JP5391006B2 - 内視鏡挿入補助具 - Google Patents
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Description
図1において、電子内視鏡システム10は、電子内視鏡11、プロセッサ装置12、光源装置13、管内自走装置(内視鏡挿入補助具)14、自走制御装置15などから構成される。電子内視鏡11は、消化管内に挿入される挿入部16と、電子内視鏡11の把持及び挿入部16の操作に用いられる操作部17と、プロセッサ装置12及び光源装置13に接続するユニバーサルコード18とを備えている。
図10(A)に示すように、第1エアチューブ60は、上記実施形態1−1と同様にコイルバネのような螺旋状の形態をしている。相違点は、第1エアチューブ60は、弛み部分における螺旋の径がオーバチューブ31の外径よりも小径であり、オーバチューブ31の外周に巻き付けられていないことである。第1エアチューブ60の螺旋状の弛み部分は、オーバチューブ31の周囲に配置されている。
図11(A)に示す第1エアチューブ61は、複数箇所に湾曲箇所を持つ、つづら折り状に湾曲させて弛み部分を形成した例である。第1エアチューブ61は、弛み部分において、第3伸縮ユニット28cの伸縮方向に凹凸が生じるように湾曲している。図11(B)に示すように、第3伸縮ユニット28cが縮み状態になると、第1エアチューブ60は、湾曲箇所の曲率半径が大きくなるように変形する。この変形により、フランジ33a,33bから作用する軸方向の力が吸収されて、キンクが防止される。
図12(A)に示すように、第1エアチューブ63は、上記実施形態1−3の第1エアチューブ61と同様に、つづら折り状に湾曲させて弛み部分を形成している。第1エアチューブ61との相違点は、弛み部分において、第3伸縮ユニット28cの伸縮方向に対して直交する方向に凹凸が生じる湾曲箇所を持つことである。さらに、第1エアチューブ63は、オーバチューブ31の外周面に沿うように湾曲している。この第1エアチューブ63も、弛み部分の変形により、フランジ33a,33bから作用する軸方向の力が吸収されて、キンクが防止される。なお、第1エアチューブ62とオーバチューブ31との間に隙間が形成されていてもよい。
図13(A)に示すように、第1エアチューブ63はループ形状を有している。図13(B)に示すように、第3伸縮ユニット28cが縮み状態に変形した場合、第1エアチューブ63は、そのループ部63aの径が大きくなることにより、フランジ33a,33bから作用する軸方向の力が吸収されるので、キンクすることはない。なお、ループ部63aは複数形成されていてもよい。
図14に示すように、第1エアチューブ64は、ゴムなどの弾性素材で形成されている。第1エアチューブ64は、第3伸縮ユニット28cが縮み状態に変形した際に屈曲する部位Pが予めカーブして形成されている。この第1エアチューブ64は、直線状に展延させたときの挿入部軸方向長さが、伸び状態におけるフランジ33a,33bの間隔よりも長く形成されている。
次に、エアチューブのキンクを防止する実施形態2について説明する。実施形態2では、下記の各実施形態に示すように、第1エアチューブを挿入部軸方向と略平行な方向に伸縮自在な構造とする。
図17に示すように、第1エアチューブ66は、蛇腹構造を有しており、その長軸方向に伸縮自在である。図18(A)において、第3伸縮ユニット28cが伸び状態に変形した場合、第1エアチューブ66は挿入部軸方向に伸長する。逆に、図18(B)に示すように、第3伸縮ユニット28cが縮み状態に変形した場合、第1エアチューブ66も挿入部軸方向に収縮する。第3伸縮ユニット28cの伸縮に伴い、第1エアチューブ66も伸縮するため、キンクすることはない。
図21に示すように、第1エアチューブ69は、フランジ33aに接続した外筒69aと、一端がこの外筒69aの開口部に進退自在に嵌合し、他端がフランジ33bに接続した内筒69bとから構成されている。この内筒69bのストローク量は、第3伸縮ユニット28cの伸縮量よりも大きく設定されている。なお、図示は省略するが、外筒69aと内筒69bとの接続部分に空気漏れを防止するシール部材を設けてもよい。
図23(A)において、第1エアチューブ71は、フランジ33a,33bを小型化した小型フランジ72と、バルーン32を小型化した小型バルーン73とを交互に直列接続して形成される。小型バルーン73は、その軸方向両端部からそれぞれ押圧されたときに、径方向に膨張して軸方向に収縮し、押圧が解除されたときに元の状態に復元する。
次に、エアチューブのキンクを防止する実施形態3について説明する。この実施形態3では、図24(A)に示すように、第1エアチューブ75の両端部と、フランジ33a,33bとの間に、略筒状の保持部材76を設ける。保持部材76は、例えばゴム等の弾性素材から形成されており、その一端側の開口部が第1貫通穴1cに接続し、その他端側の開口部が第1エアチューブ75の端部に接続している。保持部材76は、第1エアチューブ75の両端部を遊動自在に保持する。
次に、エアチューブのキンクを防止する実施形態4について説明する。この実施形態4では、図25に示すように、第1エアチューブ78を略扁平形状に形成する。第1エアチューブ78の断面は、挿入部軸方向D1及び第1エアチューブ78の軸方向D2(図中X軸方向)に対して略垂直なZ軸方向の長さよりも、Z軸方向及び軸方向D2に略垂直なY軸方向の長さの方が長くなるように形成されている。なお、このような略扁平形状のチューブを用いる場合、フランジ33a,33bの各貫通穴1c〜6cの突出部は、エアチューブの開口部に嵌合可能な形状で形成される(他の実施形態も同様)。
次に、エアチューブのキンクを防止する実施形態5について説明する。実施形態5では、下記の各実施形態に示すように、エアチューブの剛性を高めるための補強を行っている。
図28に示すように、第1エアチューブ80は略扁平形状に形成されており、その流路80a内は複数の仕切り壁81で仕切られている。仕切り壁81は、先に図25に示した挿入部軸方向、及び第1エアチューブ80の軸方向に対して略垂直なZ方向に立設され、かつ第1エアチューブ80の軸方向に長く延びている。
