JP4369864B2 - コンポーネント管理システム及びコンポーネント管理プログラム - Google Patents

コンポーネント管理システム及びコンポーネント管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4369864B2
JP4369864B2 JP2004370711A JP2004370711A JP4369864B2 JP 4369864 B2 JP4369864 B2 JP 4369864B2 JP 2004370711 A JP2004370711 A JP 2004370711A JP 2004370711 A JP2004370711 A JP 2004370711A JP 4369864 B2 JP4369864 B2 JP 4369864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
project
information
management database
keyword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004370711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006178708A (ja
Inventor
雅代 劔持
千博 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Information Systems Corp filed Critical Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Priority to JP2004370711A priority Critical patent/JP4369864B2/ja
Publication of JP2006178708A publication Critical patent/JP2006178708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4369864B2 publication Critical patent/JP4369864B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、ソフトウェアの開発においてプロジェクト管理を行うシステムと連携してソフトウェアのコンポーネントを管理するコンポーネント管理システム及びコンポーネント管理方法及びコンポーネント管理プログラムに関するものである。
特許文献1では、複数の利用者の間で文書を共有するためのシステムにおいて、条件を指定して文書を検索し、検索した文書をその検索に用いた条件とともにデータベース(DB)に登録する。利用者は、新規の文書を作成する際に、検索条件を入力し、入力した検索条件に対応する文書をデータベースから検索する。そして、新規の文書を一から作成するのではなく、検索した文書を利用して文書を作成する。
特開2002−169814号公報
ソフトウェアの開発において、複数のプロジェクトが同時に進行していると仮定する。ここで、プロジェクトとは、複数のプログラムを組み合わせたもの、又はそれを開発する活動のことである。例えば、プロジェクトAでは、オブジェクト指向プログラミングなどにおけるクラスの設計を行い、クラスAというコンポーネントを開発したとする。プロジェクトBもまた、クラスの設計を行い、クラスBというコンポーネントを開発したとする。ここで、コンポーネントとは、クラスや関数などのプログラムの一部であり、ソフトウェアの開発の単位とすることができるものをいう。
クラスAとクラスBは同等の処理を行うコンポーネントだとしても、プロジェクトAとプロジェクトBで互いの情報を共有できなかったため、別のコンポーネントとして作成されてしまう。このような現象が、プロジェクト数に比例して発生しており、無駄な工数がかかっている。
従来技術では、上記のように複数のプロジェクトにおいて利用可能なコンポーネント(共通コンポーネント)をデータベースに格納して共有し、過去のプロジェクトで作成されたコンポーネントを他のプロジェクトで利用することができた。しかし、そのコンポーネントがどのような機能を持ち、誰によっていつ作成され、どのようなプロジェクトで利用されたかという情報がなく、共通コンポーネントが利用されづらいという課題があった。また、従来技術では、作成中のコンポーネントはデータベースに登録されていないため、上記の例のように同時に進行しているプロジェクトの間では、同じ機能を持ったコンポーネントを別々に作成してしまうという課題があった。
本発明は、共通コンポーネントと共通コンポーネントに関する様々な情報をデータベースで管理し、共通コンポーネントの再利用を促進することを目的とする。
本発明に係るコンポーネント管理システムは、
複数のプログラムを組み合わせたプロジェクトの特徴を示すプロジェクト情報を管理するプロジェクト管理データベースと接続し、プログラムの一部を再利用可能なコンポーネントとして管理するコンポーネント管理システムであって
コンポーネントとともに当該コンポーネントに関する情報を管理するコンポーネント管理データベースと、
作成が完了していないコンポーネントを含む新規プロジェクトに関してユーザにより入力されるプロジェクト情報を前記プロジェクト管理データベースから取得するプロジェクト情報取得部と、
前記プロジェクト情報取得部が取得したプロジェクト情報に含まれるキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
前記キーワード抽出部が抽出したキーワードを用いて、前記新規プロジェクトで利用可能であると推測されるコンポーネントを前記コンポーネント管理データベースから検索する検索部と、
前記検索部が検索したコンポーネントの一覧をユーザに対して出力する出力部とを備えることを特徴とする。
前記プロジェクト情報は、さらに、
ユーザが前記新規プロジェクトで利用予定のコンポーネントを示す利用予定コンポーネント情報を含み、
前記コンポーネント管理システムは、さらに、
前記新規プロジェクトに関してユーザにより入力される利用予定コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する利用予定コンポーネント情報取得部と、
前記利用予定コンポーネント情報取得部が取得した利用予定コンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する利用予定コンポーネント情報登録部とを備えることを特徴とする。
前記プロジェクト情報は、さらに、
ユーザが前記新規プロジェクトで作成予定のコンポーネントを示す作成予定コンポーネント情報を含み、
前記コンポーネント管理システムは、さらに、
前記新規プロジェクトに関してユーザにより入力される作成予定コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する作成予定コンポーネント情報取得部と、
前記作成予定コンポーネント情報取得部が取得した作成予定コンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する作成予定コンポーネント情報登録部とを備えることを特徴とする。
前記コンポーネント管理システムは、さらに、
ユーザにより入力されるキーワードを取得するキーワード取得部を備え、
前記検索部は、
前記キーワード取得部が取得したキーワードを用いて、コンポーネントを前記コンポーネント管理データベースから検索し、
前記出力部は、
前記検索部が検索したコンポーネントの一覧をユーザに対して表示することを特徴とする。
前記コンポーネント管理データベースは、
コンポーネントを特定のグループに分類して管理し、
前記コンポーネント管理システムは、さらに、
ユーザにより選択されるグループを特定するグループ特定部を備え、
前記検索部は、
前記グループ特定部が特定したグループに属するコンポーネントを前記コンポーネント管理データベースから検索し、
前記出力部は、
前記検索部が検索したコンポーネントの一覧をユーザに対して表示することを特徴とする。
前記プロジェクト情報取得部は、
作成が完了したコンポーネントを含む完了プロジェクトに関してユーザにより入力されるプロジェクト情報を前記プロジェクト管理データベースから取得し、
前記プロジェクト情報は、さらに、
ユーザが前記完了プロジェクトで作成を完了したコンポーネントを示す作成コンポーネント情報を含み、
前記コンポーネント管理システムは、さらに、
前記完了プロジェクトに関してユーザにより入力される作成コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する作成コンポーネント情報取得部と、
