JP5287458B2 - 酸素センサの応答性判定装置 - Google Patents
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Description
吸気系10は、エアクリーナ11と、エアフロメータ12と、スロットル弁13と、サージタンク14と、インテークマニホールド15とを備えている、エアクリーナ11は吸気を濾過し、エアフロメータ12は吸入空気量GAを計測する。スロットル弁13は吸入空気量を調節し、サージタンク14は吸気を一時的に貯蔵する。インテークマニホールド15は吸気を内燃機関50の各気筒に分配する。
F/C制御手段は具体的には所定のエンジン回転数NE以上で、アクセルOFFになった場合にF/Cを行うように実現されている。
第1の所定値=第1の初期値/(最大電圧−最小電圧)+最小電圧・・・(式1)
第2の所定値=第2の初期値/(最大電圧−最小電圧)+最小電圧・・・(式2)
一方、例えば酸素センサ24の最大電圧が経時変化によって低下したとする。この場合、センサ出力反転時の出力電圧波形は、初期の出力電圧波形とは異なってくる。そして、かかる出力電圧波形の変化は基準としての意味合いにおいて、第1および第2の初期値に影響を及ぼすことになる。すなわち、センサ出力反転時の出力電圧波形が、初期の出力電圧波形と異なってきた場合には、第1および第2の初期値は、例えば最も時間が短くなる部分として当初狙った部分に対応しなくなってしまうことになる。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定するように実現されている。
この点、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力は、本実施例では具体的にはF/C、またはアクティブ空燃比制御によってリッチからリーンに反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度は、本実施例では具体的には当該センサ出力に対応する出力電圧波形の傾きの極小値となっている。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Cでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、ECU1Cでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の出力電圧波形における反転開始時、または反転終了時のカーブの2回微分値となっている。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Dでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、ECU1Dでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の出力電圧波形における所定の大きさの傾きに対応する出力電圧値となっている。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Eでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、ECU1Eでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の反転開始側における急激な出力変化開始時の出力電圧値となっている。
ECU1Eは、酸素センサ24の上流に触媒22がある場合に適用できる。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Fでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
またECU1Fでは、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の2回微分値の極大点および極小点間の時間の長さとなっている。
例えば上述した実施例では、空燃比の変動に応じたセンサ出力がF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力である場合について説明した。しかしながら本発明においては必ずしもこれに限られず、空燃比の変動に応じたセンサ出力は、例えば酸素センサの応答性について判定するために専用に設定された空燃比制御によって変動する空燃比の変動に応じたセンサ出力であってもよい。
また上述した実施例2から6まででは、第1の応答性判定手段と組み合わされる第2の応答性判定手段が1つである場合について説明した。しかしながら本発明においては必ずしもこれに限られず、第1の判定手段と組み合わされる第2の判定手段は複数であってもよい。
10 吸気系
12 エアフロメータ
20 排気系
22 触媒
23 A/Fセンサ
24 酸素センサ
50 内燃機関
60 燃料噴射系
61 燃料噴射弁
62 燃料噴射ポンプ
Claims (2)
- 酸素センサのセンサ出力の最大値および最小値に基づき、空燃比の変動に応じたセンサ出力の検出区間を決定する決定手段と、
前記検出区間に対応する前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の時間の長さに基づき、前記酸素センサの応答性について判定する第1の判定手段とを備え、
前記決定手段は、予め設定された劣化前における前記酸素センサのセンサ出力である第1の初期値を前記最大値と前記最小値との差で除算した値に前記最小値を加算した値である第1の所定値と、予め設定された劣化前における前記酸素センサのセンサ出力である第2の初期値を前記最大値と前記最小値との差で除算した値に前記最小値を加算した値である第2の所定値と、を前記検出区間として決定し、
前記第1の判定手段は、前記検出区間に対応する前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の時間の長さとして、前記酸素センサのセンサ出力が前記第1の所定値から前記第2の所定値に変化するまでに要する時間の長さを用いる酸素センサの応答性判定装置。 - 請求項1記載の酸素センサの応答性判定装置であって、
前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、前記酸素センサの応答性について判定する第2の判定手段をさらに備えた酸素センサの応答性判定装置。
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