JP5279454B2 - 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のタスクを一連の処理フローとして登録し、実行することができる画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
文書に対する画像処理装置が有するタスクを複数組み合わせて一連の処理として登録し、それをユーザが呼び出すことにより、煩わしい操作をすることなく頻繁に使用する複数の処理を実行できるアプリケーションが提供されている。タスクとは、例えば複合的な機能を持つ画像処理装置等における個々の機能にて実現可能な処理や、情報処理装置等によって実行されるアプリケーションによって実現可能な処理を指す。例えば、画像処理装置が有する入出力のタスクとしては、原稿のスキャン、文書のプリント、送信(電子メール、ファクス、ファイル等)、ディスクへの保存(当該印刷処理装置内外のハードディスクへの保存)等が挙げられる。編集のタスクとしては、複数文書の結合、文書内のページ削除などがある。
上記のような複数のタスクをつなぎ合わせて、時系列的に処理をすることを目的に作成される一連のタスクの組み合わせを処理フローと呼ぶ。この組み合わせには、あるタスクの結果を入力として他のタスクを実行することも含め様々な組み合わせ処理が可能である。上記処理フローを扱うアプリケーションが組み込まれた画像処理装置では、ユーザによりボタン(処理フローが割り当てられたボタン)が押下されることで、当該ボタンに対応する処理フローが実行される。
このような画像処理装置では、作成した処理フローを別の画像処理装置に送信する機能を持つものがある。処理フローを受信した画像処理装置では、その処理フローが割り当てられたボタンをUIに表示する。そして、ユーザによりそのボタンが押下されることで処理フローが実行される。また、受信した画像処理装置で処理フローをさらに他の画像処理装置に送ることも可能である。それにより、例えば、一つの画像処理装置を他の画像処理装置にリプレイスする場合などであっても、リプレイス後の画像処理装置上で従来使用していたのと同じ処理フローを再度作成し直す必要が無くなる。
しかしながら、上記のような画像処理装置では、画像処理装置の機種やオプション構成、或いは処理フローを扱うアプリケーションのバージョンによって、解析、実行できるタスクやタスクの設定が異なることがある。そのため、送信された処理フローが受信側の画像処理装置でサポートしていないタスクを含んでいる場合、その部分は解析できない。例えば、「スキャンしたデータにユーザ証明書を付与して送信する」という内容の処理フローを作成したとする。その場合に、ユーザ証明書を付与する機能をサポートしていない画像処理装置では、「ユーザ証明書の付与」の部分を解析できない。その結果、当該処理フローを実行しようとしても、「ユーザ証明書の付与」する部分は実行されず、単に「スキャンしたデータを送信する」処理だけが実行されてしまうか、処理エラーとなって終了する。
このように実行不可能な画像処理要求が存在した場合の解決手段として、例えば、特許文献1に開示された方法がある。特許文献1では、画像処理装置において、設定された所定の画像処理要求を自機で実行できないと判断した場合に、変換された画像データを該選択設定された所定の画像処理機能を有効に利用できると判断された画像処理装置に転送して代替実行させる。
特開2002−190889号公報
しかしながら、上記特許文献1において画像処理装置間でやり取りされるのは画像データのみであり、代替実行する側の画像処理装置上で同じ画像処理要求を実行したい場合には、再度当該画像処理要求を設定する必要があった。既述の処理フローを扱うアプリケーションが備える「ユーザにとって煩わしい操作が不要である」というメリットは維持しつつ、更に、実行不可能な処理フローについても、その内容を変更することなく、ユーザが所望する処理フローを実行可能としたい。
更には、自機で実行不可能な処理フローを他の画像処理装置に代替実行させる場合、例えば最終的に印刷物を排紙する処理フローのケースでは、以下に挙げるセキュリティ面での懸念があった。すなわち、ユーザが処理フローの実行開始を指示した画像処理装置とは物理的に離れた他の画像処理装置から印刷物が排紙されることとなるため、どの画像処理装置の排紙部に排紙されているのかがユーザにとって分かりにくいという問題点が考えられる。同様に、ユーザが処理フローの実行開始を指示した画像処理装置とは物理的に離れた別の画像処理装置から印刷物が排紙されるため、紙の放置や取り忘れなどが生じやすいという問題点も考えられる。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、自機で実行不可能な処理フローが存在していた場合にも、当該処理フローの内容を変更することなく実行することができる画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、ネットワークを介して1つ以上の他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置であって、複数の処理を組み合わせて設定された処理フローを記憶する記憶手段と、前記処理フローに基づいて前記複数の処理を実行する実行手段と記処理フローの中に自機で実行不可能な処理が存在する場合に、前記処理フローの実行可否確認要求を前記1つ以上の他の画像処理装置に送信する実行可否確認要求送信手段と、前記処理フローの実行可否確認要求に対する実行可能応答を受信する実行可能応答受信手段と、前記1つ以上の他の画像処理装置のうちの前記実行可能応答を送信した画像処理装置の中から前記処理フローの転送先を決定する転送先決定手段と、前記処理フローから、自機で実行可能な処理を含まない第1の連携処理フローと、自機で実行不可能な処理を含む第2の連携処理フローとを生成する連携フロー生成手段と、前記転送先決定手段により決定された転送先に前記第2の連携処理フローを転送する処理フロー転送手段と、前記第1の連携処理フローを実行するためのボタンを表示する第1の連携処理フローボタン表示手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項記載の画像処理装置は、複数の処理の組み合わせである処理フローの実行可否確認要求を受信する実行可否確認要求受信手段と、前記実行可否確認要求に基づき、前記処理フローが自機で実行可能であるかを判定する判定手段と、前記判定手段により実行可能と判定された場合に、前記処理フローの実行可否確認要求の送信元に実行可能応答を送信する実行可能応答送信手段と、前記実行可否確認要求の送信元から、前記処理フローに含まれる複数の処理の一部であり、前記送信元において実行不可能な処理を含む連携処理フローを受信する処理フロー受信手段と、前記連携処理フローを実行する連携処理フロー実行手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項記載の画像処理装置の制御方法は、ネットワークを介して1つ以上の他の画像処理装置と通信可能であり、複数の処理を組み合わせて設定された処理フローを記憶する記憶手段と、前記処理フローに基づいて前記複数の処理を実行する実行手段とを備える画像処理装置の制御方法において、前記処理フローの中に自機で実行不可能な処理が存在する場合に、前記処理フローの実行可否確認要求を前記1つ以上の他の画像処理装置に送信する実行可否確認要求送信工程と、前記処理フローの実行可否確認要求に対する実行可能応答を受信する実行可能応答受信工程と、前記1つ以上の他の画像処理装置のうちの前記実行可能応答を送信した画像処理装置の中から前記処理フローの転送先を決定する転送先決定工程と、前記処理フローから、自機で実行可能な処理を含まない第1の連携処理フローと、自機で実行不可能な処理を含む第2の連携処理フローとを生成する連携フロー生成工程と、前記転送先決定工程にて決定された転送先に前記第2の連携処理フローを転送する処理フロー転送工程と、前記第1の連携処理フローを実行するためのボタンを表示する第1の連携処理フローボタン表示工程とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項記載の画像処理装置の制御方法は、画像処理装置の制御方法であって複数の処理の組み合わせである処理フローの実行可否確認要求を受信する実行可否確認要求受信工程と、前記実行可否確認要求に基づき、前記処理フローが自機で実行可能であるかを判定する判定工程と、前記判定工程にて実行可能と判定された場合に、前記処理フローの実行可否確認要求の送信元に実行可能応答を送信する実行可能応答送信工程と、前記実行可否確認要求の送信元から、前記処理フローに含まれる複数の処理の一部であり、前記送信元において実行不可能な処理を含む連携処理フローを受信する処理フロー受信工程と、記連携処理フローを実行する連携処理フロー実行工程とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項10記載のプログラムは、ネットワークを介して1つ以上の他の画像処理装置と通信可能であり、複数の処理を組み合わせて設定された処理フローを記憶する記憶手段と、前記処理フローに基づいて前記複数の処理を実行する実行手段とを備える画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、前記処理フローの中に自機で実行不可能な処理が存在する場合に、前記処理フローの実行可否確認要求を前記1つ以上の他の画像処理装置に送信する実行可否確認要求送信ステップと、前記処理フローの実行可否確認要求に対する実行可能応答を受信する実行可能応答受信ステップと、前記1つ以上の他の画像処理装置のうちの前記実行可能応答を送信した画像処理装置の中から前記処理フローの転送先を決定する転送先決定ステップと、前記処理フローから、自機で実行可能な処理を含まない第1の連携処理フローと、自機で実行不可能な処理を含む第2の連携処理フローとを生成する連携フロー生成ステップと、前記転送先決定ステップにて決定された転送先に前記第2の連携処理フローを転送する処理フロー転送ステップと、前記第1の連携処理フローを実行するためのボタンを表示する第1の連携処理フローボタン表示ステップとを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項11記載のプログラムは、画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって複数の処理の組み合わせである処理フローの実行可否確認要求を受信する実行可否確認要求受信ステップと、前記実行可否確認要求に基づき、前記処理フローが自機で実行可能であるかを判定する判定ステップと、前記判定ステップにて実行可能と判定された場合に、前記処理フローの実行可否確認要求の送信元に実行可能応答を送信する実行可能応答送信ステップと、前記実行可否確認要求の送信元から、前記処理フローに含まれる複数の処理の一部であり、前記送信元において実行不可能な処理を含む連携処理フローを受信する処理フロー受信ステップと、記連携処理フローを実行する連携処理フロー実行ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、自機では実行不可能な処理フローが存在した場合に、当該処理フローを実行可能な他の画像処理装置を探索し、転送先として決定した画像処理装置に当該処理フローを転送する。それにより、転送先の画像処理装置上に当該処理フローの実行ボタンが表示され、当該処理フローの内容が変更されることなく、ユーザが所望した通りの処理フローを実行することが可能となる。
また、本発明によれば、当該処理フローを分割して連携処理フローを新たに生成する。当該連携処理フローの実行ボタンを表示することで、転送先の画像処理装置上のみではなく、転送元の画像処理装置上からでも、ユーザは当該処理フローを内容変更することなく実行することが可能となる。
