JP5296083B2 - 精密な内部形状をコアロッドで鍛造する方法 - Google Patents

精密な内部形状をコアロッドで鍛造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、鍛造型ツールセットに関し、特に、鋳造される構成部品に空隙を設けるためのコアロッドを用いた鍛造に関する。
鍛造(forging)は、多くの種類の構成部品を成形および強化するために利用される金属成形プロセスである。例えば、鍛造は、エンジン接続ロッド、カムシャフト、歯車ブランク、ブッシング、ハンマー、レンチ、ゴルフ用クラブおよびその他の周知の物品を製造するために用いられている。鍛造は、当初素材で構成された構成部品と比較して強度が高められた構成部品を得ることができるので、他の金属成形プロセスよりも有利である。鍛造による強度上昇は、構成部品成形中における素材の粒状構造に変化が生じることにより得られる。鍛造は様々な温度で行うことができる。冷間鍛造(cold forging)は、典型的には被加工物に対して常温で行われる。冷間鍛造プロセスは、相対的に小さな構成部品の鍛造に用いられるか、あるいは、少量のマテリアル・フローが要求されるような場合に用いられる。熱間鍛造は、典型的には被加工物を構成する素材の融点よりも低い高温で被加工物に対して行われる。熱間鍛造プロセスは、相対的に大きな構成部品の鍛造に用いられるか、あるいは、多量のマテリアル・フローが必要とされる場合に用いられる。
鍛造プレスは、典型的には、偏心軸,クランクおよびねじ、あるいは、油圧式アクチュエータなどの機械的構成部品によって駆動される。被鋳造構成部品は、鍛造プレスにおける、金型ツールセットの空洞部の形状を与えられる。環状の構成部品を鍛造する場合には、金型ツールセットは、典型的には、金型と、上側パンチ、下側パンチおよびコアロッドを備えている。金型は被加工物をその径方向外側から包囲するように設けられている。上側パンチおよび下側パンチは、被加工物をその軸方向において圧縮するように設けられている。また、コアロッドは、被加工物を保持しつつその内部空隙を完成させるように設けられている。
鍛造は、典型的には、スチールまたは合金鋼製の構成部品に対して適用される。しかしながら、アルミニウム、銅およびチタニウムなどの他の素材を鍛造するためのプロセスもまた技術分野において公知である。鍛造プロセスは、焼結された粉末金属塊を成形するために利用することもできる。焼結プロセスを経た粉末金属塊は最終構成部品の形状に近似した形状を有している。しながら、鍛造プロセスでは、典型的には、構成部品を製作公差に適合させることが求められる。
熱間鍛造工程において、コアロッドは内部空隙形状を形成および成形するために用いられる。コアロッドは高温・高圧に晒されるため、プレスサイクルが増加するにつれて相当程度磨耗する傾向がある。最終的には、仕様どおりの部品を製造するためにコアロッドを交換することが必要となる。また、内歯スプラインを有する構成部品であれば、被鍛造構成部品に尖った角部を与えることがしばしば必要となる。被鍛造部品が尖った角部を有すべき場合にはコアロッドの磨耗はより急速に進行する。従来の鍛造コアロッドの制約条件を考慮すれば、高精度で構成部品を製造することができるとともに、熱と圧力とにより加速される磨耗にも耐えうるコアロッドが求められている。
本発明は、空洞部(cavity)を規定するとともに、被加工物に空隙を形成するために該前記空洞部に配置されたコアロッドを備えた、鍛造型ツールセットを提供する。コアロッドは被加工物が空洞部に導入され、圧縮され、そして取り出される圧迫・取り出される方向において延在している。コアロッドは、上側部分および下側部分を有している。コアロッドの上側部分は、被加工物に対して所定形状を形成するための断面形状を有しており、径方向にテーパ状に設けられたテーパ部を有している。コアロッドの下側部分は、被加工物に対して所定形状を成形するための断面形状を有しており、かつ、上側部分の断面形状は、下側部分の断面形状とは異なる形状とされている。
他の様相において、コアロッドの上側部分の断面形状は、被加工物の最終形状に対応する形状とされ、かつ、コアロッドの下側部分の断面形状は、被加工物の最終形状と初期形状との間の中間形状に対応する形状とされている。また、コアロッドの下側部分の断面形状は、上側部分の断面積よりも丸みを帯びている(曲線的に構成されている)。例えば、コアロッドの下側部分の断面形状および上側部分の断面形状は、ともにスプライン(spline)形状とされてもよい。
