JP5258491B2 - プレートれんが交換判定装置及びプレートれんが交換判定方法 - Google Patents

プレートれんが交換判定装置及びプレートれんが交換判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、取鍋やタンディッシュなどの溶融金属容器から排出される溶融金属の流量制御を行うスライディングノズル装置に使用されるプレートれんがの交換判定(ライフ判定)に関する。
溶融金属の流量制御に用いられるプレートれんが(以下では、「SNプレート(スライディングノズルプレート)」と呼ぶこともある。)に発生する損傷は、絞り注入時にノズル孔のエッジ部が溶損するエッジ溶損と、SNプレートの摺動動作によってSNプレートの摺動面が損傷するストローク損傷に大別されるが、これら以外にも、酸化による組織劣化、プレート摺動過多、地金引き込み等から起こる摺動面の面荒れがある。
これらの損傷(損耗)は、SNプレートが再使用されるたびに進行する。このため、SNプレートは使用回数が制限されており、主にSNプレートの面損傷度に基づいて、SNプレートの交換判定が行われている。具体的には、深さ0.5mm以上損傷している範囲を面損傷と定義し、オンライン(操業中)は目視で、オフライン(操業後)はストレートエッジ(下端定規)と隙間ゲージを用いて、人の手でSNプレートの面損傷度を測定している。即ち、室温近くに温度が下がったSNプレートの表面にストレートエッジを当て、ストレートエッジとSNプレートの損傷箇所との間に隙間ゲージを差し込むことによって損傷深さを計測する。隙間ゲージは厚さ0.01〜1mm程度の短冊状の金属板であり、厚さの異なる複数枚の金属板で一組の隙間ゲージが構成されている。
一方、SNプレートの交換時期を自動的に判定する方法として、例えば特許文献1では、取鍋又はタンディッシュ内の溶融金属を排出した状態で、スライドプレート(SNプレート)を摺動させて摺動圧力を検出し、この摺動圧力が予め設定した摺動圧力を超えた場合に警報を発するようにした発明が提案されている。
特開2004−291011号公報
しかしながら、人の手でSNプレートの面損傷度を測定する場合、以下のような問題があった。
(1)0.5mmという深さは微妙な寸法であり、計測する作業員によって判断が分かれ、計測値のバラツキにつながる。図6(A)に示すように、人の手でSNプレートのストローク消化値を測定した場合、大きなバラツキが生じることがわかる。なお、ストローク消化値は、図6(B)に示すように、ストローク損傷の程度を示す値である。
(2)隙間ゲージは、ある幅(5〜20mm程度)をもっているため、隙間ゲージの幅より狭い凹凸(例えば幅が5mm未満の凹凸)を計測することができない。
(3)本来、SNプレートを構成する固定プレートと摺動プレートを重ね合わせた状態における損傷量(隙間高さ)に基づいてSNプレートを交換する必要があるかどうか判定することが望ましい。しかし、固定プレートと摺動プレートを重ね合わせた状態で、隙間ゲージを用いて損傷量を計測することは非常に困難である。このため、固定プレートと摺動プレート各々について、深さ0.5mm以上の損傷をSNプレート交換の判定値として採用せざるを得なかった。
(4)使用後の固定プレートと摺動プレートの摺動面には、細かい凹凸が形成されており、凸部ではストレートエッジが浮くため、正確な面損傷度を測定することができない。
(5)上記(1)〜(4)の外乱の影響を最終的に人が判断するため、人的バラツキが避けられない。
一方、特許文献1に記載された発明の場合、SNプレートの損傷量と摺動圧力との相関性が明らかではなく、SNプレートの損傷量に基づいたSNプレートの交換判定ではないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、人的要因等に左右されていた面損傷度に基づくプレートれんがの交換判定をバラツキなく高精度で行うことが可能なプレートれんがの交換判定装置及び交換判定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、溶融金属容器の底部に固定される固定プレートと、前記固定プレートの一方の面に沿って摺動する摺動プレートとからなるプレートれんがの交換判定装置であって、前記固定プレート及び前記摺動プレートの各摺動面に形成される凹凸の形状測定を行う表面形状測定器と、前記プレートれんがのノズル孔が全閉となるように前記固定プレート及び前記摺動プレートの摺動面を重ね合わせた状態における、該各摺動面の凹凸によって生じる前記プレートれんがの隙間高さを前記表面形状測定器の測定結果に基づいて算出し、該隙間高さに基づいて前記プレートれんが交換の可否を判断する交換判断手段とを具備することを特徴としている。
