JP5353212B2 - 運転席用エアバッグ装置の取付構造及びステアリングホイール - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングホイールの前面に運転席用エアバッグ装置を取り付けた運転席用エアバッグ装置の取付構造に係り、特に、運転席用エアバッグ装置を、スナップロック機構を介してステアリングホイールに取り付けた運転席用エアバッグ装置の取付構造に関する。また、本発明は、この運転席用エアバッグ装置の取付構造により運転席用エアバッグ装置が取り付けられたステアリングホイールに関する。
運転席用エアバッグ装置を、スナップロック機構を介してワンタッチにてステアリングホイールに取り付け可能な運転席用エアバッグ装置の取付構造が特開2002−12117号公報に記載されている。
同号公報では、運転席用エアバッグ装置からステアリングホイール側へ複数本のピンが突設され、該ステアリングホイールには、各ピンがそれぞれ挿通される複数個の貫通孔が設けられている。各ピンの先端側はフック部となっている。
ステアリングホイールの裏側には保持部材が取り付けられている。この保持部材の裏側には、各貫通孔に挿通されたピンのフック部に係合して各ピンを係止する係止ワイヤが設置されている。この係止ワイヤは、弾性金属線材よりなる。この係止ワイヤは、保持部材の裏面に沿って各貫通孔を横切るように配設されている。保持部材には、各貫通孔に隣接して、該係止ワイヤを保持する抜止部が設けられている。係止ワイヤは、各貫通孔に各ピンが差し込まれたときに、各ピンに押されて貫通孔外へ退避するように弾性変形可能に該抜止部に保持されている。
運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに取り付ける場合、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールの前面側に配置し、運転席用エアバッグ装置の各ピンをステアリングホイールの各貫通孔に挿通し、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに接近させる。これにより、各ピンが各貫通孔内に押し込まれ、各ピンの先端側のフック部が係止ワイヤを押し退けてステアリングホイールの裏側に突出する。そして、係止ワイヤがフック部を乗り越えると、該係止ワイヤが弾性的に復元して該フック部に引っ掛かり、運転席用エアバッグ装置がステアリングホイールから離反不能となる。これにより、運転席用エアバッグ装置のステアリングホイールへの取付作業が完了する。
上記特開2002−12117号公報では、ステアリングホイールの芯金の周囲に係止ワイヤが配設され、この係止ワイヤが順次各貫通孔を横切るように構成されているが、各貫通孔に個別に係止ワイヤを設けることも行われている。
特開2002−12117号公報
上記特開2002−12117号公報の運転席用エアバッグ装置の取付構造にあっては、ステアリングホイールの裏側に、該ステアリングホイールの各貫通孔を横切るように係止ワイヤを配設すると共に、各貫通孔に隣接して、この係止ワイヤを弾性的に変位可能に保持する抜止部を設ける必要があるため、構成が複雑である。
また、上記特開2002−12117号公報のように、ステアリングホイールの芯金の周囲にこの係止ワイヤが配設されていたり、係止ワイヤが貫通孔ごとに配置されて複数個(通常は3個)設けられていると、運転席用エアバッグ装置取付時にこの係止ワイヤがステアリングホイール面内で変位するのに要するスペースも含めて、この係止ワイヤがステアリングホイール面内の比較的大きなスペースを占有する。そのため、ステアリングホイール面内に運転席用エアバッグ装置の取付構造以外のダンパやパドルスイッチ、クルーズコントロールスイッチなどの装置を設置することが制限されることがある。
本発明は、構成が簡易であり、且つ省スペース化を図ることが可能な運転席用エアバッグ装置の取付構造と、この運転席用エアバッグ装置の取付構造により運転席用エアバッグ装置が取り付けられたステアリングホイールとを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、ステアリングホイールの前面に運転席用エアバッグ装置を取り付けた運転席用エアバッグ装置の取付構造であって、該運転席用エアバッグ装置を、スナップロック機構を介して該ステアリングホイールに取り付けた運転席用エアバッグ装置の取付構造において、該スナップロック機構は、該ステアリングホイールの前面から突設されたブラケットと、該運転席用エアバッグ装置の底面から該ブラケットと重なるように該ステアリングホイール側へ突設された取付片と、該ブラケットの該取付片との対向面に設けられた係合部と、該取付片の該ブラケットとの対向面から突設された突部とを備えており、該運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに接近させると、該取付片が該ブラケットに沿って移動し、該突部が該ブラケットから反力を受けることにより該取付片が弾性変形し、該突部が該係合部に到達すると、該取付片が弾性的に復元し、該突部が該係合部に係合し、該運転席用エアバッグ装置がステアリングホイールに取り付けられる運転席用エアバッグ装置の取付構造であって、該ステアリングホイールの前面に、該ブラケットの基端部に隣接して、該取付片の先端部が係合する溝が設けられており、該ブラケットの該取付片との対向面が該溝に臨んでおり、該運転席用エアバッグ装置の該ステアリングホイールへの取り付けが完了した状態においては、該取付片の先端部が該溝に係合しており、該溝の内面が該ブラケットと反対側から該取付片に対峙して該取付片の移動を規制していることを特徴とするものである。
