JP5982645B2 - バッグ用製造条件見出しとバッグの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はバッグ用製造条件見出しとバッグの製造方法に関する。
昨今の環境保護・環境保全の観点から、新聞紙の再利用が様々な形で検討されている。例えば、古新聞の用途として、窓ガラスの掃除用具や食用油の吸収剤が知られている(非特許文献1)。これらの古新聞の用途は、いずれも古新聞に用いられる紙やインクの性質を利用しているものといえる。
http://money.goo.ne.jp/setsuyaku/nichiyouhin/003.html
ところで、近年の印刷技術の発達により、新聞紙にも鮮やかな色彩の写真や広告が掲載されるようになった。しかしながら、従来知られている古新聞の用途としては、このような鮮やかな色彩の図柄を活用したものはない。
本発明は、斯かる実情に鑑み、バッグ用製造条件見出しとバッグの製造方法を提供しようとするものである。
容器用製造条件見出しは、新聞紙からなるシートを折って容器を製造する際、前記容器の製造条件を表す条件識別子を備えることを特徴とする。
前記条件識別子に前記シートの折り目の設定位置を表す識別子が複数含まれる場合、前記識別子は、当該折り目が前記シートに設けられる順番に並ぶことが好ましい。また、前記新聞紙を特定するための新聞紙識別子を備えることが好ましい。
前記条件識別子は、前記新聞紙から作成されるシートのサイズを表すサイズ識別子を有することが好ましい。また、前記条件識別子は、前記シートにおける前記新聞紙の重ね枚数を表す枚数識別子を有することが好ましい。さらに、前記シートよりも寸法の大きな新聞紙を折り、前記シートをつくるステップをシート形成ステップと定義した場合、前記条件識別子は、前記シート形成ステップにおける前記新聞紙の縁の折り返し量を表すシート形成条件識別子を有することが好ましい。
前記容器の形成前に行われ、前記容器の開口部用折り目を前記シートに付けるステップを開口折り目形成ステップと、前記開口部用折り目を基準にして前記容器の開口部を折り返すステップを開口折り返しステップと、それぞれ定義した場合、前記条件識別子は、前記開口部用折り目の設定位置を表す開口折り目識別子を有することが好ましい。
前記シートの両端をつなぎ前記シートから筒を形成するステップを筒形成ステップと、前記筒の一端部を折って前記折られた一端部が底をなす前記容器をつくるステップを底形成ステップと、それぞれ定義した場合に、前記底形成ステップは、前記筒の軸方向に平行な2つの軸折り目を基準にして前記筒を平坦にする平坦化ステップと、前記平坦化された筒のうち前記容器の底側となる部分の両角部に角折り目を付ける角折り目形成ステップと、前記角折り目を基準にして前記筒の一端側を開き、対となった前記底の前駆体を形成する底前駆体形成ステップと、前記一端側の開口を塞ぐように前記底の前駆体を折り返す閉塞ステップと、を有し、前記条件識別子は、前記角折り目の設定位置を表す角折り目識別子を備えることが好ましい。
前記底形成ステップは、前記平坦化ステップの後であって前記底前駆体形成ステップの前に行われ、前記平坦化された前記筒の一端側に前記軸折り目と交差する交差折り目を形成する交差折り目形成ステップをさらに有し、前記条件識別子は、前記交差折り目の設定位置を表す交差折り目識別子を備えることが好ましい。
前記条件識別子は、前記閉塞ステップにおける前記底の前駆体の折り返し位置を表す底折り返し位置識別子を備えることが好ましい。
前記容器のマチ部となる2本のマチ形成折り目が対となって前記筒に形成されるように前記筒を折るステップをマチ形成ステップと定義した場合に、
前記マチ部の幅となる前記2本のマチ形成折り目の間隔が、前記底の前駆体の折り返し位置によって決定される前記容器の底の幅よりも狭いことを表すマチ形状識別子を備えることが好ましい。
前記シートの両端をつなぎ、前記シートから筒を形成するステップを筒形成ステップと、前記容器のマチ部となる2本のマチ形成折り目が対となって前記筒に形成されるように前記筒を折るステップをマチ形成ステップと、それぞれ定義した場合に、前記条件識別子は、前記マチ形成折り目の形成位置を表すマチ形成折り目識別子を備えることが好ましい。
容器の製造方法は、新聞紙からなるシートの両端をつないで筒を形成する筒形成ステップと、前記筒の軸方向に平行な2つの軸折り目を基準にして前記筒を平坦にする平坦化ステップと、前記平坦化ステップの後に行われ、前記筒の一端部を折り、前記折られた一端部が底をなす容器をつくる底形成ステップと、前記底形成ステップの後に行われ、前記2つの軸折り目の近傍部分をそれぞれ折り返し、容器のマチ部となるマチ部形成折り目を前記2つの軸折り目の間に形成するマチ形成ステップと、を備え、前記底形成ステップは、前記筒の一端側を開き、対となった前記底の前駆体を形成する底前駆体形成ステップと、前記一端側の開口を塞ぐように前記底の前駆体を折り返す閉塞ステップとを有することを特徴とする。
