JP5302813B2 - 堆積物対策用カバー及びプラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、堆積物対策用カバー及びプラズマ処理装置に関する。
従来から、半導体装置の製造分野等においては、密閉可能とされた処理チャンバー内にプラズマを発生させて半導体ウエハ等の被処理基板の処理を行うプラズマ処理装置が知られている。このようなプラズマ処理装置の1つとして、プラズマエッチング装置が知られている。
上記のプラズマエッチング装置等では、プラズマエッチングに伴って処理チャンバー内に堆積物が付着する場合がある。このような堆積物は、剥離してパーティクルとなり、エッチング処理を行う半導体ウエハ等に付着する虞がある。このため、従来から定期的に処理チャンバー内をクリーニングすることが行われている。
また、処理チャンバーのプラズマ生成空間の部分の壁を覆う円筒状のライナーを設け、このライナーを定期的に交換又は取り外してクリーニングすることによって、処理チャンバー内から堆積物を除去することが行われている(例えば、特許文献1参照。)
特開2008−270595号公報
上記したとおり、従来においては、処理チャンバーのプラズマ生成空間の部分の壁を覆う円筒状のライナー等を設け、このライナーを定期的に交換又は取り外してクリーニングすることが行われている。
しかしながら、処理チャンバーのプラズマ生成用の空間部分のみではなく、本来プラズマが入り込まないと想定されている部分、例えば、被処理基板を載置する載置台の周囲を囲むように配置され、排気を行うための透孔又はスリット等が形成されたバッフル板の下側に位置する部分等にも堆積物が付着する場合がある。そして、このような部分に堆積物が付着した場合で、かつ、パーツを取り外してクリーニングすることが難しい場合、処理チャンバー内におけるクリーニング作業によって堆積物を完全に除去することが困難で、クリーニング作業に時間がかかるという問題がある。
また、このような部分を覆う着脱自在なカバーを設けるとすると、異常放電を防止するため少なくとも表面を絶縁性としなければならず、かつ、耐プラズマ性に優れた材質を選択しなければならないため、製造コストの増大を招くという問題がある。
本発明は、上記従来の事情に対処してなされたもので、本来プラズマが入り込まないと想定されている部位等における堆積物に対して、製造コストの増大を招くことなく簡易に対策を行うことのできる堆積物対策用カバー及びプラズマ処理装置を提供しようとするものである。
本発明にかかる堆積物対策用カバーは、内部でプラズマを発生させて基板を処理する処理チャンバー内に、所定部位を覆うように着脱自在に配置される堆積物対策用カバーであって、表面に陽極酸化処理を施したアルミニウム製の板材からなり、カバー本体から突出するように設けられた電極部を使用して前記陽極酸化処理を実施し、前記陽極酸化処理後に前記電極部を除去してアルミニウムの素地面の露出部面積を減少させ、かつ、前記電極部を除去した切断面が前記処理チャンバー内において前記プラズマに直接晒されない部位に設けられていることを特徴とする。
本発明にかかるプラズマ処理装置は、内部でプラズマを発生させて基板を処理する処理チャンバーを具備したプラズマ処理装置において、表面に陽極酸化処理を施したアルミニウム製の板材からなり、カバー本体から突出するように設けられた電極部を使用して前記陽極酸化処理を実施し、前記陽極酸化処理後に前記電極部を除去してアルミニウムの素地面の露出部面積を減少させ、かつ、前記電極部を除去した切断面が前記処理チャンバー内において前記プラズマに直接晒されない部位に設けられている堆積物対策用カバーが、前記処理チャンバー内の所定部位を覆うように着脱自在に配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、本来プラズマが入り込まないと想定されている部位等における堆積物に対して、製造コストの増大を招くことなく簡易に対策を行うことのできる堆積物対策用カバー及びプラズマ処理装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る堆積物対策用カバーの構成を模式的に示す図。 本発明の一実施形態に係るプラズマエッチング装置の構成を模式的に示す図。 図2のプラズマエッチング装置の要部構成を模式的に示す図。 図2のプラズマエッチング装置の要部構成を模式的に示す図。 図1の堆積物対策用カバーの使用状態を説明するための図。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1(a),(b)は、本発明の一実施形態に係る堆積物対策用カバー110の構成を説明するための図である。同図に示す堆積物対策用カバー110は、アルミニウム製の板材から所定形状に構成されている。
