JP5259508B2 - 電子メールを利用したデータ処理システム及び同データ処理方法 - Google Patents
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Description
前記電子メール文を受信するメールサーバと、
該受信した電子メール文に含まれる命令語を解析し、該解析した命令語に応じたデータ処理の実行を指示する解析処理サーバと、
前記解析した命令語に応じたデータ処理を実行する為の実行処理手順情報を予め登録した処理ルールデータベースと、
前記解析した命令語に応じたデータ処理を実行するソフトウェアを含むソフトウェアサーバと、
前記電子メール文の前記所定形式情報を格納するフォーマットルールデータベースとを備え、
前記メールサーバが、
前記携帯端末から送信された命令語が含まれる電子メール文を受信する第1工程と、
前記解析処理サーバが、
第1工程により受信した電子メール文に含まれる命令文を前記フォーマットルールデータベースに登録された所定形式情報を参照して解析する第2工程と、
該第2工程により解析した命令語に応じたデータ処理の実行手順情報を前記処理ルールデータベースから前記命令語をキーとして抽出する第3工程と、
該第3工程により抽出した実行手順情報に応じたソフトウェアのデータ処理をソフトウェアサーバに指示する第4工程と、
前記ソフトウェアサーバが、
第4工程により指示されたデータ処理を実行し、該データ処理の実行結果をテキストデータとして前記メールサーバに送信する第5工程と、
前記メールサーバが、
第5工程により送信されたテキストデータを本文とし、宛先を前記電子メール文を送信した携帯端末メールアドレスとする応答メール文を作成し、携帯端末宛に送信する第6工程とを実行することを第1の特徴とする。
前記ソフトウェアサーバが、前記第5工程において、前記命令語のデータ検索又はデータ更新処理を、前記データ指定情報により指定されたデータに対して実行することを第2の特徴とする。
前記解析処理サーバが、
前記第1工程に次いで前記携帯端末メールアドレスをキーとして前記ユーザ管理データベースを検索した利用権限情報を抽出する第7工程を実行し、
前記第2工程において抽出したデータ処理の実行手順情報が該第7工程により抽出した利用権限情報の権限を満たすと判定したとき、前記第4工程により指示されたデータ処理を実行することを第3の特徴とする。
前記解析処理サーバが、該メールサーバのデータポーリング部を所定時間条件に応じて電子メール文が格納されているか否かを判定し、該判定により電子メール文が格納されていると判定したとき、前記第2工程を実行することを第4の特徴とする。
前記メールサーバに、
前記携帯端末から送信された命令語が含まれる電子メール文を受信する第1工程を実行させ、
前記解析処理サーバに、
第1工程により受信した電子メール文に含まれる命令文を前記フォーマットルールデータベースに登録された所定形式情報を参照して解析する第2工程と、
該第2工程により解析した命令語に応じたデータ処理の実行手順情報を前記処理ルールデータベースから前記命令語をキーとして抽出する第3工程と、
該第3工程により抽出した実行手順情報に応じたソフトウェアのデータ処理をソフトウェアサーバに指示する第4工程を実行させ、
前記ソフトウェアサーバに、
第4工程により指示されたデータ処理を実行し、該データ処理の実行結果をテキストデータとして前記メールサーバに送信する第5工程を実行させ、
前記メールサーバに、
第5工程により送信されたテキストデータを本文とし、宛先を前記電子メール文を送信した携帯端末メールアドレスとする応答メール文を作成させ、携帯端末宛に送信する第6工程とを実行させることを第6の特徴とする。
前記ソフトウェアサーバに、前記第5工程において、前記命令語のデータ検索又はデータ更新処理を、前記データ指定情報により指定されたデータに対して実行させることを第7の特徴とする。
前記解析処理サーバに、
前記第1工程に次いで前記携帯端末メールアドレスをキーとして前記ユーザ管理データベースを検索した利用権限情報を抽出する第7工程を実行させ、
前記第2工程において抽出したデータ処理の実行手順情報が該第7工程により抽出した利用権限情報の権限を満たすと判定したとき、前記第4工程により指示されたデータ処理を実行させることを第8の特徴とする。