さらに、本発明は、溶融金属容器の底部に固定される固定プレートと、前記固定プレートの一方の面に沿って摺動する摺動プレートとからなるプレートれんがの交換判定方法であって、前記固定プレート及び前記摺動プレートの各摺動面に形成される凹凸形状を光学的に測定し、前記プレートれんがのノズル孔が全閉となるように前記固定プレート及び前記摺動プレートの摺動面を重ね合わせた状態における、該各摺動面の凹凸によって生じる前記プレートれんがの隙間高さを前記測定結果に基づいて算出し、該隙間高さに基づいて前記プレートれんが交換の可否を判断することを特徴としている。
ここで、「全閉」とは、固定プレートのノズル孔と摺動プレートのノズル孔の位置が最も離れるように摺動プレートを摺動させた状態をいう。通常、この状態では、摺動プレートのノズル孔が固定プレートのプレート面によって完全に塞がれ、湯が止められる(湯止り)。
全閉条件にもかかわらず通湯する湯止り不良が起きないようにするためには、操業状態に即したプレートれんがの損傷量評価が必要となる。即ち、全閉条件下における両プレートの面間距離、即ちプレートれんがのノズル孔が全閉となるように固定プレートと摺動プレートの摺動面を重ね合わせた状態における隙間高さに基づいてプレートれんがの交換時期を判定する必要がある。しかし、固定プレートと摺動プレートの摺動面を重ね合わせた状態で隙間高さを測定することは従来、困難と考えられていた。本発明では、表面形状測定器などの光学的装置を用いて、固定プレート及び摺動プレートの各摺動面に形成される凹凸形状を三次元もしくは二次元座標値として数値化し、例えば、光学的測定データに基づいて、全閉条件下におけるプレートれんがの隙間高さを算出するようにした。これにより、バラツキを排除したプレートれんがの正確なライフ判定が可能となった。
また、本発明に係るプレートれんが交換判定装置では、前記交換判断手段は、前記固定プレートのノズル孔と前記摺動プレートのノズル孔で挟まれたエリアにおける前記隙間高さの最小値が1.0mmを超えた場合に、該プレートれんがは交換時期にあると判定するようにしてもよい。
さらに、本発明に係るプレートれんが交換判定方法では、前記固定プレートのノズル孔と前記摺動プレートのノズル孔で挟まれたエリアにおける前記隙間高さの最小値が1.0mmを超えた場合に、該プレートれんがは交換時期にあると判定するようにしてもよい。
全閉時に、固定プレートのノズル孔と摺動プレートのノズル孔で挟まれたエリアにおいて、隙間高さの最小値が、ある限界値より大きくなると、固定プレートのノズル孔と摺動プレートのノズル孔とをつなぐ連通路が発生し、全閉条件にもかかわらず連通路を介して固定プレートのノズル孔から摺動プレートのノズル孔へ溶融金属が流れる。
湯止り不良とされた使用済みプレートれんがの隙間高さの最小値を検証したところ、1.5mmを超えていたケースが大半であった。しかし、プレートれんが交換判定後の操業中においてもプレートれんがの損傷が進行することを考慮すると、隙間高さの最小値が1.0mmを超えた場合に、プレートれんがを交換するのが安全であると考えられる。
本発明では、固定プレート及び摺動プレートの各摺動面に形成される凹凸形状を光学的に測定し、全閉条件下で固定プレート及び摺動プレートの摺動面を重ね合わせた状態における隙間高さを光学的測定データに基づいて算出し、当該隙間高さに基づいてプレートれんが交換の可否を判断するので、プレートれんがの交換判定をバラツキなく高精度で行うことができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1に、本発明の一実施の形態に係るプレートれんが交換判定装置10の構成図を示す。
プレートれんが交換判定装置10は、プレートれんがを構成する固定プレートと摺動プレートの各摺動面(プレートれんが摺動面)に形成される凹凸(面損傷)の形状測定を行う表面形状測定器11と、表面形状測定器11の測定データに基づいて、全閉条件下におけるプレートれんがの隙間高さを算出し、算出された隙間高さに基づいてプレートれんが交換の可否を判断する交換判断手段12と、隙間高さ及び交換の可否を表示する表示手段13とを備えており、表面形状測定器11と交換判断手段12及び表示手段13は、有線/無線のLAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)などを介して接続される。
表面形状測定器11は、プレートれんが摺動面の表面形状を深さ方向を含めて測定することが可能な測定器である。具体的には、例えば、レーザーを用いて表面形状を測定する三次元測定器や、カメラで撮像した画像を処理して表面形状を測定する三次元測定器など、三次元方向の形状を取得することが可能な任意の測定器を用いることができる。
