JP5338901B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの制御装置に関するものである。
従来のエレベータの最寄階停止運転、例えば、地震管制運転においては、地震感知器が地震を感知すると、かごが最寄階に停止して利用者を降車させる。その後、通常運転に復帰するまで、かご内に利用者を乗り込ませないように戸閉し休止する。
通常運転に復帰するためには、保守員の点検が必要となる。しかし、例えば、エレベータ協会標準JEAS−416に記載されているように、低規模地震を検出する低規模地震検出装置のみが動作した場合、地震終了後にエレベータを運転しても問題ない規模の地震であると判断し、地震感知器を自動リセットした上で、エレベータを通常運転に復帰させる場合もある。
ここで、休止階が通常サービスされない非常出入口階となる場合もある。この非常着床出入口階には、かごを呼ぶための乗場釦が設置されていない。このため、エレベータが通常運転に復帰しても、利用者は降車した非常着床出入口階からエレベータを利用することができない。即ち、利用者は、エレベータが利用できる他の階床まで階段等で移動する必要がある。これに対し、車椅子の利用者は、階段を利用できず、非常着床出入口階に閉じ込められる。
そこで、最寄階停止運転により、非常着床出入口階でかごが休止した場合、車椅子の利用者が外部から救出されるまで乗場に閉じ込められる問題の解決策として、身障者用の避難階と一般の避難階とを設け、身障者呼びの有無によりそれらの避難階を使い分けて、避難誘導を確実に行うという方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
日本特開平8−337370号公報
しかし、引用文献1記載のものでは、それぞれの避難階が予め決まっていて、その階床までかごを走行させる必要がある。このため、災害時に、最寄階停止を行うことができないという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、災害時に最寄階停止を行うとともに、非常着床出入口階に利用者が閉じ込められることを防止することができるエレベータの制御装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの制御装置は、災害検出装置が災害を検出したときに、エレベータの運転モードを、通常運転モードから、前記通常運転モードのサービス階以外の最寄の非常着床出入口階に前記エレベータのかごを停止させて前記かご内の利用者を避難させる災害運転モードに切換え、前記災害検出装置がリセットされた場合に、前記運転モードを前記通常運転モードに復帰させる運転モード制御装置と、前記運転モード制御装置が前記運転モードを前記災害運転モードから前記通常運転モードに復帰させたときに、前記エレベータに前記最寄の非常着床出入口階で一定時間戸開させる戸開閉制御装置と、前記運転モード制御装置が前記運転モードを前記災害運転モードから前記通常運転モードに復帰させたときに、前記戸開閉制御装置が一定時間戸開させる非常着床出入口階の乗場又は前記かごに設けられた報知装置に、前記エレベータが利用可能である旨を報知させる報知制御装置と、前記災害検出装置が災害を検出したときに登録されているかご呼びを記憶する記憶装置と、を備え前記運転モード制御装置は、前記運転モードを前記災害運転モードから前記通常運転モードに復帰させたときに、前記記憶装置に記憶された前記かご呼びに対応するかご呼びを登録し、前記災害検出装置が災害を検出したときに、前記記憶装置にかご呼びが登録されている場合は、前記運転モードを、前記通常運転モードから前記災害運転モードに切換え、前記災害検出装置が災害を検出したときに、前記記憶装置にかご呼びが登録されていない場合は、前記運転モードを、前記通常運転モードに維持するものである。
この発明によれば、災害時に最寄階停止を行うとともに、非常着床出入口階に利用者が閉じ込められることを防止することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置により行われる救出運転モードを説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータのかごが非常着床出入口階で休止した状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの利用者が非常着床出入口階に閉じ込められた状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの利用者が非常着床出入口階から救出される状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの非常着床出入口階に閉じ込められた利用者が当初目的階へ移動する状態を示す図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は災害感知装置である。この災害感知装置1は、建物内に設けられる。この災害感知装置1は、災害検出装置2、リセット判定装置3を備える。災害検出装置2は、地震や建物内の火災等の災害を検出する機能を備える。リセット判定装置3は、災害検出装置2が検出した災害のリセット判定を行う機能を備える。
