JP5357366B1 - 照明システム、及び補助装置 - Google Patents

照明システム、及び補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5357366B1
JP5357366B1 JP2013528444A JP2013528444A JP5357366B1 JP 5357366 B1 JP5357366 B1 JP 5357366B1 JP 2013528444 A JP2013528444 A JP 2013528444A JP 2013528444 A JP2013528444 A JP 2013528444A JP 5357366 B1 JP5357366 B1 JP 5357366B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
human sensor
unit
person
detection area
sensor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013528444A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013150719A1 (ja
Inventor
暁良 高橋
和繁 杉田
和浩 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013528444A priority Critical patent/JP5357366B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5357366B1 publication Critical patent/JP5357366B1/ja
Publication of JPWO2013150719A1 publication Critical patent/JPWO2013150719A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/0022Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry for sensing the radiation of moving bodies
    • G01J5/0025Living bodies
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/04Casings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/08Optical arrangements
    • G01J5/0806Focusing or collimating elements, e.g. lenses or concave mirrors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/08Optical arrangements
    • G01J5/0896Optical arrangements using a light source, e.g. for illuminating a surface
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/105Controlling the light source in response to determined parameters
    • H05B47/115Controlling the light source in response to determined parameters by determining the presence or movement of objects or living beings
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/19Controlling the light source by remote control via wireless transmission
    • H05B47/195Controlling the light source by remote control via wireless transmission the transmission using visible or infrared light
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/105Controlling the light source in response to determined parameters
    • H05B47/115Controlling the light source in response to determined parameters by determining the presence or movement of objects or living beings
    • H05B47/13Controlling the light source in response to determined parameters by determining the presence or movement of objects or living beings by using passive infrared detectors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

照明システムは、第1の検知エリア(161)における人の存在を検知する第1の人感センサ部(111)、及び第1の人感センサ部(111)が人の存在を検知した場合に点灯する光源(112)を備える照明装置(110)と、第2の検知エリア(162)における人の存在を検知する第2の人感センサ部(121)、及び第2の人感センサ部(121)が人(165)の存在を検知した場合に、赤外線(130)を放射することで第1の検知エリア(161)に人がいるように第1の人感センサ部(111)に検知させる放射部(122)を備える補助装置(120)とを備える。

Description

本発明は、照明システムに関し、特に、人感センサによって点灯が制御される照明装置と、人感センサの検知を補助する補助装置とを備える照明システムに関する。
LED(Light Emitted Diode)は、高効率で省スペースな光源としてランプ等に用いられている。中でも、LEDを用いたLEDランプは、従来から知られる蛍光灯や白熱電球の代替照明用光源として注目されている。
一方、従来、人感センサ付きの照明装置が知られている。このような人感センサ付きの照明装置では、ランプ(照明用光源)が取りつけられる照明器具に人感センサが設けられており、人感センサで人を検知することでランプが点灯する。また、例えば、人感センサを内蔵する電球形LEDランプも提案されており、例えば、特許文献1には、人感センサを備える電球形LEDランプが開示されている。
このような人感センサを内蔵した電球形LEDランプを用いれば、従来の照明装置を人感センサに応じて点灯する照明装置として使用することが可能である。このような、人感センサを用いた照明装置は、人がいる時に自動的に照明を点灯し、人がいない時には自動的に照明を消灯することが容易に可能である。
特開2011−228151号公報
上記のような人感センサを用いた照明装置においては、人感センサが人を検知する検知エリアが照明装置の構成や、使用環境等により制限されることが課題である。
