JP5251869B2 - 光学素子保持装置、鏡筒及び露光装置ならびにデバイスの製造方法 - Google Patents

光学素子保持装置、鏡筒及び露光装置ならびにデバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、レンズ、ミラー等の光学素子を保持するための光学素子保持装置に関するものである。また、本発明は、少なくとも1つの光学素子を有する鏡筒に関するものである。さらに、本発明は、例えば半導体素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド等のデバイスの製造工程で使用される露光装置及びデバイスの製造方法に関するものである。
本願は、2007年4月23日に出願された特願2007−113049号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
この種の露光装置における光学系は、レンズ、ミラー等の複数の光学素子を有する。この種の露光装置では、光学系の組立時、保存時、搬送時さらに露光装置の動作時において、温度変化や、外部から衝撃等によって生じる各光学素子の歪みをできるだけ小さくする必要がある。
そこで、露光装置の光学系のうち、特に、投影光学系の各光学素子(例えば、レンズ)は、一般的に保持装置を介して鏡筒内に収容されている。この保持装置は、レンズセルを有し、そのレンズセルは、投影光学系の組立中に生じる振動問題(例えば鏡筒に加えられた衝撃のレンズへの伝達)や、温度変化により生じるレンズとレンズセルとの線膨張係数の違いを解消するように設計されている。
近年、著しい高集積度化要求に伴って、半導体素子の回路パターンがますます微細化してきている。このため、半導体素子製造用露光装置では、さらなる露光精度の向上及び高解像度化の要求が高まっており、光学素子の光学面を良好な状態に保つ技術の重要性が増してきている。
このような保持装置としては、レンズセル内に形成されたカンチレバー屈曲部を備えた保持装置であって、例えばレンズを接着するための3つの受座位置がそのカンチレバー屈曲部の上に配置された保持装置が提案されている(特許文献1参照)。この従来構成では、温度変化により生じるレンズセル及びレンズの伸縮及び収縮を、カンチレバー屈曲部によって吸収し、レンズが機械的応力により歪曲しないようになっている。
米国特許4,733,945号
ところが、前記従来構成の保持装置では、カンチレバー屈曲部がバネやピボットとして作用するため、カンチレバー屈曲部の振動モード周波数が低く、例えばモータやステージ等の可動部材の振動によって励起されるレンズの振動が光学系の光学性能に影響するという問題があった。また、カンチレバー屈曲部は、振動減衰率も低いため、レンズに振動が発生すると、そのレンズの振動が減衰しない恐れがある。このため、光学系の光学性能が不安定になり、ひいては露光装置の露光精度が低下するおそれがあるという問題があった。
本発明は、光学素子に振動が生じた際に、光学素子の振動を効果的に減衰することのできる光学素子保持装置及び鏡筒を提供する。また、本発明は、高集積度のデバイスを効率よく製造することのできる露光装置及びデバイスの製造方法を提供する。
本発明の実施形態は、図1〜図9に示すように以下の構成を採用している。
本発明の一実施形態の光学素子保持装置は、光学素子(28)を保持する光学素子保持装置(29)において、前記光学素子の表面のうち、少なくとも一部の表面に対して、非接触の状態で設けられ、前記光学素子に生じた振動を減衰させる振動減衰部材(41)を有する。
この実施形態によれば、光学素子に振動が生じたとしても、光学素子の振動は、光学素子に対して非接触の状態で設けた振動減衰部材によって、減衰される。しかも、振動減衰部材は、光学素子の表面に対して非接触の状態で設けられているため、振動減衰部材の配置によって光学素子の表面状態が変化することがない。従って、光学素子の光学性能を良好に保つことができる。
本発明の一実施形態の光学素子保持装置は、光学素子を保持する光学素子保持装置において、前記光学素子の表面のうち、少なくとも一部の表面との間に、スクイーズフィルム作用を発生させる制振機構(41,C)を有する。
この実施形態によれば、光学素子と制振機構との間に発生するスクイーズフィルム作用により極めて簡単な構成で光学素子に生じる振動を減衰させることができ、光学素子の光学性能を良好に保つことができる。
