JP5336822B2 - 歯車装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウォーム減速機を含み、一方軸から他方軸へ歯車を用いて動力を伝達する歯車装置、及び、この歯車装置を用いた電動パワーステアリング装置に関する。
歯車装置、特に、ウォーム減速機においては、その一方軸であるウォーム軸に、ウォームホイールとの噛み合わせを良好にしたり、歯面間の隙間範囲の振動によってよって生じる騒音(ラトル音)を軽減したりするため、このウォーム軸を軸方向に付勢することが行われている。
特許文献1から7には、そのような付勢を行う弾性体が記載されているが、その中には、歯車装置のケースに対して着脱可能な蓋を設け、この蓋と一方軸との間に弾性体を設けたものも含まれている。
一方、特許文献8及び9には、歯車装置のケースに対して着脱可能な蓋と前記ケースとの間には、外部とのシールを行うOリング(各文献の符号5c)が記載され、蓋を用いる場合にはなんらかのシールが必要であることが示唆されている。
しかしながら、蓋を用いている特許文献1、2、4及び5には、そのようなシールに関する記載は見つけることができなかった。
特開2003−327143号公報(図2の符号31) 特開2008−126873号公報(図3の符号36) 特開2005−112047号公報(図1の符号23) 特開2007−247734号公報(図2の符号17) 特開2001−010512号公報(図2の符号21) 特開平10−281235号公報(図1の符号9) 特開2001−130423号公報(図1の符号3) 特開2007−130423号公報(図1の符号5c) 特開2008−039049号公報(図1の符号5c)
本発明は、上記問題を改善しようとするもので、歯車装置の蓋と歯車軸との間に弾性体を介在させて歯車軸を弾性体で軸方向に付勢する際に、同時に、シールの問題も解決することができる歯車装置、この歯車装置を用いた電動パワーステアリング装置を提供することを解決課題とする。
本発明の歯車装置は、一方軸から他方軸へ歯車を用いて動力を伝達する歯車装置であって、一方軸の少なくとも一端の軸受を、前記歯車装置のケースに対して着脱可能な蓋で支持し、前記蓋と前記軸受及び前記ケースとの間に、前記一方軸を軸方向に付勢し、かつ、該蓋と前記ケースとの間をシールする弾性体を備え、前記歯車がウォームとウォームホイールであって、前記一方軸が前記ウォームを軸支するウォーム軸であり、前記歯車装置が電動パワーステアリング装置の操舵出力軸の駆動に用いられていることを特徴とする。
本発明の電動パワーステアリング装置は、上記歯車装置をウォーム減速機とし、このウォーム減速機を操舵出力軸の駆動に用いたことを特徴とする。
本発明の歯車装置は、一方軸から他方軸へ歯車を用いて動力を伝達する歯車装置であって、一方軸の少なくとも一端の軸受を、前記歯車装置のケースに対して着脱可能な蓋で支持し、前記蓋と前記軸受及び前記ケースとの間に、前記一方軸を軸方向に付勢し、かつ、該蓋と前記ケースとの間をシールする弾性体を備え、前記歯車がウォームとウォームホイールであって、前記一方軸が前記ウォームを軸支するウォーム軸であり、前記歯車装置が電動パワーステアリング装置の操舵出力軸の駆動に用いられているので、歯車装置の蓋と歯車軸との間に弾性体を介在させて歯車軸を弾性体で軸方向に付勢する際に、同時に、シールの問題も解決することができる。
本発明の電動パワーステアリング装置は、上記歯車装置をウォーム減速機とし、このウォーム減速機を操舵出力軸の駆動に用いたので、上記歯車装置の効果を電動パワーステアリング装置として発揮する。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
実施形態1
図1は、本発明の歯車装置の一例を示すもので、(a)はその要部断面図、(b)はそのA矢視図、図2(a)は、図1(b)の軸受孔部分だけを示す図、(b)は、図1(a)の蓋を示す断面図、(c)は、図1(a)の弾性体を示す断面図、(d)は図1の付勢手段を示す拡大斜視図である。
この歯車装置10は、歯車としてのウォーム1とこのウォーム1に噛み合うウォームホイール3とを用いて動力を伝達するウォーム減速機で、例えば、自動車の操舵を補助する電動パワーステアリング装置の操舵出力軸の回動に用いられるものである。
歯車装置10は、前記ウォーム1と、このウォーム1を備えたウォーム軸(一方軸)2と、前記ウォームホイール3と、このウォームホイール3を同期回転して軸支する操舵出力軸(他方軸)12とを備えている。
