JP2007101877A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手振れを防止できる撮影装置を提供する。
【解決手段】カメラ本体12に備えられたレリーズボタン22の押下で撮影準備を行い、レリーズボタン22の押下解除で撮影を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は撮影装置に係り、特にレリーズボタンのボタン操作で撮影を実行する撮影装置に関する。
AE(Automatic Exposure:自動露出)、AF(Auto Focus:自動焦点合わせ)機能を備えたカメラには、通常、「半押し」と「全押し」とからなる二段式のレリーズボタンが備えられており、このレリーズボタンの「半押し」でAE/AFが作動し、「全押し」で撮影が実行される。
ところで、このようにレリーズボタンの押下操作によって撮影を行う従来のカメラの場合、カメラ操作に慣れていない者が撮影を行うと、カメラをしっかりと構えることができないため、レリーズボタンを押下する際、手振れが発生してしまうという問題があった。
このため特許文献1に記載されたカメラでは、レリーズボタンを押下後、一定時間経過してから、撮影が行われるようにしている。
特開2001−249379号公報
しかしながら、特許文献1のカメラように、レリーズボタンの押下後、一定時間経過してから撮影が行われるように構成すると、撮影が遅れ、シャッタチャンスを逃してしまうという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、手振れを防止できる撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影装置本体と、前記撮影装置本体に設けられた押下式のレリーズボタンと、前記レリーズボタンの押下解除を検出する押下解除検出手段と、前記押下解除検出手段で前記レリーズボタンの押下解除が検出されると、撮影が行われるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
請求項1に係る発明によれば、レリーズボタンを押下し、押下を解除したとき、すなわち、レリーズボタンから指を離したときに撮影が行われる。これにより、手振れの発生を防止することができる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記レリーズボタンの押下を検出する押下検出手段を備え、前記制御手段は、前記押下検出手段で前記レリーズボタンの押下が検出されると、撮影準備が行われるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置を提供する。
請求項2に係る発明によれば、レリーズボタンの押下で撮影準備が行われ、押下解除で撮影が行われる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影装置本体と、前記撮影装置本体に設けられ、全押しと半押しからなる二段式のレリーズボタンと、前記レリーズボタンの半押しを検出する半押し検出手段と、前記レリーズボタンの全押しの解除を検出する全押し解除検出手段と、前記半押し検出手段で前記レリーズボタンの半押しが検出されると、撮影準備が行われ、前記全押し解除検出手段で前記レリーズボタンの全押し解除が検出されると、撮影が行われるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
請求項3に係る発明によれば、レリーズボタンが、半押しと全押しとからなる二段式で構成される。そして、そのレリーズボタンの半押しで撮影準備が行われ、全押し解除で撮影が行われる。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、手振れ防止モードのON/OFFを切り換えるモード切換手段と、前記レリーズボタンの全押しを検出する全押し検出手段と、を備え、前記制御手段は、前記モード切換手段で手振れ防止モードがONに設定されると、前記半押し検出手段による前記レリーズボタンの半押しの検出で撮影準備が行われ、前記全押し解除検出手段による前記レリーズボタンの全押し解除の検出で撮影が行われるように制御し、前記モード切換手段で手振れ防止モードがOFFに設定されると、前記半押し検出手段による前記レリーズボタンの半押しの検出で撮影準備が行われ、前記全押し検出手段による前記レリーズボタンの全押しの検出で撮影が行われるように制御することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置を提供する。
