JP5323322B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、キャップ、とくにプルリングを引上げて注出口の切断溝を切断して除去部を抜栓し、注出口を開口するようにしたキャップに関するものである。
食料液などを収納する容器本体の口筒部に、注出筒を設けた中栓と蓋体とからなるキャップを被嵌し、中栓の注出口の開口にあたって、支柱を介して除去部に連設したプルリングを引張り上げ、切断溝を切断して除去部を抜栓し、注出口を形成するようにした容器は従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−104417号公報
しかしながら、従来の容器は、中栓の注出口の開口にあたって、プルリングをキャップ中心側上方に引張ると、切断溝が容易に切断され問題はないが、プルリングを垂直に引張り上げると、除去部の支柱の連設部付近全体に上方に力が掛かり、切断溝を切開するために中心方向に働く分力が小さく、切断溝の切断に強い力が必要となり、なかなか切断できないという問題があった。
また、外側に引張ると、除去部を抜栓できないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、中栓の注出口の開口にあたって、プルリングを垂直に引張り上げても、簡単に切断溝を切断でき、除去部を抜栓することができるキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、キャップとして、容器本体の口筒部に被嵌する中栓と、蓋体とからなるキャップであって、中栓は、注出口を開口する切断溝を刻設した除去部に、支柱を介してプルリングを立設した底壁と、内周壁を具備しており、除去部は、注出口部と、注出口部の巾より細巾に形成された支柱連設部と、支柱連設部の外側に形成された突出部とからなり、支柱連設部の外側に、突出部を形成する突出切断溝部と二つの平行する切断溝部が刻設されており、プルリングの支柱が、除去部の支柱連設部の上面から外方に傾斜して立設される所定幅の支柱部と、支柱部の両側に形成される側面補強部と、支柱部の外側面に突出切断溝部に沿って突出部上に形成される外面補強部とからなっていることを特徴とする構成を採用する。
本発明は、注出口を開口する切断溝を刻設した除去部に、支柱を介してプルリングを立設した底壁を具備した注出筒を備えた中栓において、支柱が外方に傾斜して立設されているので、プルリングを垂直に引張ることで、除去部を垂直方向の力の他に、除去部内方に引張り力を発生させることができ、切断溝を簡単に切断することができる。
また、除去部の支柱連設部、および突出部に力を集中させることができ、より簡単に切断溝を切断することができる。
次に、本発明のキャップの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bは容器本体Aの口筒部に装着される中栓、Cは中栓Bの注出筒上部に脱着可能に装着される内キャップ、Dは容器内を密封する蓋体である。
容器本体Aは、口筒部1と肩部2とを具えており、口筒部1には、上部外周に、係合部3が設けられ、その下方にネックリング4が設けられている。
図1、2に示すように、中栓Bは、内周壁5と、内周壁5の下端内周に連設される底壁6と、内周壁5の中間部外周に連設される上壁7と、上壁7の外縁下面に垂設される外筒8とを具えている。
内周壁5の外周上部には、内キャップCと係合する係止部9が設けられ、外筒8の内周下部には、容器本体Aの口筒部1の係合部3と係合する係合部10が設けられている。
底壁6には、注出口を形成する除去部11を切断する切断溝12が刻設されている。
除去部11は、注出口部11aと、支柱連設部11bとから形成され、支柱連設部11bの上面には、外方に一定角度aに傾斜して延びる支柱13が立設され、支柱13の先端にはプルリング14が連設されている。
除去部11の支柱連設部11bは、外側辺に突出部を設けたほぼ四角形に形成され、その横巾は、注出口部11aの巾より細巾に形成されている。
支柱13は、除去部11の支柱連設部11bの上面から外方に向けて形成される支柱部13aと、支柱部13aの両側に形成される側面補強部13bと、支柱部13aの外側面に形成される外面補強部13cとからなっている。
また、除去部11の支柱連設部11bの外側には、支柱13の外面補強部13cの形状に係合する突出部11cが形成されている。
前記切断溝12は、除去部11の形状に合わせて形成されており、支柱連結部11bの外側には、突出切断溝部12aと、平行する二つの切断溝部12bとが設けられ、注出口部11aの外縁には、切断溝部12cが設けられている。
内キャップCは、注出筒15と、注出筒15下端外周に連設された上壁16と、上壁16下面に垂設され、外周が中栓Bの内周壁5内周に係合する内筒17と、上壁16外縁に垂設され、内周が中栓Bの内周壁5に装着される係合筒18とを具えている。
係合筒18には、内周に中栓Bの内周壁5外周の係止部9と係合する係止突部19が設けられ、外周につまみ部20が設けられている。
蓋体Dは、頂壁25と、頂壁25の中央下面に垂設され、外周が内キャップCの注出筒15内周に係合する係合筒26と、頂壁25下面の所定の位置に垂設され、内周が容器本体Aの口筒部1のネックリング4に係合し、蓋体Dを容器本体Aに装着する内筒27と、頂壁25外縁に垂設された外筒28とを具えている。