図1(a)に示すように、製造途中の堆積物対策用カバー110には、陽極酸化処理を施す際に使用するための電極部112が、カバー本体111から突出するように形成されている。堆積物対策用カバー110のうち、カバー本体111の部分には、陽極酸化処理を施すことによって、陽極酸化被膜が形成される。一方、電極部112は、陽極酸化処理を施す際に電極として使用されるため、その表面に陽極酸化被膜が形成されず、アルミニウムの素地面の露出した状態となっている。
このため、図1(b)に示すように、本実施形態では、堆積物対策用カバー110のカバー本体111の部分に陽極酸化処理を施した後、電極部112を除去し、この電極部112を除去した状態で、堆積物対策用カバー110として使用する。
したがって、図1(b)に示す状態では、アルミニウムの素地面の露出した部位は、電極部112を除去した際に形成された切断面112aのみとなり、図1(a)に示す電極部112を除去する前の状態に比べてアルミニウムの素地面の露出部面積が減少した状態となっている。また、切断面112aは、後述するように堆積物対策用カバー110がプラズマエッチング装置等の処理チャンバー内に配置された際に、プラズマに直接晒されない部位に形成されるようになっている。この状態で堆積物対策用カバー110を使用することにより、異常放電が発生する可能性を削減することができる。
また、上記のように、表面に陽極酸化処理を施したアルミニウム製の板材を使用することにより、例えば、耐プラズマ性に優れたファインセラミックスを溶射にて金属板の全体に付着させた場合等に比べて製造コストを削減することができる。
次に、上記構成の堆積物対策用カバー110を配置するプラズマ処理装置(本実施形態ではプラズマエッチング装置)の構成を、図2を参照して説明する。このプラズマエッチング装置は、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなる略円筒状の処理チャンバー2を具備しており、この処理チャンバー2は接地されている。
処理チャンバー2内の底部にはセラミックスなどの絶縁板3を介して、半導体ウエハWを載置するための略円柱状のサセプタ支持台4が設けられている。さらに、このサセプタ支持台4の上には、下部電極を兼ねたサセプタ(載置台)5が設けられている。このサセプタ5には、ハイパスフィルター(HPF)6が接続されている。
サセプタ支持台4の内部には、冷媒室7が設けられており、この冷媒室7には、冷媒が冷媒導入管8を介して導入されて循環し冷媒排出管9から排出される。そして、その冷熱がサセプタ5を介して半導体ウエハWに対して伝熱され、これにより半導体ウエハWが所望の温度に制御される。
サセプタ5は、その上側中央部が凸状の円板状に成形され、その上に、円形で、半導体ウエハWと略同径の静電チャック11が設けられている。静電チャック11は、絶縁材の間に電極12を配置して構成されている。そして、電極12に接続された直流電源13から例えば1.5kVの直流電圧が印加されることにより、例えばクーロン力によって半導体ウエハWを静電吸着する。
絶縁板3、サセプタ支持台4、サセプタ5、静電チャック11には、半導体ウエハWの裏面に、伝熱媒体(例えばHeガス等)を供給するためのガス通路14が形成されており、この伝熱媒体を介してサセプタ5の冷熱が半導体ウエハWに伝達され半導体ウエハWが所定の温度に維持されるようになっている。
サセプタ5の上端周縁部には、静電チャック11上に載置された半導体ウエハWを囲むように、環状のフォーカスリング15が配置されている。このフォーカスリング15は、例えば、シリコンなどの導電性材料から構成されており、エッチングの均一性を向上させる作用を有する。
サセプタ5の上方には、このサセプタ5と平行に対向して上部電極21が設けられている。この上部電極21は、絶縁材22を介して、処理チャンバー2の上部に支持されている。上部電極21は、電極板24と、この電極板24を支持する導電性材料からなる電極支持体25とによって構成されている。電極板24は、例えば、SiやSiC等の導電体または半導体で構成され、多数の吐出孔23を有する。この電極板24は、サセプタ5との対向面を形成する。
上部電極21における電極支持体25の中央にはガス導入口26が設けられ、このガス導入口26には、ガス供給管27が接続されている。さらにこのガス供給管27には、バルブ28、並びにマスフローコントローラ29を介して、処理ガス供給源30が接続されている。処理ガス供給源30から、プラズマエッチング処理のためのエッチングガスが供給される。
