JP5316368B2 - 吐出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴の吐出方法にかかわり、特に、吐出量を精度良く吐出する方法に関するものである。
従来、ワークに対して液滴を吐出する方法として、インクジェット式の液滴吐出装置を用いて吐出する方法が知られている。液滴吐出装置は、基板等のワークを載置してワークを一方向に移動させるテーブルと、テーブルの上方位置において、テーブルの移動方向と直交する方向に配置されるガイドレールに沿って移動するキャリッジとを備えている。キャリッジはインクジェットヘッド(以下、液滴吐出ヘッドと称す)を配置し、液滴吐出ヘッドはワークに対して液滴を吐出して、塗布していた。
液滴吐出ヘッドが吐出する液滴の量を調整する方法が特許文献1に開示されている。それによると、液滴吐出ヘッドは圧電素子を備え、圧電素子を駆動することにより機能液を液滴にしてノズルから吐出する。吐出される液滴の量は電子天秤を用いて測定する。次に、圧電素子に印加する電圧を調整することにより、吐出する液滴の量を調整していた。
特開2007−319857号公報
ワークに対して、液滴にして吐出して塗布する機能液は、各種の材料が用いられている。機能液は温度により粘度の変わる物が多く、さらに、製造ロット毎に粘度が異なる場合がある。粘度が変わることにより流体抵抗が変化する。流体抵抗が変わることにより、液滴吐出ヘッド内の流路を流れる機能液の流速が変化する。そして、機能液の流速が変化するので1回の吐出で吐出される吐出量が変動した。そこで、吐出量の変動を小さくできる吐出方法が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる吐出方法は、液滴吐出ヘッドから基材へ液滴を吐出する吐出方法であって、1回の吐出で前記液滴吐出ヘッドから吐出する単位吐出量の目標値を設定する吐出量設定工程と、前記基材へ前記液滴を吐出する吐出工程と、前記単位吐出量の前記目標値を用いて前記吐出工程における前記液滴吐出ヘッドの温度である描画時ヘッド温度を推定するヘッド温度推定工程と、前記液滴吐出ヘッドの温度を前記描画時ヘッド温度にする暖機工程と、を有し、前記吐出工程の前に前記暖機工程が行われることを特徴とする。
この吐出方法によれば、吐出量設定工程にて単位吐出量の目標値が設定される。そして、ヘッド温度推定工程において吐出工程における描画時ヘッド温度が推定される。このとき、描画時ヘッド温度は単位吐出量との相関があり、単位吐出量の目標値を用いて描画時ヘッド温度が推定される。従って、描画時ヘッド温度は精度良く推定される。次に、暖機工程において液滴吐出ヘッドの温度が描画時ヘッド温度に調整される。その後、吐出工程にて基材へ液滴が吐出される。精度良く推定された描画時ヘッド温度に暖機工程にて調整される為、吐出工程にて吐出を開始した後で時間の経過にともなうヘッド温度の変化を小さくすることができる。その結果、単位吐出量の変化を小さくできる為、基材に吐出される液滴の量の変動を小さくすることができる。
[適用例2]
上記適用例にかかる吐出方法において、前記液滴吐出ヘッドの前記単位吐出量を前記目標値に調整する吐出量調整工程、をさらに有し、前記吐出量調整工程の前に前記暖機工程が行われることを特徴とする。
この吐出方法によれば、暖機工程において液滴吐出ヘッドの温度が描画時ヘッド温度に調整される。その後、吐出量調整工程にて液滴吐出ヘッドの単位吐出量が調整される。従って、液滴吐出ヘッドの単位吐出量は描画時ヘッド温度における単位吐出量に調整される為、単位吐出量を精度良く調整することができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる吐出方法において、前記ヘッド温度推定工程では、前記単位吐出量と前記描画時ヘッド温度との関係を示す吐出量ヘッド温度相関データと前記単位吐出量の前記目標値とを用いて前記描画時ヘッド温度を推定することを特徴とする。
この吐出方法によれば、吐出量ヘッド温度相関データと単位吐出量の目標値とを用いて描画時ヘッド温度を推定している。液滴吐出ヘッドを変更しないときには吐出量ヘッド温度相関データは変化し難いため、単位吐出量の目標値を変更するときには吐出量ヘッド温度相関データを用いて描画時ヘッド温度を推定することができる。そして、簡便に描画時ヘッド温度を推定することができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる吐出方法において、前記ヘッド温度推定工程では、ヘッド特性及び前記液滴を構成する液状体の粘度と前記描画時ヘッド温度との関係を示す各ヘッド温度相関データの内少なくとも1つと前記単位吐出量の前記目標値とを用いて前記描画時ヘッド温度を推定することを特徴とする。
この吐出方法によれば、ヘッド特性、液状体の粘度及び単位吐出量の目標値を用いて描画時ヘッド温度を推定している。従って、液滴吐出ヘッドを交換するときや使用する液状体を粘度がことなる液状体に交換するときにも描画時ヘッド温度を推定することができる。
[適用例5]
上記適用例にかかる吐出方法において、前記ヘッド温度推定工程では、前記吐出工程において前記基材へ前記液滴を吐出する描画パターンを用いて前記描画時ヘッド温度を推定することを特徴とする。
この吐出方法によれば、描画パターンを用いて描画時ヘッド温度を推定している。描画パターンが異なるとき吐出回数が異なる。吐出回数が異なるとき液滴吐出ヘッド内で発熱する熱量と放熱する熱量が異なる。従って、吐出工程にて描画する描画パターンを用いて描画時ヘッド温度を推定することにより、さらに精度良く描画時ヘッド温度を推定することができる。
第1の実施形態にかかわる液滴吐出装置の構成を示す概略斜視図。 (a)は、ヘッドユニットを示す模式平面図、(b)は、ヘッドユニットの構造を示す模式側面図、(c)は、液滴吐出ヘッドの構造を説明するための要部模式断面図。 液滴吐出装置の電気制御ブロック図。 基板に液滴を吐出して塗布する製造工程を示すフローチャート。 液滴吐出装置を使った吐出方法を説明するための模式図。 液滴吐出装置を使った吐出方法を説明するための模式図。 液滴吐出装置を使った吐出方法を説明するための模式図。 第2の実施形態にかかわる描画時ヘッド温度の推定方法を説明するための模式図。 描画時ヘッド温度の推定方法を説明するための模式図。
以下、本発明を具体化した実施例について図面に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(第1の実施形態)
