JP5217600B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラなどの撮像装置に関する。
撮像装置の自動合焦(AF)技術においては、複数のAFエリアの中から所定の基準に基づいて合焦対象のエリアを選択し、当該選択されたAFエリア(被選択AFエリアとも称する)の被写体を合焦させるものが存在する(例えば特許文献1参照)。
特開2007−171298号公報
ところで、複数のAFエリアのそれぞれに対応する各被写体までの距離(被写体距離)が互いに近接している場合には、測距センサの測定精度等に起因して被選択AFエリアが頻繁に変動することがある。
例えば、最も近い(最も手前の)被写体を合焦させるAF制御(最近優先AF制御ないし至近優先AF制御)を行う場合において、構図内における左側の人物と右側の人物とが互いに近い距離(被写体距離)に存在する状況を想定する(図13等参照)。この状況においては、両人物の被写体距離が互いに近いために、測距センサの測距誤差等に起因して、被選択AFエリアが頻繁に変動することがある。具体的には、或る時点では左側の人物に対応する比較的左側のAFエリア(FR1)が被選択AFエリアとして選択され(図13参照)、別の時点では右側の人物に対応する比較的右側のAFエリア(FR2)が被選択AFエリアとして選択される(図14参照)。
しかしながら、このように被選択AFエリアが頻繁に変動すると、様々な弊害が生じ得る。
例えば、単一のAFエリアを被選択AFエリアとして選択する場合には、被選択AFエリアが左右交互に頻繁に移動することになる。特に、単一の被選択AFエリアが表示部(背面モニタ等)に表示されるときには、当該表示部における被選択AFエリアの表示が左右交互に頻繁に移動し、操作者は戸惑ってしまう。また、被選択AFエリアの明るさを基準にして露光動作が行われるときには、被選択AFエリアの変動に伴って当該露光制御結果が大きく変動することがある。
そこで、本発明は、複数のAFエリアの中から選択される被選択AFエリアの不要な変動を抑制することが可能な撮像装置を提供することを課題とする。
本発明の第1の側面は、撮像装置であって、撮影準備指令を受け付ける操作手段と、撮影レンズからの被写体像を光電変換する受光手段であって、前記操作手段による第1の撮影準備指令に応じた第1のタイミングで第1の信号を生成し、前記第1のタイミングよりも後の前記操作手段による第2の撮影準備指令に応じた第2のタイミングで第2の信号を生成する受光手段と、前記第1の信号に基づいてシーン変化検出用の第1のパラメータを取得するとともに、前記第2の信号に基づいてシーン変化検出用の第2のパラメータを取得する取得手段と、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータとに基づいてシーン変化の有無を判定する判定手段と、複数のAFエリアの中から合焦対象のAFエリアを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたAFエリアに関する合焦用情報を用いて合焦制御を行う合焦制御手段とを備え、前記選択手段は、前記判定手段により前記シーン変化が存在しないと判定される場合、前記第1のタイミングで選択していたAFエリアを前記第2のタイミングにおいても合焦対象のAFエリアとして選択するものである。
本発明によれば、複数のAFエリアの中から選択される被選択AFエリアの不要な変動を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.構成概要>
図1および図2は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の外観構成を示す図である。ここで、図1は、撮像装置1の正面外観図であり、図2は、撮像装置1の背面外観図である。この撮像装置1は、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。
図1に示すように、撮像装置1は、カメラ本体部(カメラボディ)2を備えている。このカメラ本体部2に対して、交換式の撮影レンズユニット(交換レンズ)3が着脱可能である。
撮影レンズユニット3は、主として、鏡胴36ならびに鏡胴36の内部に設けられるレンズ群37(図3参照)及び絞り等によって構成される。レンズ群37(撮影光学系)には、光軸方向に移動することによって焦点位置を変更するフォーカスレンズ等が含まれている。
カメラ本体部2は、撮影レンズユニット3が装着される円環状のマウント部Mtを正面略中央に備え、撮影レンズユニット3を着脱するための着脱ボタン89を円環状のマウント部Mt付近に備えている。
また、カメラ本体部2は、その正面左上部にモード設定ダイヤル82を備えている。モード設定ダイヤル82を操作することによれば、カメラの各種モード(各種撮影モード(人物撮影モード、風景撮影モード、およびフルオート撮影モード等)、撮影した画像を再生する再生モード、および外部機器との間でデータ交信を行う通信モード等を含む)の設定動作(切替動作)を行うことが可能である。
また、カメラ本体部2は、正面左端部に撮影者が把持するためのグリップ部14を備えている。グリップ部14の上面には露光開始を指示するためのレリーズボタン11が設けられている。グリップ部14の内部には電池収納室とカード収納室とが設けられている。電池収納室にはカメラの電源として、例えばリチウムイオン電池などの電池が収納されており、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するためのメモリカード90(図3参照)が着脱可能に収納されるようになっている。
レリーズボタン11は、半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2状態)の2つの状態を検出可能な2段階検出ボタンである。レリーズボタン11が半押しされS1状態になると、被写体に関する記録用静止画像(本撮影画像)を取得するための準備動作(例えば、AF制御動作等)が行われる。また、レリーズボタン11がさらに押し込まれてS2状態になると、当該本撮影画像の撮影動作(撮像素子5(後述)を用いて被写体像(被写体の光像)に関する露光動作を行い、その露光動作によって得られた画像信号に所定の画像処理を施す一連の動作)が行われる。このように、撮像装置1は、レリーズボタン11が半押し状態S1にされると撮影準備指令が付与されたものとみなし、レリーズボタン11が全押し状態S2にされると撮影指令が付与されたものとみなす。
図2において、カメラ本体部2の背面略中央上部には、ファインダ窓(接眼窓)10が設けられている。撮影者は、ファインダ窓10を覗くことによって、撮影レンズユニット3から導かれた被写体の光像を視認して構図決定を行うことができる。すなわち、光学ファインダを用いて構図決めを行うことが可能である。
なお、この実施形態に係る撮像装置1においては、背面モニタ12(後述)に表示されるライブビュー画像を用いて構図決めを行うことも可能である。