図31に示すように、第1エアチューブ84は略扁平形状に形成されており、その流路84a内には複数のボス85が設けられている。各ボス85は、挿入部軸方向及び第1エアチューブ84の軸方向に対して略垂直な方向に立設されている。従って、上述の仕切り壁81と同様に、各ボス85も第1エアチューブ84の剛性を高めることができるので、キンクを防止することができる。
図32に示すように、第1エアチューブ86は、複数のシングルチューブ87を並列に連結して形成されている。この場合、各シングルチューブ87の連結部分88が、実施形態5−1で説明した仕切り壁81と同じ役割を担うため、同様にキンクを防止することができる。
図33に示すように、第1エアチューブ89は、第3伸縮ユニット28cが縮み状態に変形した際に屈曲する部位であって特にキンクするおそれがある中央部に、肉厚部89aを有している。肉厚部89aは、第1エアチューブ89の他の部位よりも肉厚に形成されているため、この肉厚部89aの剛性は他の部位よりも高くなる。このため、第3伸縮ユニット28cが縮み状態に変形した場合に、第1エアチューブ89の肉厚部89aは屈曲し難くなる。その結果、第1エアチューブ89の屈曲が大きくならないので、キンクを防止することができる。
図34に示すように、第1エアチューブ91には、その流路91a内にコイルバネ92が設けられている。コイルバネ92は、第1エアチューブ91の軸方向に沿って長く延び、その径は流路91aの径よりも僅かに小さく形成されている。第1エアチューブ91が屈曲した際に、このコイルバネ92が、流路91aの断面形状及び断面積を保持するように機能するので、キンクを防止することができる。また、コイルバネ92は、その中央部は中空であるので、圧縮空気の流通を妨げるおそれもない。
図36に示すように、第1エアチューブ95には、その外周に螺旋状の補強部材96が巻き付けられている。この補強部材96は、第1エアチューブ95の剛性を補強する。これにより、第3伸縮ユニット28cが縮み状態に変形した際に、第1エアチューブ102の屈曲が大きくならないため、キンクを防止することができる。
図38に示すように、第1エアチューブ99には、その流路99a内に、通気性を有するスポンジ等の多孔質部材100が設けられている。この多孔質部材100も、第1エアチューブ91が折れ曲がった際に流路99aの断面形状及び断面積を保持するように機能するので、キンクを防止することができる。また、通気性を有しているので、圧縮空気の流通を妨げるおそれもない。
図39に示すように、第1エアチューブ102は、その軸方向に長く延び、かつ互いに平行な一対の板バネ103と、両板バネ103の互いに対向する側端部同士を接続する接続部材104とからなる。板バネ103は金属または合成樹脂等で形成され、接続部材104はポリ塩化ビニル等の合成樹脂で形成されている。
次に、エアチューブのキンクを防止する実施形態6について説明する。実施形態6では、図40(A)に示すように、第1エアチューブ106は、バルーン32の内周面に沿うように、バルーン内周面に固定されている。この第1エアチューブ106の固定は、例えば接着テープ107を用いて行われる。
(付記項1)
内視鏡挿入部が挿通される内部空間を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に伸縮自在なオーバチューブと、前記オーバチューブの外周を覆うように設けられ半径方向に拡縮自在な筒状部材と、前記オーバチューブと前記筒状部材との間に設けられた密閉空間と、からなり、前記密閉空間に流体を注入することにより前記筒状部材が拡径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に収縮し、前記注入した流体を排出することにより前記筒状部材が縮径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に伸長する第1の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットと同様の構成を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に沿って前記第1の伸縮ユニットの基端端側に直接または間接的に連結された第2の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットもしくは前記第2の伸縮ユニットを前記内視鏡挿入部に固定する固定部と、
前記第1の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第1の伸縮ユニットの密閉空間に供給する給排チューブであって、前記第2の伸縮ユニットの密閉空間内部を通過する第1の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第2の伸縮ユニットの密閉空間に供給する第2の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットの先端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する先端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの基端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する基端端側固定部とからなり、
前記第1の給排チューブは、前記密閉空間内において前記第2の伸縮ユニットの伸縮方向と略平行な方向に伸縮自在に形成されていることを特徴とする内視鏡挿入補助具。
(付記項2)
前記第1の給排チューブは、蛇腹構造を有していることを特徴とする付記項1記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項3)
前記第1の給排チューブと、前記オーバチューブとが一体化されていることを特徴とする付記項2記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項4)