本実施形態では、液滴吐出装置と、この液滴吐出装置を用いて液滴を吐出して描画する本発明の特徴的な吐出方法の例について、図1〜図7に従って説明する。
(液滴吐出装置)
最初に、ワークに液滴を吐出して塗布する液滴吐出装置1について図1〜図3に従って説明する。液滴吐出装置に関しては様々な種類の装置があるが、インクジェット法を用いた装置が好ましい。インクジェット法は微小な液滴の吐出が可能であるため、微細加工に適している。
図1は、液滴吐出装置の構成を示す概略斜視図である。液滴吐出装置1により、機能液が吐出されて塗布される。図1に示すように、液滴吐出装置1には、直方体形状に形成される基台2を備えている。本実施形態では、この基台2の長手方向をY方向とし、水平面上でY方向と直交する方向をX方向とする。そして、鉛直方向をZ方向とする。液滴を吐出するときに液滴吐出ヘッドと被吐出物とを相対移動する方向を主走査方向と称す。そして、主走査方向と直交する方向を副走査方向と称す。副走査方向は改行するときに液滴吐出ヘッドと被吐出物とを相対移動する方向である。本実施形態ではY方向を主走査方向とし、X方向を副走査方向とする。
基台2の上面2aには、Y方向に延在する一対の案内レール3a,3bがY方向全幅にわたり凸設されている。その基台2の上側には、一対の案内レール3a,3bに対応する図示しない直動機構を備えた走査手段を構成するステージ4が取付けられている。そのステージ4の直動機構は、例えば、ネジ式直動機構を用いることができる。このネジ式直動機構は案内レール3a,3bに沿ってY方向に延びる駆動軸であるネジ軸と、同ネジ軸と螺合するボールナットを備えている。その駆動軸が所定のパルス信号を受けてステップ単位で正逆転する図示しないY軸モーターに連結されている。所定のステップ数に相対する駆動信号をY軸モーターに入力するとY軸モーターが正転または逆転する。そして、ステージ4が同ステップ数に相当する分だけ、Y方向に沿って所定の速度で往動または復動するようになっている。往動と復動を繰り返すことを走査移動と称す。さらに、基台2の上面2aには、案内レール3a,3bと平行に主走査位置検出装置5が配置され、ステージ4の位置が計測できるようになっている。
そのステージ4の上面には載置面6が形成され、その載置面6には図示しない吸引式の基板チャック機構が設けられている。そして、操作者が載置面6に基材としての基板7を所定位置に位置決めして載置すると、基板チャック機構によってその基板7が固定される。
基台2のX方向両側には一対の支持台8a,8bが立設され、その一対の支持台8a,8bにはX方向に延びる案内部材9が架設されている。その案内部材9の上側には吐出する機能液を供給可能に収容する収容タンク10が設置されている。一方、その案内部材9の下側にはX方向に延びる案内レール11がX方向全幅にわたり凸設されている。
案内レール11に沿って移動可能に配置されるキャリッジ12は略直方体形状に形成されている。そのキャリッジ12は直動機構を備え、その直動機構は、例えば、ステージ4が備えるネジ式直動機構と同様の機構を用いることができる。そのネジ式直動機構の駆動軸が所定のパルス信号を受けてステップ単位で正逆転する図示しないX軸モーターに連結されている。そして、駆動信号がX軸モーターに入力されると、X軸モーターが正転または逆転して、キャリッジ12がX方向に沿って走査移動する。案内部材9とキャリッジ12との間には副走査位置検出装置13が配置され、キャリッジ12の位置が計測される。キャリッジ12の下側にはヘッドユニット14設置され、ヘッドユニット14のステージ4側の面には図示しない液滴吐出ヘッドが凸設されている。
基台2の上側であって、ステージ4の−Y方向には、保守装置15が配置されている。保守装置15は、保守ステージ16と、保守ステージ16の上に配置されているフラッシングユニット17、キャッピングユニット18、ワイピングユニット19、重量測定装置20等により構成されている。
保守ステージ16は、案内レール3a,3b上に位置し、ステージ4と同様の直動機構を備えている。主走査位置検出装置5を用いて位置を検出し、直動機構を用いて移動する。従って、保守ステージ16は所望の場所に移動し、停止することが可能となっている。
フラッシングユニット17は液滴吐出ヘッドから吐出される液滴を受ける装置である。液滴吐出ヘッドはフラッシングユニット17に機能液を吐出することにより、流路を洗浄する。キャッピングユニット18は液滴吐出ヘッドに蓋をする装置であり、さらに、液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する機能を備えている。ワイピングユニット19は、液滴吐出ヘッドのノズルが配置されているノズルプレートを拭く装置である。重量測定装置20は吐出する液滴の重量を測定する装置である。重量測定装置20の−Y方向には温度測定装置23が配置され、温度測定装置23は吐出時の液滴吐出ヘッドの温度を測定する。
保守ステージ16が案内レール3a,3bに沿って移動して、キャリッジ12が案内レール11に沿って移動する。そして、液滴吐出ヘッドと対向する場所にフラッシングユニット17、キャッピングユニット18、ワイピングユニット19、重量測定装置20のいずれか1つの装置が配置される。その後、保守装置15は液滴吐出ヘッドを保守する。
液滴吐出装置1は四隅に支柱24を備え、支柱24の図中上側には空気制御装置25が設置されている。空気制御装置25は、ファン、フィルター、冷暖房装置、湿度調整装置等を備えている。ファン(送風機)は、工場内の空気を取り込んで、フィルターを通過することにより、空気内の塵、埃を除去し、清浄化された空気を供給する。
冷暖房装置は、液滴吐出装置1の雰囲気温度を所定の温度範囲に保持するように、供給する空気の温度を制御する装置である。湿度調整装置は除湿または加湿した空気を供給することにより液滴吐出装置1の雰囲気湿度を所定の湿度範囲に維持する装置である。
4本の支柱24の間にはシート26が配置され、シート26は空気の流れを遮断する。空気制御装置25から供給される空気は空気制御装置25から図中下側の床27に向かって流れる。そして、シート26に囲まれる空間内の塵や埃には重力と空気の流れが作用するので、塵や埃は床27に向かって流動する。従って、基板7に塵や埃が付着し難いようになっている。さらに、シート26が空気の流れを制限することにより、シート26に囲まれる空間内の温度及び湿度がシート26の外から影響され難くなっている。そして、空気制御装置25がシート26に囲まれる空間内の温度及び湿度を所定の状態に維持している。