前記解析処理サーバに、該メールサーバのデータポーリング部を所定時間条件に応じて電子メール文が格納されているか否かを判定させ、該判定により電子メール文が格納されていると判定したとき、前記第2工程を実行させることを第9の特徴とする。
[構成]
[全体構成]
本実施形態による電子メールデータ共有方法を採用したコンピュータシステムである電子メールデータ共有システムは、図1に示す如く、一般の携帯電話等の電子メールの送受信機能を有する携帯端末10A〜10Cと、該携帯端末10A〜10Cとインターネット等の公衆回線網11を介して接続され、他のコンピュータからの電子メールを送受信する機能を有するメールサーバ12と、前記携帯端末10A〜10Cから受信した本実施形態の特徴であるデータ処理依頼メール文(情報)を受信し、該データ処理依頼メール文を解析し、該解析結果に基づいたデータ処理(データの検索/更新/指定したデータ処理)を実行するパラメタ解析DBデータ処理サーバ13と、前記データ処理を行うソフトウェアを格納するソフトウェアデータベース20と、該ソフトウェアデータベース20に格納したソフトウェアデータの処理を実行するためのパッケージソフトウェアサーバ19と、該パッケージソフトウェアサーバ19が実行したソフトウェア処理によるデータの検索/更新等を制御するソフトウェアデータ処理サーバ14と、利用者のユーザ名その他ユーザ情報を登録したユーザ管理データベース15と、電子メールソフトウェアのフォーマット形式情報を登録したFormatルールデータベース16と、ソフトウェアによる予め定められた処理ルール情報を登録した処理ルールデータベース17と、前記ソフトウェアデータ処理サーバ14及びパラメタ解析DBデータ処理サーバ13に接続された作業端末18とから構成される。
本実施形態による携帯端末10A〜10Cは、図2に示す如く、データ入力のためのキーボード102と、各種情報を表示するための表示装置104と、電子メールプログラム1061を含むプログラム群106を格納する内部メモリ105と、これらを制御するCPU101とから構成される。前記電子メールプログラム1061は、携帯電話やPDAなどで動作する電子メール送受信プログラムであって、各端末でメールアドレスを保持しており、都度入力する項目としてはメールの宛先(Mail To)、件名(Subject)、本文(Data)があり、各項目に特定の形式で入力して送信する。
本実施形態によるメールサーバ12は、図3に示す如く、キーボード122と、マウス123と、表示装置124と、電子メールプログラム126を格納する内部メモリ125と、磁気ディスク装置又は半導体記憶装置等の記録媒体に構成され、後述するポーリング領域が設けられたデータ領域127と、これらを制御するCPU121とから構成される。
本実施形態によるパラメタ解析DBデータ処理サーバ13は、図4に示す如く、コンピュータであって、各種プログラムを機能として格納する内部メモリ132と、これらプログラムに従った処理を実行するCPU131とから構成され、前記内部メモリ132には、後述するデータ有無のポーリング(問い合わせ)を行うデータポーリング部133と、メール文の解析によりユーザ権限の確認及びFormatの確認を行う解析プログラム134と、後述するデータ処理方式の確認処理他のデータ処理を実行するデータ処理プログラム135と、問い合わせに対する応答文を生成する応答プログラム136と、管理者がユーザ設定等の処理を制御する管理用プログラム137とから構成され、キーボード183/マウス183/表示装置185/ブラウザ1841を格納した内部メモリ184とから構成される作業端末18と接続されている。
前記ソフトウェアデータ処理サーバ14は、図5に示す如く、各種処理を実行する複数のプログラムを格納する内部メモリ142と、これらプログラムを制御するCPU141とから構成され、前記複数のプログラムは、検索処理を制御する検索処理部1431及び更新処理を行う更新処理部1432とを含むデータ処理プログラム143と、管理者用設定部1441を含む管理者用プログラム144とから構成されている。
本実施形態によるパッケージソフトウェアサーバ19は、図6に示す如く、キーボード192/マウス193/表示装置194/データ処理部1961を含むパッケージソフトウェアプログラム196を格納する内部メモリ195とから構成され、ソフトウェアデータベース20に接続されている。尚、前記パッケージソフトウェアプログラム196は、一般的に普及している文書作成又は表計算機能を有するパッケージソフトウェアが想定される。
