JP5324555B2 - 腕時計用のゴング打ち装置 - Google Patents

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Description

本発明は腕時計用のゴング打ち装置に関する。この装置は、ゴング・キャリアに固定される少なくとも1つのゴングを所定の時間に打撃するように配置される少なくとも1つのハンマーを有する。上記のハンマーは、アイドル・モードにおいて、制動用のカウンターばねによってゴングから一定の距離のところに保持される。この機構のハンマーを駆動させるばねは、弾性ストリップまたは弾性ビームの形態で構成されてよい。この駆動ばねは、例えばプログラムされた時間の音響信号を供給するために上記のハンマーをゴングに対して駆動するように湾曲させられる。
腕時計製造の分野では、ゴング打ち装置は、ミニッツ・リピータとして機能するためにまたはプログラムされたアラーム時間を指示するために従来型の時計ムーブメントに組み合わせされ得る。このタイプのゴング打ち装置は、一般に、鋼、青銅などの金属材料、貴金属、金属ガラス、サファイア、または石英で作られる少なくとも1つのゴングを有する。このゴングは、例えば、腕時計の枠内の時計ムーブメントの周りにある円の少なくとも一部分を描く。ゴングは、その少なくとも一方の端部を介して、それ自体は腕時計のプレートと一体であるゴング・キャリアに固定される。この機構のハンマーは、ゴングを打撃して振動させるために、例えばゴング・キャリアに近接して、プレート上に回動可能に配設される。ハンマーがゴングを打撃するときに発生する音は1kHzと20kHzの間の可聴周波数域内にある。これは、腕時計を着けている人に、明確に定めされた時間、プログラムされたアラームまたはミニッツ・リピータを指示する。
欧州特許第1574917号明細書に示されている腕時計のゴング打ち装置は、一方の端部を介して、それ自体はプレートと一体である同一のゴング・キャリアに固定される2つのゴングを有することができる。各ゴングはそれぞれのハンマーによって打撃されてよい。これを達成するために、各ハンマーは、ミニッツ・リピータまたはアラーム時間を指示するためにゴングに対してハンマーを駆動させるために、予め湾曲されている必要がある独自の駆動ばねによって駆動される。2つの制動用カウンターばねが、アイドル・モードにおいてハンマーを押し戻し、さらにゴングから一定の距離のところでハンマーを保持するために設けられる。制動用カウンターばねは、各ハンマーをアイドル位置に押し戻す前に、それぞれのゴングが打撃されるのに先立って各ハンマーの落下を減速させることも行う。さらに、偏心器が、カウンターばねの動作を制御して各ハンマーがそれぞれのゴングに対して跳ね返されるのを防止するために設けられる。
カウンターばねを備えるこのタイプのゴング打ち装置の構造の一つの欠点は、それぞれのゴングが打撃されるときにハンマーから運動エネルギーが著しく浪費されることであり、それにより、この打撃作業の音響レベルが低下する。また、このことにより、駆動ばねをさらに強く予め湾曲しておいても、このタイプのゴング打ち装置の別の欠点であるいかなる跳ね返りも防止するために偏心器を介してカウンターばねを適合させることが必要となる。
主に腕時計ゴング打ち装置のためのハンマーを開示している欧州特許第2048548号明細書も引用され得る。このハンマーは、互いにヒンジ式に取り付けられる2つの部分と、それらのヒンジ部分の一方に固定される弾性要素とを有する。ハンマーが安定位置にあるとき、弾性ばね要素がハンマーのその2つの部分を保持し、一方ハンマーが打撃位置にあるとき、その2つの部分が互いから離れるように移動され、弾性ばね要素によって戻される。この構成では、ダンピング部材に対するハンマーの運動エネルギーの浪費を減少させることが可能である。しかし、このハンマー構成では、ゴングを打撃するときのハンマーのエネルギー浪費を防止するのを可能にするために、ゴング打ち装置の製造がより複雑になってしまい、それが欠点となってしまっている。打撃の際にハンマーがゴングに対して望ましくない形で跳ね返される可能性があることも欠点である。