歯車装置10は、上記基本構成に加えて、ウォーム軸2の少なくとも一端の軸受2aを、歯車装置10のケース4対して着脱可能な蓋6で支持し、この蓋6と軸受2a及びケース4との間に、ウォーム軸2を軸方向に付勢し、蓋6とケース4との間をシールする弾性体7を備えたことを特徴とする。
また、歯車装置10は、ウォームホイール3の操舵出力軸12の軸心線と、ウォーム軸2の軸心線とがねじれの位置(食い違い軸の関係)にあるが、これはウォーム減速機に共通する関係である。
この関係に対応して、歯車装置10は、ウォーム軸2の一端の軸受2aをウォームホイール3の操舵出力軸12の方向(軸間距離調整方向)と、この軸間距離調整方向と直交し、ウォームホイール3の半径方向平面に直交する方向(進み角調整方向)とに付勢する2つの付勢手段8を備えている。
ここで、図1(a)見ると解るように、蓋6はケース4に対して、ネジ回動してウォーム軸2の軸方向に進退可能であり、この蓋6とケース4及びウォーム軸2の一方の軸受2aとの間に介在している弾性体7は、ウォーム軸2を軸方向に付勢すると同時に、ケース4と蓋6との間を外部に対してシールしている。
なお、図1(b)は、図1(a)のA矢視図であるが、蓋6と弾性体7とを除いた状態を示している。
弾性体7は、蓋6からの力を利用することでウォーム軸2の軸方向への付勢を達成し、かつ、ケース4と蓋6との間にも介在して、ケース4と蓋6との間のシールも達成しているのである。
つまり、この歯車装置10は、歯車装置10の蓋6とウォーム軸(歯車軸)2との間に弾性体7を介在させてウォーム軸(歯車軸)2を弾性体7で軸方向に付勢する際に、同時に、シールの問題も解決することができる。
なお、この弾性体7はまた、ウォーム軸2を軸方向に付勢することで、ガタ付きを抑え、軸方向隙間をなくす役割を果たしている。
図2を用いて、歯車装置10の上記特徴部分の構造についてより詳しく説明する。
図2(a)は、図1(b)の矢視図から、更に、ウォーム軸2、軸受2aを除いて、ケース4の軸受2aと蓋6とを受ける部分を示したものである。
図2(a)で解るように、ケース4のこの部分には、最奥部にウォーム2を収容するウォーム収容部4aが見え、それから手前方向に、軸受2aを収容する軸受収容孔4bと、軸受収容孔4bより大きい内径で蓋6とネジ係合する蓋用雌ネジ孔4fとが形成されている。
図1(b)に示すように、軸受収容孔4bの内径は、軸受2aの外径より大きく、かつ、この外径の大きい分だけ、この図で左45度斜め上方向に偏心している。よって、この左45度斜め上部分での軸受収容孔4bの内周と軸受2aの外周との隙間Cが一番大きく、その反対側の右45度斜め下部分での両者の隙間はゼロとなっている。
軸間距離調整方向への付勢手段8に対応する位置には隙間CBが、進み角調整方向への付勢手段8に対応する位置には隙間CLが形成されている。
軸受収容孔4bと蓋用雌ネジ孔4fとの段差部分は、弾性体7が面接触するシール面4eとなっている。軸受収容孔4bの外周の2箇所には、上述の2つの付勢手段8を収容する2箇所の付勢手段収容凹部4cと4dとが設けられている。
付勢手段収容凹部4cは、軸間距離調整方向への付勢手段8を収容するもので、付勢手段収容凹部4dは、進み角調整方向への付勢手段8を収容するものである。
付勢手段収容凹部4c、4dに収容された付勢手段8は、シール面4eから突出しないか、あるいは、突出する場合には弾性体7に逃がし部分が設けられ、また、弾性体7は、この付勢手段収容凹部4c、4dの周縁を含めて、シール面4eをシールするものである。
図2(b)に示す蓋6は、ケース4の蓋用雌ネジ孔4fにネジ係合する雄ネジ部6bを外周に設けた円盤状で、一方端面側には、弾性体7を径方向に拘束して嵌め込む弾性体嵌め込み凹部6aが設けられ、他方端面には、蓋6を回動させて締付固定するための、例えば六角形状の回動用凹部6cが設けられている。
蓋6の弾性体嵌め込み凹部6aの周縁端部6dは、ケース4のシール面4eに接触して、雄ネジ部6bと蓋用雌ネジ孔4fのネジ係合を締付固定する役割をしている。
図2(c)に示す弾性体7は、天然ゴムあるいはゴム系合成樹脂で成形されたものであり、全体として円盤リング状であり、蓋6の弾性体嵌め込み凹部6aに隙間無く嵌まり込む嵌合部7aと、その軸方向の反対側で、ウォーム軸2の軸受けを嵌め受ける嵌め受け部7bと、この嵌め受け部7bの端表面であって、ケース4のシール面4eに接触するシール面7cとを備えている。
シール面7cの高さ(弾性体7の全厚)は、弾性体7を嵌め込んだ蓋6の周縁端部6dがケース4のシール面4eに接触した際に、ケース4のシール面4eとの間でシール効果を発揮できる程度に、弾性体嵌め込み凹部6aから突出するものとされている。