請求項4に係る発明によれば、手振れ防止モードがON設定されると、レリーズボタンの半押しで撮影準備が行われ、全押し解除で撮影が行われる。一方、手振れ防止モードがOFF設定されると、レリーズボタンの半押しで撮影準備が行われ、全押しで撮影が行われる。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、前記モード切換手段は、撮影時のシャッタスピードが、あらかじめ設定されたシャッタスピードよりも遅いシャッタスピードに設定されると、自動で前記手振れ防止モードをONに設定することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置を提供する。
請求項5に係る発明によれば、撮影時のシャッタスピードが、あらかじめ設定されたシャッタスピードよりも遅いシャッタスピードに設定されると、自動で手振れ防止モードがON設定される。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影装置本体と、前記撮影装置本体に設けられた接触式のレリーズボタンと、前記レリーズボタンへの指の接触と接触解除を検出する検出手段と、前記検出手段で接触解除が検出されると、撮影が行われるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
請求項6に係る発明によれば、レリーズボタンが接触式で構成され、レリーズボタンに接触した指の接触解除で撮影が行われる。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記制御手段は、前記検出手段で接触が検出されると、撮影準備が行われるように制御することを特徴とする請求項6に記載の撮影装置を提供する。
請求項7に係る発明によれば、レリーズボタンへの指の接触で撮影準備が行われ、接触解除で撮影が行われる。
本発明に係る撮影装置によれば、操作に慣れていない者でも手振れを発生させることなく撮影することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラの示す正面斜視図と背面斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ10のカメラ本体12は、横方向に細長い矩形の箱状に形成されている。
カメラ本体12の正面には、図1に示すように、撮影レンズ14、ファインダ窓16、セルフタイマランプ17、ストロボ18、マイク20等が設けられており、上面には、レリーズボタン22、電源/モードスイッチ24、モードダイヤル26等が設けられている。
また、カメラ本体12の背面には、図2に示すように、ファインダ接眼部28、ファインダランプ29、液晶モニタ30、ズームボタン32、十字ボタン34、MENU/OKボタン36、DISPボタン38、BACKボタン40、スピーカ42等が設けられている。
なお、図示されていないが、カメラ本体12の底面には、開閉自在なカバーが設けられており、このカバーの内側にバッテリを収納するためのバッテリ収納室と、メモリカードを装填するためのメモリカードスロットとが設けられている。
撮影レンズ14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、デジタルカメラの電源を投入すると、カメラ本体12から繰り出される(撮影モード時)。
セルフタイマランプ17は、LEDランプで構成されており、セルフタイマ撮影時、所定のタイミングで発光、点滅して、被写体に撮影のタイミングを告知する(たとえば、約5秒間点灯したのち点滅に変わり、さらに約5秒後に撮影が行われる)。
レリーズボタン22は、押下式のボタンで構成され、押下によりSON信号を出力する。デジタルカメラ10は、このレリーズボタン22の押下で撮影準備、すなわちAE、AF、AWB(Automatic White Balance:自動ホワイトバランス)を行い、押下解除で撮影を実行する。この点については、後に詳述する。
電源/モードスイッチ24は、デジタルカメラ10の電源をON/OFFする電源スイッチとして機能するとともに、デジタルカメラ10のモードを設定するモードスイッチとして機能し、「OFF位置」、「再生位置」、「撮影位置」の間をスライド自在に設けられている。デジタルカメラ10は、この電源/モードスイッチ24を「再生位置」又は「撮影位置」に合わせることにより、電源がONになり、「OFF位置」に合わせることにより、電源がOFFになる。また、電源/モードスイッチ24を「再生位置」に合わせることにより「再生モード」に設定され、「撮影位置」に合わせることにより「撮影モード」に設定される。そして、デジタルカメラ10は「撮影モード」に設定されると、画像の記録が可能になり、「再生モード」に設定されると、記録済み画像の再生が可能になる。