なお、本発明をわかりやすく説明するために図面の符号を付記して説明したが、本発明が実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定されることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態の露光装置を示す概略構成図。 本発明の第1実施形態の光学素子保持装置を示す断面図。 図2の光学素子保持装置の一部切欠分解斜視図。 図3の光学素子保持装置の保持部の拡大図。 図3の光学素子保持装置の座面ブロック及び支持ブロックの拡大図。 図2の光学素子保持装置を示す平面図。 本発明の第2実施形態の光学素子保持装置を示す断面図。 デバイスの製造例のフローチャート。 半導体デバイスの場合の基板処理に関する詳細なフローチャート。
以下、本発明を具体化した実施形態を図に従って説明する。
(第1実施形態)
以下に、本発明の露光装置と光学素子保持装置と鏡筒は、図1〜図6に示すように、例えば半導体素子製造用の露光装置、レンズ等の光学素子を保持する光学素子保持装置、投影光学系を収容する鏡筒として具体化できる。
図1は、露光装置21の概略構成を示す図である。図1に示すように、露光装置21は、光源22と、照明光学系23と、レチクルR(フォトマスクでもよい)を保持するレチクルステージ24と、投影光学系25と、ウエハWを保持するウエハステージ26とから構成されている。
光源22は、例えばArFエキシマレーザ光源からなっている。照明光学系23は、図示しないリレーレンズと、フライアイレンズあるいはロッドレンズ等のオプティカルインテグレータと、コンデンサレンズとを含む各種レンズ系及び開口絞り等を含んで構成されている。そして、光源22から出射される露光光ELが、この照明光学系23を通過することにより、レチクルR上のパターンを均一に照明するように調整される。
レチクルステージ24は、照明光学系23の下方、すなわち、後述する投影光学系25の物体面側において、レチクルRの載置面が投影光学系25の光軸方向とほぼ直交するように配置されている。投影光学系25は、鏡筒27内に複数の光学素子(例えばレンズ28)を、光学素子保持装置29を介して収容している。ウエハステージ26は、投影光学系25の像面側において、ウエハWの載置面が投影光学系25の光軸方向と交差するように配置されている。そして、露光光ELにて照明されたレチクルR上のパターンの像が、投影光学系25を通して所定の縮小倍率に縮小された状態で、ウエハステージ26上のウエハWに投影転写されるようになっている。
さらに、本実施形態における露光装置は、鏡筒27の最もウエハW側に配置される対物レンズ(例えば、平行平板)28b(図1参照)とウエハWとの間に、液体AQを供給し、この液体を介してウエハWを露光する液浸型の露光装置である。また、鏡筒27には、不図示のガス供給機構が設けられ、鏡筒27内には、このガス供給機構から連続的に供給される不活性ガス(例えば、窒素ガス)によって、ガス雰囲気が形成されている。
次に、光学素子保持装置29の詳細構成について説明する。
図2は、光学素子保持装置29を示す断面図である。なお、図2は、後述する保持部材を含まない部分の断面を示している。図2の例では、レンズ28は、合成石英や蛍石等の硝材からなり、円形状(図3参照)である。レンズ28の周縁部にはフランジ部28aが形成されている。光学素子保持装置29は、金属材料の加工によって円環状に形成された枠体45を有している。そして、鏡筒27は、この枠体45が複数積み重なって構成される。枠体45の内周部には、レンズ28のフランジ部28aを保持する保持部44(図3参照)が固定されている。
図3は、保持部44を説明するための斜視図であり、図4は、保持部44を拡大した図である。光学素子保持装置29は、枠体45と、その枠体45上に等角度間隔をおいて配設され、かつレンズ28のフランジ部28aを保持する3つの保持部44とから構成されている。
図4に示すように、保持部44は、基台部材46と、クランプ部材47とを備える。枠体45の上面にはクランプ部材47が取り付けられる取付溝48が等角度間隔おきに形成されている。さらに、取付溝48の内周面には、基台部材46の後述する座面ブロック50aを収容するための収容凹部60が形成されている。
基台部材46は、枠体45に形成された取付溝48とは反対側の表面、すなわち枠体45の他方の面に固定されている。基台部材46には、レンズ28のフランジ部28aの一方のフランジ面に係合する2つの座面49を有する座面ブロック50aと、その座面ブロック50aの姿勢を調整可能に支持する座面ブロック支持機構51が形成される支持ブロック50bとを備えている。
座面ブロック50aは、その長手方向がレンズ28の接線方向に沿って配置される。座面49は座面ブロック50aの長手方向の両端部に形成されている。また、座面49は、座面ブロック50aの表面から突出するように形成されている。