図2(a)は、ヘッドユニットを示す模式平面図である。図2(a)に示すように、ヘッドユニット14には第1ヘッド28a〜第3ヘッド28cの3個の液滴吐出ヘッド28が配置され、液滴吐出ヘッド28の表面にはノズルプレート29が配置されている。ノズルプレート29には複数のノズル30が配列して形成されている。ノズル30の数及びヘッドの数及び配置は吐出するパターンと基板7の大きさに合わせて設定すればよい。本実施形態においては、例えば、1個のノズルプレート29にはノズル30の配列が1列形成され、各列には15個のノズル30が配置されている。
図2(b)は、ヘッドユニットの構造を示す模式側面図であり、図2(a)に示すヘッドユニット14を−Y方向から見た図である。図2(b)に示すように、ヘッドユニット14はベース板31を備えている。ベース板31の上側にはキャリッジ12が配置されている。ベース板31の下側には支持部32を介して駆動回路基板33が配置されている。そして、駆動回路基板33の下側にはヘッド駆動回路34が配置されている。さらに、ベース板31には支持部35を介してヘッド取付板36が配置され、ヘッド取付板36の下面には液滴吐出ヘッド28が配置されている。ヘッド駆動回路34と液滴吐出ヘッド28とは図示しないケーブルにより接続され、ヘッド駆動回路34から出力された駆動信号が液滴吐出ヘッド28に入力される。
ベース板31の下側には供給装置37が配置され、収容タンク10と供給装置37との間及び供給装置37と液滴吐出ヘッド28との間は図示しないチューブにより接続されている。そして、収容タンク10から供給される機能液が供給装置37により液滴吐出ヘッド28に供給される。
図2(c)は、液滴吐出ヘッドの構造を説明するための要部模式断面図である。図2(c)に示すように、液滴吐出ヘッド28はノズルプレート29を備え、ノズルプレート29にはノズル30が形成されている。ノズルプレート29の上側であってノズル30と相対する位置にはノズル30と連通するキャビティ38が形成されている。そして、液滴吐出ヘッド28のキャビティ38には収容タンク10に貯留されている液状体としての機能液39が供給される。
キャビティ38の上側には上下方向に振動してキャビティ38内の容積を拡大縮小する振動板40が設置されている。振動板40の上側でキャビティ38と対向する場所には上下方向に伸縮して振動板40を振動させる圧電素子41が配設されている。圧電素子41が上下方向に伸縮して振動板40を加圧して振動し、振動板40がキャビティ38内の容積を拡大縮小してキャビティ38を加圧する。それにより、キャビティ38内の圧力が変動し、キャビティ38内に供給された機能液39はノズル30を通って吐出される。
液滴吐出ヘッド28が圧電素子41を制御駆動するためのノズル駆動信号を受けると、圧電素子41が伸張して、振動板40がキャビティ38内の容積を縮小する。その結果、液滴吐出ヘッド28のノズル30からは、縮小した容積分の機能液39が液滴42として吐出される。
ノズル30から液滴42を吐出するとき液滴吐出ヘッド28に加えられるエネルギーの一部が熱に変換される。そして、液滴吐出ヘッド28は加熱されて、温度が上昇する。また、液滴42の吐出と並行して機能液39が供給される。供給される機能液39により液滴吐出ヘッド28へ熱量が入る。一方、液滴吐出ヘッド28から離脱する液滴42により液滴吐出ヘッド28から熱量が奪われる。また、液滴吐出ヘッド28が大気中に放熱することにより液滴吐出ヘッド28の熱量が奪われる。他にも液滴吐出ヘッド28からキャリッジ12に熱が伝動することにより、液滴吐出ヘッド28から熱量が奪われる。そして、液滴42の吐出を継続して行うとき液滴吐出ヘッド28の温度が平衡状態になる。
図3は、液滴吐出装置の電気制御ブロック図である。図3に示すように、液滴吐出装置1は液滴吐出装置1の動作を制御する制御部としての制御装置45を備えている。そして、制御装置45はプロセッサーとして各種の演算処理を行うCPU(中央演算処理装置)46と、各種情報を記憶するメモリー47とを備えている。
主走査駆動装置48、主走査位置検出装置5、副走査駆動装置49、副走査位置検出装置13、液滴吐出ヘッド28を駆動するヘッド駆動回路34は、入出力インターフェイス50及びデータバス51を介してCPU46に接続されている。さらに、入力装置52、表示装置53、重量測定装置20、温度測定装置23、キャッピングユニット18、ワイピングユニット19も入出力インターフェイス50及びデータバス51を介してCPU46に接続されている。同じく、保守装置15において、保守ステージ16を駆動する保守ステージ駆動装置54及び、保守ステージ16の位置を検出する保守ステージ位置検出装置55も入出力インターフェイス50及びデータバス51を介してCPU46に接続されている。
主走査駆動装置48はステージ4の移動を制御する装置であり、副走査駆動装置49はキャリッジ12の移動を制御する装置である。主走査位置検出装置5がステージ4の位置を認識し、主走査駆動装置48がステージ4を駆動することにより、ステージ4を所望の位置に移動及び停止することが可能になっている。同じく、副走査位置検出装置13がキャリッジ12の位置を認識し、副走査駆動装置49がキャリッジ12を駆動することにより、キャリッジ12を所望の位置に移動及び停止することが可能となっている。
入力装置52は液滴42を吐出する各種加工条件を入力する装置であり、例えば、基板7に液滴42を吐出する座標を図示しない外部装置から受信して入力する装置である。表示装置53は加工条件や作業状況を表示する装置であり、操作者は表示装置53に表示される情報を基に入力装置52を用いて操作を行う。
重量測定装置20は電子天秤及び受け皿を備え、液滴吐出ヘッド28が吐出する液滴42と液滴42を受ける受け皿との重量を電子天秤が測定する。重量測定装置20は、液滴42が吐出される前後の受け皿の重量を測定した後、測定値をCPU46に送信する。
保守ステージ駆動装置54は保守ステージ16を移動する装置である。そして、保守ステージ位置検出装置55が保守ステージ16の位置を検出した後、保守ステージ駆動装置54が保守ステージ16を移動することにより、所望の保守装置が液滴吐出ヘッド28と対向する場所に配置される。