好ましくは、鍛造素材板(forging blank)に設けられる空隙部は、鍛造素材板が金型へ進入する途中でコアロッドによる実質的な変形が生じることなく鍛造素材板がコアロッドの上側部分を通過することができるような寸法および形状を与えられている。素材板が金型の底部に達して圧力を受けると、コアロッドの下側部分の形状によって空隙部の形状が鍛造されるように、空隙部はコアロッドの下側部分に対して内側につぶれる。ブランクが取り出される際に空隙部はさらにコアロッドの上側部分によって変形されて、鍛造された部分がコアロッドの上側部分を通過するにつれて、空隙部の鍛造された形状が仕上げられる。
本発明の前述した目的およびその他の目的および利点は、以下に記載する詳細な説明に示されるとおりである。詳細な説明においては、本発明の好ましい実施形態が記載された添付図面が参照される。
本発明の鍛造型ツールセットの概略断面図である。 図1の鍛造型ツールセットにおける鍛造プロセス2aないし2hを示した図である。 本発明に係るコアロッドの代替的な実施形態3aないし3cを示した図である。 本発明によって鍛造される被加工物の内面形状の例を示した図であり、4aは角張った内面形状を、4bは丸みを帯びた内面形状をそれぞれ示すものである。 コアロッドの下側部分の丸みを帯びた内面形状と、同じコアロッドの上側部分のより角張った内面形状との相違を示した概略図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。図1、図2の2a〜2h、図3の3a〜3cにおいて、図示された構成部品は、装置の中央部を垂直に通過する軸に対して軸対称とされている。単純化のため、構成部品は、対称軸の片側においてのみ付番した。
図1は、本発明に係る鍛造型ツールセット10を示した図である。鍛造型ツールセット10は、(イ)金型12と、(ロ)上側パンチ14と、(ハ)下側パンチ16と、(ニ)支持軸18と、(ホ)支持面20と、(ヘ)コアロッド22とを備えている。鍛造型ツールセット10は、被加工物24(構成部品)を鍛造するように構成されている。被加工物24は、はすば歯車(ヘリカルギヤ)、平歯車などの、環状の粉末金属塊(metal powder blank)である。金型12は、被加工物24をその径方向外側から包囲しているとともに被加工物24の外側表面26に接触している。上側パンチ14および下側パンチ16は、被加工物24の上面28および下面30にそれぞれ接触している。コアロッド22は、被加工物24の中央の空隙部の中に配置されている。ねじ部32は、コアロッド22を貫通して、支持軸18の雌ねじ33内にねじ込み固定されている。コアロッド22は、被加工物24の内側表面34に接触している。
上側パンチ14および下側パンチ16は、互いに独立したアクチュエータ(図示せず)によって移動するように構成されている。これらのアクチュエータは、機械式、油圧式などである。金型12および支持軸18は、成形時間を短縮するために互いに独立したアクチュエータによって移動されるように構成されてもよい。また、自動化された構成部品挿入・取出機構をシステムに用いてもよい。かかる機構は、技術分野において周知のものである。
本発明によれば、コアロッド22は2つの部分、すなわち、コアロッド上側部分36およびコアロッド下側部分38で構成されている。コアロッド下側部分38は、耐熱鋼などの高温および高圧下でも変形しにくい素材で構成されていることが好ましい。高温および高圧下でも変形しにくい他の素材を用いてもよい。かかる素材は技術分野において周知である。かかる素材を用いることが有利なのは、被加工物24が大量の熱をコアロッド下側部分38に伝導するからである。
追加的に、鍛造型は、内歯スプラインなどが設けられた構成部品を製作するのに一般的に用いられる。その場合には、コアロッド下側部分38は、被加工物24に対してその最終的な内部形状を付与するものではない。その代わりに、コアロッド下側部分38は、鍛造中における熱および圧力によって拍車がかかるところの磨耗および変形に対する追加的な抵抗を提供するために、被加工物24の最終的な鍛造形状としての小径の尖ったまたは角張った角部を有する代わりに、丸みを帯びた(曲線的な)縁部を有している(角部で相対的に大径となる)。例えば、図5において、尖った縁部と丸みを帯びた角部の最近点との間の距離は、約0.02インチとすべきである。しかしながら、丸みを帯びた縁部のサイズは、熱および圧力によって拍車がかかるところの磨耗および変形に対する追加的な抵抗をさらに提供するために増大されてもよい。丸みを帯びた輪郭を角張った輪郭に対して相関的な寸法とすることで、コアロッド上側部分およびコアロッド下側部分に隣接した鍛造室の断面積が実質的に同一となるとともに、被加工物の素材が同容積で変位されることができるように、形状のみが変化する。