請求項2の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項1において、前記取付片が前記ブラケットに沿って移動するときの案内用のガイド部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項3の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項2において、前記ガイド部は、前記取付片の先端面から前記ステアリングホイール側へ突設された第1ガイド突起と、前記溝の底部に設けられた、該第1ガイド突起が係合する凹部とを備えており、該取付片の先端部が該溝に係合するときに、該第1ガイド突起が該凹部に係合することを特徴とするものである。
請求項の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項2又は3において、該ガイド部は、前記取付片に設けられたガイド片を備えており、該ガイド片は、該取付片の該ブラケットとの対向面のうち、前記運転席用エアバッグ装置の底面からの突設方向と直交する方向の両端側の側縁から、それぞれ、該ブラケット側へ突設されており、前記溝は、前記ブラケットの基端部を取り囲むように形成されており、該運転席用エアバッグ装置を前記ステアリングホイールに接近させるときには、該ガイド片同士の間に該ブラケットが入り込んだ状態で該取付片が該ブラケットに沿って移動し、該運転席用エアバッグ装置の該ステアリングホイールへの取り付けが完了した状態においては、各ガイド片の該ステアリングホイール側の端部も該溝に係合していることを特徴とするものである。
請求項5の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項4において、前記ステアリングホイールは、その中央部に配置されたステアリングハブを有しており、前記ブラケットは、該ステアリングハブに設けられ、該ステアリングハブの外周面に臨むように配置されており、該ブラケットの前記取付片との対向面は、該ブラケットの該ステアリングハブ外周面側と反対側に配置されており、前記溝は、該ブラケットの基端部の該ステアリングハブ外周面側以外を取り囲むように延設されており、該溝の延在方向の両端側は、それぞれ該ステアリングハブの外周面に臨んでおり、前記ガイド片の該ステアリングホイール側の端面からそれぞれ第2ガイド突起が突設されており、前記運転席用エアバッグ装置の該ステアリングホイールへの取り付けが完了した状態においては、該第2ガイド突起が該ステアリングハブの外周面に係合していることを特徴とするものである。
請求項の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項1ないしのいずれか1項において、前記スナップロック機構は、ステアリングホイールの中央付近を挟んで2箇所に設けられたことを特徴とするものである。
請求項の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項において、2個の該スナップロック機構同士を結ぶ線分を回動中心とした運転席用エアバッグ装置の回動を阻止するための、該運転席用エアバッグ装置とステアリングホイールとの当接部を設けたことを特徴とするものである。
請求項の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項1ないしのいずれか1項において、前記取付片は、前記ブラケットのステアリングホイール中心側に位置しており、該ブラケットに、該取付片を該ブラケットからステアリングホイール中心側へ押圧して離反させるための押圧用工具の差込部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項において、前記係合部は、前記ブラケットを貫通した貫通孔よりなり、該貫通孔が前記差込部となっていることを特徴とするものである。
請求項10の運転席用エアバッグ装置の取付構造は、請求項又はにおいて、前記ブラケットに、該差込部への工具の差し込みを案内するための工具ガイドが設けられていることを特徴とするものである。
本発明(請求項11)のステアリングホイールは、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の運転席用エアバッグ装置の取付構造により運転席用エアバッグ装置が取り付けられたものである。