処理チャンバー2の底部には排気管31が接続されており、この排気管31には排気装置35が接続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなどの真空ポンプを備えており、処理チャンバー2内を所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力まで真空引き可能なように構成されている。また、処理チャンバー2の側壁にはゲートバルブ32が設けられており、このゲートバルブ32を開いた状態で、半導体ウエハWを隣接するロードロックチャンバ(図示せず。)との間で搬送する。
上部電極21には、第1の高周波電源40が接続されており、その給電線には整合器41が介挿されている。また、上部電極21にはローパスフィルター(LPF)42が接続されている。この第1の高周波電源40は、27〜150MHzの範囲の周波数を有している。このように高い周波数の高周波電力を印加することにより処理チャンバー2内に好ましい解離状態でかつ高密度のプラズマを形成することができる。
下部電極としてのサセプタ5には、第2の高周波電源50が接続されており、その給電線には整合器51が介挿されている。この第2の高周波電源50は、第1の高周波電源40より低い周波数の範囲を有しており、このような範囲の周波数の高周波電力を印加することにより、被処理基板である半導体ウエハWに対してダメージを与えることなく適切なイオン作用を与えることができる。第2の高周波電源50の周波数は、例えば1〜20MHzの範囲が好ましい。
また、処理チャンバー2の内壁に沿って処理チャンバー2にエッチング副生物(デポ)が付着することを防止するためのデポシールド80が着脱自在に設けられている。すなわち、デポシールド80が処理チャンバー壁を構成している。また、デポシールド80は、サセプタ支持台4、サセプタ5の外周にも設けられている。処理チャンバー2の底部近傍の処理チャンバー壁側のデポシールド80とサセプタ支持台4側のデポシールド80との間にはバッフル板(排気プレート)83が設けられている。デポシールド80およびバッフル板83としては、アルミニウム材にY等のセラミックスを被覆したものを好適に用いることができる。バッフル板83には、排気のための透孔又はスリットが設けられており、このバッフル板83は、サセプタ5の周囲の円環状の領域から均一に排気を行えるようにするとともに、バッフル板83の下流側にプラズマが侵入することを抑制するためのものである。
本実施形態では、上記のバッフル板83の下部に位置する所定部分を覆うように、堆積物対策用カバー110が設けられている。すなわち、環状に配置されているバッフル板83の下側には、図3に示すように排気流路120が形成されている部位の他に構造的な制約によって、排気流路120が形成されていない排気流路非形成部位121,122,123がある。これらの排気流路非形成部位121,122,123に夫々の形状に合わせて形成された堆積物対策用カバー110が着脱自在に設けられている。なお、図4は、図3に示した処理チャンバー2の部位を示す一部切り欠き斜視図である。
図5(a)に示すように、上記の排気流路非形成部位121,122,123では、処理チャンバー2内で実施するプロセスによっては、バッフル板83の透孔を介して侵入するプラズマ等の影響により堆積物が付着する場合がある。しかしながら、このようなバッフル板83の下側の部位は、通常ではプラズマが侵入することはなく堆積物が付着する部位としては想定されていない。このため、このような部位に堆積物が付着すると、その付着部位を取り外してクリーニングすることはできず、狭い処理チャンバー2内でクリーニング作業を行わなければならないため、クリーニングに時間を要するとともに、完全に堆積物を除去することが困難な状態となる。
一方、本実施形態では、図5(b)に示すように、上記の排気流路非形成部位121,122,123が、堆積物対策用カバー110で覆われているため、堆積物がこの堆積物対策用カバー110に付着し、これを取り外して交換又はクリーニング作業を容易に行うことができる。
上記構成のプラズマエッチング装置は、制御部60によって、その動作が統括的に制御される。制御部60には、CPUを備えプラズマエッチング装置の各部を制御するプロセスコントローラ61と、ユーザインターフェース部62と、記憶部63とが設けられている。
ユーザインターフェース部62は、工程管理者がプラズマエッチング装置を管理するためにコマンドの入力操作を行うキーボードや、稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等から構成されている。