再度図1を参照すると、コアロッド上側部分36もまた耐熱鋼で構成されることが好ましい。代替的に、コアロッド上側部分36は、カーバイド、セラミックまたはその他の公知の素材で構成されてもよい。追加的に、コアロッド上側部分36は、2つの部分、すなわち、定寸部40およびテーパ部42を有している。定寸部40は、コアロッド下側部分38に対して相似形状を有しており、後述するように被加工物24を金型から取り出す際に被加工物24に接触するように構成されている。テーパ部42は、コアロッド下側部分38を定寸部40から分離するとともに、被加工物24には接触しないようになっている。テーパ部42は、コアロッド22全体の高さと比較して相対的に短い。例えば、テーパ部42は高さ0.25インチである。テーパ部42は、コアロッド下側部分38と定寸部40との間の熱伝導を制限する。熱伝導が制限されるので、定寸部40に生じる変形の程度も低くなる。有利には定寸部40およびコアロッド22の寿命期間が増加する。追加的に、鍛造型ツールセット10が内歯スプラインなどを有する構成部品を製作するために用いられる場合には、コアロッド上側部分36の定寸部40が、被加工物24に対してその最終内部形状を付与する。鍛造型ツールセット10を使用するプロセスは、以下にさらに詳細に説明される。
図4aは、被加工物24の最終内部形状の例を示した図である。被加工物24の内側表面34は、複数のインボリュートスプライン曲面44を含む。インボリュートスプライン曲面44は、トルク伝達と、被加工物24および隣接するシャフト(図示せず)の間の独立な軸方向運動とを許容する。インボリュートスプライン曲面44の数およびスプライン寸法は具体的な用途に応じて適宜選択することができる。例えば、スプライン寸法は、米国規格協会(ANSI)によって公表されているような標準サイズであってよい。代替的に、最終内部形状は、技術分野において公知のどのようなスプライン形状であってもよい。いずれにせよ、コアロッド上側部分36の定寸部40は、被加工物24が鍛造型ツールセット10から取り出された後における被加工物24の最終内部形状の逆形状(negative)を有している。
図4bは、コアロッド下側部分38に対して鍛造された後ではあるが、しかしてコアロッド上側部分36によって精密化される前における、未完成被加工物124の丸みを帯びた内部形状の例を示した図である。未完成被加工物124の内側表面134は、複数の丸みを帯びたインボリュートスプライン曲面144を有している。コアロッド下側部分38は、丸みを帯びた角部を有する最終内部形状の逆形状を含む。コアロッド上側部分36によって被加工物に付与される形状は、コアロッド下側部分38によって与えられる形状よりも「精密化されている(refined)」という、その理由は、コアロッド上側部分36がコアロッド下側部分38によって付与された形状をさらに変化させて、完成品としての鍛造された被加工物124の形状に近いものとされるからである。多くの場合、より精密化された形状は、図4aと図4bとを比較した場合におけるように、より尖った角部となる。
また、再度図1を参照すると、鍛造型ツールセット10の構成部品は、上面28と内側表面34との間、および、下面30と内側表面34との間に面取り部を設けてもよい。
また、コアロッド上側部分36およびコアロッド下側部分38は、各部分に隣接する空洞部の断面積が等しくなるように設計されるべきである。換言すれば、図5の実線は、点線の両側において等しい面積を囲むべきである、なんとなれば、もし、コアロッド下側部分38に隣接する空洞部の断面積がコアロッド上側部分36に隣接するそれよりも小さいならば、被加工物24はコアロッド上側部分36に隣接する空洞部の尖った角部すべてを占有しなくなるであろうし、逆に、コアロッド下側部分38に隣接する空洞部の断面積がコアロッド上側部分36に隣接するそれよりも大きいならば、「ばり」が被加工物24に形成されてしまうか、あるいは、過剰な工具磨耗が生じることになるからである。
加えて、一部の鋳造構成部品は、鍛造された素材間の温度および冷却率の差に起因して変形することがある。この変形または「ロービング(lobing)」は、鋳造構成部品の最終形状が意図した形状とは異なってしまうことにつながる。このロービングは周知の有限要素解析コンピュータプログラムによって予測することができるので、コアロッド部分の形状は、鋳造構成部品がロービングにもかかわらず製作公差を満たすように設計されることができる。
下側パンチ16は、被加工物24を金型12から押し出すために用いられる(これについては以下に詳述する)。したがって、下側パンチ16は、それが被加工物24を金型12から取り出す際にコアロッド下側部分38またはコアロッド上側部分36のいずれかに接触することなく被加工物24の下面30を支持するために用いられる。つまり、下側パンチ16は、被加工物24の最終形状と同一の内部断面形状を有してもよいが、しかし、コアロッド22による干渉を防止するために径方向に拡大されてもよい。したがって、支持軸またはコアロッド基部18は、下側パンチ16の内部断面形状の逆形状である外部断面形状を有し、そして、下側パンチ16と密に嵌合する。