図2において、カメラ本体部2の背面の略中央には、背面モニタ12が設けられている。背面モニタ12は、例えばカラー液晶ディスプレイ(LCD)として構成される。背面モニタ12は、撮影条件等を設定するためのメニュー画面を表示すること、および再生モードにおいてメモリカード90に記録された撮影画像を再生表示することなどが可能である。また、背面モニタ12は、撮像素子7(後述)によって取得された時系列の複数の画像(すなわち動画像)をライブビュー画像として表示することも可能である。
背面モニタ12の左上部には電源スイッチ(メインスイッチ)81が設けられている。電源スイッチ81は2点スライドスイッチからなり、接点を左方の「OFF」位置に設定すると、電源がオフになり、接点の右方の「ON」位置に設定すると、電源がオンになる。
背面モニタ12の右側には方向選択キー84が設けられている。この方向選択キー84は円形の操作ボタンを有し、この操作ボタンにおける上下左右の4方向の押圧操作と、右上、左上、右下及び左下の4方向の押圧操作とが、それぞれ検出されるようになっている。なお、方向選択キー84は、上記8方向の押圧操作とは別に、中央部のプッシュボタンの押圧操作も検出されるようになっている。
背面モニタ12の左側には、メニュー画面の設定、画像の削除などを行うための複数のボタンからなる設定ボタン群83が設けられている。
<2.機能ブロック>
つぎに、図3を参照しながら、撮像装置1の機能の概要について説明する。図3は、撮像装置1の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、撮像装置1は、AFモジュール20、操作部80、全体制御部101、フォーカス駆動制御部121、ミラー駆動制御部122、シャッタ駆動制御部123、およびデジタル信号処理回路43,53等を備える。
操作部80は、レリーズボタン11(図1参照)を含む各種ボタンおよびスイッチ等を備えて構成される。操作部80に対するユーザーの入力操作に応答して、全体制御部101が各種動作を実現する。
全体制御部101は、AFモジュール20およびフォーカス駆動制御部121等と協動して、フォーカスレンズの位置を制御する合焦制御動作を行う。全体制御部101は、AFモジュール20によって検出される被写体の合焦状態に応じて、フォーカス駆動制御部121を用いてAF動作を実現する。なお、AFモジュール20は、ミラー機構6を介して進入してきた光を用いて、位相差方式等の合焦状態検出手法により被写体の合焦状態を検出することが可能である。また、AFモジュール20は、画像内に設けられた複数のAFエリアFR1〜FR11(図12参照)の対応被写体に関する合焦状態をそれぞれ検出する。さらに、このAFモジュール20は、複数のAFエリアのそれぞれに関する合焦レンズ位置(各AFエリアの対応被写体を合焦状態にするレンズ位置)を検出することができる。特に、位相差方式のAFモジュール20を用いることによれば、非常に高速に合焦レンズ位置を求めることができる。
全体制御部101は、マイクロコンピュータとして構成され、主にCPU、メモリ、及びROM(例えばEEPROM)等を備える。全体制御部101は、ROM内に格納されるプログラムを読み出し、当該プログラムをCPUで実行することによって、各種機能を実現する。
詳細には、全体制御部101は、AFエリア選択部111、AF制御部112、パラメータ取得部113、判定部115、デフォーカス量算出部116、および表示制御部117等を有している。
パラメータ取得部113は、撮像素子7等で生成された信号(画像信号等)に基づいてシーン変化検出用のパラメータを取得する。より具体的には、パラメータ取得部113は、後述するように、輝度、コントラスト、色あいに関するパラメータを取得する。
判定部115は、パラメータ取得部113により取得されたパラメータに基づいてシーン変化の有無を判定する。
デフォーカス量算出部116は、複数のAFエリアのうちの2つのAFエリアに関するデフォーカス量を算出する。具体的には、デフォーカス量算出部116は、或るAFエリアの対応被写体を合焦状態にするフォーカスレンズの位置と、別のAFエリアの対応被写体を合焦状態にするフォーカスレンズの位置との差であるデフォーカス量を算出する。
AFエリア選択部111は、複数のAFエリアの中から合焦対象のAFエリアを選択する。例えば、AFエリア選択部111は、原則として、複数のAFエリアのうち最も手前の(最も近い)被写体が存在するAFエリアを合焦対象のAFエリアとして選択する。ただし、このAFエリア選択部111は、後述するように、シーン変化の有無等に応じて、合焦対象のAFエリアの選択手法を変更する。
AF制御部(合焦制御部)112は、被選択AFエリア(AFエリア選択部111によって合焦対象のAFエリアとして選択されたAFエリア)に関する合焦用情報を用いて合焦制御を実現する。この合焦用情報としては、AFモジュール20によって検出された合焦レンズ位置等が用いられる。
また、フォーカス駆動制御部121は、全体制御部101と協働して合焦制御動作を実現する。具体的には、フォーカス駆動制御部121は、全体制御部101から入力される信号に基づいて制御信号を生成しモータM1を駆動することによって、撮影レンズユニット3のレンズ群37に含まれるフォーカスレンズを移動する。また、フォーカスレンズの位置は、撮影レンズユニット3のレンズ位置検出部39によって検出され、フォーカスレンズの位置を示すデータが全体制御部101に送られる。このように、フォーカス駆動制御部121は、フォーカスレンズの光軸方向の動き等を制御する。
表示制御部117は、選択されたAFエリアを、背面モニタ12の画面上あるいは光学ファインダの視野内の所定位置において表示する。
さらに、全体制御部101は、ライブビュー機能(被写体に関する時系列の画像を順次に液晶表示部等に表示する機能、換言すれば被写体の画像を動画的態様で液晶表示部等に表示する機能)に関する動作をも制御する。表示制御部117は、AFエリアが重畳されたライブビュー画像を背面モニタ12に表示する動作等を制御する。
また、全体制御部101は、自動露出制御動作(AE動作)を実行するAE制御部118をさらに有している。AE制御部118は、複数のAFエリアの中から選択された被選択AFエリアに対応する領域の輝度に基づいて、AE動作を実行する。より詳細には、測光素子40(後述)における複数の区分領域の中から、被選択AFエリアに対応する領域が選択され、当該選択された領域の輝度に基づいてAE動作が実行される。
また、ミラー駆動制御部122は、ミラー機構6が光路から退避した状態(ミラーアップ状態)とミラー機構6が光路を遮断した状態(ミラーダウン状態)との状態切替を制御する。ミラー駆動制御部122は、全体制御部101から入力される信号に基づいて制御信号を生成しモータM2を駆動することによって、ミラーアップ状態とミラーダウン状態とを切り替える。
シャッタ駆動制御部123は、全体制御部101から入力される信号に基づいて制御信号を生成しモータM3を駆動することによって、シャッタ4の開閉を制御する。
撮像素子(ここではCCDセンサ(単にCCDとも称する))5は、撮影レンズユニット3からの被写体の光像(被写体像)を光電変換作用により電気的信号に変換する受光素子であり、本撮影画像に係る画像信号(記録用の画像信号)を生成する。撮像素子5は、記録画像取得用の撮像素子であるとも表現される。