前記2つの軸折り目と同一直線上に延びるガイド折り目を前記底に形成するガイド折り目形成ステップを、さらに備えることが好ましい。前記ガイド折り目形成ステップは前記マチ形成ステップと同時に行うことが好ましい。
前記閉塞ステップにおいて、前記底の前駆体が折り返される線を底折り返し線と定義した際、前記ガイド折り目は、前記底折り返し線と交わらないことが好ましい。
容器の製造方法は、複数の新聞紙を重ねてシートをつくるシート形成ステップと、前記シートの両端をつないで筒を形成する筒形成ステップと、前記筒の一端部を折り、前記折られた一端部が底をなす容器をつくる底形成ステップと、を備え、前記シート形成ステップでは、前記容器の開口部となる部分を折り返すことを特徴とする。
本発明によれば、新聞紙に印刷された図柄を利用したバッグを、容易に生産することができる。
バッグの概要を示す斜視図である。 バッグの概要を示す側面図である。 袋の製造方法の概要を示すフロー図である。 袋の製造方法の概要を示すフロー図である。 表用の新聞紙と補強用の新聞紙との概要を示す説明図である。 表用の新聞紙と補強用の新聞紙とを重ね、新聞紙の束83をつくる様子を示す説明図である。 X方向折り線及びY方向折り線で折られた表用の新聞紙と補強用の新聞紙との概要を示す説明図である。 表用の新聞紙と補強用新聞紙の束とを一体化させる様子を示す説明図である。 表用の新聞紙と補強用新聞紙の束とを一体化させる様子を示す説明図である。 開口折り目形成ステップの概要を示す説明図である。 筒形成ステップの概要を示す説明図である。 筒形成ステップの概要を示す説明図である。 平坦化ステップの概要を示す説明図である。 角折り目形成ステップの概要を示す説明図である。 ガイド折り目形成ステップの概要を示す説明図である。 ガイド折り目形成ステップにて折り返された部分を戻した場合の筒の平面図である。 角折り目及びガイド折り目の概要を示す筒の平面図である。 底前駆体形成ステップの概要を示す説明図である。 底前駆体形成ステップの概要を示す説明図である。 閉塞ステップの概要を示す説明図である。 マチ形成ステップの概要を示す説明図である。 マチ形成ステップの概要を示す説明図である。 マチ形成ステップの概要を示す説明図である。 バッグの概要を示す斜視図である。 バッグの概要を示す斜視図である。 バッグの概要を示す斜視図である。 持ち手の製造方法の概要を示す説明図である。 持ち手の製造方法の概要を示す説明図である。 見出しの概要を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1A〜1Bに示すように、バッグ2は、バッグ本体10と、バッグ本体10に取り付けられた持ち手20とを備える。バッグ本体10と持ち手20はいずれも新聞紙からなる。バッグ2は、買い物用袋、エコバッグ、果物や野菜などの包装袋などに向いている。
バッグ本体10は、長方形状の開口10Xを有する。バッグ本体10の高さHや開口10Xの縦横比(Lm1:Ln1)は、所定のものとなっている。バッグ本体10の前面には、所定の図柄12が位置する。さらに、バッグ本体10の底10Bの縦の長さLm2は開口10Xの縦の長さLm1より狭く、バッグ本体10の底10Bの横の長さLn2は、開口10Xの横の長さLn1よりも広い。
バッグ本体10のマチ10Mは、長方形状の上マチ部10MUと、台形状の下マチ部10MLとを有する。上マチ部10MUは、開口10Xから底10Bに向かって延び、横の長さは開口10Xから底10Bに向かってLn1と一定である。下マチ部10MLは、底10Bから開口10Xに向かって延び、横の長さは底10Bから開口10Xに向かってLn2からLn1へと短くなる。このような形状のマチ10Mを有するバッグ2は、開口10Xの形状が底10Bの形状と異なる。ここで、バッグ2そのものの安定感を出すためには、底10Bの縦横の比が1に近いほうが好ましい。一方、開口10Xの縦横の比が1から遠ざかる場合には、本やノート等のシート状の物を収容することができる。また、開口10Xの縦横の比を1から遠ざけることにより、底10Bと開口10Xとを結ぶ対角線の長さが長くなる。このため、野菜などの長尺物を収容することもできる。さらに、開口10Xの縦横の比を1から遠ざけることにより、開口10Xの開口面積は小さくなる。この結果、バッグ本体10に収容した物がこぼれにくくなる。特に、新聞紙のような剛性の小さい材料からつくったバッグ2においては、開口10Xの縦横の比を1から遠ざけることにより、収容物のこぼれを確実に抑えることができる。