また、コアロッド上側部分36およびコアロッド下側部分38は、それが金型12内に配置されたときに鍛造されない被加工物を通過するように寸法および形状を与えられている。上側パンチ14は、上側パンチ14がコアロッド上側部分36を通り過ぎて移動するにつれて、コアロッド上側部分36を通過するように寸法および形状を与えられている。つまり、上側パンチ14は、被加工物24の最終形状と同一の内部断面形状を有しているが、コアロッド上側部分36との干渉を防止するために若干、径方向において増大している。したがって、コアロッド下側部分38の先端におけるコアロッド下側部分38の高さ方向の若干の部分は、鍛造プロセスの間における上側パンチ14との接触を防ぐために被加工物24の最終内部形状を有してもよい。
被加工物24を鍛造型ツールセット10内で鍛造するプロセスは以下のとおりである。図2の(a)に示すように、鍛造型ツールセット10は、初期状態においては、被加工物24を有しておらず、上側パンチ14も取り外し位置とされている。次に、図2の(b)に示すように、被加工物24を金型12内に配置する。続いて、図2の(c)に示すように、上側パンチ14を下方へ移動して被加工物24と接触させるとともに、上側パンチ14を被加工物24との初期接触後も下方に移動させ続ける。さらに、図2の(d)に示すように、被加工物24を上側パンチ14と下側パンチ16との間で圧縮する。すると、被加工物24は径方向外側および内側に拡張して、金型12およびコアロッド下側部分38にそれぞれ接触する。被加工物24の圧縮後、上側パンチ14を図2eに示すようにその初期位置に移動する。さらに、図2の(f)に示すように、コアロッド上側部分36の定寸部40を用いて被加工物24の内側表面34を成形するために下側パンチ16を上方へ移動させる。このステップが終わると被加工物24の変形が完了するので、さらに、図2の(g)に示すように被加工物24を鍛造型ツールセット10からの取り出し位置に位置づける。図2の(h)に示すように、下側パンチ16を再びその初期位置となるまで下方へ移動する。このようにして、図2の(a)のステップに戻ってプロセスは繰り返される。
また、被加工物24がはすば歯車(ヘリカルギヤ)である場合には、プロセスは、内側表面34の取り出しおよび成形の間における被加工物24を回転する処理を含んでもよい。はすば歯車を回転させる回転プロセスは技術分野において周知である。このプロセスにおいて、コアロッド下側部分38は、円形断面を有することができ、コアロッド上側部分36は、被加工物24にスプラインを形成するためのスプライン形状を有してもよい。
図3の(a)ないし(c)は、コアロッド22の幾つかの代替的実施例を示した図である。図3の(a)の実施例では、コアロッド122は、コアロッド上側部分136およびコアロッド下側部分138を備えているが、単一の素材・部品から構成されている。これに対して図1の実施形態では、コアロッド上側部分36は、第1の部分であり、コアロッド下側部分38は、コアロッド上側部分36とは別体構成された第2の部分である。コアロッド上側部分136は、定寸部140およびテーパ部142を備えている。定寸部140、テーパ部142およびコアロッド下側部分138の特徴的な形状は、当初素材部品を機械加工することにより形成される。また、ねじ部32が、コアロッド122を貫通しており、支持軸18における雌ねじ33に対してねじ込み可能に取り付けられている。
図3の(b)は、別体構成された締結要素を必要としないコアロッド222を示した図である。かかる締結要素に代えて、コアロッド上側部分236には、コアロッド下側部分238に設けられた雌ねじ235に取り付けられる一体的なねじ切り部232が設けられている。コアロッド下側部分238には、支持軸18に設けられた雌ねじ33に取り付けられる一体的なねじ切り部分237が設けられている。本発明の他の実施形態におけると同様に、上側コアロッド部分236は定寸部240およびテーパ部242を備えている。
図3の(c)は、別体構成された締結要素を必要としない他のコアロッド322を示した図である。締結要素に代えて、コアロッド上側部分336には、コアロッド下側部分338を貫通するとともに支持軸18の雌ねじ33に取り付けられる、一体的なねじ切り部分332が設けられている。ここでも、上側コアロッド部分336は定寸部340およびテーパ部342を備えている。
いずれの実施形態におけるコアロッド上側部分およびコアロッド下側部分も、旋削およびフライス加工などの周知のプロセスによって得られる。製造プロセスは、用いられる締結要素のタイプと、コアロッドを得るために用いられる要素点数にしたがって変形されることができる。