4はエレベータのかご制御盤である。このかご制御盤4は、建物に設置されたエレベータのかごの動作を制御する機能を備える。このかご制御盤4の制御により、かごは建物の各階間を走行する。具体的には、かご制御盤4は、運転モード制御装置5、最寄階判定装置6、走行/停止制御装置7、戸開閉制御装置8、かご呼び記憶装置9、かご表示報知制御装置10を備える。
運転モード制御装置5は、エレベータの運転モードを、通常運転モード、災害運転モード等に、状況に合わせて切換え制御を行う機能を備える。ここで、災害運転モードは、災害検出装置2が災害を検出したときに、通常運転モードのサービス階であるか否かに関らず、最寄の非常着床出入口階にエレベータのかごを停止させる運転モードである。これにより、災害時に、かご内の利用者を非常着床出入口階に避難させることができる。
最寄階判定装置6は、最寄階がどの階なのかを判定する機能を備える。走行/停止制御装置7は、かごの走行、停止を制御する機能を備える。戸開閉制御装置8は、エレベータの戸の開閉を制御する機能を備える。かご呼び記憶装置9は、エレベータのかご呼びを記憶する機能を備える。かご表示報知制御装置10は、かご内の利用者に対しての表示・報知を制御する機能を備える。
11はエレベータの乗場である。この乗場11には、乗場表示報知制御装置12が設けられる。この乗場表示報知制御装置12は、乗場11にいる利用者に対しての表示・報知を制御する機能を備える。
かかる構成のエレベータの制御装置においては、災害感知装置1が災害を検出すると、災害検出装置2は、かご制御盤4に災害検出情報を送信する。かかる災害検出情報を受信した運転モード制御装置5は、エレベータの運転モードを、通常運転モードから、災害運転モードに切換えるとともに、運転モードの切換情報を最寄階判定装置6、走行/停止制御装置7、戸開閉制御装置8、かご表示報知制御装置10に送信する。
切換情報を受信した最寄階判定装置6は、現状の最寄階を判定するとともに、最寄階判定情報をかご呼び記憶装置9に送信する。かかる最寄階判定情報を受信したかご呼び記憶装置9は、現状登録されているかご呼びを解除するとともに記憶する。
また、切換情報を受信した走行/停止制御装置7は、最寄階に停止させるか否か、又は停止させるならどの階床に停止するかを制御する。さらに、走行/停止制御装置7の制御によりかごが停止させる階床に停止した後、切換情報を受信した戸開閉制御装置8が、エレベータの戸を開閉させる。そして、かご表示報知制御装置10は、かご内の表示報知装置に、利用者への適切な案内を表示・報知させる。
ここで、リセット判定装置3で災害検出の自動リセット条件が成立すると、災害検出装置2からかご制御盤4に送信されている災害検出情報が解除される。これにより、運転モード制御装置5は、エレベータの運転モードを、災害運転モードから通常運転に復帰させる。
このとき、かごが非常着床出入口階に停止している場合は、運転モード制御装置5は、運転モードを通常運転モードに復帰する前に救出運転モードに切換える。かかる切換えにより、戸開閉制御装置8は、エレベータに、非常着床出入口階で一定時間戸開させる。また、このとき、乗場表示報知制御装置12は、戸開閉制御装置8が一定時間戸開させる非常着床出入口階の乗場11に設けられた乗場表示報知装置12に、通常運転モードへの復帰によりエレベータを利用可能である旨を表示・報知させる。
さらに、これと同時に、運転モード制御装置5は、かご呼び記憶装置9が記憶したかご呼びを自動再登録する。これにより、利用者がエレベータ乗車後にエレベータが戸閉すると、自動でかご呼び登録階(利用者の当初目的階)に走行する。
次に、図2を用いて、災害運転時のエレベータの制御装置の動作をより詳細に説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1で、災害が発生しているか否かが判定される。災害が発生している場合は、ステップS2に進む。ステップS2では、最寄階が非常着床出入口階か否かが判定される。
そして、最寄階が非常着床出入口階の場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、その時点で登録されているかご呼びが記憶される。また、かご呼びの有無により、利用者がかごに乗車しているか否かが判定される。即ち、かご呼びが登録されているときは、利用者がかごに乗車していると判定される。一方、かご呼びが登録されていないときは、利用者がかごに乗車していないと判定される。かかる判定の後、ステップS4に進む。ステップS4では、最寄階として選択された非常着床出入口階でかごが休止し、ステップS5に進む。