嵌め受け部7bの深さは、弾性体7を嵌め込んだ蓋6の周縁端部6dがケース4のシール面4eに接触した際に、ウォーム2の軸受2aに必要十分な付勢力を与える程度の深さとされている。
付勢手段8は、矩形形状のバネ鋼板をその一辺に平行な折り曲げ線で90度折り曲げて、全体として「コ」の字形状としたもので、その一方側は、押圧突起8aを経て開口端となっている。この押圧突起8aは、開口端のエッジが軸受2aに当たるのを回避し、また、軸受2aの軸方向長さの中央部分で、軸受2aを押圧するためのものである。
この付勢手段8は、「コ」の字形状の開口部分の間隔が大小することで、その大小する方向に弾性付勢力を発生させるものであり、その際、押圧突起8aが軸受2aに接触して、その弾性付勢力を軸受2aに与える。
このような構成のケース4と、蓋6と、弾性体7とを備えることで、この歯車装置10によれば、上述したように、蓋6を単に周縁端部6dがケース4のシール面4eに接触して締付固定するだけで、ウォーム2の軸受2aに必要十分な付勢力を与え、かつ、ケース4と蓋6との間の外部に対するシールを達成することができる。
なお、弾性体7によるシールは、特に、電動パワーステアリング装置として車両の室外に設置される場合、雨水や砂ぼこり等の影響が過酷な環境に置かれるので、これらに対する歯車装置10の密閉機能を達成するという意味合いが重要である。
また、2つの付勢手段8は、上述した方向に軸受2aを付勢するものであるが、軸間距離調整方向の付勢手段8は、隙間CBの範囲でウォーム1とウォームホイール3との間の歯面間隙間(バックラッシュ)の調整に有効であり、ラトル音の軽減に有効である。
進み角調整方向への付勢手段8は、隙間CLの範囲でウォームの進み角が、ウォームホイールの進み角に対して大きくなるようにして、特許文献9に記載の調整手段(同文献における符号8〜8C)と同様な効果、つまり、両者間の噛み合い効率を下げることなく、ウォームとウォームホイールの加工に高精度が不要で組立が容易でありながら、両者間の良好な噛み合いを実現することができる(特許文献9の段落[0063]〜[0065])という効果を発揮する。
また、2つの付勢手段8の付勢方向が相互に直交しているので、一方の付勢力が他方の付勢力に影響しない、という特徴があり、それぞれを独立して調整することができる。なお、この点で、2つの付勢手段8に便宜上同じ符号を付したが、これらは異なる弾性付勢力を与えるものであってもよい。
これらの付勢手段8による付勢力に対し、弾性手段7は、蓋6に径方向に固定された状態で、軸受2aをその弾性範囲内で前記付勢力を緩衝する役割を果たし、この両者の共動で適度なバックラッシュの調整と維持、それによるラトル音の軽減、ウォーム1とウォームホイール3との良好な噛み合いを実現している。
なお、この例では、弾性手段7の嵌合部7aが蓋6の弾性体嵌め込み凹部6aに嵌まり込んで、弾性手段7が径方向に拘束され、上記効果を発揮しているが、弾性手段の外径をケース側に嵌め込んで拘束するようにしてもよく、その場合にも、同様の効果を発揮する。
実施形態2
図3(a)、(b)は本発明の歯車装置の他例を示す要部断面図である。これより、既に説明した部分と同じ部分については同じ符号を付して重複説明を省略することがある。
図3(a)の歯車装置(ウォーム減速機)10Aは、図1の歯車装置10に比べ、弾性体7Aと、蓋6Aとが相互に径方向に拘束せず、ウォーム軸2の軸方向の付勢力とケース4との間のシール機能とだけを発生させるものである点が異なっている。
また、蓋6Aの軸方向長さは図1の蓋6より長く、その雄ネジ部6eの一部がケース4より突出し、この突出部分に、ロックナット6fが設けられている。このロックナット6fは、蓋6Aの進退位置が、弾性体の付勢力とシール機能とが好適に発揮させるような位置で締付固定するものである。この機能は、図2の蓋6の周縁端部6dと同様のものである。
こうして、この歯車装置10Aによれば、図1の歯車装置10と同様の効果、つまり、歯車装置10Aの蓋6Aと歯車軸2との間に弾性体7Aを介在させて歯車軸2を弾性体7Aで軸方向に付勢する際に、同時に、シールの問題も解決することができるという効果を発揮することができる。
図3(b)の歯車装置10Bは、相互に噛み合う歯車1A、3Aが、図1の歯車装置10に比べ、ハス歯歯車であって、ケース4Aと一方軸2Aの一方側の軸受2bもこれらのハス歯歯車に対応したものとなっている点が異なっている。なお、符号5は、他方軸を示す。
また、この歯車装置10Bでは付勢手段も設けられていない。一方、蓋6B、弾性体7Bは相互に径方向に拘束しない点で、図3(a)の歯車装置10Aと共通しており、蓋6Bの雄ネジ部6g、ロックナット6hも、この歯車装置10Aの雄ネジ部6e、ロックナット6fと同様の機能、作用効果を発揮するものである。