バッグ2には、見出し30が設けられる。見出し30には、バッグ2の製造条件を表す識別子が付されている。この識別子については後述する。
次に、バッグ本体10の製造方法について説明する。図2Aに示すように、バッグ本体の製造方法100は、シート形成ステップ110と、筒形成ステップ120と、平坦化ステップ130と、底形成ステップ140と、マチ形成ステップ150と、を有する。
シート形成ステップ110では、原紙61となる新聞紙を折り、バッグ本体10の製造に適した寸法のシート62を得る。筒形成ステップ120では、シート62の両端をつないで、両側に開口端を有する筒63を形成する。平坦化ステップ130では、筒63の軸方向に延びる2本の折り目を基準にして筒を63を折り、筒63を平坦化する。底形成ステップ140では、平坦化ステップ130を経た筒63の一方の開口端を折り返し、当該折り返された部分によって一方の開口端を塞ぐ。このようにして筒63を折りたたむことにより、底を有するバッグ本体10が形成される。マチ形成ステップ150では、マチ10Mを形成するための折り目をバッグ本体10に設ける。
なお、原紙61となる新聞紙の寸法が、バッグ本体10の製造に適した寸法である場合には、シート形成ステップ110を省略してもよい。この場合、原紙61となる新聞紙がシート62となる。
バッグ本体の製造方法100は、さらに、開口折り目形成ステップ115と、開口折り返しステップ160とを有していてもよい(図2B参照)。開口折り返しステップ160は、マチ形成ステップ150の後に行われる。なお、マチ形成ステップ150を省略する場合には、開口折り返しステップ160は底形成ステップ140の後に行われる。開口折り返しステップ160では、バッグ本体10のうち他方の開口端周縁の厚みを厚くするために、開口折り目62Aにて、予め設けられた開口折り目62Aを基準にして開口部周縁を折り返す。開口折り目形成ステップ115では、開口折り返しステップ160にて基準となる開口折り目62Aを形成する。
次に各ステップの詳細について説明する。
シート形成ステップ110(図2B参照)では、表用の新聞紙81と補強用の新聞紙82を原紙61として用いて、シート62を形成する(図3A〜3E参照)。以下、表用の新聞紙81(1枚)と、補強用の新聞紙82(4枚)とを用いる場合について説明する。
まず、表用の新聞紙81と補強用の新聞紙82とを重ね、新聞紙の束83をつくる(図3B参照)。以下、説明の便宜上、新聞紙81〜83の横方向をX方向とし、縦方向をY方向と称する。次に、新聞紙の束83にX方向折り線83AXとY方向折り線83AYとを設ける。ここで、X方向折り線83AXを基準にして新聞紙の束83の縁を折り返すことにより、新聞紙の束83のX方向の長さを詰めることができる。また、Y方向折り線83AYを基準にして新聞紙の束83の縁を折り返すことにより、新聞紙の束83のY方向の長さを詰めることができる。例えば、X方向折り線83AXは新聞紙全体のX方向長さの1/8の位置に設けられ、Y方向折り線83AYは新聞紙全体のY方向長さの1/6の位置に設けられる。
X方向折り線83AXが設けられる位置は、バッグ本体10の底10B(図1A参照)側であることが好ましい。バッグ本体10の底10B側に設けられたX方向折り線83AXを基準にしてバッグ本体10を折ることにより、バッグ本体10の底10B側の強度を向上させることができる。
また、バッグ本体10の開口10X(図1A参照)側にも、X方向折り線83AXを設けてもよい。バッグ本体10の開口10X側に設けられたX方向折り線83AXを基準にしてバッグ本体10を折ることにより、バッグ本体10の開口10X側の強度を向上させることができる。開口10X側の強度の向上により、マチ形成折り目63Yや角折り目63Rをバッグ本体10の稜線として設けなくても、バッグ本体10として十分な強度が得られる。この結果、丸みを帯びたマチ10Mを有するバッグ本体10をつくることができる。
その後、新聞紙の束83を、表用の新聞紙81と補強用の新聞紙82とに分ける。次に、補強用の新聞紙82同士を重ねて、補強用新聞紙の束84をつくる(図3C参照)。補強用新聞紙の束84をつくる際、X方向折り線83AX及びY方向折り線83AYの位置及び向きが一致するように重ねる。そして、X方向折り線83AX及びY方向折り線83AYを基準にして、表用の新聞紙81を折る。同様にして、X方向折り線83AX及びY方向折り線83AYにて、補強用新聞紙の束84を折る。