本発明(請求項1)の運転席用エアバッグ装置の取付構造及びこの運転席用エアバッグ装置の取付構造により運転席用エアバッグ装置が取り付けられた本発明(請求項11)のステアリングホイールにあっては、運転席用エアバッグ装置の底面から突設された取付片が弾性変形することにより、ステアリングホイールの前面から立設されたブラケットの係合部に、該取付片に設けられた突部が弾性的に係合する。そのため、ステアリングホイールに、この取付片を係止するための係止ワイヤを設けることが不要であり、運転席用エアバッグ装置の取付構造の構成を簡易なものとすることができる。なお、本発明において、運転席用エアバッグ装置の底面とは、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに取り付けた状態における該運転席用エアバッグ装置のステアリングホイール側の面をいう。
また、ステアリングホイール面内に係止ワイヤが配設されていないことにより、ステアリングホイール面内における運転席用エアバッグ装置の取付構造の省スペース化を図ることができるため、ステアリングホイール面内に運転席用エアバッグ装置の取付構造以外のダンパやパドルスイッチ、クルーズコントロールスイッチなどの装置を設置することに対する制限が緩和ないし解消される。
請求項2〜5の態様にあっては、取付片がブラケットに沿って移動するときの案内用のガイド部が設けられているので、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに接近させたときに、取付片が確実にブラケットに沿って移動する。これにより、確実に取付片の突部をブラケットの係合部に係合させることができる。
請求項4,5のように、このガイド部は、取付片に設けられていることが好ましい。このように構成することにより、ステアリングホイールの成形が容易となる。
請求項のように、スナップロック機構を、ステアリングホイールの中央付近を挟んで2箇所に設けることにより、省スペース化を図りつつ運転席用エアバッグ装置をしっかりとステアリングホイールに取り付けることができる。
この場合、請求項のように、2個のスナップロック機構同士を結ぶ線分を回動中心とした運転席用エアバッグ装置の回動を阻止するための、運転席用エアバッグ装置とステアリングホイールとの当接部を設けることが好ましい。
請求項の態様にあっては、運転席用エアバッグ装置がステアリングホイールに取り付けられた状態において、ブラケットの差込部に押圧用工具を差し込み、この工具で取付片をステアリングホイール中心側へ押圧してブラケットから離反させることにより、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールから取り外すことができる。
この場合、請求項のように、ブラケットの係合部を、ブラケットを貫通した貫通孔とすることにより、ブラケットの取付片と反対側からこの貫通孔に工具を差し込んで容易に運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールから取り外すことができる。
請求項10のように、ブラケットに、この工具の差し込みを案内するための工具ガイドを設けることにより、スムーズに運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールから取り外すことができる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置の取付構造により運転席用エアバッグ装置が取り付けられるステアリングホイールの斜視図、第2図はスナップロック機構の斜視図(分解図)、第3図は第2図のIII−III線に沿うリテーナ及びステアリングハブ部の断面図、第4図はスナップロック機構のステアリングホイール外周側からの正面図(分解図)、第5図(a)〜(c)はスナップロック機構の作動を示す断面図である。なお、第5図(a)はスナップロック機構の突部と係合部との係合前を示し、第5図(b)は該突部と係合部との係合途中時を示し、第5図(c)は該突部と係合部との係合後を示している。
以下の説明において、ステアリングホイールの上下方向及び左右方向とは、該ステアリングホイールを車両直進時の操舵姿勢とした状態において、該ステアリングホイールを乗員側から見たときの該ステアリングホイール面内における上下方向及び左右方向をいう。また、前後方向はステアリングホイールの軸心線方向と合致し、乗員側を前側といい、反乗員側を後側又は裏側という。運転席用エアバッグ装置の上下方向、左右方向及び前後方向は、この運転席用エアバッグ装置がステアリングホイールに取り付けられた状態における該ステアリングホイールの上下方向、左右方向及び前後方向とそれぞれ合致する。第2〜5図においては、ステアリングホイールの軸心線方向を図の上下方向としている。
第1図の通り、ステアリングホイール1は、この実施の形態では所謂3本スポークタイプのものであり、その中央のステアリングハブ部2から左右(所謂3時及び9時の方向)及び下方(所謂6時の方向)の三方に向ってそれぞれスポーク部3L,3R,3Dが延出し、各スポーク部3L,3R,3Dの先端側がそれぞれ該ステアリングホイール1の外周のリング部4に連なっている。該ステアリングハブ部2はステアリングシャフト(図示略)の先端に連結されている。符号2aは、該ステアリングシャフトが接続されるボス部を示している。また、該ステアリングハブ部2を裏側から覆うように、バックカバー5が装着されている。
ステアリングハブ部2の前面からエアバッグ装置取付用のブラケット6が突設されている。この実施の形態では、該ステアリングハブ部2の中央付近(ハブ部2a)を挟んで左右2箇所にそれぞれブラケット6が設けられている。各ブラケット6には、それぞれ、後述の突部12が係合する係合部としての開口6aが設けられている。
第3,4図に示すように、この実施の形態では、各ブラケット6は、それぞれ略長方形板状のものであり、各々の長手方向をステアリングホイール1の軸心線方向と略平行方向とし、且つ各々の板面を互いに向い合わせるようにして配設されている。前記開口6aは、各ブラケット6をその厚み方向に貫通した貫通孔である。この実施の形態では、該開口6aは、ステアリングホイール1の軸心線方向と略平行方向に延在した長穴状となっている。
この実施の形態では、ステアリングハブ部2の前面に、各ブラケット6の基端部をそれぞれ取り囲むように、後述の取付片11の先端部が係合する溝7が設けられている。なお、この実施の形態では、各ブラケット6は、ステアリングハブ部2の左端側及び右端側にそれぞれ臨むように配置されており、各々のステアリングホイール1外周側の面は、第2図の通り、それぞれ、ステアリングハブ部2の左右の側面と略面一状に連続したものとなっている。各溝7は、それぞれ、各ブラケット6のステアリングホイール1中央側の面及び上下の側端面に沿って略コ字形に延設されている。各溝7の両端側は、それぞれ、ステアリングハブ部2の左右の側面に連通している。
各溝7のうち、各ブラケット6のステアリングホイール1中央側の面に沿って上下に延在した部分の該延在方向の中間付近には、それぞれ、後述の第1ガイド突起15が係合する凹部8が形成されている。
このステアリングハブ部2の乗員側に運転席用エアバッグ装置が設置される。
運転席用エアバッグ装置は、エアバッグ(図示略)と、該エアバッグを膨張させるためのインフレータ(図示略)と、該エアバッグ及びインフレータが取り付けられたリテーナ10と、エアバッグの折り畳み体を覆うように該リテーナ10の前面側に装着されたモジュールカバー(図示略)等を備えている。
この実施の形態では、該リテーナ10は、運転席用エアバッグ装置がステアリングハブ部2の乗員側に配置されたときに該ステアリングハブ部2と対面する主板部10aと、該主板部10aの周縁部から前方へ立設された周壁部10bとを有している。該主板部10aの中央付近には、インフレータが嵌装されるインフレータ用開口10cが設けられ、このインフレータ用開口10cの周縁部には、インフレータ及びエアバッグを該主板部10aに固定するためのボルト(図示略)が挿通されるボルト挿通孔10dが設けられている。この実施の形態では、該リテーナ10の主板部10aの裏面(ステアリングホイール側面)が運転席用エアバッグ装置の底面となっている。
このリテーナ10の主板部10aの裏面から1対の取付片11が突設されている。各取付片11は、運転席用エアバッグ装置がステアリングハブ部2の乗員側に配置されたときに各ブラケット6に重なるように、主板部10aの中央(インフレータ用開口10c)を挟んで左右2箇所にそれぞれ設けられている。この実施の形態では、各取付片11は、それぞれ、運転席用エアバッグ装置がステアリングハブ部2の乗員側に配置されたときに、各ブラケット6のステアリングホイール1中央側に重なるように配設されている。各取付片11の各ブラケット6との対向面(即ち各取付片11のステアリングホイール1外周側の面)からは、それぞれ、各ブラケット6の開口6aに係合する突部12が突設されている。
第3図の通り、各突部12は、その後端側(ステアリングハブ部2側)ほど各取付片11からの突出量が小さくなる略楔形状となっている。各突部12の前端側(ステアリングハブ部2と反対側)の端面は、ステアリングホイール1の軸心線方向と略直交方向に延在している。
この突部12の後端側が弾性変形部13を介して各取付片11に連なっている。突部12にステアリングホイール1中央側へ押圧力が加えられたときには、該弾性変形部13が弾性変形して突部12がステアリングホイール1中央側へ移動し、これにより該突部12の各取付片11からの突出量が小さくなり、この押圧力が解除されると、弾性変形部13が弾性的に復元し、突部12が元の位置に戻るように構成されている。
この実施の形態では、これらのブラケット6、開口6a、取付片11、突部12並びに弾性変形部13により、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに連結するスナップロック機構が構成されている。
各取付片11の上下両側縁からステアリングホイール1の外周側へそれぞれガイド片14が突設されている。これらのガイド片14は、それぞれ、ステアリングホイール1の軸心線方向と略平行方向に延在している。各取付片11におけるガイド片14,14同士の間隔は、各ブラケット6の上下方向の幅と同等かそれよりも若干大きなものとなっている。各ガイド片14の左右方向の幅(各取付片11のステアリングホイール1外周側の面からの突出方向の幅)は、各ブラケット6の厚さよりも大きなものとなっている。
第2図に示すように、運転席用エアバッグ装置をステアリングハブ部2の乗員側に配置し、各取付片11を各ブラケット6のステアリングホイール1中央側に重ね合わせた場合には、各取付片11のガイド片14,14同士の間にそれぞれ各ブラケット6が入り込み、各ガイド片14が各取付片11の上下両側面に重なる。
この実施の形態では、これらのガイド片14により、各取付片11が各ブラケット6に沿って移動するときの案内用のガイド部が構成されている。
この実施の形態では、運転席用エアバッグ装置をステアリングハブ部2に接近させていくと、各取付片11及び各ガイド片14の先端部(ステアリングハブ部2側の端部。以下、同様。)が各溝7に係合するようになっている。
この実施の形態では、第3,4図に示すように、各取付片11の先端面からそれぞれステアリングハブ部2側へ第1ガイド突起15が突設されている。各取付片11の先端部が各溝7に係合したときには、この第1ガイド突起15が各溝7内の前記凹部8にそれぞれ係合するようになっている。
また、第2,3図に示すように、各ガイド片14の先端面のステアリングホイール1外周側の端部からは、それぞれ、ステアリングハブ部2側へ第2ガイド突起16が突設されている。前述の通り、この実施の形態では、各ガイド片14の左右幅は各ブラケット6の厚さよりも大きいので、各ガイド片14の先端部が各溝7に係合すると、これらのステアリングホイール1外周側の端部が第5図(c)のように各溝7の両端側からステアリングハブ部2の側方へそれぞれはみ出す。このとき、各第2ガイド突起16がそれぞれステアリングハブ部2の左右の側面に係合するようになっている。
この実施の形態では、リテーナ10は合成樹脂の成形品よりなり、主板部10a、周壁部10b、各取付片11、突部12、弾性変形部13、ガイド片14、第1ガイド突起15並びに第2ガイド突起16が共通の成形材料により一体的に成形されたものとなっている。ただし、リテーナ10の材料及び製作方法はこれに限定されない。例えば、リテーナ10は、各部が別体に製作され、任意の結合手段により各部が結合された構成であってもよい。また、各部が異なる材料により製作されてもよい。
運転席用エアバッグ装置を組み立てる場合には、インフレータの先端側をリテーナ10のインフレータ用開口10cに挿入し、このインフレータのフランジ(図示略)をリテーナ10の主板部10aの裏面に重ねる。また、主板部10aの前面側において、エアバッグの後端側のインフレータ用開口(図示略)をインフレータ用開口10cの周縁部に重ね合わせ、さらに、該エアバッグの内側からこのインフレータ用開口の周縁部に押えリング(図示略)を重ねる。この際、該押えリングのスタッドボルト(図示略)をエアバッグのインフレータ用開口の周縁部のボルト挿通孔(図示略)、リテーナ10のボルト挿通孔10b及びインフレータのフランジのボルト挿通孔(図示略)に挿通し、このスタッドボルトにナット(図示略)を締め込む。これにより、エアバッグ及びインフレータがリテーナ10に固定される。その後、エアバッグの折り畳み体を覆うようにリテーナ10の前面側にモジュールカバーを配置し、リテーナ10にこのモジュールカバーを固定する。これにより、運転席用エアバッグ装置の組立が完了する。
なお、運転席用エアバッグ装置の組立手順並びにリテーナ10へのエアバッグ及びインフレータの固定構造はこれに限定されない。
次に、この運転席用エアバッグ装置のステアリングホイール1への取付手順について説明する。
まず、リテーナ10の主板部10aの裏面とステアリングハブ部2の前面とを対面させるように運転席用エアバッグ装置をステアリングホイール1の前面側に配置する。この際、第2図及び第5図(a)のように、各取付片11を各ブラケット6のステアリングホイール1中央側に重ね合わせると共に、各取付片11のガイド片14,14同士の間に各ブラケット6を入り込ませる。次いで、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイール1側へ押してリテーナ10をステアリングハブ部2に接近させる。
この際、第5図(a)から(b)のように、各取付片11の突部12が各ブラケット6のステアリングホイール1中央側の面に当って該突部12にステアリングホイール1中央側へ押圧力が加えられ、弾性変形部13が弾性変形して該突部12がステアリングホイール1中央側へ後退する。これにより、各取付片11が各ブラケット6に沿ってステアリングハブ部2側へ移動することが許容される。第5図(b)から(c)のように、各取付片11が所定以上ステアリングハブ部2側へ移動して突部12が各ブラケット6の開口6aに到達すると、弾性変形部13が弾性的に復元し、突部12が該開口6aに係合する。これにより、運転席用エアバッグ装置がステアリングホイール1に対し離反不能に連結される。
この実施の形態では、突起12が開口6aに係合するまで各取付片11が各ブラケット6に沿ってステアリングハブ部2側へ移動すると、各取付片11及び各ガイド片14の先端部が該ステアリングハブ部2の前面の各溝7にそれぞれ係合する。また、この際、各取付片11の先端の第1ガイド突起15が各溝7内の凹部8にそれぞれ係合すると共に、各ガイド片14の先端の第2ガイド突起16がステアリングハブ部2の左右の側面にそれぞれ係合する。
これにより、運転席用エアバッグ装置のステアリングホイール1への取付作業が完了する。
以上の通り、この運転席用エアバッグ装置の取付構造にあっては、スナップロック機構によりワンタッチにて運転席用エアバッグ装置をステアリングホイール1に取り付けることができるので、運転席用エアバッグ装置のステアリングホイール1への取付作業が容易である。
この実施の形態では、各ブラケット6がそれぞれ各取付片11のガイド片14,14同士の間に保持されるので、運転席用エアバッグ装置をステアリングハブ部2に接近させたときに、各取付片11が確実に各ブラケット6に沿って移動する。これにより、確実に各取付片11の突部12を各ブラケット6の開口6aに係合させることができる。
また、この実施の形態では、運転席用エアバッグ装置の取付完了時には、各取付片11の先端の第1ガイド突起15が各ブラケット6のステアリングホイール1中央側において各溝7内の凹部8にそれぞれ係合すると共に、各ガイド片14の先端の第2ガイド突起16が各ブラケット6のステアリングホイール1外周側においてステアリングハブ部2の左右の側面にそれぞれ係合するので、リテーナ10が確実に所定位置に配置されると共に、該リテーナ10のガタつきも防止される。
この運転席用エアバッグ装置の取付構造にあっては、運転席用エアバッグ装置のリテーナ10から突設された各取付片11の弾性変形部13が弾性変形することにより、ステアリングハブ部2の前面から立設された各ブラケット6の開口6aに、各取付片11に設けられた突部12が弾性的に係合する。そのため、ステアリングハブ部2に、各取付片11を係止するための係止ワイヤを設けることが不要であり、運転席用エアバッグ装置の取付構造の構成を簡易なものとすることができる。
また、ステアリングハブ部2に係止ワイヤが配設されていないことにより、ステアリングハブ部2上における運転席用エアバッグ装置の取付構造の省スペース化を図ることができるため、このステアリングハブ部2に運転席用エアバッグ装置の取付構造以外のダンパやパドルスイッチ、クルーズコントロールスイッチなどの装置を設置することに対する制限が緩和ないし解消される。
なお、この実施の形態では、開口6aが各ブラケット6を貫通した貫通孔となっている。そのため、運転席用エアバッグ装置がステアリングホイール1に取り付けられた状態において、各ブラケット6のステアリングホイール1外周側から開口6aに棒状の工具を差し込んで突部12をステアリングホイール1中央側へ押圧し、該突部12を開口6aから押し出すことにより、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイール1から取り外すことができる。
第6図は別の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置の取付構造におけるブラケット付近の斜視図である。
この実施の形態では、各ブラケット6のステアリングホイール1外周側に、開口6aへの突部押圧用工具Tの差し込みを案内する工具ガイド20が設けられている。
この実施の形態では、該工具ガイド20は、各ブラケット6のステアリングホイール1外周側の面から該ステアリングホイール1外周側へ突設された突片により形成されている。第6図に示すように、この突片状の工具ガイド20は、長穴状の開口6aの長手方向の途中部を横切り、この開口6a内を該途中部よりも前端側と後端側とに仕切っていると共に、この開口6aの該途中部よりも前端側を取り囲むように略U字形に延在している。この工具ガイド20の内周面と開口6aの前端側の周縁部とによって囲まれたスペースが、工具Tを差し込むための差込部21となっている。この工具ガイド20の内周面の軸心線方向は、各ブラケット6の板面と略直交方向となっている。
なお、工具ガイド20の形状はこれに限定されない。例えば、工具ガイド20は、該差込部21の全周を取り囲む円筒状などであってもよい。
工具Tは、該差込部に差し込んで突部12を押圧することができるものであればよく、この工具Tとして専用のものを用いても、適宜ドライバ等の棒状の工具を流用してもよい。
ステアリングホイール1のバックカバー5の左右の側面には、各ブラケット6の該差込部21に工具Tを差し込むための作業孔(図示略)が設けられている。
この実施の形態のその他の構成は、前述の第1〜5図の実施の形態と同様であり、第6,7図において第1〜5図と同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態でも、運転席用エアバッグ装置がステアリングホイール1に取り付けられた状態において、各ブラケット6のステアリングホイール1外周側から開口6aの差込部21に工具Tを差し込み、突部12をステアリングホイール1中央側へ押圧して開口6aから押し出すことにより、運転席用エアバッグ装置をステアリングホイール1から取り外すことができる。この際、第7図(a),(b)のように、工具Tを工具ガイド20の内周面に当てることにより、確実に工具Tを差込部21に差し込むことができると共に、工具Tで突部12を押圧する際に、工具Tが突部12から外れることが防止される。
第8図はさらに別の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置の取付構造を示すリテーナ及びステアリングハブ部の側面図(分解図)、第9図は運転席用エアバッグ装置取付後の第8図と同様部分の側面図である。
この実施の形態では、リテーナ10の主板部10aの裏面から、各取付片11と配置位置を異ならせて脚状片30が突設されている。各取付片11の配置は前述の第1〜5図の実施の形態と同様であり、該主板部10aの中央を挟んで左右両側にそれぞれ取付片11が設けられている。この実施の形態では、脚状片30は、該主板部10aの中央を挟んで上下2箇所にそれぞれ設けられている。
この実施の形態では、各脚状片30も、該主板部10aと共通の成形材料により一体的に成形されている。ただし、各脚状片30は、主板部10aと別体に製作され、任意の結合手段により該主板部10aに結合されたものであってもよい。
ステアリングハブ部2の前面には、運転席用エアバッグ装置を該ステアリングハブ部2に取り付けたときに各脚状片30を支持する支持部31が設けられている。符号31aは、各支持部31の前面側に設けられた、各脚状片30の先端側が係合する凹部を示している。
この実施の形態では、これらの脚片部30と支持部31とにより、2個のスナップロック機構同士を結ぶ線分を回動中心とした運転席用エアバッグ装置の回動を阻止するための、該運転席用エアバッグ装置とステアリングハブ部2との当接部を構成している。
この実施の形態のその他の構成は、前述の第1〜5図の実施の形態と同様であり、第8,9図において第1〜5図と同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態における運転席用エアバッグ装置のステアリングホイール1への取付手順も第1〜5図の実施の形態と同様である。
この実施の形態では、運転席用エアバッグ装置のステアリングホイール1に取り付けに際し、各取付片11の突部12が各ブラケット6の開口6aに係合するまで運転席用エアバッグ装置をステアリングハブ部2に接近させると、各脚状片30の先端側が各支持部31の凹部31aに係合し、各脚状片30が各支持部31に支持されるようになる。
これにより、この実施の形態の運転席用エアバッグ装置の取付構造にあっては、リテーナ10の左右両側がそれぞれスナップロック機構(ブラケット6、取付片11及び突部12等)によってステアリングハブ部2に支持されると共に、リテーナ10の上下両側がそれぞれ脚状片30及び支持部31を介してステアリングハブ部2に支持されるようになる。これにより、左右のスナップロック機構同士を結ぶ線分を回動中心とした運転席用エアバッグ装置の回動が各脚状片30及び支持部31によって阻止される。
上記の各実施の形態は、いずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の各実施の形態では、スナップロック機構(ブラケット6及び取付片11)は、ステアリングホイール1の中央を挟んで左右2箇所にそれぞれ設けられているが、スナップロック機構の配置はこれに限定されなく、例えばステアリングホイール1の中央を挟んで上下2箇所にそれぞれ設けられてもよい。この場合、2個の該スナップロック機構同士を結ぶ線分を回動中心とした運転席用エアバッグ装置の回動を阻止するための脚状片30及び支持部31は、ステアリングホイール1の中央を挟んで左右2箇所にそれぞれ設けられることが好ましい。
本発明においては、スナップロック機構は1個だけ又は3個以上設けられてもよい。
実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置の取付構造により運転席用エアバッグ装置が取り付けられるステアリングホイールの斜視図である。 スナップロック機構の斜視図(分解図)である。 図2のIII−III線に沿うリテーナ及びステアリングハブ部の断面図である。 スナップロック機構のステアリングホイール外周側からの正面図(分解図)である。 スナップロック機構の作動を示す断面図である。 別の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置の取付構造におけるブラケット付近の斜視図である。 図6のVII−VII線に沿うスナップロック機構の断面図である。 別の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置の取付構造を示すリテーナ及びステアリングハブ部の側面図(分解図)である。 運転席用エアバッグ装置取付後の図8と同様部分の側面図である。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングハブ部
3L,3R,3D スポーク部
4 リング部
5 バックカバー
6 ブラケット
6a 係合部としての開口
7 溝
8 凹部
10 リテーナ
11 取付片
12 突部
13 弾性変形部
14 ガイド片
15 第1ガイド突起
16 第2ガイド突起
20 工具ガイド
30 脚状片
31 支持部

Claims (11)

  1. ステアリングホイールの前面に運転席用エアバッグ装置を取り付けた運転席用エアバッグ装置の取付構造であって、
    該運転席用エアバッグ装置を、スナップロック機構を介して該ステアリングホイールに取り付けた運転席用エアバッグ装置の取付構造において、
    該スナップロック機構は、
    該ステアリングホイールの前面から突設されたブラケットと、
    該運転席用エアバッグ装置の底面から該ブラケットと重なるように該ステアリングホイール側へ突設された取付片と、
    該ブラケットの該取付片との対向面に設けられた係合部と、
    該取付片の該ブラケットとの対向面から突設された突部と
    を備えており、
    該運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに接近させると、該取付片が該ブラケットに沿って移動し、該突部が該ブラケットから反力を受けることにより該取付片が弾性変形し、該突部が該係合部に到達すると、該取付片が弾性的に復元し、該突部が該係合部に係合し、該運転席用エアバッグ装置がステアリングホイールに取り付けられる運転席用エアバッグ装置の取付構造であって、
    該ステアリングホイールの前面に、該ブラケットの基端部に隣接して、該取付片の先端部が係合する溝が設けられており、該ブラケットの該取付片との対向面が該溝に臨んでおり、
    該運転席用エアバッグ装置の該ステアリングホイールへの取り付けが完了した状態においては、該取付片の先端部が該溝に係合しており、該溝の内面が該ブラケットと反対側から該取付片に対峙して該取付片の移動を規制していることを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  2. 請求項1において、前記取付片が前記ブラケットに沿って移動するときの案内用のガイド部が設けられていることを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  3. 請求項2において、前記ガイド部は、
    前記取付片の先端面から前記ステアリングホイール側へ突設された第1ガイド突起と、
    前記溝の底部に設けられた、該第1ガイド突起が係合する凹部と
    を備えており、
    該取付片の先端部が該溝に係合するときに、該第1ガイド突起が該凹部に係合することを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  4. 請求項2又は3において、該ガイド部は、前記取付片に設けられたガイド片を備えており、
    該ガイド片は、該取付片の該ブラケットとの対向面のうち、前記運転席用エアバッグ装置の底面からの突設方向と直交する方向の両端側の側縁から、それぞれ、該ブラケット側へ突設されており、
    前記溝は、前記ブラケットの基端部を取り囲むように形成されており、
    該運転席用エアバッグ装置を前記ステアリングホイールに接近させるときには、該ガイド片同士の間に該ブラケットが入り込んだ状態で該取付片が該ブラケットに沿って移動し、
    該運転席用エアバッグ装置の該ステアリングホイールへの取り付けが完了した状態においては、各ガイド片の該ステアリングホイール側の端部も該溝に係合していることを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  5. 請求項4において、前記ステアリングホイールは、その中央部に配置されたステアリングハブを有しており、
    前記ブラケットは、該ステアリングハブに設けられ、該ステアリングハブの外周面に臨むように配置されており、
    該ブラケットの前記取付片との対向面は、該ブラケットの該ステアリングハブ外周面側と反対側に配置されており、
    前記溝は、該ブラケットの基端部の該ステアリングハブ外周面側以外を取り囲むように延設されており、該溝の延在方向の両端側は、それぞれ該ステアリングハブの外周面に臨んでおり、
    前記ガイド片の該ステアリングホイール側の端面からそれぞれ第2ガイド突起が突設されており、
    前記運転席用エアバッグ装置の該ステアリングホイールへの取り付けが完了した状態においては、該第2ガイド突起が該ステアリングハブの外周面に係合していることを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記スナップロック機構は、ステアリングホイールの中央付近を挟んで2箇所に設けられたことを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  7. 請求項において、2個の該スナップロック機構同士を結ぶ線分を回動中心とした運転席用エアバッグ装置の回動を阻止するための、該運転席用エアバッグ装置とステアリングホイールとの当接部を設けたことを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記取付片は、前記ブラケットのステアリングホイール中心側に位置しており、
    該ブラケットに、該取付片を該ブラケットからステアリングホイール中心側へ押圧して離反させるための押圧用工具の差込部が設けられていることを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  9. 請求項において、前記係合部は、前記ブラケットを貫通した貫通孔よりなり、該貫通孔が前記差込部となっていることを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  10. 請求項又はにおいて、前記ブラケットに、該差込部への工具の差し込みを案内するための工具ガイドが設けられていることを特徴とする運転席用エアバッグ装置の取付構造。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の運転席用エアバッグ装置の取付構造により運転席用エアバッグ装置が取り付けられたステアリングホイール。
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