裏側に折り畳まれた図面の右端部に図面の左側部分を揃えるようにして図面を谷折りする。続いて、最初の山折りによって生じた稜線部に図面の右側部分を揃えるようにして図面を山折りする。さらに、上記の谷折りによって生じた稜線部に図面の左端部を合わせるようにして図面を谷折りする。
次に、以上の折り畳み処理が終わった状態の図面(すなわち、その表題欄が裏側になって一番下に積み重ねられている状態)の上に図面折り具10を重ね、図面の下端部に基台部11の下端部を合わせる。そして、図面の上部を基台部11の上部短辺に沿って谷折り(すなわち、図面上部を引き起こして折り曲げ)し、図面の上下方向について半分に折り畳むことで、図面の折り畳み処理を終了させる。
以上に説明したA1版の図面袋折りの場合も、図面の左右方向に関する山折り→谷折り→山折り→谷折りの連続によって、最終的に折り畳まれた図面の横幅は170mmとなり、通常のA4版サイズの短辺(210mm)よりも短くなる。したがって、折り畳んだ図面を、A4版サイズで綴じ代のある封筒などにも容易に納めることが可能となる。また、図面の表題欄も折り畳まれた図面の最上位面に現れるため、図面を開くこと無くその内容を容易に視認することができる。
(4)A0版の図面を折り畳む場合
(4−1)JIS規格によるファイル折りを行なう場合
この場合も、図面の上に図面折り具10を重ね、図面の左端部を基台部11の基準辺12と反対側の長辺に合わせる。この際に、図面の左端部の下隅を長辺の下端に合わせるようにする。次に、基台部11の上部短辺に沿って図面の上部全体を谷折りする。
続いて、図面の上端部を先の谷折りで付けられた折り目に合わせるようにして谷折り(最初に行なった折り方の定義に従えば「山折り」)する。すなわち、この折り畳みは、先の谷折りによる分割で発生した図面の上側残り部分の更なる分割であり、この残り部分を上下方向に半分ずつに分けることになる。
これによって、図面の上下方向の長さは通常のA4版用紙の長辺と同一の長さ(297mm)に収まることになる。その後、係る上下方向について折り畳まれた図面の上に図面折り具10を重ね、図面の左端部を基台部11の基準辺12と反対側の長辺に合わせ、基台部11の基準辺12に沿って谷折りする。
以上までの折り畳み処理が終わった後、上記の基準辺12に沿った図面の谷折りによって生じた稜線部の内側に、基台部11の基準辺12が密着して図面に挟み込まれていることを確認した後に、重なった図面の上から、基台部11の溝部13に沿って折り畳まれた図面をなぞり図面に折り目を付ける。この折り目に沿って図面(上下方向に三重に、すなわち3枚重なった状態の図面)を谷折り(すなわち、図面の左側部分を引き上げるような折り畳み方)する。なお、ここで生じた折り目は、最初の折り方の定義による「山折り」である。
次に、折り畳まれた図面の上下方向がA4版用紙の長辺と同一の長さに収まるようにした直後に基準辺12に沿って行なった谷折りによって生じた稜線部に、図面の右側部分を揃えるようにして図面を谷折りする。すなわち、この谷折りで発生する稜線部が先の谷折りによって生じている稜線部に重なるようにする。
そして、上記の溝部13に沿って3枚重なった状態の図面を谷折りした際に発生した稜線部に合わせて図面を谷折りする。すなわち、この谷折りで発生する稜線部が先の谷折りによって生じている稜線部に重なるようにする。続いて、上記の折り畳まれた図面の上下方向がA4版用紙の長辺と同一の長さに収まるようにした直後に基準辺12に沿って行なった谷折りによって生じた稜線部に、図面の右側部分を揃えるようにして図面を谷折りしたときと同様の要領で、図面を谷折りする。
なお、この段階において、折り畳み処理を一部戻し、すなわち、上下方向の折り畳みが終了した状態まで戻して、右下方向に図面の表題欄が来るようにして見ると、上下方向には左端部より210mmに谷折り、更にそこから右側に170mmに山折り、更に右側170mmに谷折り、更に右側に170mmに山折り、更に右側170mmに谷折りの折り目ができている。
そして、更にその右には右端部に至るまでの幅広(170mm以上)の残り部分が確認できる。続いて、この図面右端部の側の残り部分が縦方向に2等分されるように山折りの処理を行なう。すなわち、最後の(最も右側の)谷折りによって形成された稜線部に、さらに、図面の右端部を揃えるようにして図面を山折りする。
その後、最初に図面の上部を谷折り・山折りした際における図面の左端部上隅を短冊状(とり代)に切り取り、さらに、図面のこの段階での最上面(二重に重なった状態の最も上の面)の右下部分を三角状に谷折りして図面の折り畳み処理を終了させる。以上に説明した一連の折り畳み処理によって、A0版の図面をA4版のサイズに折り畳むことができ、折り畳まれた図面の左側部分には、図面を折り畳む前の図面の左端部のみが残ることになる。
したがって、図面の左側部分を綴じ代として利用することにより、折り畳まれた図面をバインダーなどにファイリングすることが可能となる。また、バインダーなどから一々図面外すことなく容易に開くことができ、さらに、最後に行なった三角状の谷折りによって、ファイリングされた状態のままで図面の表題欄を一読することが可能となる。
(4−2)JIS規格による図面袋折りを行なう場合
A0版の図面についてJIS規格による図面袋折りを行なう場合は、先ず、図面の下に図面折り具10を敷き、図面の右端部の下隅を基台部11の基準辺12の下端隅に合わせる。次に、基台部11の面上に刻まれた溝部13に沿って、図面の上端から下端にかけて折り目を付ける。なお、折り目を付ける際には、図面の右端部に沿って基台部11の基準辺12を上下方向に移動すれば、正確できれいな折り目を付けることができる。
このようにして図面の上下方向に折り目を付けた後、係る折り目に沿って図面を山折りする。次に、係る山折りによって図面の裏側に折り畳まれた図面の右端部に図面の左側部分を揃えるようにして図面を谷折りする。その後、最初の山折りによって生じた稜線部に図面の右側部分を揃えるようにして図面を山折りし、さらに、最初の谷折りによって生じた稜線部に図面の左側部分を揃えるようにして図面を谷折りする。
以上に説明した、「山折りによって生じた稜線部に図面の右側部分を揃えるよう図面を山折り」、「谷折りによって生じた稜線部に図面の左側部分を揃えるよう図面を谷折り」という折り畳み処理を、さらにもう一回づつ繰り返すことによって、折り畳まれた図面の全体の横幅は170mmとなる。
次に、以上の折り畳み処理が終わった状態の図面(すなわち、その表題欄が裏側になって一番下に積み重ねられている状態の図面)の上に図面折り具10を重ね、図面の下端部に基台部11の下端部を合わせる。そして、図面の上部を基台部11の上部短辺に沿って谷折りする(すなわち、図面上部を引き起こして折り曲げる)。
続いて、係る谷折りを一旦開き、図面折り具10を上方向にスライドさせて、先の谷折りによって生じた折り目に基台部11の下端部を合わせた後に、再度、図面の上部を基台部11の上部短辺に沿って谷折りする(すなわち、図面上部を引き起こして折り曲げる)。これによって、図面の上下方向の長さが、通常のA4版サイズの長辺(297mm)の長さに収まることになる。
以上に説明したA0版の図面袋折りの場合も、図面の左右方向に関する一連の山折り→谷折りの連続によって、最終的に折り畳まれた図面の横幅は170mmとなり、通常のA4版サイズの短辺(210mm)よりも短くなる。したがって、折り畳んだ図面を、A4版サイズで綴じ代のある封筒などにも容易に納めることが可能となる。また、図面の表題欄も折り畳まれた図面の最上位面に現れるため、図面を開くこと無くその内容を容易に視認することができる。
なお、以上に説明を行なった実施例では、図面に折り目を付ける際に、指の爪などを利用して作業を行っていたが、例えば、図5に示すような専用の棒状押圧具20を予め用意しておき、これを用いて折り目を付けるようにしても良い。因みに、棒状押圧具20の材質としては、合成樹脂、木材、金属などのあらゆる材料を用いることが可能である。なお、棒状押圧具20を用いて図面に折り目を付ける際に、図面を不必要に圧迫して図面用紙を破損させるおそれを除くため、棒状押圧具20の端部には、所定の曲率で面取り加工処理、或いは球状加工処理を施すことが好ましい。
以上に説明したように、本発明によれば、初心者でもJIS規格に基づく図面の折り畳み作業を簡単に行なうことができる図面折り具を、きわめて低コストで実現することが可能となる。
なお、本発明の実施形態は、以上に説明した実施例に限定されるものではなく、例えば、各々の実施例を構成する各部位の形状や配置、或いはその素材などは、本発明の趣旨を逸脱することなく、現実の実施態様に即して適宜変更ができるものであることは言うまでもない。
以上に説明した本発明の構成は、図面を所定の方法で折り畳む際に用いられる図面折り具の分野において利用が可能である。
国際標準規格A列の用紙のサイズを説明する図である。 JIS規格に基づく図面の折り畳み方法を説明する図である。 本発明による図面折り具を示す斜視図である。 本発明による図面折り具の短辺方向の断面図である。 本発明による図面折り具と棒状押圧具とを示す図である。
10 … 図面折り具
11 … 基台部
12 … 基準辺
13 … 溝部
20 … 棒状押圧具

