JP5326251B2 - 排気ガス浄化触媒装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車エンジン等の内燃機関から排出される排気ガスの浄化に有用な排気ガス浄化触媒装置に関するものである。
エンジンから排出される排気ガスを浄化させる排気ガス浄化触媒装置としては、例えば、エンジンマニホールドにおける排気ガスの合流部に直結して配設されるマニホールド触媒(直結触媒、クローズカップルド触媒)と、その下流に配設される床下触媒とが備えられているものが知られている。この場合、マニホールド触媒は、エンジンに近いため、特にエンジン始動時等の排気ガス温度が低いときに、排気ガスをできるだけ早く昇温させて炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)等の未燃排気ガスの浄化を行い、床下触媒は、特に通常運転時や高速運転時等に、前記マニホールド触媒で浄化しきれなかった排気ガスを浄化するようになっている。
これらの触媒は、それぞれ酸素吸蔵材が含有されていることが多く、排気ガスが酸素過剰状態(A/Fリーン状態)のときは酸素を吸蔵し、酸素不足状態(A/Fリッチ状態)のときは酸素を放出することにより、排気ガスの空燃比(A/F)を略ストイキ状態にすることで触媒活性を高め、浄化性能を高めている。
一方、エンジンの燃料であるガソリンや潤滑剤であるエンジンオイル等には、硫黄(S)が含まれているので、エンジンから排出される排気ガスには、硫黄酸化物等のS成分が含有されている。このS成分によって、排気ガス浄化触媒装置に備えられる排気ガス浄化用触媒は、S被毒が生じ、触媒活性が低下することが知られている。
さらに、このS成分は、排気ガス浄化用触媒に含まれている酸素吸蔵放出材に酸化物の形態で吸着されやすい。そして、排気ガスが酸素不足状態となったときに硫化水素(HS)に転化され排出される。HSは、異臭成分として知られ、その排出量を低減させることが求められる。また、排気ガス浄化用触媒は、このHSによっても、S被毒が生じ、触媒活性が低下する。
そこで、このHSの発生を抑制させ、HSの排出量や排気ガス浄化用触媒のS被毒を低減させるために、遷移金属であるニッケル(Ni)やその酸化物(NiO)等のNi成分を排気ガス浄化用触媒に含有させる。そうすることで、Ni成分が、S成分をトラップして、硫化Niとなり、HSの発生を抑制できることが知られている。
このようなNiやNiOを含有する排気ガス浄化用触媒の一例としては、例えば、特許文献1に、担体基材と、該担体基材の表面に形成された酸化ニッケルを含む活性アルミナ被覆層と、該活性アルミナ被覆層に担持された酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの複合酸化物と、前記活性アルミナ被覆層に担持された貴金属触媒とからなる排気ガス浄化用触媒が開示されている。
また、特許文献2には、担体上に、複数の触媒層が層状に形成されている排気ガス浄化用触媒において、最上層の触媒層よりも下層側に位置している所定の触媒層が酸化ニッケルとパラジウムとを含んでいる排気ガス浄化用触媒が開示されている。
特開平1−242149号公報 特開平8−290063号公報
上記のようなNiやNiOを含有する排気ガス浄化用触媒は、上述のように、HSの発生を抑制できることが知られている。従って、マニホールド触媒と床下触媒とを備える場合も、各触媒にそれぞれS成分をトラップするNi成分を添加することが好ましい。また、HSの発生をより抑制させるために、Ni成分の添加量を増加させると、確かにHSの排出量の低減には効果があるが、HC、CO及びNOx等の浄化性能の低下を引き起こすという問題が生じた。
本発明は、HSの排出量を低減するとともに、高い浄化性能を発揮する排気ガス浄化触媒装置を提供することを目的とする。