次に、表用の新聞紙81と補強用新聞紙の束84とを一体化させる(図3D参照)。まず、X方向折り線83AXの折り返しによって表用の新聞紙81に形成された折り返し部分81Xと、Y方向折り線83AYの折り返しによって補強用新聞紙の束84に形成された折り返し部分84Yとを係止する。同様に、Y方向折り線83AYの折り返しによって表用の新聞紙81に形成された折り返し部分81Yと、X方向折り線83AXの折り返しによって補強用新聞紙の束84に形成された折り返し部分84Xとを係止する。そして、ボンドなどの接着剤を用いて、当該係止された部分を貼り合わせる。こうして、表用の新聞紙81と補強用新聞紙の束83とが一体化され、シート62が得られる(図2B参照)。このようにして得られたシート62は、X方向の両端に袋部62XA、62XBが設けられる。袋部62XAは折り返し部分81Xと補強用新聞紙の束84とによって形成され、袋部62XBは折り返し部分84Xと表用の新聞紙81とによって形成される(図3D〜3E参照)。袋部62XA、62XBは、いずれも、Y方向の両端のうち一方が閉じ、他方が開いている。
なお、必要に応じて、バッグ本体10の裏地となる裏用の新聞紙を併用してもよいし、用途によっては、補強用の新聞紙を省略して表用の新聞紙81のみを用いてもよい。また、バッグ本体10の裏地となる裏用の新聞紙として、柄が印刷されたものを用いてもよい。この場合において、筒63を形成したときの開口折り目62Aを谷折りにすることにより、バッグ本体10の開口部分とバッグ本体10の前面部分とで異なる柄を配置することができる。
開口折り目形成ステップ115(図2B参照)では、図4に示すように、シート62のY方向の一端側を他端側に向けて折り返す。このときの折り返し幅(1回分)は、シート62全体のY方向長さの1/8であり、折り返し回数は、2回である。こうして、シート62には、開口折り目62Aが2本形成される。ここで、「シート62のY方向の一端側」は、バッグ本体10の開口10X(図1A参照)側に相当する。
筒形成ステップ120(図2B参照)では、シート62のX方向の一端側(例えば、袋部62XA)を折り返して連結代62TSを形成する連結代形成ステップ(図5A参照)と、シート62のX方向の他端側に位置する袋部62XBへ連結代62TSを挿入してシート62のY方向両端同士を連結する両端連結ステップ(図5B参照)とを有する。
なお、筒形成ステップ120では、バッグ本体10の柄としてふさわしくない模様(新聞紙の枠線等)がシート62のX方向の端部に位置する場合、当該模様が隠れるようにして、シート62のX方向の両端をつなぐことが好ましい。例えば、袋部62XA側の新聞紙81及び袋部62XB側の補強用新聞紙にそれぞれ枠線が位置する場合、次のようにしてもよい。まず、連結代形成ステップでは、新聞紙81の枠線が谷折り側となるようにシート62の袋部62XA側を折り返して、連結代62TSを形成する。その後、両端連結ステップでは、連結代62TSの袋部分、すなわち袋部62XAに、補強用新聞紙の袋部62XB側を挿入する。さらにその後、両端連結ステップでは、袋部62XA、62XB同士をのり等で接着して、シート62のY方向両端を連結する。なお、連結代形成ステップでは、新聞紙81の枠線が山折り側となるようにシート62の袋部62XA側を折り返して、連結代62TSを形成してもよい。この場合には、その後の両端連結ステップでは、補強用新聞紙の袋部62XBへ連結代62TSを挿入し、袋部62XA、62XB同士をのり等で接着して、シート62のY方向両端を連結すればよい。また、当該模様が直線状の場合には、当該模様とシート62のX方向の端とが一致するようにして、シート62のX方向の両端をつないでもよい。
こうして、筒形成ステップ120により、シート62から筒63(図2B参照)が形成される。なお、筒63を形成したときの開口折り目62Aは、山折りまたは谷折りのいずれでもよい。
平坦化ステップ130では、筒63の軸方向AXに延びる2本の軸折り目63Tを基準にして筒63を山折りし、筒63を平坦化する(図2B、6参照)。平坦化ステップ130において軸折り目63Tは山折り目であるが、最終的にバッグ本体10のマチ部10Mにおいて谷折り目となる(図2B参照)。なお、軸折り目63Tは、筒63の軸方向AXと平行であることが好ましい。また、1つのマチ10M(図1B参照)を構成するマチ形成折り目63Yを2つ設ける場合には、当該マチ形成折り目63Yの間に継ぎ目62J(図5B参照)が位置することが好ましい。
底形成ステップ140(図2B参照)は、角折り目形成ステップ(図7A参照)と、交差折り目形成ステップ(図7B参照)と、底前駆体形成ステップ(図7C〜7F参照)と、閉塞ステップ(図7F〜7G参照)と、を有する。