図5は、座面ブロック50a及び支持ブロック50bを示す斜視図である。図5に示すように、座面ブロック50aと支持ブロック50bとの間、及び支持ブロック50bには、レンズ28の径方向(図4のX軸方向)に貫通する複数のスリット53が形成されている。また、X方向の+方向からの彫り込み加工と、X方向の−方向からの彫り込み加工とによって座面ブロック50aと支持ブロック50bとの間、及び支持ブロック50bには、複数の首部55a〜55dが形成される。
支持ブロック50bは、複数のスリット53により、大きく3つの部分に分割されている。すなわち、支持ブロック50bは、枠体45に固着される基台部56と、第1ブロック57a、第2ブロック58aとに分割される。
そして、第1ブロック57aは、第1首部55a及び第3首部55cによって、第2ブロック58aと基台部56とに固定される。第1ブロック57aは、第1首部55a及び第3首部55cにより、Y方向(レンズ28の接線方向)周りに回転可能で、かつY方向への変位は拘束されるように保持される。なお、第1ブロック57a、第1首部55a及び第3首部55cにより、第1リンク部57を構成している。
また、第2ブロック58aは、第2首部55b及び第4首部55dによって、座面ブロック50aと基台部56とに固定される。第2ブロック58aは、第2首部55b及び第4首部55dにより、Z方向(レンズ28の光軸と平行な方向)周りに回転可能で、かつZ方向への変位は拘束されるように保持される。なお、第2ブロック58a、第2首部55b及び第4首部55dにより、第2リンク部58を構成している。 そして、座面ブロック50aは、第4首部55dによって、支持ブロック50b、具体的には、第2ブロック58aに連結されている。すなわち、座面ブロック50aは、基台部56に対して、第1リンク部57と第2リンク部58により支持される。
このように構成された基台部材46において、座面ブロック50aは、第1リンク部57及び第2リンク部58により、基台部56に対して、X方向、Y方向、Z方向周りに回転可能に、かつY方向、Z方向への変位が抑制されるように支持されている。
図4に示すように、クランプ部材47は、クランプ本体62とパッド部材61とを有する。クランプ本体62は、押さえ面ブロック63と、その押さえ面ブロック63と一体に形成され、押さえ面ブロック63を支持するための支持部64とが装備されている。押さえ面ブロック63の下面の両端には、座面ブロック50aの座面49に対向するように2つの押さえ面65が形成されている。
支持部64は、腕部66と取付部67とを有する。取付部67と押さえ面ブロック63とは所定の間隔をおいて離間されている。また、腕部66は、押さえ面ブロック63と取付部67との両端を接続し、弾性変形可能に形成されている。そして、座面ブロック50aの固定部59に、取付部67をパッド部材61を介して、ボルト68により締結することにより、クランプ部材47が座面ブロック50aに対して固定される。
パッド部材61は、固定部59と取付部67の間に挟持される挟持部71と、押さえ面65とレンズ28のフランジ部28aとの間に介装される作用部72と、挟持部71と作用部72とを連結するとともに弾性変形可能な薄板状の薄板部73とからなっている。
そして、このように構成されたクランプ部材47は、ボルト68を締め込むことにより、腕部66が弾性変形し、押さえ面ブロック63の押さえ面65に座面ブロック50a側への押圧力を付与する。この押圧力は、パッド部材61の作用面74を介して、レンズ28のフランジ部28aに作用する。これにより、レンズ28のフランジ部28aは、座面ブロック50aの座面49と、押さえ面ブロック63の押さえ面65により保持される。
このように構成された保持部44が、レンズ28の外周部の3箇所に設けられている。すなわち、レンズ28は、第1リンク部57と第2リンク部58とによって構成される3つのリンク機構によって、キネマティックに保持されている。なお、第1リンク部57と第2リンク部58とは、前述した掘り込み加工により、フレクシャ構造で構成されている。
そして、本実施形態では、光学素子保持装置29に光学素子の振動を減衰させる構成を採用した。
図6は光学素子保持装置29の平面図である。図6に示すように、光学素子保持装置29には、振動減衰部材が設けられている。本実施形態の振動減衰部材は、例えばレンズ28の外周側部分を覆う円環状の振動減衰板41である。この振動減衰板41は、レンズ28における露光光ELの入射領域の外側に、非接触の状態、すなわち、レンズの表面に対して、所定の間隔(制御された距離)をおいて離間した状態で配置されている。露光光ELは、振動減衰板41の開口部41aを通過してレンズ28に入射する。