そこで本発明は、照明装置の構成等によらず、人感センサが人を検知する検知エリアを拡大することが可能な照明システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明システムは、第1の検知エリアにおける人の存在を検知する第1の人感センサ部、及び前記第1の人感センサ部が人の存在を検知した場合に点灯する光源を備える照明装置と、前記第1の検知エリアとは異なる第2の検知エリアにおける人の存在を検知する第2の人感センサ部、及び前記第2の人感センサ部が人の存在を検知した場合に、前記第1の検知エリアに人がいるように前記第1の人感センサ部に検知させるための被検知波を放射する放射部を備える補助装置とを備えることを特徴とする。
また、前記第1の人感センサ部は、赤外線によって人の存在を検知し、前記第2の人感センサ部が前記第2の検知エリアにおける人の存在を検知した場合に、前記放射部は、前記被検知波として赤外線を放射し、放射した赤外線を前記第1の人感センサ部に検知させてもよい。
また、前記放射部は、3μm以上、15μm以下の波長の赤外線を放射してもよい。
また、前記放射部は、変調周波数が1kHz以下である赤外線を放射してもよい。
また、前記補助装置は、前記放射部が放射する前記被検知波の放射方向を変更するための可動部を備えてもよい。
また、前記補助装置は、前記放射部が放射する前記被検知波の波長を変更するための波長調整部を備えてもよい。
また、前記第2の人感センサ部は、赤外線によって人の存在を検知し、前記第2の人感センサ部が検知可能な前記被検知波の波長領域と、前記放射部が放射する前記被検知波の波長領域とは同一であり、前記第2の人感センサ部が検知可能な前記被検知波の変調周波数帯域と、前記放射部が放射する前記被検知波の変調周波数帯域とは同一であってもよい。
また、前記放射部は、前記被検知波を2以上の方向に同時に放射してもよい。
また、前記光源は、第1の人感センサ部が人の存在を検知した場合に一定時間継続して点灯し、前記第2の人感センサ部が前記第2の検知エリアにおける人の存在を検知した場合に、前記放射部は、前記一定時間よりも短い所定の時間の間隔で前記被検知波を複数回放射してもよい。
また、本発明の一態様に係る補助装置は、第1の検知エリアにおける人の存在を検知することで点灯する照明装置の検知を補助する補助装置であって、前記第1の検知エリアとは異なる第2の検知エリアにおける人の存在を検知する第2の人感センサ部と、前記第2の人感センサ部が人の存在を検知した場合に、前記第1の検知エリアに人がいるように前記照明装置に検知させるための被検知波を放射する放射部とを備える。
本発明によれば、人感センサ付の照明装置において、人感センサにより検知可能な検知エリアが拡大された照明システムが実現される。
図1は、人感センサ付照明装置の課題を説明するための図である。 図2は、実施の形態1に係る照明システムの構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る照明装置の構造を示す断面図である。 図4は、実施の形態1に係る補助装置を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る照明システムの動作を説明するための図である。 図6は、実施の形態1に係る照明システムの動作のフローチャートである。 図7は、補助装置を複数用いて照明装置を点灯させる照明システムの例である。 図8は、赤外線を2以上の方向に同時に放射することが可能な補助装置の例を示す図である。 図9は、分岐路に補助装置を設けることで、分岐したそれぞれの通路に設けられた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。 図10は、直管型の照明用光源を用いた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。 図11は、ハロゲンランプを用いた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。 図12は、HIDランプを用いた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。 図13は、実施の形態2に係る照明システムの構成を示すブロック図である。 図14は、実施の形態2に係る照明装置の構造を示す断面図である。 図15は、実施の形態2に係る照明システムの動作を説明するための図である。
(本発明の基礎となった知見)
まず、本発明の基礎となった知見について、図1を用いて説明する。
図1は、人感センサ付照明装置の課題を説明するための図である。
人感センサ付照明装置においては、照明装置の構成や、使用環境によって、人感センサが人間の存在を検知可能な範囲(検知エリア)が狭まる場合がある。
例えば、図1の(a)で示されるように、人感センサ11を内蔵する電球形のLEDランプ10では、ランプの形状、及びランプの構造等の制約により人感センサ11は、ランプ筐体の表面に実装される。
ここで、LEDランプ10において人感センサ11が人間の存在を検知可能な検知エリアは、人感センサ11の検知の妨げになるものがない場合、図1の(a)中の点線で示されるように検知エリア15aであるとする。
LEDランプ10は、既存の照明器具に実装され照明装置として使用されるが、このとき、照明器具が人感センサ11の検知の妨げになる場合がある。例えば、図1の(b)で示されるように、照明器具12がいわゆる「かさ」の部分を有するような場合、当該「かさ」の部分が人感センサ11の検知の妨げとなる。
したがって、実際に人感センサ11が検知可能な領域は、図1の(b)中の点線で示されるように、検知エリア15aよりも狭い検知エリア15bとなる。つまり、照明器具12によって人感センサ11の検知エリアが制限される。検知可能エリアが制限されることで、例えば、人間が照明にかなり近づくまで照明の点灯がされないなどの不具合が発生する恐れがある。
本発明は、上記のような課題に対し、人感センサ付照明装置における、人感センサの検知エリアを拡大し、適切な照明の制御を行うことが可能な照明システムに関するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1に係る照明システムの構成を示すブロック図である。
照明システム100は、照明装置110と、補助装置120とを備える。
照明装置110は、第1の人感センサ部111と光源112とを備える。照明装置110は、例えば、一般家庭の玄関照明等に用いられ、人間の存在を検知した場合に一定時間点灯する照明である。
第1の人感センサ部111は、第1の検知エリアにおける人の存在を検知する。実施の形態1では、第1の人感センサ部111は、第1の検知エリアにおける、人体から放出される赤外線を検知する。また、第1の人感センサ部111は、補助装置120から放射された赤外線を検知する。
光源112は、第1の人感センサ部111が人を検知した場合に点灯する。例えば、第1の人感センサ部111が人を検知した場合に、光源112は、一定時間点灯した後、消灯する。光源112は、実施の形態1では電球形のLEDランプ(LED)である。
補助装置120は、第2の人感センサ部121と、放射部122と、可動部123と、波長調整部124とを備える。補助装置120は、照明装置110に対して被検知波を放射することで、照明装置110の照明の点灯を制御するための装置である。なお、照明装置110と補助装置120とは電気的に接続されていない。
第2の人感センサ部121は、第1の検知エリアとは異なる第2の検知エリアにおける人の存在を検知する。実施の形態1では、第2の人感センサ部121は、第2の検知エリアにおける、人体から放出される赤外線を検知する。