角折り目形成ステップでは、筒63の一方の開口端63KA(図6参照)側の両角を折り返す(図7A参照)。折り返された部分は直角2等辺三角形状となる。筒63の角の折り返し量L63Rは、軸AXに対し左右等しいことが好ましい。
図7Bに示すように、交差折り目形成ステップでは、角折り目形成ステップにて折り返された部分の軸折り目63Tを基準にして、筒63の一方の開口端63KA(図6参照)側を折り返す。
こうして、角折り目形成ステップによれば、筒63の両角部に角折り目63Rが形成され、交差折り目形成ステップにより、筒63の軸方向AXと交差する交差折り目63Xが筒63に形成される(図7D参照)。交差折り目63Xは、筒63の軸方向AXと直交することが好ましい。また、筒63の軸方向AXにおいて、交差折り目63Xは、開口折り目62Aの反対側に位置することが好ましい。
底前駆体形成ステップでは、交差折り目形成ステップにて折り返された部分を元に戻した(図7C参照)後、角折り目形成ステップにて折り返された部分を元に戻す(図7D参照)。さらに、その後、角折り目63Rを基準に、または角折り目63R及び交差折り目63Xを基準にして、一方の開口端63KA側を開く(図7D〜7F参照)。底前駆体形成ステップにより、筒63の開口端63KA側(図6参照)には、底の前駆体63L、63Mが対となって形成される(図7F参照)。
閉塞ステップでは、底折り返し線63LA、63MAを基準にして、対となった底の前駆体63L,63Mをそれぞれ折り返す(図7F〜7G参照)。そして、折り返された底の前駆体63L,63Mの先端部同士を重ね、重なった部分を接合する。こうして、底の前駆体63L、63Mが、バッグ本体10(図2B参照)の底10Bとなる。なお、底の前駆体63L,63Mの折り返し量L63LA、L63MA、すなわち、底の前駆体63L,63Mの先端から底折り返し線63LA、63MAまでのそれぞれの間隔は、等しいことが好ましい。なお、閉塞ステップでは、底の前駆体63Lを折り返し、底折り返し線63LAを基準にして折り返した後、底の前駆体63Lの輪郭と底折り返し線63LAとの交点P1、P2(図7F参照)を設定し、底の前駆体63Lの輪郭が交点P1、P2上となるように、底の前駆体63Lを折り返してもよい。
マチ形成ステップ150では、平坦化された筒63のうち軸折り目63T近傍の両縁部を、筒63の幅方向中心部に向けて折り返す(図8A参照)。両縁部の折り返し量LMYは等しいことが好ましい。ここで、折り返し量LMYは、軸折り目63Tとマチ形成折り目63Yとの間隔の長さである。軸折り目63T近傍の縁部は、筒63に対して底の前駆体63L、63M側、またはこれと反対側のいずれの方向に折り返してもよい。なお、バッグ本体10(図2B参照)の底10Bの輪郭を明確にしたい場合には、底の前駆体63L、63Mが設けられた面と反対側の面に向けて、軸折り目63T近傍の縁部を折り返すことが好ましい。
こうして、平坦化された筒63のうち軸折り目63T近傍の縁部を折り返すことにより、筒63の両面側にマチ形成折り目63Yが形成される(図8B〜8C参照)。この2本のマチ形成折り目63Yは、筒63の軸AX方向に延び、最終的にバッグ本体10のマチ10Mの幅Ln1(図1B参照)を決定するものである。
ここで、マチ形成折り目63Yの形成と同時に、底の前駆体63L,63Mにガイド折り目63Gを形成することが好ましい(図8B〜8C参照)。ガイド折り目63Gは、マチ形成折り目63Yに対し同一直線上に延びる。ここで、筒63の角の折り返し量L63R(図7A参照)から前駆体63Lの折り返し量L63LA(図7F参照)を減じた値(=L63R−L63LA)、または、筒63の角の折り返し量L63R(図7A参照)から前駆体63Mの折り返し量L63MA(図7F参照)を減じた値(=L63R−L63MA)をΔL(図8A参照)と定義すると、ΔLに対する両縁部の折り返し量LMYの割合(=LMY/ΔL)の値が、0より大きく1未満である、すなわち、ガイド折り目63Gは、底折り返し線63MA、63LAと交わらないことが好ましい。
マチ形成ステップ150の後、筒63の一方の開口端63KA側を拡げると、図9に示すバッグ本体10を得ることができる。ここで、バッグ本体10の底部10Bは、底折り返し線63LA、63MAと、4本の角折り目63Rと、2本のガイド折り目63Gとによって囲まれる部分である。また、バッグ本体10のマチ10Mは、それぞれ、2本のマチ形成折り目63Yと、2本の角折り目63Rと、1本のガイド折り目63Gとによって形成される。
開口折り返しステップ160では、開口折り目62A(図9C参照)に基づいて、バッグ本体10の開口周縁部を折り返す(図2B参照)。
なお、上記実施形態では、図2Bに示すバッグ本体の製造方法100について説明したが、開口折り目形成ステップ115と開口折り返しステップ160とを省略する、すなわち、図2Aに示すバッグ本体の製造方法100でもよい。