図2に示すように、振動減衰板41は、露光光ELの入射側における枠体45の表面45aに、制振合金を有する接続部材42を介して固定されている。制振合金は、例えば、M2052(Mn−20%Cu−5%Ni−2%Fe)、サイレンタロイ(12%Cr−3%Al−Fe)、ソノストン合金(Mn−37%Cu−4%Al−3%Fe−2%Ni)、インクラミュート合金(Cu−45%Mn−2%Al)等である。なお、図2においては、理解を容易にするために、レンズ28の表面と振動減衰板41との間の隙間Cを大きく強調して描いてあるが、隙間Cは実際には数μm程度、例えば、2μm〜20μm、あるいは2μm〜10μm、あるいは2μm〜3μmの極めて小さな隙間である。なお、この隙間Cは、レンズ28の表面に対向する振動減衰板41の面積や、対象とする振動周波数を考慮して決めることができる。
このように振動減衰板41をレンズ28の表面に沿ってかつその表面から制御された距離だけ離間した状態で配置することによって、振動減衰板41とレンズ28との間に隙間Cが形成される。その隙間C内には、投影光学系25内に供給された窒素ガスが存在する。
振動減衰板41は、図2に一部拡大断面図として示すように、2枚の薄板状の金属板43と、それらの金属板43の間に介在される粘弾性体43aとが積層された制振板(積層体)で構成されている。なお、金属板43と粘弾性体43aは、それぞれ制振材料として作用する。
粘弾性体43aは、例えば、天然または合成ゴム、樹脂(例えば、粘弾性をもつ高分子ポリエチレン樹脂等)、または、ゲル状樹脂(例えば、シリコングリース等)である。ここで、金属板43は、例えば、鋼(スチール)、あるいはステンレンス鋼板等で形成しているが、露光装置21で使用する場合には、鏡筒27内の雰囲気を汚染する不純物の発生が抑制されるように、洗浄することが望ましい。また、粘弾性体43aについても、鏡筒27内に表出する部分は、例えばフッ素系のシリコングリース等のアウトガス発生の少ないシール材43bで覆っておくことが望ましい。
次に、この振動減衰板41の作用について説明する。
外乱の影響を受け、レンズ28に振動が生じると、レンズ28の表面と振動減衰板41との間の隙間Cの大きさが変化し、その隙間C内に存在する窒素ガスに圧力の変化が発生する。ここで、隙間C内に存在する窒素ガスは、窒素ガス自身が持つ粘性によって、隙間C内に発生した圧力の変化に抵抗し、隙間Cの外への流出に抗した状態が生じる。このため、レンズ28と振動減衰板41との間の隙間C内に存在する窒素ガスがダンパとして働き、レンズ28に生じた振動を減衰させるスクイーズフィルム作用が発生することになる。すなわち、レンズ28の表面に対して、非接触状態で振動減衰板41を設けることによって、レンズ28と振動減衰板41との間に存在する窒素ガスが、スクイーズフィルムダンパとして機能することになる。
また、振動減衰板41が、当該振動減衰板自身の振動を減衰する制振材料で形成されているため、振動減衰板41自体が振動しにくい。仮に何らかの原因で振動減衰板41に振動が生じたとしても、その振動は直ちに減衰されるようになっている。さらに、振動減衰板41は、制振合金製の接続部材42により枠体45に固定されているため、枠体45の振動が振動減衰板41に伝達されない。もし、枠体45の振動が振動減衰板41に伝わったとしても、その振動は、レンズ28の光学性能に影響を与えない。。振動減衰部材と、その振動減衰部材によって形成される隙間Cと、その隙間Cを満たす流体は、制振機構を構成する。
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)この光学素子保持装置29では、レンズ28の表面の一部に対して、非接触の状態で振動減衰板41が設けられている。このため、レンズ28に振動が生じたとしても、その振動は、振動減衰板41とレンズ28との間の流体の圧力変動により減衰される。しかも、振動減衰板41は、レンズ28の表面に対して直接接触することなく所定間隔離して設けられているため、振動減衰板41の配置によってレンズ28の表面状態が変化することもない。従って、レンズ28の光学性能を良好に保つことができる。
(2)この光学素子保持装置29では、振動減衰板41がレンズ28の表面のうち、露光光ELが入射する入射領域の外側を覆うように設けられている。このため、露光光ELの一部が振動減衰板41により遮蔽されることなく、露光光ELが全てレンズ28内に入射させることができる。このため、レンズ28における十分な透過光量を確保して、レチクルR上のパターンの像をウエハW上に精度良く転写することができる。
