JP5884179B2 - 溶融金属収容容器の検査装置及び検査方法 - Google Patents

溶融金属収容容器の検査装置及び検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、外殻を形成する鉄皮の内面側に耐火物が施工された溶融金属収容容器の検査装置及び検査方法に関する。
取鍋、溶銑鍋、転炉、混銑車等の溶融金属収容容器は、溶銑や溶鋼等の溶融金属の移動や精錬処理のために不可欠なものであり、鉄鋼業や金属工業等の分野で広く使用されている。溶融金属収容容器は、外殻を形成する鉄皮の内面側に永久張り耐火物を施工し、永久張り耐火物の内側に内張り耐火物を施工することによって、形成されている。永久張り耐火物は、永久煉瓦とも呼ばれ、通常、定形耐火物によって形成されている。一方、内張り耐火物は、ワーク煉瓦とも呼ばれ、定形耐火物又は不定形耐火物によって形成されている。内張り耐火物は、溶融金属と直接接触することによって溶損するために、吹き付け補修等の補修をされながら使用され、所望の厚みを確保できくなった時点で解体されて新たな内張り耐火物が施工される。このため、従来より、放射温度計を利用して溶融金属収容容器の鉄皮の温度を計測することによって内張り耐火物の残厚を測定する技術が提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2009−19249号公報 特開2010−17756号公報
しかしながら、一般に、放射温度計によって温度を測定可能な領域は狭い。このため、特許文献1,2記載の技術を利用して内張り耐火物の残厚を測定する場合には、内張り耐火物が溶損しやすい箇所を事前に調査し、内張り耐火物が溶損しやすい箇所に対応する鉄皮の領域を狙って温度測定を行う必要があり、非常に多くの労力及び時間を要する。さらに、温度測定の対象となっていない鉄皮の領域に対応する内張り耐火物の溶損を検出することができない。このような背景から、多くの労力及び時間を要することなく、内張り耐火物の溶損箇所を確実に検出可能な技術の提供が期待されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、多くの労力及び時間を要することなく、耐火物の溶損箇所を確実に検出可能な溶融金属収容容器の検査装置及び検査方法を提供することにある。
本発明に係る溶融金属収容容器の検査装置は、外殻を形成する鉄皮の内面側に耐火物が施工された溶融金属収容容器の検査装置であって、鉄皮全体の熱画像を撮影する複数の撮影手段と、前記複数の撮影手段によって撮影された鉄皮全体の熱画像から鉄皮全体の温度分布関数の極大値を算出し、算出された極大値が所定値以上である場合、前記耐火物が溶損している可能性があると判断し、所定の情報を出力する検査手段と、を備える。
本発明に係る溶融金属収容容器の検査装置は、上記発明において、前記検査手段は、前記所定の情報として、鉄皮全体の熱画像及び所定値以上の極大値を示す熱画像中の点に関する情報を出力する。
本発明に係る溶融金属収容容器の検査装置は、上記発明において、前記溶融金属収容容器は、所定区間内を移動可能に構成され、前記検査手段は、鉄皮全体の熱画像の中に温度が所定の測定閾値以上の点が検出された場合に、前記複数の測定手段の撮影視野内に溶融金属収容容器が入ったと判断し、極大値を算出する。
本発明に係る溶融金属収容容器の検査装置は、上記発明において、前記検査手段は、所定区間内における溶融金属収容容器の移動方向に応じて前記所定の測定閾値を変更する。
本発明に係る溶融金属収容容器の検査方法は、外殻を形成する鉄皮の内面側に耐火物が施工された溶融金属収容容器の検査方法であって、複数の撮影手段を利用して鉄皮全体の熱画像を撮影するステップと、前記撮影ステップにおいて測定された鉄皮全体の熱画像から鉄皮全体の温度分布関数の極大値を算出し、算出された極大値が所定値以上である場合、前記耐火物が溶損している可能性があると判断し、所定の情報を出力するステップと、を含む。
本発明に係る溶融金属収容容器の検査装置及び検査方法によれば、多くの労力及び時間を要することなく、耐火物の溶損箇所を確実に検出することができる。
図1Aは、本発明の一実施形態である取鍋検査システムが適用される取鍋クレーンの構成を示す平面図である。 図1Bは、本発明の一実施形態である取鍋検査システムが適用される取鍋クレーンの構成を示す側面図である。 図2は、本発明の一実施形態である取鍋検査システムの構成を示すブロック図である。 図3は、取鍋の位置とサーモビュアの撮像方向との関係を示す模式図である。 図4は、本発明の一実施形態である耐火物検査処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、図4に示すステップS5の処理によって測定された鉄皮の温度分布関数の一例を示す図である。