メモリー47は、RAM、ROM等といった半導体メモリーや、ハードディスク、CD−ROMといった外部記憶装置を含む概念である。機能的には液滴吐出装置1における動作の制御手順が記述されたプログラムソフト56を記憶する記憶領域が設定される。さらに、基板7内における吐出位置の座標データである吐出位置データ57を記憶するための記憶領域も設定される。
他にも、液滴吐出ヘッド28を暖機駆動するときに液滴吐出ヘッド28を駆動する駆動回数データ等の暖機駆動データ58が設定される。さらに、ノズル30から吐出される液滴42の重量を測定するときに圧電素子41を駆動する測定用駆動データ59を記憶するための記憶領域が設定される。
さらに、基板7を主走査方向へ移動する主走査移動量とキャリッジ12を副走査方向へ移動する副走査移動量とを記憶するための記憶領域やCPU46のためのワークエリアやテンポラリーファイル等として機能する記憶領域やその他各種の記憶領域が設定される。
CPU46は、メモリー47内に記憶されたプログラムソフト56に従って基板7の所定位置に液滴42を吐出するための制御を行うものである。具体的な機能実現部として、液滴吐出ヘッド28から液滴42を吐出して描画するための制御を行う吐出演算部62を有する。吐出演算部62を詳しく分割すれば、吐出演算部62は基板7を主走査方向へ所定の速度で走査移動させるための制御を行う主走査制御部63を有する。他にも、吐出演算部62は液滴吐出ヘッド28を副走査方向へ所定の副走査量で移動させるための制御を行う副走査制御部64を有する。さらに、吐出演算部62は液滴吐出ヘッド28内に複数あるノズル30のうち、どのノズル30を作動させて機能液を吐出するかを制御する吐出制御部65等といった各種の機能演算部を有する。
他に、吐出する液滴42の重量測定をするための制御を行う重量測定制御部66を有する。さらに、暖機駆動する液滴吐出ヘッド28の選択や暖機駆動時間の制御を行う暖機制御部67や液滴吐出ヘッド28を保守するタイミングや保守装置15の動作を制御する保守装置制御部68を有する。
(吐出方法)
次に、上述した液滴吐出装置1を使って、液滴吐出ヘッド28から基板7に吐出する吐出方法について図4〜図7にて説明する。図4は、基板に液滴を吐出して塗布する製造工程を示すフローチャートである。図5〜図7は、液滴吐出装置を使った吐出方法を説明するための模式図である。
ステップS1は、温度特性調査工程に相当する。圧電素子を1回の駆動したときに吐出する液滴の量を単位吐出量とするとき、液滴吐出ヘッドの温度と単位吐出量との関係を調査する工程である。次にステップS2に移行する。ステップS2は、吐出量設定工程に相当し、描画パターンを参照して単位吐出量の目標値を設定する工程である。次にステップS3に移行する。ステップS3は、ヘッド温度推定工程に相当し、描画時のヘッド温度を推定する工程である。次にステップS4に移行する。ステップS4は、暖機工程に相当し、ノズルから液滴が吐出しない程度に圧電素子を駆動することにより、液滴吐出ヘッドを暖機駆動する工程である。次にステップS5に移行する。ステップS5は吐出量調整工程に相当し、ノズルから吐出する単位吐出量を調整する工程である。次に、ステップS6及びステップS7に移行する。ステップS6とステップS7とは並行して行われる。ステップS6は給材工程に相当し、基板を載置面に配置する工程である。次にステップS8に移行する。ステップS7は、暖機工程に相当し、ノズルから液滴が吐出しない程度に圧電素子を駆動することにより、液滴吐出ヘッドを暖機駆動する工程である。次にステップS8に移行する。ステップS8は、吐出工程に相当する。この工程は、基板上に液滴を吐出して描画する工程である。次にステップS9及びステップS10に移行する。ステップS9とステップS10とは並行して行われる。ステップS9は除材工程に相当し、基板を載置面から移動する工程である。次にステップS11に移行する。ステップS10は、暖機工程に相当し、ノズルから液滴が吐出しない程度に圧電素子を駆動することにより、液滴吐出ヘッドを暖機駆動する工程である。次にステップS11に移行する。ステップS11は、終了判断工程に相当する。まだ塗布していない基板があるとき、ステップS7に移行する。予定した総ての基板に機能液を塗布したとき基板に液滴を吐出して塗布する製造工程を終了する。
次に、図5〜図7を用いて、図4に示したステップと対応させて、液滴吐出ヘッドから吐出する単位吐出量の統計的ばらつきを少なくして基板に塗布する製造方法を詳細に説明する。
図5〜図6(a)は、ステップS1の温度特性調査工程に対応する図であり、図5(a)は、液滴吐出ヘッドの温度を測定する方法を説明するための模式図である。図5(a)に示すように、温度測定装置23を用いて、ノズル30付近の温度であるヘッド温度を計測する。重量測定装置20の横には、エリアセンサーを備えた赤外線カメラ71が配置され、赤外線カメラ71は、配列されているノズル30を撮像可能となっている。赤外線カメラ71には、温度分析装置72が電気的に接続され、赤外線カメラ71及び温度分析装置72等により温度測定装置23が構成されている。赤外線カメラ71は、ノズルプレート29が発光する赤外線を受光し、電気信号に変換して、温度分析装置72に出力する。温度分析装置72は、赤外線カメラ71が受光する光エネルギーを温度に変換する。従って、ノズルプレート29の各ノズル30の周囲における温度をヘッド温度として計測可能となっている。
重量測定装置20は、電子天秤73を備え、電子天秤73の上には受け皿74が配置され、受け皿74の中には、スポンジ状の受容体75が格納されている。ノズル30から吐出される液滴42が受容体75に着弾するとき、液滴42は、受容体75に吸収され、液滴42の一部が受け皿74の外へ飛び出さないようになっている。また、液滴42が揮発性のある液体を含んでいるとき、液滴42が、受容体75に染み込むことにより、液滴42が外気と接触し難くなり、揮発し難くなっている。
重量測定制御部66はノズル30から液滴42を重量測定装置20に向けて吐出させる。1つの吐出条件で吐出する吐出回数は、温度測定装置23の測定精度を鑑みて設定するのが好ましく、本実施形態では、例えば、100回を採用している。従って、10個の吐出条件を調査するとき、ノズル30から1000回吐出することとなる。電子天秤は、液滴吐出ヘッド28が液滴を吐出する前後で、受け皿の重量を測定する。重量測定装置20は、吐出前後の受け皿における重量の差分を演算して、吐出する液滴の重量を測定する。そして、重量測定制御部66は重量の差分を吐出回数で除算することにより、単位吐出量を算出する。