前記作成コンポーネント情報取得部が取得した作成コンポーネント情報に示されるコンポーネントと関連するファイルが所定の場所に保存されていない場合、ユーザに対して当該ファイルの保存要求を通知するファイル要求部と、
前記作成コンポーネント情報取得部が取得した作成コンポーネント情報に示されるコンポーネントと関連するファイルが所定の場所に保存されている場合、当該作成コンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する作成コンポーネント情報登録部とを備えることを特徴とする。
前記コンポーネント管理データベースは、
コンポーネントの利用履歴を示す履歴情報を管理し、
前記プロジェクト情報は、さらに、
ユーザが前記完了プロジェクトで利用したコンポーネントを示す利用コンポーネント情報を含み、
前記コンポーネント管理システムは、さらに、
前記完了プロジェクトに関してユーザにより入力される利用コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する利用コンポーネント情報取得部と、
前記利用コンポーネント情報取得部が取得した利用コンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録するとともに、当該利用コンポーネント情報に示されるコンポーネントの利用履歴に関して前記履歴情報を更新する利用コンポーネント情報登録部とを備え、
前記出力部は、
前記履歴情報を参照して前記検索部が検索したコンポーネントの一覧を利用頻度の高い順に並べて出力することを特徴とする。
本発明に係るコンポーネント管理プログラムは、
複数のプログラムを組み合わせたプロジェクトの特徴を示すプロジェクト情報を管理するプロジェクト管理データベースと接続し、プログラムの一部を再利用可能なコンポーネントとして管理し、当該コンポーネントとともに当該コンポーネントに関する情報を管理するコンポーネント管理データベースと接続するコンポーネント管理プログラムにおいて、
作成が完了していないコンポーネントを含むプロジェクト(以下、新規プロジェクトという)に関してユーザにより入力されるプロジェクト情報を前記プロジェクト管理データベースから取得するプロジェクト情報取得処理と、
前記プロジェクト情報取得処理が取得したプロジェクト情報に含まれるキーワードを抽出するキーワード抽出処理と、
前記キーワード抽出処理が抽出したキーワードを用いて、前記新規プロジェクトで利用可能であると推測されるコンポーネントを前記コンポーネント管理データベースから検索する検索処理と、
前記検索処理が検索したコンポーネントの一覧をユーザに対して出力する出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
前記プロジェクト情報は、さらに、
ユーザが前記新規プロジェクトで利用予定のコンポーネントを示す利用予定コンポーネント情報を含み、
前記コンポーネント管理プログラムは、さらに、
前記新規プロジェクトに関してユーザにより入力される利用予定コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する利用予定コンポーネント情報取得処理と、
前記利用予定コンポーネント情報取得処理が取得した利用予定コンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する利用予定コンポーネント情報登録処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
前記プロジェクト情報は、さらに、
ユーザが前記新規プロジェクトで作成予定のコンポーネントを示す作成予定コンポーネント情報を含み、
前記コンポーネント管理プログラムは、さらに、
前記新規プロジェクトに関してユーザにより入力される作成予定コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する作成予定コンポーネント情報取得処理と、
前記作成予定コンポーネント情報取得処理が取得した作成予定コンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する作成予定コンポーネント情報登録処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明では、コンポーネント管理データベースが共通コンポーネントとともに共通コンポーネントに関する情報を管理し、プロジェクト情報取得部がプロジェクト管理データベースで管理される新規プロジェクトに関するプロジェクト情報を取得し、キーワード抽出部がプロジェクト情報に含まれるキーワードを抽出し、検索部が抽出されたキーワードを用いて共通コンポーネントを検索し、出力部が検索された共通コンポーネントの一覧をユーザに対して出力して新規プロジェクトでの利用を促すことにより、共通コンポーネントの再利用を促進することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。下記の各実施の形態の説明では、コンポーネントの例として、オブジェクト指向プログラミング言語であるJava(登録商標)のクラスを用いるが、他の言語のクラスや関数などであっても構わない。
図1は、下記の各実施の形態におけるコンポーネント管理システムの外観の一例を示す図である。
図1において、コンポーネント管理システム100は、システムユニット910、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置901、キーボード(K/B)902、マウス903、コンパクトディスク装置(CDD)905、プリンタ装置906を備え、これらはケーブルで接続されている。さらに、コンポーネント管理システム100は、FAX機932、電話機931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク(LAN)942、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
図2は、下記の各実施の形態におけるコンポーネント管理システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、コンポーネント管理システム100は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk Drive)904、磁気ディスク装置920、CDD905、プリンタ装置906と接続されている。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915は、FAX機932、電話機931、LAN942などに接続されている。
例えば、通信ボード915、K/B902、FDD904などは、入力部の一例である。また、例えば、通信ボード915、CRT表示装置901などは、出力部、登録通知部、ファイル要求部の一例である。
ここで、通信ボード915は、LAN942に限らず、直接、インターネット940、あるいはISDN(Integrated Services Digital Network)などのWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット940、あるいはISDNなどのWANに接続されている場合、コンポーネント管理システム100は、インターネット940、あるいはISDNなどのWANに接続され、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる各実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる各実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。また、ファイル群924は、複数のテーブルにより構成されるデータベースを含み、テーブル又はテーブルの一部がそれぞれファイルとして記憶されている。
また、以下に述べる各実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)などのその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、以下に述べる各実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、ソフトウェアのみ、あるいは、ハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる各実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)などのその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
