JP5287458B2 - 酸素センサの応答性判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は酸素センサの応答性判定装置に関し、特に空燃比の変動に応じたセンサ出力に基づき、酸素センサの応答性について判定をする酸素センサの応答性判定装置に関する。
従来、例えば内燃機関の排気空燃比が理論空燃比よりもリッチであるか、リーンであるかを検出するために酸素センサが用いられている。かかる検出に用いられる酸素センサのセンサ出力は、主に内燃機関の空燃比制御に利用されている。このため例えば酸素センサが劣化し、センサ出力の状態が初期の状態と異なってきた場合には、空燃比制御を適切に行えなくなる結果、排気エミッションが悪化する虞がある。これに対して、酸素センサ等のセンサの劣化や故障に関する技術が例えば特許文献1から5までで開示されている。
特開2004−324475号公報 特公平7−47942号公報 特開2006−46179号公報 特開2006−57588号公報 特開2008−38900号公報
ところで、酸素センサの応答性について判定するにあたっては、例えばセンサ出力がある所定値から他の所定値に到達するまでの経過時間に基づき判定することができる。ところが、この場合には各所定値が一定値となるため、劣化等による経時変化でセンサ出力の最大値や最小値が変化し、この結果、例えばセンサ出力が予め設定した所定値にまで到達できなくなったような場合には、判定を行えない事態が生じ得ると考えられる点で問題があった。
そこで本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、劣化等による経時変化でセンサ出力の最大値や最小値が変化した場合であっても、応答性についての判定を好適に行える酸素センサの応答性判定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、酸素センサのセンサ出力の最大値および最小値に基づき、空燃比の変動に応じたセンサ出力の検出区間を決定する決定手段と、前記検出区間に対応する前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の時間の長さに基づき、前記酸素センサの応答性について判定する第1の判定手段とを備え、前記決定手段は、予め設定された劣化前における前記酸素センサのセンサ出力である第1の初期値を前記最大値と前記最小値との差で除算した値に前記最小値を加算した値である第1の所定値と、予め設定された劣化前における前記酸素センサのセンサ出力である第2の初期値を前記最大値と前記最小値との差で除算した値に前記最小値を加算した値である第2の所定値と、を前記検出区間として決定し、前記第1の判定手段は、前記検出区間に対応する前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の時間の長さとして、前記酸素センサのセンサ出力が前記第1の所定値から前記第2の所定値に変化するまでに要する時間の長さを用いる酸素センサの応答性判定装置である。
また本発明は前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、前記酸素センサの応答性について判定する第2の判定手段をさらに備えた構成であることが好ましい。
本発明によれば、劣化等による経時変化でセンサ出力の最大値や最小値が変化した場合であっても、酸素センサの応答性についての判定を好適に行える。
ECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)1Aを内燃機関システム100とともに模式的に示す図である。 ECU1Aの具体的な構成を模式的に示す図である。 アクティブ空燃比制御および触媒22の酸素吸蔵能を説明するための図である。 ECU1Aの動作をフローチャートで示す図である。 検出区間の決定と第1の判定とを説明するための図である。 ECU1Bの動作をフローチャートで示す図である。 ECU1Bにおける第2の判定を説明するための図である。具体的には図7では、(a)でリッチからリーンに反転した酸素センサ24の出力電圧波形を酸素センサ24の応答性が高い場合と低い場合とについてそれぞれ示している。また図7では、(b)で(a)と共通の時間軸で(a)に示す各出力電圧波形の傾きそれぞれを示している。 出力電圧波形の傾きの極大値に基づき判定する場合の第2の判定を説明するための図である。具体的には図8では、(a)でリーンからリッチに反転した酸素センサ24の出力電圧波形を酸素センサ24の応答性が高い場合と低い場合とについてそれぞれ示している。