放射部122は、第2の人感センサ部121が人を検知した場合に、被検知波を放射することで第1の検知エリアに人がいるように第1の人感センサ部111に検知させる。具体的には、放射部122は、被検知波として赤外線を放射する。ここで、放射部122が放射する赤外線の波長は、3μm以上15μm以下である。通常、人の体から発生する赤外線の波長は、5μmから7μm程度であり、放射部122が放射する赤外線の波長は、これを含むように設定されている。
また、放射部122が放射する赤外線の変調周波数は、1kHz以下である。テレビリモコンなどで一般的に用いられる赤外線の変調周波数は1kHz以上である。したがって、変調周波数を1kHz以下に設定することによって、テレビリモコンなどによる赤外線と、補助装置120が照射する赤外線とを区別し、照明装置の誤動作を防ぐ効果がある。
放射部122が放射する赤外線は、上記テレビリモコンなどと同様に、10m程度離れた第1の人感センサ部111によっても検知可能である。
なお、実施の形態1では、第2の人感センサ部121が検知可能な赤外線の波長領域と、放射部122が放射する赤外線の波長領域とは同一である。また、第2の人感センサ部121が検知可能な赤外線の変調周波数帯域と、放射部122が放射する赤外線の変調周波数帯域とは同一である。
可動部123は、放射部122が放射する赤外線の放射方向を変更する。
波長調整部124は、放射部122が放射する赤外線の波長を変更する。具体的には、上述の3μm〜15μmの波長範囲において、放射部122が放射する赤外線の波長を変更する。
次に、照明装置110及び補助装置120のより具体的な構成について説明する。
まず、照明装置110の具体的な構成について説明する。
図3は、実施の形態1に係る照明装置の構造を示す断面図である。
照明装置110は、本実施の形態では、人感センサ151を内蔵する電球形のLEDランプ150が実装された照明器具152である。
LEDランプ150は、グローブ153と、筐体154と、口金155とによって外囲器が構成される。当該外囲器内には、LED156と、基台20、回路ユニットを内蔵した回路ケース157、人感センサ151が収容されている。
グローブ153は、LED156から放出される光をランプ外部に放射させるための半球状の透光性カバーである。また、LED156、人感センサ151及び回路ケース157の一部は、グローブ153によって覆われている。グローブ153の内面に入射したLED156の光は、グローブ153を透過してグローブ153の外部へと取り出される。グローブ153に設けられた開口には、導光部材158が嵌め込まれている。
導光部材158は、人感センサ151の受光面に光を導光する光学部材である。本実施の形態における導光部材158は、人から放射される赤外線を受光面に集光するように構成された凸レンズである。導光部材158としては、例えば、フレネルレンズを用いることができる。
筐体154は、グローブ153と、口金155との間に配置されている。筐体154は、両端が開口するケースであって、グローブ側から口金側へ向けて縮径した略円筒形状である略円錐台部材によって構成されている。
口金155は、二接点によって交流電力を受電するための受電部であり、照明器具152のソケットに取りつけられる。口金155は、例えばねじ込み型のエジソンタイプ(E型)の口金である。
LED156は、チップ型のLEDであり、グローブ153の内方に配置されている。LED156は、実装基板上に複数個実装され、人感センサ151からの検知信号に基づいて発光する。
回路ケース157内には、LED156の駆動回路や、人感センサ151の制御回路などの回路が実装された基板(回路ユニット)が内蔵されている。回路ケース157は、絶縁体であり、典型的には、樹脂である。
人感センサ151は、パッシブ型の人感センサであって、受光面に入射した赤外線の強度変化を検出することにより、人の存在を検知する。すなわち、人感センサ151は、人体から放射される赤外線を検知した場合に、回路ケース157内の回路に検知信号を出力する。そして、この検知信号に応じてLED156が点灯または消灯する。なお、人感センサ151は、人以外であっても、動物などの赤外線を発するものが検知エリア(検知範囲)に入れば、その存在を検知することができる。
照明器具152は、例えばポリカーボネート、ガラスなどの材料で構成されるカバーを備える。カバーは、LEDランプ150の周囲を囲むように設けられている。また、照明器具152のソケットには、LEDランプ150が取りつけられる。
なお、図1のブロック図における、第1の人感センサ部111には、人感センサ151、及び導光部材158と、回路ケース157内の人感センサ151の制御回路が対応する。また、図1のブロック図における、光源112には、LED156と、回路ケース157内のLED156の駆動回路が対応する。
次に、補助装置120の具体的な構成について説明する。
図4は、実施の形態1に係る補助装置120を示す図である。
図4の(a)は、補助装置120を上面、及び側面から見た図である。
補助装置120は、金属または樹脂の筐体と、第2の人感センサ部121と、放射部122と、可動部123とを備える。また、図示しないが、補助装置120は、筐体の内部に波長調整部124を備える。また、図示しないが、補助装置120は、ユーザが補助装置120の動作の設定などをするためのユーザインタフェースを備える。
第2の人感センサ部121は、人感センサ及びその周辺部品で構成される。実施の形態1では、第1の人感センサ部111と同様に、第2の人感センサ部121は、人感センサと、人感センサの受光面に光を導光する導光部材と、人感センサの制御回路とで構成される。
ここで、第2の人感センサ部121において、導光部材を設けることができる領域は、導光部材158がLEDランプ150に設けられる領域よりも自由に設定することができる。同様に、第2の人感センサ部121の導光部材の大きさは、LEDランプ150の導光部材158よりも自由に設定することができる。
したがって、第2の人感センサ部121の導光部材は、導光部材158よりもより多くの赤外線を受光面に集光するように設計されている。つまり、第2の検知エリアは、LEDランプ150の人感センサ151の検知エリアよりも広い。
また、後述するように、第1の検知エリアは、LEDランプ150の人感センサ151の検知エリアが照明器具152のカバーによって狭められた場合の検知エリアである。したがって、第2の検知エリアは、第1の検知エリアよりも広い。
放射部122は、図1でも説明したように、赤外線を照明装置110に対して一定期間放射する。ここで、照明装置110に対して、とは、必ずしも照明装置110に向けてという意味ではない。放射部122は、第1の人感センサ部111が赤外線を検知できるように赤外線を放射すればよい。例えば、放射部122は、第1の検知エリア161に向けて赤外線を放射してもよい。また、例えば、放射部122は、第1の人感センサ部111に向けて赤外線を放射してもよい。
また、放射部122は、第2の人感センサ部121が人を検知した場合に、赤外線を所定の時間の間隔で複数回放射してもよい。
照明装置110(光源112)は、上述のように、第1の人感センサ部111が最後に人を検知してから一定時間点灯する。このため、放射部122が、赤外線を上記一定時間よりも短い所定の時間の間隔で複数回放射することにより、照明装置110の点灯時間を調整することができる。
例えば、照明装置110が、第1の人感センサ部111が最後に人を検知してから3分間点灯する場合、放射部122は、第2の人感センサ部121が人を検知してから1分間隔で3回赤外線を放射してもよい。これにより、第2の人感センサ部121が人を検知してから少なくとも6分(最後に赤外線を放射してから3分)間、照明装置110を継続して点灯させることが可能となる。