実施の形態1.
まず、本実施の形態に係るコンポーネント管理システムの構成について説明する。
図3は、本実施の形態に係るコンポーネント管理システムの構成を示すブロック図である。
コンポーネント管理システム100は、プロジェクト管理データベース50を備えるプロジェクト管理システムと連携して共通コンポーネントをコンポーネント管理データベース150で管理する。プロジェクト管理システムは、プロジェクト情報を管理する。
コンポーネント管理システム100において、プロジェクト情報取得部101はプロジェクト管理データベース50からプロジェクト情報を取得する。また本実施の形態では、プロジェクト情報取得部101はコンポーネント管理データベース150に取得したプロジェクト情報を登録する。キーワード抽出部102はプロジェクト情報取得部101が取得したプロジェクト情報からキーワードを抽出し、検索部103は抽出されたキーワードを用いて共通コンポーネントをコンポーネント管理データベース150から検索する。出力部104はプロジェクト情報を作成したユーザに検索結果を電子メールで通知する。出力部104は検索結果をディスプレイなどに表示してもよい。
コンポーネント管理システム100のユーザは、図示していない入力部を介して、キーワードを入力する。キーワード取得部105はユーザによって入力されたキーワードを取得し、検索部103はこのキーワードを用いて共通コンポーネントをコンポーネント管理データベース150から検索する。出力部104は検索結果をディスプレイなどに表示する。出力部104はユーザに検索結果を電子メールで通知してもよい。
利用予定コンポーネント情報取得部107はプロジェクト管理データベース50から利用予定コンポーネント情報を取得し、利用予定コンポーネント情報登録部108はコンポーネント管理データベース150にその利用予定コンポーネント情報を登録する。作成予定コンポーネント情報取得部109はプロジェクト管理データベース50から作成予定コンポーネント情報を取得し、作成予定コンポーネント情報登録部110はコンポーネント管理データベース150にその作成予定コンポーネント情報を登録する。利用コンポーネント情報取得部111はプロジェクト管理データベース50から利用コンポーネント情報を取得し、利用コンポーネント情報登録部112はコンポーネント管理データベース150にその利用コンポーネント情報を登録する。作成コンポーネント情報取得部113は作成コンポーネント情報をプロジェクト管理データベース50から取得し、作成コンポーネント情報登録部114はコンポーネント管理データベース150にその作成コンポーネント情報を登録する。
コンポーネント管理データベース150に作成コンポーネント情報が新たに登録された場合、登録通知部115は新たに登録された情報を、予め登録されている複数ユーザの連絡先に電子メールで通知する。
また共通コンポーネントとして保管するために、新規作成されたコンポーネントに関連するファイル(関連ファイル)を所定の場所に保存するように構成する。作成コンポーネント情報の登録時に、関連ファイルが所定の場所に保存されていない場合、ファイル要求部116はユーザに関連ファイルを保存する要求を電子メールで通知する。
次に、新規プロジェクトが開始される際のコンポーネント管理システム100の動作について説明する。
図4は、ユーザが共通コンポーネントを検索する際の画面遷移の一例を示す図である。
プロジェクト管理システム及びコンポーネント管理システム100のユーザであるプロジェクトリーダー(以下、ユーザという。)は、新規プロジェクトを開始する際に、そのプロジェクトと関連するキーワードを検索画面201に入力する。このとき、キーワードを複数入力してもよいし、一般的な検索システムと同様に条件式を入力してもよい。コンポーネント管理システム100の検索処理が完了すると、入力された条件に対応する共通コンポーネントの一覧が検索結果画面202に表示される。図4の例では、各共通コンポーネントがクラス名で表示されており、各クラス名にはリンクが貼られている。ユーザは、リンクを辿ることで、詳細画面203で各クラスに関する情報を確認する。検索画面201、検索結果画面202、詳細画面203は、例えばWebブラウザを用いて出力される。
図5は、図4に示した画面遷移により、ユーザによる共通コンポーネントのキーワード検索を処理する際のコンポーネント管理システム100の動作を示すフローチャートである。
ユーザによりキーワードが入力されると、コンポーネント管理システム100において、キーワード取得部105はユーザが入力したキーワードを取得する(ステップS101)。検索部103は、キーワード取得部105が取得したキーワードを用いて、共通コンポーネントをコンポーネント管理データベース150から検索する(ステップS102)。出力部104は検索部103の検索結果を表示する(ステップS103)。
新規プロジェクトを開始する際には、ユーザは、上記の検索を行う以外に、プロジェクト計画書を作成する。本実施の形態では、プロジェクト計画書を作成することで、プロジェクト計画が策定されるとし、またプロジェクト計画書は、例えば「プロジェクト計画書シート」などのインタフェースを持つ図示しない入力部(以下、プロジェクト計画入力部という)から入力され、作成されるものとする。ユーザは、自席の端末等を用いて、プロジェクト計画入力部からプロジェクト計画を入力する。その後、入力されたプロジェクト計画書や後述するプロジェクト完了報告書などに含まれるプロジェクト情報はプロジェクト管理システムによって一元管理される。
ユーザは、プロジェクト計画書に、新規プロジェクトにおいて開発するシステムのイメージ及びプロジェクト計画について関係者へ徹底し、システム生産作業を効率的に実施する為の基本方針や作業手順、工程、品質、原価、体制などを入力する。例えば、プロジェクト概要として、システム概要・目的・特徴などの基本事項及びプロジェクトを推進する上での基本方針について、概要を入力する。また、システム基本事項として、システム概要、構造、機能、構成(ハードウェア、ソフトウェア)など、開発を行うシステムの内容について入力する。また、プロジェクト推進計画として、作業工程、体制、品質目標など、開発を行う上での進め方について入力する。
また、ユーザは、上記の検索の結果から新規プロジェクトに利用できそうな共通コンポーネントを決定する。そして、利用予定のコンポーネント、新規作成予定のコンポーネント、現在プロジェクト管理データベース50に蓄積されているものを更新して利用する(更新予定の)コンポーネントを、利用共通コンポーネントシートに入力する。
図6、図7は、利用共通コンポーネントシートの入力画面の一例を示す図である。また図4、図5で示した共通コンポーネントの検索は、共通コンポーネントシート入力時に随時実行される。
図6の例では、ユーザは入力画面204に利用予定のコンポーネントに関する情報(利用予定コンポーネント情報)として「利用予定のクラス名」と「機能概要」を入力する。「利用予定のクラス名」には、図4の検索画面201で検索した結果を参考に決定した利用予定のコンポーネントのクラス名を記入するか、検索画面201の検索結果を転記できるように構成する。また「機能概要」には、クラス名に対応し、コンポーネント管理データベース150に記憶されている「機能概要」が表示される。
ユーザは、さらに、更新予定のコンポーネントに関する情報(利用予定コンポーネント情報及び作成予定コンポーネント情報に含まれる。)として「更新予定のクラス名」を入力する。「更新予定のクラス名」には、図4の検索画面201で検索した結果を参考に決定した更新予定コンポーネントのクラス名を転記するように構成してもよい。。「機能概要」には、クラス名に対応し、コンポーネント管理データベース150に記憶されている「機能概要」が表示されるが、更新機能について、ユーザが書き換えられるように構成してもよい。
図7の例では、ユーザは入力画面204に新規作成予定のコンポーネントに関する情報(作成予定コンポーネント情報)として「クラス名」、「機能」、「キーワード」、「分類」、「作成者所属」、「作成者氏名」を入力する。「クラス名」には、作成予定のコンポーネントのクラス名を入力する。「機能」には、作成予定のコンポーネントの機能概要を入力する。「キーワード」には、作成予定のコンポーネントに関するキーワードを入力する。「分類」には、作成予定のコンポーネントが属するグループを入力する。「作成者所属」には、作成予定のコンポーネントを作成する人の所属部署名を入力する。「作成者氏名」には、作成予定のコンポーネントを作成する人の氏名を入力する。