対象物の三次元形状を非接触で測定する方法は、受動的方法と能動的方法に大別できる。能動的方法は、光波や電波など何らかの制御されたエネルギーを対象物に照射する方法であり、受動的方法はそのようなエネルギー照射を行わない方法である。一般的に、能動的方法のほうが空間分解能や計測時間、計算コストなど多くの点で優れており、信頼性が高い。能動的方法には、光レーダー法、アクティブステレオ法、モアレトポグラフィ法、干渉法などがある。中でもアクティブステレオ法は、複雑な三次元形状を比較的高い精度で測定できることで知られている。アクティブステレオ法では、ある角度から光を対象物に投影して、少し異なった位置からそれを観測し、投影方向と撮像方向の二つから三角測量の原理を用いて対象物の三次元位置を決定する。
本実施の形態で使用する表面形状測定器11は、2台のCCDカメラ14、15と、2台のCCDカメラ14、15の中間位置にセットされ、プレートれんが摺動面に縞パターンを投影するプロジェクタ16と、2台のCCDカメラ14、15及びプロジェクタ16の制御を行う制御部17と、2台のCCDカメラ14、15によって撮像された撮像データに基づいてプレートれんが摺動面の形状を三次元座標値として構成する画像処理部18とを備えている。
図2に示すように、プロジェクタ16を用いて対象物20の表面(プレートれんが摺動面)に縞パターン21を投影し、縞パターン21が投影された対象物20を2台のCCDカメラ14、15で撮像する。そして、画像処理部18において、撮像された画像データから三角測量の原理を用いて縞パターン21上の点Pの三次元座標値を決定する。この際、2台のCCDカメラ14、15のレンズ中心間距離である基線長L、及び点Pと各レンズ中心とを結ぶ線が基線となす角度α、βは既知である。
図3(A)は、溶融金属容器の底部に設置して使用した後の固定プレート31及び摺動プレート32の摺動面の状態を示した平面図である。両プレート31、32とも、ノズル孔33a、33bの縁から各プレート31、32の中央部にかけて凹凸34が形成されていることがわかる。即ち、固定プレート31のノズル孔33aと摺動プレート32のノズル孔33bで挟まれたエリアにおいて面損傷が大きいことがわかる。
交換判断手段12は、パーソナルコンピュータ(以下では、「パソコン」と呼ぶ。)などの情報処理装置からなり、画像処理部18において得られたプレートれんが30の摺動面の三次元座標値に基づいて、プレートれんが30のノズル孔33a、33bが全閉となるように固定プレート31及び摺動プレート32の摺動面を重ね合わせた状態における、両プレート31、32の凹凸34によって生じるプレートれんが30の隙間高さ(全閉条件下における両プレート31、32の面間距離)を算出し、算出された隙間高さに基づいてプレートれんが30の交換の可否を判断する。具体的には、両ノズル孔33a、33bの中心を結ぶ線分上における隙間高さが最も小さいところで1.0mmを超えると、プレートれんが30が交換時期にあると判定する。これは、両ノズル孔33a、33bの中心を結ぶ線分上の損傷が最も大きくなるからである(図3(A)参照)。
図3(B)に、交換判断手段12によって算出された、両ノズル孔33a、33bの中心を通過する直線上における隙間高さ35の一例を示す。同図の例では、全閉条件にもかかわらず、固定プレート31のノズル孔33aと摺動プレート32のノズル孔33bが連通しており、湯止り不良のプレートれんが30であることがわかる。なお、図中、A寸方向は摺動方向を示し、C寸方向は隙間高さの方向を示している。
次に、上記プレートれんが交換判定装置10を用いたプレートれんが交換判定方法について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
(S1)プレートれんが30(固定プレート31及び摺動プレート32のいずれか一方)の摺動面を上にして載置し、三脚22等を用いて表面形状測定器11を、プレートれんが30の摺動面が見渡せる位置(死角が発生しない位置)にセットする(図4参照)。また、表面形状測定器11とパソコン19とをケーブル23等で接続する。本実施の形態では、パソコン19が交換判断手段12及び表示手段13を兼ねている。即ち、交換判断手段12は、パソコン19上で起動するソフトウェアとして構成されている。
(S2)2台のCCDカメラ14、15の中間に設けられたプロジェクタ16からプレートれんが30の摺動面に向けて縞パターンを投影する。
(S3)2台のCCDカメラ14、15を用いて、縞パターンが投影されたプレートれんが30の摺動面を撮像する。
(S4)表面形状測定器11の画像処理部18において、2台のCCDカメラ14、15によって撮像された撮像データに基づいて、プレートれんが30の摺動面の形状を三次元座標値として構成する。得られた三次元座標値は、パソコン19のハードディスクに保存される。
(S5)固定プレート31もしくは摺動プレート32の一方のプレートの画像処理が終了すると、他方のプレートについて(S1)から(S4)までの処理を行う。