また、上記所定の期間、及び赤外線の放射回数は、図示しないユーザインタフェースからユーザによって設定可能である。
なお、実施の形態1では、放射部122が放射する赤外線の波長は、波長調整部124の制御に基づき、3μm以上、15μm以下の間で変更可能である。
また、放射部122が赤外線を放射する期間は、図示しないユーザインタフェースからユーザによって設定することができる。
また、放射部122は、球状の可動部123上に設けられる。このため、可動部123を回転させることにより、放射部122が放射する赤外線の方向は変更可能である。
例えば、図4の(b)で示されるように、左右方向(水平方向)において、180°方向を変更することができる。また、図4の(c)で示されるように、上下方向(垂直方向)においても180°方向を変更することができる。可動部123は、球状であるため、水平方向及び垂直方向の動きを組み合わせることも、もちろん可能である。
可動部123は、ユーザが素手で動かすことが可能である。しかしながら、可動部123の構成は、これに限定されない。例えば、補助装置120は、可動部123を電気信号に基づいて制御するための駆動部を備えてもよい。この場合、上述のユーザインタフェースを介したユーザの指示に基づき、可動部123は、駆動部によって動かされる。また、例えば、放射部122の赤外線の放射方向を固定するためのロック機構を備えてもよい。
なお、赤外線は、人間の目には見えないため、放射部122の放射方向の調整が難しい場合が考えられる。このような場合は、例えば、放射方向を調整するためのレーザポインタを設け、レーザポインタによって放射部122の放射目標を設定してもよい。
波長調整部124は、放射部122が放射する赤外線の波長を変更する。
実施の形態1のように、照明装置110が備える人感センサ151が赤外線の変化(赤外線による温度変化)を検知する構成である場合、人間の体温と、周辺温度との差が小さいような場合には、人感センサ151は、人を検知しない、または誤検知する場合がある。例えば、日本においては、夏場がこのような状況となる。
そこで、例えば、波長調整部124は、補助装置120の周辺温度をモニタし、周辺温度よりも確実に温度の高い赤外線を放射するような構成であってもよい。また、例えば、照明装置110が確実に赤外線を検知するように、1度目の赤外線の放射の後、波長調整部124が赤外線の波長を調整し、さらに波長の異なる赤外線を放射することで、照明装置110の人感センサ151が人を検知することが可能な範囲である検知エリアの温度を確実に変化させる構成であってもよい。
また、上記波長調整部124の赤外線波長の変更などの設定は、図示しないユーザインタフェースを介してユーザによって行われてもよい。
なお、補助装置120は、筐体内部のバッテリーにより駆動する。これにより、補助装置120は、交流電源を必要としないため、場所を選ばず設置することができる。
次に、実施の形態1に係る照明システム100の動作について図5及び図6を用いて説明する。
図5は、実施の形態1に係る照明システム100の動作を説明するための図である。
図6は、実施の形態1に係る照明システム100の動作のフローチャートである。
まず、補助装置120は、第2の人感センサ部121によって第2の検知エリア162における人の存在を検知する(図6のS101、及び図6のS101でNo)。
第2の検知エリア162は、第2の人感センサ部121を構成する、人感センサと、当該人感センサの受光面に光を導光する導光部材とにより支配的に定められる、第2の人感センサ部121が赤外線の変化を検知することができる3次元空間である。
補助装置120が、第2の人感センサ部121によって第2の検知エリア162における人165の存在を検知した場合(図6のS101でYes)、補助装置120は、放射部122から赤外線130を照明装置110に対して放射する(図6のS102)。図5では、補助装置120は、放射部122から赤外線130を第1の検知エリア161に対して放射する。
第1の検知エリア161は、第1の人感センサ部111を構成する、人感センサ151と、当該人感センサの受光面に光を導光する導光部材158と、及び照明器具152のカバーにより定められる、第1の人感センサ部111が赤外線の変化を検知することができる3次元空間である。
実施の形態1では、第1の人感センサ部111は、赤外線の変化を検知する。赤外線は、ポリカーボネート、及びガラス等を通過しない。このため、照明器具152のカバーによって、第1の人感センサ部111が赤外線を検知可能な第1の検知エリア161は、照明器具152のカバーが無い場合の検知エリアよりも狭い。
しかしながら、このように第1の人感センサ部111の検知エリアが狭くなってしまうような場合においても、本発明では、補助装置120によって検知エリアが拡大される。言い換えれば、第1の検知エリア161に人がいる場合に加えて、第2の検知エリア162に人がいる場合においても、光源112を点灯させることができる。
具体的には、照明装置110は、第1の人感センサ部111によって、第1の検知エリア161に放射部122から放射された赤外線130を検知する(図6のS103)。換言すれば、補助装置120は、放射部122から赤外線130を放射し、第1の検知エリア161内の赤外線変化量を増やすことで、擬似的に第1の検知エリア161内に人がいるように見せかける。
続いて、照明装置110は、第1の人感センサ部111の検知に基づき、光源112を点灯する(図6のS104)。
なお、図5では第1の検知エリア161と第2の検知エリア162とは異なる検知エリアである。異なる検知エリアとは、完全には一致しないことを意味する。したがって、第1の検知エリア161と第2の検知エリア162とは重複する領域を有してもよい。
以上のように、本発明では、第1の検知エリア161に人がいる場合に加えて、第2の検知エリア162に人がいる場合においても、補助装置120が赤外線を放射することで、光源112を点灯させることができる。つまり、本発明によれば、照明装置110の検知エリアを拡大することが可能である。
また、補助装置120を複数用いることで、第1の人感センサ部111が検知できない、さらに遠く離れた場所に位置する人を検知し、照明装置110の光源112を点灯させることも可能である。
図7は、補助装置120を複数用いて照明装置110を点灯させる照明システムの例である。
図7は、補助装置120a及び補助装置120bを用いて照明装置110を点灯させる例を示す図である。ここで、補助装置120a及び補助装置120bは、実質的に同一の性能を有する。
上述のように、実施の形態1では、1台の補助装置120において、第2の人感センサ部121が検知可能な赤外線の波長領域と、放射部122が放射する赤外線の波長領域とは実質的に同一である。また、1台の補助装置120において、第2の人感センサ部121が検知可能な赤外線の変調周波数帯域と、放射部122が放射する赤外線の変調周波数帯域とは実質的に同一である。
つまり、図のように補助装置120bの第2の人感センサ部121bが検知可能な赤外線の波長領域と、補助装置120aの放射部122aが放射する赤外線130aの波長領域とは同一である。したがって、第2の人感センサ部121bは、第2の検知エリア162bにおける人の存在に加えて、放射部122aから放射される赤外線130aを検知する。
図7で示される照明システムの動作の手順は、以下の通りである。
まず、補助装置120aは、第2の人感センサ部121aによって第2の検知エリア162aにおける人の存在を検知する。
補助装置120aが、第2の人感センサ部121aによって第2の検知エリア162aにおける人165の存在を検知した場合、補助装置120aは、放射部122aから赤外線130aを補助装置120bに対して放射する。図7では、放射部122aは、第2の検知エリア162bに向けて赤外線130aを放射する。第2の検知エリア162bは、補助装置120bが第2の人感センサ部121bによって赤外線を検知可能な領域(空間)である。