また、(図8A〜8Bを用いて説明したマチ形成ステップ150において、ΔL(=L63R−L63LA)に対する両縁部の折り返し量LMYの割合(=LMY/ΔL)の値が1以上の場合、すなわち、ガイド折り目63Gが底折り返し線63MA、63LAと交わる場合(図10A参照)には、図10Bに示すようなバッグ本体10を製造することができる。この場合には、底折り返し線63LA、63MAと、2本のガイド折り目63Gとによって囲まれる部分が、バッグ本体10の底部10Bとなる。また、バッグ本体10のマチ10Mは、それぞれ、1本の軸折り目63Tと、2本のマチ形成折り目63Yと、2本の角折り目63Rと、1本のガイド折り目63Gとによって形成される。このようなバック本体10において、バッグ本体10の底10Bの縦の長さLm2は開口10Xの縦の長さLm1と等しく、バッグ本体10の底10Bの横の長さLn2は、開口10Xの横の長さLn1と等しい。
また、図2A、2Bに示すバッグ本体の製造方法100の双方において、マチ形成ステップ150を省略してもよい。
このように、バッグ本体の製造方法100のうち、筒形成ステップ120と平坦化ステップ130と底形成ステップ140とが、バッグ本体10の基本構造を形成するためのステップであり、マチ形成ステップ150がバック本体10の種別(マチ10Mの有無、マチ10Mの形状の種別)を決定するためのステップといえる。すなわち、バッグ本体の製造方法100では、バッグ本体10の基本構造を形成するためのステップの後に、バック本体10の種別決定するためのステップが行われるため、初心者であっても、完成形のバッグ本体10のイメージを把握しながら各ステップを行うことができる。加えて、底形成ステップ140の後であってマチ形成ステップ150の前に一旦筒63を拡げて、マチが形成される前のバッグ本体10の形状、すなわちバッグ本体10の基本構造を確認することも可能となる。
また、バッグ本体の製造方法100では、バッグ本体10の底部10Bやマチ10Mの輪郭線となる各折り目を全て形成するため、バッグ本体10の仕上がりが良好なものとなる。
次に、持ち手20の製造方法について説明する。
持ち手20の製造方法では、まず、新聞紙からなるシート86の横方向(X方向)及び縦方向(Y方向)と交差するように棒87を配し、棒87にシート86を巻き付ける(図11A参照)巻き付けステップを行う。そして、シート86の巻き付けは、一方の角側から始め、対角の角側まで行う(図11B参照)。最後に、対角の角部をシート86自身に貼り付ける。最後に、棒状に巻かれたシート71から棒87を抜く。こうして、シート86からなる持ち手20(図1参照)がつくられる。そして、持ち手20の両端は、接着剤により、バッグ本体10に取り付けられる。例えば、持ち手20の両端をバッグ本体10の内面または外面に取り付けてもよい。また、バッグ本体10の開口部が折り返されている場合には、開口部の折り返し部分の隙間や、底の前駆体63L、63Mの折り返し部分(図7G〜7F参照)の隙間に、持ち手20の両端を挿入してもよい。なお、バッグ本体10に取り付ける持ち手20の数は、1つでもよいし2つでもよい。
持ち手20の製造方法において、必要に応じて、シート形成ステップ110を、巻き付けステップの前に行うことが好ましい。また、巻き付けステップの前に、シート86の余白部分86Yを切り取る余白切取ステップを行ってもよい。切り取られる余白部分86Yとしては、図に示すL字部分86Zとすることが好ましい。余白切取ステップを行うことにより、製造後の持ち手20に余白部分が現れなくなる結果、余白部分によってデザイン性が損なわれずに済む。
次に、見出し30の詳細について説明する。
図12に示すように、見出し30は、台紙89と、台紙89に付された条件識別子90とを備える。台紙89には、台紙89とバッグ10とを連結する連結具31(図1A参照)の通し穴89Xが設けられる。条件識別子90は、新聞紙からバッグ本体10をつくる際、新聞紙の折り条件を表すものであり、シート形成ステップ110におけるシート形成条件識別子91と、開口折り目形成ステップ115における開口折り目識別子92と、角折り目63R(図7D参照)の位置を表す角折り目識別子93と、底折り返し線63LA、63MA(図7F参照)の位置を表す底折り返し識別子94と、マチ形成折り目63Y(図8B参照)の位置を表すマチ形成折り目識別子95と、を有する。
シート形成条件識別子91は、サイズ識別子91Aと、重ね枚数識別子91Bと、折り返し幅識別子91Cと、折り返し高さ識別子91Dとを有する。