前記第1の給排チューブは、前記オーバチューブの外周に螺旋状に巻き付けられていることを特徴とする付記項1記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項5)
内視鏡挿入部が挿通される内部空間を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に伸縮自在なオーバチューブと、前記オーバチューブの外周を覆うように設けられ半径方向に拡縮自在な筒状部材と、前記オーバチューブと前記筒状部材との間に設けられた密閉空間と、からなり、前記密閉空間に流体を注入することにより前記筒状部材が拡径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に収縮し、前記注入した流体を排出することにより前記筒状部材が縮径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に伸長する第1の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットと同様の構成を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に沿って前記第1の伸縮ユニットの基端端側に直接または間接的に連結された第2の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットもしくは前記第2の伸縮ユニットを前記内視鏡挿入部に固定する固定部と、
前記第1の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第1の伸縮ユニットの密閉空間に供給する給排チューブであって、前記第2の伸縮ユニットの密閉空間内部を通過する第1の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第2の伸縮ユニットの密閉空間に供給する第2の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットの先端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する先端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの基端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する基端端側固定部とからなり、
前記第1の給排チューブは、弾性を有しており、前記第2の伸縮ユニットの収縮に伴い屈曲するとともに、前記第2の伸縮ユニットが収縮したときに屈曲する部位が予めカーブして形成されていることを特徴とする内視鏡挿入補助具。
(付記項6)
内視鏡挿入部が挿通される内部空間を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に伸縮自在なオーバチューブと、前記オーバチューブの外周を覆うように設けられ半径方向に拡縮自在な筒状部材と、前記オーバチューブと前記筒状部材との間に設けられた密閉空間と、からなり、前記密閉空間に流体を注入することにより前記筒状部材が拡径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に収縮し、前記注入した流体を排出することにより前記筒状部材が縮径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に伸長する第1の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットと同様の構成を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に沿って前記第1の伸縮ユニットの基端端側に直接または間接的に連結された第2の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットもしくは前記第2の伸縮ユニットを前記内視鏡挿入部に固定する固定部と、
前記第1の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第1の伸縮ユニットの密閉空間に供給する給排チューブであって、前記第2の伸縮ユニットの密閉空間内部を通過する第1の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第2の伸縮ユニットの密閉空間に供給する第2の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットの先端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する先端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの基端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する基端端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの両端部に位置する前記第1の給排チューブの部位と、前記先端側固定部及び後端側固定部とのいずれか一方に設けられ、当該部位を前記先端側固定部及び後端側固定部にそれぞれ遊動自在に保持させる保持手段と、
を備えたことを特徴とする内視鏡挿入補助具。
(付記項7)
内視鏡挿入部が挿通される内部空間を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に伸縮自在なオーバチューブと、前記オーバチューブの外周を覆うように設けられ半径方向に拡縮自在な筒状部材と、前記オーバチューブと前記筒状部材との間に設けられた密閉空間と、からなり、前記密閉空間に流体を注入することにより前記筒状部材が拡径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に収縮し、前記注入した流体を排出することにより前記筒状部材が縮径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に伸長する第1の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットと同様の構成を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に沿って前記第1の伸縮ユニットの基端端側に直接または間接的に連結された第2の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットもしくは前記第2の伸縮ユニットを前記内視鏡挿入部に固定する固定部と、