記憶部63には、プラズマエッチング装置で実行される各種処理をプロセスコントローラ61の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や処理条件データ等が記憶されたレシピが格納されている。そして、必要に応じて、ユーザインターフェース部62からの指示等にて任意のレシピを記憶部63から呼び出してプロセスコントローラ61に実行させることで、プロセスコントローラ61の制御下で、プラズマエッチング装置での所望の処理が行われる。また、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータで読取り可能な記憶媒体(例えば、ハードディスク、CD、フレキシブルディスク、半導体メモリ等)などに格納された状態のものを利用したり、或いは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
上記構成のプラズマエッチング装置によって、半導体ウエハWのプラズマエッチングを行う場合、まず、半導体ウエハWは、ゲートバルブ32が開放された後、ロードロックチャンバ(図示せず。)から処理チャンバー2内へと搬入され、静電チャック11上に載置される。そして、直流電源13から直流電圧が印加されることによって、半導体ウエハWが静電チャック11上に静電吸着される。次いで、ゲートバルブ32が閉じられ、排気装置35によって、処理チャンバー2内が所定の真空度まで真空引きされる。
その後、バルブ28が開放されて、処理ガス供給源30から所定のエッチングガスが、マスフローコントローラ29によってその流量が調整されつつ、処理ガス供給管27、ガス導入口26を通って上部電極21の中空部へと導入され、さらに電極板24の吐出孔23を通って、図2の矢印に示すように、半導体ウエハWに対して均一に吐出される。
そして、処理チャンバー2内の圧力が、所定の圧力に維持される。その後、第1の高周波電源40から所定の周波数の高周波電力が上部電極21に印加される。これにより、上部電極21と下部電極としてのサセプタ5との間に高周波電界が生じ、エッチングガスが解離してプラズマ化する。
他方、第2の高周波電源50から、上記の第1の高周波電源40より低い周波数の高周波電力が下部電極であるサセプタ5に印加される。これにより、プラズマ中のイオンがサセプタ5側へ引き込まれ、イオンアシストによりエッチングの異方性が高められる。
そして、所定のプラズマエッチング処理が終了すると、高周波電力の供給及び処理ガスの供給が停止され、上記した手順とは逆の手順で、半導体ウエハWが処理チャンバー2内から搬出される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、プラズマエッチング装置は、図2に示した平行平板型の上下部2周波印加型に限らず、例えば、下部電極に2つの周波数の高周波を印加するタイプの装置や、下部電極に1つの周波数の高周波電力を印加するタイプ等、各種のプラズマエッチング装置やその他のプラズマ処理装置にも適用することができる。
2……処理チャンバー、5……サセプタ(下部電極)、21……上部電極、30……処理ガス供給源、40……第1の高周波電源、50……第2の高周波電源、83……バッフル板、110……堆積物対策用カバー、W……半導体ウエハ。

Claims (4)

  1. 内部でプラズマを発生させて基板を処理する処理チャンバー内に、所定部位を覆うように着脱自在に配置される堆積物対策用カバーであって、
    表面に陽極酸化処理を施したアルミニウム製の板材からなり、
    カバー本体から突出するように設けられた電極部を使用して前記陽極酸化処理を実施し、
    前記陽極酸化処理後に前記電極部を除去してアルミニウムの素地面の露出部面積を減少させ、
    かつ、前記電極部を除去した切断面が前記処理チャンバー内において前記プラズマに直接晒されない部位に設けられている
    ことを特徴とする堆積物対策用カバー。
  2. 請求項1記載の堆積物対策用カバーであって、
    前記所定部位は、前記処理チャンバー内において着脱不能な部分を含む
    ことを特徴とする堆積物対策用カバー。
  3. 請求項2記載の堆積物対策用カバーであって、
    前記所定部位は、前記処理チャンバー内の被処理基板を載置する載置台の周囲を囲むように配置された排気用のバッフル板の下側に位置する部位の一部である
    ことを特徴とする堆積物対策用カバー。
  4. 内部でプラズマを発生させて基板を処理する処理チャンバーを具備したプラズマ処理装置において、
    表面に陽極酸化処理を施したアルミニウム製の板材からなり、カバー本体から突出するように設けられた電極部を使用して前記陽極酸化処理を実施し、前記陽極酸化処理後に前記電極部を除去してアルミニウムの素地面の露出部面積を減少させ、かつ、前記電極部を除去した切断面が前記処理チャンバー内において前記プラズマに直接晒されない部位に設けられている堆積物対策用カバーが、
    前記処理チャンバー内の所定部位を覆うように着脱自在に配置されたことを特徴とするプラズマ処理装置。
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