ユーザは、プロジェクト計画書と利用共通コンポーネントシートへの入力が終わると、図示していない登録画面からそれらをプロジェクト管理システムに登録する。
図8は、プロジェクト情報とコンポーネント情報を登録する際のプロジェクト管理システムの動作を示すフローチャートである。
ユーザによりプロジェクト計画書と利用共通コンポーネントシートが入力されると、プロジェクト管理システムはユーザが入力したプロジェクト計画書を取得し(ステップS201)、プロジェクト管理データベース50に登録する(ステップS202)。さらに、プロジェクト管理システムはユーザが入力した利用共通コンポーネントシートを取得し(ステップS203)、プロジェクト管理データベース50に登録する(ステップS204)。
コンポーネント管理システム100は、プロジェクト管理システムに対してポーリングを行い、バッチ処理によってプロジェクト管理システムに登録されているプロジェクト計画書と利用共通コンポーネントシートを取得し、これらに含まれる情報を抽出してコンポーネント管理データベース150に登録する。この登録処理は、バッチ処理ではなく、例えばユーザとインタラクティブに行う処理であってもよい。
図9は、プロジェクト情報とコンポーネント情報の登録を処理する際のコンポーネント管理システム100の動作を示すフローチャートである。
まず、コンポーネント管理システム100において、プロジェクト情報取得部101はプロジェクト管理データベース50に登録されたプロジェクト計画書で未処理のものを検索する(ステップS301)。未処理のプロジェクト計画書がある場合、プロジェクト計画書の数、つまり新規プロジェクトの件数分、以下のような処理を行う。
プロジェクト情報取得部101が、プロジェクト管理データベース50から未処理のプロジェクト計画書を取得する(ステップS302)。利用予定コンポーネント情報取得部107及び作成予定コンポーネント情報取得部109が、プロジェクト管理データベース50から利用共通コンポーネントシートを取得する(ステップS303)。コンポーネント管理システム100が、取得したプロジェクト計画書と利用共通コンポーネントシートから情報を抽出してコンポーネント管理データベース150に登録する(ステップS304)。
図10は、図9のステップS304の登録処理を行う際のコンポーネント管理システム100の動作を示すフローチャートである。
登録処理の最初に、プロジェクト情報取得部101はプロジェクト計画書から抽出したプロジェクト情報をコンポーネント管理データベース150に登録する(ステップS311)。
利用予定のコンポーネントが利用共通コンポーネントシートに入力されていない場合、キーワード抽出部102はプロジェクト計画書に記述されたシステム概要の説明文などからキーワードを抽出する(ステップS312)。検索部103は、キーワード抽出部102が抽出したキーワードを用いて、共通コンポーネントをコンポーネント管理データベース150から検索する(ステップS313)。出力部104は検索部103の検索結果をユーザに電子メールで通知する(ステップS314)。
利用予定コンポーネント情報登録部108は、利用共通コンポーネントシートに利用予定のコンポーネントまたは更新予定のコンポーネントが入力されていれば、コンポーネント管理データベース150にコンポーネント情報を登録し、作成予定コンポーネント情報登録部110は新規作成予定のコンポーネント情報が入力されていれば、コンポーネント情報をコンポーネント管理データベース150に登録する(ステップS315)。
図11は、図10のステップS311からステップS313までの処理の一例を示す図である。
図11の例では、コンポーネント管理システム100は、利用予定のコンポーネントが利用共通コンポーネントシートに記入されていない場合、プロジェクト計画書に記述されたプロジェクトの名称やシステム概要の説明文から、例えば「印刷」というキーワードを抽出する。そして、「印刷」というキーワードにより、コンポーネント管理データベース150を検索する。このとき、コンポーネント管理データベース150の全ての項目を検索するように構成してもよいが、例えば「システム概要」だけを検索するように構成してもよい。結果、「print.class」というクラス名の共通コンポーネントがコンポーネント管理データベース150から検索され、コンポーネント管理システム100は、この共通コンポーネントを新規プロジェクトで利用することを促すために、ユーザに電子メールで通知する。電子メールを受け取ったユーザは、通知された共通コンポーネントの一覧から、新規プロジェクトで利用できそうなものを選択し、実際に利用する。
このように、ユーザが自らコンポーネントを検索しなくても、自動的に検索結果が通知されることにより、共通コンポーネントの利用の促進が期待できる。
また、作成済のコンポーネントに関する情報だけでなく、作成中(新規作成予定)のコンポーネントの情報も管理することにより、類似コンポーネントの重複作成を一層防止することができ、共通コンポーネントの再利用性が向上する。
次に、プロジェクトが完了した際のコンポーネント管理システム100の動作について説明する。
プロジェクトが完了した際には、ユーザはプロジェクト完了報告書を作成する。
ユーザは、プロジェクト完了報告書に、プロジェクトの目標計画達成状況を把握・評価する為、計画と実績及びプロジェクトの進め方の評価、考察等を記述する。例えば、プロジェクトの実績として、実際の開発における生産規模、工程、品質等について、記述する。また、プロジェクトの評価として、生産性、工程、品質、損益等のそれぞれに対する評価及び総合評価を記述する。さらに、評価結果を踏まえ、今後の課題、及び施策について記述する。
また、ユーザは、利用共通コンポーネントシートに記述した内容に対する実際の共通コンポーネントの利用実績を、利用共通コンポーネント実績シートに入力する。
図12、図13は、利用共通コンポーネント実績シートの入力画面の一例を示す図である。
図12の例では、ユーザは入力画面205に利用したコンポーネントに関する情報(利用コンポーネント情報)として「利用したクラス名」と「機能概要」を入力する。「利用したクラス名」には、キーワード検索を行った結果又は電子メールによる自動検索結果の通知を参考にして利用したコンポーネントのクラス名を入力する。「機能概要」には、利用したコンポーネントの機能を入力する。
ユーザは、さらに、更新したコンポーネントに関する情報(利用コンポーネント情報及び作成コンポーネント情報に含まれる。)として「既存クラス名」、「新規クラス名」、「更新内容」、「キーワード」、「更新者所属」、「更新者氏名」を入力する。「既存クラス名」には、キーワード検索を行った結果又は電子メールによる自動検索結果の通知を参考にして更新したコンポーネントのクラス名を入力する。「新規クラス名」には、更新を行った後のクラス名を入力する。「更新内容」には、更新した内容を入力する。「キーワード」には、更新した結果、追加したいキーワードを入力する。「更新者所属」には、コンポーネントを更新した人の所属部署名を入力する。「更新者氏名」には、コンポーネントを更新した人の氏名を入力する。
図13の例では、ユーザは入力画面205に新規作成したコンポーネントに関する情報(作成コンポーネント情報)として「クラス名」、「機能」、「キーワード」、「分類」、「作成者所属」、「作成者氏名」を入力する。「クラス名」には、作成したコンポーネントのクラス名を記入する。「機能」には、作成したコンポーネントの機能概要を記入する。「キーワード」には、作成したコンポーネントに関するキーワードを記入する。「分類」には、作成したコンポーネントが属するグループを記入する。「作成者所属」には、コンポーネントを作成した人の所属部署名を記入する。「作成者氏名」には、コンポーネントを作成した人の氏名を記入する。
ユーザは、プロジェクト完了報告書と利用共通コンポーネント実績シートへの入力が終わると、図示していない登録画面からそれらをプロジェクト管理システムに登録する。
図14は、プロジェクト情報とコンポーネント情報を更新する際のプロジェクト管理システムの動作を示すフローチャートである。
ユーザによりプロジェクト完了報告書と利用共通コンポーネント実績シートが入力されると、プロジェクト管理システムはユーザが入力したプロジェクト完了報告書を取得し(ステップS401)、プロジェクト管理データベース50に登録する(ステップS402)。プロジェクト情報の一部を含むプロジェクト完了報告書を登録するということは、プロジェクト情報を更新することと同じである。さらに、プロジェクト管理システムはユーザが入力した利用共通コンポーネント実績シートを取得し(ステップS403)、プロジェクト管理データベース50に登録する(ステップS404)。コンポーネント情報の一部を含む利用共通コンポーネント実績シートを登録するということは、コンポーネント情報を更新するということと同じである。