前記ユーザ管理データベース15は、携帯端末10A〜10Cの利用者対応に予め設定されている利用者権限を登録したものであって、図7上段に示す如く、ユーザ氏名であるユーザ名と、ユーザの電子メールアドレスであるメールアドレスと、ユーザのコンピュータに使用されるメーラ(電子メールソフトウェア)に合わせた文字コード種を示す文字コードと、処理可能なソフトウェア種を示す対象ソフトと、該対象ソフトにて処理可能な処理内容を示す処理の各項目情報から構成され、具体的には、例えば、図7下段に符号15で示す表の如く、ユーザ名「User1」、メールアドレス「10A@keita.XX.jp」、文字コード「S−JIS」、対象ソフト「Soft1」、処理「検索」の如くユーザ毎に複数の設定情報が登録されている。
本実施形態によるFormatルールデータベース16は、図8の上段に示す如く、Formatの名称を示すFormat名と、各Formatの列(レコード)の数を表す列数と、この列の名称である列名と、この列に入力可能な文字種である文字型を示す文字型と、列に入力可能な長さを示す長さ、空白等による長さ余り発生時の取り扱い処理を示すFILとの各項目情報とから構成され、具体的には、図8下段に示す如く、Format名「Format1」、列数「2」、列定義テーブル(Table)番号によりリンクされる列名が「Company」、文字型が「50Byte」、FILが「あり」の如く、複数のメールソフトウェアに対応したFormat毎に複数の設定情報が登録されている。
処理ルールデータベース17は、利用者から指定された受信メールに対する処理を予め登録したものであって、図9に示す如く、処理対象のソフトウェアを指定するための対象ソフトウェアと、メール依頼文の処理キーであるSubject(件名)を指定するためのSubjectと、利用者指示内容がDB操作(フラグ「0」)かソフトウェア経由の処理(フラグ「1」)かを示すDB操作フラグと、検索や更新等の処理を行うためのキーとなるDB操作文(例えば、DB処理実行用のSQL文等)を示す各項目情報とから構成され、具体的には、図9下段に示す如く、対象ソフトウェアが「パッケージA」、Subjectが「Name検索」、操作フラグが「0」、DB操作文が「SELECT Name Data FROM パッケージDB.table」の如く登録されている。この図9下段の最上レコード(No.1)のDB操作文は、データベースを示すパッケージDB.tableから氏名をキーとして検索することを表し、レコード(No.2)のDB操作文は、パッケージDB.tableから住所をキーとして住所を検索することを表し、レコード(No.4)のDB操作文は、処理をソフトウェア経由で行い、データを操作ルールC−1に従って複写することを表している。
本実施形態において利用者が携帯端末10A〜10Cを用いてメールデータの処理を依頼するデータ処理依頼文は、図10に示す如く、メール処理依頼者であるメール発信元を示す「Mail From」と、メール宛先のサーバ管理者を示す「Mail To」と、件名を示す「Subject」と、DB操作文の内容を示す「Data」の各項目情報とから成り、「Data」としては、例えば処理対象の列名や対象項目名が入力される。
[メール依頼受け付け処理]
さて、前述のように構成された本実施形態による電子メールを利用したデータ処理システム及び同データ処理方法は、図11に示す如く、利用者が携帯端末10の電子メールプログラム1061を用いて図10に示した如きデータ処理依頼メール文を作成し、メールサーバ12宛にメール送信したとき、メールサーバ12が電子メールプログラム126を用いて前記データ処理依頼メール文をテキストデータ形式に変換してポーリング領域部1271に格納する工程と、パラメタ解析データ処理サーバ13が、所定のタイミングにより前記メールサーバ12のポーリング領域部1271をサーチしてメール文をユーザ権限確認部1341に処理を移行する工程と、該処理が移行されたユーザ権限確認部1341が、前記メール文(「Mail From」の「10A@keitai.XX.jp」)から送信元メールアドレスを抽出する工程1341aと、該抽出したメールアドレスをキーとしてユーザ管理データベース15を検索し、該検索したメールアドレスの所有者がソフトウェアデータを操作する権限があるか否かを判定する工程1341bと、該判定により権限があると判定したとき、ユーザ管理データベース15の処理列とメール文のSubject内容が一致するか否かを判定する工程1341cと、この判定により一致すると判定したとき、後述するFormat確認部1342の処理に移行する工程と、前記ユーザ管理データベース15による一致がとれないと判定したとき、応答作成部1361の処理に移行する工程とを実行することによって、データ処理依頼メール文に対する利用者の権限の確認並びに処理内容文が所定のフォーマットと合致するか否かの判定を行うように動作する。