欧州特許第1574917号明細書 欧州特許第2048548号明細書
したがって、本発明の目的は、打撃の際の跳ね返りを防止しかつハンマーのエネルギー浪費を防止しながら、少なくとも1つのハンマーによって打撃される少なくとも1つのゴングによって発生する音の音響レベルを向上させる手段を有する、腕時計用のゴング打ち装置を提供することにより、上述した従来技術の欠点を克服することである。
したがって、本発明は、独立請求項1で定義される特徴を有する、腕時計用のゴング打ち装置に関する。
腕時計用のこのゴング打ち装置の特定の実施形態が従属請求項2から13で定義される。
本発明によるゴング打ち装置の1つの利点は、少なくとも1つのストップ部材が、ハンマーによるゴングの打撃の際におけるハンマー駆動ばねの経路上に設けられることである。これにより、ハンマー駆動ばねの中間部分がストップ部材に接触する瞬間に、ゴングに対するハンマーのカタパルト効果が生まれる。これを達成するために、駆動ばねは、腕時計のプレートに固定される弾性金属ストリップまたは弾性金属ビームの形態であって、その一方の端部が、ゴングの打撃時に回動するハンマーの止めまたはシャフトを自由に押し得る形態を取るものである。したがって、ゴングに対してハンマーを駆動するためにハンマー・シャフトに接触するばねの端部の回動速度は、ストップ部材に接触した後では、ストップ部材との接触前のばねの端部の回動速度より増大され、それにより、カタパルト効果が生まれる。この場合、ゴングを打撃する前にハンマーが浪費するエネルギーが減少し、さらに、打撃されたゴングによって生み出される音響レベルが向上する。
このゴング打ち装置の別の利点は、ハンマー用駆動ばねを、より強めに予め湾曲させ得ることである。これは、ハンマーがゴングを打撃するときのハンマー駆動ばねの経路上にストップ部材が存在するために、制動用カウンターばねを適合させることなく達成され得る。ストップ部材は、ストップ部材に接触するときの駆動ばねの制動と比較してある程度の遅れでカウンターばねを作動させるように、制動用カウンターばねに連結され得る。これは、跳ね返りを防止するためにゴングを打撃した後にハンマーを離れるように動かすことも容易にする。
この腕時計ゴング打ち装置の目的、利点および特徴は、添付図面を参照してなされる以下の説明でより明確となる。
ハンマーがゴングを打撃する前の、予め湾曲されている駆動ばねを備える、本発明による腕時計ゴング打ち装置を示す簡略化された平面図である。 ハンマーがゴングを打撃するときの、本発明による腕時計ゴング打ち装置を示す簡略化された平面図である。 アイドル・モードにある本発明によるゴング打ち装置のばね要素の構成を示すより詳細な3次元図である。
以下の説明では、この技術分野でよく知られている、腕時計ムーブメントに組み合わされる腕時計ゴング打ち装置の部品はすべて単に簡単に説明される。ゴング打ち装置のストップ部材を含めたばね要素の構成に主に重点が置かれる。このストップ部材は、ハンマーのエネルギー浪費を減少させながらハンマーの打撃速度を増大させること、および、ゴングに対してハンマーが跳ね返されることへの安全性を向上させることを保証する。
図1および2は腕時計ゴング打ち装置1の簡略化された図を示しており、図の不必要な複雑化を回避するために示されてはいないが、種々の部品が通常の形でプレート上に配設されている。このゴング打ち装置1は、図示しない腕時計のプレートと一体であるゴング・キャリア22に一方の端部ので固定される少なくとも1つのゴング21を有する。図1および2では示されていないゴング21のもう一方の端部は、一般に自由に動ける。ゴング21は、円または長方形の少なくとも一部分の形態となるように作られてよい。ゴングは、例えば、横断面が円形または長方形である金属線であってよく、一般に、鋼または貴金属または金属ガラスあるいは別の材料で作られてよい。従来、円形または長方形のこの部分が腕時計ムーブメント(図示せず)の一部分を囲んでいる。