(3)この振動減衰板41は、粘弾性体43aを含む制振板により構成されているため、振動減衰板41自身が振動しにくいとともに自身に発生した振動も直ちに減衰されるようになっている。従って、振動減衰板41の振動の影響がレンズ28に及ぶことがない。もし、振動減衰板41自身が振動したとしても、その振動は、レンズ28の光学性能に影響を与えるものではない。したがって、振動減衰板41はスクイーズフィルムダンパーを形成するための剛体としての役割を果たすことになる。このため、レンズ28に生じた振動をより確実に減衰させることができる。
(4)この光学素子保持装置29では、レンズ28と振動減衰板41との間に存在する窒素ガスにより、レンズ28の振動を減衰させるスクイーズフィルム作用が発生する。そして、レンズ28の振動に応答して発生する窒素ガスの圧力変動によりレンズ28の振動を減衰させることができる。この窒素ガスは鏡筒27の内部雰囲気を構成する流体(以下、雰囲気流体)であり、極めて簡単な構成でレンズ28の振動を減衰させることができるとともに、レンズ28の光学性能を良好に保つことができる。
(5)この光学素子保持装置29では、枠体45と振動減衰板41との間に、制振作用を有する接続部材42が設けられている。このため、振動減衰板41に生じた振動が、枠体45へ伝達されることが抑制される。
(6)この光学素子保持装置29では、レンズ28が第1リンク部57及び第2リンク部58を有する3つの保持部44により保持されている。このため、この光学素子保持装置29では、レンズ28をキネマティックに保持しているため、レンズ28の光学面の変形を抑制することができるが、振動モード周波数が低下して、レンズ28が振動の影響を受けやすくなることがある。これに対して、振動減衰板41を設けることによって、レンズ28と振動減衰板41との間の隙間にスクイーズフィルム作用が生じる。このスクイーズフィルム作用により、レンズ28の振動を減衰させることができる。
(7)この鏡筒27では、振動減衰板41を有する光学素子保持装置29を積層することで投影光学系25の鏡筒27が構成されている。このため、鏡筒27内の各レンズ28の振動を減衰させることができ、投影光学系25の光学性能を高く維持することができる。
(8)この露光装置21では、レンズ28が振動減衰板41を有する光学素子保持装置29に保持されている。このため、レンズ28の光学性能をより高く保つことができて、露光装置21の露光精度を向上させることができる。
(9)この露光装置21では、ウエハW上にパターンを形成する投影光学系25のレンズ28が振動減衰板41を有する光学素子保持装置29で保持されている。露光装置21においては、投影光学系25の光学性能が露光精度を大きく左右する要因の1つであり、投影光学系25の光学性能が向上されるため、パターンの転写精度をさらに向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の光学素子保持装置29について、前記第1実施形態と異なる部分を中心に図8に基づいて説明する。
図7に示すように、この第2実施形態の光学素子保持装置29では、レンズ28の表面と振動減衰板41との隙間Cに、雰囲気流体(図示した例では窒素ガス)より粘度の高い流体(例えば、純水、フッ素系のシリコーングリース等)Fが充填されている。
本実施形態によれば、前記(1)〜(9)の効果に加えて以下に示す効果を得ることができる。
(10)この光学素子保持装置29では、レンズ28の表面と振動減衰板41との隙間Cに、窒素ガスより高粘度の流体Fが充填されているため、隙間C内の流体Fの粘性によって、スクイーズフィルム作用がさらに効果的に発揮される。このため、レンズ28の振動減衰効果をさらに向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
各実施形態では、振動減衰板41を金属板と粘弾性体との積層体で構成したが、1枚の金属板で構成してもよい。この場合、1枚の金属板は、レンズ28との間の隙間C内に存在する流体が、レンズ28に生じた振動を減衰するために必要な厚さ(剛性)を備えていればよい。また、接続部材42を形成する制振合金を振動減衰版41に用いてもよい。
各実施形態では、振動減衰板41をレンズ28の入射面側に非接触の状態で設けたが、レンズ28の射出面側、あるいはレンズ28の側面、レンズ28の周縁部に形成されたフランジ部28aに非接触の状態で設けてもよい。
各実施形態における光学素子保持装置29は、レンズ28をキネマティック、あるいは6自由度で保持しているが、キネマティック、あるいは6自由度の保持に限られるものではない。例えば、レンズ28を3自由度や、5自由度で保持する保持装置であってもよい。
各実施形態の保持部44は、枠体45に対して等間隔離して設けられているが、不等間隔であってもよい。
各実施形態では、振動減衰板41の金属板43をスチールで形成したが、不純物の発生が抑制されるように洗浄処理を施したり、コーティング処理を施したアルミニウムなどの軽金属を使用してもよい。