撮像素子5は、全体制御部101からの駆動制御信号(蓄積開始信号および蓄積終了信号)に応答して、受光面に結像された被写体像の露光(光電変換による電荷蓄積)を行い、当該被写体像に係る画像信号を生成する。また、撮像素子5は、全体制御部101からの読出制御信号に応答して、当該画像信号を信号処理部51へ出力する。
撮像素子5で取得された画像信号に対して信号処理部51により所定のアナログ信号処理が施されると、当該アナログ信号処理後の画像信号はA/D変換回路52によってデジタル画像データ(画像データ)に変換される。この画像データは、デジタル信号処理回路53に入力される。
デジタル信号処理回路53は、A/D変換回路52から入力される画像データに対してデジタル信号処理を行い、撮像画像に係る画像データを生成する。デジタル信号処理回路53は、黒レベル補正回路、ホワイトバランス(WB)回路、γ補正回路等を備え、各種のデジタル画像処理を施す。なお、デジタル信号処理回路53によって処理された画像信号(画像データ)は、画像メモリ55に格納される。画像メモリ55は、生成された画像データを一時的に記憶するための、高速アクセス可能な画像メモリであり、複数フレーム分の画像データを記憶可能な容量を有する。
本撮影時には、画像メモリ55に一時記憶される画像データは、全体制御部101において適宜画像処理(圧縮処理等)が施された後、メモリカード90に記憶される。
また、画像メモリ55に一時記憶される画像は、全体制御部101の表示制御部117の制御下において背面モニタ12に表示される。これによって、本撮影に関する確認用画像であるアフタービュー画像を撮影指令に応じて表示する確認表示(アフタービュー表示)、および撮影済みの画像を再生する再生表示等が実現される。
また、この撮像装置1は、撮像素子5とは別の撮像素子7(図4も参照)をさらに備えている。撮像素子7は、いわゆるライブビュー画像取得用(動画取得用)の撮像素子としての役割を果たす。撮像素子7も、撮像素子5と同様の構成を有している。ただし、撮像素子7は、ライブビュー用の画像信号(動画像)を生成するための解像度を有していればよく、通常、撮像素子5よりも少ない数の画素で構成される。
撮像素子7で取得された画像信号に対しても、A/D変換回路52およびデジタル信号処理回路53等によって、撮像素子5で取得された画像信号に対する処理と同様の処理が施され、画像データが生成される。撮像素子7で順次に取得された時系列の複数の画像は、表示制御部117の制御下において背面モニタ12に順次に表示される。これによって、構図決めを行うための動画的態様の表示(ライブビュー表示)が実現される。
また、撮像装置1は、撮影レンズユニット3からの被写体像(の全部または一部)を受光する測光素子40をさらに備えている。測光素子40は、受光した被写体像を光電変換し、当該被写体像の明るさ(輝度)を測定する。具体的には、測光素子40は、光電変換作用によって、被写体像の明るさを電気信号の大小に変換する。また、測光素子40で取得された信号に対しては、アナログ信号処理回路41、A/D変換回路42およびデジタル信号処理回路43等によって信号処理が施される。
<3.撮影動作の概要>
つぎに、この撮像装置1における構図決め動作を含む撮影動作について説明する。上述したように、この撮像装置1においては、ファインダ光学系等で構成される光学ファインダ(光学ビューファインダ(OVF)とも称される)を用いて構図決め(フレーミング)を行うことが可能であるとともに、背面モニタ12に表示されるライブビュー画像を用いて構図決めを行うことも可能である。ライブビュー画像は、被写体に関する時系列の画像であって表示部(背面モニタ12等)に順次に表示される画像、換言すれば被写体の画像を動画的態様で表示する画像である、とも表現される。なお、撮像素子7および背面モニタ12を利用して実現されるファインダ機能は、被写体の光像を電子データに変換した後に可視化するものであることから電子ビューファインダ(EVF)とも称される。
図4および図5は、撮像装置1の断面図である。図4は構図決め時の状態を示しており、図5は本撮影画像取得時(露光時)の状態を示している。
図4等に示すように、撮影レンズユニット3から撮像素子5に至る光路(撮影光路)上にはミラー機構6が設けられている。ミラー機構6は、撮影光学系からの光を上方に向けて反射する主ミラー61(主反射面)を有している。この主ミラー61は、例えばその一部または全部がハーフミラーとして構成され、撮影光学系からの光の一部を透過する。また、ミラー機構6は、主ミラー61を透過した光を下方に反射させるサブミラー62(副反射面)をも有している。サブミラー62で下方に反射された光は、AFモジュール20へと導かれて入射し、位相差方式のAF動作に利用される。
撮影モードにおいてレリーズボタン11が全押し状態S2にされるまで、換言すれば構図決めの際には、ミラー機構6はミラーダウン状態となるように配置される(図4)。そして、この際には、撮影レンズユニット3からの被写体像は、主ミラー61で上方に反射され観察用光束としてペンタミラー65に入射する。この状態において、構図決め動作が行われる。
一方、レリーズボタン11が全押し状態S2にされると、ミラー機構6はミラーアップ状態となるように駆動され、露光動作が開始される(図5参照)。具体的には、図5に示すように、露光時には、ミラー機構6は、撮影光路から待避する。詳細には、撮影光学系からの光(被写体像)を遮らないように主ミラー61とサブミラー62とが上方に待避し、撮影レンズユニット3からの光が、主ミラー61で反射されることなく進行して、シャッタ4の開放期間に合わせて撮像素子5に到達する。撮像素子5は、光電変換によって、受光した光束に基づいて被写体の画像信号を生成する。このように、被写体からの光束(被写体像)が撮影レンズユニット3を通過して撮像素子5に導かれることによって、被写体に係る撮影画像(撮影画像データ)が得られる。
<4.構図決め動作(フレーミング動作)>
次に、再び構図決め動作について説明する。
図4に示すように、ミラー機構6の主ミラー61およびサブミラー62が、撮影レンズユニット3からの被写体像の光路上に配置されると、被写体像が主ミラー61とペンタミラー65とハーフミラー66と接眼レンズ67とを介してファインダ窓10へと導かれる。このように、主ミラー61とペンタミラー65と接眼レンズ67とを含むファインダ光学系は、撮影光学系からの光束であって主ミラー61で反射された光束である観察用光束をファインダ窓10へと導くことが可能である。
詳細には、撮影レンズユニット3からの光は、主ミラー61で反射されて上方に進路を変更し、焦点板63において結像し、焦点板63を通過する。その後、焦点板63を通過した光は、ペンタミラー65でその進路をさらに変更した後にハーフミラー66を通過して、接眼レンズ67をさらに通過してファインダ窓10へ向かう。このようにして、ファインダ窓10を通過した被写体像は撮影者(観察者)の眼へ到達して視認される。すなわち、撮影者はファインダ窓10を覗くことによって、被写体像を確認することができる。
また、ペンタミラー65で反射されハーフミラー66に到達した光のうちの一部は、ハーフミラーの反射面で反射され、その進路を上方に変更し、ハーフミラー69へと到達する。
さらに、ハーフミラー69に到達した光のうちの一部は、ハーフミラー69を通過して撮像素子7へと到達し、撮像素子7の撮像面上で再結像する。