前記第1の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第1の伸縮ユニットの密閉空間に供給する給排チューブであって、前記第2の伸縮ユニットの密閉空間内部を通過する第1の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第2の伸縮ユニットの密閉空間に供給する第2の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットの先端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する先端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの基端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する基端端側固定部とからなり、
前記第1の給排チューブは、断面扁平形状を有しており、その断面短手方向が前記第1の給排チューブ及び前記オーバチューブのそれぞれの軸方向に対して略垂直となるように配置されていることを特徴とする内視鏡挿入補助具。
(付記項8)
内視鏡挿入部が挿通される内部空間を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に伸縮自在なオーバチューブと、前記オーバチューブの外周を覆うように設けられ半径方向に拡縮自在な筒状部材と、前記オーバチューブと前記筒状部材との間に設けられた密閉空間と、からなり、前記密閉空間に流体を注入することにより前記筒状部材が拡径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に収縮し、前記注入した流体を排出することにより前記筒状部材が縮径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に伸長する第1の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットと同様の構成を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に沿って前記第1の伸縮ユニットの基端端側に直接または間接的に連結された第2の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットもしくは前記第2の伸縮ユニットを前記内視鏡挿入部に固定する固定部と、
前記第1の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第1の伸縮ユニットの密閉空間に供給する給排チューブであって、前記第2の伸縮ユニットの密閉空間内部を通過する第1の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第2の伸縮ユニットの密閉空間に供給する第2の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットの先端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する先端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの基端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する基端端側固定部と、
前記密閉空間内で前記第1の給排チューブに設けられ、当該第1の給排チューブの剛性を高める補強手段と、
を備えたことを特徴とする内視鏡挿入補助具。
(付記項9)
前記補強手段は、前記前記第1の給排チューブの流路内で、前記前記第1の給排チューブ及び前記挿入管のそれぞれの軸方向に対して略垂直な方向に立設され、かつ当該前記第1の給排チューブの軸方向に長く延びた仕切り壁であることを特徴とする付記項8記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項10)
前記補強手段は、前記前記第1の給排チューブの流路内で、前記前記第1の給排チューブ及び前記挿入管のそれぞれの軸方向に対して略垂直な方向に立設されたボスであることを特徴とする付記項8記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項11)
前記前記第1の給排チューブは、複数のシングルチューブを並列に連結して形成されており、
前記各シングルチューブの連結部分が前記補強手段として機能することを特徴とする付記項8記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項12)
前記前記第1の給排チューブは、前記筒状伸縮体の収縮に伴い屈曲するとともに、
前記筒状伸縮体が収縮したときに前記前記第1の給排チューブの屈曲する部位の肉厚が、他の部位の肉厚よりも厚くなるように形成されており、
前記補強手段は、前記屈曲する部位に形成された肉厚部であることを特徴とする付記項8記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項13)
前記補強手段は、前記前記第1の給排チューブの流路内に設けられた弾性体であることを特徴とする付記項8記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項14)