図5(b)は液滴吐出ヘッドの駆動波形を示すタイムチャートであり、液滴吐出ヘッド28から液滴42を連続吐出するときの一例である。吐出駆動波形76はヘッド駆動回路34が、圧電素子41を駆動する波形を3個分表示している。図の横軸は時間の経過を示し、時間は図中左から右へ推移する。縦軸は駆動電圧の変化を示し、図中上側が下側より高い電圧を示す。吐出駆動波形76は略台形の波形形状をしており、吐出時の駆動電圧のピーク値である吐出電圧77及び吐出パルス幅78はそれぞれ所定の電圧及び時間に設定されている。そして、吐出駆動波形76の周期である吐出波形周期79も所定の時間間隔に形成されている。吐出電圧77、吐出パルス幅78及び吐出波形周期79は圧電素子41や振動板40の動特性に合わせて設定する必要がある。従って、実際に吐出する予備試験を実施して最適な吐出条件を導くことが望ましい。吐出演算部62は吐出電圧77及び吐出パルス幅78を変更することにより単位吐出量を変更することができる。そして、ヘッド駆動回路34は吐出駆動波形76を保持して液滴42を吐出する。
図5(c)は液滴吐出ヘッドの駆動波形を示すタイムチャートであり、図5(b)に示す吐出駆動波形76の時間軸を長く表示した図である。吐出駆動波形80は、ヘッド駆動回路34が圧電素子41を駆動する波形を多数表示している。図の横軸は時間の経過を示し、時間は図中左から右へ推移する。縦軸は駆動電圧の変化を示し、図中上側が下側より高い電圧を示す。そして、吐出駆動波形80は液滴42を吐出する吐出区間80aと液滴42を吐出しない休止区間80bとがある。休止区間80bは描画パターンで吐出しない場所と対向する場所に液滴吐出ヘッド28が位置する状態である。さらに、改行時にステージ4の移動方向を変更する状態も休止区間80bに該当する。このように、ステップS1ではステップS8の吐出工程で吐出する描画パターンに対応する吐出駆動波形80を用いて液滴吐出ヘッド28を駆動する。
図5(d)は液滴吐出ヘッドの温度の推移を示すグラフである。図5(d)において図の横軸は時間の経過を示し、時間は図中左から右へ推移する。縦軸は、ヘッド温度の変化を示し、図中上側が下側より高い温度を示す。ヘッド温度推移線81が示すように時間の経過に従ってヘッド温度の変化が小さくなる。ヘッド温度推移線81はヘッド温度が上昇する例を示したが、ヘッド温度は下降する場合もある。いずれの場合にも時間が経過するとヘッド温度の変化が小さくなる。そして、変化のなくなった時のヘッド温度を描画時ヘッド温度82とする。
図6(a)は単位吐出量と描画時ヘッド温度との相関関係を示すグラフである。図6(a)において図の横軸は単位吐出量を示し、図中右側は左側より吐出量が大きくなっている。縦軸は、描画時ヘッド温度82の変化を示し、図中上側が下側より高い温度を示す。そして、第1相関線83a〜第3相関線83cはそれぞれ第1ヘッド28a〜第3ヘッド28cにおける吐出量ヘッド温度相関データとしての相関線83の例を示している。相関線83が示すように単位吐出量が大きい方が描画時ヘッド温度82が大きくなっている。この特性は液滴吐出ヘッド28の構成、液滴吐出ヘッド28の周辺の温度、収容タンク10内の機能液39の温度等により変わるので、液滴吐出ヘッド28毎に調査する必要がある。
ステップS2の吐出量設定工程において操作者は単位吐出量の目標値84を設定する。このとき、操作者は描画パターンに合わせて単位吐出量を設定する。描画パターンが微細なパターンのとき単位吐出量を小さくすることにより、液滴吐出装置1は細い線や細い点を描画することができる。描画パターンが微細でないときには単位吐出量を大きくすることにより、液滴吐出装置1は生産性良く描画パターンを描画することができる。
ステップS3のヘッド温度推定工程において暖機制御部67は各液滴吐出ヘッド28の描画時ヘッド温度82を推定する。このとき、暖機制御部67は相関線83と単位吐出量の目標値84とを用いて各液滴吐出ヘッド28における描画時ヘッド温度82を演算する。具体的には、相関線83の式において単位吐出量に目標値84を代入して描画時ヘッド温度82を算出する。
図6(b)及び図6(c)はステップS4の暖機工程に対応する図である。図6(b)には暖機駆動するときの一例である非吐出駆動波形85が3個分表示されている。非吐出駆動波形85は液滴吐出ヘッド28から液滴42を吐出せずに駆動するときの波形を示している。非吐出駆動波形85は略台形の波形形状をしており、非吐出時の駆動電圧のピーク値である非吐出電圧86は液滴42を吐出しない範囲で圧電素子41を振動させる。非吐出電圧86と描画時ヘッド温度82との関係は予め調査する。そして、所定の非吐出電圧86にて液滴吐出ヘッド28を続けて駆動することにより液滴吐出ヘッド28の温度が描画時ヘッド温度82になるように非吐出電圧86を設定する。非吐出時のパルス幅である非吐出パルス幅87は、吐出パルス幅78と同じ値を採用している。そして、非吐出駆動波形85の波形周期である非吐出波形周期88は、圧電素子41が振動する間隔に設定する。非吐出波形周期88は、本実施形態では、例えば、吐出波形周期79と同一の時間間隔を採用している。非吐出パルス幅87及び非吐出波形周期88は必ずしも吐出パルス幅78及び吐出波形周期79と同じでなくとも良い。非吐出電圧86、非吐出パルス幅87及び非吐出波形周期88のうち制御しやすい要素を調整しても良い。
図6(c)に示すように、副走査制御部64はキャリッジ12を移動させることにより、第1ヘッド28aを重量測定装置20と対向する場所に移動する。そして、液滴吐出ヘッド28を非吐出駆動波形85にて駆動することにより、液滴吐出ヘッド28の温度を描画時ヘッド温度82に制御する。尚、キャリッジ12を移動する間においても、液滴吐出ヘッド28を非吐出駆動波形85にて駆動しても良い。生産性良く液滴吐出ヘッド28の温度を描画時ヘッド温度82にすることができる。
図6(d)はステップS5の吐出量調整工程に対応する図である。図6(d)に示すように、ステップS5において、第1ヘッド28aから重量測定装置20に液滴42を吐出して重量測定制御部66が単位吐出量を検出する。例えば、重量測定制御部66が液滴42を100回吐出させた後、吐出された液滴42の重量を測定する。その後、測定値を100回にて除算することにより単位吐出量を算出する。そして、単位吐出量の検出と吐出電圧77の調整とを繰り返すことにより、重量測定制御部66は第1ヘッド28aの単位吐出量を目標値84の吐出量に調整する。重量測定制御部66が第1ヘッド28aの単位吐出量を調整する間にも暖機制御部67は非吐出駆動波形85にて第2ヘッド28b及び第3ヘッド28cを暖機駆動する。続いて、重量測定制御部66は第2ヘッド28b及び第3ヘッド28cについても同様に単位吐出量を目標値84の吐出量に調整する。