前記ユーザ権限確認部1341による処理が移行されたパラメタ解析DBデータ処理サーバ13は、図12に示す如く、Format確認部1342が、Subjectがサンプルデータを応答するSubjectか否かを判定する工程1342aと、該判定によりSubjectがサンプルデータ応答用のSubjectと判定されたとき、処理対象ソフトウェアの列名と1行目のDataをサンプルとして応答文作成部1361に渡す工程1342bと、前記工程1341aにおいてSubjectが処理以外と判定したとき、処理対象ソフトウェア情報から依頼メールのData項目が正しいか否かをFormatルールデータベース16を参照して判定し、正しいと判定したときに処理方式確認部1351の処理へ移行する工程1342cと、該工程1342cにより正しくないと判定したとき、空白(ヌル)が余分に有る場合は空白を削除し、区切り記号が句読点「、」のものはカンマ「,」へ修正し、前記工程1342cに戻る工程1342dと、該工程1342dにおいて修正が不可能と判定したとき、処理対象ソフトウェアの列名と1行目のDataサンプルとして応答文作成部1361へ渡し、応答文作成部1361へ処理を移行する工程1342eとを実行する。特に本実施形態においてはデータ処理依頼メール文(図10)に空白又はカンマの誤入力があった場合であっても、前述の工程1342dによって当該誤記を修正することができる。
前記工程1342cにより正しいFormatと判定されたことにより処理が移行されたデータ処理方式確認部1351は、図13に示す如く、Subject(例えば「Name検索」)をキーとして処理ルール情報を処理ルールデータベース17から検索し、操作フラグが「0」か「1」かを判定し、「1」と判定したときにソフトウェア処理依頼部1353へ処理を移行する工程と、該工程においてフラグが「0」と判定したとき、DB処理実行部1352が、Subjectをキーとして処理ルールデータベース17を検索し、該当の処理ルール情報を選択する工程1352aと、該選択した処理ルールのSQL文にData項(例えば「やまだ」)の情報を当てはめてソフトウェアデータベース20へ処理を移行する工程1352bと、処理ルールの実行内容である対象ソフトウェア/Subject/Dataを応答文作成部1361に渡す工程1352cとを実行する。
前記フラグ判定により処理が移行されたソフトウェア処理依頼部1353は、図14に示す如く、データ処理依頼メール文のSubject内容が検索か更新かを判定する工程を実行し、検索と判定したとき、ソフトウェアデータ処理サーバ13が検索処理部1341を用いてData項の内容情報を基にパッケージソフトウェアへ検索処理の実行指示させる工程を実行し、この検索指示を受けたパッケージソフトウェアサーバ19のデータ処理部1961がData項目を基に検索処理を行う工程を実行し、ソフトウェアデータ処理サーバ14が応答文作成部1361の処理に移行する処理を実行する。
さて、本実施形態による電子メールデータ共有システムは、図13に示したDB処理実行部1352による所定の処理ルールの実行内容を取得した後、又は図14に示したパッケージソフトウェアサーバ19による検索又は更新の処理後、パラメタ解析DBデータ処理サーバ13の応答文作成部1361が、図15に示す如く、受信した処理結果を応答メールのData部分欄に記載(代入)し、データ処理依頼メール文のFrom Address宛の応答メール文を作成してメールサーバ12に転送する工程と、該転送を受けたメールサーバ12が、電子メールプログラム126を用いて受信した応答メール文を該当の携帯端末10宛に送信する工程とを実行することによって、携帯端末10からメール文にて指示した電子メールに対する処理並びに検索又は更新を行い、この実行結果を応答メールとして携帯端末10に送信することができる。従って本実施形態によれば、一般のメールソフトウェアにより受信した電子メールデータを、携帯端末10を用いて処理し、この結果を携帯端末10に送信することができる。
本実施形態よる電子メールデータ共有システムは、利用者(携帯端末)の登録/データフォーマットの登録・更新/処理ルールの登録を管理者が実行するものであって、この処理は、図16に示す如く、管理者が作業端末18のブラウザ1841を用いてパラメタ解析DBデータ処理サーバ13のユーザ設定部1371を用いてユーザ管理データベース15の登録ユーザの登録/更新/削除を行うことや、同様にブラウザ1841を用いてサーバ13のFormat設定部1372を用いてFormatルールデータベース16のFormatルールを登録/更新/削除することや、同様にブラウザ1841を用いて変換ルール設定部1373を用いて登録済みのFormatをFormatルールデータベース16から読み出し、処理ルールデータベース17において反映させることによって、行われる。
Claims (4)
- 所定の形式により命令語が含まれるように作成された電子メール文をメールアドレスが設定された携帯端末から送信し、該電子メール文を解析してデータ処理を実行し、実行結果を携帯端末に返信する電子メールを利用したデータ処理システムであって、
前記電子メール文を受信するメールサーバと、
前記電子メール文に含まれる命令語を解析し、該解析した命令語に応じたデータ処理の実行を指示する解析処理サーバと、
前記解析した命令語に応じたデータ処理を実行する処理手順を示す実行処理手順情報に従って該データ処理を実行するソフトウェアを含むソフトウェアサーバと、
前記解析した命令語に応じた実行処理手順情報を予め登録した処理ルールデータベースと、
前記電子メール文の前記所定の形式を示す所定形式情報を格納するフォーマットルールデータベースと、
前記携帯端末を使用するユーザごとに対応させて前記データ処理を許可する権限を示す利用権限情報として、該ユーザのユーザ名情報と、該携帯端末のメールアドレスと、該携帯端末のメーラに合わせた文字コードと、処理可能なソフトウェア種類を示す対象ソフトウェアと、該対象ソフトウェアで処理可能な処理内容を示す処理との各項目情報を格納したユーザ管理データベースと、
前記ユーザ管理データベース、フォーマットルールデータベース、及び処理ルールデータベースの情報を設定する管理者用の作業端末と、を備え、
前記メールサーバが、
前記携帯端末から送信された前記所定の形式により作成され処理対象データを指定するデータ指定情報及び該処理対象データの検索又は更新の処理を指示する命令語が含まれる電子メール文を受信してデータポーリング領域に格納する第1工程と、
前記解析処理サーバが、
前記メールサーバのデータポーリング領域を所定時間条件に応じて電子メール文が格納されているか否か確認する第2工程と、
前記受信した電子メール文の送信元のメールアドレスをキーとして前記ユーザ管理データベースを検索して前記利用権限情報を抽出し、該電子メール文の情報と該抽出した利用権限情報とを比較して該メールアドレスの携帯端末のユーザによるデータ処理が許可されるかどうかの権限を確認する、第3工程と、
前記受信した電子メール文に含まれる命令文を前記フォーマットルールデータベースに登録された所定形式情報を参照して解析する第4工程と、
該第4工程により解析した命令語に応じたデータ処理の実行処理手順情報を前記処理ルールデータベースから前記命令語をキーとして抽出する第5工程と、
該第5工程により抽出した実行処理手順情報に応じたソフトウェアのデータ処理をソフトウェアサーバに指示する第6工程と、
前記ソフトウェアサーバが、
前記第6工程により指示されたソフトウェアのデータ処理として、前記命令語で指示されたデータ検索又はデータ更新処理を、前記データ指定情報で指定された処理対象データに対して実行し、該データ処理の実行結果をテキストデータとして前記メールサーバに送信する第7工程と、
前記メールサーバが、
前記第7工程により送信されたテキストデータを本文とし、宛先を前記送信元のメールアドレスとする応答メール文を作成し送信する第8工程とを実行する、データ処理システム。 - 前記電子メール文が、メール件名欄と本文欄とから成り、
前記所定の形式は、前記メール件名欄に前記データ処理の種類を指定する命令語が入力され、前記本文欄に前記データ処理の対象データが入力され、