次に、本実施例のキャップの作用効果について説明する。
キャップの使用にあたっては、容器本体Aから蓋体Dを外し、開蓋した後、中栓Bの上部から内キャップCを外す。
次に、中栓Bのプルリング14に指などを掛けて上方に引張り、除去部11を切断溝12を介して底壁6から抜栓し、注出口を形成させる。
図3に示すように、中栓Bの抜栓の際には、除去部11から延びる支柱13があらかじめ外方に一定角度a傾斜して立設されているので、プルリング14を垂直に引き上げた時でも、図3(a)に示すように、垂直の引張り力Fが、支柱13の傾斜により、除去部11の支柱連設部11bを外側から内方に引張り力fが分力として作用する。
そして、図3(b)に示すように、垂直の引張り力Fとともに支柱連設部11bの外側の突出切断溝部12aに引張り力fが集中して切断される。
次いで、平行する切断部12bにより、支柱連接部11bが外側から内方へと切り離され、除去部11を底壁6から容易に切り離し、抜栓することができる。
その際、除去部11の突出部11cは、支柱連設部11bの外側の支柱13の外面補強部13cに係合して形成されているので、突出部11cに切断力が集中して切断溝12の突出部11c付近から切断され、また、除去部11の支柱連設部11bは、注出口部11aに比べ横巾が細巾であるので、切断力が集中し易くなり、除去部11の切断が容易になる。
本発明の中栓Bは、除去部11の抜栓時に、プルリング14を垂直に引張っても、支柱13の傾斜により垂直方向の力の他に、除去部の支柱連設部11bの外側から内方に引張り力を発生させるので、除去部11の支柱連設部11b、および突出部11cに対する切断力を大きくさせることができ、従来のものに比べ簡単に切断溝12を切断することができる。
さらに、外方に傾斜するように引張っても、角度a内であれば力を加えて切断することもできる。
抜栓後には、中栓Bに内キャップCを被嵌し、その上から蓋体Dを被嵌しておく。
内容液の注出にあたっては、外蓋Dを取外して容器を傾け、内キャップCの注出口15より注出する。
その際、内容液を、内周壁5と内キャップCの内筒17内周と上壁16下面の内方に溜められるので、内キャップCの注出筒15から一定の内容液を注ぐことができる。
また、容器本体Aが押圧可能なものである場合には、容器本体Aの胴部を押圧して、注出筒15から勢いよく注出することができる。
また、内キャップCを取外し、中栓Bの内周壁5内周を通じて注出することもできるが、その際には、容器の傾きを手加減により調節し、所望する注出量を得ることができる。
前記実施形態では、中栓Bと内キャップCとを別体で形成したが、中栓Bの上部にヒンジを介して内キャップCを連設して一体成形するようにしてもよい。
内キャップを中栓から外した際に、ヒンジで連設されているため、内キャップのみを紛失してしまうことを防止することができる。
本発明は、中栓Bの底壁6に関する発明であり、前記実施形態では、中栓Bの上部に内キャップCを装着しているが、必要でなければ内キャップを設けなくてもよい。
また、蓋体Dの容器への装着方法も、例えば、中栓Bの外周にねじを設け、蓋体Dの内周と螺合させたり、中栓と蓋体とをヒンジを介して連設し装着されるようにしてもよい。
中栓の底壁に関する構成以外は、前記実施形態に限定されない。
本発明は、プルリングを垂直に引張ることで、注出口の除去部を垂直方向の力の他に、除去部の外側から内方に引張り力を発生させることができ、切断溝を簡単に切断することができる。
また、中栓に設けたプルリングを引張り、除去部を抜栓する容器であれば、内容液の如何にかかわらずどのような容器にも使用可能である。
本発明の容器の縦断正面図である。 中栓の説明図で(a)は上面図、(b)は縦断正面図、(c)は下面図である。 中栓の抜栓時の説明図で、(a)はプルリング引張り始め時、(b)は除去部抜栓始め時である。
符号の説明
A 容器本体
B 中栓
C 内キャップ
D 蓋体
F、f 引張り力
1 口筒部
2 肩部
3 係合部
4 ネックリング
5 内周壁
6 底壁
7、16 上壁
8、28 外筒
9 係止部
10 係合部
11 除去部
11a 注出口部
11b 支柱連設部
11c 突出部
12 切断溝
12a 突出切断溝部
12b、c 切断溝部
13 支柱
13a 支柱部
13b 側面補強部
13c 外面補強部
14 プルリング
15 注出筒
17、27 内筒
18、26 係合筒
19 係止突部
20 つまみ部
25 頂壁

Claims (1)

  1. 容器本体の口筒部に被嵌する中栓と、蓋体とからなるキャップであって、
    中栓は、注出口を開口する切断溝を刻設した除去部に、支柱を介してプルリングを立設した底壁と、内周壁を具備しており、
    除去部は、注出口部と、注出口部の巾より細巾に形成された支柱連設部と、支柱連設部の外側に形成された突出部とからなり、
    支柱連設部の外側に、突出部を形成する突出切断溝部と二つの平行する切断溝部が刻設されており、
    プルリングの支柱が、除去部の支柱連設部の上面から外方に傾斜して立設される所定幅の支柱部と、支柱部の両側に形成される側面補強部と、支柱部の外側面に突出切断溝部に沿って突出部上に形成される外面補強部とからなっていることを特徴とするキャップ。
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