また、当該処理フローの最終タスクが“印刷“処理である場合には,転送先の画像処理装置では、連携処理フローの実行ボタンも表示して、当該実行ボタンが押下された場合にはじめて当該連携処理フローを実行する。それにより、ユーザが転送元の画像処理装置上で連携処理フローの実行ボタンを押下した場合に、物理的に離れた別の画像処理装置上で直ちに印刷処理が実行されてしまい、ユーザの機密文書などが排紙部に放置されてしまう事態を防ぐことも可能になる。一方で、最終タスクが印刷処理以外(他装置への送信やHDDへの保存など)の場合には、転送先の画像処理装置では連携処理フローの実行ボタンは表示されない。この場合、ユーザが転送元の画像処理装置上で連携処理フローの実行ボタンを押下した時点で、直ちに連携先の画像処理装置も対応する処理フローを実行する。そのため、ユーザは転送先の画像処理装置の前まで移動して、ログインやボタン押下などの操作を行う必要が無く、簡単な操作のみで所望の処理フローを実行することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置がネットワークに接続された画像処理システムの構成図である。
図1において、MFP(Multi Function Peripheral)101,102,103は、本発明の実施形態に係る画像処理装置としての多機能型の画像形成装置であり、LAN100に接続され、互いに通信可能である。MFP101は、ユーザ証明書機能および文書結合機能に非対応の画像形成装置で、ホスト名をAAA、IPアドレスを192.168.0.101とする。MFP102は、ユーザ証明書機能に対応するが文書結合機能に非対応の画像形成装置で、ホスト名をBBB、IPアドレスを192.168.0.102とする。MFP103は、ユーザ証明書機能に非対応であるが文書結合機能に対応する画像形成装置で、ホスト名をCCC、IPアドレスを192.168.0.103とする。
MFP101,102,103にはそれぞれ処理フローアプリケーションが組み込まれている。処理フローアプリケーションとは、一連の複数の画像処理タスクを組み合わせて設定された処理フローを実行するアプリケーションである。画像処理タスクは、上述したように、例えば複合的な機能を持つ画像処理装置等における個々の機能にて実現可能な処理を指し、画像処理のみに限定されるものではない。処理フローアプリケーションにおける処理フローの編集、実行に関する説明については後述する。
なお、図示例のネットワーク環境では、MFP101〜103がLAN100に接続されているが、これに限定されず、LAN100にMFPや他の装置が複数接続されていてもよい。
図2は、図1のMFP101の内部構成の一例を示すブロック図である。なお、MFP102,103については、MFP101と同じ内部構成を有することから、MFP101についてのみ説明する。
MFP101は、コントローラユニット(Controller Unit)200と、UI(User Interface)である操作部212と、画像入力デバイスであるスキャナ部270と、画像出力デバイスであるプリンタ部295とを備える。コントローラユニット200は、スキャナ部270およびプリンタ部295に接続されている。また、コントローラユニット200は、LAN100や公衆回線(WAN)214に接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット200内のCPU201は、システム全体を制御するコントローラである。RAM202は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM203はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD204はハードディスクドライブであり、画像データやソフトウェアモジュールを格納する。
操作部I/F206は、操作部212とインタフェース部で、操作部212に表示する画像データを操作部212に対して出力する。ネットワークI/F210はLAN100に接続し、情報の入出力を行う。モデム213は公衆回線214に接続し、画像情報の入出力を行う。
以上のデバイスがシステムバス207上に配置される。
イメージバス(Image Bus)I/F205は、システムバス207と画像データを高速で転送する画像バス208に接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス208上には以下のデバイスが配置される。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)260は、PDL(Page Description Language)コードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F220は、スキャナ部270やプリンタ部295とコントローラユニット200とを接続する。
スキャナ画像処理部280は、入力画像データに対して補正、加工、編集を行う。また、入力された画像がカラー原稿か白黒原稿かを画像の彩度信号から判断し、その結果を保持する機能を有する。プリンタ画像処理部290は、出力画像データに対して補正、加工、編集を行う。
画像回転部230は、スキャナ画像処理部280と連携して、スキャナ部270からの画像読み込みと同時に画像を回転してメモリに格納したり、メモリに格納された画像を回転して再びメモリに格納する。また、画像回転部230は、メモリに格納された画像をプリンタ画像処理部290と連携して回転しながら印字出力することができる。
解像度変換部231は、メモリに格納された画像に解像度変換処理を施し、再びメモリに格納する。色空間変換部232は、マトリクス演算により、例えばメモリに格納されたYUV画像をLab画像に変換して、再びメモリに格納する。階調変換部233は、例えばメモリに格納された8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換して、再びメモリに格納する。画像圧縮部240は、多値画像データに対してJPEG、2値画像データに対してJBIG、MMR、MR、MHの圧縮伸張処理を行う。
画像回転部230、解像度変換部231、色空間変換部232、階調変換部233、及び画像圧縮部240は、それぞれ連結して動作することが可能である。例えば、メモリに格納された画像を一度メモリに格納することなく、つづけて画像回転及び解像度変換することができる。
図3は、MFPの各種機能(以下、「タスク」と称する)の組み合わせと処理の順番の流れの制御にかかわるMFPのソフトウェアモジュールの構成を示す図である。図示のソフトウェアモジュールはCPU201により実行される。
図3において、処理フローアプリケーション300は、フロー実行部305と、フロー管理部306とから成る。処理フローアプリケーション300は、図3に示す他のソフトウェアモジュールと連携することで処理フローの登録、編集や実行を実現している(処理フロー登録手段)。フロー実行部305、フロー管理部306についての詳細は後述する。
UI部301は、操作部I/F206を介して操作部212に表示を行ったり、操作部212からのユーザの入力を処理したりするソフトウェアモジュールである。UI部301は、処理フローアプリケーション300からの指示により、処理フローアプリケーション300による画面の表示を行う。また、UI部301は、操作部212からのユーザの入力等の内容を処理フローアプリケーション300に伝える。
処理フローアプリケーション300は、UI部301から伝えられた入力内容の結果をフロー実行部305に渡す。本実施の形態では、UI部301は、処理フローアプリケーション300外に設けられたモジュールであるが、処理フローアプリケーション300がUI部301を内部に持っていてもよい。
通信部302は、ネットワークI/F210やモデム213を操作して通信(送受信)を行うソフトウェアモジュールである。認証部303は、ユーザによる操作部212の操作によってUI部301が受け付けたユーザのログイン情報や通信部302から受け取ったユーザ情報に基づいてユーザ認証を行い、ユーザのセッションの管理を行うソフトウェアモジュールである。
認証情報管理部304は、ユーザの認証情報を管理し、認証部303からの認証情報の問い合わせに応答するソフトウェアモジュールである。本実施の形態では、デバイス内部に認証情報を持っているが、不図示の認証サーバを別途設けて認証情報を管理する構成も可能である。
フロー実行部305は、後述する処理フロー定義ファイルを解析するソフトウェアモジュールである。また、フロー実行部305は、処理フローを機能単位のタスクの設定(例えば、スキャンジョブ設定、プリントジョブ設定、送信ジョブ設定等)に分解する。
フロー管理部306は、各ユーザがログインしているときにどの処理フロー実行ボタンを操作部212に表示させるかという処理フロー管理ファイルを管理するためのソフトウェアモジュールである。また、フロー管理部306は、処理フローを実行するための設定が記述されている処理フロー定義ファイルを管理する。処理フロー管理ファイルと処理フロー定義ファイルについての詳細は後述する。本実施形態では、処理フローの記述をファイルとして扱っているが、RAM202上に保持してもよい。
タスク実行部307は、各種タスクの設定情報に基づいてタスクを生成し、生成したタスクを実行するためのソフトウェアモジュールである。タスクリスト管理部308は、実行すべきタスクを管理するためのソフトウェアモジュールである。
各種タスクは、UI部301、通信部302、処理フローアプリケーション300のフロー実行部305からの要求に応じて生成される。例えば、UI部301でユーザからコピーやスキャンの指示があった場合、UI部301からコピーやスキャンのそれぞれのタスクの設定がタスク実行部307に渡される。一方、タスクリスト管理部308にはタスクが登録される。タスク実行部307は、そのタスクリスト管理部308で管理されたタスクを順に実行する。同様に、通信部302を介して他のMFP(画像形成装置)やPCからタスク設定が渡された場合も同様に処理される。
図4は、MFP101で管理される処理フロー管理ファイルの一例を示す図である。
本実施形態では、処理フロー管理ファイル400は、図示のようにテーブル形式で構成されているが、CSV形式や、XMLなどでのテキストファイルで構成されてもよい。[CSV(Comma Separated Values)、XML(Extensible Markup Language)]
図4において、カラム401には、処理フローの管理IDが格納される。カラム402には、処理フローの名称が格納される。カラム403には、処理フローが誰に対してアクセス権が与えられているかを示す情報が格納される。例えば、ID:1の処理フローは、「User A」に実行のためのアクセス権が与えられており、User Aがログインしているときにボタンとして表示される。なお、共有になっているものに関してはログインユーザに関係なく表示される。
カラム404には、処理フローを構成するタスクが格納される。カラム405には、処理フローが他のMFPと連携して実行するものであるかどうかを示す情報が格納される。他のMFPと連携して実行する処理フロー(以下、「連携処理フロー」と称する)の場合は“Y”が、当該MFPのみで実行可能な処理フローである場合は“N”が格納される。
カラム406には、カラム405に“Y”が格納されている場合すなわち連携処理フローである場合に、当該連携処理フローのシリアルIDが格納される。シリアルIDは、連携処理フローにのみ、生成時にMFPが自動的に付与するもので、ネットワーク上で一意な値が付与される。また、一旦生成時に付与されると、その後は値が変更されることは無い。
カラム407には、カラム405に“Y”が格納されている場合すなわち連携処理フローである場合に、当該連携処理フローの連携種別を示す情報が格納される。MFP101側が先に当該連携処理フローを実行し、その後、他のMFP上で別の所定の連携処理フローが実行される場合は“Src”が格納される。一方、他のMFPが先に連携処理フローを実行し、それを受けてMFP101上で当該連携処理フローが実行される場合は“Dst”が格納される。