補助装置120bは、第2の人感センサ部121bによって第2の検知エリア162aに放射された赤外線130aを検知し、放射部122bから赤外線130bを照明装置110に対して放射する。図7では、放射部122bは、第1の検知エリア161に向けて赤外線130bを放射する。第1の検知エリア161は、照明装置110が第1の人感センサ部111によって赤外線を検知可能な領域(空間)である。
続いて、照明装置110は、第1の人感センサ部111によって、第1の検知エリア161に放射部122bから放射された赤外線130bを検知し、光源112を点灯する。
これにより、第1の人感センサ部111が検知できない、遠く離れた場所に位置する人を検知し、照明装置110の光源112を点灯させることが可能となる。
なお、図7は一例であり、補助装置120を3以上用いた場合においても同様に、遠く離れた場所に位置する人を検知し、照明装置110の光源112を点灯させることももちろん可能である。
なお、放射部122は、赤外線を2以上の方向に同時に放射してもよい。つまり、1台の補助装置120が赤外線を検知することで2以上の照明装置110の光源112を点灯させてもよい。
図8は、赤外線を2以上の方向に同時に放射することが可能な補助装置の例を示す図である。
補助装置120cは、第2の人感センサ部121と、放射部122cとして第1放射部132c及び第2放射部132dとを備える。また、図示しないが、補助装置120cは筐体の内部に波長調整部124を備える。
第1放射部132cの赤外線の放射方向は、可動部133cによって変更することが可能であり、第2放射部132dの赤外線の放射方向は、可動部133dによって変更することが可能である。なお、可動部133c及び可動部133dの構造は、図4で説明した可動部123と同様である。第2の人感センサ部121についても、図4で説明した第2の人感センサ部121と同様の構成である。
また、第1放射部132cが放射する赤外線の波長と、第2放射部132dが放射する赤外線の波長とは、補助装置120cが有する波長調整部124によって独立に設定可能である。
図8に示すような、赤外線を2以上の方向に同時に放射することが可能な補助装置120cを用いれば、例えば、分岐路に補助装置120cを1台設けることで、分岐したそれぞれの通路に設けられた照明装置110を点灯させることが可能である。
図9は、分岐路に補助装置120cを設けることで、分岐したそれぞれの通路に設けられた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。
図9に示される照明システムでは、1台の補助装置120cによって、照明装置110a及び照明装置110bを点灯させる。なお、照明装置110a及び照明装置110bは、いずれも図3で説明した照明装置と同一の構成である。また、以下の説明では、照明装置110a及び照明装置110bの光源を点灯させることを、単に、照明装置110a及び照明装置110bを点灯させると記述する。
図9で示される照明システムの動作の手順は、以下の通りである。
まず、補助装置120cは、第2の人感センサ部121によって第2の検知エリア162cにおける人の存在を検知する。
第2の人感センサ部121が、第2の検知エリア162cにおける人165の存在を検知した場合、補助装置120cは、第1放射部132cから赤外線130cを照明装置110aに対して放射する。図9では、第1放射部132cは、第1の検知エリア161aに向けて赤外線130cを放射する。同時に、補助装置120cは、第2放射部132dから赤外線130dを、照明装置110bに対して放射する。図9では、第2放射部132dは、第1の検知エリア161bに向けて赤外線130dを放射する。つまり、放射部122cは、赤外線を2以上の方向に同時に放射する。
なお、第1の検知エリア161aは、照明装置110aが第1の人感センサ部111aによって赤外線を検知可能な領域であり、第1の検知エリア161bは、照明装置110bが第1の人感センサ部111bによって赤外線を検知可能な領域である。
照明装置110aは、第1の人感センサ部111aによって、第1の検知エリア161aに第1放射部132cから放射された赤外線130cを検知し、点灯する。
同様に、照明装置110bは、第1の人感センサ部111bによって、第1の検知エリア161bに第2放射部132dから放射された赤外線130dを検知し、点灯する。
これにより、1台の補助装置120が赤外線を検知することで2つの照明装置110a及び照明装置110bを点灯させることができる。
このような照明システムは、図9に示されるように、分岐路(交差点)や、曲がり角を挟んで複数の照明装置110が設置されている場合において有用である。また、例えば、階段の中央部分に補助装置120cを設けることで、人を検知した場合に、階段の上下の照明を両方点灯させるような照明システムとすることも、もちろん可能である。
以上、本発明の実施の形態1について説明した。実施の形態1に係る照明システムによれば、補助装置120によって照明装置110の検知エリアを拡大することができる。
なお、照明装置110の構成は、図3で説明した構成に限定されない。例えば、照明器具152そのものが人感センサを備える構成であってもよい。照明装置として人感センサを備える構成であればよい。
また、照明装置に用いられる光源は、上記実施の形態1で説明したような電球形の照明用光源に限定されない。
図10は、直管形の照明用光源を用いた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。
図10に示されるように、照明装置310aは、直管形の照明用光源を用いた照明装置である。直管形の照明用光源は、LEDを用いたものであってもよいし、いわゆる蛍光灯であってもよい。
照明装置310aは、第1の人感センサ部311aによって、第1の検知エリア361aに放射部122から放射された赤外線130を検知し、点灯する。
また、照明装置に用いられる光源は、例えば、ハロゲンランプであってもよい。
図11は、ハロゲンランプを用いた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。
図11に示されるように、照明装置310bは、ハロゲンランプを用いた照明装置である。なお、照明装置310bは、ハロゲンランプ用の照明器具に、当該照明器具に適合するLEDランプが装着された照明装置であってもよい。
照明装置310bは、第1の人感センサ部311bによって、第1の検知エリア361bに放射部122から放射された赤外線130を検知し、点灯する。
また、照明装置に用いられる光源は、例えば、HID(High Intensity Discharge)ランプであってもよい。
図12は、HIDランプを用いた照明装置を点灯させる照明システムの例を示す図である。
図12に示されるように、照明装置310cは、HIDランプを用いた照明装置である。照明装置310cは、第1の人感センサ部311cによって、第1の検知エリア361cに放射部122から放射された赤外線130を検知し、点灯する。
また、図示されないが、照明装置に用いられる光源は、環状のLEDランプ、または、環状の蛍光灯であってもよい。