本発明の排気ガス浄化触媒装置は、エンジンの排気通路に、排気ガスの流通方向の上流側に配置される上流側触媒と、排気ガスの流通方向の下流側に配置される下流側触媒とが設けられる排気ガス浄化触媒装置であって、前記下流側触媒が、セリウム(Ce)を含む酸素吸蔵材の結晶格子点又は格子点間にロジウムが配置されているロジウムドープ型複合酸化物と、少なくともニッケル(Ni)及び酸化ニッケル(NiO)のいずれか一方とを含有し、前記上流側触媒が、CeOと、前記ロジウムドープ型複合酸化物以外のセリウム(Ce)を含む複合酸化物とからなる酸素吸蔵材と、少なくともニッケル(Ni)及び酸化ニッケル(NiO)のいずれか一方とを含有し、前記上流側触媒における、前記CeO と、前記セリウム(Ce)を含む複合酸化物中のCeのCeO 換算値との合計量に対するNiの比率が、15質量%以上20質量%以下であり、前記下流側触媒における、前記ロジウムドープ型複合酸化物中のCeのCeO 換算値に対するNiの比率が、10質量%以上60質量%以下であることを特徴とする。
この構成によれば、排気ガスは、上流側触媒と下流側触媒とを通過して、上流側触媒及び下流側触媒の双方で、HC、CO及びNOx等の浄化を行うので、各触媒の浄化性能が、ニッケルが添加されない場合より、多少低下していても、最終的なHC、CO及びNOx等の排出量が少なく、高い浄化性能が維持されている。また、上流側触媒及び下流側触媒の双方で、HSの発生が抑制されるので、各触媒でのHSの発生を抑制する効果が、Niを多量に添加した場合より、多少低くても、最終的なHS排出量を低減できる。
また、下流側触媒に含まれる酸素吸蔵材が、結晶格子点又は格子点間にロジウムが配置されているロジウムドープ型複合酸化物である。このような複合酸化物は、酸素吸蔵・放出速度が高く、また、酸素吸蔵量が多いので、排気ガスの酸素濃度が変動しても、好適な酸素濃度を容易に調整することができ、下流側触媒を有効に働かせことができる。すなわち、上流側触媒で浄化しきれなかった排気ガスを下流側触媒で効率的に浄化できる。このことからも、高い浄化性能を発揮することができる。
従って、本発明の排気ガス浄化触媒装置は、HSの排出量を低減するとともに、高い浄化性能を発揮することができる。
また、前記上流側触媒における、前記CeO と、前記セリウム(Ce)を含む複合酸化物中のCeのCeO 換算値との合計量に対するニッケルの比率が、前記下流側触媒における、前記ロジウムドープ型複合酸化物中のCeのCeO 換算値に対するニッケルの比率より大きいことが好ましい。この構成によれば、上流側触媒で、HSの発生の抑制をより効果的に抑制することにより、下流側触媒のS被毒をより抑制し、さらに、下流側触媒で、上流側触媒で浄化しきれなかったHC、CO及びNOx等を下流側触媒でより効率的に浄化できる。
本発明によれば、HSの排出量を低減するとともに、高い浄化性能を発揮することができる。
本発明の実施形態に係る排気ガス浄化触媒装置について説明する。
図1は、排気ガス浄化触媒装置を示す概略図である。排気ガス浄化触媒装置は、自動車のエンジン1に接続された排気通路2に、上流側触媒3と下流側触媒4とがそれぞれ充填されて構成されている。上流側触媒3は、排気ガスの流通方向の上流側に配置され、下流側触媒4は、排気ガスの流通方向の下流側に配置される。また、上流側触媒3と下流側触媒4とは、離間して設けられ、それぞれ排気ガス中に存在するHC、CO及びNOx等の大気汚染物質を浄化する。
まず、上流側触媒3について説明する。前記上流側触媒3は、CeO と、酸素吸蔵能を有し、セリウム(Ceを含む複合酸化物と、少なくともNi及びNiOのいずれか一方であるNi成分とを含有し、前記CeO と、前記セリウム(Ce)を含む複合酸化物中のCeのCeO 換算値との合計量に対するNiの比率が、15質量%以上20質量%以下である。この比率が15質量%未満であると、HSの発生を抑制する効果が低くなり、上流側触媒3及び下流側触媒4に担持されている触媒貴金属のS被毒による触媒活性の低下やHSの排出量の増加を引き起こす傾向がある。また、この比率が20質量%を超えると、上流側触媒3の触媒活性が低下する傾向にある。
前記複合酸化物は、後述のRhドープ型複合酸化物以外の複合酸化物であり、ジルコニウム(Zr)及びネオジム(Nd)をさらに含んでいるものが好ましい。また、前記複合酸化物は、基本的には触媒貴金属が担持されたものが好ましく、上流側触媒3に担持される触媒貴金属としては、例えば、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、及びロジウム(Rh)等から選択される少なくとも1種が例示され、PdとRhとの2種が担持されていることが特に好ましい。