撮像素子7は、当該撮像素子7に到達した被写体像に基づいて、ライブビュー画像を生成する。具体的には、微小時間間隔(例えば、1/60秒)で複数の画像を順次に生成する。そして、取得された時系列の画像は背面モニタ12において順次に表示される。これによって、撮影者は、背面モニタ12に表示される動画像(ライブビュー画像)を視認し、当該動画像を用いて構図決めを行うことが可能になる。
また、ハーフミラー69に到達した光のうちの一部は、ハーフミラー69の反射面で反射され、その進路を右方に変更し、測光素子40へと到達する。測光素子40は、当該測光素子40に到達した被写体像に基づいて被写体の明るさを測定する。
また、主ミラー61を透過した光はサブミラー62で反射されて下方に進路を変更しAFモジュール20へと進入する。AFモジュール20およびフォーカス駆動制御部121等は、主ミラー61およびサブミラー62を介して進入してきた光を用いて、AF動作を実現する。
<5.撮影動作の詳細>
つぎに、図6〜図9のフローチャートを参照しながら、撮像装置1における撮影動作について説明する。図6および図7は、主な動作を示すフローチャートであり、図8および図9は、それぞれ、図6の動作のうちの一部の詳細動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、レリーズボタン11が半押し状態S1に押下されたことが検知されるまでは、位相差AFセンサによる測距動作が繰り返し実行される(ステップSP11)。このステップSP11においては、全AFエリアFR1〜FR11(図12)のそれぞれを対象にして測距動作(詳細には、各AFエリアの対応被写体を合焦状態にするためのフォーカスレンズ位置を求める動作)が実行される。ただし、ステップSP11においては、「測距動作」は実行されるが、フォーカスレンズの「駆動動作」は未だ実行されない。後述するように、レリーズボタン11が半押し状態S1にまで押下された後に、実際にフォーカスレンズが駆動される(ステップSP20)。
なお、ここでは、複数のAFエリアFR1〜FR11のうち、単一のAFエリアが合焦対象のAFエリアとして選択される場合を例示する。
さて、レリーズボタン11が半押し状態S1にまで押下されたことが検知されると、ステップSP12からステップSP13に進む。
ステップSP13においては、シーン変化の有無が判定される。
図8は、ステップSP13の詳細動作を示す図である。
ステップSP31(図8)では、撮像素子7等により画像信号(画像データ)が生成される。具体的には、時刻T20における画像データG20が取得される。時刻T20は、今回のレリーズボタン11の操作(ステップSP12)においてレリーズボタン11が半押し状態S1にまで押下された時刻である。
また、ここでは、時刻T20よりも前の時刻T10における画像データG10も予め生成され取得されているものとする。時刻T10は、前回のレリーズボタン11の操作においてレリーズボタン11が半押し状態S1にまで押下された時刻である(T10<T20)。時刻T20は、例えば、時刻T10の数秒後から数十秒後であってもよい。画像G10は、前回のレリーズボタン11の操作に応じて、前回の処理ルーチンにおけるステップSP31で取得された画像である。なお、画像G20は、今回のレリーズボタン11の操作に応じて、今回の処理ルーチンにおけるステップSP31で取得された画像である。
このように、ここでは、前回のレリーズボタン11の半押し操作による撮影準備指令の付与状態が一旦解除された後に、今回のレリーズボタン11の半押し操作による撮影準備指令が再び付与されている状況を想定する。
なお、厳密には、レリーズボタン11が半押し状態S1にまで押下されてから撮像素子7による画像が生成されるまでにはタイムラグが存在する。しかしながら、本願においては、当該タイムラグを無視して、レリーズボタン11が半押し状態S1に押下されると撮像素子7による撮影画像が同時に生成されるものとみなす。例えば、レリーズボタン11に関する今回の半押し操作に応じて、撮像素子7等による撮影画像G20が時刻T20において生成されるものとみなす。同様に、レリーズボタン11に関する前回の半押し操作に応じて、撮像素子7等による撮影画像G10が時刻T10において生成されるものとみなす。
また、この実施形態においては、撮像素子7により各時刻T10,T20に生成された画像信号(画像G10,画像G20)を用いてシーン変化検出用のパラメータを取得する場合を例示する。
次のステップSP32〜SP36においては、時刻T10における撮影画像G10と時刻T20における撮影画像G20との間で、シーン変化が存在するか否かが判定される。換言すれば、時刻T10における撮影シーンと時刻T20における撮影シーンとの間でシーン変化が存在するか否かが判定される。
ここでは、輝度、コントラスト、色あいの3種類のパラメータを用いてシーン変化の有無が判定される。具体的には、撮影画像G10について、輝度、コントラスト、色あいに関する各パラメータ(3種類のパラメータ)がシーン判定用のパラメータとして算出される。同様に、撮影画像G20についても、輝度、コントラスト、色あいに関する各パラメータ(3種類のパラメータ)がシーン判定用のパラメータとして算出される。
ステップSP32においては、画像G10,G20相互間でのシーン変化の有無が「輝度」を用いて判定される。
具体的には、画像G10の全体輝度と画像G20の全体輝度とが比較され、両輝度の差が所定値よりも大きい場合には、ステップSP36に進み、シーン変化が存在すると判定される。
一方、両輝度の差が所定値以下である場合には、輝度基準による判定処理では、シーン変化が存在しないと判断されて、ステップSP33に進む。
ステップSP33においては、画像G10,G20相互間でのシーン変化の有無が「コントラスト」を用いて判定される。
具体的には、画像G10のコントラスト値と画像G20のコントラスト値とが比較され、両コントラスト値の差が所定値よりも大きい場合には、ステップSP36に進み、シーン変化が存在すると判定される。コントラスト値は、例えば、図10に示すように、注目画素の画素値P(i,j)と隣接画素の画素値P(i+1,j)との差(P(i+1,j)−P(i,j))の絶対値を複数の画素(例えば全画素)について加算した値として求められる。
一方、両コントラスト値の差が所定値以下である場合には、コントラスト基準による判定処理では、シーン変化が存在しないと判断されて、ステップSP34に進む。
ステップSP34においては、画像G10,G20相互間でのシーン変化の有無が「色あい(色相)」を用いて判定される。
具体的には、画像G10の色あいと画像G20の色あいとが比較される。画像G10の色あいは、例えば、当該画像内に含まれる複数の画素(例えば全画素)のR成分値の総和SrとG成分値の総和SgとB成分値の総和Sbとの比率として求められる。画像G20の色あいについても同様である。
そして、各画像G10,G20における各色成分値(R,G,B)の総和の比率が所定範囲内に収まっているときには、画像G10の色あいと画像G20の色あいとは同程度でありシーン変化は存在しないと判定される。