前記解析処理サーバは、前記第3工程では、前記受信した電子メール文の宛先のメールアドレスが前記抽出した利用権限情報の対象ソフトウェア向けかを確認し、該電子メール文の件名情報が該利用権限情報の処理の情報とマッチするかを判定し、
前記権限を満たす場合は、前記第6工程で前記ソフトウェアのデータ処理を指示し、満たさない場合は、エラー情報を応答する、請求項1に記載のデータ処理システム。 - 所定の形式により命令語が含まれるように作成された電子メール文をメールアドレスが設定された携帯端末から受信するメールサーバと、該受信した電子メール文に含まれる命令語を解析し、該解析した命令語に応じたデータ処理の実行を指示する解析処理サーバと、前記解析した命令語に応じたデータ処理を実行する為の実行処理手順情報を予め登録した処理ルールデータベースと、前記解析した命令語に応じたデータ処理を実行するソフトウェアを含むソフトウェアサーバと、前記電子メール文の前記所定の形式を示す所定形式情報を格納するフォーマットルールデータベースと、前記携帯端末を使用するユーザごとに対応させて前記データ処理を許可する権限を示す利用権限情報として、該ユーザのユーザ名情報、該携帯端末のメールアドレス、該携帯端末のメーラに合わせた文字コード、処理可能なソフトウェア種類を示す対象ソフトウェア、及び該対象ソフトウェアで処理可能な処理内容を示す処理の各項目情報を格納したユーザ管理データベースと、前記ユーザ管理データベース、フォーマットルールデータベース、及び処理ルールデータベースの情報を設定する管理者用の作業端末と、を備え、前記携帯端末から受信した該電子メール文を解析したデータ処理を実行し、実行結果を携帯端末に返信するコンピュータシステムのデータ処理方法であって、
前記メールサーバに、
前記携帯端末から送信された前記所定の形式により作成され処理対象データを指定するデータ指定情報及び該処理対象データの検索又は更新の処理を指示する命令語が含まれる電子メール文を受信してデータポーリング領域に格納する第1工程を実行させ、
前記解析処理サーバに、
前記メールサーバのデータポーリング領域を所定時間条件に応じて電子メール文が格納されているか否か確認する第2工程と、
前記受信した電子メール文の送信元のメールアドレスをキーとして前記ユーザ管理データベースを検索して前記利用権限情報を抽出し、該電子メール文の情報と該抽出した利用権限情報とを比較して該メールアドレスの携帯端末のユーザによるデータ処理が許可されるかどうかの権限を確認する、第3工程と、
前記受信した電子メール文に含まれる命令文を前記フォーマットルールデータベースに登録された所定形式情報を参照して解析する第4工程と、
該第4工程により解析した命令語に応じたデータ処理の実行処理手順情報を前記処理ルールデータベースから前記命令語をキーとして抽出する第5工程と、
該第5工程により抽出した実行処理手順情報に応じたソフトウェアのデータ処理をソフトウェアサーバに指示する第6工程と、を実行させ、
前記ソフトウェアサーバに、
前記第6工程により指示されたソフトウェアのデータ処理として、前記命令語で指示されたデータ検索又はデータ更新処理を、前記データ指定情報で指定された処理対象データに対して実行し、該データ処理の実行結果をテキストデータとして前記メールサーバに送信する第7工程を実行させ、
前記メールサーバに、
前記第7工程により送信されたテキストデータを本文とし、宛先を前記送信元のメールアドレスとする応答メール文を作成し送信する第8工程を実行させる、データ処理方法。 - 前記電子メール文が、メール件名欄と本文欄とから成り、
前記所定の形式は、前記メール件名欄に前記データ処理の種類を指定する命令語が入力され、前記本文欄に前記データ処理の対象データが入力され、
前記解析処理サーバに、前記第3工程で、前記受信した電子メール文の宛先のメールアドレスが前記抽出した利用権限情報の対象ソフトウェア向けかを確認し、該電子メール文の件名情報が該利用権限情報の処理の情報とマッチするかを判定する処理を実行させ、
前記権限を満たす場合は、前記第6工程で前記ソフトウェアのデータ処理を指示し、満たさない場合は、エラー情報を応答する処理を実行させる、請求項3に記載のデータ処理方法。
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