コンポーネント管理システム100は、プロジェクト管理システムに対してポーリングを行い、バッチ処理によってプロジェクト管理システムに登録されているプロジェクト完了報告書と利用共通コンポーネント実績シートを取得し、これらに含まれる情報を抽出してコンポーネント管理データベース150に登録する、又はコンポーネント管理データベース150に登録済の情報を更新する。この更新処理(登録する処理を含む。)は、バッチ処理ではなく、例えばユーザとインタラクティブに行う処理であってもよい。
図15は、プロジェクト情報とコンポーネント情報の更新を処理する際のコンポーネント管理システム100の動作を示すフローチャートである。
まず、コンポーネント管理システム100において、プロジェクト情報取得部101はプロジェクト管理データベース50に登録されたプロジェクト完了報告書で未処理のものを検索する(ステップS501)。未処理のプロジェクト完了報告書がある場合、プロジェクト完了報告書の数、つまり完了したプロジェクト(完了プロジェクト)の件数分、以下のような処理を行う。
プロジェクト情報取得部101が、プロジェクト管理データベース50から未処理のプロジェクト完了報告書を取得する(ステップS502)。利用コンポーネント情報取得部111及び作成コンポーネント情報取得部113が、プロジェクト管理データベース50から利用共通コンポーネント実績シートを取得する(ステップS503)。コンポーネント管理システム100が、取得したプロジェクト完了報告書と利用共通コンポーネント実績シートから情報を抽出してコンポーネント管理データベース150に登録する、又はコンポーネント管理データベース150に登録済の情報を更新する(ステップS504)。
全ての完了プロジェクトに対する処理が終了すると、登録通知部115は、この処理においてコンポーネント管理データベース150に登録されたコンポーネントやコンポーネント管理データベース150に登録済のコンポーネントで更新されたものがあった場合、その旨をコンポーネント管理データベース150に登録されたユーザ全員に電子メールで通知する(ステップS505)。
図16は、図15のステップS505で送信される電子メールを表示した通知画面の一例を示す図である。
図16の例では、ユーザは新規に登録されたコンポーネントと更新されたコンポーネントの一覧を電子メールによって通知され、その内容を通知画面206に表示する。
このように、新規登録、更新された共通コンポーネントがある場合は、自動的に利用者全員に通知することにより、随時新しい共通コンポーネントを利用することを可能にするとともに、共通コンポーネントの利用を啓蒙することができる。
図17は、図15のステップS504の更新処理を行う際のコンポーネント管理システム100の動作を示すフローチャートである。
利用したコンポーネントが利用共通コンポーネント実績シートに記入されている場合、利用コンポーネント情報登録部112はコンポーネント管理データベース150が保持する共通コンポーネントの利用履歴(履歴情報)を更新する(ステップS511)。
新規作成したコンポーネントが利用共通コンポーネント実績シートに入力されている場合で、所定のフォルダ(ディレクトリ)に関連ファイルが保存されていない場合、ファイル要求部116はそのフォルダに関連ファイルを保存する要求をユーザに電子メールで通知する(ステップS512)。この電子メールは関連ファイルの保存が完了するまで、定期的に配信され続ける。ここで、関連ファイルは、新規作成したコンポーネントのソースファイル、モジュール、仕様書、試験要領書などを含む。
新規作成したコンポーネントが利用共通コンポーネント実績シートに入力されていないか、新規作成したコンポーネントが利用共通コンポーネント実績シートに入力されていて、所定のフォルダに関連ファイルが保存されている場合、作成コンポーネント情報登録部114は、コンポーネント管理データベース150に登録されているコンポーネント情報を更新し、又は新しいコンポーネント情報をコンポーネント管理データベース150に登録する(ステップS513)。そして、プロジェクト情報取得部101はプロジェクト完了報告書から抽出した情報に基づいてコンポーネント管理データベース150のプロジェクト情報を更新する(ステップS514)。
図18は、図17のステップS512で送信される電子メールを表示した通知画面の一例を示す図である。
図18の例では、ユーザは関連ファイルが所定のフォルダに保存されていない新規作成したコンポーネントと更新したコンポーネントの一覧を電子メールによって通知され、その内容を通知画面206に表示する。
以上のように、本実施の形態では、コンポーネント管理システム100がシステム構築をする際に作成されるプロジェクト計画書やプロジェクト完了報告書といったプロジェクト情報を活用し、コンポーネント管理データベース150で共通コンポーネントとともに共通コンポーネントに関する情報やプロジェクト情報を管理することにより、各共通コンポーネントを誰がいつ作成し、どのプロジェクトで利用したのかという情報を参照することが可能となる。また、共通コンポーネント利用時に必要な利用実績やシステム事例などの情報を取得することができる為、共通コンポーネントの信頼性の向上や品質確保が可能となる。また、類似コンポーネントの重複作成を防止する事により、プロジェクトの工数削減が可能となる。
実施の形態2.
本実施の形態について、実施の形態1との差異について説明する。
図19は、本実施の形態に係るコンポーネント管理システムの構成を示すブロック図である。
コンポーネント管理システム100は、共通コンポーネントを予め複数のグループに分類してコンポーネント管理データベース150で管理する。
コンポーネント管理システム100のユーザは、図示していない入力部を介して、共通コンポーネントを分類するグループを選択する。グループ特定部106はユーザによって選択されたグループを特定し、検索部103はこのグループに属する共通コンポーネントをコンポーネント管理データベース150から検索する。出力部104は検索結果をディスプレイなどに表示する。
図20は、ユーザが共通コンポーネントを検索する際の画面遷移の一例を示す図である。
ユーザは、新規プロジェクトを開始する際に、キーワードを用いた検索の代わりに、そのプロジェクトに関連するコンポーネントのグループを検索画面201で選択し、そのグループに属するコンポーネントを検索する。コンポーネント管理システム100の検索処理が完了すると、選択されたグループに属する共通コンポーネントの一覧が検索画面201に表示される。図20の例では、各共通コンポーネントがクラス名で表示されており、各クラス名にはリンクが貼られている。ユーザは、リンクを辿ることで、詳細画面203で各クラスに関する情報を確認する。検索画面201、詳細画面203は、例えばWebブラウザを用いて出力される。
図21は、ユーザによる共通コンポーネントのグループ検索を処理する際のコンポーネント管理システム100の動作を示すフローチャートである。
ユーザによりグループが選択されると、コンポーネント管理システム100において、グループ特定部106はユーザが選択したグループの名称又はその他グループを識別する情報を取得し、選択されたグループを特定する(ステップS601)。検索部103は、グループ特定部106が特定したグループに属する共通コンポーネントをコンポーネント管理データベース150から検索する(ステップS602)。出力部104は検索部103の検索結果を表示する(ステップS603)。
このように、共通コンポーネントをグループに分類し、グループごとに共通コンポーネントの一覧を参照できるようにすることで、共通コンポーネントを検索する機能の利便性が向上する。
上記のグループ検索は、実施の形態1で説明したキーワード検索と併用してもよい。また、コンポーネント管理データベース150が保持する共通コンポーネントの利用履歴に基づいて検索(以下、優先検索という。)を行ってもよい。例えば、利用実績や使用例などから共通コンポーネントを検索したり、キーワード検索において前回までの検索回数や使用されたキーワードを記録しておき、使用回数の多いキーワードに対応する共通コンポーネントを優先的に表示したり、検索頻度やコンポーネントの使用頻度を利用履歴から算出し、頻度の高いものから順に表示したりする方法がある。さらに、管理者用と利用者用の権限を別に用意しておくことにより、共通コンポーネントの作成者や共通コンポーネントを利用したプロジェクトの客先名など、検索時に表示できる項目を制限してもよい。
実施の形態3.
本実施の形態に係るコンポーネント管理システムの構成は、図3に示した実施の形態1又は図19に示した実施の形態2の構成と同様である。本実施の形態では、コンポーネント管理データベース150の具体的な構成例を示す。
図22は、コンポーネント管理データベース150の構成の一例を示す図である。図22において、TBLはテーブル、PKは主キー、FKは外部キー、KLは(ソースコードの)KiloLineを示す。また、テーブル同士を結ぶ線は親子関係を示し、端に交差する2本の線がある側を親テーブル、端が3つの線に枝分かれしている側を子テーブルとする。また子テーブル側の枝分かれする部分に円があるものは、親テーブルのレコードに対応するレコードが子テーブルに0以上存在することを示し、交差する1本の線があるものは、親テーブルのレコードに対応するレコードが子テーブルに1つ存在することを示す。
以下では、図22のようにコンポーネント管理データベース150を構成した場合の、実施の形態1及び実施の形態2でフローチャートを用いて説明したコンポーネント管理システム100の動作ステップの詳細を説明する。
図5のフローチャートでは、ユーザによる共通コンポーネントのキーワード検索を処理する際のコンポーネント管理システム100の動作を示した。
ステップS102において、検索部103は、キーワード取得部105が取得したキーワードに検索条件No(番号)を付与して検索キーワードテーブル(図23に例を示す。)に追加する。さらに、検索条件Noと対応させて検索日時と検索種別を検索条件テーブル(図24に例を示す。)に追加する。次に、検索キーワードテーブルに追加したキーワードと一致するキーワードをキーワードテーブル(図25に例を示す。)から取得する。そして、キーワードテーブルから取得したキーワードに対応するグループIDをグループキーワードテーブル(図26に例を示す。)から取得する。そして、グループキーワードテーブルから取得したグループIDに対応するパッケージ名をグループパッケージ情報テーブル(図27に例を示す。)から取得する。そして、グループパッケージ情報テーブルから取得したパッケージ名に対応するクラス名をクラス情報テーブル(図28に例を示す。)から取得する。最後に、クラス情報テーブルから取得したクラス名の一覧を出力部104に渡す。
図示していないが、ステップS103において出力部104がクラス名の一覧を表示した後、ユーザが一覧の中からクラス名を選択すると、選択されたクラス名に対応するクラス情報がクラス情報テーブルから取得され、出力部104によって表示される。さらに、このクラス名と、クラス名に対応するパッケージ名が、ステップS102でキーワードに付与された検索条件Noとともに、検索部103によって検索結果テーブル(図29に例を示す。)に追加される。
ここで、クラス名を検索の対象とする代わりに、パッケージ名を検索の対象としてもよい。その場合、上記の動作中、クラス情報を取得する処理では、クラス情報の代わりに、共通コンポーネント情報テーブル(図30に例を示す。)に格納されているパッケージ情報を取得する。
上記の検索キーワードテーブル、検索条件テーブル、検索結果テーブルは、優先検索を行う場合に参照される。
図10のフローチャートでは、図9のステップS304の登録処理を行う際のコンポーネント管理システム100の動作を示した。
ステップS311において、プロジェクト情報取得部101はプロジェクト計画書から抽出したプロジェクト情報にプロジェクトIDを付与してプロジェクト情報テーブル(図31に例を示す。)に追加する。
ステップS312において、キーワード抽出部102はプロジェクト情報テーブルのシステム概要を取得し、業務内容の文字列を単語に分解する。そして、キーワードの候補となる単語を、ステップS311でプロジェクト情報に付与されたプロジェクトIDとともに、業務キーワードテーブル(図32に例を示す。)に追加する。
ステップS313において、検索部103は、ステップS311でプロジェクト情報に付与されたプロジェクトIDに対応するキーワードを業務キーワードテーブルから取得する。次に、業務キーワードテーブルから取得したキーワードと一致するキーワードをキーワードテーブルから取得する。そして、キーワードテーブルから取得したキーワードに対応するグループIDをグループキーワードテーブルから取得する。そして、グループキーワードテーブルから取得したグループIDに対応するパッケージ名をグループパッケージ情報テーブルから取得する。そして、グループパッケージ情報テーブルから取得したパッケージ名に対応するクラス名をクラス情報テーブルから取得する。最後に、クラス情報テーブルから取得したクラス名の一覧を出力部104に渡す。
ステップS314において、出力部104は、ステップS311でプロジェクト情報に付与されたプロジェクトIDに対応するユーザIDをプロジェクト情報テーブルから取得し、そのユーザIDに対応するメールアドレスをユーザテーブル(図33に例を示す。)から取得する。そして、検索部103の検索結果を含む電子メールを作成し、ユーザテーブルから取得したメールアドレスに送信する。
ステップS315において、利用予定コンポーネント情報登録部108は、利用予定のコンポーネント情報及び更新予定のコンポーネント情報を利用予定コンポーネントテーブル(図34に例を示す。)に追加する。また、作成予定コンポーネント情報登録部110は、作成予定コンポーネント情報を利用予定コンポーネントテーブルに追加する。さらに、更新予定のコンポーネントに関しては、クラス情報テーブルの状態などを更新し、新規作成予定のコンポーネントに関しては、クラス情報テーブルにクラス情報を追加する。ここで、図6及び図7に示した利用共通コンポーネントシートにパッケージ情報を入力する欄を設けて、共通コンポーネント情報テーブルのパッケージ情報を追加又は更新してもよい。
図17のフローチャートでは、図15のステップS504の更新処理を行う際のコンポーネント管理システム100の動作を示した。
ステップS511において、利用コンポーネント情報登録部112は、利用コンポーネント情報を利用実績コンポーネントテーブル(図35に例を示す。)に追加する。
ステップS512において、ファイル要求部116は、ユーザIDをプロジェクト情報テーブルから取得し、そのユーザIDに対応するメールアドレスをユーザテーブルから取得する。そして、所定のフォルダに関連ファイルを保存する要求を含む電子メールを作成し、ユーザテーブルから取得したメールアドレスに送信する。
ステップS513において、作成コンポーネント情報登録部114は、作成コンポーネント情報を利用実績コンポーネントテーブルに追加する。さらに、更新したコンポーネントと新規作成したコンポーネントに関しては、クラス情報テーブルのクラス情報を更新する。ただし、新規作成する予定のなかったコンポーネントに関しては、クラス情報テーブルにクラス情報を追加する。
ステップS514において、プロジェクト情報取得部101は、プロジェクト完了報告書から抽出した情報に基づいてプロジェクト情報テーブルのプロジェクト情報を更新する。
図21のフローチャートでは、ユーザによる共通コンポーネントのグループ検索を処理する際のコンポーネント管理システム100の動作を示した。
図示していないが、ユーザによりグループが選択される前に、出力部104は、グループテーブル(図36に例を示す。)から取得されるグループ名の一覧を表示する。
ステップS601において、グループ特定部106は、ユーザが選択したグループのグループIDを取得する。
ステップS602において、検索部103は、グループ特定部106が取得したグループIDに対応するパッケージ名をグループパッケージ情報テーブルから取得する。そして、グループパッケージ情報テーブルから取得したパッケージ名に対応するクラス名をクラス情報テーブルから取得する。最後に、クラス情報テーブルから取得したクラス名の一覧を出力部104に渡す。
なお図22に示したコンポーネント管理データベース150では、利用予定コンポーネントテーブルと、利用実績コンポーネントテーブルとを別テーブルとして構成しているが、同一テーブルとして構成し、利用予定情報により登録されたコンポーネントテーブルを利用実績情報により更新するように構成しても良い。