モードダイヤル26は、撮影モードの設定に用いられ、回転させて所定のポジションに設定することにより、カメラの撮影モードを所定のモード(たとえば、AUTOモード、プログラムモード、絞り優先モード、シャッタ速度優先モード、マニュアルモード等)に設定する。
ファインダランプ29は、LEDで構成されており、デジタルカメラの動作状況に応じて発光、点滅される。たとえば、撮影時に撮影準備が完了すると点灯し、規定のシャッタスピード以下で撮影しようとすると点滅する。
液晶モニタ30は、カラー表示が可能な液晶ディスプレイで構成されている。この液晶モニタ30は、撮影した画像の表示画面として利用されるとともに、各種設定時にユーザインターフェースとして利用される。また、撮影時に必要に応じてスルー画像が表示され、画角確認用の電子ファインダとして利用される。
ズームボタン32は、望遠側へのズームを指示するズームテレボタン32Tと、広角側へのズームを指示するズームワイドボタン32Wとで構成され、このズームボタン32が操作されることにより、撮影画角が変化する。
十字ボタン34は、上下左右4方向に押圧操作することができるようにされており、各方向の指示を入力するボタンとして機能する。
MENU/OKボタン36は、各モードの通常画面からメニュー画面への遷移を指示するボタン(MENUボタン)として機能するとともに、選択内容の確定、処理の実行等を指示するボタン(OKボタン)として機能する。
DISPボタン38は、背面表示パネルの表示内容の切り替えを指示するボタンとして機能し、BACKボタン40は入力操作のキャンセル等を指示するボタンとして機能する。
図3はデジタルカメラ10の電気的構成を示すブロック図である。
同図に示すように、デジタルカメラ10は、CPU110、操作部(レリーズボタン22、電源/モードスイッチ24、モードダイヤル26、ズームボタン32、十字ボタン34、MENU/OKボタン36、DISPボタン38、BACKボタン40等)112、ROM116、EEPROM118、メモリ(SDRAM)120、VRAM122、撮影光学系126、フォーカスモータドライバ128、ズームモータドライバ130、アイリスモータドライバ132、撮像素子134、タイミングジェネレータ(TG)136、アナログ信号処理回路138、A/D変換器140、画像入力コントローラ142、画像信号処理回路144、圧縮・伸張処理回路146、メディアコントローラ148、記憶メディア(メモリカード)150、エンコーダ152、AE/AWB検出回路154、AF検出回路156、ストロボ制御回路158、音声入力処理回路160、音声出力処理回路162等で構成されている。
CPU110は、デジタルカメラ10の全体の動作を制御する制御部として機能するとともに、各種の演算処理を行う演算手段として機能し、操作部112からの入力に基づき所定の制御プログラムに従って各回路を制御する。
バス114を介して接続されたROM116には、CPU110が実行する制御プログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されており、EEPROM118には、ユーザ設定情報等のデジタルカメラ10の動作に関する各種設定情報等が格納されている。
メモリ(SDRAM)120は、CPU110の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用され、VRAM122は、表示用の画像データ専用の一時記憶領域として利用される。
撮影光学系126は、撮影レンズ14と絞り50とで構成されている。
撮影レンズ14は、図示しないフォーカスモータに駆動されて光軸に沿って前後移動するフォーカスレンズ14Fと、図示しないズームモータに駆動されて光軸に沿って前後移動するズームレンズ14Zとを備えている。CPU110は、フォーカスモータドライバ128を介してフォーカスモータの駆動を制御することにより、撮影レンズ14のフォーカスを制御し、ズームモータドライバ130を介してズームモータの駆動を制御することにより、撮影レンズ14のズームを制御する。
絞り50は、図示しないアイリスモータに駆動されることにより、開口量(絞り値)が変化する。CPU110は、アイリスモータドライバ132を介してアイリスモータの駆動を制御することにより、絞り50の絞り値を制御する。
撮像素子134は、所定のカラーフィルタ配列(たとえば、ベイヤ配列)のカラーCCDで構成されている。撮影光学系126を介して撮像素子134の受光面に入射した光は、その受光面に配列された各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。