本発明の好ましい実施形態についてかなり詳細に記載してきたところである。記載された好ましい実施形態に対する多くの変更および変形は、当該技術分野における通常の知識を有する者にとり自明であろう。したがって、本発明は、記載された実施例に局限されるものとみるべきではなく、本発明の特許請求の範囲の記載によって規定されるべきである。
10 鍛造型ツールセット
12 金型
14 上側パンチ
16 下側パンチ
18 支持軸
20 支持面
22 コアロッド
24 被加工物(構成部品)
26 外側表面
28 上面
30 下面
32 ねじ部
33 雌ねじ
34 内側表面
36 コアロッド上側部分
38 コアロッド下側部分
40 定寸部
42 テーパ部

Claims (25)

  1. 空洞部が設けられた金型と、前記空洞部の中に被加工物に空隙部を形成するために配置され、かつ、前記被加工物が前記空洞部に導入され、圧縮され、該空洞部から取り出される方向に延在されている、コアロッドと、を備えた金属部材を成形するための鍛造型ツールセットにおいて、
    (イ)前記コアロッドが、コアロッド上側部分とコアロッド下側部分とで構成され、
    (ロ)前記コアロッド上側部分には、前記被加工物における所定の形状をなす断面形状と
    され、かつ、前記コアロッド下側部分に向かってテーパ状に設けられたテーパ部が備えられ、
    (ハ)前記コアロッド下側部分が、前記被加工物における所定の形状をなす断面形状とされ、そして、
    (ニ)前記コアロッド上側部分の前記断面形状が、前記コアロッド下側部分の前記断面形状と異なり、かつ、該コアロッド下側部分の該断面形状よりも精密化された形状とされている
    ことを特徴とする金属部材のための鍛造型ツールセット。
  2. 前記コアロッド上側部分の前記断面形状が、前記被加工物の最終形状とされ、かつ、前記コアロッド下側部分の前記断面形状が、前記被加工物の前記最終形状と初期形状との間の中間形状とされていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  3. 前記コアロッド下側部分の前記断面形状が、前記コアロッド上側部分の前記断面形状よりも丸みを帯びたものとされていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  4. 前記コアロッド下側部分の断面形状と前記コアロッド上側部分の断面形状とが、ともにスプライン形状とされていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  5. 前記コアロッド下側部分と前記コアロッド上側部分とが、互いに異なる素材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  6. 前記コアロッド下側部分が耐熱鋼で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  7. 前記コアロッド上側部分が耐熱鋼で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  8. 前記コアロッド上側部分が、前記コアロッド下側部分に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  9. 前記コアロッド上側部分が、ねじ部によって前記コアロッド下側部分に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  10. 前記ねじ部が、前記コアロッド上側部分と一体に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の鍛造型ツールセット。
  11. 前記ねじ部が、前記コアロッド上側部分と別体に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の鍛造型ツールセット。
  12. 前記被加工物が、前記コアロッド下側部分によって鍛造され、かつ、前記コアロッド上側部分によって変形されることを特徴とする請求項11に記載の鍛造型ツールセット。
  13. 前記被加工物が、該被加工物が前記金型から取り出されるときに前記コアロッド上側部分によって変形されることを特徴とする請求項12に記載の鍛造型ツールセット。
  14. 前記コアロッド上側部分の前記テーパ部が、約0.64センチメートルの高さを有していることを特徴とする請求項1に記載の鍛造型ツールセット。
  15. (a)コアロッドのコアロッド下側部分を成形する工程と、
    (b)定寸部と、該定寸部から前記コアロッド下側部分に向かってテーパ状とするテーパ部と、を備え、前記コアロッド下側部分の断面形状とは異なる断面形状を有する、前記コアロッドのコアロッド上側部分を成形する工程と、