ステップS5では、災害検出の自動リセット条件が成立したか否かが判定される。そして、災害検出の自動リセット条件が成立していないと、ステップS4で、かごの休止が維持される。一方、災害検出の自動リセット条件が成立していると、ステップS6に進む。ステップS6では、災害検出の自動リセットが実行され、ステップS7に進む。ステップS7では、かご呼びの記憶があるか否かが判定される。
そして、かご呼びの記憶があると、ステップS8に進む。ステップS8では、エレベータの運転モードが、非常着床出入口階に避難した利用者を救出する救出運転モードとなる。そして、救出運転モードが終了すると、ステップS9に進み、エレベータの運転モードが通常運転モードとなる。一方、ステップS7で、かご呼びの記憶がないと、エレベータの運転モードは、ステップS8の救出運転モードとはならずに、ステップS9に進み、通常運転モードとなる。
上記動作に対し、ステップS2で、最寄階が非常着床出入口階でないと、ステップS10に進む。ステップS10では、通常運転モードでのサービス可能階でかごが休止することになり、ステップS11に進む。ステップS11では、災害検出の自動リセット条件が成立したか否かが判定される。災害検出の自動リセット条件が成立していないと、ステップS10で、かごの休止が維持される。
一方、災害検出の自動リセット条件が成立していると、ステップS12に進む。ステップS12では、災害検出の自動リセットが実行され、ステップS13に進む。ステップS13では、エレベータの運転モードが、通常運転モードとなる。なお、ステップS1で、災害が発生していない場合は、ステップS14に進み、通常運転モードが維持される。
次に、図3を用いて、図2の救出運転モードを詳細に説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置により行われる救出運転モードを説明するためのフローチャートである。
まず、救出運転モードとなると、ステップS21で、利用者が避難している非常着床出入口階でエレベータの戸開動作が行われ、ステップS22に進む。ステップS22では、利用者が避難している非常着床出入口階の乗場11に設けられた乗場表示報知装置12が、利用者へ向けて、通常運転モードへの復帰によりエレベータが利用可能である旨を、表示灯やアナウンスにより、表示・報知し、利用者にかごへの乗車を促し、ステップS23に進む。
ステップS23では、かご呼び記憶装置9に記憶されているかご呼びが自動再登録され、ステップS24に進む。ステップS24では、エレベータの戸開後に一定時間が経過した否かが判定される。エレベータの戸開後に一定時間が経過していない場合は、ステップS24で、エレベータの戸開が維持される。一方、エレベータの戸開後に一定時間が経過した場合は、ステップS25に進む。ステップS25では、エレベータが戸閉され、救出運転モードが終了する。そして、救出運転モードが終了すると、図2に示したように、通常運転モードが開始される。
次に、図4乃至図7を用いて、実施の形態1の一連の動作の具体例を視覚的に説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータのかごが非常着床出入口階で休止した状態を示す図である。図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの利用者が非常着床出入口階に閉じ込められた状態を示す図である。
図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの利用者が非常着床出入口階から救出される状態を示す図である。図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの非常着床出入口階に閉じ込められた利用者が当初目的階へ移動する状態を示す図である。
図4において、13は建物の1階である。この1階13は、通常運転モードのサービス階となっている。14は10階である。この10階14も、通常運転モードのサービス階となっている。15は非常着床出入口階である。この非常着床出入口階は、1階13と10階14との間に設けられる。この非常着床出入口階15は、通常運転モードのサービス階とはなっていない。
ここで、1階13でかご16に乗り込んだ利用者17が、目的階の10階14のかご呼びを登録した場合を考える。この場合、かご16は、利用者17を乗せて、10階14に向けて走行する。このとき、かご16が非常着床出入口階15手前を走行中に災害が発生すると、かご16は、最寄階である非常着床出入口階15に停止する。