タイミングジェネレータ(TG)136は、CPU110からの指令に従い、主として撮像素子134を駆動するためのタイミング信号を生成する。撮像素子134は、このタイミングジェネレータ136から加えられるタイミング信号に従って各フォトダイオードに蓄積された信号電荷を電圧信号(画像信号)として出力する。
アナログ信号処理回路138は、撮像素子134から順次出力される画像信号を相関二重サンプリング処理するとともに増幅する。A/D変換器140は、このアナログ信号処理回路138から出力されたR、G、Bのアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する。
画像入力コントローラ142は、所定容量のバッファメモリを内蔵しており、A/D変換器140から出力された1コマ分の画像信号を蓄積して、メモリ120に格納する。
画像信号処理回路144は、同時化回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含み、CPU110からの指令に従ってメモリ120に格納された画像信号を処理し、輝度信号と色差信号とからなるYUV信号を生成する。
液晶モニタ30にスルー画像を表示させる場合は、撮像素子134で連続的に画像を撮像し、得られた画像信号を連続的に処理してYUV信号を生成する。生成されたYUV信号は、VRAM122を介してエンコーダ152に加えられ、液晶表示用の信号形式に変換されて液晶モニタ30に出力される。これにより、液晶モニタ30にスルー画像が表示される。ユーザは、この液晶モニタ30に表示されたスルー画像を見ながら構図やピントの調整を行うことができる。すなわち、この液晶モニタ30をファインダとして使いながら撮影することができる。
画像を記録する場合は、撮影指令に応じて撮像素子134で画像を撮像し、得られた画像信号を画像信号処理回路144で処理してYUV信号を生成する。画像信号処理回路144で生成されたYUV信号は、圧縮・伸張処理回路146に加えられ、所定の圧縮画像データとされたのち、メディアコントローラ148を介して記憶メディア(メモリカード)150に記録される。
記憶メディア150に記録された圧縮画像データは、再生指令に応じてメディアコントローラ148を介して読み出され、圧縮・伸張処理回路146で非圧縮のYUV信号とされた後、エンコーダ152を介して液晶モニタ30に出力される。これにより、記憶メディア150に記録された画像が液晶モニタ30に再生表示される。
AE/AWB検出回路154は、CPU110からの指令に従って、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出する。たとえば、AE制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の積算値を算出する。CPU110は、このAE/AWB検出回路154から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、所定のプログラム線図から絞り値とシャッタスピードを決定する。
また、AWB制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の色別の平均積算値を算出する。CPU110は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を決定する。
AF検出回路156は、CPU110からの指令に従って、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出する。本実施の形態のデジタルカメラ10では、画像のコントラストによりAF制御を行うものとし、AF検出回路156は、入力された画像信号から画像の鮮鋭度を示す焦点評価値を算出する。CPU110は、このAF検出回路156で算出される焦点評価値が極大となるように、フォーカスモータドライバ128を介してフォーカスモータを駆動し、フォーカスレンズ14Fの移動を制御する。
ストロボ制御回路158は、CPU110からの指令に従ってストロボ18の発光を制御する。
音声入力処理回路160は、CPU110からの指令に従ってマイク20を介して入力された音声信号を処理し、音声出力処理回路162は、CPU110からの指令に従ってスピーカ42から出力するための音声信号を処理する。
前記のごとく構成された本実施の形態のデジタルカメラ10の作用は次のとおりである。
上記のように本実施の形態のデジタルカメラ10では、レリーズボタン22の押下で撮影準備、すなわちAE、AF、AWBを行い、押下解除で撮影を実行する。
図4は、本実施の形態のデジタルカメラ10の撮影時の処理手順を示すフローチャートである。
CPU110は、操作部112からの入力に基づいてカメラのモードが撮影モードに設定されたか否か判定する(ステップS10)。