本発明は、取鍋、溶銑鍋、転炉、混銑車等の外殻を形成する鉄皮の内面側に耐火物が施工された溶融金属収容容器における耐火物の検査処理に適用することができる。以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である取鍋検査システムについて説明する。
〔取鍋クレーンの構成〕
始めに、図1A,1Bを参照して、本発明の一実施形態である取鍋検査システムが適用される取鍋クレーンの構成について説明する。図1A,1Bはそれぞれ、本発明の一実施形態である取鍋検査システムが適用される取鍋クレーンの構成を示す平面図及び側面図である。なお、図1A,1Bにおいて、x方向及びy方向はそれぞれ取鍋の走行方向及び横行方向を示し、z方向は鉛直方向を示している。
図1A,1Bに示す取鍋クレーン1は、溶鋼を貯留した取鍋(レードル)を吊り上げて連続鋳造機へと運搬するものである。図1A,1Bに示すように、取鍋クレーン1は、天井付近で互いに平行に水平方向に延在しているH型鋼からなるランウェイガーダー2a,2bと、ランウェイガーダー2a,2bに配置されているレール3a,3bと、レール3a,3b上に車輪4a,4bが乗った状態でランウェイガーダー2a,2bの間に架設されて走行方向(x方向)に移動するクレーン本体5と、クレーン本体5上に搭載されて走行方向に対して水平に直交する横行方向(y方向)に移動するクラブトロリー6と、クラブトロリー6に搭載されている巻上装置7とを備えている。巻上装置7は、フック7aに係合した取鍋8を昇降させるものである。
この取鍋クレーン1では、クレーン本体5が走行方向に沿って溶鋼補給位置から連続鋳造機の近傍へと溶鋼を貯留した取鍋8を移動させた後、クラブトロリー6が横行方向に沿って連続鋳造機のタンディッシュ近傍へと取鍋8を移動させる。そして、巻上装置7が、取鍋8を傾動させることによって取鍋8の内部に貯留された溶鋼を連続鋳造機のタンディッシュに注入する。溶鋼が無くなった取鍋8は上述の動作と逆の動作によって連続鋳造機から溶鋼補給位置に戻される。
〔取鍋検査システムの構成〕
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態である取鍋検査システムの構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態である取鍋検査システムの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本発明の一実施形態である取鍋検査システム10は、3つのサーモビュア11a,11b,11cと、耐火物検査装置12と、出力装置13と、を主な構成要素として備えている。サーモビュア11a〜11cは、取鍋8の外殻を形成する鉄皮全体の熱画像を撮影し、撮影された鉄皮全体の熱画像のデータを耐火物検査装置12に出力する。サーモビュア11a〜11cは、本発明に係る撮影手段として機能する。
本実施形態では、サーモビュア11a〜11cは、図3に示すように、実質的に取鍋8を中心位置とする円Rの円周上に120度間隔で配置された位置関係になるように取鍋8の走行方向に沿って配置されている。これにより、サーモビュア11a〜11cは、円柱形状である取鍋8の全周囲の熱画像を測定することができる。なお、本実施形態では、サーモビュアの個数を3つとしたが、サーモビュアの個数は3つに限定されることはなく、サーモビュアの撮影視野角やサーモビュアと取鍋との位置関係に応じてサーモビュアの個数は適宜変更してもよい。
耐火物検査装置12は、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって構成され、後述する耐火物検査処理を実行することによって、取鍋8に内張りされた耐火物の溶損箇所を検出する。耐火物検査装置12は、本発明に係る検査手段として機能する。出力装置13は、表示装置、印刷装置、音声出力装置等の公知の出力装置によって構成され、耐火物検査装置12からの制御信号に従って耐火物の溶損をオペレータに報知する。
このような構成を有する取鍋検査システム10では、耐火物検査装置12が以下に示す耐火物検査処理を実行することによって、多くの労力及び時間を要することなく、取鍋8に内張りされた耐火物の溶損箇所を確実に検出する。以下、図4に示すフローチャートを参照して、耐火物検査処理を実行する際の耐火物検査装置12の動作について説明する。
〔耐火物検査処理〕
図4は、本発明の一実施形態である耐火物検査処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、取鍋クレーン1の稼働が開始されたタイミングで開始となり、耐火物検査処理はステップS1の処理に進む。耐火物検査処理は、取鍋クレーン1が稼働している間、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。