より詳細には、両画像G10,G20における比率Rrgの差が所定値よりも大きい場合、或いは、両画像G10,G20における比率Rbgの差が所定値よりも大きい場合には、ステップSP36に進む。そして、ステップSP36において、シーン変化が存在すると判定される。ここで、比率Rrg(=Sr/Sg)は各画像における値Sr,Sgの比率を表しており、比率Rbg(=Sb/Sg)は各画像における値Sb,Sgの比率を表している。
一方、両画像G10,G20における比率Rrgの差が所定値以下であり、且つ、両画像G10,G20における比率Rbgの差が所定値以下である場合には、「色あい」基準による判定処理でも、シーン変化が存在しないと判断されて、ステップSP35に進む。
なお、ここでは、各画像G10の全画素についての各色成分値の総和Sr,Sg,Sbを用いる場合を例示したが、これに限定されない。例えば、全画素のうちの一部の画素についての各色成分値の比率を両画像について比較するようにしてもよい。あるいは、図11に示すように、画像を複数(図11では3つ)の区分領域RG1,RG2,RG3に区分し、区分領域毎の色あいを求めるようにしてもよい。より詳細には、各区分領域ごとに色あいの変化の有無を判定し、全区分領域において色あいの変化が存在しない場合にシーン変化が存在しないと判定するようにしてもよい。
ステップSP35においては、シーン変化が存在しないと判定される。
また、次のステップSP37においては、ステップSP32〜SP36での判定に利用された今回のパラメータが保存される。
以上のようにして、新たな時刻T20で取得された画像信号に関するパラメータPR(T20)と、以前の時刻T10で取得された画像信号に関するパラメータPR(T10)とが比較され、シーン変化の有無が判定される。
再び図6を参照する。
ステップSP14においては、シーン変化有無の判定結果に応じた分岐処理が実行される。シーン変化が存在すると判定されるときには、ステップSP15に進み、AFエリアに関する重み付けを初期化する。一方、シーン変化が存在しないと判定されるときには、AFエリアに関する重み付けを変更することなく(当該重み付けをそのまま維持して)、ステップSP16に進む。
ここでは、各AFエリアに関する「重み付け」として、100%または0%の重み付け係数が設定される。例えば、11個のAFエリアFR1〜FR11のうち、選択された1つのエリア(例えばAFエリアFR1)に対してのみ「100%」の重み付け係数が設定され、残りの10個のエリア(例えばFR2〜FR11)に対しては「0%」の重み付け係数が設定される。これによって、被選択AFエリアFR1が最も重要視されている状態が表現される。
シーン変化が存在する場合には、ステップSP15において、各AFエリアFR1〜FR11の重み付け係数がそれぞれ「0%」に設定される。すなわち、全AFエリアFR1〜FR11の重み付け係数が初期化される。一方、シーン変化が存在しない場合には、各AFエリアFR1〜FR11に予め設定されていた重み付け係数がそのまま維持される。例えば、レリーズボタン11の以前の操作に応じて、AFエリアFR1が被選択AFエリアとして選択されていた場合には、1つのAFエリアFR1に対してのみ「100%」の重み付け係数が設定され、残りの10個のエリアFR2〜FR11に対しては「0%」の重み付け係数が設定される。
さて、次のステップSP16においては、合焦対象エリアとするべきAFエリアの選択処理が実行される。すなわち、いずれのAFエリアを合焦対象エリアとするかが決定される。
図9は、ステップSP16の詳細動作を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップSP51においては、複数のAFエリアの中から、その対応被写体が撮像装置1から最も近いAFエリア(「最近AFエリア」とも称する。)が決定される。この「最近AFエリア」は、所定の基準(「最近優先基準」)に従って、複数のAFエリアの中から、新たな合焦対象のAFエリアの「候補」として決定される。つぎに、ステップSP52において、AFエリアの重み付け係数が初期化状態(重み付けが設定されていない状態)であるか否かが判定され、分岐処理が実行される。
例えばステップSP15において全てのAFエリアFR1〜FR11の重み付け係数が「0%」に設定された直後であれば、ステップSP52においてAFエリアの重み付け係数が初期化状態であると判定される。
ステップSP52においてAFエリアの重み付け係数が初期化状態であると判定されると、ステップSP55に進む。ステップSP55では、「最近AFエリア」(例えばFR2)が合焦対象エリアとして選択され、その後、ステップSP56に進む。
一方、例えば、1個のAFエリアFR1に「100%」の重み付け係数が設定され且つ残りの10個のエリアFR2〜FR11に「0%」の重み付け係数が設定されている場合には、「重み付け」が設定されていると判定される。なお、「100%」の重み付け係数が設定されたAFエリアは、合焦対象エリアとして選択されているAFエリアであることから、「被選択AFエリア」とも称される。
重み付けが設定されているとステップSP52で判定されると、ステップSP53に進む。
ステップSP53では、「最近AFエリア」(例えばAFエリアFR2)の被写体を合焦状態にするフォーカスレンズ位置と「被選択AFエリア」(例えばAFエリアFR1)の被写体を合焦状態にするフォーカスレンズ位置との差(詳細には当該差の絶対値)であるデフォーカス量ΔDFが算出される。そして、このデフォーカス量ΔDFが所定の閾値Th以下であるか否かが判定される。換言すれば、ステップSP53においては、前後方向における複数の被写体の相対的な位置変化が所定程度よりも小さいか否かが判定される。なお、所定値Thとしては、具体的には、焦点深度、あるいは、焦点深度に所定の係数α(>1)(例えばα=1.5)を乗じた値(例えば100μm)等が定められる。
このデフォーカス量ΔDFが閾値Thよりも大きいとき(換言すれば、複数の被写体の相対的な移動が所定程度よりも大きいとき)には、ステップSP55に進む。ステップSP55では、「最近AFエリア」(例えばFR2)が合焦対象エリアとして選択され、その後、ステップSP56に進む。
一方、デフォーカス量ΔDFが閾値Th以下であるとき(換言すれば、複数の被写体の相対的な移動が所定程度以下であるとき)には、ステップSP54に進む。ステップSP54では、「被選択AFエリア」(例えばFR1)が引き続き合焦対象エリアとして選択される。例えば、第1のタイミングで(詳細には、第1の時刻T10あるいは当該第1の時刻T10の直後に)選択されていた「被選択AFエリア」(例えばFR1)が、第2のタイミング(時刻T20あるいは第2の時刻T20の直後)においても合焦対象のAFエリアとして選択される。その後、ステップSP56に進む。
なお、本願における「タイミング」の用語は、時の流れにおける1点(すなわち厳密な意味での「時刻」)のみに限定されるものではなく、時の流れにおける或る期間(時期)を意味するものとする。例えば、第1のタイミングは、第1の時刻T10だけでなく第1の時刻T10から微小時間Δt(例えば数ミリ秒から数百ミリ秒)が経過した時刻T11までの期間を含むものとする。また、同様に、第2のタイミングは、第2の時刻T20だけでなく第2の時刻T20から微小時間Δt(例えば数ミリ秒から数百ミリ秒)が経過した時刻T21までの期間を含むものとする。