撮影モードに設定されたと判定すると、CPU110は、操作部112からの入力に基づいてレリーズボタン22が押下されたか否か判定する(ステップS11)。なお、レリーズボタン22は押下されると、CPU110にSON信号を出力するので、CPU110は、このSON信号の入力をもってレリーズボタン22が押下されたことを検出する。
そして、このレリーズボタン22が押下されたと判定すると、CPU110は、撮影準備制御を行う(ステップS12)。すなわち、AE、AF、AWB制御を実行する。
まず、レリーズ信号の入力に応じて撮影準備用の画像が撮像素子134で撮像される。撮像素子134から出力された画像信号は、アナログ信号処理回路138、A/D変換器140、画像入力コントローラ142を介してメモリ120に取り込まれ、メモリ120からAE/AWB検出回路154及びAF検出回路156に加えられる。
AE/AWB検出回路154は、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出し、CPU110に出力する。CPU110は、このAE/AWB検出回路154からの出力に基づき露出値(絞り値とシャッタスピード)とホワイトバランス補正値を決定する。
また、AF検出回路156は、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出し、CPU110に出力する。CPU110は、このAF検出回路156からの出力に基づいてフォーカスモータの駆動を制御し、撮影レンズ14のピントを主要被写体に合わせる。
このように、CPU110は、レリーズボタン22の押下に応動して撮影準備を行う(ステップS12)。この後、CPU110は、操作部112からの入力に基づいてレリーズボタン22の押下が解除されたか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、レリーズボタン22からのSON信号の入力がOFFされた否か検出する。
そして、レリーズボタン22の押下が解除、すなわち、レリーズボタン22から指が離されたと判定すると、CPU110は、撮影準備が完了したか否か判定し(ステップS14)、撮影準備の完了後、撮影、記録処理を実行する(ステップS15)。
まず、上記の撮影準備で求めた露出値で撮像素子134を露光する。撮像素子134から出力された画像信号は、アナログ信号処理回路138、A/D変換器140、画像入力コントローラ142を介してメモリ120に取り込まれ、メモリ120から画像信号処理回路144に加えられる。画像信号処理回路144は、入力された画像信号に対して所要の信号処理を施して画像データ(YUVデータ)を生成する。生成された画像データは、一旦メモリ120に格納されたのち、圧縮・伸張処理回路146に加えられ、所定の圧縮フォーマットで圧縮されて、再度、メモリ120に格納される。CPU110は、このメモリ120に格納された圧縮画像データに対して撮影日時や絞り値、シャッタスピードなどの付属情報を付加した所定フォーマット(たとえばExif)の画像ファイルを生成し、メディアコントローラ148を介して記憶メディアに記録する。
このように、本実施の形態のデジタルカメラ10によれば、レリーズボタン22の押下解除で撮影が行われるため、撮影に不慣れな者であっても手振れを発生させることなく撮影することができる。すなわち、一般に手振れは、レリーズボタン22を指で押し込む操作によって生じることから、本実施の形態のデジタルカメラ10のように、指をレリーズボタン22から離す時に撮影が行われるように構成することにより、手振れの発生を効果的に防止することができる。
なお、本実施の形態では、レリーズボタン22の押下で撮影準備を行い、押下解除で撮影を行うようにしているが、いわゆるAE/AF機能のないカメラの場合には、押下では何も行わず、押下解除で撮影を行うようにする。
また、本実施の形態では、レリーズボタン22が、半押しと全押しからなる二段式のレリーズボタンの場合には、半押しで撮影準備を行い、全押し解除で撮影が行われるように構成する。
図5は、二段式のレリーズボタンを使用した場合の撮影処理の手順を示すフローチャートである。
なお、二段式のレリーズボタンの場合、半押しでS1ON信号を出力し、全押しでS2ONを出力するものとする。
CPU110は、操作部112からの入力に基づいてカメラのモードが撮影モードに設定されたか否か判定する(ステップS20)。
撮影モードに設定されたと判定すると、CPU110は、操作部112からの入力に基づいてレリーズボタン22が半押しされたか否か判定する(ステップS21)。上記のように、レリーズボタン22は半押しされると、CPU110にS1ON信号を出力するので、CPU110は、このS1ON信号の入力をもってレリーズボタン22が半押しされたことを検出する。そして、このレリーズボタン22が半押しされたと判定すると、CPU110は、撮影準備制御を行う(ステップS12)。
