JP5381556B2 - 自動取引システム - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関で利用する自動取引システムに関し、特に自動取引装置における取引処理において取引時間外に徴収する手数料を利用者の端末装置より事前登録を行うことによって、無料化するものに関する。
従来の自動取引システムは、Webシステムによって利用者の端末装置との間で、自動取引装置での取引に関する事前登録を受け付けており、この事前登録で取引種別や取引金額等の各種情報が登録された後、自動取引装置を利用する顧客が事前登録した取引を実行するための操作を行うと、自動取引装置はホストシステムから事前登録された各種情報を取得し、取得した各種情報に従って取引処理を実行している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−235769号公報(段落「0015」−段落「0016」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客の利用が多い自動取引装置の場合、顧客が事前登録を行った上で自動取引装置を利用しようとしても、順番待ちとなってしまうことがあり、特に取引時間が終わる間際に事前登録していた取引を行おうと来店した顧客が自動取引装置の順番待ちによって自動取引装置を利用できる順番になったときには取引時間外になって時間外手数料を徴収される可能性があるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、金融機関の店舗に設置されて顧客の操作により取引を実行する自動取引装置と、顧客の口座を管理して取引時間外に取引が行われたときに顧客の口座から時間外手数料を徴収する上位装置と、現在位置を示す位置情報を自身で取得する機能を有する顧客の携帯端末とからなり、前記自動取引装置は、設置されている店舗の場所を特定する設置場所情報を記憶部に記憶し、前記上位装置は、自動取引装置との取引前の顧客の携帯端末から位置情報を受信したとき、店舗の場所を示す地図情報と該位置情報とを照合して該位置情報が店舗の場所にあることを確認し、時計機能で取得したそのときの時刻を来店時刻として前記携帯端末に送信することで、前記携帯端末に前記位置情報と前記来店時刻とを関連づけて記憶させ、前記自動取引装置は、顧客との取引中に前記携帯端末から前記位置情報と前記来店時刻とを受信したとき、前記記憶部から前記設置場所情報を読み出し、受信した前記位置情報および前記来店時刻、前記設置場所情報を前記上位装置に送信し、前記上位装置は、受信した前記位置情報と前記設置場所情報とを照合した結果から前記自動取引装置が設置されている店舗内に顧客がいて、受信した前記来店時刻が時間外手数料の発生前の時刻のとき、前記自動取引装置と顧客との間で行われる取引での時間外手数料を無料にすることを特徴とする。
これにより、本発明は、取引時間内に来店したが自動取引装置を利用する順番が回ってくるまでに取引時間外となってしまった顧客に対して、時間外手数料を無料にするので顧客にとっての利便性が向上することができるという効果が得られる。
実施例1の自動取引システムを示すブロック図 実施例1の位置情報の送信による来店情報取得処理のフローチャート 実施例1の自動取引システムによる取引処理を示すフローチャート 登録番号及び来店情報入力画面を示す説明図 来店情報不正画面を示す説明図 登録無し通知画面を示す説明図 登録番号及び来店情報確認画面を示す説明図 暗証番号入力画面を示す説明図 時間外手数料発生通知画面を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による自動取引システムの実施例について説明する。
図1は実施例1の自動取引システムを示すブロック図である。
図1において、1は銀行等の金融機関の営業店やコンビニエンスストア等の店舗に設置される自動取引装置であり、顧客との間で入金取引や出金取引、振込取引等の各種取引を自動で行う。
2は制御部であり、記憶部3に格納されている制御プログラムに基づいて、自動取引装置1の各部の動作を制御して各種の取引を遂行する機能を有する。
3は記憶部であり、制御部2による処理結果等を記憶する他、設置されている店舗を特定する店番号等の設置場所情報を記憶している。