ゴング打ち装置1は、特にゴング・キャリア22に近接して、プレート上のアーバ7の周りに回動可能に配設される少なくとも1つのハンマー2を有する。ゴング打ち装置1は、アイドル・モードにおいてハンマー2をゴング21から一定の距離のところに維持するための制動用カウンターばね5と、ハンマーを駆動するための駆動ばね3とをさらに有する。この駆動ばね3は、打撃モードにおいて音響音を発生させるためにゴングへとハンマー2を駆動するために(畜力状態に)湾曲され得る。
図1では、この駆動ばね3は、ハンマー2の回動軸7上に回動可能に配設される引き上げ要素11を介して初期位置に予め湾曲させられている。一般に、引き上げ要素11は、打撃モードの開始時に、ハンマー2のシャフト6を方向fへと駆動し、駆動ばね3の自由端部3aをその予め湾曲した位置の方へと押圧する。一方、図2では、駆動ばね3は、すでに作動されており、ゴング21を打撃しているハンマー2のシャフト6に接触して示されている。ハンマー駆動ばね3は、一般に、例えばねじ13によって一方の端部3bが腕時計のプレートに固定された、金属ストリップまたは金属ビームの形態をとる。したがって、駆動ばね3のもう一方の自由端部3aは、打撃されるゴング21の方向にハンマー2を駆動するために、特に打撃モードにおいてはハンマー2のシャフト6に接触する。それによって、例えば、時間、分、またはプログラムされたアラーム時間を指示することを目的としてゴング21を打撃するために、縁部として衝撃部分2aを有するハンマー2が、予め湾曲させられた駆動ばね3によって作動せしめられる。
本発明によると、ゴング打ち装置1はまた、ハンマー2の駆動ばね3の経路上にストップ部材10を有する。このストップ部材10は、図1および2では、斜線断面で示されたピンの形態で単に象徴的に示されており、プレート上で垂直な固定位置に保持される。ストップ部材10は、図2に示した打撃モードでは、駆動ばね3がシャフト6を介してゴング21に対してハンマー2を駆動させるときに駆動ばね3の中間部分との接触点となる。好適には、予め湾曲されている駆動ばね3の中間部分は、好ましくはこのばねの自由端部3aによって駆動されるハンマー・シャフト6が制動用カウンターばね5に接触する前に、ストップ部材10に接触するように配置され、それによりゴングに対しての、ハンマーの適切なカタパルト効果が得られる。
しかし、ばねの自由端部3aが、ゴング21に対して駆動されるハンマー2のシャフト6に接触する前に、ハンマー・シャフト6がカウンターばね5に対して保持されており、ばね3の中間部分3が戻されてストップ部材10に接触するのを想定するのも可能である。ばね3の中間部分がストップ部材10との接触状態に入るとすぐに、作動中の駆動ばね3の端部3aの(ねじ13を中心とする)回動速度が、ストップ部材10との接触前の回動速度と比較して増大されたことが観察される。これにより、カタパルト効果が得られる。また、これにより、ハンマーがゴングを打撃するときに運動エネルギーが著しく失われることが防止される。
アイドル・モードの後、駆動ばね3は、打撃モードの開始時には図1に部分的に示されるように予め湾曲させられ畜力している。縁部の形態で終端しているハンマー2の衝撃部分2aがゴングから離れるように移動され、さらに特にこのとき、ばね3をその予めの湾曲位置に向けて駆動させる。しかし、アイドル・モードにおいてさらには駆動ばね3の作動の直前においてハンマー2のシャフト6がカウンターばね5に接触している場合、衝撃部分2aはゴングからある程度の距離のところに維持される。
カウンターばね5は、レバーまたは枢動部品によって既知の形で形成され、腕時計のプレートに固定されたアーバ8の周りに回動可能に配設される。カウンターばね5のレバーの第1の端部5aが、ハンマー2をゴング21から一定の距離のところで保持するためにハンマー2のシャフト6に当接される。金属のカウンターばね5の第1の端部5aは、打撃モードでは、作動中の駆動ばね3によって加えられる力に対抗して曲げられる。ハンマーがゴング21を打撃した後、レバーの第1の端部5aがハンマー2をそのアイドル位置に向かって戻すように押圧する。カムの形態であるレバーの第2の端部5bが回動軸8を基準に第1の端部5aの反対側に配置される。この第2の端部5bは、プレート上に回動可能に配設された偏心部材4に接触している。この偏心部材4は、中心から外れたピン4aが上に配置されている制御輪(regulating wheel)を有する。ピン4aは、カムの形態のレバーの第2の端部5bの一表面に直接に接触している。プレート上で偏心部材4を回動させることにより、制動用カウンターばね5の動作を調整することができ、それにより、特に、アイドル・モードにおいてゴング21から離れるようにまたはゴング21に近づくようにハンマー2の衝撃部分2aを移動させることができる。