上流側触媒3は、上述のような触媒であればよいが、具体的には、以下のような触媒が例示される。上流側触媒3としては、例えば、触媒担体として、コーディエライトやSiC,Si等の耐熱性セラミックスにより形成されたハニカム状担体を用い、その上に、下側触媒層(下層)が形成され、この下側触媒層の上にさらに上側触媒層(上層)が形成されている。ここで、触媒担体として、ハニカム状担体を用いているが、触媒担体として用いられるものであればよく、ハニカム状担体に限定されない。
上記下層は、例えば、触媒貴金属であるPdが担持された触媒基材を含み、前記触媒基材として、ランタン(La)含有アルミナ及びCeとZrとLaとイットリウム(Y)とアルミニウム(Al)とを含む複合酸化物(Ce・Zr・La・Y・Al複合酸化物)が用いられている。ここで、La含有アルミナとしては、例えば、La含有率が4質量%であるアルミナ等が挙げられ、Ce・Zr・La・Y・Al複合酸化物としては、例えば、CeO含有率が10質量%で、且つアルミナ含有率が約80質量%である複合酸化物等が挙げられる。
そして、この下層は、パラジウムの排気ガス浄化性能及び耐熱性を高めるために助触媒(OSC)として、CeO、及びZrとCeとNdとを含む複合酸化物(Zr・Ce・Nd複合酸化物)を含み、各成分の結合性を高めるためのバインダとしてジルコニアを含み、さらに、HSの発生やPdのS被毒等を抑制するためのNi成分としてNiOを含んでいる。なお、ZrOは、CeOの耐熱性を高める機能をも有する。ここで、Zr・Ce・Nd複合酸化物としては、例えば、CeO含有率が35質量%である複合酸化物等が挙げられ、NiOとしては、NiO粉末等が挙げられる。なお、Ni成分として、NiOを例示したが、Ni粉末等のNiであってもよい。
また、下層の上記各成分は、例えば、La含有アルミナが45g/L、Ce・Zr・La・Y・Al複合酸化物が20g/L、CeOが6g/L、Zr・Ce・Nd複合酸化物が6g/Lとなるように含有させ、NiOは、上記所定の比率となるように含有させ、残部は、バインダとしてのジルコニアである。
また、上記上層は、例えば、触媒貴金属であるRhが担持された触媒基材を含み、前記触媒基材として、ZrとLaとの複合酸化物を含むアルミナ(Zr・La複合酸化物含有アルミナ)及びZr・Ce・Nd複合酸化物が用いられている。ここで、Zr・Ce・Nd複合酸化物としては、例えば、CeO含有率が10質量%である複合酸化物等が挙げられる。
そして、この上層は、さらにLa含有アルミナを含み、各成分の結合性を高めるためのバインダとしてジルコニアを含み、さらに、HSの発生やPdのS被毒等を抑制するためのNi成分としてNiOを含んでいる。ここで、La含有アルミナとしては、例えば、La含有率が4質量%であるアルミナ等が挙げられ、NiOとしては、NiO粉末等が挙げられる。なお、Ni成分として、NiOを例示したが、Ni粉末等のNiであってもよい。
また、上層の上記各成分は、例えば、La・Zr含有アルミナが30g/L、Zr・Ce・Nd複合酸化物が75g/L、La含有アルミナが15g/Lとなるように含有させ、NiOは、上記所定の比率となるように含有させ、残部は、バインダとしてのジルコニアである。
次に、上記例示の上流側触媒3の製造方法を説明する。
まず、La含有アルミナ及びCe・Zr・La・Y・Al複合酸化物にPdを担持(後担持)させる。そして、Pdが担持されたLa含有アルミナ及びCe・Zr・La・Y・Al複合酸化物と、CeOと、Zr・Ce・Nd複合酸化物と、NiOと、硝酸ジルコニルとを所定量混合し、さらに適量の水を加えてスラリーとする。このスラリーをハニカム担体上にウォッシュコートする。このウォッシュコートされたハニカム担体を、150℃で乾燥、500℃で焼結して、ハニカム担体上に下層を形成する。
次に、La・Zr含有アルミナ及びZr・Ce・Nd複合酸化物にRhを担持(後担持)させる。そして、Rhが担持されたLa・Zr含有アルミナ及びZr・Ce・Nd複合酸化物と、La含有アルミナと、NiOと、硝酸ジルコニルとを所定量混合し、さらに適量の水を加えてスラリーとする。このスラリーを下層が形成されたハニカム担体上にウォッシュコートする。このウォッシュコートされたハニカム担体を、150℃で乾燥、500℃で焼結して、下層上に上層を形成する。