各実施形態では、振動減衰板41を枠体45に固定したが、保持部44に固定してもよい。
各実施形態では、振動減衰板41をレンズ28の表面の外周部分における全周を覆うように設けたが、振動減衰板41に、例えば切り欠き部を設けるなどしてレンズ28の円周方向の一部のみを覆うようにしてもよい。このように構成した場合、振動減衰板41を設けることによる重量の増加を抑えることができる。
各実施形態では、振動減衰板41をレンズ28の片面側のみに設けたが、レンズ28の両面に対向するよう設けてもよい。このように構成した場合、レンズ28の振動減衰効果をさらに高めることができる。
各実施形態において、振動減衰板41が開口絞りを兼ねる構成としてもよい。
各実施形態では、振動減衰板41を円環状に形成したが、振動減衰板41の開口部41aの形状を、レンズ28における露光光ELの入射領域の形状に対応して、例えば略四角形状をなすようにしてもよい。
各実施形態では、振動減衰板41を接続部材42を介して枠体45に固定したが、直接、枠体45に固定してもよい。
各実施形態では、鏡筒27内の雰囲気流体を窒素ガスとしたが、雰囲気流体を、例えば空気や、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、ラドン、ネオン、キセノン等の不活性ガス等としてもよい。
各実施形態では、本発明の光学素子保持装置を、レンズ28を保持する光学素子保持装置29に具体化した。これに対して、本発明の光学素子保持装置は、例えばミラー、ハーフミラー、平行平板、プリズム、プリズムミラー、ロッドレンズ、フライアイレンズ、位相差板、絞り板等の他の光学素子を保持する光学素子保持装置に具体化してもよい。
光学素子保持装置は、実施形態の露光装置21の投影光学系25における横置きタイプのレンズ28の保持構成に限定されることない。例えば露光装置21の照明光学系23における光学素子の保持構成、縦置きタイプの光学素子の保持構成に具体化してもよい。さらに、他の光学機械、例えば顕微鏡、干渉計等の光学系における光学素子の保持構成に具体化してもよい。
本実施形態の液浸露光装置における液体AQとしては、水(純水)、フッ素系液体、デカリン(C1018)を用いることができる。
また、光学素子保持装置は、液浸露光装置に限らず、投影光学系とウエハとの間の所定の気体(空気、不活性ガスなど)で満たされた露光装置にも適用することが可能である。また、投影光学系を用いることなく、マスクと基板とを密接させてマスクのパターンを露光するコンタクト露光装置、マスクと基板とを近接させてマスクのパターンを露光するプロキシミティ露光装置の光学系にも適用することができる。また、投影光学系としては、全屈折タイプに限らず、反射屈折タイプ、全反射タイプであってもよい。
さらに、本発明の露光装置は、縮小露光型の露光装置に限定されるものではなく、例えば等倍露光型、拡大露光型の露光装置であってもよい。
また、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置などで使用されるレチクルまたはマスクを製造するために、マザーレチクルからガラス基板やシリコンウエハなどへ回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。ここで、DUV(深紫外)やVUV(真空紫外)光などを用いる露光装置では一般に透過型レチクルが用いられ、レチクル基板としては、石英ガラス、フッ素がドープされた石英ガラス、蛍石、フッ化マグネシウム、または水晶などが用いられる。また、プロキシミティ方式のX線露光装置や電子線露光装置などでは、透過型マスク(ステンシルマスク、メンバレンマスク)が用いられ、マスク基板としてはシリコンウエハなどが用いられる。
もちろん、半導体素子の製造に用いられる露光装置だけでなく、液晶表示素子(LCD)などを含むディスプレイの製造に用いられてデバイスパターンをガラスプレート上へ転写する露光装置、薄膜磁気ヘッド等の製造に用いられて、デバイスパターンをセラミックウエハ等へ転写する露光装置、及びCCD等の撮像素子の製造に用いられる露光装置などにも本発明を適用することができる。
さらに、本発明は、マスクと基板とが相対移動した状態でマスクのパターンを基板へ転写し、基板を順次ステップ移動させるスキャニング・ステッパ、マスクと基板とが静止した状態でマスクのパターンを基板へ転写し、基板を順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式のステッパとを問わず適用することができる。