ステップSP56では、各AFエリアに対する重み付け係数が設定される。
具体的には、合焦対象のAFエリアには「100%」の重み付け係数が設定され、それ以外のAFエリアには「0%」の重み付け係数が設定される。
例えば、「最近AFエリア」FR2が合焦対象エリアとして新たに選択される場合には、AFエリアFR2には「100%」の重み付け係数が設定され、他のAFエリアFR1,FR3〜FR11には、「0%」の重み付け係数が設定される。この結果、「最近AFエリア」FR2は、新たな「被選択AFエリア」として決定される。
一方、「被選択AFエリア」FR1が合焦対象エリアとして継続して選択される場合には、AFエリアFR1には「100%」の重み付け係数が設定され、他のAFエリアFR2〜FR11には、「0%」の重み付け係数が設定される。この場合には、AFエリアFR1は、引き続き「被選択AFエリア」である。
以上のように、シーン変化が存在しないと判定され(ステップSP14)、且つ、デフォーカス量ΔDFが閾値Th以下であると判定される(ステップSP53)場合には、従前の「被選択AFエリア」(例えばFR1)が合焦対象のAFエリアとして引き続き選択される(ステップSP54)。すなわち、第1のタイミングで「被選択AFエリア」として選択されていたAFエリア(例えばFR1)が、第2のタイミングにおいても「被選択AFエリア」として選択される。したがって、被選択AFエリアの頻繁な変動が抑制される。
再び図6を参照する。次のステップSP17においては、被選択AFエリアの表示が更新される。被選択AFエリア(合焦対象のAFエリア)は、光学ファインダの視野内にて、当該被写体像に重畳して表示される。また、被選択AFエリアは、背面モニタ12の画面上でも、ライブビュー画像に重畳して表示される。
図12は、複数のAFエリアの画像内における位置を示す図である。図12に示すように、複数のAFエリアFR1〜FR11が設定されている。また、図13は、AFエリアFR1が合焦対象のAFエリアとして選択されている状況を示す図である。図13においては、被選択AFエリアとしてのAFエリアFR1が、被写体像の対応位置(詳細には左側の人物の腰部付近)において当該被写体像に重畳して表示されている。また、図14は、別のAFエリアFR2が合焦対象のAFエリアとして選択されている状況を示す図である。図14においては、被選択AFエリアとしてのAFエリアFR2が、被写体像の対応位置(詳細には右側の人物の腰部付近)において当該被写体像に重畳して表示されている。
なお、ここでは、図13および図14に示すように、図12に示す全AFエリアのうち被選択AFエリアのみが表示される場合を例示しているが、これに限定されない。具体的には、図12と同様に全てのAFエリアを表示しつつ、合焦対象のAFエリアが他のAFエリアの色とは異なる態様で強調表示されるようにしてもよい。詳細には、例えば、合焦対象のAFエリアのみが他のAFエリアの色とは異なる色で表示されるようにしてもよい。
ステップSP17で表示されるAFエリアは、ステップSP16(詳細にはステップSP54,SP55,SP56)で決定された(単一の)合焦対象のAFエリアであり、上述のように、合焦対象のAFエリアが頻繁に変動することが抑制されている。したがって、合焦対象のAFエリアの表示が頻繁に移動することが抑制される。
さらに次のステップSP18においては、複数のAFエリアの中から選択された被選択AFエリアに対応する領域の輝度に基づいて自動露出制御(AE制御)が実行される。具体的には、測光素子40における複数の区分領域(不図示)の中から、被選択AFエリアに対応する領域が選択され、当該選択された領域の輝度に基づいてAE動作が実行される。詳細には、被選択AFエリアに関する輝度値Bv(APEX値)が算出され、当該輝度値Bvに基づいて、適切なシャッタスピード(Tv値)、ISO感度(Sv値)、絞り値(Av値)が決定される。
ここにおいて、ステップSP18で利用されるAFエリアは、ステップSP16で決定された合焦対象のAFエリアであるため、合焦対象のAFエリアが頻繁に変動することが抑制されている。したがって、合焦対象のAFエリアに基づく露出動作を安定化させることができる。
ステップSP19においては、レリーズボタン11の半押し状態S1が解除されていないか否かが判定される。レリーズボタン11の半押し状態S1が解除されている場合には、ステップSP11に戻る。一方、レリーズボタン11の半押し状態S1が継続されている場合には、ステップSP20(図7)に進む。そして、フォーカスレンズを駆動する動作(AF駆動動作)が実行され(ステップSP20)、さらにAFモジュール20等による複数のAFエリアに関する測距動作が実行され(ステップSP21)、ステップSP22に進む。ステップSP22においては、レリーズボタン11が全押し状態S2にまで押下されているか否かが判定される。レリーズボタン11が未だ全押し状態S2にまでは押下されていない場合には、再びステップSP16に戻る。一方、レリーズボタン11が既に全押し状態S2にまで押下されている場合には、ステップSP23に進む。ステップSP23では、図5に示すような状態で、本撮影画像の撮影動作(露光動作等)が実行される。
以上のように、シーン変化が存在しないと判定される場合には、第1のタイミングで選択されていた被選択AFエリアが、第2のタイミングにおいても合焦対象のAFエリアとして選択される。
詳細には、シーン変化が存在しないと判定され(ステップSP14)、且つ、デフォーカス量ΔDFが閾値Th以下であると判定される(ステップSP53)場合には、「被選択AFエリア」(例えばFR1)が合焦対象のAFエリアとして引き続き選択される(ステップSP54)。すなわち、ここでは、シーン変化の存否に加えてデフォーカス量ΔDFの大小も考慮される。例えば、図13に示すような状況において、レリーズボタン11を半押し状態S1にした後に、再び同様の状況(図13参照)において再度レリーズボタン11を半押し状態S1にした状況を想定する。この状況では、レリーズボタン11を2回目に半押し状態S1にしたときにも、1回目に半押し状態S1にしたときと同じ「被選択AFエリア」(例えばFR1)が合焦対象のAFエリアとして引き続き選択される。したがって、合焦対象のAFエリアが頻繁に変動することが抑制される。すなわち、被選択AFエリアの不要な変動を抑制することができる。
また、シーン変化が存在すると判定される(ステップSP14)場合には、デフォーカス量ΔDFの大小にかかわらず、「最近AFエリア」(例えばFR2)が新たな合焦対象エリアとして選択される(ステップSP55)。すなわち、所定の基準(ここでは「最近優先」)に従って合焦対象のAFエリアの「候補」として決定された「最近AFエリア」(例えばFR2)が、第2のタイミングでは「合焦対象のAFエリア」として選択される。したがって、シーン変化が存在するときには、合焦対象のAFエリアを適切に変更することができる。