これにより、利用者17は、非常着床出入口階15に避難することができる。しかし、災害が収まり、災害検出が自動リセットされ、エレベータの運転モードが救出運転モードとならずに通常運転モードに復帰する場合は、図5に示すように、かご16は通常運転モードのサービス階に走行する。これにより、利用者17は、非常着床出入口階15に閉じ込められることになる。
一方、本実施の形態においては、図6に示すように、救出運転モードにより、非常着床出入口階15に閉じ込められた利用者17が救出される。さらに、本実施の形態においては、図7に示すように、災害検出時に登録されているかご呼びが自動的に再登録される。このため、かご16は、非常着床出入口階15から当初目的階の10階に走行することになる。
以上で説明した実施の形態1によれば、戸開閉制御装置8は、運転モード制御装置5が運転モードを災害運転モードから通常運転モードに復帰させたときに、エレベータに最寄の非常着床出入口階で一定時間戸開させる。また、乗場表示報知制御装置12は、運転モード制御装置5が運転モードを災害運転モードから通常運転モードに復帰させたときに、戸開閉制御装置8が一定時間戸開させる非常着床出入口階15の乗場11に設けられた報知装置に、エレベータが利用可能である旨を報知する。
このため、災害時に最寄階停止を行うとともに、非常着床出入口階15に利用者17が閉じ込められて長時間放置されることを防止することができる。そして、車椅子利用者でも避難誘導できる特別の階床を設ける必要もなく、既設の建物に設置されたエレベータにも適用できる。
また、運転モード制御装置5は、運転モードを災害運転モードから通常運転モードに復帰させたときに、かご呼び記憶装置9に記憶されたかご呼びに対応するかご呼びを登録する。このため、非常着床出入口階15に避難した利用者17は、再度の登録操作をすることなく、エレベータを利用して当初目的階に行くことができる。
さらに、運転モード制御装置5は、災害検出装置2が災害を検出したときに、かご呼び記憶装置9にかご呼びが登録されている場合は、運転モードを、通常運転モードから災害運転モードに切換える。一方、運転モード制御装置5は、災害検出装置2が災害を検出したときに、かご呼び記憶装置9にかご呼びが登録されていない場合は、運転モードを、通常運転モードに維持する。このため、無駄な救出運転をすることなく、エレベータを効率的に運転することができる。
なお、実施の形態1においては、戸開閉制御装置8が一定時間戸開させる非常着床出入口階15の乗場11に設けられた表示報知装置に、エレベータが利用可能である旨を報知させる構成とした。しかし、かご内の表示報知装置に、エレベータが利用可能である旨を報知させる構成としてもよい。
以上のように、この発明に係るエレベータの制御装置によれば、早期の最寄階停止を実現するエレベータに利用できる。
1 災害感知装置、 2 災害検出装置、 3 リセット判定装置、
4 かご制御盤、 5 運転モード制御装置、 6 最寄階判定装置、
7 走行/停止制御装置、 8 戸開閉制御装置、 9 かご呼び記憶装置、
10 かご表示報知制御装置、 11 乗場、 12 乗場表示報知制御装置、
13 建物の1階、 14 建物の10階、 15 非常着床出入口階、
16 かご、 17 利用者

Claims (1)

  1. 災害検出装置が災害を検出したときに、エレベータの運転モードを、通常運転モードから、前記通常運転モードのサービス階以外の最寄の非常着床出入口階に前記エレベータのかごを停止させて前記かご内の利用者を避難させる災害運転モードに切換え、前記災害検出装置がリセットされた場合に、前記運転モードを前記通常運転モードに復帰させる運転モード制御装置と、
    前記運転モード制御装置が前記運転モードを前記災害運転モードから前記通常運転モードに復帰させたときに、前記エレベータに前記最寄の非常着床出入口階で一定時間戸開させる戸開閉制御装置と、
    前記運転モード制御装置が前記運転モードを前記災害運転モードから前記通常運転モードに復帰させたときに、前記戸開閉制御装置が一定時間戸開させる非常着床出入口階の乗場又は前記かごに設けられた報知装置に、前記エレベータが利用可能である旨を報知させる報知制御装置と、
    前記災害検出装置が災害を検出したときに登録されているかご呼びを記憶する記憶装置と、
    を備え
    前記運転モード制御装置は、前記運転モードを前記災害運転モードから前記通常運転モードに復帰させたときに、前記記憶装置に記憶された前記かご呼びに対応するかご呼びを登録し、前記災害検出装置が災害を検出したときに、前記記憶装置にかご呼びが登録されている場合は、前記運転モードを、前記通常運転モードから前記災害運転モードに切換え、前記災害検出装置が災害を検出したときに、前記記憶装置にかご呼びが登録されていない場合は、前記運転モードを、前記通常運転モードに維持することを特徴とするエレベータの制御装置。
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