また、露光装置の光源としては、例えばg線(436nm)、i線(365nm)、KrFエキシマレーザ(248nm)、Fレーザ(157nm)、Krレーザ(146nm)、Arレーザ(126nm)等を用いてもよい。また、DFB半導体レーザまたはファイバレーザから発振される赤外域、または可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(またはエルビウムとイッテルビウムの双方)がドープされたファイバアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調波を用いてもよい。
なお、各実施形態の露光装置21は、例えば次のように製造される。
すなわち、まず、照明光学系23、投影光学系25を構成する複数のレンズ28またはミラー等の光学素子の少なくとも一部を本実施形態の光学素子保持装置29で保持し、この照明光学系23及び投影光学系25を露光装置21の本体に組み込み、光学調整を行う。次いで、多数の機械部品からなるウエハステージ26(スキャンタイプの露光装置の場合は、レチクルステージ24も含む)を露光装置21の本体に取り付けて配線を接続する。そして、露光光ELの光路内にガスを供給するガス供給配管を接続した上で、さらに総合調整(電気調整、動作確認など)を行う。
ここで、光学素子保持装置29を構成する各部品は、超音波洗浄などにより、加工油や、金属物質などの不純物を落としたうえで、組み上げられる。なお、露光装置21の製造は、温度、湿度や気圧が制御され、かつクリーン度が調整されたクリーンルーム内で行うことが望ましい。
各実施形態における硝材として、蛍石、合成石英などを例に説明したが、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、フッ化ストロンチウム、リチウム−カルシウム−アルミニウム−フロオライド、及びリチウム−ストロンチウム−アルミニウム−フロオライド等の結晶や、ジルコニウム−バリウム−ランタン−アルミニウムからなるフッ化ガラスや、フッ素をドープした石英ガラス、フッ素に加えて水素もドープされた石英ガラス、OH基を含有させた石英ガラス、フッ素に加えてOH基を含有した石英ガラス等の改良石英を用いた場合にも、前記実施形態の光学素子保持装置を適用することができる。
次に、上述した露光装置21をリソグラフィ工程で使用したデバイスの製造方法の実施形態について説明する。
図8は、デバイス(ICやLSI等の半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャートを示す図である。図9に示すように、まず、ステップS101(設計ステップ)において、デバイス(マイクロデバイス)の機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を行い、そのデバイスの機能を実現するためのパターン設計を行う。引き続き、ステップS102(マスク製作ステップ)において、設計した回路パターンを形成したマスク(レクチルR等)を製作する。一方、ステップS103(基板製造ステップ)において、シリコン、ガラスプレート等の材料を用いて基板(シリコン材料を用いた場合にはウエハWとなる。)を製造する。
次に、ステップS104(基板処理ステップ)において、ステップS101〜S103で用意したマスクと基板を使用して、後述するように、リソグラフィ技術等によって基板上に実際の回路等を形成する。次いで、ステップS105(デバイス組立ステップ)において、ステップS104で処理された基板を用いてデバイス組立を行う。このステップS105には、ダイシング工程、ボンディング工程、及びパッケージング工程(チップ封入等)等の工程が必要に応じて含まれる。
最後に、ステップS106(検査ステップ)において、ステップS105で作製されたデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経た後にデバイスが完成し、これが出荷される。
図9は、半導体デバイスの場合における、図8のステップS104の詳細なフローの一例を示す図である。図9において、ステップS111(酸化ステップ)では、ウエハWの表面を酸化させる。ステップS112(CVDステップ)では、ウエハW表面に絶縁膜を形成する。ステップS113(電極形成ステップ)では、ウエハW上に電極を蒸着によって形成する。ステップS114(イオン打込みステップ)では、ウエハWにイオンを打ち込む。以上のステップS111〜S114のそれぞれは、ウエハ処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選択されて実行される。