また図8では、(b)で(a)と共通の時間軸で(a)に示す各出力電圧波形の傾きそれぞれを示している。 ECU1Cにおける第2の判定を説明するための図である。具体的には図9では、リーンからリッチに反転した場合の酸素センサ24の出力電圧波形を酸素センサ24の応答性が高い場合については(a)で、応答性が低い場合については(b)でそれぞれ示している。また図9では、(b)で(a)と共通の時間軸で(a)に示すセンサ出力の2回微分値を、(d)で(c)と共通の時間軸で(c)に示すセンサ出力の2回微分値をそれぞれ示している。 ECU1Dにおける第2の判定を説明するための図である。具体的には図10では、(a)でリーンからリッチに反転した場合の酸素センサ24の出力電圧波形を酸素センサ24の応答性が高い場合と低い場合とについてそれぞれ示している。また図10では、(b)で(a)と共通の時間軸で(a)に示す各出力電圧波形の傾きそれぞれを示している。 ECU1Eにおける第2の判定を説明するための図である。具体的には図11ではリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24の出力電圧波形を酸素センサ24の応答性が高い場合と低い場合とについてそれぞれ示している。 ECU1Fにおける第2の判定を説明するための図である。具体的には図12では、(a)でリーンからリッチに反転した場合の酸素センサ24の出力電圧波形を酸素センサ24の応答性が高い場合と低い場合とについてそれぞれ示している。また図12では、(b)で(a)と共通の時間軸で(a)に示す各センサ出力の2回微分値それぞれを示している。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。
図1はECU1Aで実現されている本実施例に係る酸素センサの応答性判定装置を内燃機関システム100とともに模式的に示す図である。ECU1Aと内燃機関システム100とは図示しない車両に搭載されている。内燃機関システム100は吸気系10と排気系20と内燃機関50と燃料噴射系60とを備えている。
吸気系10は、エアクリーナ11と、エアフロメータ12と、スロットル弁13と、サージタンク14と、インテークマニホールド15とを備えている、エアクリーナ11は吸気を濾過し、エアフロメータ12は吸入空気量GAを計測する。スロットル弁13は吸入空気量を調節し、サージタンク14は吸気を一時的に貯蔵する。インテークマニホールド15は吸気を内燃機関50の各気筒に分配する。
排気系20はエキゾーストマニホールド21と触媒22とを備えている。エキゾーストマニホールド21は各気筒からの排気を合流させる。触媒22は三元触媒であり、排気を浄化する。触媒22は排気空燃比がリッチのときに酸素を放出する一方で、リーンのときに酸素を吸蔵する性質(酸素吸蔵能)を有しており、触媒22では係る性質を利用して排気の浄化が行われている。排気系20には触媒22の上流にA/Fセンサ23が、触媒22の下流に酸素センサ24がそれぞれ設けられている。A/Fセンサ23は排気中の酸素濃度に基づき排気空燃比をリニアに検出するために用いられる。酸素センサ24は排気中の酸素濃度に基づき排気空燃比が理論空燃比よりもリッチかリーンかを検出するために用いられる。
内燃機関50はシリンダブロック51と、シリンダヘッド52と、ピストン53と、吸気弁55と、排気弁56とを備えている。シリンダブロック51にはシリンダ51aが形成されている。シリンダ51a内にはピストン53が収容されている。シリンダブロック51の上面にはシリンダヘッド52が固定されている。燃焼室57はシリンダブロック51、シリンダヘッド52及びピストン53に囲まれた空間として形成されている。
シリンダヘッド52には吸気ポート52aと排気ポート52bとが形成されている。吸気ポート52aは燃焼室57に吸気を導き、排気ポート52bは燃焼室57のガスを排気する。シリンダヘッド52にはこれら吸排気ポート52a及び52bを開閉するための吸排気弁55、56が設けられている。内燃機関50において、内燃機関50には、回転数NEに比例した出力パルスを発生するクランク角センサ71や、内燃機関50の水温を検出するために用いられる水温センサ72などの各種のセンサが配設されている。
燃料噴射系60は燃料噴射弁61と、燃料噴射ポンプ62と、燃料タンク63とを備えている。燃料噴射弁61は燃料を噴射し、燃料噴射ポンプ62は燃料を加圧して噴射圧を発生させる。燃料タンク63は燃料を貯留する。燃料噴射弁61は具体的には吸気ポート52a内に燃料噴射孔を突出させた状態でシリンダヘッド52に配設されている。なお、燃料噴射弁61の配置は、例えば筒内に直接燃料を噴射できる配置であってもよい。
図2に示すように、ECU1Aは具体的にはCPU2、ROM3、RAM4等からなるマイクロコンピュータと入出力回路5、6とを備えている。これらCPU2、ROM3、RAM4、および入出力回路5、6は互いにバス7で接続されている。ECU1Aには、エアフロメータ12や、A/Fセンサ23や、酸素センサ24や、クランク角センサ71や、水温センサ72や、アクセル開度を検出するためのアクセル開度センサ73などの各種のセンサが電気的に接続されている。またECU1Aには、燃料噴射弁61や燃料噴射ポンプ62が制御対象として電気的に接続されている。
ECU1Aは主に内燃機関50を制御するように構成されている。ECU1Aは具体的には例えば燃料噴射弁61や燃料噴射ポンプ62を制御するように構成されている。燃料噴射弁61はECU1Aの制御のもと、適宜の噴射時期に開弁されて燃料を噴射する。このとき燃料噴射量はECU1Aの制御のもと、燃料噴射弁61が閉弁されるまでの間の開弁期間の長さで調節される。燃料噴射ポンプ62は、ECU1Aの制御のもと噴射圧を適宜の噴射圧に調節する。
ROM3はCPU2が実行する種々の処理が記述されたプログラムやマップデータなどを格納するための構成である。CPU2がROM3に格納されたプログラムに基づき、必要に応じてRAM4の一時記憶領域を利用しつつ処理を実行することで、ECU1Aでは各種の制御手段や判定手段や検出手段や算出手段などが機能的に実現される。
この点、ECU1Aではフューエルカット(以下、F/Cと称す)を行う制御手段(以下、F/C制御手段と称す)や、空燃比制御を行う制御手段(以下、空燃比制御手段と称す)や、触媒22の酸素吸蔵量を検出する検出手段(以下、酸素吸蔵量検出手段と称す)や、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の検出区間を決定する決定手段や、酸素センサ24の応答性について判定をする第1の判定手段(以下、第1の応答性判定手段と称す)が機能的に実現される。
F/C制御手段は具体的には所定のエンジン回転数NE以上で、アクセルOFFになった場合にF/Cを行うように実現されている。
空燃比制御手段は具体的には触媒22の酸素吸蔵能を検出するにあたり、アクティブ空燃比制御を行うように実現されている。アクティブ空燃比制御とは、図3に示すように、触媒22の下流に配設された酸素センサ24のセンサ出力に基づき、酸素センサ24のセンサ出力が反転したときに、排気空燃比もリッチ、リーン間で反転するように所定の燃料噴射量mfr及び燃料噴射時間Δtで燃料噴射制御を行う制御である。
酸素吸蔵量検出手段は具体的には以下に示すようにして触媒22の酸素吸蔵能を検出するように実現されている。ここで、触媒22の酸素吸蔵能は最大酸素吸蔵量で把握することができる。そして、最大酸素吸蔵量は例えば図3に示す演算式を利用して求めることができる。この演算式は触媒22が吸蔵或いは放出する酸素量を算出するとともに、算出した酸素量を積算していくように構成されている。なお、この演算式では空燃比(ここでは制御A/F−ストイキA/F)に燃料噴射量(ここでは単位時間当たりの燃料噴射量mfr×燃料噴射時間Δt)を乗じることで空気量が求まることから、この空気量にさらに空気中の酸素濃度(ここでは0.23)を乗じることで触媒22が吸蔵或いは放出する酸素量を求めている。そしてこの酸素量は触媒22が酸素を放出し切ったときを基準とすれば、図3に示す酸素吸蔵量として表すことができる。
このため酸素センサ24のセンサ出力が反転したときに、排気空燃比もリッチ、リーン間で反転するように所定の燃料噴射量mfr及び燃料噴射時間Δtで燃料噴射制御を行うとともに、このときにA/Fセンサ23で制御A/Fを検出するようにすれば、上記演算式を利用して最大酸素吸蔵量を算出できる。
決定手段は具体的には酸素センサ24のセンサ出力の最大値および最小値に基づき、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の検出区間を決定するように実現されている。この点、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力は、本実施例ではさらに具体的にはF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。なお、F/Cの場合、酸素センサ24のセンサ出力はリッチからリーンに反転する。また、アクティブ空燃比制御の場合、酸素センサ24のセンサ出力はリッチからリーンに、またはリーンからリッチに反転する。
第1の応答性判定手段は具体的には検出区間に対応する排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の時間の長さに基づき、酸素センサ24の応答性について判定するように実現されている。この点、第1の応答性判定手段は、本実施例ではさらに具体的には検出区間が決定された後、最初にF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力につき、決定された検出区間に対応する時間の長さを検出するとともに、検出した時間の長さに基づき、酸素センサ24の応答性について判定するように実現されている。
次にECU1Aの動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートは内燃機関50運転中に、ごく短い時間間隔で繰り返し実行される。また本フローチャートは、例えば内燃機関50の始動1回につき(すなわち1トリップにつき)、1回だけ第1の判定を行うようにしてもよい。ECU1AはF/Cが開始されたか否かを判定する(ステップS1)。否定判定であれば、ECU1Aはアクティブ空燃比制御が開始されたか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2で否定判定であれば、本フローチャートを一旦終了する。一方、ステップS1またはS2で肯定判定であれば、ECU1Aは検出区間の決定前であるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3で否定判定であれば、ECU1Aは検出区間を決定する(ステップS4)。ステップS4の後には本フローチャートを一旦終了する。一方、ステップS3で肯定判定であれば、ECU1Aは酸素センサ24の応答性について第1の判定をする(ステップS5)。
この点、次に検出区間の決定および第1の判定について図5を用いて具体的に説明する。酸素センサ24の応答性についての判定は、具体的には酸素センサ24のセンサ出力である出力電圧が、第1の所定値から第2の所定値に変化するまでに要する時間である変化時間の長さに基づき行われる。そして、この変化時間の長さが検出区間に対応する時間の長さとなる。この点、第1の所定値と第2の所定値とは具体的には次の式1および式2によって定義されている。
第1の所定値=第1の初期値/(最大電圧−最小電圧)+最小電圧・・・(式1)
第2の所定値=第2の初期値/(最大電圧−最小電圧)+最小電圧・・・(式2)
ここで、第1および第2の初期値は、劣化前の初期の酸素センサ24について予め設定した所定値である。また最大電圧および最小電圧は、実際のセンサ出力の最大電圧および最小電圧であり、センサ出力の最大値および最小値に相当する。この点、ECU1Aは内燃機関50運転中にごく短いサンプリング周期で酸素センサ24のセンサ出力を検出している。このため最大電圧および最小電圧は、F/Cまたはアクティブ空燃比制御で酸素センサ24のセンサ出力が反転した際に、上記のようにして検出したセンサ出力に基づき検出することができる。
初期の酸素センサ24では、最大電圧は1となっており、最小電圧は0(ゼロ)となっている。したがって、例えば判定時が酸素センサ24の劣化前であれば、最大電圧は1、最小電圧は0(ゼロ)になることから、式(1)および式(2)から、第1の所定値は第1の初期値となり、第2の所定値は第2の初期値となる。
一方、例えば酸素センサ24の最大電圧が経時変化によって低下したとする。この場合、センサ出力反転時の出力電圧波形は、初期の出力電圧波形とは異なってくる。そして、かかる出力電圧波形の変化は基準としての意味合いにおいて、第1および第2の初期値に影響を及ぼすことになる。すなわち、センサ出力反転時の出力電圧波形が、初期の出力電圧波形と異なってきた場合には、第1および第2の初期値は、例えば最も時間が短くなる部分として当初狙った部分に対応しなくなってしまうことになる。
このためこの場合に、仮に出力電圧が第1の初期値から第2の初期値に変化するまでに要する時間に基づき、応答性について判定を行った場合には、正確な判定を行えなくなる虞がある。さらに最大電圧の低下度合いによっては、最大電圧が例えば第1の初期値を下回ることも考えられ、この場合には応答性についての判定そのものができなくなる虞もある。なお、これらのことは例えば酸素センサ24の最小電圧が初期の最小電圧よりも高くなった場合についても同様である。
これに対してECU1Aでは、式(1)および式(2)によって第1の初期値の代わりに、実際のセンサ出力の最大電圧および最小電圧に見合った第1および第2の所定値を算出する。そしてこれにより、ECU1Aは検出区間を決定することができる。またECU1Aは、酸素センサ24の出力電圧が第1の所定値から第2の所定値に変化するまでに要する変化時間の長さに基づき、酸素センサ24の応答性について判定をする。このためECU1Aは、劣化等による経時変化で半恒常的に変化するセンサ出力の最大値や最小値が変化した場合であっても、応答性についての判定を好適に行える。
なお、酸素センサ24の応答性について判定をするにあたって、ECU1Aは具体的には例えば所定の判定値と変化時間の長さとの大小関係に基づき、酸素センサ24の応答性の異常判定を行うことができる。一方、ECU1Aでは変化時間の長さによって酸素センサ24の応答性の度合いをより正確に把握することができる。このためECU1Aは、応答性の低下度合いについて判定をする場合に特に適している。この点、酸素センサ24の応答性の度合いを正確に判定できれば、アクティブ空燃比制御時に触媒22の酸素吸蔵能をより正確に検出できる。このためECU1Aはアクティブ空燃比制御時に触媒22の酸素吸蔵能を検出する場合に特に適している。
本実施例に係るECU1Bは、第2の判定手段に相当する第2の応答性判定手段をさらに備えている点以外、ECU1Aと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例ではECU1Bについては図示省略する。なお、第1の応答性判定手段の代わりに第2の応答性判定手段を備えることも可能である。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定するように実現されている。
この点、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力は、本実施例では具体的にはF/C、またはアクティブ空燃比制御によってリッチからリーンに反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度は、本実施例では具体的には当該センサ出力に対応する出力電圧波形の傾きの極小値となっている。
次にECU1Bの動作について図6に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートはステップS11、S12が追加されている点以外、図4に示すフローチャートと同一のものとなっている。このためここでは特にステップS11、S12について説明する。また本フローチャートは、例えば内燃機関50の始動1回につき(すなわち1トリップにつき)、第1および第2の判定それぞれを1回だけ行うようにしてもよい。ステップS1またはS2の肯定判定に続いて、ECU1Bは酸素センサ24のセンサ出力が、リッチからリーンに反転するか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11で否定判定であれば、ステップS3に進む。一方、ステップS11で肯定判定であれば、ECU1Bは酸素センサ24の応答性について第2の判定をする(ステップS12)。ステップ12の後にはステップS3に進む。
次にECU1Bにおける第2の判定について図7を用いて具体的に説明する。図7(a)に示すように、酸素センサ24の応答性が高い場合は、応答性が低い場合と比較して、出力電圧波形における中間部分の傾きが急になる。そして図7(b)に示すように、出力電圧波形の傾きの極小値は、応答性が高い場合のほうが、応答性が低い場合と比較して小さくなる(絶対値としては大きくなる)。すなわち、当該極小値は応答性が高い場合ほど小さくなる。
そして当該極小値によれば、酸素センサ24のセンサ出力の変化が最も急峻なところを的確に捉えることができる。したがって当該極小値に基づき酸素センサ24の応答性について判定をする第2の判定によれば、最大電圧が低下した場合であってもその影響を受けずに判定をすることができる。このためECU1Bは、劣化等による経時変化でセンサ出力の最大値や最小値が変化した場合であっても、応答性についての判定を好適に行える。またECU1Bは、実施例1で前述した変化時間と当該極小値との2つの要素により応答性についての判定を二重に行うので、より信頼性の高い判定結果を得ることができる。この点、二重に判定を行う場合には、酸素センサ24の劣化度合いに応じて応答性についての判定のし易さや判定精度が異なってくる場合に、より信頼性の高い判定結果を利用できるようになる点で有効である。
なお、アクティブ空燃比制御実行時には、第2の応答性判定手段は当該極小値の代わりに、アクティブ空燃比制御によってリーンからリッチに反転する酸素センサ24のセンサ出力に対応する出力電圧波形の傾きの極大値に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されてもよい。そしてこの場合には、図6に示すフローチャートのステップS11で、酸素センサ24のセンサ出力が、リーンからリッチに反転するか否かを判定するように変更することで、図6に示すフローチャートの動作を適用できる。この場合の出力電圧波形および対応する傾きについて図8に示す。
この場合にも、酸素センサ24の応答性が高い場合は、図8(a)に示すように応答性が低い場合と比較して、出力電圧波形における中間部分の傾きが急になる。そしてこの場合には、図8(b)に示すように応答性が高い場合のほうが、応答性が低い場合と比較して出力電圧波形の傾きの極大値が大きくなる。すなわち、当該極大値は応答性が高い場合ほど大きくなる。したがって、第2の応答性判定手段は、アクティブ空燃比制御実行時にはかかる傾向を示す当該極大値に基づき応答性について判定をすることもできる。
本実施例に係るECU1Cは、第2の応答性判定手段が以下に示すように実現されている点以外、ECU1Bと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例ではECU1Cについては図示省略する。なお、第1の応答性判定手段の代わりに第2の応答性判定手段を備えることも可能である。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Cでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、ECU1Cでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の出力電圧波形における反転開始時、または反転終了時のカーブの2回微分値となっている。
次にECU1Cにおける第2の判定について図9を用いて具体的に説明する。なお、ECU1Cの動作は、図6に示すフローチャートにおいてステップS11を省略するとともに、ステップS1またはS2の肯定判定に続くステップをステップS12とした場合の動作と同じになる。このため本実施例ではフローチャートについては図示省略する。ここで、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の出力電圧波形において、出力変化の少ない状態から、急激な出力変化を開始する部分にあたるカーブ、または急激な出力変化をした後で、出力変化の少ない状態に移行する部分にあたるカーブでは、出力電圧の変化度合いが大きいため、応答性の差が顕著に現れる。
この点、図9(a)、(c)に示すように、酸素センサ24の応答性が高い場合は、応答性が低い場合と比較してこれらのカーブが急になる。そしてこれらカーブの2回微分値の絶対値は、図9(b)、(d)に示すように応答性が高い場合のほうが、応答性が低い場合と比較して大きくなる。すなわち、当該2回微分値は、酸素センサ24の出力電圧の反転開始時、または反転終了時の変化の急峻さを示しており、応答性が高い場合ほど当該2回微分値の絶対値が大きくなる。
そして当該2回微分値によれば、出力電圧の反転開始時、または反転終了時を的確に捉えることができる。したがって当該2回微分値に基づき酸素センサ24の応答性について判定をする第2の判定によれば、酸素センサ24の最大出力が低下した場合であっても、その影響を受けることなく判定をすることができる。このためECU1Cは、劣化等による経時変化でセンサ出力の最大値や最小値が変化した場合であっても、応答性についての判定を好適に行える。またECU1Cは、実施例1で前述した変化時間と当該2回微分値との2つの要素により応答性についての判定を二重に行うので、より信頼性の高い判定結果を得ることができる。
本実施例に係るECU1Dは、第2の応答性判定手段が以下に示すように実現されている点以外、ECU1Bと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例では、ECU1Dについては図示省略する。なお、第1の応答性判定手段の代わりに第2の応答性判定手段を備えることも可能である。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Dでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、ECU1Dでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の出力電圧波形における所定の大きさの傾きに対応する出力電圧値となっている。
次にECU1Dにおける第2の判定について図10を用いて具体的に説明する。なお、ECU1Dの動作は、図6に示すフローチャートにおいてステップS11を省略するとともに、ステップS1またはS2の肯定判定に続くステップをステップS12とした場合の動作と同じになる。このため本実施例ではフローチャートについては図示省略する。ここで、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の出力電圧波形において、酸素センサ24の応答性が異なる場合には、傾きが同じである場合であっても、その傾きに対応する出力電圧値それぞれは互いに異なってくる。
この点、図10(a)、(b)に示すように出力電圧の反転が始まってから、傾きが最大になるまでの間(立ち上がり時)においては、酸素センサ24の応答性が高い場合ほど、所定の大きさの傾きに対応する出力電圧値は小さくなる。また出力電圧波形の傾きが最大になってから、出力電圧の反転が終了するまでの間(立ち下り時)においては、酸素センサ24の応答性が高い場合ほど、所定の大きさの傾きに対応する出力電圧値は大きくなる。このため、当該出力電圧値に基づき酸素センサ24の応答性について第2の判定をするECU1Dによれば、実施例1で前述した変化時間と当該出力電圧値との2つの要素により応答性についての判定を二重に行うことで、より信頼性の高い判定結果を得ることができる。
本実施例に係るECU1Eは、第2の応答性判定手段が以下に示すように実現されている点以外、ECU1Bと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例ではECU1Eについては図示省略する。なお、第1の応答性判定手段の代わりに第2の応答性判定手段を備えることも可能である。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Eでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
また、ECU1Eでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の反転開始側における急激な出力変化開始時の出力電圧値となっている。
ECU1Eは、酸素センサ24の上流に触媒22がある場合に適用できる。
次にECU1Eにおける第2の判定について図11を用いて具体的に説明する。なお、ECU1Eの動作は、図6に示すフローチャートにおいて、ステップS11の判定処理をアクティブ空燃比制御であるか否かを判定するように変更した場合の動作と同じになる。このため本実施例ではフローチャートについては図示省略する。ここで、例えばアクティブ空燃比制御で空燃比をリッチに反転した直後においては、触媒22後の排気空燃比はほぼストイキとなる。したがってこの場合には、酸素センサ24の出力電圧もストイキに対応する電圧(約0.5V)に向かって次第に遷移する。そしてこの場合には図11に示すように、応答性の低い場合のほうが、応答性の高い場合よりも急激な出力変化を開始するまでの間に酸素センサ24のセンサ出力が振幅中心に近寄る。
そして、センサ出力の反転開始時における急激な出力変化開始時の出力電圧値によれば、出力電圧の反転開始時の状態のみに基づいた判定をすることができる。したがって当該出力電圧値に基づき酸素センサ24の応答性について判定をする第2の判定によれば、酸素センサ24の最大出力が低下した場合であっても、その影響を受けることなく判定をすることができる。このためECU1Eは、劣化等による経時変化で酸素センサ24のセンサ出力の最大値や最小値が変化した場合であっても、応答性についての判定を好適に行える。またECU1Eは、実施例1で前述した変化時間と当該出力電圧値との2つの要素により応答性についての判定を二重に行えるので、より信頼性の高い判定結果を得ることができる。
本実施例に係るECU1Fは、第2の応答性判定手段が以下に示すように実現されている点以外、ECU1Bと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例ではECU1Fについては図示省略する。なお、第1の応答性判定手段の代わりに第2の応答性判定手段を備えることも可能である。
第2の応答性判定手段は、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、酸素センサ24の応答性について判定をするように実現されている。
この点、ECU1Fでは排気空燃比の変動に応じたセンサ出力が、具体的にはF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力となっている。
またECU1Fでは、排気空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度が、具体的には当該センサ出力の2回微分値の極大点および極小点間の時間の長さとなっている。
次にECU1Fにおける第2の判定について図12を用いて具体的に説明する。なお、ECU1Fの動作は、図6に示すフローチャートにおいてステップS11を省略するとともに、ステップS1またはS2の肯定判定に続くステップをステップS12とした場合の動作と同じになる。このため本実施例ではフローチャートについては図示省略する。ここで、酸素センサ24のセンサ出力の2回微分値の極大点と極小点の組み合わせは、当該センサ出力の出力電圧波形における反転開始点と反転終了点の組み合わせに対応する。この点、図12に示すように、応答性が高い場合のほうが、応答性が低い場合よりも極大点および極小点間の時間の長さが短くなる。
そして、当該時間の長さによれば、センサ出力の反転開始から反転終了までに要する時間を明確に捉えることができ、また応答性について判定するにあたり、所定の出力電圧を特定する必要がなくなる。したがって当該時間の長さに基づき酸素センサ24の応答性について判定をする第2の判定によれば、酸素センサ24の最大出力が低下した場合であっても、その影響を受けることなく判定をすることができる。このためECU1Fは、劣化等による経時変化でセンサ出力の最大値や最小値が変化した場合であっても、応答性についての判定を好適に行える。またECU1Fは、実施例1で前述した変化時間と極大点および極小点間の時間との2つの要素により応答性についての判定を二重に行えるので、より信頼性の高い判定結果を得ることができる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
例えば上述した実施例では、空燃比の変動に応じたセンサ出力がF/Cまたはアクティブ空燃比制御によってリッチ、リーン間で反転する酸素センサ24のセンサ出力である場合について説明した。しかしながら本発明においては必ずしもこれに限られず、空燃比の変動に応じたセンサ出力は、例えば酸素センサの応答性について判定するために専用に設定された空燃比制御によって変動する空燃比の変動に応じたセンサ出力であってもよい。
また上述した実施例2から6まででは、第1の応答性判定手段と組み合わされる第2の応答性判定手段が1つである場合について説明した。しかしながら本発明においては必ずしもこれに限られず、第1の判定手段と組み合わされる第2の判定手段は複数であってもよい。
1 ECU
10 吸気系
12 エアフロメータ
20 排気系
22 触媒
23 A/Fセンサ
24 酸素センサ
50 内燃機関
60 燃料噴射系
61 燃料噴射弁
62 燃料噴射ポンプ

Claims (2)

  1. 酸素センサのセンサ出力の最大値および最小値に基づき、空燃比の変動に応じたセンサ出力の検出区間を決定する決定手段と、
    前記検出区間に対応する前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の時間の長さに基づき、前記酸素センサの応答性について判定する第1の判定手段とを備え
    前記決定手段は、予め設定された劣化前における前記酸素センサのセンサ出力である第1の初期値を前記最大値と前記最小値との差で除算した値に前記最小値を加算した値である第1の所定値と、予め設定された劣化前における前記酸素センサのセンサ出力である第2の初期値を前記最大値と前記最小値との差で除算した値に前記最小値を加算した値である第2の所定値と、を前記検出区間として決定し、
    前記第1の判定手段は、前記検出区間に対応する前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の時間の長さとして、前記酸素センサのセンサ出力が前記第1の所定値から前記第2の所定値に変化するまでに要する時間の長さを用いる酸素センサの応答性判定装置。
  2. 請求項1記載の酸素センサの応答性判定装置であって、
    前記酸素センサの空燃比の変動に応じたセンサ出力の変化速度に基づき、前記酸素センサの応答性について判定する第2の判定手段をさらに備えた酸素センサの応答性判定装置。
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