以上のように、上流側触媒3が製造される。
次に、下流側触媒4について説明する。前記下流側触媒4は、酸素吸蔵能を有し、セリウム(Ceを含む複合酸化物と、少なくともNi及びNiOのいずれか一方であるNi成分とを含有し、前記複合酸化物中のCeのCeO 換算値に対するNiの比率が、10質量%以上60質量%以下である。この比率が10質量%未満であると、HSの発生を抑制する効果が低くなり、下流側触媒4に担持されている触媒貴金属のS被毒による触媒活性の低下やHSの排出量の増加を引き起こす傾向がある。また、この比率が60質量%を超えると、下流側触媒4の触媒活性が低下する傾向にある。また、上流側触媒3中の、前記CeO と、前記セリウム(Ce)を含む複合酸化物中のCeのCeO 換算値との合計量に対するNiの比率が、下流側触媒4における、前記複合酸化物中のCeのCeO 換算値に対するNiの比率より大きいことが好ましい。
前記Ceを含む複合酸化物は、結晶格子点又は格子点間にRhが配置されているRhドープ型複合酸化物であり、Zr及びNdをさらに含んでいるものが好ましい。また、前記Ceを含む複合酸化物は、基本的には触媒貴金属が担持されたものが好ましく、下流側触媒4に担持される触媒貴金属としては、例えば、Pt、Pd及びRh等から選択される少なくとも1種が例示され、PtとRhとの2種が担持されていることが特に好ましい。
下流側触媒4は、上述のような触媒であればよいが、具体的には、以下のような触媒が例示される。下流側触媒4としては、例えば、触媒担体として、上流側触媒3と同様、コーディエライトやSiC,Si等の耐熱性セラミックスにより形成されたハニカム状担体を用い、その上に、触媒層が形成されている。ここで、触媒担体として、ハニカム状担体を用いているが、触媒担体として用いられるものであればよく、ハニカム状担体に限定されない。
上記触媒層は、例えば、触媒貴金属であるRtが担持されたLa含有アルミナと、触媒貴金属であるRhが担持されたRhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物とを含有する。なお、Rhが担持されたRhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物とは、後述するRhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物に、さらに、Rhが担持(後担持)されたものである。ここで、La含有アルミナとしては、例えば、La含有率が4質量%であるアルミナ等が挙げられ、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物としては、CeO含有率が22質量%の複合酸化物等が挙げられる。
そして、この触媒層は、上記成分の結合性を高めるためのバインダとしてジルコニアを含み、さらに、HSの発生を抑制するためのNi成分としてNiOを含んでいる。ここで、NiOとしては、NiO粉末等が挙げられる。なお、Ni成分として、NiOを例示したが、Ni粉末等のNiであってもよい。
また、触媒層の上記各成分は、例えば、La含有アルミナが50g/L、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物が110g/Lとなるように含有させ、NiOは、上記所定の比率となるように含有させ、残部は、バインダとしてのジルコニアである。
図2は、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物と、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物との構造を示した模式図である。なお、図2(a)は、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物を示し、図2(b)は、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物を示す。