ステップS1の処理では、耐火物検査装置12が、取鍋8の走行方向が連続鋳造機方向であるか否かを判別する。取鍋8の走行方向は例えば取鍋8の走行方向を操作するオペレータの操作信号を検出することによって判断することができる。判別の結果、取鍋8の走行方向が連続鋳造機方向である場合、耐火物検査装置12は耐火物検査処理をステップS2の処理に進める。一方、取鍋8の走行方向が連続鋳造機方向でない、すなわち溶鋼補給位置方向である場合には、耐火物検査装置12は耐火物検査処理をステップS3の処理に進める。
ステップS2の処理では、耐火物検査装置12が、取鍋8がサーモビュア11a〜11cの撮影視野内に進入したか否かを判別するための測定閾値を温度Tに設定する。これにより、ステップS2の処理は完了し、耐火物検査処理はステップS4の処理に進む。
ステップS3の処理では、耐火物検査装置12が、取鍋8がサーモビュア11a〜11cの撮影視野内に進入したか否かを判別するための測定閾値をステップS2の処理において設定される温度Tより高い温度Tに設定する。通常、取鍋8が連続鋳造機方向に走行している際には取鍋8に溶鋼が貯留されてから多くの時間が経過していない。これに対して、取鍋8が溶鋼補給位置方向に走行している際には取鍋8に溶鋼が貯留されてから多くの時間が経過している。
このため、取鍋8が溶鋼補給位置方向に走行している際の鉄皮の温度は取鍋8が連続鋳造機方向に走行している際の鉄皮の温度と比較して高くなっている。従って、取鍋8が溶鋼補給位置方向に走行している際の測定閾値を取鍋8が連続鋳造機方向に走行している際の測定閾値である温度Tより高い温度Tに設定することによって、取鍋8がサーモビュア11a〜11cの撮影視野内に進入したことを正確に検出することができる。これにより、ステップS2の処理は完了し、耐火物検査処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、耐火物検査装置12が、サーモビュア11a〜11cによって撮影された熱画像を解析することによって、ステップS2又はステップS3の処理によって設定された測定閾値以上の温度領域が熱画像中にあるか否かを判別する。そして、耐火物検査装置12は、測定閾値以上の温度領域が熱画像中にある場合、取鍋8がサーモビュア11a〜11cの撮影視野内に進入したと判断し、耐火物検査処理をステップS5の処理に進める。
ステップS5の処理では、耐火物検査装置12が、サーモビュア11a〜11cによって撮影された取鍋8の熱画像から図5に示すような取鍋8の温度分布関数を導出し、導出された取鍋8の温度分布関数のデータを記録する。これにより、ステップS5の処理は完了し、耐火物検査処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、耐火物検査装置12が、ステップS5の処理によって導出された温度分布関数の極大値が閾値Tt以上であるか否かを判別する。判別の結果、極大値が閾値Tt以上である場合、耐火物検査処理をステップS7の処理に進める。一方、極大値が閾値Tt未満である場合には、一連の耐火物検査処理を終了する。具体的には、鉄皮の二次元熱画像の座標を(x,y)としたとき、鉄皮の温度分布関数はT(x,y)と表すことができる。そこで、耐火物検査装置12は、以下に示す数式(1)〜(4)を満たす点(x,y)を算出する。
Figure 0005884179
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但し、数式(1)中のT(x,y)、T(x,y)、Txx(x,y)、Tyy(x,y)、Txy(x,y)は以下に示す数式(5)〜(9)により表される。
Figure 0005884179
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ここで、数式(1)〜(4)を満たす点(x,y)は温度分布関数T上の極大値を示す点(例えば図5に示す点A)である。詳しくは、数式(1),(2)は、温度分布関数Tの一次微分が0、すなわち点(x,y)が極値であることを示している。また、数式(3)は、温度分布関数Tの二次微分が負、すなわち点(x,y)が上に凸な面上の点であることを示している。また、数式(4)は、極大値がx方向(又はy方向)には上に凸であるが、y方向(又はx方向)には下に凸である、いわゆる馬の鞍型ではないことを保証するための式である。
なお、温度分布関数Tは二次元の熱画像の座標値(x,y)に関して標本化されているので、数式(5)〜(9)に示す偏微分を以下に示す数式(10)〜(14)のように変形してもよい。
Figure 0005884179
Figure 0005884179
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但し、数式(10)〜(14)を用いる場合、厳密な極大値を求めることはできないために、数式(1),(2)を以下に示す数式(15),(16)のように変形する。数式(15),(16)中のパラメータεは、小さな正の実数であり、事前に定められるパラメータである。
Figure 0005884179