5は表示部であり、自動取引装置1正面の接客面に露出させて設けられており、表示面を上に向けたCRTディスプレイまたは液晶ディスプレイであり、各種取引における顧客の操作を誘導するメッセージを配した画面や、入力された情報の表示等も行うようになっている。
6は入力部であり、取引処理で顧客が暗証番号や取引金額等の各種データを入力するためのキーボード等により構成され、入力キーに定義された情報を入力できるものとなっている。また、入力部6は表示部5と一体となったタッチパネル等であっても良い。
7は通帳取扱部であり、図示しない通帳挿入口に挿入された顧客の通帳の磁気ストライプに記録されている通帳情報を読み書きする機能を有する。
8はカード取扱部であり、図示しないカード挿入口に挿入された顧客のキャッシュカード等の取引カードの磁気ストライプに記録されているカード情報を読み書きする機能を有する。
9は無線通信部であり、赤外線等によって情報の授受を行う機能を有する。
10はホストサーバであり、金融機関のセンタに設置され、ホスト記憶部16に格納されたサーバ制御プログラムによってホストサーバ10が実行する各種処理を遂行するホスト制御部11と、インターネット上で金融機関の自動取引装置での取引を予約するためのATM予約情報を受付けるサイト等の情報を有するWebシステム12、顧客の口座情報を格納する口座データベース14、および事前登録の取引内容や登録番号等からなる事前登録情報を記録する事前登録データベース15を有する。
ホストサーバ10は、ここでは通常のコンピュータにより構成されるサーバを想定するが、上記あるいは下記の構成を実現可能なサーバであればよい。
口座データベース14に格納する口座情報は、口座を開設している各顧客の氏名、口座番号(識別子)、暗証番号、未記帳データ、口座残高等によって構成されている。
16はホスト記憶部であり、サーバ制御プログラムを格納する他、ホスト制御部11による処理結果を記憶する。
また、ホスト記憶部16は、時間外手数料が発生しない取引時間内に来店したが自動取引装置1の順番待ちにより、自動取引装置1での取引開始時刻が取引時間外となった顧客であって、後述する位置情報を取引時間内に送信していた場合に時間外手数料を無料と判断するための、手数料無料時間帯を記憶する。
この手数料無料時間帯は、本発明では30分間として定めており、例えば18時から自動取引装置の取引時間外である場合には18時から18時30分までの時間帯となる。
また、Webシステム12は、顧客の携帯電話21に搭載されたGPS機能による位置情報をもとに、顧客の現在位置の地図を表示するサイトの情報を有している。
20は地図情報提供サーバであり、各支店の住所等による支店位置情報と、各支店を地図上に表示するための地図情報等を格納する他、ホストサーバ10から顧客の位置情報を取得した際に、その位置情報を格納している地図情報に加えることで、Webシステム12が顧客の現在位置の地図を表示するためのサイトに必要な地図情報を作成する機能を有する。
21は顧客端末としての携帯電話であり、Webブラウザを搭載する他、各種情報を示す画面等を表示画面(ディスプレイ)に表示する機能、また、画面上に表示される各種のキーをカーソル操作で指定してキーに定義された情報を入力する機能、赤外線等を用いた無線通信機能も有する。
また、携帯電話21はGPS機能等によって現在位置を示す位置情報を取得するための機能を有している。
22は携帯制御部であり、携帯記憶部23に格納された携帯電話21の制御プログラムに従って各部を制御する。
23は携帯記憶部であり、携帯電話21の制御プログラムを格納し、携帯制御部22による処理結果を記憶する他、GPS機能によって取得した位置情報をその取得した時刻に関連づけて記憶する。
なお、現在位置情報の取得は、GPSの他は例えば接続される基地局や、複数の基地局の電解強度に基づき最も近い基地局を求める等、種々の手法を適用可能である。GPSを利用する場合でも、屋内でGPSによる位置情報取得ができなくなる場合に備えて、他の手法を併用するようにしてもよい。この場合、基地局を利用するのであれば、営業店舗内に基地局が設置されていることが望ましい。あるいは所定時間以内(5分等)で、GPS情報が取得できなくなる直前までの位置情報を用いることにしてもよい。
上述した構成の作用について説明する。
顧客が事前登録を行う場合の処理について説明する。