カラム408には、カラム405に“Y”が格納されている場合すなわち連携処理フローである場合に、その連携先となるMFPの情報が格納される。カラム408には、例えば、連携先となるMFPのホスト名およびIPアドレス、また、連携先で実行されることになる連携処理フローのシリアルIDが格納される。
図5は、図1の画像形成システムで用いられる処理フロー定義ファイルの一例を示す図であり、(a)は処理フロー定義ファイル、(b)は処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。
図示例では、処理フロー定義ファイル500をXMLファイルとして扱うものとする。処理フロー定義ファイル500については、処理フローアプリケーション300を組み込んだMFPでの作成が可能である。処理フローに含まれるタスクはXMLのタグとして表現され、その出現順番がタスクの処理順番とみなすものとする。ただし、図5では、タスクに関する詳細な設定内容については省略されている。
図5(a)において、タグ501は、スキャナ部270を用いたスキャンタスクを実行して、文書を入力することを示している。タグ502は、文書にユーザ証明書を付与することを示している。タグ503は、送信タスクを実行して文書を送信先に送信することを示している。タグ504は、送信タスクの設定で送信先となるアドレスを示している。送信先となるアドレスは、タグ504を追加することで複数設定可能ある。また、送信タスクには、メール送信、SMB送信などのファイル送信、ファクス送信などの宛先が設定可能である。
図5(b)において、タグ550(Task Flowタグ)は、1件の処理フローであることを示しており、処理フローの管理IDを表す属性551および処理フローの名称を表す属性552より構成される。
図6は、User AがMFP101にログインしたときに操作部212に表示される操作画面の一例を示す図である。
図6において、ボタン601は、処理フローアプリケーション300を起動して画面表示を行うためのボタンである。本実施形態では、その他のアプリケーションを起動するためのボタンは表示されていないものとする。
ボタン602,603は、それぞれのボタンに割り当てられている処理フローを呼び出して実行するためのボタンである。User Aがログインしたときにボタンとして表示される処理フローは、処理フロー管理ファイル400のカラム403の公開範囲がUser Aとなっているものである。一方、User Bがログインしたときに表示されるボタンは、User Aのときと同様に、カラム403の公開範囲がUser Bとなっているものである(図示を省略)。
ボタン604は、ログインユーザに関係なく表示される共有の画面に切り替えるためのボタンである。ボタン604が押下されたときに表示されるボタンは、処理フロー管理ファイル400のカラム403の公開範囲が共有となっているものである(図示を省略)。ボタン605は、処理フローを作成(登録)・編集画面を表示するためのものである。
図7は、ユーザがMFP101上で実行不可能なタスクを含む処理フローに対応するボタンを押下した際の当該処理フローの転送処理の一例を示すフローチャートである。
図7において、ステップS701〜S709は各処理ステップを示し、MFP101における処理フロー転送処理の流れに対応する。なお、各処理ステップに対応する制御プログラムは、MFP101内のROM203に記憶されており、CPU201により実行される。
同図では、具体例として、MFP101にUser Aであるユーザがログインし、図6に示す画面上のボタン602を押下した場合のMFP101の実行する処理について説明する。
ボタン602に対応する処理フローは、処理フロー定義ファイル500に表される「スキャンした文書にユーザ証明書を付与して送信する」というものである。しかしながら、既述の通り、MFP101はユーザ証明書機能に非対応であるため、当該処理フローのうち、「ユーザ証明書を付与する」部分を実行することができない。このような場合、MFP101は、処理フロー定義ファイル500の実行可否確認要求をブロードキャストでLAN100上の他のデバイス(本実施形態ではMFP102およびMFP103)に送信する。そして、他のデバイスに処理フロー定義ファイル500を実行可能であるかどうかを問い合わせる(ステップS701)。この処理は、本発明における実行可否確認要求送信手段の一例である。
次に、MFP101は、LAN100上の他のデバイスからの実行可能応答の受信を、所定の時間待ち受ける(ステップS702)。この処理は本発明における実行可能応答受信手段の一例である。ステップS702において、所定時間内に実行可能応答を返してくるデバイスが存在しない場合は(ステップS702でNO)、LAN100上に処理フロー定義ファイル500を実行可能なデバイスが存在しないと判断し、直ちに本処理を終了する。
一方、所定時間内に実行可能応答を返してきたデバイスが存在する場合は(ステップS702でYES)、MFP101は、当該デバイスの情報を処理フロー転送先候補リストとして操作部212上に表示する(ステップS703)。本実施形態では、上述したようにMFP102がユーザ証明書機能に対応しているため、MFP102より実行可能応答を受け取ることとなる。なお、MFP103は、ユーザ証明書機能非対応であるため、MFP101から受信した実行可否確認要求を直ちに破棄し、MFP101への返信は行わない。
図8は、ステップS703で操作部212上に表示される処理フロー転送先候補リストの表示画面の一例を示す図である。
図8において、処理フロー転送先候補リスト801には、ステップS702で実行可能応答を返してきたデバイスのホスト名およびIPアドレスが表示される。本実施形態では、MFP102のみが実行可能応答を返してきているため、MFP102のホスト名(BBB)と、IPアドレス(192.168.0.102)が表示されている。
MFP101は、図8に示す処理フロー転送先候補リスト画面を操作部212に表示して、ユーザが処理フローの転送先となるデバイスを決定するのを待ち受ける(ステップS704)。ユーザによって任意のデバイスが選択され、決定ボタン802が押下されると、ステップS705に進む。一方、ユーザによりキャンセルボタン803が押下されると、直ちに本処理を終了する。この処理は、本発明における転送先決定手段の一例である。
ステップS705では、MFP101は、処理フロー定義ファイル500を分割し、自機で実行可能なタスクのみを含む第1の連携処理フロー定義ファイル900と、自機で実行不可能なタスクを含む第2の連携処理フロー定義ファイル1000を生成する。この処理は、本発明における連携フロー生成手段の一例である。
図9は、MFP101がステップS705で生成する第1の連携処理フロー定義ファイル900の一例を示す図であり、(a)は第1の連携処理フロー定義ファイル900、(b)は第1の連携処理フロー定義ファイル900中のタグを抜き出したものである。
図9(a)において、タグ901は、処理フロー定義ファイル500のタグ501の内容がそのまま転記されており、スキャナ部270を用いたスキャンタスクを実行して、文書を入力することを示している。タグ902は、送信タスクを実行して文書を送信先に送信することを示している。タグ903は、送信タスクの設定で送信先となるアドレスを示しており、ここには連携処理フローの転送先であるMFP102のIPアドレス(192.168.0.102)が設定される。タグ904は、MFP102に送信する文書を示している。タグ905は、MFP102に対して実行を指示する連携処理フローのシリアルIDを示している。
タグ902〜タグ905の記載は、「タグ903の宛て先にタグ904のデータを送信し、宛て先にタグ905の連携処理フローの実行を指示する」という処理を示している。
図9(b)において、タグ950は1件の処理フローであることを示している。タグ950は以下の属性より構成される。
属性951は、処理フローの管理IDを表している。属性952は、処理フローの名称を表している。属性953は、処理フローのシリアルIDを表している。属性954は、連携先となる連携処理フローのシリアルIDを表している。
属性953および属性954は、連携処理フローにのみ設定される属性である。シリアルIDには、ネットワーク上で一意な値が設定される。本実施形態では、“MFP(画像形成装置)のMAC(Media Access Control)アドレスの下8桁”+“MFPが管理するシーケンシャルな4桁の番号”から構成される12桁の数字より構成されるものとする。ただし、シリアルIDは、あくまでネットワーク上で一意な値であればよく、必ずしも上記構成である必要は無い。シリアルIDの構成は、桁数も含めて様々な形態をとり得る。
図10は、MFP101がステップS705で生成する第2の連携処理フロー定義ファイル1000の一例を示す図であり、(a)は第2の連携処理フロー定義ファイル、(b)は第2の連携処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。
図10(a)において、タグ1001は、受信タスクを実行して文書を受信することを示している。タグ1002は、処理フロー定義ファイル500のタグ502の内容がそのまま転記されており、文書にユーザ証明書を付与することを示している。タグ1003は、処理フロー定義ファイル500のタグ503の内容がそのまま転記されており、送信タスクを実行して文書を送信先に送信することを示している。タグ1004は、処理フロー定義ファイル500のタグ504の内容がそのまま転記されており、送信タスクの設定で送信先となるアドレスを示している。
図10(b)において、タグ1050は1件の処理フローであることを示している。タグ1050は以下の属性より構成される。
属性1051は、処理フローの管理IDを表している。ただし、第2の連携処理フロー定義ファイル1000は、後述する図7のステップS706で別のMFPに転送され、転送先のMFP側で任意の管理IDが付与されるものであるため、ここでは属性1051には管理IDは付与されない。
属性1052は、処理フローの名称を表している。属性1053は、処理フローのシリアルIDを表している。属性1054は、連携元となる連携処理フローのシリアルIDを表している。
属性1053および属性1054は連携処理フローにのみ設定される属性である。シリアルIDにはネットワーク上で一意な値が設定される。本実施形態では、“MFPのMAC(Media Access Control)アドレスの下8桁”+“MFPが管理するシーケンシャルな4桁の番号”から構成される12桁の数字より構成されるものとする。ただし、シリアルIDはあくまでネットワーク上で一意な値であればよく、必ずしも上記構成である必要は無い。シリアルIDの構成は、桁数も含めて様々な形態をとり得る。
既述の通り、処理フロー定義ファイル500では、「スキャンした文書にユーザ証明書を付与して送信する」処理フローが定義されていた。しかしながら、MFP101で実行可能なのは「スキャン」までである。そのため、MFP101上で実行可能なタスクまでからなる第1の連携処理フロー定義ファイル900としては「スキャンした文書をMFP102に送信する」処理フローが定義される。そして、それ以降のタスクからなる第2の連携処理フロー定義ファイル1000としては、第1の連携処理フロー定義ファイル900の処理を引き継いで、「MFP101から受信した文書にユーザ証明書を付与して送信する」処理フローが定義される。
図7に戻り、ステップS706では、MFP101は、処理フロー定義ファイル500および第2の連携処理フロー定義ファイル1000を連携処理フロー転送先であるMFP102に転送する(ステップS706)。この処理は、本発明における処理フロー転送手段の一例である。そして、処理フロー定義ファイル500を実行するためのボタン602を図6に示す操作部212に表示される操作画面上から削除する(ステップS707)。更に、ボタン602に替わり、第1の連携処理フロー定義ファイル900を実行するためのボタン606を操作部212に表示される操作画面上に表示する(ステップS708)。この処理は、本発明における第1の連携処理フロー実行ボタン表示手段の一例である。その後、処理フロー管理ファイル400の内容を更新して(ステップS709)、本処理を終了する。