サイズ識別子91Aは、シート62の形成に用いる新聞紙のサイズを表すものであり、新聞紙のサイズをそのまま使用する場合は、「1」、半分に折って使用する場合は「1/2」、4つ折りにする場合には「1/4」となる。なお、上述のバッグ本体の製造方法100におけるサイズ識別子91Aは、「1」であるため、「1」にチェックをする。
重ね枚数識別子91Bは、シート62の形成に用いる新聞紙の枚数を表すものであり、所要の枚数を用いる。例えば、上述のバッグ本体の製造方法100における重ね枚数識別子91Bは、表用の新聞紙81の枚数「1」と補強用の新聞紙82の枚数「4」との和、すなわち「5」となる。
折り返し幅識別子91Cは、X方向折り線83AX(図3B参照)の位置を表すものであり、折り返し高さ識別子91Dは、Y方向折り線83AY(図3B参照)の位置を表すものである。例えば、上述のバッグ本体の製造方法100における折り返し幅は、「1/8」であり、折り返し高さは、「1/6」であるため、折り返し幅識別子91Cの「1/8」に、そして、折り返し高さ識別子91Dの「1/6」にチェックをする。なお、折り返し幅識別子91Cや折り返し高さ識別子91Dとしては、新聞紙の端からの長さを表す識別子としてもよい。
開口折り目識別子92は、開口折り目形成ステップ115(図4参照)における折り条件を表すものであり、折り回数を表す開口折り回数識別子92Aと、1回分の折り長さを表す開口折り長さ識別子92Bとを有する。例えば、上述のバッグ本体の製造方法100において、開口折り回数が「2」であり、開口折り長さが「1/8」であるため、開口折り回数識別子92Aの「2」に、そして、開口折り長さ識別子92Bの「1/8」にチェックする。なお、開口折り長さ識別子92Bとしては、シート62の端から開口折り目62Aまでの長さを表す識別子としてもよい。
角折り目識別子93は、角折り目63R(図7D参照)の形成位置を表すものであり、筒の幅Wに対する折り返し量L63Rの割合(=L63R/W)としてもよいし、折り返し量L63Rの長さそのものとしてもよい。
底折り返し識別子94は、底折り返し線63LA、63MA(図7F参照)の形成位置を表すものであり、例えば、底折り返し線63LA、63MAを基準とする底の前駆体63L,63Mの折り返し量L63LA、L63MAを表すものでもよい。より具体的には、底折り返し識別子94は、折り返し量L63R(図7D参照)に対する折り返し量L63LAの割合(=L63LA/L63R)や、折り返し量L63R(図7D参照)に対する折り返し量L63MAの割合(=L63MA/L63R)であってもよいし、折り返し量L63LA、L63MAの長さそのものとしてもよい。なお、底の前駆体63L,63Mの折り返し量L63LA、L63MAが等しい場合には、底折り返し識別子94として、折り返し量L63LA、L63MAのうちいずれか一方のみを表してもよい。また、その他の底折り返し識別子94の例としては、底の前駆体63L,63Mの折り返し量L63LA、L63MAに代えて、底折り返し線63LA、63MAの間の間隔Ln2の半分の値を用いてもよい。すなわち、底折り返し識別子94は、(0.5×Ln2/L63R)であってもよい。
マチ形成折り目識別子95は、マチ形成折り目63Yの形成位置を表すものであり、例えば、軸折り目63Tを基準とするマチ形成折り目63Yの折り返し量を表すもの(例えば、両縁部の折り返し量LMY)であってもよい。また、マチ形成折り目識別子95は、ΔL(=L63R−L63LA)に対する両縁部の折り返し量LMYの割合(=LMY/ΔL)を表すものでもよいし、LMYの実寸法としてもよい。
このような見出し30をバッグ2に付することにより、バッグ本体10の製造条件を把握することができる。したがって、製造されたバッグ2を見た者は、当該バッグ2に結び付けられた見出し30に記載の条件をガイドにして、同様のバッグ2を製造することが可能となる。
また、各ステップを省略する場合には、省略したステップを表す省略識別子を、条件識別子90に含めてもよい。省略識別子の例としては、「折り目なし」の文字列がある。これにより、見出し30におけるチェック漏れであるか、ステップを省略したかを判別することができる。
また、見出し30は、バッグ本体10をつくるために用いる新聞紙、特に表紙を特定する表紙特定識別子を備えていてもよい。新聞紙特定識別子としては、新聞紙社名、日付、ページ数の他、新聞紙面全体における図柄が占める位置、大きさなどがある。見出し30が新聞紙特定識別子を有することで、同一の形状、同一のデザインの柄のバッグ2をつくることができる。このため、同様の柄のバッグ2の大量生産を考慮すると、新聞紙特定識別子は有効な手段である。