図7(a)はステップS6の給材工程及びステップS7の暖機工程に対応する図である。図7(a)に示すように、ステップS6において主走査制御部63は液滴吐出ヘッド28と対向しない場所にステージ4を移動させる。次に、操作者は基板7を移動し、載置面6上に基板7を載置する。基板7が大きい場合には図示しない移動専用ロボット等の装置を用いて基板7を移動しても良い。続いて、操作者は基板7の位置を調整した後、吸引式の基板チャック機構を作動させることにより基板7を載置面6に固定する。
ステップS6と並行してステップS7が行われる。暖機制御部67は非吐出駆動波形85にて液滴吐出ヘッド28を駆動する。そして、液滴吐出ヘッド28の温度は描画時ヘッド温度82に維持される。
図7(b)はステップS8の吐出工程に対応する図である。図7(b)に示すように、ステップS8において、主走査制御部63が主走査駆動装置48を駆動してステージ4を主走査方向に走査移動させる。そして、ノズル30が所定の場所に位置するとき、吐出制御部65がヘッド駆動回路34を駆動してノズル30から液滴42を吐出させる。続いて、液滴吐出装置1は副走査移動と主走査移動とを繰り返して予定した総ての場所に液滴42を吐出する。
図7(c)は、ステップS9の除材工程に及びステップS10の暖機工程に対応する図である。図7(c)に示すように、ステップS9において、主走査制御部63は液滴吐出ヘッド28と対向しない場所にステージ4を移動させる。次に、吸引式の基板チャック機構の作動を停止させることにより制御装置45は基板7の載置面6への固定を解除する。続いて、操作者は基板7を載置面6上から移動する。ステップS9と並行してステップS10が行われる。暖機制御部67は非吐出駆動波形85にて液滴吐出ヘッド28を駆動する。そして、液滴吐出ヘッド28の温度は描画時ヘッド温度82に維持される。ステップS11の終了判断工程にて作業を継続するか終了するかを判断する。以上の工程により描画作業を終了する。基板7に着弾した液滴42は次の工程にて加熱、乾燥等の処理をすることにより固化及び硬化される。
(比較例)
図7(d)は、暖機工程が行われないときのヘッド温度の推移を説明するためのグラフである。図7(d)において図の横軸は時間の経過を示し、時間は図中左から右へ推移する。縦軸はヘッド温度の変化を示し図中上側が下側より高い温度を示す。ヘッド温度推移線89はヘッド温度が描画時ヘッド温度82より低い状態から吐出を開始して、描画時ヘッド温度82に接近する様子を示している。尚、液滴吐出ヘッド28が液滴42を吐出する毎に液滴吐出ヘッド28温度が上昇する例を示す。このとき、液滴吐出ヘッド28が液滴42を吐出するときにはヘッド温度が上昇する。そして、ステップS6の給材工程及びステップS9の除材工程では液滴吐出ヘッド28が液滴42を吐出せずに待機するのでヘッド温度が下降する。従って、ヘッド温度推移線89は三角波状に変動しながら描画時ヘッド温度82に接近する。このとき、ヘッド温度と単位吐出量とは比例するので、ヘッド温度の変動に伴い吐出量も変動する。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、ステップS2の吐出量設定工程にて単位吐出量が設定される。そして、ステップS3のヘッド温度推定工程において吐出工程における描画時ヘッド温度82が推定される。次に、ステップS7及びステップS10の暖機工程において液滴吐出ヘッド28の温度が描画時ヘッド温度82に調整される。その後、ステップS5の吐出量調整工程にて液滴吐出ヘッド28の単位吐出量が調整される。従って、単位吐出量は描画時ヘッド温度82における単位吐出量に調整される為、単位吐出量が精度良く調整される。
(2)本実施形態によれば、ステップS7及びステップS10の暖機工程において液滴吐出ヘッド28の温度が描画時ヘッド温度82に調整される。その後、ステップS8の吐出工程にて基板7へ液滴42が吐出される。従って、吐出工程にて開始した後で時間の経過にともなうヘッド温度の変化を小さくすることができる。その結果、単位吐出量の変化を小さくできる為、基板7に吐出される液滴42の量の変動を小さくすることができる。
(3)本実施形態によれば、ステップS3のヘッド温度推定工程において、相関線83と単位吐出量の目標値84とを用いて描画時ヘッド温度82を推定している。液滴吐出ヘッド28を変更しないときには相関線83は変化し難いため、単位吐出量の目標値を変更するときには相関線83を用いて描画時ヘッド温度82を推定することができる。そして、簡便に描画時ヘッド温度82を推定することができる。
(4)本実施形態によれば、ステップS1の温度特性調査工程では描画パターンにおける吐出駆動波形80を用いて相関線83を作成している。そして、ステップS3のヘッド温度推定工程では単位吐出量の目標値84を用いて描画時ヘッド温度82を推定している。描画パターンが異なるとき吐出パターンが異なる。吐出パターンが異なるとき液滴吐出ヘッド28内で発熱する熱量と放熱する熱量が異なる。従って、描画パターンを用いて描画時ヘッド温度82を推定することにより、さらに精度良く描画時ヘッド温度82を推定することができる。
(第2の実施形態)
次に、液滴吐出装置の一実施形態について図8及び図9の描画時ヘッド温度の推定方法を説明するための模式図を用いて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、液滴吐出ヘッドを交換するときに描画時ヘッド温度を推定する点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では基準となる液滴吐出ヘッド28を1つ設定してその液滴吐出ヘッド28が単位吐出量の目標値84の液滴42を吐出するときの温度特性を調査する。図8(a)において、図の横軸は時間の経過を示し、時間は図中左から右へ推移する。縦軸はヘッド温度の変化を示し、図中上側が下側より高い温度を示す。ヘッド温度推移線92は、基準となる液滴吐出ヘッド28における温度特性の例を示す。ヘッド温度推移線92が示すように時間の経過に従ってヘッド温度の変化が小さくなる。ヘッド温度推移線92はヘッド温度が上昇する例を示したが、ヘッド温度は下降する場合もある。いずれの場合にも時間が経過するとヘッド温度の変化が小さくなる。そして、変化のなくなった時のヘッド温度を描画時ヘッド基準温度93とする。