ハス歯歯車の場合、軸方向の力が発生するが、その場合に、この軸方向力を調節する付勢力を与えると同時に、蓋とケースとの間のシールを達成する本発明の歯車装置10Bは有効である。
実施形態3
図4(a)は図1の歯車装置を用いた電動パワーステアリング装置の全体構成を概念的に示す図、(b)は(a)の要部断面図である。
この電動パワーステアリング装置20は、図1のウォーム減速機(歯車装置)10、操舵入力軸11、操舵出力軸12、トーションバー13、ステアリングラック14、ステアリングハウジング15及びトルクセンサー16を備えている。なお、符号9は、ウォーム軸2を回転駆動させる電動モータである。
舵取り操作のためのハンドルHは、操舵入力軸11に連結され、操舵入力軸11と操舵出力軸12とはトーションバー13を介して連結され、操舵の際このトーションバー13に生じるトルクをトルクセンサー16で検知して、ウォーム減速機10によって、ウォームホイール3と共に回転する操舵出力軸12を回転駆動する。
操舵出力軸12には、ステアリングラック14に噛み合うステアリングピニオン12aが設けられているので、これにより、ステアリングラック14がスライドし、このスライドに伴い、自動車などの車輪Tの操舵補助が行われる。
この電動パワーステアリング装置20は、上記のようにして、操舵力を補助しているが、その際、ウォーム減速機10は操舵出力軸12の駆動に用いられている。
したがって、この電動パワーステアリング装置20は、ウォーム減速機10の効果を、電動パワーステアリング装置として発揮することができる。
なお、電動パワーステアリング装置は、ウォーム減速機10の代わりにウォーム減速機10Aを用いることもでき、その場合、ウォーム減速機10Aの効果を、電動パワーステアリング装置として発揮することができる。
なお、本発明の歯車装置及び電動パワーステアリング装置は、上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。
例えば、図3(a)のロックナット6fで締付固定する蓋6Aを、図1の蓋6の代わりに用いてもよい。
本発明の歯車装置及び電動パワーステアリング装置は、歯車装置の蓋と歯車軸との間に弾性体を介在させて歯車軸を弾性体で軸方向に付勢する際に、同時に、シールの問題も解決することができることが要請される産業分野に用いることができる。
本発明の歯車装置の一例を示すもので、(a)はその要部断面図、(b)はそのA矢視図 (a)は図1(b)の軸受孔部分だけを示す図、(b)は図1(a)の蓋を示す断面図、(c)は図1(a)の弾性体を示す断面図、(d)は図1(d)の付勢手段を示す拡大斜視図 (a)、(b)は本発明の歯車装置の他例を示す要部断面図 (a)は図1の歯車装置を用いた電動パワーステアリング装置の全体構成を概念的に示す図、(b)は(a)の要部断面図
符号の説明
1 ウォーム(歯車)
1A 歯車
2 一方軸(ウォーム軸)
2A 一方軸
2a 軸受
2b 軸受
3 ウォームホイール(歯車)
3A 歯車
4、4A ケース
5 他方軸
6〜6B 蓋
7〜7B 弾性体
10、10A ウォーム減速機(歯車装置)
12 他方軸(操舵出力軸)
20 電動パワーステアリング装置

Claims (4)

  1. 一方軸から他方軸へ歯車を用いて動力を伝達する歯車装置であって、
    一方軸の少なくとも一端の軸受を、前記歯車装置のケースに対して着脱可能な蓋で支持し、
    前記蓋と前記軸受及び前記ケースとの間に、前記一方軸を軸方向に付勢し、かつ、該蓋と前記ケースとの間をシールする弾性体を備え
    前記歯車がウォームとウォームホイールであって、前記一方軸が前記ウォームを軸支するウォーム軸であり、前記歯車装置が電動パワーステアリング装置の操舵出力軸の駆動に用いられていることを特徴とする歯車装置。
  2. 弾性体は、ウォーム軸の一端の軸受を弾性支持することで前記ウォーム軸を軸方向に弾性支持することを特徴とする請求項1に記載の歯車装置。
  3. 弾性体は、ウォーム軸の一端の軸受を嵌め受けることで前記ウォーム軸を径方向に弾性支持することを特徴とする請求項1または2に記載の歯車装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の歯車装置が操舵出力軸の駆動に用いられていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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