例えば、図15に示すような状況において、レリーズボタン11を半押し状態S1にした後に、図16に示すような状況においてレリーズボタン11を再び半押し状態S1にした場合を想定する。図15は、左側の人物が日陰に存在し、右側の人物が日向に存在する状況を示しており、図16は、左側の人物と右側の人物とがともに日陰に存在する状況を示している。図15における撮影画像と図16における撮影画像とを比較すると、その輝度などのパラメータが大きく変化するため、シーン変化が検出される。したがって、図16の状況においてレリーズボタン11が再び半押し状態S1にされる際には、合焦対象のAFエリアが例えば最近優先AF制御(至近優先AF制御とも称する)などの所定の基準のAF制御によって再決定される。そして、新たなシーンにおいて、右側の人物が近くなっている場合には、当該右側の人物に対応するAFエリアが被選択AFエリアとして選択される。このように、合焦対象のAFエリアを適切に変更することができる。
同様に、図15に示すような状況において、レリーズボタン11を半押し状態S1にした後に、今度は、図17に示すような状況においてレリーズボタン11を再び半押し状態S1にした場合を想定する。図17は、2人の人物を画面内においてさらに大きく撮影する状況を示している。図15における撮影画像と図17における撮影画像とを比較すると、両者の輝度、コントラスト、色あいなどのパラメータが互いに大きく変化するため、シーン変化が検出される。そして、新たなシーンにおいて、右側の人物が近くなっている場合には、当該右側の人物に対応するAFエリアが被選択AFエリアとして選択される。このように、合焦対象のAFエリアを適切に変更することができる。
また、デフォーカス量ΔDFが閾値Thより大きいと判定される(ステップSP53)場合には、シーン変化の存否にかかわらず、「最近AFエリア」(例えばFR2)が新たな合焦対象エリアとして選択される(ステップSP55)。すなわち、所定の基準(ここでは「最近優先」)に従って合焦対象のAFエリアの「候補」として決定された「最近AFエリア」(例えばFR2)が、第2のタイミングでは「合焦対象のAFエリア」として選択される。したがって、シーンの変化が検出されない場合であっても、被写体が大きく前後に動いたときなどには、合焦対象のAFエリアを適切に変更することができる。
<6.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、位相差AF方式によるAF動作が実行される場合について例示したが、これに限定されない。例えば、山登りAF(撮像素子7等で取得された画像信号に関するコントラスト等の所定の評価値を合焦用情報として用いて合焦動作を行う自動合焦制御)を実行する場合に本発明を適用してもよい。具体的には、撮像素子7等により取得された画像内において複数のAFエリアを設定しておき、所定の評価値(コントラスト値等)に基づいて各AFエリアごとの合焦レンズ位置を求める。そして、当該複数のAFエリアの中から合焦対象となるAFエリアを選択する際に、判定部115によるシーン変化の有無に関する判定結果を利用するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、シーン判定用のパラメータとして、3種類のパラメータ(輝度、コントラスト、色あいに関する各パラメータ)の全てを用いる場合を例示したが、これに限定されない。例えば、上記の3種類のパラメータのいずれか1つ又は2つをシーン判定用のパラメータとして用いるようにしてもよい。或いは、これら3種類のパラメータ以外のパラメータをシーン判定用のパラメータとして用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、レリーズボタン11の半押し状態S1が継続されている場合には、ステップSP22(図7)からステップSP16(図6)に戻るため、ステップSP16からステップSP22までの動作が繰り返し実行される。したがって、デフォーカス量ΔDFが所定値Thよりも大きくなるとき(ステップSP54)を除いて、合焦対象のAFエリアは変更されない。ただし、これに限定されず、例えば、レリーズボタン11の半押し状態S1が継続している場合にも、シーン変化が検出されるときには合焦対象のAFエリアを変更するようにしてもよい。具体的には、ステップSP22で「NO」と判定された場合には、ステップSP22からステップSP16ではなくステップSP13に戻るようにしてもよい。これによれば、ステップSP13で再度シーン判定が行われ、シーン変化が生じたときにはAFエリアの重み付けが初期化される(ステップSP14,SP15)ので、ステップSP52からステップSP55に進み、合焦対象のAFエリアが変更され得る。
また、上記実施形態においては、シーン変化が存在しないと判定される場合であっても、デフォーカス量ΔDFが所定値Thよりも大きいときには、例外的に被選択AFエリアがリセットされて再選択されている。ただし、本発明はこれに限定されず、例えば、シーン変化が存在しないと判定される場合には、デフォーカス量ΔDFが所定値Thより大きいときにも、被選択AFエリアを再選択しない(従前の被選択AFエリアを引き続き選択する)ようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、複数のAFエリアFR1〜FR11のうちの単一のAFエリアを合焦対象のAFエリアとして選択する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、複数のAFエリアのうちの2以上の特定数のAFエリアを合焦対象のAFエリアとして選択するようにしてもよい。なお、この場合には、重み付け係数を「100%」以外の適宜の数値(例えば「50%」等)に設定すればよい。
また、上記実施形態においては、レリーズボタン11による半押し操作が一旦解除された後に、再び、レリーズボタン11による半押し操作が行われた場合を例示したが、これに限定されない。
例えば、レリーズボタン11による全押し操作が行われ更に所定期間(例えば数十ミリ秒から数十秒程度)が経過した後に、レリーズボタン11による半押し操作が行われた場合に上記の思想を適用してもよい。具体的には、全押し操作直前の半押し状態S1において取得された画像信号および当該画像信号に基づくシーン判定用パラメータと、再度の半押し操作時に取得された画像信号および当該画像信号に基づくシーン判定用パラメータとを用いて、シーン変化を検出するようにしてもよい。
あるいは、連写時において、各本撮影画像の撮像タイミングに合わせて、シーン変化検出用のパラメータを取得し、当該パラメータを用いてシーン変化の有無を検出するようにしてもよい。そして、上記と同様にして当該シーン変化の検出結果に応じて被選択エリアの選択動作およびAF動作を行い、各本撮影画像を撮影するようにすればよい。
また、上記実施形態においては、レリーズボタン11の押下に応じて、AF駆動動作を実行する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、AF実行指令を受け付ける操作部材であるAFボタン85(図2参照)の押下に応じて、AF駆動動作(フォーカスレンズの駆動動作を含む)を実行するようにしてもよい。なお、このAF実行指令は、撮影準備指令の一部(AF動作に関する部分)が独立して付与されるものである。