次に、推定する対象の液滴吐出ヘッド28の特性を調査する。図8(b)は液滴吐出ヘッドの電気等価回路を示している。図8(b)に示すように、液滴吐出ヘッド28内の回路を構成する配線及び圧電素子41はゲート抵抗94及びピエゾ容量95の直列回路として表される。1つの液滴吐出ヘッド28には複数の圧電素子41が配置されているので、液滴吐出ヘッド28は複数の直列回路から構成されている。複数のゲート抵抗94の平均値をゲート平均抵抗値とし、複数のピエゾ容量95の平均値をピエゾ平均容量値とする。基準となる液滴吐出ヘッド28においてゲート平均抵抗値とピエゾ平均容量値を測定する。そして、基準となる液滴吐出ヘッド28におけるゲート平均抵抗値を基準ゲート抵抗94aとしピエゾ平均容量値を基準ピエゾ容量95aとする。
ステップS1の温度特性調査工程では操作者がゲート平均抵抗値とヘッド温度との関係を調査する。図8(c)はゲート平均抵抗値とヘッド温度との相関関係を示すグラフである。図8(c)において、横軸はゲート平均抵抗値を示し図中右側の値は左側より高くなっている。縦軸は描画時ヘッド温度82を示し、図中上側は下側より温度が高くなっている。ステップS1において、ゲート抵抗ヘッド温度相関線96を算出する。ゲート抵抗ヘッド温度相関線96はゲート平均抵抗値の変動と描画時ヘッド温度82との相関関係を示す。図中ゲート抵抗ヘッド温度相関線96は右上がりの線分となっているが、1例であり液滴吐出ヘッド28の特性により変わる。ステップS3のヘッド温度推定工程では、描画時ヘッド温度82を推定する対象の液滴吐出ヘッド28のゲート平均抵抗値94bを測定する。そして、基準ゲート抵抗94aとゲート平均抵抗値94bとの差にゲート抵抗ヘッド温度相関線96を適用する。ゲート平均抵抗値94bにおける描画時ヘッド温度82と描画時ヘッド基準温度93との差である第1ヘッド温度影響量93aを算出する。第1ヘッド温度影響量93aはゲート平均抵抗値の差がヘッド温度に及ぼす影響を示している。
ピエゾ容量95においても同様の方法を用いる。つまり、ステップS1の温度特性調査工程では、ピエゾ平均容量値とヘッド温度との関係を調査する。図8(d)はピエゾ平均容量値とヘッド温度との相関関係を示すグラフである。図8(d)において、横軸はピエゾ平均容量値を示し図中右側の値は左側より大きくなっている。縦軸は描画時ヘッド温度82を示し、図中上側は下側より温度が高くなっている。ステップS1において、ピエゾ容量ヘッド温度相関線97を算出する。ピエゾ容量ヘッド温度相関線97はピエゾ平均容量値の変動とヘッド温度との相関関係を示す。図中ピエゾ容量ヘッド温度相関線97は右上がりの線分となっているが、1例であり液滴吐出ヘッド28の特性により変わる。ステップS3のヘッド温度推定工程では、描画時ヘッド温度82を推定する対象の液滴吐出ヘッド28におけるピエゾ平均容量値95bを測定する。そして、基準ピエゾ容量95aとピエゾ平均容量値95bとの差にピエゾ容量ヘッド温度相関線97を適用する。ピエゾ平均容量値95bにおける描画時ヘッド温度82と描画時ヘッド基準温度93との差である第2ヘッド温度影響量93bを算出する。第2ヘッド温度影響量93bはピエゾ平均容量値がヘッド温度に及ぼす影響を示している。
ノズル30の穴径が変わるとき液滴42の吐出状況が変わるので、ノズル30の穴径も描画時ヘッド温度82に影響を与える。そして、ノズル30の穴径においても同様の方法を用いて描画時ヘッド温度82に与える影響を算出できる。1つの液滴吐出ヘッド28には複数のノズル30が配置されている。複数のノズル30の穴径の平均値をノズル穴径平均値とする。穴径は直径でも半径でもよい。本実施形態では、例えば、直径を採用している。基準となる液滴吐出ヘッド28においてノズル穴径平均値を測定する。そして、基準となる液滴吐出ヘッド28におけるノズル穴径平均値を基準穴径30aとする。
ステップS1の温度特性調査工程では、ノズル穴径平均値とヘッド温度との関係を調査する。図9(a)はノズル穴径平均値とヘッド温度との相関関係を示すグラフである。図9(a)において、横軸はノズル穴径平均値を示し図中右側の値は左側より小さくなっている。縦軸は描画時ヘッド温度82を示し、図中上側は下側より温度が高くなっている。ステップS1において、ノズル穴径ヘッド温度相関線98を算出する。図中ノズル穴径ヘッド温度相関線98は右上がりの線分となっているが、1例であり液滴吐出ヘッド28の特性により変わる。ステップS3のヘッド温度推定工程では、描画時ヘッド温度82を推定する対象の液滴吐出ヘッド28のノズル穴径平均値30bを測定する。そして、基準穴径30aとノズル穴径平均値30bとの差にノズル穴径ヘッド温度相関線98を適用する。ノズル穴径平均値30bにおける描画時ヘッド温度82と描画時ヘッド基準温度93との差である第3ヘッド温度影響量93cを算出する。第3ヘッド温度影響量93cはノズル穴径平均値がヘッド温度に及ぼす影響を示している。
機能液39の粘度が変わるとき液滴42の吐出状況が変わるので、機能液39の粘度も描画時ヘッド温度82に影響を与える。そして、機能液39の粘度においても同様の方法を用いて描画時ヘッド温度82に与える影響を算出できる。基準となる液滴吐出ヘッド28の特性を調査したときにおける機能液39の粘度を基準機能液粘度39aとする。
ステップS1の温度特性調査工程では、機能液粘度とヘッド温度との関係を調査する。図9(b)は機能液粘度とヘッド温度との相関関係を示すグラフである。図9(b)において、横軸は機能液粘度を示し図中右側の値は左側より高くなっている。縦軸は描画時ヘッド温度82を示し、図中上側は下側より温度が高くなっている。ステップS1において、機能液粘度ヘッド温度相関線99を算出する。図中機能液粘度ヘッド温度相関線99は右上がりの線分となっているが、1例であり液滴吐出ヘッド28の特性により変わる。ステップS3のヘッド温度推定工程では、描画時ヘッド温度82を推定するときの機能液39の粘度を測定し、機能液粘度39bを検出する。そして、基準機能液粘度39aと機能液粘度39bとの差に機能液粘度ヘッド温度相関線99を適用する。機能液粘度39bにおける描画時ヘッド温度82と描画時ヘッド基準温度93との差である第4ヘッド温度影響量93dを算出する。第4ヘッド温度影響量93dは機能液粘度がヘッド温度に及ぼす影響を示している。