なお、実施の形態1では、第1及び第2の人感センサ部が、赤外線を検知する例について説明したが、第1及び第2の人感センサ部は、被検知波として、例えば、超音波、または可視光などを検知してもよい。また、第1及び第2の人感センサ部は、赤外線、超音波、及び可視光の組み合わせによって人を検知してもよい。また、第1の人感センサ部111と第2の人感センサ部121とが異なる被検知波(赤外線、超音波、及び可視光など)を検知してもよい。いずれの場合においても、補助装置120の放射部122が、第1の人感センサ部111が検知可能な被検知波を放射すればよい。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について図面を用いて説明する。
なお、以下の実施の形態2の説明では、実施の形態1と同一の符号が付された構成要素は、特に断りの無い限り、実施の形態1と同様の動作をし、同様の機能を有するものとして説明を省略する。
実施の形態2では、第1及び第2の人感センサ部は、赤外線を検知し、放射部122は、赤外線を放射した。実施の形態2では、第1及び第2の人感センサ部は、実施の形態1と同様に赤外線を検知するが、放射部122が、波長が3μm以下の光線である紫外線(または不可視光線)を放射する例について説明する。つまり、補助装置120の放射部122が、第1の人感センサ部111が検知できない被検知波を放射するような例について説明する。
図13は、本発明の実施の形態2に係る照明システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係る照明システム200は、補助装置220と、照明装置210とを備える。上述のように、照明システム200は、放射部222が赤外線に加えて紫外線を放射する点と、照明装置210が波長変換部113(変換部)を備える点とにおいて、実施の形態1に係る照明システム100と異なる。
波長変換部113は、紫外線を赤外線に変換できる、波長変換が可能な材料である。なお、実施の形態2では、紫外線とは波長が10nm以上400nm以下の電磁波である。
実施の形態2では、図13に示される放射部222が、紫外線(不可視光線)を放射するが、第1の人感センサ部111が検知できるのは赤外線である。
実施の形態1で説明したように、通常、赤外線は、ポリカーボネート、ガラスなどの材料を透過しない。一方、紫外線は、ポリカーボネート、ガラスなどの材料を透過することができる。つまり、紫外線は、照明器具のカバー等を通過することができるという利点を有する。
しかしながら、この場合、照明装置210側において紫外線を検知する工夫が必要である。そこで、実施の形態2では、照明装置210に波長変換部が設けられることが特徴である。
図14は、実施の形態2に係る照明装置210の構造を示す断面図である。
図14に示されるように、照明装置210では、波長変換部113は、波長変換部113と第1の人感センサ部111との間に、赤外線が透過できない部材を含まないように、カバーの内側(LEDランプ側)に設けられる。
このような構成によって、第1の人感センサ部111は、カバー等を通過した後の紫外線230を、波長変換部113を介して受信することができ、紫外線230を赤外線として認識(検知)する。
これにより、第1の人感センサ部111が赤外線によっては検知できなかった領域(空間)を検知可能な領域とすることができるため、第1の人感センサ部111の検知エリアを実質的に拡大することができる。
より具体的には、実施の形態2では、シール状の波長変換部113が、第1の人感センサ部111の周囲を囲むように、照明器具152のカバーの内側に貼り付けられる。なお、波長変換部113は、シール状に限定されない。波長変換が可能な材料がカバーの内側に塗布されてもよいし、波長変換が可能な材料そのものでカバーが形成されてもよい。
次に、実施の形態2に係るに照明システム200の動作について説明する。
図15は、実施の形態2に係る照明システム200の動作を説明するための図である。
まず、補助装置220は、第2の人感センサ部121によって第2の検知エリア162における人の存在を検知する。
補助装置220が、第2の人感センサ部121によって第2の検知エリア162における人165の存在を検知した場合、補助装置220は、放射部222から紫外線230を照明装置210に対して放射する。ここで、照明装置210に対して、とは第1の人感センサ部111が紫外線230を波長変換部113を介して赤外線として検知可能な範囲に対して、を意味する。つまり、図15では、放射部222の放射方向に直線的に波長変換部113と第1の人感センサ部111とが並んでいるが、このような構成には限定されない。
照明装置210は、第1の人感センサ部111によって、波長変換部113を通過した、放射部222から放射された紫外線230を赤外線として検知する(認識する)。換言すれば、補助装置220は、放射部222から紫外線230を放射し、擬似的に人がいるように検知させる。
続いて、照明装置210は、第1の人感センサ部111の検知に基づき、光源112を点灯する。
以上、本発明の実施の形態2について説明した。実施の形態2に係る照明システム200によれば、補助装置220が赤外線以外の被検知波を放射し、照明装置210が赤外線を検知する場合であっても、照明装置210に波長変換部113を設けることで、照明装置210の検知エリアを実質的に拡大することができる。
なお、実施の形態2では、放射部222が紫外線を放射するとして説明したが、放射部222は、ポリカーボネート、ガラスなどの材料を透過することができる電磁波を放射すればよい。つまり、放射部222は、波長が3μm未満の波長の電磁波を放射してもよい。この場合、波長変換部113には、当該波長が3μm未満の電磁波を赤外線に変換可能な材質を用いる。
なお、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、第1及び第2の人感センサ部は、例えば、超音波、または可視光などを検知してもよい。例えば、放射部222は、紫外線230を放射し、波長変換部113は、放射された紫外線230を可視光線に変換し、第1及び第2の人感センサ部は、可視光線を検知してもよい。
なお、本発明は、これらの実施の形態またはその変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態またはその変形例に施したもの、あるいは異なる実施の形態またはその変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
10、150 LEDランプ
11 人感センサ
12 照明器具
15a、15b 検知エリア
100、200 照明システム
110、110a、110b、210、310a、310b、310c 照明装置
111、111a、111b、311a、311b、311c 第1の人感センサ部
112 光源
120、120a、120b、120c、220 補助装置
121、121a、121b 第2の人感センサ部
122、122a、122b、122c、222 放射部
123、133c、133d 可動部
124 波長調整部
130、130a、130b、130c、130d 赤外線
132c 第1放射部
132d 第2放射部
151 人感センサ
152 照明器具
153 グローブ
154 筐体
155 口金
156 LED
157 回路ケース
158 導光部材
161、161a、161b、361a、361b、361c 第1の検知エリア
162、162a、162b、162c 第2の検知エリア
165 人

Claims (10)

  1. 第1の検知エリアにおける人の存在を検知する第1の人感センサ部、及び前記第1の人感センサ部が人の存在を検知した場合に点灯する光源を備える照明装置と、
    前記第1の検知エリアとは異なる第2の検知エリアにおける人の存在を検知する第2の人感センサ部、及び前記第2の人感センサ部が人の存在を検知した場合に、前記第1の検知エリアに人がいるように前記第1の人感センサ部に検知させるための被検知波を放射する放射部を備える補助装置とを備える