また、上記実施形態においては、撮像素子7で生成された信号を用いてシーン変化検出用のパラメータを取得する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、撮像素子5によって生成された信号(画像信号)を用いてシーン変化検出用のパラメータを取得するようにしてもよい。あるいは、測光素子40によって生成された信号を用いてシーン変化検出用のパラメータを取得するようにしてもよい。より詳細には、測光素子40で生成された輝度信号を用いて被写体の「輝度情報」を取得するようにしてもよい。これによれば、当該輝度情報の変化の有無に応じて、シーン変化の有無を判定することができる。
特に、図18に示すように、サブイメージャである撮像素子7を有しないデジタル一眼レフカメラにおいて、上記の思想を適用してもよい。この場合には、測光素子40で生成された信号を用いて「輝度情報」を取得し、当該輝度情報の変化の有無に応じて、シーン変化の有無を判定すればよい。
あるいは、図19に示すように、被写体に関する本撮影画像を撮影する撮像素子(メインイメージャ)である撮像素子5によってライブビュー画像を取得することが可能なデジタルカメラにおいて、上記の思想を適用してもよい。この場合には、撮像素子5で生成された信号(画像信号)を用いて適宜のパラメータを取得し、当該パラメータの変化の有無に応じて、シーン変化の有無を判定すればよい。あるいは、図19に示すように、サブミラー62からAFモジュール20に向かう光路上にハーフミラー72を配置して、ハーフミラー72で反射された一部の光を測光素子40に導くように構成してもよい。そして、測光素子40で生成された輝度信号を用いて、シーン判別用パラメータ(被写体の輝度情報等)を得るようにしてもよい。
撮像装置の正面外観図である。 撮像装置の背面外観図である。 撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 撮像装置(構図決め時)の断面図である。 撮像装置(本撮影時)の断面図である。 撮像装置の動作を示すフローチャートである。 撮像装置の動作を示すフローチャートである。 一部動作の詳細を示すフローチャートである。 別の一部動作の詳細を示すフローチャートである。 コントラスト値算出時の注目画素と隣接画素とを示す図である。 区分領域ごとに色あいを求める状況を示す図である。 複数のAFエリアを示す図である。 比較的左側のAFエリアが合焦対象のAFエリアとして選択されている状況を示す図である。 比較的右側のAFエリアが合焦対象のAFエリアとして選択されている状況を示す図である。 或る撮影シーンを示す図である。 別の撮影シーンを示す図である。 さらに別の撮影シーンを示す図である。 変形例に係る撮像装置を示す図である。 別の変形例に係る撮像装置を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置
3 撮影レンズユニット
5,7 撮像素子
11 レリーズボタン
12 背面モニタ
20 AFモジュール
40 測光素子
85 AFボタン
FR1〜FR11 AFエリア
ΔDF デフォーカス量

Claims (11)

  1. 撮影準備指令を受け付ける操作手段と、
    撮影レンズからの被写体像を光電変換する受光手段であって、前記操作手段による第1の撮影準備指令に応じた第1のタイミングで第1の信号を生成し、前記第1のタイミングよりも後の前記操作手段による第2の撮影準備指令に応じた第2のタイミングで第2の信号を生成する受光手段と、
    前記第1の信号に基づいてシーン変化検出用の第1のパラメータを取得するとともに、前記第2の信号に基づいてシーン変化検出用の第2のパラメータを取得する取得手段と、
    前記第1のパラメータと前記第2のパラメータとに基づいてシーン変化の有無を判定する判定手段と、
    複数のAFエリアの中から合焦対象のAFエリアを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたAFエリアに関する合焦用情報を用いて合焦制御を行う合焦制御手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、前記判定手段により前記シーン変化が存在しないと判定される場合、前記第1のタイミングで選択していたAFエリアを前記第2のタイミングにおいても合焦対象のAFエリアとして選択する、撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第2の撮影準備指令は、前記操作手段による前記第1の撮影準備指令の付与状態が一旦解除された後に、再び前記操作手段によって付与される、撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記操作手段はレリーズボタンを有する、撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記操作手段は、AF実行指令を受け付ける操作部材を有する、撮像装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の撮像装置において、
    前記複数のAFエリアの中から選択された合焦対象のAFエリアの位置を表示する表示手段、
    をさらに備える撮像装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の撮像装置において、
    前記選択手段により選択されたAFエリアに対応する領域の輝度に基づいて露出制御動作を実行する露出制御手段、
    をさらに備える撮像装置。
  7. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1および第2のパラメータは、それぞれ、前記信号のコントラスト、輝度、および色あいの少なくとも1つに関する値である、撮像装置。
  8. 請求項1に記載の撮像装置において、
    被写体に関する本撮影画像を取得する第1の撮像素子、
    をさらに備え、
    前記受光手段は、被写体に関する時系列の画像を取得する第2の撮像素子を有し、
    前記取得手段は、前記第2の撮像素子により取得された画像信号に基づいて前記第1および第2のパラメータを取得する、撮像装置。
  9. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記受光手段は、被写体に関する本撮影画像を撮影する撮像素子を有し、
    前記取得手段は、前記撮像素子による信号に基づいて前記第1および第2のパラメータを取得する、撮像装置。
  10. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記受光手段は、被写体の明るさを測定する測光素子を有し、
    前記取得手段は、前記測光素子による信号に基づいて前記第1および第2のパラメータを取得する、撮像装置。
  11. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記複数のAFエリアのそれぞれに関して、対応被写体を合焦状態にするフォーカスレンズの位置を位相差方式で検出する位相差AF手段、
    をさらに備える撮像装置。
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