前記Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物は、図2(a)に示すような構造になる。前記Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物において、Rhは、Zr、Ce及びNdと同じく当該複合酸化物の結晶格子点に配置され、換言すれば、RhMOx(Mは、他の金属原子、xは酸素の原子数)の形になって当該複合酸化物に強く結合した状態になる。あるいはRhは、当該複合酸化物の原子間に配置された状態になる。いずれにしても、Rhが複合酸化物の表面及び内部において均一に分散した複合酸化物が得られる。
一方、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物、図2(b)に示すような構造になる。Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物は、例えば、アンモニア共沈法によって、Zr、Ce及びNdを含む複合酸化物を生成した後に、この複合酸化物にRhを蒸発乾固法によって後担持して得られる複合酸化物である。この場合は、Rhは、Rhの状態で当該複合酸化物の表面に不均一に分布した状態になる。
従って、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物は、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物と比較して、以下の2点の利点がある。
Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物は、Rhと複合酸化物との結合は弱く、加熱によりRhが複合酸化物の表面上を移動してシンタリングする。これに対して、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物の場合、図2(a)に示すように、複合酸化物の格子点又は原子間に存在するRhは、当該複合酸化物との強い相互作用の結果、加熱による移動を生じにくくなる。加えて、複合酸化物内部のRhは、立体障害として働き、当該複合酸化物のシンタリングを抑制すると考えられる。
また、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物は、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物と比較して、酸素吸蔵速度が速やかに高くなり、また、その最高値も高くなっているとともに、酸素吸蔵量も多くなっている。このような酸素吸蔵特性の違いは、以下の理由によると考えられる。図3は、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物と、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物との、各々推定される酸素吸蔵メカニズムを模式的に表した概略図である。なお、図2(a)は、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物を示し、図2(b)は、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物を示し、Zr原子及びNd原子の図示は、省略している。
Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物は、図3(b)に示すように、酸素(O)は、複合酸化物内部の表面近傍に存する酸素欠損部(O空孔)には、酸素イオンとなって吸蔵されるが、複合酸化物内部の比較的深い部位に存する酸素欠損部には到達することができず、この酸素欠損部は、酸素吸蔵にはあまり利用されていないと考えられる。