図11は、図7の処理を実行した後に操作部212に表示される操作画面の一例を示す図である。図6に示す操作画面との差異は、ボタン602に代えてボタン606が表示されている点にある。
ボタン606は、第1の連携処理フロー定義ファイル900を実行するためのボタンであり、ボタン上にはMFP102と連携して処理フローを実行するボタンであることを示す“[連携フロー]連携ホスト:BBB”という文言が表示されている。
なお、図11に示すボタン601,603,604,605については、図6で説明したものと同じであり、それらの詳細な説明については割愛する。
図12は、図7に示す処理を実行した後の処理フロー管理ファイル400の一例を示す図である。
図12において、図7に示す処理が実行された結果、処理フロー“機密文書送信”は、MFP102との連携処理フローに変更されている。そのため、カラム405には、連携処理フローであることを示す“Y”が設定されている。
また、カラム406には、当該連携処理フローのシリアルIDである“aabbccdd0001”が設定されている。カラム407には、当該連携処理フローが第1の連携処理フローであること、すなわち、当該連携処理フローが実行された後に、連携先のMFP上で対応する連携処理フローが実行されることを表わす“Src”が設定されている。
カラム408には、連携先のMFPがMFP102であることを表わす“BBB/192.168.0.102”が設定されている。更に、MFP102上で実行される連携処理フローのシリアルIDである“aabbccdd0002”も設定されている。
図13は、MFP101が図7に示す処理フロー転送処理を実行した際に、MFP102およびMFP103側で実行される処理フロー受信処理の一例を示すフローチャートである。
図13において、ステップS1301〜S1306は各処理ステップを示し、MFP101がステップS701のステップを実行して処理フロー定義ファイル500の実行可否確認要求を送信した際のMFP102およびMFP103側の処理の流れに対応している。なお、各処理ステップに対応する制御プログラムは、MFP102およびMFP103それぞれのROM203に記憶されており、MFP102およびMFP103それぞれのCPU201により実行される。
MFP102およびMFP103は、MFP101から処理フロー定義ファイル500の実行可否確認要求を受信する(ステップS1301)と、処理フロー定義ファイル500を解析する(ステップS1302)。この処理は、本発明における実行可否確認要求受信手段の一例である。そして、処理フロー定義ファイル500に記載されたタスクが全て自機上で実行可能なものであるかどうかを判定する(ステップS1303)。この処理は、本発明における判定手段の一例である。実行不可能なタスクが1つでも存在していた場合は(ステップS1303でNO)、実行可否確認要求を内部的に破棄して直ちに本処理を終了する。
一方、タスクが全て実行可能と判定した場合は(ステップS1303でYES)、MFP102および/またはMFP103は、実行可否確認要求の送信元であるMFP101に対して実行可能応答を送信する(ステップS1304)。この処理は、本発明における実行可能応答送信手段の一例である。本実施形態では、MFP102は、ユーザ証明書機能に対応しており、MFP103は対応していない。したがって、MFP102は、処理フロー定義ファイル500を自機上で実行可能と判断し、MFP101に対して実行可能応答を送信する。それに対し、MFP103は、処理フロー定義ファイル500に記載されたタスクのうち、ユーザ証明書を付与するタスクが実行不可能と判断して、実行可否確認要求は内部的に破棄し、MFP101に対して何ら応答は返さない。
次に、MFP102は、MFP101より処理フロー定義ファイルおよび第2の連携処理フロー定義ファイルを受信するのを所定の期間待ち受ける(ステップS1305)。所定の期間内にMFP101からの処理フロー定義ファイルおよび第2の連携処理フロー定義ファイルを受信しなかった場合は、直ちに本処理を終了する。本実施形態では、所定の時間内にMFP101側でステップS706に示すステップが実行されたものとする。
処理フロー定義ファイル500および第2の連携処理フロー定義ファイル1000を受信すると、MFP102はそれらの内容を、後述する処理フロー管理ファイル1400に登録して(ステップS1306)、本処理を終了する。この処理は、本発明における処理フロー受信手段の一例である。なお、受信した処理フロー定義ファイル500において、タグ550の属性551に設定された管理IDは、受信時点ではMFP101内部で管理するための値となっている。したがって、MFP102は、属性551を自機内部で管理するのに最適な管理IDに再設定する。同様に、第2の連携処理フロー定義ファイル1000のタグ1050の属性1051にも、最適な管理IDを設定する。
図14は、MFP102が図13に示す処理を実行した後の、MFP102で管理される処理フロー管理ファイルの一例を示す図である。
本実施形態では、処理フロー管理ファイル1400は、図示のようにテーブル形式で構成されているが、CSV形式や、XMLなどでのテキストファイルで構成されてもよい。
図14において、カラム1401には、処理フローの管理IDが格納される。カラム1402には、処理フローの名称が格納される。カラム1403には、処理フローが誰に対してアクセス権が与えられているかを示す情報が格納されている。例えば、ID:1の処理フローは、「User A」に実行のためのアクセス権が与えられており、User Aがログインしているときにボタンとして表示される。なお、共有になっているものに関してはログインユーザに関係なく表示される。
カラム1404には、処理フローを構成するタスクが格納される。カラム1405には、処理フローが連携処理フローであるかどうかを示す情報が格納される。連携処理フローである場合は“Y”が、当該MFPのみで実行可能な処理フローである場合は“N”が格納される。
カラム1406には、カラム1405に“Y”が設定されている場合すなわち連携処理フローである場合に、当該連携処理フローのシリアルIDが格納される。
カラム1407には、カラム1405に“Y”が設定されている場合すなわち連携処理フローである場合に、当該連携処理フローの連携種別を示す情報が格納される。当該連携処理フローが第1の連携処理フローである場合、すなわち、MFP102側が先に当該連携処理フローを実行し、その後、他のMFP上で所定の連携処理フローが実行される場合は“Src”が格納される。一方、当該連携処理フローが第2の連携処理フローである場合、すなわち、他のMFPが先に所定の連携処理フローを実行し、それを受けてMFP102上で当該連携処理フローが実行される場合は“Dst”が格納される。
カラム1408には、カラム1405に“Y”が設定されている場合すなわち連携処理フローである場合に、その連携先となるMFPの情報が格納される。ここには、連携先となるMFPのホスト名およびIPアドレス、また、連携先で実行されることになる連携処理フローのシリアルIDが設定される。ここで、ID:1として登録されている処理フローは処理フロー定義ファイル500に、ID:2として登録されている処理フローは第2の連携処理フロー定義ファイル1000に、それぞれ対応している。処理フロー定義ファイル500は、MFP102のみで実行可能な処理フローであるため、カラム1405には“N”が格納されている。
一方、第2の連携処理フロー定義ファイル1000は、MFP101と連携し、MFP101の第1の連携処理フロー定義ファイル900に対応して実行される連携処理フローである。そのため、カラム1405には“Y”が格納されている。更に、MFP101→MFP102というシーケンスで実行されるため、カラム1406には“Dst”が格納されている。また、カラム1407には、連携相手であるMFP101のホスト名(AAA)およびIPアドレス(192.168.0.101)が格納されている。
図15は、User AがMFP102にログインした際にMFP102の操作部212に表示される操作画面の一例を示す図である。
図15において、ボタン1501は、処理フローアプリケーション300を起動して画面表示を行うためのボタンである。本実施形態では、その他のアプリケーションを起動するためのボタンは表示されていないものとする。ボタン1502は、そのボタン割り当てられている処理フローを呼び出して実行するためのボタンである。
ボタン1503は、ログインユーザに関係なく表示される共有の画面に切り替えるためのボタンである。ボタン1503が押下されたときに表示されるボタンは、処理フロー管理ファイル1400のカラム1403の公開範囲が共有となっているものである(図示を省略)。
ボタン1504は、処理フローを作成・編集画面を表示するためのものである。なお、User Aがログインしたときにボタンとして表示される処理フローは、処理フロー管理ファイル1400のカラム1403の公開範囲がUser Aとなっているものである。一方、User Bがログインしたときに表示されるボタンはUser Aのときと同様に、カラム1403の公開範囲がUser Bとなっているものである(図示を省略)。ただし、カラム1403の公開範囲がUser Aである処理フローのうち、以下の条件を全て満たす場合は、当該連携処理フローをボタンとして表示しない。その条件とは、カラム1405の連携フローが“Y”、カラム1407の連携種別が“Dst”で、更にカラム1404の最終タスクがPrint以外の場合である。
連携処理フローの最終処理がPrint以外の例えばSendなどである場合、当該連携処理フローは、連携元のMFP側で第1の連携処理フローが実行された場合に、それをトリガとして自動実行される。そのため、図15に示したMFP102の操作部212に表示される操作画面上でUser Aにボタンを押下される必要がないので、始めからボタンとしては表示しない。
一方、連携処理フローの最終処理がPrintである場合はボタンとして表示する。この場合、連携元のMFP側で第1の連携処理フローが実行された後、更にUser AがMFP102の前まで来てログインを行い、関連するボタンを押下した時点で当該連携処理フローが実行されることになる。
図16は、MFPにおける、ログインユーザに対応したボタン表示判定処理の一例を示すフローチャートである。
図16において、ステップS1601〜S1606は各処理ステップを示し、MFPが処理フローを実行するためのボタンを操作部212の操作画面に表示するかどうかを判定するボタン表示判定処理の流れに対応する。
本処理の結果、“表示ボタン”と判定されたボタンは、操作部212の操作画面に表示される。一方、本処理の結果、“非表示ボタン”と判定されたボタンは、操作部212の操作画面には表示されない。なお、各処理ステップに対応する制御プログラムは、MFP内のROM203に記憶されており、CPU201により実行される。ここでは、ステップS1601〜S1606の各処理ステップについて、MFP102がボタン表示判定処理を行うケースを例として説明する。
MFP102は、任意のユーザがログインすると、処理フロー管理ファイル1400を参照して、登録されている各処理フローに関し、カラム1403の公開範囲がログインユーザと一致するかどうかを判定する(ステップS1601)。この結果、一致しない場合は(ステップS1601でNO)、当該処理フローを実行するためのボタンを“非表示ボタン”と判定して(ステップS1606)、本処理を終了する。
一方、ステップS1601の判定で一致した場合は(ステップS1601でYES)、カラム1405の内容から当該処理フローが連携処理フローであるかどうかを判定する(ステップS1602)。この結果、連携処理フローで無い場合は(ステップS1602でNO)、当該フローを実行するためのボタンを“表示ボタン”と判定して(ステップS1605)、本処理を終了する。