    照明システム。
  2. 前記第1の人感センサ部は、赤外線によって人の存在を検知し、
    前記第2の人感センサ部が前記第2の検知エリアにおける人の存在を検知した場合に、前記放射部は、前記被検知波として赤外線を放射し、放射した赤外線を前記第1の人感センサ部に検知させる
    請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記放射部は、3μm以上、15μm以下の波長の赤外線を放射する
    請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記放射部は、変調周波数が1kHz以下である赤外線を放射する
    請求項2または3に記載の照明システム。
  5. 前記補助装置は、前記放射部が放射する前記被検知波の放射方向を変更するための可動部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明システム。
  6. 前記補助装置は、前記放射部が放射する前記被検知波の波長を変更するための波長調整部を備える
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明システム。
  7. 前記第2の人感センサ部は、赤外線によって人の存在を検知し、
    前記第2の人感センサ部が検知可能な前記被検知波の波長領域と、前記放射部が放射する前記被検知波の波長領域とは同一であり、
    前記第2の人感センサ部が検知可能な前記被検知波の変調周波数帯域と、前記放射部が放射する前記被検知波の変調周波数帯域とは同一である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明システム。
  8. 前記放射部は、前記被検知波を2以上の方向に同時に放射する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明システム。
  9. 前記光源は、前記第1の人感センサ部が人の存在を検知した場合に一定時間継続して点灯し、
    前記第2の人感センサ部が前記第2の検知エリアにおける人の存在を検知した場合に、前記放射部は、前記一定時間よりも短い所定の時間の間隔で前記被検知波を複数回放射する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明システム。
  10. 第1の検知エリアにおける人の存在を検知することで点灯する照明装置の検知を補助する補助装置であって、
    前記第1の検知エリアとは異なる第2の検知エリアにおける人の存在を検知する第2の人感センサ部と、
    前記第2の人感センサ部が人の存在を検知した場合に、前記第1の検知エリアに人がいるように前記照明装置に検知させるための被検知波を放射する放射部とを備える
    補助装置。
JP2013528444A 2012-04-05 2013-03-12 照明システム、及び補助装置 Expired - Fee Related JP5357366B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013528444A JP5357366B1 (ja) 2012-04-05 2013-03-12 照明システム、及び補助装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012086536 2012-04-05
JP2012086536 2012-04-05
PCT/JP2013/001588 WO2013150719A1 (ja) 2012-04-05 2013-03-12 照明システム、及び補助装置
JP2013528444A JP5357366B1 (ja) 2012-04-05 2013-03-12 照明システム、及び補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5357366B1 true JP5357366B1 (ja) 2013-12-04
JPWO2013150719A1 JPWO2013150719A1 (ja) 2015-12-17

Family

ID=49300228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013528444A Expired - Fee Related JP5357366B1 (ja) 2012-04-05 2013-03-12 照明システム、及び補助装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10070501B2 (ja)
JP (1) JP5357366B1 (ja)
CN (1) CN204190968U (ja)
DE (1) DE112013001922B4 (ja)
WO (1) WO2013150719A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6447915B2 (ja) * 2015-03-13 2019-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 負荷制御装置
JP6999299B2 (ja) * 2017-06-28 2022-01-18 アズビル株式会社 照明制御方法および装置
US10928343B2 (en) * 2017-07-07 2021-02-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Water recognition system, electronic device including the same, and method of recognizing water thereby
CN107314788B (zh) * 2017-08-02 2024-01-26 惠科股份有限公司 光学检查设备及光学检查方法
JP7331292B1 (ja) 2020-08-24 2023-08-22 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 照明デバイスのセンサの状態を決定するためのシステム
CN112888118B (zh) * 2021-02-04 2023-03-07 深圳市海雀科技有限公司 一种照明灯控制方法、装置、电子设备及存储介质
CN114710863B (zh) * 2022-03-29 2023-09-05 惠州莫思特智照科技有限公司 一种智能感应控制方法和装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4433328A (en) * 1980-01-16 1984-02-21 Saphir Marc E Motion sensing energy controller
DE3523062A1 (de) 1984-06-27 1986-01-09 Kyocera Corp., Kyoto Selbstleuchtender lichtsignalgeber und verwendung desselben in einer lichtsignalgeberanordnung
JPH03134996A (ja) 1989-10-19 1991-06-07 Sekisui Chem Co Ltd 複数照明灯の自動点消灯制御装置
JPH06223975A (ja) 1993-01-27 1994-08-12 Sekisui Chem Co Ltd 照明灯の自動点消灯制御装置
US5455487A (en) * 1993-09-22 1995-10-03 The Watt Stopper Moveable desktop light controller
US5489827A (en) * 1994-05-06 1996-02-06 Philips Electronics North America Corporation Light controller with occupancy sensor
JP2944451B2 (ja) * 1995-03-10 1999-09-06 日本電気株式会社 赤外線通信機能付携帯型電子機器
US5546211A (en) * 1995-06-13 1996-08-13 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for multi-protocol infrared data transmission
US6107938A (en) * 1998-04-04 2000-08-22 Du; Hong Feng Infrared proximity and remote control wall switch
DE29918578U1 (de) * 1999-10-21 1999-12-30 Hsieh Chin Mu Steuerungssystem für die Beleuchtung eines Zimmers
JP2003036982A (ja) 2001-07-25 2003-02-07 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP4232139B2 (ja) 2001-12-12 2009-03-04 三菱電機株式会社 照明システム
US6700123B2 (en) * 2002-01-29 2004-03-02 K. W. Muth Company Object detection apparatus
SE521058C3 (sv) 2002-05-21 2003-10-22 Cellux Ab Anordning för att tända och släcka belysningar vid väg, spår eller annan sträckning
WO2006012737A1 (en) * 2004-08-06 2006-02-09 Tir Systems Ltd. Lighting system including photonic emission and detection using light-emitting elements
EP1857983B1 (de) * 2006-05-16 2011-06-29 Scheidt & Bachmann Gesellschaft mit beschränkter Haftung Durchgangssperre mit einer die Anwesenheit einer Person innerhalb der Durchgangssperre detektierenden Sensorik
US8476565B2 (en) * 2007-06-29 2013-07-02 Orion Energy Systems, Inc. Outdoor lighting fixtures control systems and methods
MX2009014009A (es) * 2007-06-29 2010-05-20 Carmanah Technologies Corp Sistema de iluminacion de areas inteligente.
US8111131B2 (en) * 2008-08-15 2012-02-07 Abl Ip Holding, Llc Occupancy sensors programmed to determine loss of lamp life as lamp is used
US8497634B2 (en) * 2008-10-23 2013-07-30 Innovation Works, Inc. Wireless lighting system for staircases and passageways
US8214084B2 (en) * 2008-10-24 2012-07-03 Ilumisys, Inc. Integration of LED lighting with building controls
US8587415B1 (en) * 2009-03-20 2013-11-19 Ixys Ch Gmbh Receiving an IR control signal through a Fresnel lens of a motion sensor
JP2011228151A (ja) 2010-04-21 2011-11-10 Sharp Corp 照明装置及び照明システム
DE112013002008T5 (de) * 2012-04-10 2015-01-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Beleuchtungslichtquelle
TWI554034B (zh) * 2012-10-15 2016-10-11 陳家德 具備自動調光功能的紅外線電開關
JP6213869B2 (ja) * 2013-11-01 2017-10-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20150061512A1 (en) 2015-03-05
US10070501B2 (en) 2018-09-04
CN204190968U (zh) 2015-03-04
DE112013001922B4 (de) 2023-03-02
DE112013001922T5 (de) 2014-12-24
JPWO2013150719A1 (ja) 2015-12-17
WO2013150719A1 (ja) 2013-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5357366B1 (ja) 照明システム、及び補助装置
JP6088169B2 (ja) Ledランプ
WO2011111622A1 (ja) 照明装置
JPWO2014010239A1 (ja) 照明制御装置、照明用光源、及び照明システム
JP2007213967A (ja) 照明器具
JP2011165577A (ja) 照明器具及び照明システム
JP2009218243A (ja) 光学レンズと、この光学レンズを使用した照明装置及び受光装置
JP2011134508A (ja) 照明器具
JP5523140B2 (ja) 照明器具
JP2014522485A (ja) 放射感知デバイス、回路
US20110080728A1 (en) Light emitting device
JP5739845B2 (ja) 照明具
WO2013153738A1 (ja) 照明用光源及び照明装置
KR101713999B1 (ko) 등명기용 레이저 조명장치 및 이를 이용한 등명기
JP2014222579A (ja) 照明装置
JP2019102387A (ja) 照明器具
JP2011108605A (ja) 照明器具
JP2008311116A (ja) Led標識灯
JP5592693B2 (ja) 照明器具及びそれを用いた照明システム
JP7162282B2 (ja) 照明器具
JP6327611B2 (ja) 照明器具
CN218178727U (zh) 吸顶灯
JP6667139B2 (ja) 車室内照明装置
JP2005129517A (ja) Led照明器具およびled非常灯
JP2010165562A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees