JP5341204B2 - 振動ダンパを用いたエレベータかごの位置決め - Google Patents

振動ダンパを用いたエレベータかごの位置決め Download PDF

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Description

この発明は、振動ダンパを用いたエレベータかごの位置決めに関する。
エレベータシステムはエレベータかごを備え、このエレベータかごが、例えばビル内の異なる階へのエレベータサービスを提供するように種々の乗り場の間を移動する。モータおよびブレーキを含むマシンが、エレベータかごを所望の位置へと選択的に動かし、かつこの位置にかごを保持する。マシンコントローラは、エレベータサービスに対する乗客の要求に応答してマシンの動作を制御し、かつ既知の方法でもって、選択された乗り場にエレベータかごを保持する。
エレベータシステムにおける一つの困難なことは、エレベータかごと該エレベータかごが停車しているロビーとの間での通行を容易にするように、かごを乗り場に対して適切な高さに保持することである。乗客がロビーとエレベータかごとの間で容易に移動でき、かつつまずく可能性が最小となるように、かごの床は、理想的には、乗り場の床の高さに保たれる。現行のエレベータの規定では、乗り場の床とエレベータかごの床との間の差として許容される最大値を確定する変位閾値が定められている。上記の距離が上記の規約上の閾値を上回っている場合は、エレベータシステムは、エレベータかごの位置のリレベルつまり修正を行わなければならない。
【0004】
従来のエレベータのリレベルの手法は、かごと床との間の変位の大きさを検出することを含んでいる。これは、典型的には、主位置トランスデューサあるいはエレベータかごに付随する他の回転部材におけるエンコーダを用いて実現される。変位が設定した閾値を越えた場合に、リレベルのプロセスが開始される。マシンコントローラは、マシンのブレーキを解放する前に、かごの重量およびかごを持ち上げるためのモータの予トルクを決定する。そして、位置誤差に基づく固定ゲインのフィードバック補償器を用いて、モータ電流が制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】欧州特許出願公開第641735号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
この従来のエレベータかごのリレベルの手法は、殆どの状況において、良好に機能する。しかし、ある種の高層ビル、例えば120mよりも高い高層ビルにおいては、この従来の手法では満足な結果が得られない可能性がある。これは、一つには、エレベータのローピング部材の有効な剛性が、その長さに比例して減少していくことによって生じる。従って、より長いエレベータのローピング構成では、例えば乗客の乗り降りに起因して生じるエレベータかごの荷重変化に対して、静的な偏差がより大きな量となる。さらに、モータの動作、かごの反応、および位置トランスデューサの応答、の間で、時間的な遅れが存在する。このような遅れは、従来の手法に付随した位置フィードバックロジックにおける安定性の問題を潜在的に招来する。さらに他の問題は、ローピング構成の剛性低下に伴い、かご荷重の変化に起因したエレベータかごのバウンスにおける共振周波数が低下することである。この低い周波数の共振は、伝統的な制御ロジックにおけるゲインに制限を加え、帯域幅ひいては性能を制限する。
例示のエレベータかご位置の制御方法は、エレベータかごがリレベルを要求していることを判定すること、および、振動ダンパが起動しているかを判定すること、を含む。上記振動ダンパが起動している場合には、リレベルのためにエレベータかごを動かすモータの動作を制御するためのゲインが調節される。
例示のエレベータシステムは、対応したエレベータかごの垂直方向の動きに抵抗するように構成された振動ダンパを含む。コントローラデバイスは、対応したエレベータかごを動かすように構成されたモータを制御する。上記コントローラデバイスは、基本の設定値のゲインを備えた速度サーボを含む。上記コントローラデバイスは、対応したエレベータかごのリレベルの間に、振動ダンパが起動していれば、上記速度サーボのゲインを基本設定値から選択的に調節するように構成されている。
本発明の種々の特徴および利点は、当業者には以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
一例のエレベータシステムの要部を示す概略図。 振動ダンパの配置構成の一例を示す概略図。 振動ダンパの他の例を示す概略図。 振動ダンパの他の例を示す概略図。 エレベータ制御の構成の一例を示す概略図。
図1は、一例のエレベータシステム20の要部を示す概略図である。エレベータマシン26の動作に応じてガイドレール24に沿って動くようにエレベータかご22が支持されている。この例では、エレベータかご22およびカウンタウェイト29の重量を支持するローピング構成28の動きが、エレベータマシン26によって制御される。ローピング構成28としては、公知のローピング比のいずれであってもよく、例えば、一般的な1:1あるいは2:1のローピング系からなる。マシン26のモータおよびブレーキは、エレベータかご22の所望の動作ならびに位置決めを実現するように、エレベータマシンコントローラ30に応答して動作する。
上記コントローラ30は、マシン26の動作に関する情報およびエレベータかご22の位置に関する情報を用い、エレベータシステムの所望の運転を達成するためにマシン26をどのように制御するかを決定する。図1の例では、エレベータかご22の位置に関する情報をコントローラ30へ供給する主位置トランスデューサ32を備えている。例えば、主位置トランスデューサ32は、エンコーダホイールと、エレベータかご22とともに動くロープないしテープと、を備えており、エンコーダホイールが、エレベータかごの現在位置を示す情報をコントローラ30へ供給する。エレベータかご22の位置に関する情報は、いかなる公知の方法で得るようにしてもよい。
上記コントローラ30は、マシン26のモータの動作を制御するために用いられる速度サーボを含んでいる。この速度サーボは、リレベルゲイン(Krl)と、比例ゲイン(Kp)および積分ゲイン(Ki)と、を備えており、マシン26のモータに与えられるモータトルク信号がこれらのゲインによって制御される。これらの速度サーボのゲインは、殆どの状況においてエレベータシステムの所望の性能が得られるように、公知の方法で設定される。
いくつかの状況の下では、エレベータかご22が乗り場に停止したときに、エレベータかご22のリレベルが必要となり得る。高層ビルにおいてエレベータかご22が比較的低い階の乗り場にいる場合、ローピング構成28の長い長さによって、上述したように制御上の付加的な問題が生じる。一例のコントローラ30は、従来のリレベル技術を単独で用いたのでは所望の結果が得られないような乗り場にエレベータかご22がいるときに、所望のリレベル性能を達成するために、調整された速度サーボゲインを用いる。
図示例では、エレベータかご22とともに動くように支持された少なくとも1つの振動ダンパ40を備えている。この例では、振動ダンパ40は、エレベータかご22の両側に設けられている。この振動ダンパ40は、エレベータかご22が乗り場に停止したときに、上記のような条件下でのエレベータかご22の垂直方向の動きを減衰させるように、静止面に係合する。この実施例では、振動ダンパ40は、リレベル操作の間に使用される。このような目的のために、振動ダンパ40は、エレベータかごのレベリングの間の振動を減衰するので、レベリング用振動ダンパとみなされる。
図2は、振動ダンパの配置構成の一例を示す概略図である。この実施例の振動ダンパ40は、エレベータかごドア42の閉位置(仮想線で示す)から開位置への移動に応答して起動する。エレベータかごドア42が開位置へ移動したときに、スイッチあるいは検出器のようなトリガ機構44が、指示を与える。エレベータかごドアが開いたときを判定する技術は公知であり、いくつかの実施例においては、この公知の技術が用いられる。エレベータかごドアの開は、エレベータかご22が乗り場にいることを示す1つの指示として解釈され、この乗り場に少なくとも一時的にエレベータかご22を保持することが望ましい。いくつかの例では、高層用エレベータシステムにおいて低層階でのみ振動減衰制御システムロジックが作用するように、振動減衰制御システムロジックに含めるべきものとして、さらに階層検出信号を要求することが有利となり得る。このような低層階では、昇降路の頂部付近のマシンとかごとの間のロープ長が長くなり、一般的なリレベル制御システムの性能は妥協したものとなる。一つの例では、ドア検出デバイス44および階層検出デバイスの双方が起動しなければ、振動ダンパの係合は可能とならない。
エレベータかごドア42が開いているとの指示(もし階層検出器が用いられている場合には、さらに階層検出器の許可)に応答して、アクチュエータ46は、摩擦部材48を動かし、ガイドレール24の表面に係合させる。一つの実施例では、摩擦部材48とガイドレール24との間の摩擦係合によって、乗り場に駐車している間のエレベータかご22の垂直方向の動きに対し抵抗が与えられる。この例の垂直方向への抵抗は、このような動きの完全な停止とは異なるものである。この振動ダンパ40は、エレベータかご22の荷重変化、例えば乗客の乗り降り、に伴う振動を軽減する。この実施例の振動の軽減は、乗客の乗り降りの間に乗り場ないしレール24にエレベータかご22を固定しておくような作用はない。
図3は、振動ダンパ40の一例を示す概略図である。この例では、振動ダンパ40をエレベータかご22の選択した位置に固定するために、取付ブラケット50,52を備えている。アクチュエータ46がアーム54の動きを制御し、摩擦部材48を、対応する一方のガイドレール24などにおける静止表面に対し、係合および非係合に選択的に移動させる。図示例では、摩擦部材48はアーム54に対し揺動軸56を中心に揺動しうるように揺動可能に支持されている。このような摩擦部材48の揺動運動によって、摩擦部材48の係合面と該摩擦部材48が係合するガイドレール24の表面の向きとの間の不整合が補償される。
この例では、ガイドレール面に対し摩擦部材48によって加えられる加圧力の大きさを制御するために、さらに機械的スプリング58を備えている。アクチュエータ46の例としては、ソレノイドおよび電気モータを含む。スプリング58のサイズおよびアクチュエータ46により与えられる力によって、摩擦部材48と静止表面との間で十分な摩擦係合が与えられ、エレベータかご22の垂直方向の動きに抵抗する垂直方向の減衰力が十分に与えられる。一つの例のアクチュエータ46は、ねじを形成したロッドを備えており、回転動作に応答して、このロッドが直線方向に移動する。
図4は、振動ダンパ40の他の例を示す概略図である。この例では、アクチュエータ46が第1アーム60を動かす。ピボットリンク62が第1アーム60に接続されている。このピボットリンク62は、揺動点64を中心に揺動するが、上記揺動点64は、この実施例では、取付ブラケット50に対し静止している。揺動点64は、ピボットリンク62の一端部の近くに位置する。ピボットリンク62の他方の端部66はアーム54(この実施例では第2アームと呼ぶ)に接続されている。
アクチュエータ46が第1アーム60を動かすと、ピボットリンク62が揺動して、第2アーム54および摩擦部材48を動かし、ガイドレール24表面などの静止面に対して係合あるいは非係合となる。この例は、摩擦部材48の移動を案内するために取付プレート68およびガイド面70を備えている。摩擦部材48は、この例では、揺動軸56を中心に揺動するように支持されている。揺動軸56は、プレート68とともに移動(例えば図の左側から右側へ)し、従って、摩擦部材48はプレート68とともに移動するとともにプレート68に対して動く。
ピボットリンク62を用いることで、アクチュエータ46のサイズやパワーを増大することなしに、アクチュエータ46の動作によって得られる減衰用パッドの移動量を増大させることができる。図4の例は、リターンスプリング72を有し、このリターンスプリング72は、アクチュエータ46がオフとなったときつまり第1アーム60に力を与えていないときに、摩擦部材48が対応する一つのガイドレール24と非係合となるように移動する方向に、ピボットリンク62の第2端部66を付勢している。
例示の振動ダンパ40は、リレベル操作の間、エレベータかご22の垂直方向の動きつまり振動に抵抗するのに有用である。この振動ダンパ40によって、リレベル性能の改善を実現するようにモータ制御を改善することが可能となる。例えば、リレベル処理の間のモータ26の運転制御におけるモータトルク指令について高いゲインを用いることが可能となる。これにより、動的位置制御システムの帯域の改善が可能となる。振動ダンパ40がないと、モータ制御に高いゲインを用いた場合に、例えば、エレベータローピング構成28の共振周波数での望ましくない共振が誘起されることがある。振動ダンパ40が起動(つまり摩擦部材48がガイドレール24と係合する位置へと移動)すると、例示のコントローラ30は、リレベルの間のモータ制御に用いられるゲインを調節する。
図5は、エレベータ制御の構成の一例を示す概略図であって、コントローラ30の一部を示している。この例では、エレベータシステムの大部分の運転条件下では、マシン26のモータを動かす制御信号を提供するために、一般的なエレベータモータ制御技術が用いられる。リレベルが要求され、かつ振動ダンパ40が起動したときには、所望のリレベル性能が得られるように、モータ制御におけるゲインが調節される。
図5において、目標のエレベータかご位置入力152が、実際のエレベータかご位置指示154と、コンパレータ156を用いて比較される。コンパレータ156の出力(つまりエレベータかごの実位置と目標位置との差)は、リレベルゲインモジュール158によって処理される。一例では、振動ダンパ40が起動しているか否かに基づいてリレベルのゲインが調節される。リレベルゲインモジュール158の出力は、コンパレータ162において、主速度トランスデューサ入力160と比較される。
コンパレータ162の出力は、速度サーボ166へ供給される。この例の制御では、振動ダンパ40が起動している場合には、モータトルク信号に用いられるリレベルゲインおよび速度サーボゲイン(KpおよびKi)の少なくとも一つが調節される。一つの例では、少なくとも一つのゲインが、上記制御により、そのゲインの基本設定値よりも高い値へと増加される。例えば図示例では、全てのゲインが、リレベル性能向上のために増加される。
一例では、振動ダンパ40が起動していないときにリレベル操作の間に第1のレベリングゲイン値が用いられ、振動ダンパ40が起動している場合には、これとは異なる第2のレベリングゲインが用いられる。この例では、第2のゲインは第1のゲインよりも高い。
この例では、エレベータかご22の垂直方向の動きを減衰すべく振動ダンパ40が起動しているときに、ゲインが増加する。このように増加したゲインによって、エレベータかご22のリレベルの間の性能が向上する。速度サーボ66は、リレベル中にマシン26のモータの制御に用いられるモータトルク信号出力68を出力する。例えば、モータトルクに高いゲインを用いるほど、リレベルがより速くなる。他の例では、エレベータかご位置の垂直方向の補正量の大きさを低減することによって、リレベルが改善される。
もし、エレベータかご22の垂直方向の動きに抵抗するように起動される振動ダンパ40を備えずに、ゲインを高くしたとすると、例えば、エレベータのローピング構成28の共振周波数が誘起され、エレベータかごの振動やバウンスが引き起こされ得る。リレベル操作の間に振動ダンパ40を用いることで、昇降路構成要素の励振を防止しつつリレベル性能を改善するように、リレベルゲインおよび速度サーボゲインを調節することが可能となる。この振動ダンパ40によって提供される付加的なエレベータかご位置制御は、高い速度サーボゲインならびに改善されたリレベルを実現しつつ、エレベータの垂直振動モードの励振を効果的に最小化することができる。
以上の説明は例示であり、本発明を限定するものではない。当業者には、本発明の要旨から逸脱することなく本発明を変更ないし修正できることが明らかであろう。本発明の法的保護の範囲は、以下の請求項を検討することのみによって定まる。

Claims (19)

  1. 目標の垂直位置に対する現在の垂直位置からエレベータかごがリレベルを要求していることを判定し、
    エレベータかごに固定された振動ダンパがエレベータかごの垂直方向の移動量を制限するように昇降路内の静止面と係合しているか判定し、
    上記振動ダンパが上記静止面と係合している場合には、リレベルのためにエレベータかごを動かすモータの動作を制御するためのゲインを調節する、
    ことを特徴とするエレベータかご位置の制御方法。
  2. 調節したゲインを用いて、リレベルを達成するようにエレベータかごを動かすモータの制御のために、モータトルク信号を生成すること、を含む請求項1に記載の方法。
  3. リレベルの間にエレベータかごを動かす場合に上記の調節したゲインを用い、他のエレベータ運転条件では、異なる既定のゲインを用いる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 振動ダンパが上記静止面と係合していなければ第1のゲインを用い、振動ダンパが上記静止面と係合していれば、異なる第2のゲインを用いる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 第2のゲインは第1のゲインよりも高い値であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 上記の調節されるゲインは、リレベルゲイン、あるいは、モータに付随する速度サーボの比例積分ゲイン、の少なくとも一つである、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. エレベータかごドアの開に応答して振動ダンパを上記静止面と係合させること、を含む請求項1に記載の方法。
  8. 上記振動ダンパは、アクチュエータと摩擦部材とを備え、上記摩擦部材がアクチュエータによって上記静止面に係合する位置へと移動し、リレベル中のエレベータかごの垂直方向の移動量を制限する、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 上記アクチュエータは上記摩擦部材を第1の方向へ動かし、上記摩擦部材は上記第1の方向に対し揺動するように支持されている、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 上記振動ダンパは、
    上記アクチュエータによって動かされる第1アームと、
    上記第1アームの動きに応答して、一端部近傍の揺動軸を中心として揺動するように上記第1アームに接続されたピボットリンクと、
    上記ピボットリンクの他端部近傍で該ピボットリンクに接続され、該ピボットリンクの動きに応答して移動する第2アームと、
    を備えてなり、上記摩擦部材は、上記第2アームとともに動くように支持されているとともに、該第2アームの移動方向に対して揺動運動するように支持されている、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 対応したエレベータかごに固定され、昇降路内の静止面と係合して該エレベータかごの垂直方向の動きに抵抗するように構成された振動ダンパと、
    対応したエレベータかごを昇降路に沿って垂直に動かすように構成されたモータを制御するコントローラデバイスと、
    を備え、上記コントローラデバイスは、設定値のゲインを有し、上記コントローラデバイスは、対応したエレベータかごの現在の垂直位置から目標の垂直位置へのリレベルの間に、振動ダンパが上記静止面と係合していれば、上記ゲインを設定値から選択的に調節するように構成されている、ことを特徴とするエレベータ位置決めシステム。
  12. 上記コントローラデバイスは、振動ダンパが上記静止面と係合している場合に、ゲインを上記設定値よりも高いリレベル用の第2の値に増加させる、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 上記コントローラデバイスは、調節したゲインを用いてモータトルク信号を生成する、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  14. 上記コントローラデバイスは、振動ダンパが上記静止面と係合している場合はエレベータかごのリレベルのために調節したゲインを用いてモータトルク信号を生成し、それ以外ではゲインの設定値を用いる、ことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 上記ゲインは、リレベルゲインあるいは速度サーボの比例積分ゲインの少なくとも一つである、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  16. 上記振動ダンパは、対応したエレベータかごのドアの開に応答して上記静止面と係合するように構成されている、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  17. 上記振動ダンパは、
    アクチュエータと、
    摩擦部材と、を備え、この摩擦部材は、上記アクチュエータによって上記静止面との係合位置へと第1の方向に沿って移動するように支持されているとともに、上記第1の方向に対し揺動するように支持されている、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  18. 上記振動ダンパは、
    上記アクチュエータによって動かされる第1アームと、
    上記第1アームの動きに応答して、一端部近傍の揺動軸を中心として揺動するように上記第1アームに接続されたピボットリンクと、
    上記ピボットリンクの他端部近傍で該ピボットリンクに接続され、該ピボットリンクの動きに応答して移動する第2アームと、
    を備えてなり、上記摩擦部材は、上記第2アームとともに動くように支持されているとともに、該第2アームの移動方向に対して揺動運動するように支持されている、ことを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 上記振動ダンパを有し、該振動ダンパを一部で支持してなるエレベータかごと、
    このエレベータかごに取り付けられたローピング構成と、
    上記コントローラデバイスに応答してエレベータかごを移動させるように上記ローピング構成を動かすモータと、
    を備えてなる請求項11に記載のシステム。
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