また、台紙89において条件識別子90に含まれる識別子が並ぶ順番は、バッグ本体の製造方法において当該識別子に対応する折り目が形成される順番と一致することが好ましい。これにより、袋を製造しながら、所定の位置に折り目を付けることが可能となる結果、折り目の付け忘れを防ぐことができる。
さらに、見出し30は、持ち手の製造に関する識別子98を有していてもよい。持ち手の製造に関する識別子98としては、サイズ識別子91Aや重ね枚数識別子91Bと同様の識別子98A、98Bの他、持ち手の製造に用いた棒の情報(例えば、棒の形状)を表す識別子98C、持ち手の数を示す識別子98Dがある。
上記実施形態では、新聞紙の折り条件を表す条件識別子90を見出し30に設けたが、本発明はこれに限られず、新聞紙に設けられた折り目や、描かれた折り線を条件識別子90としてもよい。新聞紙に設けられたまたは描かれた条件識別子90は、バッグ本体の製造方法、すなわちマニュアルとして機能する。
上記実施形態では、新聞紙からバックを製造したが、本発明はこれに限られず、新聞紙からバック以外の容器(例えば、袋、鞄、籠等)を製造してもよい。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 バッグ
10 バッグ本体
10B 底
10X 開口
20 持ち手
61 原紙
62 シート
63 筒
71 棒
81、82 新聞紙
90 条件識別子
91 シート形成条件識別子
91A サイズ識別子
91B 重ね枚数識別子
91C 折り返し幅識別子
91D 折り返し高さ識別子
92 開口折り目識別子
92A 開口折り回数識別子
92B 開口折り長さ識別子
93 角折り目識別子
94 底折り返し識別子
95 マチ形成折り目識別子
100 バッグ本体の製造方法
110 シート形成ステップ
115 開口折り目形成ステップ
120 筒形成ステップ
130 平坦化ステップ
140 底形成ステップ
150 マチ形成ステップ
160 開口折り返しステップ

Claims (2)

  1. 新聞紙からなるシートの両端をつないで筒を形成する筒形成ステップと、
    前記筒の軸方向に平行な2つの軸折り目を基準にして前記筒を平坦にする平坦化ステップと、
    前記平坦化ステップの後に行われ、前記筒の一端部を折り、前記折られた一端部が底をなす容器をつくる底形成ステップと、
    前記底形成ステップの後に行われ、棒状の持ち手の前記筒の内面に取り付ける持ち手設置ステップと、
    を備え、
    前記底形成ステップは、
    前記筒の一端側を開き、対となった前記底の前駆体を形成する底前駆体形成ステップと、
    前記一端側の開口を塞ぐように前記底の前駆体を折り返す閉塞ステップとを有し、
    前記持ち手設置ステップは、
    前記持ち手の端部を、前記底形成ステップにおける前記底の前記前駆体の折り返し部分の隙間に挿入して固定するようになっており、
    前記底形成ステップの後に行われ、前記2つの軸折り目の近傍部分をそれぞれ折り返し、容器のマチ部となるマチ部形成折り目を前記2つの軸折り目の間に形成するマチ形成ステップと、
    前記マチ部形成折り目と同一直線上に延びるガイド折り目を前記底に形成するガイド折り目形成ステップを、さらに備え、
    前記閉塞ステップにおいて、前記底の前駆体が折り返される線を底折り返し線と定義した際、
    前記ガイド折り目は、前記底折り返し線と交わらないことを特徴とする容器の製造方法。
  2. 新聞紙からなるシートの両端をつないで筒を形成する筒形成ステップと、
    前記筒の軸方向に平行な2つの軸折り目を基準にして前記筒を平坦にする平坦化ステップと、
    前記平坦化ステップの後に行われ、前記筒の一端部を折り、前記折られた一端部が底をなす容器をつくる底形成ステップと、
    前記底形成ステップの後に行われ、前記2つの軸折り目の近傍部分をそれぞれ折り返し、容器のマチ部となるマチ部形成折り目を前記2つの軸折り目の間に形成するマチ形成ステップと、
    を備え、
    前記底形成ステップは、
    前記筒の一端側を開き、対となった前記底の前駆体を形成する底前駆体形成ステップと、
    前記一端側の開口を塞ぐように前記底の前駆体を折り返す閉塞ステップとを有するようになっており、
    前記マチ部形成折り目と同一直線上に延びるガイド折り目を前記底に形成するガイド折り目形成ステップを、さらに備え、
    前記閉塞ステップにおいて、前記底の前駆体が折り返される線を底折り返し線と定義した際、
    前記ガイド折り目は、前記底折り返し線と交わらないことを特徴とする容器の製造方法。
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