JP5326670B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、画像を受け付ける画像受付手段と、幾何的に等方的で均一的な点分散において最小値を取ることを保証する関数に基づいて、行列を生成する行列生成手段と、前記行列生成手段によって生成された行列を用いて周期的にマスク処理して前記画像受付手段によって受け付けられた画像に雑音を付加する雑音付加手段を具備し、前記雑音付加手段は、前記行列生成手段によって生成された行列を静的に使用する第1の場合、又は該行列を予め定められた範囲内に動的に割り付けを行って使用する第2の場合のいずれかを切り替えられるようにし、該第2の場合に、該予め定められた範囲の幅を画素毎に切り替えて、前記予め定められた範囲の幅によって重畳する雑音の最大値を制御することを特徴とする画像処理装置である。
高画質プリントのための課題の一つとして、本実施の形態が主眼とする擬似輪郭(階調段差)の抑制技術がある。
例えば、デジタルカメラ画像やグラフィック画像のプリント出力において、色変換やスクリーン処理の性能、あるいは電子写真の物理的な特性により、原画像とプリント画像との濃度対応が一対一でなくなることにより段差が混入し、結果としてグラデーション領域で階調段差(トーンジャンプ)が顕在化し、擬似輪郭として知覚されやすい。
こうした問題を解決する方法の一つとして、画像にノイズを付与する技術が知られている。画像にノイズを付与することによって階調段差の変化点を空間的に散らすことができ、擬似輪郭を目立ちにくくすることができる。
例えば、デジタルカメラ画像のプリント出力において、デジタルカメラ画像特有の撮影時のノイズ(圧縮ノイズ、高感度ノイズ、色ノイズ)が原画像に混入していると、プリント画質が大きく劣化する。また、先鋭度を向上させるためにシャープネス補正処理が行われると、該ノイズがより顕在化する。
そのため、こうした画像のノイズを除去するノイズ除去技術が使用され、これにより該ノイズを除去して高画質化することができる。
すなわち、ノイズを付与すれば階調段差は軽減されるがザラツキが顕在化しやすく、ノイズを除去すればザラツキが軽減されるが階調段差が顕在化しやすい。
このような観点から、画像に付与するノイズの質/量は、適正に制御する必要が生じる。ノイズの質/量を制御する方法として、例えば、特許文献2では、原稿の種類に対応したノイズを、原稿の種類に対応する量だけ画像に応じて重畳させる方法が開示されている。特許文献3では、画像にランダムなノイズを重畳する方法が開示されている。特許文献1では、1/fノイズを重畳する方法が開示されている。特許文献5では、ブルーノイズを重畳する方法が開示されている。
特にブルーノイズなどは、概念的にザラツキの少ないノイズとして一般に知られている。
しかしながら、前述の技術において提示されたノイズは、質の点で幾何的に等方的で均一であるという保証はない。ブルーノイズにしても、ブルーノイズパターンの概念自体がいわば理想値であり、どのレベルまで実現できるかが未知であり、現状知られているブルーノイズパターン作成方法ではランダムノイズよりはザラツキがずっと小さいが、微少なザラツキや低周波のうねりによる周期パターンなどが目立ちやすい。
以上見てきたように、ノイズを重畳させてトーンジャンプを抑制する技術は従来から多く開示されているが、いずれも重畳するノイズには幾何的に等方的で均一であるという保証がなく、ノイズを重畳することによって周期的なパターンやザラツキが発生することがあった。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、一つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、一つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
例えば、閾値マトリクス生成モジュール130は、閾値マトリクス内のデータである閾値の位置を示す点を決定する場合に、既に決定済みの閾値以下の点の集合を対象として、未だ閾値が決定していない第1の点と、その第1の点から予め定められた範囲内にあるその集合内の第2の点群に関して、その第1の点、その第2の点群からエネルギー関数によって求まる値が最小化されるように閾値を付与する点を決定するようにしてもよい。ここでのエネルギー関数は、具体的な例として、予め定められた強度の凸性を有する2回微分可能関数により定められている。
なお、ノイズ付加モジュール140が雑音を付加する対象の画像は、画像受付モジュール110によって受け付けられた画像、ノイズ除去モジュール120で雑音を除去された画像のいずれであってもよい。そして、雑音を付加した画像を画像出力モジュール150へ渡す。
また、ノイズ付加モジュール140は、閾値マトリクス生成モジュール130によって生成された閾値マトリクスを使用する静的使用の場合、又は閾値マトリクスを予め定められた範囲に割り付けて使用する動的使用の場合のいずれかを切り替えられるようにしてもよい。
また、動的使用の場合に、予め定められた範囲の幅によって重畳するノイズの最大値を制御するようにしてもよい。
また、動的使用の場合に、予め定められた範囲の幅を画素毎に切り替えるようにしてもよい。予め定められた範囲の幅として、例えば、付加するノイズの階調数(段差数)がある。
ノイズ付加モジュール140は、雑音付加の対象として、特に画像の輝度成分にのみ付加するようにしてもよい。