顧客が携帯電話21によってインターネット上の金融機関の自動取引装置1の取引予約のためのサイトに接続すると携帯電話21の表示画面には、ログイン要求画面が表示される。
これは携帯電話21の携帯制御部22が、取引予約のためのサイトに接続することで、ホストサーバ10のWebシステム12と接続した状態となり、ホストサーバ10がWebシステム12からログイン要求画面を表示させるデータを携帯電話21に送信することによるものである。
ログイン要求画面は口座番号と暗証番号の入力欄等を表示した画面であり、顧客はキー入力によって携帯電話21の表示画面に表示されたログイン要求画面の入力欄に口座番号と暗証番号を入力する。
携帯制御部22は、入力された口座番号と暗証番号をホストサーバ10に送信する。
ホストサーバ10は、受信した口座番号をもとに、口座データベース14の口座情報を検索し、該当する口座情報の暗証番号を読み出し、その暗証番号と受信した暗証番号とを比較して一致するか否かを判断することによって顧客の確認を行う。
ホストサーバ10は比較の結果、両暗証番号が一致しない場合、エラーメッセージデータをWebシステム12から携帯電話21に送信する。
携帯制御部22はエラーメッセージデータを受信すると、表示画面にログインに失敗した旨のエラーメッセージを表示し、所定の時間経過後に再びログイン要求画面を表示する。
一方、ホストサーバ10は比較の結果、両暗証番号が一致して顧客を確認したときは、事前登録情報入力画面をWebシステム12から携帯電話21に送信する。
これにより、携帯制御部22は、入出金や振込等の各取引種別の選択欄や、取引に必要な金額を入力する金額入力欄によって構成した事前登録入力画面を表示画面に表示する。
顧客が事前登録入力画面に従って、携帯電話21のキー入力によって取引種別と取引金額の入力を行うと、携帯制御部22は入力された取引種別や取引金額等からなる事前登録情報を構成してWebシステム12に送信する。
ホストサーバ10は、事前登録情報を受信すると、登録番号を採番してその登録番号をWebシステム12によって顧客の携帯電話21に送信すると共に、採番した登録番号と上記受信した顧客の口座番号を受信した事前登録情報に加えることで、事前登録情報の内容を更新して、その事前登録情報を事前登録データベース15に格納する。
携帯制御部22は、表示画面に登録番号を表示し、顧客が登録番号を記憶する入力操作を行うと、登録番号を携帯記憶部23に記憶する。
次に金融機関の支店に自動取引装置1の取引時間内に来店した顧客が携帯電話21で自身の位置情報をホストサーバ10に送ることで、ホストサーバ10から取引時間内に営業店に入っていたことを示す情報を取得するまでの処理を、図2に示す実施例1の位置情報の送信による来店情報取得処理のフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
S1、顧客が携帯電話21によって位置情報を取得するためのサイトに接続するための操作を行うと、携帯制御部22は、ホストサーバ10のWebシステム12から位置情報を送るためのサイトに接続し、表示画面に位置情報送信を開始するための開始キー等を配した位置情報送信画面を表示する。
S2、顧客が開始キーの入力を行うと、携帯制御部22は、GPS機能等によって現在の位置情報を取得すると共に、その取得した位置情報をホストサーバ10に送信する。
S3、ホストサーバ10は、位置情報を受信したときの時刻を時計機能によって認識し、その時刻をホスト記憶部16に記憶し、位置情報を付した顧客位置地図依頼を地図情報提供サーバ20に送信する。
S4、地図情報提供サーバ20は、受信した顧客位置地図依頼の位置情報を認識し、格納している地図情報を読み出してその地図情報に認識した位置情報を含めた顧客位置を示す地図情報を構成し、その地図情報をホストサーバ10に送信する。
S5、ホストサーバ10は、受信した地図情報をもとに顧客の位置が支店内に入っているか否かを判断し、顧客が支店内にいることを確認したときホスト記憶部16に記憶した時刻を読み出してその時刻を付した顧客位置確認通知をWebシステム12から顧客の携帯電話21に送信する。
なお、顧客が店舗外で携帯電話21を操作して位置情報を送信していた場合には、地図情報の顧客の位置が支店内に存在しないことになるため、Webシステム12を介して支店内に移動してから再度位置情報を送信するように促す画面を携帯電話21の画面に表示させ、処理を終了させるようにする。