前記補強手段は、前記給前記第1の給排チューブの外周に螺旋状に巻き付けられていることを特徴とする付記項8記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項15)
前記補強手段は、前記前記第1の給排チューブの外周を取り囲む略リング状の形態を有し、前記前記第1の給排チューブの軸方向に沿って複数設けられていることを特徴とする付記項8記載の内視鏡挿入補助具。
(付記項16)
内視鏡挿入部が挿通される内部空間を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に伸縮自在なオーバチューブと、前記オーバチューブの外周を覆うように設けられ半径方向に拡縮自在な筒状部材と、前記オーバチューブと前記筒状部材との間に設けられた密閉空間と、からなり、前記密閉空間に流体を注入することにより前記筒状部材が拡径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に収縮し、前記注入した流体を排出することにより前記筒状部材が縮径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に伸長する第1の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットと同様の構成を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に沿って前記第1の伸縮ユニットの基端端側に直接または間接的に連結された第2の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットもしくは前記第2の伸縮ユニットを前記内視鏡挿入部に固定する固定部と、
前記第1の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第1の伸縮ユニットの密閉空間に供給する給排チューブであって、前記第2の伸縮ユニットの密閉空間内部を通過する第1の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第2の伸縮ユニットの密閉空間に供給する第2の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットの先端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する先端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの基端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する基端端側固定部と、
前記第1の給排チューブを、前記筒状部材の内周面に沿うように当該内周面に固定する給排チューブ固定手段と、
を備えたことを特徴とする内視鏡挿入補助具。
14 管内自走装置
16 挿入部
28a〜28d 第1〜第4伸縮ユニット
31 オーバチューブ
32 バルーン
33a,33b フランジ
42a〜44a,60〜64,66〜69,71,75,78,80,84,86,89,91,95,99,102,106 第1エアチューブ
43b,44b 第2エアチューブ
44c 第3エアチューブ
76 保持部材
81,82 仕切り壁
85 ボス
89a 肉厚部
93 弾性体
96 補強部材
107 接着テープ
Claims (3)
- 内視鏡挿入部が挿通される内部空間を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に伸縮自在なオーバチューブと、前記オーバチューブの外周を覆うように設けられ半径方向に拡縮自在な筒状部材と、前記オーバチューブと前記筒状部材との間に設けられた密閉空間と、からなり、前記密閉空間に流体を注入することにより前記筒状部材が拡径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に収縮し、前記注入した流体を排出することにより前記筒状部材が縮径すると共に前記オーバチューブが前記軸方向に伸長する第1の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットと同様の構成を有し、前記内視鏡挿入部の軸方向に沿って前記第1の伸縮ユニットの基端端側に直接または間接的に連結された第2の伸縮ユニットと、
前記第1の伸縮ユニットもしくは前記第2の伸縮ユニットを前記内視鏡挿入部に固定する固定部と、
前記第1の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第1の伸縮ユニットの密閉空間に供給する給排チューブであって、前記第2の伸縮ユニットの密閉空間内部を通過する第1の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットを動作させる流体を前記第2の伸縮ユニットの密閉空間に供給する第2の給排チューブと、
前記第2の伸縮ユニットの先端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する先端側固定部と、
前記第2の伸縮ユニットの基端側端部において前記第2の伸縮ユニットと前記第1の給排チューブとを固定する基端端側固定部とからなり、
前記先端側固定部と前記基端側固定部との間に配置された前記第1の給排チューブの長さが前記第2の伸縮ユニットのオーバチューブの伸長時における長さよりも長く、前記第1の給排チューブは、前記第2の伸縮ユニットのオーバチューブの外周に螺旋状に巻きつけられていることを特徴とする内視鏡挿入補助具。 - 前記第1の給排チューブは、前記第2の伸縮ユニットの伸縮方向に対して交差する向きに凹凸が生じるように湾曲していることを特徴とする請求項1記載の内視鏡挿入補助具。
- 前記第1の給排チューブは、前記第2の伸縮ユニットのオーバチューブの外周面に沿って湾曲していることを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡挿入補助具。
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