(S6)パソコン19に搭載された交換判断手段12を用いて、固定プレート31及び摺動プレート32の各三次元座標値に基づき、全閉条件下におけるプレートれんが30の隙間高さ35を算出する。図3(B)に示すように、算出された隙間高さ35はパソコン19の画面上に表示される。なお、パソコン19の画面上には、スライディングノズル装置(図示省略)のストロークに応じた隙間高さ35を表示させることができる。
(S7)交換判断手段12は、固定プレート31のノズル孔33aと摺動プレート32のノズル孔33bで挟まれたエリアにおける隙間高さ35の最小値が1.0mmを超えているかどうか判断し、隙間高さ35の最小値が1.0mmを超えている場合は、再使用不可とパソコン19の画面上に表示し、隙間高さ35の最小値が1.0mm以下の場合は、再使用可とパソコン19の画面上に表示する。
本発明によれば、バラツキを排除したプレートれんが30の正確なライフ判定が行えるので、プレートれんが30を限界まで使用することができる。その結果、耐用性向上によるコストメリットに加えて、廃棄物の量を抑えることができるため環境対策にもなる。
以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記実施の形態では、三次元測定器でプレートれんが摺動面の形状を測定しているが、固定プレートと摺動プレートそれぞれのノズル孔の中心を通過する直線上の損傷深さを計測することが可能な二次元測定器などを用いてもよい。
また、上記実施の形態では、表面形状測定器が画像処理部を備えるようにしたが、画像処理部をパソコン上で起動するソフトウェアとして構成してもよい。
本発明の一実施の形態に係るプレートれんが交換判定装置の構成図である。 三次元形状測定の原理を説明するための模式図である。 (A)は、使用後のプレートれんが摺動面の状態を示した平面図、(B)は、交換判断手段によって算出された、両ノズル孔の中心を通過する直線上における隙間高さの一例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るプレートれんが交換判定方法を説明するための模式図である。 同プレートれんが交換判定方法を説明するためのフローチャートである。 (A)は、作業員によるプレートれんがのストローク消化値測定結果の一例を示すグラフ、(B)は、ストローク消化値の説明図である。
符号の説明
10:プレートれんが交換判定装置、11:表面形状測定器、12:交換判断手段、13:表示手段、14、15:CCDカメラ、16:プロジェクタ、17:制御部、18:画像処理部、19:パソコン、20:対象物、21:縞パターン、22:三脚、23:ケーブル、30:プレートれんが、31:固定プレート、32:摺動プレート、33a、33b:ノズル孔、34:凹凸、35:隙間高さ

Claims (4)

  1. 溶融金属容器の底部に固定される固定プレートと、前記固定プレートの一方の面に沿って摺動する摺動プレートとからなるプレートれんがの交換判定装置であって、
    前記固定プレート及び前記摺動プレートの各摺動面に形成される凹凸の形状測定を行う表面形状測定器と、
    前記プレートれんがのノズル孔が全閉となるように前記固定プレート及び前記摺動プレートの摺動面を重ね合わせた状態における、該各摺動面の凹凸によって生じる前記プレートれんがの隙間高さを前記表面形状測定器の測定結果に基づいて算出し、該隙間高さに基づいて前記プレートれんが交換の可否を判断する交換判断手段とを具備することを特徴とするプレートれんが交換判定装置。
  2. 請求項1記載のプレートれんが交換判定装置において、前記交換判断手段は、前記固定プレートのノズル孔と前記摺動プレートのノズル孔で挟まれたエリアにおける前記隙間高さの最小値が1.0mmを超えた場合に、該プレートれんがは交換時期にあると判定するプレートれんが交換判定装置。
  3. 溶融金属容器の底部に固定される固定プレートと、前記固定プレートの一方の面に沿って摺動する摺動プレートとからなるプレートれんがの交換判定方法であって、
    前記固定プレート及び前記摺動プレートの各摺動面に形成される凹凸形状を光学的に測定し、前記プレートれんがのノズル孔が全閉となるように前記固定プレート及び前記摺動プレートの摺動面を重ね合わせた状態における、該各摺動面の凹凸によって生じる前記プレートれんがの隙間高さを前記測定結果に基づいて算出し、該隙間高さに基づいて前記プレートれんが交換の可否を判断することを特徴とするプレートれんが交換判定方法。
  4. 請求項3記載のプレートれんが交換判定方法において、前記固定プレートのノズル孔と前記摺動プレートのノズル孔で挟まれたエリアにおける前記隙間高さの最小値が1.0mmを超えた場合に、該プレートれんがは交換時期にあると判定するプレートれんが交換判定方法。
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