ステップS202では、画像受付モジュール110が、画像を受け付ける。
ステップS204では、ノイズ除去モジュール120が、その画像からノイズを除去する。
ステップS206では、閾値マトリクス生成モジュール130が、ノイズ付加に用いる閾値マトリクスを生成する。この処理については、図3の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS208では、ノイズ付加モジュール140が、ステップS206で生成された閾値マトリクスを用いて画像に対してノイズを付加する。
ステップS210では、画像出力モジュール150が、ステップS208でノイズが付加された画像を出力する。
以下、閾値マトリクス内の画素に0からd^2−1までの通し番号を一意に与える方法を説明する。
i∈{0、...、d^2−1}として、通し番号0からi−1までが予め定められた画素にそれぞれ一意に与えられているとき、通し番号iを与える画素の選択法を決めればよい。
通し番号iを決定する際には、既に与えられた通し番号0からi−1までの全ての画素を点灯させたとき(画素に番号を付与したとき)に、まだ点灯してない画素のうち最も点分散性を良好に保てる画素を選択する必要がある。そのための指標として、本実施の形態では、エネルギーの概念を導入する。
次に、総エネルギーI(X,fr)を、以下の式で定義する。
fr(x)=h(x/r) (x<rのとき)、
fr(x)=0 (x≧rのとき) (式3)
と表記すると、均一かつ等方な点分散を保証するために以下の3つの条件を課する必要がある。
H1:hはC2級で単調減少凸関数
H2:h(1)=LIM x→1 h’(x)=LIM x→1 h’’(x)=0
H3:(h’’(x^1/2)/(x^1/2))^(1/2)が凸関数
このような条件を満たすhとしては、例えば
h(x)=(2/3−x+1/3x^3)^2 (式4)
が挙げられる。
X={通し番号{0、...、i−1}が与えられた全ての点}
と置き、x∈{0、...、d−1}^2−X(まだ通し番号が与えられていない点)に対して、I(X,x,fr)が最小となる点xに対して通し番号iを与えればよい。
なお、エネルギー計算の際には、マスクに周期境界条件を設けるようにする。つまり、x、y∈{0、...、d−1}^2に対して、
|x−y|=min{|x−y+ed|:ex、ey=−1,0,1} (式5)
で距離を定義する。
また、frとしては、前記のh(x)をそのまま使えばよい。
図4(a)はエネルギー値が高いノイズ例を示しており、図4(b)はエネルギー値が低いノイズ例を示す説明図である。本実施の形態では、図4(b)に示すような状態を作るものである。
図5(a)はホワイトノイズの例を示しており、図5(b)はエネルギー最小化分散パターンの例を示しており、d=64、r=24、h(x)を式(4)で与えて作成した64×64の閾値マトリクスの例を示す。
なお、図3に示したフローチャートの処理は、ノイズ付加モジュール140による処理の前に行われていればよく、例えば、ステップS202の前であってもよい。例えば、ノイズ付加モジュール140による処理とは独立に予め行い、閾値マトリクスのみをメモリに記憶しておくようにしてもよい。
(w、h)サイズの画像に対して、ノイズを付与するとして説明する。
対象の原画像をgvで表し、前記作成したd×dマトリクスの閾値をthで表す。
このとき、原画像上の画素(x、y)に以下の計算式でノイズ付与(重畳)する。
gv(x、y)=gv(x、y)+p(th(x%d、y%d)) (式6)
ただし、gv(x、y)は0を下回ったら0に、許容最大濃度(例えば256)を上回ったら該許容最大濃度に、それぞれクリップする(割り付ける)。なお、%は剰余の計算である。これにより、原画像上にはd×dサイズを単位として周期的に同じノイズが重畳されることになる。
ここで、関数pはノイズ量制御関数であり、一例としては、
p(i)=−m+(2m+1)(2th(i)+1)/(2M) (式7)
で定めることができる。ただし、Mは閾値マトリクスの最大段差(階調数)、mは所望のノイズ最大段差である。
なお、この例の場合は、関数pにより0からMまでの各閾値が−mからmまでの値に変換される。対象の原画像の全ての点に対して、ノイズを付与したら処理を終了する。図6は、閾値マトリクスの割り付け処理例を示す説明図である。例えば、64×64のサイズの閾値マトリクス600内のデータ範囲610(0から255)を、段差割り付け範囲620(−mからm)に割り付けることを行う。
閾値マトリクスの作成工程で得られた閾値マトリクスは、予め定められたある値までの閾値番号を持つ全ての画素を点灯させた際に、閾値マトリクスという限られた条件下において、最大限均一かつ等方な点分散となることが幾何的に保証されている。
従来のブルーノイズの考え方を使用した方法(概念的に均一かつ等方な点分散を保証する)などに比べて、幾何的に正しいだけでなく実際の視覚上もより良い結果を得ることができる。
作成した閾値マトリクスは、画像2値化(ハーフトーン)処理において使われる閾値マトリクスと同種のものであり、ハーフトーン用にもそのまま使うことができる。
例えばM=256とすると、256階調の閾値マトリクスとなる。
その意味では、本実施の形態における0からi−1に対してi番目を決めるという方式は、本実施の形態のエネルギー関数によって初めて可能となったということができる。
d=64、
M=256、
m=−4 (式8)
が挙げられる。
なお通常、ブルーノイズマスクでは64×64サイズでは実質的に周期ノイズが取りきれないが、本実施の形態による閾値マトリクスの場合、周期ノイズの心配はほとんどなく、メモリの観点からもより小さいサイズで高画質効果をあげることができている。
th(x、y)=p(th(x、y)) (式9)
で置きなおして、
gv(x、y)=gv(x、y)+th(x%d、y%d) (式10)
で処理するようにしてもよく、このようにすることで高速化できる。
また、初めからmを固定で使用するような場合には、閾値マトリクス自体をp(th(x、y))で置き換えて記憶しておいてもよい。
関数pのそのほかの例としては、画素(x、y)に応じて算出法を変える方法もある。この場合、例えば
gv(x、y)=gv(x、y)+p(x、y、th(x%d、y%d)) (式11)
p(x、y、i)=−m(x、y)+(2m(x、y)+1)(2th(i)+1)/(2M) (式12)
で定義しなおして、mの値を画素(x、y)の関数にしてもよい。
m(x、y)の例としては、画素(x、y)が平坦部(濃度変化が緩い部分)の場合に大きくなり、変化部(濃度変化が急な部分)の場合に小さくなる関数や、画素(x、y)が青みが強い部分の場合に大きくなり、赤みが強い部分の場合に小さくなる関数、さらにはこれらの両方を合わせた関数などが挙げられる。
なお、これらの両方を合わせた関数によれば、画像内の青空等のようなグラデーション領域で付与するノイズが大きくなり階調段差を軽減させ、そのほかの部分ではノイズを付与しないような構成となる。
さらに、前述のようにノイズ除去技術とノイズ付与技術とは相反する面を持っているが、本実施の形態によれば、予め画像の不要なノイズを除去した上で本実施の形態によりノイズ付与処理を行う構成を取ることにより、ノイズ/階調段差ともに抑制することができる。
また、階調段差は輝度変化に起因する部分が大きいため、画像のYCbCr成分のうち、輝度を示すY成分のみを対象としてノイズ付与すればよく、全成分にノイズ付与するよりも高速実行が可能となる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
120…ノイズ除去モジュール
130…閾値マトリクス生成モジュール
140…ノイズ付加モジュール
150…画像出力モジュール
Claims (7)
- 画像を受け付ける画像受付手段と、
幾何的に等方的で均一的な点分散において最小値を取ることを保証する関数に基づいて、行列を生成する行列生成手段と、
前記行列生成手段によって生成された行列を用いて周期的にマスク処理して前記画像受付手段によって受け付けられた画像に雑音を付加する雑音付加手段
を具備し、
前記雑音付加手段は、前記行列生成手段によって生成された行列を静的に使用する第1の場合、又は該行列を予め定められた範囲内に動的に割り付けを行って使用する第2の場合のいずれかを切り替えられるようにし、該第2の場合に、該予め定められた範囲の幅を画素毎に切り替えて、前記予め定められた範囲の幅によって重畳する雑音の最大値を制御する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記行列生成手段は、行列内のデータである閾値の位置を示す点を決定する場合に、既に決定済みの閾値以下の点の集合を対象として、未だ閾値が決定していない第1の点と、該第1の点から予め定められた範囲内にある該集合内の第2の点群に関して、該第1の点、該第2の点群から前記関数によって求まる値が最小化されるように当該閾値を付与する点を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記関数は予め定められた強度の凸性を有する2回微分可能関数により定められている
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記画像受付手段によって受け付けられた画像の雑音を除去する雑音除去手段
をさらに具備し、
前記雑音付加手段は、前記雑音除去手段によって雑音を除去した画像に雑音を付加する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記雑音付加手段は、
画像の輝度成分に雑音を付加する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記雑音付加手段は、
前記画像内のグラデーション領域を対象として、雑音を付加する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - コンピュータを、
画像を受け付ける画像受付手段と、
幾何的に等方的で均一的な点分散において最小値を取ることを保証する関数に基づいて、行列を生成する行列生成手段と、
前記行列生成手段によって生成された行列を用いて周期的にマスク処理して前記画像受付手段によって受け付けられた画像に雑音を付加する雑音付加手段
として機能させ、
前記雑音付加手段は、前記行列生成手段によって生成された行列を静的に使用する第1の場合、又は該行列を予め定められた範囲内に動的に割り付けを行って使用する第2の場合のいずれかを切り替えられるようにし、該第2の場合に、該予め定められた範囲の幅を画素毎に切り替えて、前記予め定められた範囲の幅によって重畳する雑音の最大値を制御する
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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