ストップ部材10の位置も駆動ばね3のビームまたはストリップを基準にして調整され得る。ストップ部材10は駆動ばね3の金属ストリップまたは金属ビームに沿った方向に移動され得る。これにより、打撃モードにおいて、作動中の駆動ばね3の中間部分とストップ部材10との接触点または接触線の位置を変化させることができる。これにより、ばね3がストップ部材10に接触した後、ハンマー2の打撃速度を多少急激に上げることができる。ストップ部材10はまた、ゴング21の平面内をゴングに対して垂直の方向に移動され得、それにより、作動中の駆動ばね3が多少迅速にストップ部材10に接触した状態に入ることができる。ストップ部材10とカウンターばね5との間における調整を組み合わせで行うことも想定され得る。
ゴング21に対してハンマー2を駆動させる際にばね3の経路上でストップ部材10を使用することで、ばね3を強めにまたは弱めに予め湾曲させることが容易になり、いかなる跳ね返りも防止するために制動用カウンターばね5を調整する必要がなくなる。したがって、ゴングに対するハンマーの打撃エネルギーの絶対増加が得られ、カウンターばね5に一切影響することなく音響レベルを向上させることができる。
ハンマー2、および、ゴング・キャリア22に固定されるゴング21が、好適には、プレート上の、制動用カウンターばね5、駆動ばね3およびストップ部材10を担持している側の反対側に固定され得ることにも留意されたい。この条件では、カウンターばね5、駆動ばね3およびストップ部材10は、プレートの反対側の他の部品に一切接触することなく容易に交換され得る。しかし、簡略化のため、図1および2では、ゴング打ち装置1の種々の部品はプレートの同一側に配置されており、これにより、この実施形態ではこれらの部品を明瞭に見ることができる。したがって、ゴング打ち装置は図1および2では上から見た平面図で示されている。
ハンマー2によって打撃されるゴング21の音質をさらに向上させるために、ハンマーは、コバルト−タングステン・カーバイド(WCCo)などの硬質材料またはセラミック材料またはダイアモンドで作られてよい。ゴング21に対するハンマー2の少なくとも衝撃部分2aは硬質材料で作られるべきである。また、上記ハンマー2の材料は、ハンマーが所与の打撃速度でゴングを打撃するときのエネルギーを増大させるためにかなりの密度を有していてよい。カウンターばね5も、ストップ部材10と同様に、硬質金属または鋼で作られてよく、一方駆動ばね3は従来のばね鋼で作られてよい。
図1および2に示したゴング打ち装置の変形形態では、ストップ部材10は、駆動ばね3に沿ってその自由端部3aに向かって移動され得ることに留意されたい。この条件では、ばねが曲げられてばね3の中間部分がハンマー・シャフト6をゴング21の方向に押圧する前に、作動中のばねの自由端部3aがストップ部材に接触した状態に入る。ストップ部材によりハンマーの打撃速度を増大させることは、図示されていないこの構成でも達成され得る。
図3は、プレートの、ハンマー、および、ゴング・キャリアに固定されたゴングを担持している側の反対側に配置されている、本発明によるゴング打ち装置1のばね要素のより詳細な別の実施形態を示している。図1および2の部品に一致する図3の部品には同じ参照符号が付されていることに留意されたい。