ステップS3のヘッド温度推定工程において、暖機制御部67は描画時ヘッド基準温度93に第1ヘッド温度影響量93a〜第4ヘッド温度影響量93dを加減算することにより描画時ヘッド温度の推定値を算出する。このとき、暖機制御部67は第1ヘッド温度影響量93a〜第4ヘッド温度影響量93dの中で、温度上昇させる要因を加算して温度下降させる要因を減算する。そして、ステップS4、ステップS7、ステップS10の暖機工程では液滴吐出ヘッド28の温度が算出した描画時ヘッド温度になるように暖機駆動を行う。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、ヘッド特性、機能液39の粘度及び単位吐出量の目標値を用いて描画時ヘッド温度を推定している。従って、液滴吐出ヘッド28や機能液39が交換されるときにも描画時ヘッド温度を推定することができる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、液滴吐出ヘッド28の温度を測定する温度計に、赤外線カメラ71を用いたが、他の温度計を用いても良い。液滴吐出ヘッド28の温度を検出可能であれば良い。他に、例えば、熱電対、白金測温抵抗体、水晶振動子等を、サーミスタを温度センサーとして使用することができる。ノズル温度に対して感度の良いセンサーを用いることにより、精度良く温度を検出することができる。これらのセンサーを液滴吐出ヘッド28の内部に内蔵させても良い。液滴吐出ヘッド28内の機能液39に近い温度を検出することができる。
(変形例2)
第1の実施形態において、ノズル30から吐出する液滴42の重量を測定して、吐出量を推定したが、吐出量の体積を測定して、吐出量を測定しても良い。例えば、断面積が一定の管に吐出する液滴42を溜めて、管内における液体の長さを測定することにより体積を計測し、吐出量を推定しても良い。機能液39の溶媒が揮発性の高い液体の場合には溶媒が揮発し難い状態で計測することができる。
(変形例3)
前記第1の実施形態では、基板7に液滴42を吐出して描画したが、基板7以外の物でもよい。例えば、円筒、球体、紡錘状の構造物、直方体、基板7に電子素子を実装した電子基板でもよい。他にも金属、樹脂等のシートでも良い。これらの描画に応用することができる。いずれの場合においても、精度の良い吐出量にて描画することができる。
(変形例4)
前記第1の実施形態では、キャビティ38を加圧する加圧手段に、圧電素子41を用いたが、他の方法でも良い。例えば、コイルと磁石とを用いて、加圧しても良い。他に、キャビティ38内にヒーター配線を配置して、機能液39に含む気体を膨張して加圧しても良い。さらに、静電気の引力及び斥力を用いて振動板40を変形させて、加圧しても良い。いずれの場合にも、機能液39を吐出しないとき、機能液39を吐出しない程度に加圧手段を動作することにより、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例5)
前記第1の実施形態では、ステージ4が主走査移動を行い、キャリッジ12が副走査移動をした。逆でも良い。つまり、ステージ4が副走査移動を行い、キャリッジ12が主走査移動をしても良い。他にも、キャリッジ12が液滴吐出ヘッド28を主走査方向及び副走査方向に移動させる構造にしても良い。そして、基板7をベルトコンベア等の移動装置に配置した状態においてノズル30から液滴42を基板7に吐出しても良い。基板7の給材及び除材をし易くできる。
(変形例6)
前記第1の実施形態では、ステージ4を用いて基板7を主走査方向に移動した。基板7の代わりにシート状のワークをもちいるときには、ステージ4の代わりにプラテンとローラーとを用いてシートを副走査方向4aに移動しても良い。長尺のシートに長いパターンを描画することができる。
(変形例7)
前記第1の実施形態では、圧電素子41を振動させることにより暖機駆動した。暖機駆動する方法はこれに限らない。液滴吐出ヘッド28に発熱源を配置して暖機してもよい。さらに、液滴吐出ヘッド28内に温度センサーを配置して液滴吐出ヘッド28の温度を制御しても良い。尚、変形例1〜変形例7の内容は前記第2の実施形態にも適用できる。
(変形例8)
前記第2の実施形態ではゲート抵抗94、ピエゾ容量95、ノズル30の穴径、機能液39の粘度を用いて描画時ヘッド温度82を推定した。これら総ての特性を使わなくとも良い。これらの特性のうち少なくとも1つの特性の違いを用いて描画時ヘッド温度82を推定しても良い。特に影響の大きな要素を用いて推定しても良い。簡便に描画時ヘッド温度82を推定することができる。
7…基材としての基板、28…液滴吐出ヘッド、42…液滴、82…描画時ヘッド温度、83…吐出量ヘッド温度相関データとしての相関線、84…目標値。

Claims (5)

  1. 液滴吐出ヘッドから基材へ液滴を吐出する吐出方法であって、
    1回の吐出で前記液滴吐出ヘッドから吐出する単位吐出量の目標値を設定する吐出量設定工程と、
    前記基材へ前記液滴を吐出する吐出工程と、
    前記単位吐出量の前記目標値を用いて前記吐出工程における前記液滴吐出ヘッドの温度である描画時ヘッド温度を推定するヘッド温度推定工程と、
    前記液滴吐出ヘッドの温度を前記描画時ヘッド温度にする暖機工程と、を有し、
    前記吐出工程の前に前記暖機工程が行われることを特徴とする吐出方法。
  2. 請求項1に記載の吐出方法であって、
    前記液滴吐出ヘッドの前記単位吐出量を前記目標値に調整する吐出量調整工程、をさらに有し、前記吐出量調整工程の前に前記暖機工程が行われることを特徴とする吐出方法。
  3. 請求項2に記載の吐出方法であって、
    前記ヘッド温度推定工程では、前記単位吐出量と前記描画時ヘッド温度との関係を示す吐出量ヘッド温度相関データと前記単位吐出量の前記目標値とを用いて前記描画時ヘッド温度を推定することを特徴とする吐出方法。
  4. 請求項2に記載の吐出方法であって、
    前記ヘッド温度推定工程では、ヘッド特性及び前記液滴を構成する液状体の粘度と前記描画時ヘッド温度との関係を示す各ヘッド温度相関データの内少なくとも1つと前記単位吐出量の前記目標値とを用いて前記描画時ヘッド温度を推定することを特徴とする吐出方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の吐出方法であって、
    前記ヘッド温度推定工程では、前記吐出工程において前記基材へ前記液滴を吐出する描画パターンを用いて前記描画時ヘッド温度を推定することを特徴とする吐出方法。
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