ただし、あまり精度が良くない手法により位置情報を取得している場合(例えば当該店舗内に基地局が無く、店舗外の基地局により位置を特定している場合)には、この店舗内へ移動させる処理は省略してもよい。
S6、携帯制御部22は、受信した顧客位置確認通知の時刻を来店時刻とし、その来店時刻と上記ステップS2で取得した位置情報とで来店情報を構成し、その来店情報を携帯記憶部23に記憶し、来店情報取得処理を終了する。
なお、上記ステップ1で顧客が携帯電話21で接続したサイトは、顧客が利用しようとする金融機関が提供するものであり、サイトの利用に当たっては前述の事前登録と同様なログイン処理によって顧客を特定することにしてもよい。これにより、来店情報を顧客の携帯に記憶させるのではなく、サーバ上に顧客と関連付けて記憶しておき、ATM利用時に顧客が特定されることにより、来店情報を利用可能とすることができる。
次に、取引時間内に来店して来店時刻取得処理を行った顧客が自動取引装置の順番待ちで取引時間外になって自動取引装置を利用する場合に、顧客が来店情報を取得していた場合に時間外手数料を無料と判断する取引処理を、図3に示す実施例1の自動取引システムによる取引処理を示すフローチャートを用いてSAで示すステップに従って説明する。
SA1、自動取引装置1の制御部2は、入金や出金等の取引種別の選択キー、事前登録した内容で取引を実行するための事前登録キー等を配した取引選択画面を表示部5に表示して待機する。
ここで、顧客は予め事前登録を行っており、その事前登録した内容の取引を行うために事前登録キーを押下したものとする。
図4は登録番号及び来店情報入力画面を示す説明図である。
SA2、制御部2は、事前登録キーが押下された時刻を図示しない時計機能によって認識してその時刻を取引開始時刻として記憶部3に記憶し、図4に示すように「パソコンで事前登録された場合、登録番号を入力して下さい。携帯電話で事前登録された場合、携帯電話の無線通信で登録番号を送信して下さい。」等の登録番号の入力を促す文言と、「来店情報を取得しているときは携帯電話の無線通信で来店情報を送信して下さい。」等の来店情報の入力を促す文言、登録番号の入力欄等を配した登録番号及び来店情報入力画面を表示部5に表示する。
顧客は携帯電話21の無線通信機能を用いて携帯記憶部23に記憶している登録番号と、来店情報を自動取引装置1に送信することで入力し、これによって自動取引装置1の制御部2は無線通信部9によって登録番号と来店情報を受信する。
SA3、制御部2は、受信した来店情報から来店時刻が取引時間内であることを確認して、受信した登録番号と来店情報、記憶部3に記憶している設置場所情報からなる確認依頼をホストサーバ10に送信する。
SA4、ホスト制御部11は、受信した確認依頼の登録番号をサーバ記憶部16に記憶しておき、地図情報提供サーバ20との間で受信した来店情報と設置場所情報とから顧客が来店情報の顧客位置が自動取引装置1の設置されている店舗内であることを確認するための交信処理を行う。
つまり、ホスト制御部11は設置場所情報と来店情報とを地図情報提供サーバ20に送信する。
地図情報提供サーバ20は、受信した設置場所情報と来店情報をもとに顧客が来店情報を取得した顧客位置と自動取引装置1が設置されている店舗を示す地図情報を構成してホストサーバ10に送信する。
そして、ホスト制御部11は、受信した地図情報から来店情報の顧客位置が、自動取引装置1が設置されている店舗内にあることを確認して次のステップSA5に進む。
なお、例えば顧客が来店情報を取得した後、別店舗の自動取引装置1で取引を行おうとしていた等で店舗が一致しなかった場合、ホスト制御部11は地図情報提供サーバ20から受信した地図情報を付した来店情報不正通知を自動取引装置1に送信する。
ここで、図5は来店情報不正画面を示す説明図である。
制御部2は、受信した来店情報不正通知の地図情報をもとに、図5に示すように来店情報の顧客位置と自動取引装置1が設置されている店舗との位置関係を示した地図を表示するための地図表示欄と、「来店情報が不正であるため、時間外手数料が発生します。取引を実行しますか?」等の時間外手数料が生じる旨と取引を行うか否かを問う旨の文言、取引を行うためのYESキー、取引を中止するためのNOキー等を配した来店情報不正画面を表示部5に表示する。