図3に示すように、ハンマー駆動ばね3が、ねじ13を介して、ヒール形状の一方の端部3bのところで腕時計のプレート15に固定されている。このヒール3bから、駆動ばね3はU形状を描く金属ストリップまたは金属ビームを有している。このビーム3は、この実施形態ではレバーの形態で示されているストップ部材10を囲んでおり、ストップ部材10の1つの分岐部12が、駆動ばね3のビームの中間部分に接触するようになる自由端部を有する。第1のレバー分岐部12は、例えば、プレート15に固定されているばね3の端部3bからのビームの長さの半分に相当する位置において、ばね3の中間部分に接触し得る。駆動ばね3のビームの自由端部3aは、アイドル・モードにおいて、ハンマー・シャフト6(図示せず)からわずかの距離のところに配置されてよい。しかし、ストップ部材10はカウンターばね5に組み合わされていることから、カウンターばねの第1の端部5aは、アイドル・モードにおいて、ストップ部材10により、ハンマー・シャフト6を介して、駆動ばねの自由端部に対して駆動される。しかし、これらのばね要素の反対側でプレート15から突出しているハンマーは、ハンマー・シャフト6に当接されている制動用カウンターばね5によってゴングから一定の距離のところに保持される。
カウンターばね5は、図1および2の第1の実施形態と同様に、腕時計のプレート15に対して垂直の軸8を中心に回動可能に配設されるほぼ直線のレバーによって形成される。したがって、カウンターばね5のこのレバーの第1の端部5aは、アイドル・モードにおいてハンマーをゴングから一定の距離のところで維持するためにハンマー・シャフト6に当接されている。金属のカウンターばね5の第1の端部5aは、打撃モードにおいて、打撃後にハンマーをそのアイドル位置に向かって押圧する前に、作動中の駆動ばね3によって加えられる力を介して曲げられ得る。レバーの第2の端部5bは、軸8を基準にして第1の端部5aの反対側に配置される。ハンマーをそのアイドル位置に戻すように動作させるために、第2の端部5bが、プレート15上に回動可能に配設された偏心部材4に接触しており、カウンターばね5のための回動式ストップ部材として使用される。
この偏心部材4は、図1および2に示した偏心部材とは異なり、ハンマー・シャフト6とカウンターばね5の第1の端部5aとの間の接触を維持するために第2の端部5bの一表面に接触するホイールで形成される。偏心部材4のこのホイールは、プレート内の孔に配置された回動式ピン上に偏心状態に配設される。したがって、カウンターばね5は、この偏心部材4を回動させることにより、アイドル・モードにおいてすなわち具体的には駆動ばねが予め湾曲された状態において、ゴングからさらに離れるようにまたはゴングに接近するようにハンマーを動かすために調整され得る。
この実施形態のストップ部材10はカウンターばね5の軸8上に配設される。プレート15への固定用のディスクが底部にあり、そのディスク上に、外周が滑らかで内周にねじ切りされた管状部品を有するスクリュー・フット(screw foot)17が、プレート15上にストップ部材10およびカウンターばね5を配設するために設けられる。レバーの形態のカウンターばね5が、最初に、スクリュー・フット17上に配設されてスクリュー・フットのディスク上に着座される。これを達成するために、カウンターばね5は、軸8に近接したところに、管状部品の外側周辺部と等しい直径を有する貫通アパーチャを有しており、それにより、カウンターばねを隙間なく管状部品上に組み合わせることが可能となる。ストップ部材10は中間部分10a内にさらに貫通アパーチャを有する。ストップ部材内のこのアパーチャの直径は、ストップ部材をカウンターばね5の上で管状部品に隙間なく配設するために、スクリュー・フット17の管状部品の外側周辺部と等しくなっている。カウンターばね5およびストップ部材10がスクリュー・フット17の管状部品上に配置されると、ねじ18が管状部品のねじ切り部分にねじ込まれる。このねじ18は、ストップ部材10内のアパーチャからわずかに突出している管状部品の口が、カウンターばね5およびストップ部材10がプレート上で自由に回動することができるように維持するための位置にくるまで、ねじ込まれる。