一方、ステップS1602で連携処理フローであると判定された場合は、ステップS1603へ進む。ステップS1603では、カラム1407の連携種別の内容から、当該連携処理フローが”他のMFP”→”MFP102”というシーケンスで実行されるもの、すなわち第2の連携処理フローであるかどうかを判定する。この判定の結果、第2の連携処理フローでない場合は(ステップS1603でNO)、当該連携処理フローを実行するためのボタンを“表示ボタン”と判定(ステップS1605)して、本処理を終了する。
一方、ステップS1603の判定で第2の連携処理フローであると判定された場合は、更に、カラム1404の内容から当該連携処理フローの最終処理が“Print”(印刷処理)であるかどうかを判定する(ステップS1604)。この結果、最終処理が“Print”である場合は(ステップS1604でYES)、当該連携処理フローを実行するためのボタンを“表示ボタン”と判定して(ステップS1605)、本処理を終了する。
一方、最終処理が“Print”以外の処理(例えば“Send”など)である場合は(ステップS1604でNO)、当該連携処理フローを実行するためのボタンは“非表示ボタン”と判定して(ステップS1606)、本処理を終了する。このように、第2の連携処理フローの最終処理が印刷処理であるかどうかによって表示ボタンの表示/非表示が判定される。
以上述べた通り、「スキャンした文書にユーザ証明書を付与して送信する」処理フローに関して、当初登録されていた実行不可能なデバイス(MFP101)から、実行可能な他のデバイス(MFP102)に転送されることとなる。更には、MFP101にも連携処理フローとして登録される。そのため、ユーザはMFP102上からでも、MFP101上からでも、所望の上記処理フローを、内容を変更することなく実行することが可能となる。
次に、MFPにおいて実行される処理フローの動作処理について説明する。
図17は、第1の実施形態におけるMFPの処理フロー実行処理の一例を示すフローチャートである。
図17において、ステップS1701〜S1707は各処理ステップを示し、MFPにおける処理フロー実行処理の流れに対応する。なお、各処理ステップに対応する制御プログラムは、MFP内のROM203に記憶されており、CPU201により実行される。
まず、ステップS1701〜S1707の各処理ステップを、User AがMFP102において処理フローの実行を希望した際のMFP102の動作処理について説明する。
MFP102は、ユーザによるログインが発生するのを待ち受ける(ステップS1701)。ここで、User Aがログインを実行したとする。すると、MFP102が管理する処理フロー管理ファイル1400に登録されている各処理フローに関して、図16のフローチャートで示したボタン表示判定処理を実行する(ステップS1702)。その結果として、図15に示したUser A用の操作画面を操作部212に表示する(S1703)。
次に、図15に示した操作画面において、User Aにより、処理フローを実行するためのボタンであるボタン1502が押下されるのを待ち受ける(ステップS1704)。ここでボタン1502が押下されることなく、不図示のログアウトキーでUser Aのログアウトが検出されると、直ちに本処理を終了する。
ステップS1704においてボタン1502の押下を検出すると、対応する処理フロー定義ファイル500の内容を実行する(ステップS1705)。次に、当該処理フローが第1の連携処理フローであるかを判定する(ステップS1706)。ここで、ボタン1502に対応する処理フロー定義ファイル500は、第1の連携処理フローではないため、MFP102は直ちに本処理を終了する。
同様に、ステップS1701〜S1707の各処理ステップを、User AがMFP101において処理フローの実行を希望した際のMFP101の動作処理について説明する。
MFP101は、ユーザによるログインが発生するのを待ち受ける(ステップS1701)。ここで、User Aがログインを実行したとする。すると、MFP101が管理する処理フロー管理ファイル400に登録されている各処理フローに関して、図16のフローチャートで示したボタン表示判定処理を実行する(ステップS1702)。その結果として、図11に示したUser A用の操作画面を操作部212に表示する(ステップS1703)。
次に、図11に示した操作画面において、User Aにより、処理フローを実行するためのボタンであるボタン603若しくはボタン606が押下されるのを待ち受ける(ステップS1704)。ここでボタン603若しくはボタン606が押下されることなく、不図示のログアウトキーでUser Aのログアウトが検出されると、直ちに本処理を終了する。ここでは、User Aはボタン606を押下したものとする。
ステップS1704においてボタン606の押下を検出すると、対応する第1の連携処理フロー定義ファイル900の内容を実行する(ステップS1705)。既述の通り、第1の連携処理フロー定義ファイル900は、第1の連携処理フローが定義されているものである(ステップS1706)。したがって、連携先となるMFP102に対して、第2の連携処理フロー定義ファイル1000の実行指示を送信する(ステップS1707)。この処理は、本発明における実行指示送信手段の一例である。以上のステップを実行した後、MFP101は本処理を終了する。
以上述べた通り、MFP102における処理フロー定義ファイル500のようにMFP上で単体で実行可能な処理フローに関しては、対応するボタンが押下されることにより当該処理フローが最後まで実行される。一方、MFP101における第1の連携処理フロー定義ファイル900のように、他のMFPとの連携処理フローに関しては、対応するボタンが押下されることで、当該MFP上で実行可能なタスクまでのみが実行される。そして、それ以降のタスクからなる連携処理フローの実行指示が、当該画像形成から連携先となるMFPに送信される。
図18は、連携先となるMFP102,103において、連携元のMFP101から所定の連携処理フローの実行指示を受け取った際の連携処理フロー実行処理の一例を示すフローチャートである。
図18において、ステップS1801〜S1807は各処理ステップを示し、連携先となるMFP102,103における連携処理フロー実行処理の流れに対応する。なお、各処理ステップに対応する制御プログラムは、連携先となるMFP102,103の各ROM203に記憶されており、各CPU201により実行される。
MFP(ここではMFP102,103)は、他のMFP(ここではMFP101)から連携処理フローの実行指示を受信するのを待ち受けている(ステップS1801)。この処理は、本発明における実行指示受信手段の一例である。実行指示を受信すると、処理フロー管理ファイルを参照し、実行指示された連携処理フローに関して、図16のフローチャートで示したボタン表示判定処理を実施する(ステップS1802)。そして、当該連携処理フローのボタンが“表示ボタン”であるかどうかを判定する(ステップS1803)。判定の結果、“非表示ボタン”と判定した場合は、直ちに当該連携処理フローを実行して(ステップS1807)、本処理を終了する。
一方、ステップS1807で“表示ボタン”と判定した場合は、ユーザによるログインを待ち受ける(ステップS1804)。ユーザのログインが行われると、当該連携処理フローを実行するためのボタンを表示する(ステップS1805)。この処理は、本発明における第2の連携処理フロー実行ボタン表示処理の一例である。そして、ユーザによるボタン押下を待ち受け(ステップS1806)、ボタン押下されると当該連携処理フローを実行する(ステップS1807)。この処理は、本発明における第2の連携処理フロー実行処理の一例である。以上のステップを実行した後、MFPは本処理を終了する。
次に、図18に示す処理を、MFP101が図17に示す処理を実行して、第1の連携処理フロー定義ファイル900に連携する第2の連携処理フロー定義ファイル1000の実行指示を行ってきた際の、MFP102の動作処理に当てはめて説明する。
MFP102は、MFP101よりシリアルID:”aabbccdd02”の連携処理フローの実行指示を受信する(ステップS1801)。処理フロー管理ファイル1400を参照すると、シリアルID:”aabbccdd02”に対応する連携処理フローは管理ID:”2”として登録されていることが分かる。管理ID:”2”の連携処理フローを図16のボタン表示判定処理にかけると(ステップS1802)、カラム1404の内容から当該連携処理フローの最終処理は“Print”ではないことが分かり、“ボタン非表示”と判定される(ステップS1803でNO)。したがって、直ちに対応する第2の連携処理フロー定義ファイル1000の内容である「スキャンした文書にユーザ証明書を付与して送信する」処理フローを実行することとなる(ステップS1807)。
以上のように、本実施形態では、「スキャンした文書にユーザ証明書を付与して送信する」処理フローを例にとって説明した。
次に、「スキャンした文書とHDD内に保存している文書を結合して印刷する」という別の新たな処理フローを例にとり、本実施形態におけるMFPの動作処理を更に説明する。ここでは、図4において管理ID:3として登録されている“文書結合印刷”処理フローに着目する。当該処理フローはMFP101に登録されており、公開範囲はUser Bに設定されている。
図19は、“文書結合印刷”処理フローの処理フロー定義ファイルの一例を示す図であり、(a)は“文書結合印刷”処理フローの処理フロー定義ファイル、(b)は当該処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。
本実施形態では、処理フロー定義ファイル1900は、XMLファイルとして扱うものとする。この処理フロー定義ファイルは、処理フローアプリケーション300を組み込んだMFPで作成可能である。処理フローに含まれるタスクはXMLのタグとして表現され、その出現順番がタスクの処理順番とみなすものとする。ただし、図19では、タスクに関する詳細な設定内容が省略されている。
図19(a)において、タグ1901は、スキャナ部270を用いたスキャンタスクを実行して、文書を入力することを示している。タグ1902は、HDD204に保存されている画像データを入力文書として扱うタスクであることを示している。タグ1903でHDD204に保存されている画像データを特定している。
タグ1904は、文書を結合するタスクを実行して、複数の文書を1つの文書に結合することを示している。タグ1905は、結合する文書を特定している。タグ1906は、印刷タスクを実行して、印刷を行うことを示している。
図19(b)において、タグ1950は、1件の処理フローであることを示しており、処理フローの管理IDを表す属性1951および処理フローの名称を表す属性1952より構成される。
ここで、本実施形態においてMFP101は、文書結合機能に非対応の画像形成装置である。そのため、User BがMFP101にログインして、処理フロー定義ファイル1900に対応する実行ボタンを押下すると、MFP101は、図7に示した処理を実行し、当該処理フローを実行可能な他のMFPに転送することを試みる。すなわち、MFP101は、まず処理フロー定義ファイル1900の実行可否確認要求をLAN100上に送信し(ステップS701)、LAN100上の他のMFPから実行可能応答が届くのを待ち受ける(ステップS702)。本実施形態では、MFP103が文書結合機能に対応しているため、MFP101に対して処理フロー定義ファイル1900の実行可能応答を返信してくるものとする。
次に、MFP101は、実行可能なMFPをリスト表示し(ステップS703)、ユーザにより処理フロー転送先が決定されるのを待ち受ける(ステップS704)。本実施形態では、ステップS703でMFP103のみが実行可能なMFPとしてリスト表示され、また、ステップS704でユーザによりMFP103が処理フロー転送先として決定されたものとする。
そして、MFP101は、処理フロー定義ファイル1900を分割して、後述する第1の連携処理フロー定義ファイル2000および第2の連携処理フロー定義ファイル2100を生成する(ステップS705)。その後、処理フロー定義ファイル1900および第2の連携処理フロー定義ファイル2100をMFP103に転送する(ステップS706)。
次に、処理フロー定義ファイル1900に対応する実行ボタンを削除し(ステップS707)、第1の連携処理フロー定義ファイル2000に対応する実行ボタンを表示する(ステップS708)。最後に、処理フロー管理ファイル400の内容を更新して(ステップS709)、本処理を終了する。
一方、MFP103では、図13に示した処理が実行される。すなわち、MFP101より処理フロー定義ファイル1900の実行可否確認応答を受信すると(ステップS1301)、当該処理フローを解析し(ステップS1302)、実行可能であるかどうかを判断する(ステップS1303)。本実施形態では、MFP103は、処理フロー定義ファイル1900を実行可能であるため、MFP101に対して実行可能応答を送信する(ステップS1304)。その後、MFP101より処理フロー定義ファイル1900および第2の連携処理フロー定義ファイル2100を受信するのを待ち受ける(ステップS1305)。上記2つの処理フロー定義ファイルを受信すると、その内容を処理フロー管理ファイルに登録して(ステップS1306)、本処理を終了する。
同様に、MFP102に関しても、図13に示した処理が実行される。すなわち、MFP101より処理フロー定義ファイル1900の実行可否確認応答を受信すると(ステップS1301)、当該処理フローを解析し(ステップS1302)、実行可能であるかどうかを判断する(ステップS1303)。ただし、本実施形態では、MFP102は文書結合機能に非対応であり、処理フロー定義ファイル1900を実行不可能と判断するため、上記実行可否確認応答を内部的に破棄して、直ちに本処理を終了する。
以上述べた通り、「スキャンした文書とHDD内に保存している文書を結合して印刷する」処理フローに関しても、当初登録されていた実行不可能なデバイス(MFP101)から、実行可能な他のデバイス(MFP103)に転送されることとなる。更には、MFP101にも連携処理フローとして登録される。そのため、ユーザはMFP103上からでも、MFP101上からでも、所望の上記処理フローを、内容を変更することなく実行することが可能となる。
図20(a)、図20(b)および図21(a)、図21(b)は、ステップS705の処理フローの分割ステップの結果作成される第1の連携処理フロー定義ファイル2000および第2の連携処理フロー定義ファイル2100を示している。
図20(a)に示す第1の連携処理フロー定義ファイル2000において、タグ2050は1件の処理フローであることを示している。タグ2050は以下の属性より構成される。
図20(b)において、属性2051は、処理フローの管理IDを表している。属性2052は、処理フローの名称を表している。属性2053は、処理フローのシリアルIDを表している。属性2054は、連携先となる連携処理フローのシリアルIDを表している。
属性2053および属性2054は、他のMFPと連携する連携処理フローにのみ設定される属性である。シリアルIDには、ネットワーク上で一意な値が設定される。本実施形態では、”MFPのMAC(Media Access Control)アドレスの下8桁”+”MFPが管理するシーケンシャルな4桁の番号”から構成される12桁の数字より構成されるものとする。ただし、シリアルIDは、あくまでネットワーク上で一意な値であればよく、必ずしも上記構成である必要は無い。シリアルIDの構成は、桁数も含めて様々な形態をとり得る。
図20(a)において、タグ2001は、処理フロー定義ファイル1900のタグ1901の内容がそのまま転記されており、スキャナ部270を用いたスキャンタスクを実行して、文書を入力することを示している。タグ2002は、処理フロー定義ファイル1900のタグ1902の内容がそのまま転記されており、HDD204に保存されている画像データを入力文書として扱うタスクであることを示している。
タグ2003は、処理フロー定義ファイル1900のタグ1903の内容がそのまま転記されており、HDD204に保存されている画像データを特定している。タグ2004は、送信タスクを実行して文書を送信先に送信することを示している。タグ2005は、送信タスクの設定で送信先となるアドレスを示しており、ここには連携処理フロー転送先であるMFP103のIPアドレス(192.168.0.103)が設定される。タグ2006は、MFP103に送信する文書を示している。タグ2007は、MFP103に対して実行を指示する連携処理フローのシリアルIDを示している。
タグ2004〜タグ2007の記載は、「タグ2005の宛て先にタグ2006のデータを送信し、宛て先にタグ2007の連携処理フローの実行を指示する」という処理を示している。同様に、図21(a)に示す第2の連携処理フロー定義ファイル2100において、タグ2150は1件の処理フローであることを示している。タグ2150は以下の属性より構成される。
図21(b)において、属性2151は、処理フローの管理IDを表している。ただし、第2の連携処理フロー定義ファイル2100は、図7に示す処理の中で後ほどMFP103に転送され、MFP103側で任意の管理IDが付与されるものであるため、ここでは属性2151には管理IDは付与されない。
属性2152は、処理フローの名称を表している。属性2153は、処理フローのシリアルIDを表している。属性2154は、連携元となる連携処理フローのシリアルIDを表している。属性2153および属性2154は、他のMFPと連携する連携処理フローにのみ設定される属性である。シリアルIDには、ネットワーク上で一意な値が設定される。本実施形態では、”MFPのMAC(Media Access Control)アドレスの下8桁”+”MFPが管理するシーケンシャルな4桁の番号”から構成される12桁の数字より構成されるものとする。ただし、シリアルIDは、あくまでネットワーク上で一意な値であればよく、必ずしも上記構成である必要は無い。シリアルIDの構成は、桁数も含めて様々な形態をとり得る。
図21(a)において、タグ2101は、受信タスクを実行して文書を受信することを示している。タグ2102は、受信する文書を特定している。タグ2103は、処理フロー定義ファイル1900のタグ1904の内容がそのまま転記されており、文書を結合するタスクを実行して、複数の文書を1つの文書に結合することを示している。タグ2104は、処理フロー定義ファイル1900のタグ1905の内容がそのまま転記されており、結合する文書を特定している。タグ2105は、処理フロー定義ファイル1900のタグ1906の内容がそのまま転記されており、印刷タスクを実行して、印刷を行うことを示している。
既述の通り、処理フロー定義ファイル1900では、「スキャンした文書とHDD内に保存している文書を結合して印刷する」処理フローが定義されていた。しかしながら、MFP101で実行可能なのは「スキャンした文書とHDD内に保存している文書を特定する」部分までである。そのため、MFP101上で実行可能なタスクまでからなる第1の連携処理フロー定義ファイル2000としては「スキャンした文書とHDD内に保存している文書をMFP103に送信する」処理フローが定義される。そして、それ以降のタスクからなる第2の連携処理フロー定義ファイル2100としては、第1の連携処理フロー定義ファイル2000の処理を引き継いで、「MFP101から受信した文書を結合して印刷する」処理フローが定義される。
図22は、MFP101において図7の処理が実行され、「スキャンした文書とHDD内に保存している文書をMFP103に送信する」処理フローがMFP103に転送された後の、MFP101におけるUser Bの操作画面の一例を示す図である。
図22において、ボタン607は、第1の連携処理フロー定義ファイル2000を実行するボタンである。ボタン607上には、MFP103と連携して処理フローを実行するボタンであることを示す“[連携フロー]連携ホスト:CCC”という文言が表示されている。その他のボタン601,604,605については、図6で説明したものから変更は無いため、それらの詳細な説明は省略する。
図23は、MFP103において図13の処理が実行された後の、MFP103で管理される処理フロー管理ファイル2300の一例を示す図である。
図23において、カラム2301には、処理フローの管理IDが格納される。カラム2302には、処理フローの名称が格納される。カラム2303には、処理フローが誰に対してアクセス権が与えられているかを示す情報が格納される。カラム2304には、処理フローを構成するタスクが格納される。
カラム2305には、処理フローが連携処理フローであるかどうかを示す情報が格納される。連携処理フローである場合は“Y”が、当該MFPのみで実行可能な処理フローである場合は“N”が格納される。
カラム2306には、カラム2305に“Y”が設定されている場合、すなわち連携処理フローである場合に、当該連携処理フローのシリアルIDが格納される。シリアルIDは、連携処理フローにのみ、生成時にMFPが自動的に付与するもので、ネットワーク上で一意な値が付与される。また、一旦生成時に付与されると、その後は値が変更されることは無い。
カラム2307には、カラム2305に“Y”が設定されている場合、すなわち連携処理フローである場合に、当該連携処理フローの連携種別を示す情報が格納される。MFP103側が先に当該連携処理フローを実行し、その後、他のMFP上で別の所定の連携処理フローが実行される場合は“Src”が格納される。一方、他のMFPが先に連携処理フローを実行し、それを受けてMFP103上で当該連携処理フローが実行される場合は“Dst”が格納される。
カラム2308には、カラム2305に“Y”が設定されている場合、すなわち連携処理フローである場合に、その連携先となるMFPの情報が格納される。ここには、連携先となるMFPのホスト名およびIPアドレス、また、連携先で実行されることになる連携処理フローのシリアルIDが格納される。ここで、ID:1として登録されている処理フローは処理フロー定義ファイル1900に、ID:2として登録されている処理フローは第2の連携処理フロー定義ファイル2100に、それぞれ対応している。処理フロー定義ファイル1900は、MFP103のみで実行可能な処理フローであるため、カラム2305には“N”が設定されている。
一方、第2の連携処理フロー定義ファイル2100は、MFP101と連携し、MFP101の第1の連携処理フロー定義ファイル2000に対応して実行される連携処理フローである。そのため、カラム2305には“Y”が格納されている。更に、MFP101→MFP102というシーケンスで実行されるため、カラム2306には“Dst”が格納されている。また、カラム2307には、連携相手であるMFP101のホスト名(AAA)およびIPアドレス(192.168.0.101)が格納されている。
図24は、User BがMFP103にログインした際にMFP103の操作部212に表示される操作画面の一例を示す図である。
図24において、ボタン2401は、処理フローアプリケーション300を起動して画面表示を行うためのボタンである。本実施形態では、その他のアプリケーションを起動するためのボタンは表示されていないものとする。
ボタン2402,2403は、それぞれに割り当てられている処理フローを呼び出して実行するためのボタンである。ボタン2404は、ログインユーザに関係なく表示される共有の画面に切り替えるためのボタンである。ボタン2404が押下されたときに表示されるボタンは、処理フロー管理ファイル2300のカラム2303の公開範囲が共有となっているものである(図示を省略)。ボタン2405は、処理フローを作成・編集画面を表示するためのものである。