これに対して、Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物は、図3(a)に示すように、酸素(O)が酸素イオンとなって、複合酸化物内部に存するRhに引き寄せられ、このRhを介して複合酸化物内部の酸素欠損部に瞬時に移動すると考えられる。また、複合酸化物内部には、Rhが分散して存在するから、酸素イオンは、複合酸化物表面から複数のRhを介してホッピング移動し、複合酸化物内部の深いところの酸素欠損部に入ると考えられる。このため、Rhドープ型複合酸化物の場合は、酸素過剰雰囲気になったときの酸素吸蔵速度が速やかに高くなるとともに、この酸素吸蔵速度の最高値も高くなり、また、酸素吸蔵材内部の比較的深いところの酸素欠損部も酸素吸蔵に利用されるから、酸素吸蔵量が多くなると考えられる。
次に、上記Rhドープ型複合酸化物の製造方法を説明する。
まず、Rh、Ce及びZrを含む酸性溶液を調製する原料調製工程を行う。原料調製工程は、例えば、各金属の硝酸塩の溶液を混合して調製することができる。必要に応じて、Nd等の他の金属を含ませることができる。
次に、アンモニア共沈法による複合酸化物前駆体を調製する工程を行う。この工程は、上記出発原料である酸性溶液を攪拌しながら、これに過剰のアンモニア水を素早く添加混合することにより、又は上記酸性溶液とアンモニア水とを回転するカップ状の混合機に同時に供給して素早く混合することにより、出発原料の全金属を金属水酸化物として共沈させ、非結晶性前駆体を得る。
そして、以下の各工程を順に行う。上記共沈を生じた液を一昼夜放置し、上澄み液を除去して得られたケーキを遠心分離器にかけ、水洗する沈殿分離工程を行う。上記水洗したケーキを150℃前後の温度に加熱して乾燥させる乾燥工程を行う。上記乾燥したケーキを加熱焼成する焼成工程を行う。この焼成工程は、当該ケーキを大気雰囲気において、例えば400℃の温度に5時間保持した後、500℃の温度に2時間保持することにより行う。焼成物をさらに還元雰囲気において500℃程度の温度に保持することにより行う還元工程を行う。
以上の工程により、上記Rhドープ型複合酸化物が調製される。
上記下流側触媒層4は、上述の製造方法によって製造されたRhドープ型複合酸化物を用い、以下のように製造する。
まず、La含有アルミナにPtを担持(後担持)させ、Rhドープ型複合酸化物にRhを担持(後担持)させる。そして、Ptが担持されたLa含有アルミナと、Rhが担持されたRhドープ型複合酸化物と、NiOと、バインダ原料としての硝酸ジルコニルとを所定量混合し、さらに適量の水を加えてスラリーとする。このスラリーをハニカム担体上にウォッシュコートする。このウォッシュコートされたハニカム担体を、150℃で乾燥、500℃で焼結して、ハニカム担体上に触媒層を形成する。以上のように、下流側触媒4が製造される。
以下に、本発明の実施形態である排気ガス浄化触媒装置の実施例について説明するが、本発明は実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜7及び比較例1〜6)
Ni成分及びバインダ材以外を、表1に示す、担体1リットル当たりの担持量(g/L)となるように、Ni成分(NiO)を、表2に示す質量比(質量%)となるように担体に担持し、実施例1〜7及び比較例1〜6に係る上流側触媒及び下流側触媒をそれぞれ製造した。
また、得られた上流側触媒及び下流側触媒を図1に示す所定の位置に配設することによって、実施例1〜7及び比較例1〜6に係る排気ガス浄化触媒装置を製造した。
実施例1〜7及び比較例1〜6に係る排気ガス浄化触媒装置は、以下のようにして、ライトオフ性能とHSの排出量を測定した。これらの結果を表2に示す。
[ライトオフ性能]
まず、2Lのガソリンエンジンに排気ガス浄化触媒装置を接続し、上流側触媒入口の排気ガス温度を900℃となるように調整し、さらに、ストイキ状態を60秒間、リーン状態を10秒間、リッチ状態30秒間のサイクルを50時間繰り返すことによって、エージング処理を施した。なお、このとき、上流側触媒及び下流側触媒ともに、触媒容量が1Lである。