また、第2の偏心部材14が、カウンターばね5上のストップ部材10の位置を調整するために、カウンターばね5上に回動可能に配設されてよい。この偏心部材14はピンを有しており、このピンは、軸8とカウンターばねの第2の端部5bとの間のカウンターばね5の中間部分に作られた直径が等しい孔に挿入される。第2の偏心部材14は、ピンの上に、ストップ部材10の第2の分岐部の一方の端部10bのところにある特別な形状の別の貫通アパーチャ24内に位置される中心からずれた部分を有する。既知の手法で、この中心からずれた部分は、ストップ部材の一方の横方向アパーチャ24の内側表面に接触する。第2の偏心部材14が回動されると、それによってストップ部材10の第1のレバー分岐部12の自由端部が移動されてゴングに接近したりゴングから離れたりする。この条件により、ハンマーがゴングを打撃するときに、予め湾曲されている駆動ばね3の中間部分が多少迅速に戻されてストップ部材10の第1のレバー分岐部12の自由端部に接触するようになる。
この実施形態では、ストップ部材10の第1および第2のレバー分岐部は、これらの2つの分岐部の間にせん孔部分を有し、互いのほぼ反対側に配置される。第1の分岐部12の自由端部および第2の分岐部の回動は、ストップ部材10の回動軸8およびカウンターばね5を基準にして同じ側で行われる。ハンマーがゴングを打撃するとき、駆動ばね3の経路上では、最初に、ばねの中間部分がストップ部材10の第1のレバー分岐部12の自由端部に接触する。ストップ部材10の第2のレバー分岐部はカウンターばね5を駆動させるように通常設計されており、それにより、カウンターばね5の第1の端部5aがアイドル・モードにおいてハンマー・シャフト6に接触する。この条件では、カウンターばねは、カウンターばねの第2の端部5bが第1の偏心部材4に接触しないことも一因となり、ハンマー・シャフト6に対して戻り力を加えない。しかし、ハンマーの打撃速度は、ストップ部材が作動中の駆動ばね3の中間部分に対して作用するとすぐに増大される。これは、特に、カウンターばねの第2の端部5bが第1の偏心部材4に接触している場合に起こり得る。
ストップ部材10の第2のレバー分岐部12はまた、ゴングに対してのハンマーのカタパルト効果を所望されるとおりに得ながら、作動中の駆動ばね3を制動することができる。カウンターばね5と組み合わされているストップ部材10を制動するためのこの動作では、カウンターばね5は、ハンマーがゴングの方向へと移動するときのハンマーの速度を下げることなくある程度の遅れで作動される。
上で示したように、ゴング打ち装置1がアイドル・モードにある場合、駆動ばね3の自由端部3aは、制動用カウンターばね5の第1の端部5aに対して、ハンマー・シャフト6から一定の距離のところで保持されてよい。一方、駆動ばね3の中間部分はストップ部材10の第1のレバー分岐部12の自由端部に当接される。しかし、図3の実施形態によると、駆動ばね3の自由端部3aは、第1のレバー分岐部12の自由端部と、カウンターばね5の第1の端部5aによって押圧されるハンマー・シャフト6との両方に接触する。もちろん、ストップ部材10は、レバーの代わりに、単純に突出部材を有していてもよい。この突出部材は、駆動ばね3の中間部分に接触するように、ストップ部材の2つの貫通アパーチャの間の同じ部分に作られてよい。
図3に示すように、予め湾曲されている駆動ばね3の動作は、プレート15上で軸27上に回動可能に配設された引き上げ要素11によって駆動されるハンマー・シャフト6を用いて実施され得る。示されない別の実施形態によると、この引き上げ要素11はハンマーの回動軸7上に配設されてもよい。既知の手法では、この引き上げ要素11は、プレート上に回転可能に配設された歯車16によって作動される歯11aを有する。この歯車16の歯16aは、所望される打撃リピータ(strike repeater)に応じて配置される。したがって、引き上げ要素11は、打撃モードにおいて、ハンマー・シャフト6を駆動ばね3の自由端部3aに対して押圧することによって駆動ばね3を湾曲させるために、歯車16によって回動され得る。
ハンマーがゴングを打撃するときの跳ね返りを防止するために、ゴングを形成する材料の種類に応じて、偏心部材4、14の一方または他方で初期調整を行わなければならない。金のゴングの場合、鋼のゴングと比較すると、ハンマーの衝撃部分はゴングからより離れたところに配置され得る。しかし、ストップ部材10のおかげで、駆動ばね3は、初期調整を実施すれば、いかなる種類のゴング材料を用いても強めにまたは弱めに予め湾曲され得る。ゴング打ち装置1のばね要素がこのような構成になっていることから、ゴングに対するハンマーの打撃速度が、予め湾曲されている作動中の駆動ばね3がストップ部材10に接触した後で増大され、それによりカタパルト効果が得られる。その結果、打撃されたゴングによって生み出される音響レベルが向上する。
ここまで与えられた説明により、当業者であれば、特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、ストップ部材が取り付けられた腕時計ゴング打ち装置の変形形態をいくつか考え出すことができる。異なる長さの複数のゴングをプレート上の同一のゴング・キャリアに固定してあるいはそのゴング・キャリアと一体に設けることもできる。各ゴングはそれぞれのハンマーによって打撃されてよい。または、各ハンマーは、各駆動ばねの経路上に個別のストップ部材を備える独自の駆動ばねによって駆動され得る。
1 ゴング打ち装置; 2 ハンマー; 2a 衝撃部分; 3 駆動ばね;
3a 自由端部; 3b 固定された端部; 4 偏心部材;
4a 偏心ピン; 5 制動用カウンターばね; 5a 制動用ばねの第1の端部;
5b 制動用ばねの第2の端部; 6 シャフト; 7、8、27 回動軸;
10 ストップ部材; 10a ストップ部材の中間部分;
10b ストップ部材の第2の分岐部の一方の端部; 11 引き上げ要素;
11a、16a 歯; 12 ストップ部材の第1のレバー分岐部;
13、18 ねじ; 14 第2の偏心部材; 15 プレート;
16 歯車; 17 スクリュー・フット; 21 ゴング;
22 ゴング・キャリア; 24 貫通アパーチャ。

Claims (13)

  1. ゴング・キャリア(22)に連結されるゴング(21)と、
    所定の時間に前記ゴング(21)を打撃するための、プレート上に配設されるハンマー(2)と、
    アイドル・モードにおいて前記ゴング(21)から一定の距離のところに前記ハンマーを維持するための制動用カウンターばね(5)と、
    固定された端部(3b)および自由に動ける端部(3a)を有し、音響音を発生されるために打撃モードにおいて前記ゴング(21)に対して前記ハンマー(2)を駆動するように湾曲されることが可能である、前記ハンマーを駆動させるための駆動ばね(3)とを有する、腕時計用のゴング打ち装置(1)であって、
    前記ハンマー用前記駆動ばね(3)の、前記ゴングの方向への経路上にストップ部材(10)を、作動中の前記駆動ばね(3)の一部分がそのストップ部材に接触した後で打撃速度が増大さられるように、配設した
    ことを特徴とする、ゴング打ち装置。
  2. 前記ばねの自由端部(3a)が打撃モードにおいて前記ハンマー(2)を前記ゴング(21)に対して駆動させるためのものであること、および、作動中の前記駆動ばね(3)の中間部分が、前記ゴング(21)に対する前記ハンマー(2)の打撃速度を増大させるために前記ストップ部材(10)に接触した状態に入るためのものであることを特徴とする、請求項1に記載のゴング打ち装置。
  3. 前記駆動ばねがビームばねまたはストリップばね(3)の形態で構成されており、それにより、前記ハンマーが前記ゴングを打撃するときに前記予め湾曲されているばねの中間部分が前記ストップ部材(10)に接触するようになることを特徴とする、請求項1に記載のゴング打ち装置。
  4. 前記ゴングを打撃した後に前記ハンマーを押し戻し、さらにアイドル・モードにおいて前記ハンマーを前記ゴングから一定の距離のところに維持するために前記制動用カウンターばねの戻り力を制御するための、前記カウンターばね(5)の表面に接触して前記プレート(15)上に配設される偏心部材(4)を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のゴング打ち装置。
  5. 前記制動用カウンターばね(5)が、前記底部プレート(15)上で回動軸(8)に沿って回動可能に配設されるレバーであり、前記レバーの第1の端部(5a)が、前記ハンマー(2)を押し戻すことおよびアイドル・モードにおいて前記ハンマーを保持することに使用され、前記回動軸(8)を基準にして前記第1の端部(5a)の反対側にある前記レバーの第2の端部(5b)が前記偏心部材(4)に接触していることを特徴とする、請求項4に記載のゴング打ち装置。