この後、CPU110は、操作部112からの入力に基づいてレリーズボタン22の半押しが解除されたか否かを判定する(ステップS14)。すなわち、レリーズボタン22からのS1ON信号の入力がOFFされた否か検出する。
レリーズボタン22の半押しが解除されたと判定した場合は、ステップS21に戻り、再度、レリーズボタン22が半押しされたか否か判定する。
一方、レリーズボタン22の半押しが解除されていないと判定すると、CPU110は、次に、レリーズボタン22が全押しされたか否か判定する(ステップS24)。上記のように、レリーズボタン22は全押しされると、CPU110にS2ON信号を出力するので、CPU110は、このS2ON信号の入力をもってレリーズボタン22が半押しされたことを検出する。
なお、レリーズボタン22を全押した場合もS1ON信号は継続して出力され、S1ONとS2ONの双方がCPU110に入力される。
CPU110は、レリーズボタン22が全押しされたと判定すると、全押しが解除されたか否か判定する(ステップS25)。すなわち、レリーズボタン22からのS2ON信号の入力がOFFされた否か検出する。
なお、レリーズボタン22が全押しされていないと判定すると、ステップS23に戻り、CPU110は、再度レリーズボタン22の半押しが解除されたか否か判定する。
ステップS25でレリーズボタン22の全押しが解除されたと判定すると、すなわち、レリーズボタン22から指が離れたと判定すると、CPU110は、撮影準備が完了したか否か判定し(ステップS26)、撮影準備の完了後、撮影、記録処理を実行する(ステップS27)。
このように、二段式のレリーズボタンの場合には、レリーズボタン22の半押しで撮影準備を行い、全押し後の全押し解除で撮影を行う。これにより、撮影に不慣れな者であっても手振れを発生させることなく撮影することができる。
なお、このように二段式のレリーズボタンの場合には、通常の撮影処理と手振れ補正の撮影処理とを選択できるようにしてもよい。すなわち、手振れ防止モードのON/OFFを切り換える手段を用意し、この切換手段で手振れ防止モードをON設定すると、レリーズボタン22の半押しで撮影準備を行い、全押し解除で撮影を行うように制御する。一方、手振れ防止モードをOFF設定したときは、レリーズボタン22の半押しで撮影準備を行い、全押しで撮影を行うように制御する。
これにより、ユーザの撮影スタイルや撮影状況等に応じて撮影方法を選択することができ、使い勝手が向上する。
なお、手振れ防止モードのON/OFFの切り換えは、たとえば、専用の切り換えボタンを設けてもよいし、また、メニュー画面等で切り換えるようにしてもよい。
また、AE処理の結果求めた撮影時のシャッタスピードが、規定のシャッタスピード(たとえば、1/60sや1/焦点距離(35mm換算)など)よりも遅くなった場合には、自動的に手振れ防止モードがON設定されるように構成してもよい。この場合、ユーザが任意に自動切換の機能をON/OFFできるようにすることが好ましい。
また、本実施の形態では、押下式のレリーズボタンを用いているが、接触式のレリーズボタン(いわゆる、タッチセンサ方式のレリーズボタン)を用いることもできる。この場合、レリーズボタンへの指の接触で撮影準備を行い(AE/AF機能を備えている場合のみ実施)、接触解除で撮影を行うように構成する。
また、本実施の形態では、レリーズボタンの押下(半押し)で撮影準備を行い、押下解除(全押し解除)で撮影を行うようにしているが、押下(半押し)で撮影を行うとともに、押下解除(全押し解除)でも撮影を行うようにしてもよい。この場合、撮影後に画像を液晶モニタ30にプレビュー表示し、記録の有無を問い合わせた上で画像をメモリカード150に記録するようにしてもよい。
また、上記一連の実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、フィルムカメラにも適用することができる。また、カメラ機能を備えた携帯電話機やビデオカメラにも適用することができる。ビデオカメラに適用した場合には、たとえば、押下解除(全押し解除)で撮影が開始するように構成する。
本発明が適用されたデジタルカメラの正面斜視図 本発明が適用されたデジタルカメラの背面斜視図 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図 デジタルカメラの撮影時の処理手順を示すフローチャート 二段式のレリーズボタンを用いたときの撮影処理の手順を示すフローチャート
符号の説明
10…デジタルカメラ、12…カメラ本体、14…撮影レンズ、14F…フォーカスレンズ、14Z…ズームレンズ、16…ファインダ窓、17…セルフタイマランプ、18…ストロボ、20…マイク、22…レリーズボタン、24…電源/モードスイッチ、26…モードダイヤル、28…ファインダ接眼部、29…ファインダランプ、30…液晶モニタ、32…ズームボタン、34…十字ボタン、36…MENU/OKボタン、38…DISPボタン、40…BACKボタン、42…スピーカ、44…USB端子、46…電源端子、48…AV出力端子、50…絞り、110…CPU、112…操作部、114…バス、116…ROM、118…EEPROM、120…メモリ(SDRAM)、122…VRAM、126…撮影光学系、128…フォーカスモータドライバ、130…ズームモータドライバ、132…アイリスモータドライバ、134…撮像素子、136…タイミングジェネレータ(TG)、138…アナログ信号処理回路、140…A/D変換器、142…画像入力コントローラ、144…画像信号処理回路、146…圧縮・伸張処理回路、148…メディアコントローラ、150…記憶メディア(メモリカード)、152…エンコーダ、154…AE/AWB検出回路、156…AF検出回路、158…ストロボ制御回路、160…音声入力処理回路、162…音声出力処理回路

Claims (7)

  1. 撮影装置本体と、
    前記撮影装置本体に設けられた押下式のレリーズボタンと、
    前記レリーズボタンの押下解除を検出する押下解除検出手段と、
    前記押下解除検出手段で前記レリーズボタンの押下解除が検出されると、撮影が行われるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記レリーズボタンの押下を検出する押下検出手段を備え、前記制御手段は、前記押下検出手段で前記レリーズボタンの押下が検出されると、撮影準備が行われるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 撮影装置本体と、
    前記撮影装置本体に設けられ、全押しと半押しからなる二段式のレリーズボタンと、
    前記レリーズボタンの半押しを検出する半押し検出手段と、
    前記レリーズボタンの全押しの解除を検出する全押し解除検出手段と、
    前記半押し検出手段で前記レリーズボタンの半押しが検出されると、撮影準備が行われ、前記全押し解除検出手段で前記レリーズボタンの全押し解除が検出されると、撮影が行われるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  4. 手振れ防止モードのON/OFFを切り換えるモード切換手段と、
    前記レリーズボタンの全押しを検出する全押し検出手段と、
    を備え、前記制御手段は、前記モード切換手段で手振れ防止モードがONに設定されると、前記半押し検出手段による前記レリーズボタンの半押しの検出で撮影準備が行われ、前記全押し解除検出手段による前記レリーズボタンの全押し解除の検出で撮影が行われるように制御し、前記モード切換手段で手振れ防止モードがOFFに設定されると、前記半押し検出手段による前記レリーズボタンの半押しの検出で撮影準備が行われ、前記全押し検出手段による前記レリーズボタンの全押しの検出で撮影が行われるように制御することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記モード切換手段は、撮影時のシャッタスピードが、あらかじめ設定されたシャッタスピードよりも遅いシャッタスピードに設定されると、自動で前記手振れ防止モードをONに設定することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 撮影装置本体と、
    前記撮影装置本体に設けられた接触式のレリーズボタンと、
    前記レリーズボタンへの指の接触と接触解除を検出する検出手段と、
    前記検出手段で接触解除が検出されると、撮影が行われるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  7. 前記制御手段は、前記検出手段で接触が検出されると、撮影準備が行われるように制御することを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012235413A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Nikon Corp 電子機器
CN106998421A (zh) * 2016-01-25 2017-08-01 中兴通讯股份有限公司 一种控制摄像头拍照的方法及装置

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