上記エージング処理を施した上流側触媒及び下流側触媒から、直径25mm、高さ50mmの円柱状の評価用触媒として切り出したものを、モデルガス流通触媒評価装置にセットし、模擬排気ガスをその空間速度が60000/hとなるように流通させるとともに、30℃/minの割合で昇温させ、触媒の出口部直後におけるHC、CO及びNOx濃度が50%となった時点での触媒の入口側の模擬排気ガス温度(ライトオフ温度T50)を測定した。なお、上記エージング処理を施した上流側触媒及び下流側触媒から、直径25mm、高さ50mmの円柱状のコアサンプルとして切り出したものを、触媒として用いた。このときの模擬排気ガスは、A/F=14.9±0.9とした。すなわち、A/F=14.7のメインストリームガスを定常的に流しつつ、所定量の変動用ガスを1Hzでパルス状に添加することにより、A/Fを±0.9の振幅で強制的に振動させた。なお、ライトオフ温度T50は、触媒活性及び排気ガス浄化性能を評価するための指標であり、ライトオフ温度T50が低いものほど低温時における触媒活性及び排気ガス浄化性能が高いということになる。
[HSの排出量]
上記ライトオフ性能の評価と同様のエージング処理を施した上流側触媒及び下流側触媒を備えた排気ガス浄化触媒装置を、2Lのガソリンエンジン車に搭載し、次の走行パターンで走行した。この走行パターンは、30km/hでの4分間走行、50km/hでの1分間走行、その後0km/hまでの減速である。この走行パターンにおいて、50km/hでの走行後、0km/hまでの減速する間の最大HS濃度を測定した。このときの最大HS濃度を測定するのは、30km/hでの走行、及び50km/hでの走行等の定常走行時に、触媒にSが付着し、その後減速すると一旦燃料カットされ、その後燃料が復帰したときに燃料リッチとなり、そのときにHSが排出されるからである。
Figure 0005326251
Figure 0005326251
表2から、上流側触媒における、前記CeO と、前記セリウム(Ce)を含む複合酸化物中のCeのCeO 換算値との合計量に対するNiの比率が15質量%以上20質量%以下であり、下流側触媒における、前記ロジウムドープ型複合酸化物中のCeのCeO 換算値に対するNiの比率が10質量%以上60質量%以下である実施例1〜7は、前記比率の少なくとも一方が外れている比較例1〜6より、最終的なHSの排出量が比較的低く、上流側触媒及び下流側触媒のライトオフ温度が低い。
排気ガス浄化触媒装置を示す概略図である。 Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物と、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物との構造を示した模式図である。 Rhドープ型Zr・Ce・Nd複合酸化物と、Rhを後担持したZr・Ce・Nd複合酸化物との、各々推定される酸素吸蔵メカニズムを模式的に表した概略図である。
符号の説明
1 エンジン
2 排気通路
3 上流側触媒
4 下流側触媒

Claims (2)

  1. エンジンの排気通路に、排気ガスの流通方向の上流側に配置される上流側触媒と、排気ガスの流通方向の下流側に配置される下流側触媒とが設けられる排気ガス浄化触媒装置であって、
    前記下流側触媒が、セリウム(Ce)を含む酸素吸蔵材の結晶格子点又は格子点間にロジウムが配置されているロジウムドープ型複合酸化物と、少なくともニッケル(Ni)及び酸化ニッケル(NiO)のいずれか一方とを含有し、
    前記上流側触媒が、CeOと、前記ロジウムドープ型複合酸化物以外のセリウム(Ce)を含む複合酸化物とからなる酸素吸蔵材と、少なくともニッケル(Ni)及び酸化ニッケル(NiO)のいずれか一方とを含有し、
    前記上流側触媒における、前記CeOと、前記セリウム(Ce)を含む複合酸化物中のCeのCeO換算値との合計量に対するNiの比率が、15質量%以上20質量%以下であり、前記下流側触媒における、前記ロジウムドープ型複合酸化物中のCeのCeO換算値に対するNiの比率が、10質量%以上60質量%以下であることを特徴とする排気ガス浄化触媒装置。
  2. 前記上流側触媒における、前記CeOと、前記セリウム(Ce)を含む複合酸化物中のCeのCeO換算値との合計量に対するNiの比率が、前記下流側触媒における、前記ロジウムドープ型複合酸化物中のCeのCeO換算値に対するNiの比率より大きい請求項1に記載の排気ガス浄化触媒装置。
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