ウエハプロセスの各段階において、上述の前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS115(レジスト形成ステップ)において、ウエハWに感光剤を塗布する。引き続き、ステップS116(露光ステップ)において、先に説明したリソグラフィシステム(露光装置21)によってマスク(レチクルR)の回路パターンをウエハW上に転写する。次に、ステップS117(現像ステップ)では露光されたウエハWを現像し、ステップS118(エッチングステップ)において、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去る。そして、ステップS119(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらの前処理工程と後処理工程とを繰り返し行うことによって、ウエハW上に多重に回路パターンが形成される。
以上説明した本実施形態のデバイス製造方法を用いれば、露光工程(ステップS116)において上記の露光装置21が用いられ、真空紫外域の露光光ELにより解像力の向上が可能となり、しかも露光量制御を高精度に行うことができる。従って、結果的に最小線幅が0.1μm程度の高集積度のデバイスを歩留まりよく生産することができる。

Claims (15)

  1. 枠体と、該枠体内に配設される光学素子を保持する保持部材とを備える光学素子保持装置において、
    前記光学素子の表面のうち、少なくとも一部の表面に対して、非接触の状態で前記枠体又は前記保持部材に設けられ、前記光学素子に生じ振動を減衰させる振動減衰部材を有し、前記光学素子の前記少なくとも一部の表面と前記振動減衰部材との間の流体の圧力変動によって、前記光学素子の振動を減衰させることを特徴とする光学素子保持装置。
  2. 前記振動減衰部材が、前記光学素子の表面のうち、光が入射する入射領域とは異なる領域の少なくとも一部を覆うように設けたことを特徴とする光学素子保持装置。
  3. 前記振動減衰部材は、前記光学素子の側面に対して、非接触の状態で設けられることを特徴とする請求項2に記載の光学素子保持装置。
  4. 前記振動減衰部材は、前記光学素子の前記少なくとも一部の表面に沿って延びるとともに、前記少なくとも一部の表面から、所定距離だけ離間していることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の光学素子保持装置。
  5. 前記振動減衰部材は、当該振動減衰部材自身の振動を減衰する制振材料で形成されることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の光学素子保持装置。
  6. 前記制振材料は、金属と粘弾性体とを含む積層体、又は、金属板を備えることを特徴とする請求項5に記載の光学素子保持装置。
  7. 前記流体は、前記光学素子が曝される雰囲気を構成する流体よりも高い粘性を有することを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の光学素子保持装置。
  8. 前記光学素子と前記振動減衰部材との間に、スクイーズフィルムダンパーを形成することを特徴とする請求項1〜のうちいずれか一項に記載の光学素子保持装置。
  9. 前記スクイーズフィルムダンパーは、前記光学素子が振動した時に、前記光学素子と前記振動減衰部材との間の隙間内に存在する流体の粘性が、前記隙間内に発生した圧力の変化に抵抗することによって発生することを特徴とする請求項に記載の光学素子保持装置。
  10. 前記振動減衰部材は、前記光学素子を保持する保持部材に取り付けられることを特徴とする請求項1〜のうちいずれか一項に記載の光学素子保持装置。
  11. 前記保持部材と前記振動減衰部材との間に、制振作用を有する接続部材を設けたことを特徴とする請求項10に記載の光学素子保持装置。
  12. 複数の光学素子を保持する鏡筒において、
    前記光学素子の少なくとも1つを請求項1〜11のうちいずれか一項に記載の光学素子保持装置を介して保持したことを特徴とする鏡筒。
  13. 複数の光学素子を介した露光光で基板を露光する露光装置において、
    前記複数の光学素子の少なくとも1つを請求項1〜11のうちいずれか一項に記載の光学素子保持装置を介して保持したことを特徴とする露光装置。
  14. 前記複数の光学素子は、前記基板上にパターンを形成する光学系を構成することを特徴とする請求項13に記載の露光装置。
  15. リソグラフィ工程を含むデバイスの製造方法において、
    前記リソグラフィ工程は、請求項13または14に記載の露光装置を用いることを特徴とするデバイスの製造方法。
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