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また、温度分布の微小な振動を検出しないようにするために、極大値を示す点(x,y)、(x,y)が得られた際、点の座標値が以下に示す数式(17)を満足する場合には、一方の点を削除することが望ましい。但し、数式(17)中のパラメータkは、事前に定められる実数のパラメータである。
Figure 0005884179
耐火物検査装置12は、温度分布関数T(x,y)上の中から数式(1)〜(4)を満足する点(x,y)を温度が極大値を示す点として検出し、検出された点(x,y)の温度T(x,y)が閾値Tt以上であるか否かを判別する。そして、判別の結果、点(x,y)の温度T(x,y)が閾値Tt以上である場合、耐火物検査処理をステップS7の処理に進める。一方、点(x,y)の温度T(x,y)が閾値Tt未満である場合には、耐火物検査装置12は、耐火物に溶損箇所はないと判断し、一連の耐火物検査処理を終了する。
ステップS7の処理では、耐火物検査装置12が、温度が閾値Tt以上である熱画像中の点の座標値(x,y)と取鍋8の熱画像のデータとを出力装置13に出力することによって、耐火物の補修が必要であることをオペレータに報知する。このような処理によれば、耐火物の使用限界を厳密に判定することができるので、耐火物の使用限度まで補修を行う必要がなくなり、耐火物の原単位を削減することができる。これにより、ステップ7の処理は完了し、一連の耐火物検査処理は終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態である耐火物検査処理では、サーモビュア11a〜11cが、取鍋8の鉄皮全体の熱画像を撮影し、耐火物検査装置12が、サーモビュア11a〜11cによって測定された鉄皮全体の熱画像から鉄皮全体の温度分布関数の極大値を算出し、算出された極大値が所定値以上である場合、耐火物が溶損している可能性があると判断し、耐火物の補修が必要であることをオペレータに報知する。これにより、多くの労力及び時間を要することなく、取鍋8に内張りされた耐火物の溶損箇所を確実に検出することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。例えば、耐火物検査装置12は、異なる時刻に得られた2枚の取鍋8の熱画像のデータの差分値を座標値を合わせた上で算出し、差分値が所定値以上である箇所が存在する場合に耐火物が溶損している可能性が高いとしてオペレータに報知するようにしてもよい。このように、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 取鍋クレーン
2a,2b ランウェイガーダー
3a,3b レール
4a,4b 車輪
5 クレーン本体
6 クラブトロリー
7 巻上装置
7a フック
8 取鍋
10 取鍋検査システム
11a,11b,11c サーモビュア
12 耐火物検査装置
13 出力装置

Claims (5)

  1. 外殻を形成する鉄皮の内面側に耐火物が施工された溶融金属収容容器の検査装置であって、
    熱画像を撮影する複数の撮影手段と、
    前記複数の撮影手段によって撮影された鉄皮全体の熱画像から鉄皮全体の温度分布関数の極大値を算出し、算出された極大値が所定値以上である場合、前記耐火物が溶損している可能性があると判断し、所定の情報を出力する検査手段と、
    を備えることを特徴とする溶融金属収容容器の検査装置。
  2. 前記検査手段は、前記所定の情報として、鉄皮全体の熱画像及び所定値以上の極大値を示す熱画像中の点に関する情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の溶融金属収容容器の検査装置。
  3. 前記溶融金属収容容器は、所定区間内を移動可能に構成され、前記検査手段は、前記複数の撮影手段によって撮影された熱画像の中に温度が所定の測定閾値以上の点が検出された場合に、前記複数の撮影手段の撮影視野内に溶融金属収容容器が入ったと判断し、極大値を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の溶融金属収容容器の検査装置。
  4. 前記検査手段は、所定区間内における溶融金属収容容器の移動方向に応じて前記所定の測定閾値を変更することを特徴とする請求項3に記載の溶融金属収容容器の検査装置。
  5. 外殻を形成する鉄皮の内面側に耐火物が施工された溶融金属収容容器の検査方法であって、
    複数の撮影手段を利用して熱画像を撮影するステップと、
    前記撮影ステップにおいて測定された鉄皮全体の熱画像から鉄皮全体の温度分布関数の極大値を算出し、算出された極大値が所定値以上である場合、前記耐火物が溶損している可能性があると判断し、所定の情報を出力するステップと、
    を含むことを特徴とする溶融金属収容容器の検査方法。
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