なお、地図表示欄を配しているのは、顧客が来店情報を取得した顧客位置と、現在の店舗の位置とが別々であることを示す地図を表示することにより、顧客に来店情報が不正であることを明示するためである。
このとき、YESキーが押下された場合は、事前登録した内容での取引処理を通常通りに実行してその際に時間外手数料を徴収して終了し、NOキーが押下された場合は取引処理を中断する。
SA5、ホスト制御部11は、上記ステップSA4で顧客が来店情報を取得した店舗と、自動取引装置1が設置されている店舗が一致することを確認すると、サーバ記憶部16から登録番号を読み出し、事前登録データベース15に読み出した登録番号の事前登録情報を検索し、該当する事前登録情報が有ることを確認し、顧客認証指示を自動取引装置1に送信してステップSA6に進む。
またホスト制御部11は該当する事前登録情報を読み出してサーバ記憶部16に記憶しておく。
なお、該当する事前登録情報が無い場合、ホスト制御部11は登録無通知を自動取引装置1に送信する。
ここで、図6は登録無し通知画面を示す説明図である。
制御部2は、登録無通知を受信すると、図6に示すように「登録番号がありません。このまま取引を実行しますか。」等の該当する登録番号が無い旨と取引を行うか否かを問う旨の文言、取引を行うためのYESキー、取引を中止するためのNOキー等を配した登録無し通知画面を表示部5に表示する。
このとき、YESキーが押下された場合は、取引選択画面を表示してそこで新たな取引種別が選択されたときステップSA2で記憶した取引開始時刻が手数料無料時間帯に含まれている場合に時間外手数料を無料にするように当該取引処理を遂行して終了し、NOキーが押下された場合は取引処理を中断する。
なお、自動取引装置1とホストサーバ10との間で行う時間外手数料を無料とするように実行する取引処理とは、時間外手数料が発生しない取引時間内での取引処理と同様の方法等で行う処理のことである。
ここで、図7は登録番号及び来店情報確認画面を示す説明図である。
SA6、制御部2は、顧客認証指示を受信すると、図7に示すように「登録番号と来店情報が確認できました。」等の文言と、文言を確認したことを入力する確認キー等を配した確認完了画面を表示部5に表示する。
SA7、制御部2は、確認キーが押下されると、ステップSA2で記憶した取引開始時刻を読み出し、取引開始時刻が手数料無料時間帯に入っているか否かを判断し、入っている場合はステップSA8に進み、手数料無料時間帯よりも遅い時刻の場合はステップSA11に移行する。
SA8、制御部2は、顧客の取引カードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。
顧客は画面に従って取引カードをカード取扱部8に挿入する。
図8は暗証番号入力画面を示す説明図である。
SA9、制御部2は、挿入された取引カードのカード情報を読み取り、そのカード情報を記憶部3に記憶し、図8に示すように「暗証番号を入力し、確定ボタンを押下して下さい。」等の暗証番号の入力を促す文言と、暗証番号入力のためのテンキー、確定ボタン等を配した暗証番号入力画面を表示部5に表示する。
SA10、制御部2は、暗証番号が入力されると、記憶部3からカード情報を読み出し、カード情報と入力された暗証番号とを付した顧客確認依頼をホストサーバ10に送信することで、顧客を確認した後、発生する時間外手数料を無料とするようにホストサーバ10との間で事前登録された取引内容で取引処理を実行して終了する。
図9は時間外手数料発生通知画面を示す説明図である。
SA11、制御部2は、ステップSA7で取引開始時刻が手数料無料時間帯に入っていないと判断すると、図9に示すように「当行規定の時間外です。時間外手数料が発生します。取引を継続しますか。」等の取引開始時刻が手数料無料時間帯よりも遅い時刻であることによる手数料の発生を通知する文言と、取引を行うためのYESキー、取引を中止するためのNOキー等を配した時間外手数料発生通知画面を表示部5に表示する。
顧客はYESキーを押下したものとする。
SA12、制御部2は、YESキーが押下されると、カード挿入誘導画面、暗証番号入力画面を顧客による取引カードの挿入に合わせて順に表示し、入力された暗証番号と挿入された取引カードから読み取ったカード情報とを付した顧客確認依頼をホストサーバ10に送信することで、顧客を確認した後、時間外手数料は通常通りに徴収するようにホストサーバ10との間で事前登録された取引内容の取引処理を実行して終了する。