    を有する鍛造用コアロッドを製造する方法において、
    前記(a)の工程において、前記コアロッド下側部分の断面形状を被加工物の最終形状と初期形状との間の中間形状に成形し、かつ、
    前記(b)の工程において、前記コアロッド上側部分の定寸部の断面形状を前記コアロッド下側部分よりも精密化された、前記被加工物の最終形状に成形する
    ことを特徴とする鍛造用コアロッドを製造する方法。
  16. 前記コアロッド上側部分の端部を前記テーパ部に隣接して成形するために、前記コアロッド下側部分の端部を前記コアロッド上側部分の端部に隣接して位置付ける工程をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の鍛造用コアロッドを製造する方法。
  17. 前記コアロッド下側部分の断面形状を、前記コアロッド上側部分の断面形状よりも丸みを帯びた形状に成形することを特徴とする請求項15に記載の鍛造用コアロッドを製造する方法。
  18. 前記コアロッド下側部分の断面形状と前記コアロッド上側部分の断面形状とを、ともにスプライン形状に成形することを特徴とする請求項15に記載の鍛造用コアロッドを製造する方法。
  19. 前記コアロッド下側部分を、耐熱鋼で構成することを特徴とする請求項15に記載の鍛造用コアロッドを製造する方法。
  20. 前記コアロッド上側部分を、耐熱鋼で構成することを特徴とする請求項15に記載の鍛造用コアロッドを製造する方法。
  21. 前記テーパ部を約0.64センチメートルの高さに設けることを特徴とする請求項15に記載の鍛造用コアロッドを製造する方法。
  22. 被加工物に空隙部を形成するために金型の空洞部の中に配置され、かつ、前記被加工物が前記空洞部に導入され、圧縮され、該空洞部から取り出される方向に延在されいる、コアロッドを用いて、被加工物内に空隙部を成形する、金型セットに属する金型の空洞部で被加工物を鍛造する方法において、
    (a)前記空洞部の中に前記被加工物を導入して前記コアロッドのコアロッド下側部分を前記被加工物に設けられた空隙部に収容する工程と、
    (b)前記被加工物に設けられた前記空隙部の表面に対して精密化されていない形状を成形するために、前記金型の前記空洞部で、前記コアロッドの前記コアロッド下側部分を用いて前記被加工物の前記空隙部の表面を鍛造する工程と、
    (c)前記被加工物に設けられた前記空隙部の前記表面に対して精密化された形状を成形するために、前記被加工物を前記空洞部から取り出す間に、前記被加工物を前記コアロッドの前記コアロッド下側部分から分離し、前記被加工物を移動して前記コアロッドのコアロッド上側部分を前記被加工物の前記空隙部の中に導入し、そして、前記コアロッドの前記コアロッド下側部分が成形した前記空隙部の前記表面を前記コアロッド上側部分で再成形する工程と、
    を有することを特徴とする被加工物を鍛造する方法。
  23. 前記被加工物を前記コアロッドの前記コアロッド下側部分から分離する工程と前記コアロッドの前記コアロッド上側部分を用いて前記空隙部の前記表面を再形成する工程との間に、前記被加工物の前記空隙部を前記コアロッドのテーパ部の上を通過させる工程をさらに有することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記精密化された形状を、前記精密化されていない形状よりも尖った角部を有する形状とすることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 空洞部が設けられた金型と、前記空洞部の中に被加工物に空隙部を形成するために配置され、かつ、前記被加工物が前記空洞部に導入され、圧縮され、該空洞部から取り出される方向に延在されている、コアロッドと、を備えた金属部材を成形するための鍛造型ツールセットの製造方法において、
    (a)前記空洞部が設けられた金型を用意する工程と、
    (b)前記コアロッドをコアロッド上側部分とコアロッド下側部分とで構成して用意する工程を含み、
    前記(b)の工程において、
    前記コアロッド下側部分を前記被加工物における所定の形状をなす断面形状とし、
    前記コアロッド上側部分を前記被加工物における所定の形状をなす断面形状とし、前記コアロッド下側部分に向かってテーパ状に設けられたテーパ部を設け、かつ、
    前記コアロッド上側部分の前記断面形状が、前記コアロッド下側部分の前記断面形状と異なり該コアロッド下側部分の該断面形状よりも精密化された形状とする
    ことを特徴とする金属部材のための鍛造型ツールセットの製造方法。
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