Claims (6)

  1. 国際標準規格A列の用紙で描かれた図面について、A4版よりも大きなサイズの図面をA4版のサイズに、或いはA4版図面収納袋への出し入れに適したサイズに折り畳むための図面折り具であって、
    一つの長辺を図面折り畳み時の基準となる基準辺と規定したA4版サイズの板状の基台部と、該基台部の少なくとも一方の面上において前記基準辺に並行し基台部の全長に亘って刻設された溝部とを有し、
    前記溝部は、前記基準辺から170mmの距離に沿って刻まれていることを特徴とする図面折り具。
  2. 前記基台部の板厚は1.5乃至2mm、より好ましくは1.5mmとすることを特徴とする請求項1に記載の図面折り具。
  3. 前記溝部の深さは0.8乃至1mm、より好ましくは0.8mmとし、前記基台部の板厚から溝部の深さを減じた値が0.7mm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の図面折り具。
  4. 前記溝部の溝幅は、2乃至2.5mm、より好ましくは2.5mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の図面折り具。
  5. 前記溝部の基準辺側の側壁には曲率が4.5乃至5.5mm、より好ましくは5mmの面取り加工が施されていることを特徴とする請求項1または2に記載の図面折り具。
  6. 前記基台部の上に乗せた図面の上から前記溝部に沿って図面を押圧し、図面上に折り目を付ける棒状押圧具を、さらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5の内の少なくとも何れか一項に記載の図面折り具。

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