以上説明したように、本実施例においては、顧客が携帯電話で取得した来店情報の時刻が取引時間内であって、かつ取引開始時刻が無料取引時間帯である場合に時間外手数料を無料にするので、自動取引装置を利用する顧客の数が多いために取引時間内に来店したが自動取引装置を利用する順番が回ってくるまでに取引時間外になって、時間外手数料を徴収されてしまう顧客にとって利便性が向上するという効果が得られる。
なお、上記のように無料取引時間帯を設けるのではなく、来店情報の時刻が取引時間内である場合に、取引時の現在時刻が来店情報の時刻から一定時間以内(例えば30分)であれば時間外手数料を無料にするようにしてもよい。
1 自動取引装置
2 制御部
3 記憶部
5 表示部
6 入力部
7 通帳取扱部
8 カード取扱部
9 無線通信部
10 ホストサーバ
11 ホスト制御部
12 Webシステム
14 口座データベース
15 事前登録データベース
16 ホスト記憶部
20 地図情報提供サーバ
21 携帯電話
22 携帯制御部
23 携帯記憶部


Claims (4)

  1. 金融機関の店舗に設置されて顧客の操作により取引を実行する自動取引装置と、顧客の口座を管理して取引時間外に取引が行われたときに顧客の口座から時間外手数料を徴収する上位装置とからなり、
    前記自動取引装置は、設置されている店舗の場所を特定する設置場所情報を記憶部に記憶し、
    前記上位装置は、自動取引装置との取引前の顧客の携帯端末から位置情報を受信したとき、店舗の場所を示す地図情報と該位置情報とを照合して該位置情報が店舗の場所にあることを確認し、時計機能で取得したそのときの時刻を来店時刻として前記携帯端末に送信することで、前記携帯端末に前記位置情報と前記来店時刻とを関連づけて記憶させ、
    前記自動取引装置は、顧客との取引中に前記携帯端末から前記位置情報と前記来店時刻とを受信したとき、前記記憶部から前記設置場所情報を読み出し、受信した前記位置情報および前記来店時刻、前記設置場所情報を前記上位装置に送信し、
    前記上位装置は、受信した前記位置情報が前記設置場所情報に該当し、受信した前記来店時刻が時間外手数料の発生前の時刻のとき、前記自動取引装置と顧客との間で行われる取引での時間外手数料を無料にすることを特徴とする自動取引システム。
  2. 請求項1に記載の自動取引システムにおいて、
    前記地図情報を記憶する地図情報提供サーバを設け、
    前記地図情報提供サーバは、前記上位装置からの要求を受信したとき、前記地図情報を前記上位装置に送信することを特徴とする自動取引システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動取引システムにおいて、
    前記上位装置は、時間外手数料が発生する時刻を開始時刻とする所定の時間帯を無料時間帯として記憶手段に記憶し、
    前記自動取引装置は、顧客との取引を開始した時刻を取引開始時刻として記憶し、前記携帯端末から前記位置情報と前記来店時刻を受信したとき、前記位置情報と前記来店時刻、前記設置場所情報と共に前記取引開始時刻を前記上位装置に送信し、
    前記上位装置は、前記自動取引装置から受信した前記位置情報が前記設置場所情報に該当し、受信した前記来店時刻が時間外手数料の発生前の時刻であり、かつ受信した前記取引開始時刻が前記無料時間帯に含まれているとき、前記自動取引装置と顧客との間で行われる取引での時間外手数料を無料にすることを特徴とする自動取引システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の自動取引システムにおいて、
    前記上位装置は、前記自動取引装置から受信した前記位置情報が前記設置場所情報に該当し、受信した前記来店時刻が時間外手数料の発生前の時刻であるとき、現在時刻が前記来店時刻から所定時間経過する前である場合に、前記自動取引装置と顧客との間で行われる取引での時間外手数料を無料にすることを特徴とする自動取引システム。

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