実施の形態1から3までにおけるコンポーネント管理システムの外観の一例を示す図。 実施の形態1から3までにおけるコンポーネント管理システムのハードウェア構成の一例を示す図。 実施の形態1に係るコンポーネント管理システムの構成を示すブロック図。 実施の形態1においてユーザが共通コンポーネントを検索する際の画面遷移の一例を示す図。 実施の形態1においてユーザによる共通コンポーネントのキーワード検索を処理する際のコンポーネント管理システムの動作を示すフローチャート。 実施の形態1における利用共通コンポーネントシートの入力画面(1/2)の一例を示す図。 実施の形態1における利用共通コンポーネントシートの入力画面(2/2)の一例を示す図。 実施の形態1においてプロジェクト情報とコンポーネント情報を登録する際のプロジェクト管理システムの動作を示すフローチャート。 実施の形態1においてプロジェクト情報とコンポーネント情報の登録を処理する際のコンポーネント管理システムの動作を示すフローチャート。 図9のステップS304の登録処理を行う際のコンポーネント管理システムの動作を示すフローチャート。 図10のステップS311からステップS313までの処理の一例を示す図。 実施の形態1における利用共通コンポーネント実績シートの入力画面(1/2)の一例を示す図。 実施の形態1における利用共通コンポーネント実績シートの入力画面(2/2)の一例を示す図。 実施の形態1においてプロジェクト情報とコンポーネント情報を更新する際のプロジェクト管理システムの動作を示すフローチャート。 実施の形態1においてプロジェクト情報とコンポーネント情報の更新を処理する際のコンポーネント管理システムの動作を示すフローチャート。 図15のステップS505で送信される電子メールを表示した通知画面の一例を示す図。 図15のステップS504の更新処理を行う際のコンポーネント管理システム100の動作を示すフローチャート。 図17のステップS512で送信される電子メールを表示した通知画面の一例を示す図。 実施の形態2に係るコンポーネント管理システムの構成を示すブロック図。 実施の形態2においてユーザが共通コンポーネントを検索する際の画面遷移の一例を示す図。 実施の形態2においてユーザによる共通コンポーネントのグループ検索を処理する際のコンポーネント管理システムの動作を示すフローチャート。 実施の形態3に係るコンポーネント管理データベースの構成の一例を示す図。 検索キーワードテーブルの一例。 検索条件テーブルの一例。 キーワードテーブルの一例。 グループキーワードテーブルの一例。 グループパッケージ情報テーブルの一例。 クラス情報テーブルの一例。 検索結果テーブルの一例。 共通コンポーネント情報テーブルの一例。 プロジェクト情報テーブルの一例。 業務キーワードテーブルの一例。 ユーザテーブルの一例。 利用予定コンポーネントテーブルの一例。 利用実績コンポーネントテーブルの一例。 グループテーブルの一例。
符号の説明
50 プロジェクト管理データベース、100 コンポーネント管理システム、101 プロジェクト情報取得部、102 キーワード抽出部、103 検索部、104 出力部、105 キーワード取得部、106 グループ特定部、107 利用予定コンポーネント情報取得部、108 利用予定コンポーネント情報登録部、109 作成予定コンポーネント情報取得部、110 作成予定コンポーネント情報登録部、111 利用コンポーネント情報取得部、112 利用コンポーネント情報登録部、113 作成コンポーネント情報取得部、114 作成コンポーネント情報登録部、115 登録通知部、116 ファイル要求部、150 コンポーネント管理データベース、201 検索画面、202 検索結果画面、203 詳細画面、204,205 入力画面、206 通知画面、901 CRT表示装置、902 K/B、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話機、932 FAX機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN。

Claims (9)

  1. 複数のプログラムを組み合わせたプロジェクトの機能を示すプロジェクト情報を記憶するプロジェクト管理データベースと接続し、いずれかのプログラムの一部であるコンポーネントの名称と当該コンポーネントの機能と当該コンポーネントに対応するキーワードと当該コンポーネントの作成者と当該コンポーネントを利用して開発されたプロジェクトとを示すコンポーネント情報を管理するコンポーネント管理システムであって、
    前記プロジェクト管理データベースには、さらに、コンポーネントの作成が全て完了した完了プロジェクトで作成が完了したコンポーネントの名称と当該コンポーネントの機能と当該コンポーネントに対応するキーワードと当該コンポーネントの作成者とを示す作成コンポーネント情報が登録され、
    前記コンポーネント管理システムは、
    コンポーネント情報を記憶するコンポーネント管理データベースと、
    前記完了プロジェクトで作成が完了したコンポーネントの作成コンポーネント情報が前記プロジェクト管理データベースに登録された場合、当該作成コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する作成コンポーネント情報取得部と、
    前記作成コンポーネント情報取得部が作成コンポーネント情報を取得したコンポーネントのソースファイルが所定の場所に保存されていない場合、ユーザに対して当該ソースファイルの保存要求を電子メールで通知するファイル要求部と、
    前記ソースファイルが前記所定の場所に保存されている場合、前記作成コンポーネント情報取得部が取得した作成コンポーネント情報で示されているコンポーネントの名称と当該コンポーネントの機能と当該コンポーネントに対応するキーワードと当該コンポーネントの作成者とを示すとともに、前記完了プロジェクトを、当該コンポーネントを利用して開発されたプロジェクトとして示すコンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する作成コンポーネント情報登録部と、
    作成が完了していないコンポーネントがある新規プロジェクトのプロジェクト情報が前記プロジェクト管理データベースに登録された場合、当該新規プロジェクトのプロジェクト情報を前記プロジェクト管理データベースから取得するプロジェクト情報取得部と、
    前記プロジェクト情報取得部が取得した新規プロジェクトのプロジェクト情報から当該新規プロジェクトの機能を表す単語を抽出するキーワード抽出部と、
    前記キーワード抽出部が抽出した単語がキーワードとして示されているコンポーネント情報で示されているコンポーネントの名称を前記コンポーネント管理データベースから取得する検索部と、
    前記検索部が取得したコンポーネントの名称の一覧をユーザに対して出力し、当該一覧の中からコンポーネントの名称がユーザにより選択されると、名称が選択されたコンポーネントのコンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースから取得し、取得したコンポーネント情報をユーザに対して出力する出力部とを備えることを特徴とするコンポーネント管理システム。
  2. 前記ファイル要求部は、前記ソースファイルが前記所定の場所に保存されるまで、前記保存要求を定期的に電子メールで通知し続けることを特徴とする請求項1に記載のコンポーネント管理システム。
  3. 前記コンポーネント管理システムは、さらに、
    他の新規プロジェクトで作成予定のコンポーネントのコンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する作成予定コンポーネント情報登録部を備え、
    前記検索部は、前記キーワード抽出部が抽出した単語がキーワードとして示されているコンポーネント情報で示されているコンポーネントの名称を、前記作成コンポーネント情報登録部が登録したコンポーネント情報と前記作成予定コンポーネント情報登録部が登録したコンポーネント情報とを含む、前記コンポーネント管理データベースに記憶されたコンポーネント情報の中から取得することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンポーネント管理システム。
  4. コンポーネント情報は、さらに、コンポーネントが作成済みであるか否かを示すものであることを特徴とする請求項3に記載のコンポーネント管理システム。
  5. 作成予定のコンポーネントのコンポーネント情報は、さらに、コンポーネントの作成完了予定日を示すものであることを特徴とする請求項3又は4に記載のコンポーネント管理システム。
  6. 前記コンポーネント管理システムは、さらに、
    キーワードがユーザにより入力されると、入力されたキーワードを取得するキーワード取得部を備え、
    前記検索部は、前記キーワード取得部が取得したキーワードが示されているコンポーネント情報で示されているコンポーネントの名称を取得することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載のコンポーネント管理システム。
  7. コンポーネント情報は、さらに、コンポーネントが属するグループを示すものであり、
    前記検索部は、グループがユーザにより選択されると、選択されたグループが示されているコンポーネント情報で示されているコンポーネントの名称を取得することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載のコンポーネント管理システム。
  8. 前記コンポーネント管理データベースは、さらに、各コンポーネントの利用履歴を示す履歴情報を記憶し、
    前記コンポーネント管理システムは、さらに、
    プロジェクトで利用されたコンポーネントのコンポーネント情報がユーザにより入力されると、当該利用されたコンポーネントの利用履歴を示す、前記コンポーネント管理データベースに記憶された履歴情報を更新する利用コンポーネント情報登録部を備え、
    前記出力部は、前記コンポーネント管理データベースに記憶された履歴情報を参照して、前記検索部が取得したコンポーネントの名称の一覧をコンポーネントの利用頻度の高い順に並べて出力することを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載のコンポーネント管理システム。