  6. 前記ハンマー(2)が、前記プレート(15)上の、前記プレートの平面に対してほぼ垂直である回動軸(7)上に回動可能に配設されること、および、前記ハンマーが、アイドル・モードにおいて前記カウンターばね(5)の第1の端部に接触して保持されかつ前記ハンマーが前記ゴング(21)を打撃するときに作動中の前記駆動ばねの前記自由端部(3a)によって駆動されるシャフト(6)を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のゴング打ち装置。
  7. アイドル・モードにおいて、前記駆動ばねの中間部分が、前記ストップ部材(10)の一部分に接触しており、一方前記駆動ばね(3)の前記自由端部(3a)が、前記カウンターばね(5)の第1の端部(5a)に接触している前記ハンマー(2)のシャフト(6)から一定の距離のところにあることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のゴング打ち装置。
  8. アイドル・モードにおいて、前記駆動ばね(3)の中間部分が前記ストップ部材(10)の一部分に接触しており、一方前記駆動ばねの前記自由端部(3a)が、前記カウンターばね(5)の前記第1の端部(5a)によって押圧される前記ハンマー(2)のシャフト(6)に接触していることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のゴング打ち装置。
  9. 前記プレート上の、前記ハンマー(2)の回動軸(7)上にまたは前記ハンマー(2)の前記回動軸に平行な回動軸(27)上に回動可能に配設される引き上げ要素(11)を有し、前記引き上げ要素が、前記ばねを前記ストップ部材(10)から一定の距離のところにある予め湾曲された位置に配置するために前記駆動ばね(3)の前記自由端部(3a)と共に前記ハンマー(2)のシャフト(6)を押圧するために設けられることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のゴング打ち装置。
  10. 前記ストップ部材(10)がレバーを形成し、そのレバーの第1の分岐部(12)の自由端部が、前記ハンマーが前記ゴングを打撃するときに前記駆動ばねの中間部分に接触した状態に入るために設けられることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のゴング打ち装置。
  11. 前記ストップ部材(10)の前記レバーの中間部分(10a)が、前記ストップ部材のレバーの前記第1の分岐部(12)の基部を形成するために前記カウンターばね(5)の前記回動軸(8)上に配設されることを特徴とする、請求項10に記載のゴング打ち装置。
  12. 前記ストップ部材(10)のレバーの第2の分岐部の一方の端部(10b)が、前記カウンターばね(5)上の前記ストップ部材の位置を調整するために、第2の偏心部材(14)を介して前記カウンターばねに連結されることを特徴とする、請求項11に記載のゴング打ち装置。
  13. 前記制動用カウンターばね(5)が、前記ゴング(21)から一定の距離のところにあるアイドル位置に前記ハンマーを維持するために前記ハンマー(2)のシャフト(6)に接触する第1の端部(5a)と、前記ハンマー(2)の衝撃部分(2a)とアイドル位置にある前記ゴング(21)との間の距離を調整するために第1の偏心部材(4)に接触する、前記回動軸(8)を基準にして前記第1の端部(5a)と反対側にある直線のレバーの第2の端部(5b)とを有すること、ならびに、前記第2の偏心部材(14)が、前記カウンターばね5上の、前記回動軸(8)と前記第2の端部(5b)との間に回動可能に配設されることを特徴とする、請求項12に記載のゴング打ち装置。
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