ここで、ボタン2402は、処理フロー定義ファイル1900を実行するボタンであり、ボタン2403は第2の連携処理フロー定義ファイル2100を実行するボタンである。各ボタンの表示・非表示は、MFP103が図16に示した処理を実行した結果、決定される。処理フロー定義ファイル1900は連携処理フローではないため、対応するボタン2402は操作画面上に表示される。また、第2の連携処理フロー定義ファイル2100は連携処理フローで、かつ連携種別が“Dst”であり、更に最終タスクは“Print”であるため、やはり対応するボタン2403は操作画面上に表示される。
User BがMFP103にログインしてボタン2402を押下したケースでは、図17に示す処理をMFP103が実行して、ボタン2402に対応する処理フロー定義ファイル1900に定義された処理フローが、MFP103上で実行される。
User BがMFP101にログインしてボタン607を押下したケースでは、MFP101が図17に示す処理を実行して、ボタン607に対応する第1の連携処理フロー定義ファイル2000に定義された連携処理フローが実行される。そして、MFP101からMFP103に対して、スキャン文書とHDD内に保存していた文書が送信され、併せて第2の連携処理フロー定義ファイル2100に定義された処理フローの実行指示が送信される。その結果、MFP103では図18に示す処理が実行される。
MFP103は、第2の連携処理フロー定義ファイル2100に定義された連携処理フローの実行指示を受信すると(ステップS1801)、指示された連携処理フローがボタンを表示する処理フローであるかを判定する(ステップS1802,S1803)。今回のケースでは、ボタンを表示する連携処理フローであると判断されるため、その時点では当該連携処理フローを実行せず、User Bのログインを待ち受ける(ステップS1804)。User Bのログインを受け付けると、図24に示す操作画面を表示する(ステップS1805)。そして、第2の連携処理フロー定義ファイル2100に対応するボタン2403が押下されるのを待ち受ける(ステップS1806)。ボタン2403の押下を受け付けると、対応する第2の連携処理フロー定義ファイル2100に定義された連携処理フローを実行する(ステップS1807)。
以上、本実施形態によれば、MFPにおいて、単体では実行不可能な処理フローが存在した場合に、当該処理フローを実行可能な他のMFPを探索し、転送先として決定したMFPに当該処理フローを転送する。それにより、転送先のMFP上では当該処理フローの実行ボタンが表示され、当該処理フローの内容を変更することなく、ユーザが所望した通りの処理フローを実行することが可能となる。
更には、当該処理フローを分割して連携処理フローを新たに生成し、その実行ボタンを表示することで、転送先のMFP上のみではなく、転送元のMFP上からでも、当該処理フローを内容変更することなく実行することが可能となる。
更には、当該処理フローの最終タスクが印刷処理である場合には、転送先のMFPでは連携処理フローの実行ボタンも表示して、当該実行ボタンが押下された場合にはじめて当該連携処理フローを実行する。それにより、ユーザが転送元のMFP上で連携処理フローの実行ボタンを押下した場合に、物理的に離れた別のMFP上で直ちに印刷処理が実行されてしまい、ユーザの機密文書などが排紙部に放置されてしまう事態を防ぐことも可能になる。一方で、最終タスクが印刷処理以外(他装置への送信やHDDへの保存など)の場合には、転送先のMFPでは連携処理フローの実行ボタンは表示されない。この場合、ユーザが転送元のMFP上で連携処理フローの実行ボタンを押下した時点で、直ちに連携先のMFPも対応する連携処理フローを実行する。そのため、ユーザは転送先のMFPの前まで移動して、ログインやボタン押下などの操作を行う必要が無く、簡単な操作のみで所望の処理フローを実行することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置について説明する。
上記第1の実施形態では、図24に示した通り、第2の連携処理フロー定義ファイル2100に定義された処理フローを実行するためのボタン2403は、User Bのログイン時には常に表示されていた。しかしながら、ボタン2403は、実際にはUser Bが事前にMFP101上で図22に示すボタン607を押下している場合にのみ有効となるボタンである。更には、ボタン2402とボタン2403は表示内容が似ているため、User Bからはどちらのボタンを押下してよいのか判別がつきにくい場合も考えられる。
したがって、User Bが事前にMFP101上で図22に示すボタン607を押下している場合以外は、ボタン2403はボタン全体がグレーアウトされ、ユーザによる押下を受け付けない状態となっていてもよい。
図25は、本発明の第2の実施形態におけるMFP103が、User Bのログイン時に操作部212に表示する操作画面の一例を示す図である。ここでは、User Bは、事前にMFP101上で図22に示すボタン607を押下していない、すなわち、MFP103にはMFP101からの第2の連携処理フロー定義ファイル2100の実行指示が来ていないものとする。そのため、第2の連携処理フロー定義ファイル2100を実行するためのボタン2503はグレーアウトされており、ボタン押下を受け付けない状態となっている。一方、処理フロー定義ファイル1900に定義された処理フローを実行するためのボタン2502は、ボタン押下を受け付ける状態で表示されている。
図26は、本発明の第2の実施形態におけるMFP103が、User Bのログイン時に操作部212に表示する操作画面の一例を示す図である。ただし、図25とは異なり、ここではUser Bが事前にMFP101上で図22に示すボタン607を押下している、すなわち、MFP103にはMFP101からの第2の連携処理フロー定義ファイル2100の実行指示が来ているものとする。
図26では、図25とは逆に、第2の連携処理フロー定義ファイル2100に定義された処理フローを実行するためのボタン2603はボタン押下を受け付ける状態となっている。一方、処理フロー定義ファイル1900に定義された処理フローを実行するためのボタン2602はグレーアウトされており、ボタン押下を受け付けない状態となっている。
したがって、User Bは、誤ってボタン2602を押下してしまうことなく、ボタン2603を押下して、ボタン押下待ち状態である所望の連携処理フローを開始させることが可能となる。
以上述べてきた通り、本第2の実施形態によれば、MFPは必要に応じてボタンをグレーアウトし、ユーザによる押下を受け付けない状態とする。それにより、ユーザが実行不可能な状態のボタンや意図したのと異なるボタンを誤って押下してしまう、或いは、いずれのボタンを押下すればよいのか判断に迷う事態を防ぐことが可能となる。
なお、あくまでユーザが実行不可能な状態のボタンや意図したのと異なるボタンを誤って押下してしまう、またはいずれのボタンを押下すればよいのか判断に迷う事態を防ぐことが目的であり、その方法は必ずしもボタンのグレーアウト等の表示方法に限定されない。上記目的を実現するためのあらゆる方法が本発明の範疇に含まれる。例えば、図25において、ボタン2503はグレーアウトではなく、そもそも非表示とされていてもよい。同様に、図26において、ボタン2602はグレーアウトではなく、そもそも非表示とされていてもよい。または、User Bが事前にMFP101上で図22に示すボタン607を押下している場合にのみ、ボタン2603の表示方法を他のボタンとは異なる形式としてもよい。例えば、ボタン2603のみ表示の色を変更する、点滅表示させる、ボタンのサイズを大きくする、などであってもよい。または、単に、ボタン2603の押下をユーザに促すメッセージを操作画面上の空白領域に表示させてもよい。その他、ボタン2603を他のボタンより目立たせるためのあらゆる方法が本発明の範疇に含まれる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置について説明する。
上記第1の実施形態おけるMFPでは、図17のフローチャートで示した通り、第2の連携処理フローの実行指示を送信(ステップS1707)した後、直ちに処理を終了していた。しかしながら、連携先となる他のMFPからの実行結果の通知を待ち受けてもよい。
図27は、本発明の第3の実施形態におけるMFPの処理フロー実行処理の一例を示すフローチャートである。
図27において、ステップS2701〜S2708は各処理ステップを示し、MFP(ここではMFP101)において、ユーザからの処理フロー実行指示を受け付けて、当該処理フローを実行する際に処理の流れに対応している。なお、各処理ステップに対応する制御プログラムは、MFP内のROM203に記憶されており、CPU201により実行される。なお、ステップS2701〜S2707の各処理ステップについては、図17に示したステップS1701〜S1707の各処理ステップと同一であるため、それらの説明については省略する。
ステップS2707において、第2の連携処理フローの実行指示を送信した後、連携先のMFP(ここではMFP102,103)から実行結果が通知されるのを待ち受ける(ステップS2708)。この処理は、本発明における実行結果通知待ち受け手段の一例である。そして、実行結果の通知を受信すると、本処理を終了する。
図28は、本発明に係る第3の実施形態において、連携先のMFPが、連携元のMFPから所定の連携処理フローの実行指示を受け取った際の処理の一例を示すフローチャートである。
図28において、ステップS2801〜S2808は各処理ステップを示し、連携元となるMFPにおいて図27に示す処理が実行され、連携処理フローの実行指示が送信された際の、連携先のMFPにおける処理の流れに対応している。なお、各処理ステップに対応する制御プログラムは、連携先のMFP内のROM203に記憶されており、CPU201により実行される。なお、ステップS2801〜S2807の各処理ステップについては、図18に示したステップS1801〜S1807の各処理ステップと同一であるため、それらの説明については省略する。
ステップS2807において、実行指示がなされた連携処理フローを実行すると、連携先のMFPは、連携元のMFPに対して当該連携処理フローの実行結果を通知する(ステップS2808)。この処理は、本発明におけう実行結果通知手段の一例である。その後、本処理を終了する。
以上述べてきた通り、本第3の実施形態によれば、MFPは連携処理フローの実行指示を送信した場合、連携先のMFPからの実行結果通知を待ち受ける。それにより、例えば連携先での連携処理フローの実行結果も含めた、より詳細な処理フローの実行履歴を残すことが可能となる。ユーザは、連携元・連携先いずれかのMFPに残された実行履歴を参照するだけで詳細な履歴情報を把握できるため、利便性が増す。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現する場合も含まれる。この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、またはインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置がネットワークに接続された画像処理システムの構成図である。 図1のMFPの内部構成の一例を示すブロック図である。 MFPのソフトウェアモジュールの構成を示す図である。 MFP101で管理される処理フロー管理ファイルの一例を示す図である。 図1の画像形成システムで用いられる処理フロー定義ファイルの一例を示す図であり、(a)は処理フロー定義ファイル、(b)は処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。 MFP101においてUserAがログインしたときに操作部212に表示される操作画面の一例を示す図である。 MFP101における処理フロー転送処理の一例を示すフローチャートである。 MFP101において処理フロー転送処理時に操作部212に表示される処理フロー転送先候補リストの表示画面の一例を示す図である。 第1の連携処理フロー定義ファイルの一例を示す図であり、(a)は第1の連携処理フロー定義ファイル、(b)は第1の連携処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。 第2の連携処理フロー定義ファイルの一例を示す図であり、(a)は第2の連携処理フロー定義ファイル、(b)は第2の連携処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。 MFP101において図7の処理フロー転送処理が実行された後に操作部212に表示される操作画面の一例を示す図である。 MFP101において図7の処理フロー転送処理が実行された後の処理フロー管理ファイルの一例を示す図である。 MFP102、MFP103における処理フロー受信処理の一例を示すフローチャートである。 MFP102において図13の処理を実行された後の処理フロー管理ファイルの一例を示す図である。 MFP102においてUserAがログインしたときに表示される操作画面の一例を示す図である。 MFPにおけるボタン表示判定処理の一例を示すフローチャートである。 MFPにおける処理フロー実行処理の一例を示すフローチャートである。 MFP102,103における連携処理フロー実行処理の一例を示すフローチャートである。 処理フロー定義ファイルの第二の例を示す図であり、(a)は処理フローの処理フロー定義ファイル、(b)は当該処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。 第1の連携処理フロー定義ファイルの第二の例を示す図であり、(a)は第1の連携処理フロー定義ファイル、(b)は第1の連携処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。 第2の連携処理フロー定義ファイルの第二の例を示す図であり、(a)は第2の連携処理フロー定義ファイル、(b)は第2の連携処理フロー定義ファイル中のタグを抜き出したものである。 MFP101においてUserBがログインしたときに表示される操作画面の一例を示す図である。 MFP103で管理される処理フロー管理ファイルの一例を示す図である。 MFP103においてUserBがログインしたときに表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるMFP103において連携処理フローの実行指示が無い時点でUserBがログインしたときに表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるMFP103において連携処理フローの実行指示がある時点でUserBがログインしたときに表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるMFPの処理フロー実行処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるMFPにおける連携処理フロー実行処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 LAN
101,102,103 MFP
200 コントローラユニット
201 CPU
203 ROM
212 操作部
305 フロー実行部
306 フロー管理部
307 タスク実行部
400 処理フロー管理ファイル
500 処理フロー定義ファイル

Claims (11)

  1. ネットワークを介して1つ以上の他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置であって、
    複数の処理を組み合わせて設定された処理フローを記憶する記憶手段と、
    記処理フローに基づいて前記複数の処理を実行する実行手段と
    記処理フローの中に自機で実行不可能な処理が存在する場合に、前記処理フローの実行可否確認要求を前記1つ以上の他の画像処理装置に送信する実行可否確認要求送信手段と、
    前記処理フローの実行可否確認要求に対する実行可能応答を受信する実行可能応答受信手段と、
    前記1つ以上の他の画像処理装置のうちの前記実行可能応答を送信した画像処理装置の中から前記処理フローの転送先を決定する転送先決定手段と、
    前記処理フローから、自機で実行可能な処理を含まない第1の連携処理フローと、自機で実行不可能な処理を含む第2の連携処理フローとを生成する連携フロー生成手段と、
    前記転送先決定手段により決定された転送先に前記第2の連携処理フローを転送する処理フロー転送手段と、
    前記第1の連携処理フローを実行するためのボタンを表示する第1の連携処理フローボタン表示手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. ユーザによって前記第1の連携処理フローを実行するためのボタンが押された場合に、前記実行手段により前記第1の連携処理フローが実行された後、前記転送先に対して前記第2の連携処理フローの実行指示を送信する実行指示送信手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は、前記実行指示送信手段により実行指示が送信された後、前記第2の連携処理フローの実行結果通知を待ち受ける実行結果通知待ち受け手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 複数の処理の組み合わせである処理フローの実行可否確認要求を受信する実行可否確認要求受信手段と、
    前記実行可否確認要求に基づき、前記処理フローが自機で実行可能であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により実行可能と判定された場合に、前記処理フローの実行可否確認要求の送信元に実行可能応答を送信する実行可能応答送信手段と、
    前記実行可否確認要求の送信元から、前記処理フローに含まれる複数の処理の一部であり、前記送信元において実行不可能な処理を含む連携処理フローを受信する処理フロー受信手段と、
    記連携処理フローを実行する連携処理フロー実行手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記連携処理フローが印刷処理を含むか否かによって前記連携処理フローを実行するためのボタン表示するか否かを判定するボタン表示判定手段を更に有することを更に特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  6. 前記ボタン表示判定手段が表示すると判定した前記ボタンを表示するボタン表示手段を更に備え、
    前記連携処理フロー実行手段は、前記ボタン表示判定手段が前記ボタンを表示すると判定した場合には、前記画像処理装置の操作者が前記表示手段により表示された前記ボタンを操作したことに従って前記連携処理フローを実行し、前記ボタン表示判定手段が前記ボタンを表示しないと判定した場合には、前記実行可否確認要求の送信元から送信される前記連携処理フローの実行指示を受信したことに従って前記処理フローを実行することを特徴とする、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 記ボタン表示手段は、前記連携処理フローを実行するためのボタンを、他の処理フローを実行するためのボタンとは異なる形式で表示することを更に特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  8. ネットワークを介して1つ以上の他の画像処理装置と通信可能であり、複数の処理を組み合わせて設定された処理フローを記憶する記憶手段と、前記処理フローに基づいて前記複数の処理を実行する実行手段とを備える画像処理装置の制御方法において、
    記処理フローの中に自機で実行不可能な処理が存在する場合に、前記処理フローの実行可否確認要求を前記1つ以上の他の画像処理装置に送信する実行可否確認要求送信工程と、
    前記処理フローの実行可否確認要求に対する実行可能応答を受信する実行可能応答受信工程と、
    前記1つ以上の他の画像処理装置のうちの前記実行可能応答を送信した画像処理装置の中から前記処理フローの転送先を決定する転送先決定工程と、
    前記処理フローから、自機で実行可能な処理を含まない第1の連携処理フローと、自機で実行不可能な処理を含む第2の連携処理フローとを生成する連携フロー生成工程と、
    前記転送先決定工程にて決定された転送先に前記第2の連携処理フローを転送する処理フロー転送工程と、
    前記第1の連携処理フローを実行するためのボタンを表示する第1の連携処理フローボタン表示工程とを備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 像処理装置の制御方法であって
    複数の処理の組み合わせである処理フローの実行可否確認要求を受信する実行可否確認要求受信工程と、
    前記実行可否確認要求に基づき、前記処理フローが自機で実行可能であるかを判定する判定工程と、
    前記判定工程にて実行可能と判定された場合に、前記処理フローの実行可否確認要求の送信元に実行可能応答を送信する実行可能応答送信工程と、
    前記実行可否確認要求の送信元から、前記処理フローに含まれる複数の処理の一部であり、前記送信元において実行不可能な処理を含む連携処理フローを受信する処理フロー受信工程と、
    記連携処理フローを実行する連携処理フロー実行工程とを備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. ネットワークを介して1つ以上の他の画像処理装置と通信可能であり、複数の処理を組み合わせて設定された処理フローを記憶する記憶手段と、前記処理フローに基づいて前記複数の処理を実行する実行手段とを備える画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    記処理フローの中に自機で実行不可能な処理が存在する場合に、前記処理フローの実行可否確認要求を前記1つ以上の他の画像処理装置に送信する実行可否確認要求送信ステップと、
    前記処理フローの実行可否確認要求に対する実行可能応答を受信する実行可能応答受信ステップと、
    前記1つ以上の他の画像処理装置のうちの前記実行可能応答を送信した画像処理装置の中から前記処理フローの転送先を決定する転送先決定ステップと、
    前記処理フローから、自機で実行可能な処理を含まない第1の連携処理フローと、自機で実行不可能な処理を含む第2の連携処理フローとを生成する連携フロー生成ステップと、
    前記転送先決定ステップにて決定された転送先に前記第2の連携処理フローを転送する処理フロー転送ステップと、
    前記第1の連携処理フローを実行するためのボタンを表示する第1の連携処理フローボタン表示ステップとを備えることを特徴とするプログラム。
  11. 像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって
    複数の処理の組み合わせである処理フローの実行可否確認要求を受信する実行可否確認要求受信ステップと、
    前記実行可否確認要求に基づき、前記処理フローが自機で実行可能であるかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて実行可能と判定された場合に、前記処理フローの実行可否確認要求の送信元に実行可能応答を送信する実行可能応答送信ステップと、
    前記実行可否確認要求の送信元から、前記処理フローに含まれる複数の処理の一部であり、前記送信元において実行不可能な処理を含む連携処理フローを受信する処理フロー受信ステップと、
    記連携処理フローを実行する連携処理フロー実行ステップとを備えることを特徴とするプログラム。
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