  9. 複数のプログラムを組み合わせたプロジェクトの機能を示すプロジェクト情報を記憶するプロジェクト管理データベースと接続するコンピュータであり、いずれかのプログラムの一部であるコンポーネントの名称と当該コンポーネントの機能と当該コンポーネントに対応するキーワードと当該コンポーネントの作成者と当該コンポーネントを利用して開発されたプロジェクトとを示すコンポーネント情報を記憶するコンポーネント管理データベースを備えるコンピュータによって実行されるコンポーネント管理プログラムであって、
    前記プロジェクト管理データベースには、さらに、コンポーネントの作成が全て完了した完了プロジェクトで作成が完了したコンポーネントの名称と当該コンポーネントの機能と当該コンポーネントに対応するキーワードと当該コンポーネントの作成者とを示す作成コンポーネント情報が登録され、
    前記コンポーネント管理プログラムは、
    前記完了プロジェクトで作成が完了したコンポーネントの作成コンポーネント情報が前記プロジェクト管理データベースに登録された場合、当該作成コンポーネント情報を前記プロジェクト管理データベースから取得する作成コンポーネント情報取得処理と、
    前記作成コンポーネント情報取得処理が作成コンポーネント情報を取得したコンポーネントのソースファイルが所定の場所に保存されていない場合、ユーザに対して当該ソースファイルの保存要求を電子メールで通知するファイル要求処理と、
    前記ソースファイルが前記所定の場所に保存されている場合、前記作成コンポーネント情報取得処理が取得した作成コンポーネント情報で示されているコンポーネントの名称と当該コンポーネントの機能と当該コンポーネントに対応するキーワードと当該コンポーネントの作成者とを示すとともに、前記完了プロジェクトを、当該コンポーネントを利用して開発されたプロジェクトとして示すコンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースに登録する作成コンポーネント情報登録処理と、
    作成が完了していないコンポーネントがある新規プロジェクトのプロジェクト情報が前記プロジェクト管理データベースに登録された場合、当該新規プロジェクトのプロジェクト情報を前記プロジェクト管理データベースから取得するプロジェクト情報取得処理と、
    前記プロジェクト情報取得処理が取得した新規プロジェクトのプロジェクト情報から当該新規プロジェクトの機能を表す単語を抽出するキーワード抽出処理と、
    前記キーワード抽出処理が抽出した単語がキーワードとして示されているコンポーネント情報で示されているコンポーネントの名称を前記コンポーネント管理データベースから取得する検索処理と、
    前記検索処理が取得したコンポーネントの名称の一覧をユーザに対して出力し、当該一覧の中からコンポーネントの名称がユーザにより選択されると、名称が選択されたコンポーネントのコンポーネント情報を前記コンポーネント管理データベースから取得し、取得したコンポーネント情報をユーザに対して出力する出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンポーネント管理プログラム。
JP2004370711A 2004-12-22 2004-12-22 コンポーネント管理システム及びコンポーネント管理プログラム Expired - Fee Related JP4369864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004370711A JP4369864B2 (ja) 2004-12-22 2004-12-22 コンポーネント管理システム及びコンポーネント管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004370711A JP4369864B2 (ja) 2004-12-22 2004-12-22 コンポーネント管理システム及びコンポーネント管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006178708A JP2006178708A (ja) 2006-07-06
JP4369864B2 true JP4369864B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=36732773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004370711A Expired - Fee Related JP4369864B2 (ja) 2004-12-22 2004-12-22 コンポーネント管理システム及びコンポーネント管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4369864B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5137024B2 (ja) * 2008-06-20 2013-02-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 開発支援装置、方法、およびプログラム
JP5368225B2 (ja) * 2009-09-15 2013-12-18 株式会社日立製作所 特情処理プログラム生成支援方法及びシステム
JP5587744B2 (ja) * 2010-11-17 2014-09-10 株式会社日立ソリューションズ プログラムコンポーネント検索方法、プログラムコンポーネント検索システムおよびコンポーネント検索プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006178708A (ja) 2006-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160283228A1 (en) Integrated cloud platform translation system
US8554596B2 (en) System and methods for managing complex service delivery through coordination and integration of structured and unstructured activities
US20060047558A1 (en) Method, system, and computer program product for assigning personnel to project tasks
JP4444867B2 (ja) 業務プロセスモデル作成支援システムおよびプログラム,ならびに業務プロセスモデル作成処理方法
JP4709612B2 (ja) プロジェクトを構成するタスクに人員を割当てるための方法、プログラムおよびコンピュータ
CN102750081A (zh) 信息处理设备、信息处理方法和程序
JP5127272B2 (ja) ワークフロー管理システム
JP2010015458A (ja) プログラム修正支援システム、プログラム修正支援方法、およびプログラム修正支援プログラム
JP2007128450A (ja) ソフトウェア再利用部品管理システム
JP5352225B2 (ja) データ再利用方法、データ再利用システム、データ再利用装置およびデータ再利用プログラム
JP2010061183A (ja) 個人検索システム、情報処理装置、個人検索方法、プログラムおよび記録媒体
US20200395004A1 (en) Computer System, Model Generation Method, and Computer Readable Recording Medium
JP4912850B2 (ja) プロジェクト管理装置
JP4369864B2 (ja) コンポーネント管理システム及びコンポーネント管理プログラム
JP6759720B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2002197100A (ja) 検索サービスシステムと方法及び記録媒体並びに情報仲介方法
JPH1173459A (ja) ワークフロー管理システムおよびドキュメント管理操作方法
JP2010108453A (ja) 文書部品管理装置、方法、およびプログラム
JP2003150762A (ja) プロジェクト情報連携方法およびシステム
JP6777907B1 (ja) 業務支援装置、及び業務支援システム
JPH1139381A (ja) 要介護者の親族データ管理方法
JP6985322B2 (ja) 文書作成支援装置、文書作成支援方法及びプログラム
US20210191917A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP7428599B2 (ja) システム構築支援装置およびその方法
JP2010067233A (ja) ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、及びワークフロー管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090528

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4369864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees