JP5247536B2 - 遮光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遮光装置に関する。
従来、遮光装置としては、例えば、次のものが知られている。すなわち、特許文献1に記載の電動サンシェードは、長手状の主枠と、この主枠に回動可能に支持された一対の回動アームと、この一対の回動アームの回動に伴って展開されるシート状のスクリーンとを備えている。この電動サンシェードは、車室内に設けられたリアパッケージトレイの下方に配置されており、一対の回動アームとスクリーンとは、このリアパッケージトレイに形成された長手状の開口から出入されるようになっている。
特開平11−62442号公報 特開2008−230308号公報
しかしながら、この種の電動サンシェードにおいて、一対の回動アームが格納されてスクリーンが巻取状態とされた場合に、リアパッケージトレイに形成された開口に開放された部分が残されていると、この部分を介してリアパッケージトレイの内側に異物が侵入する虞があると共に、リアパッケージトレイの見栄えが悪くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、少なくともベース部材、駆動モータ、及び、巻取機構をスクリーンの展開側から覆う板状部材の内側に異物が侵入することを防止することができると共に、板状部材の見栄えを向上させることができる遮光装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の遮光装置は、長手状に形成されたベース部材と、前記ベース部材に設けられた駆動モータと、前記ベース部材の長手方向がスクリーン幅方向とされ、前記ベース部材に設けられた巻取機構に巻き取られた巻取状態と、前記巻取機構から展開された展開状態とを取り得るシート状のスクリーンと、それぞれ基端側が前記ベース部材の長手方向両端側に回動可能に支持されると共に、先端側が前記スクリーンの展開側に回動可能に連結され、前記駆動モータの駆動力を受けて、前記スクリーンを前記巻取状態にさせる格納姿勢と、前記スクリーンを前記展開状態にさせる展開姿勢とに変化される一対の回動アームと、少なくとも前記ベース部材、前記駆動モータ、及び、前記巻取機構を前記スクリーンの展開側から覆うと共に、前記スクリーン及び前記一対の回動アームが出入可能な孔又は切欠きが前記ベース部材の長手方向に沿って形成された板状部材と、前記スクリーンの展開側の端部にスクリーン幅方向に沿って長手状に設けられ、前記一対の回動アームが前記格納姿勢とされたときに前記孔又は前記切欠きの長手方向両端側を除く領域を閉塞する閉塞部材と、前記閉塞部材の長手方向両端側から外側へ前記閉塞部材の長手方向に沿って延出されて前記一対の回動アームが前記格納姿勢にあるときに前記孔又は前記切欠きの長手方向両端側の領域を閉塞する延出位置と、前記延出位置に対して前記閉塞部材の内側に退避された退避位置とをそれぞれ取り得る一対の補助閉塞部材と、前記一対の回動アームが前記格納姿勢に変化されることに連動して前記一対の補助閉塞部材を前記延出位置に位置させると共に、前記一対の回動アームが前記展開姿勢に変化されることに連動して前記一対の補助閉塞部材を前記退避位置に位置させる連動機構と、を備えている。
請求項1に記載の遮光装置では、板状部材に、スクリーン及び一対の回動アームが出入可能な孔又は切欠きがベース部材の長手方向に沿って形成されている。そして、一対の回動アームが格納姿勢とされてスクリーンが巻取状態とされると、このスクリーンの展開側の端部にスクリーン幅方向に沿って長手状に設けられた閉塞部材によって孔又は切欠きの長手方向両端側を除く領域が閉塞される。
また、閉塞部材の長手方向両端側には、一対の補助閉塞部材が設けられており、この一対の補助閉塞部材は、一対の回動アームが格納姿勢とされたときには、連動機構によって閉塞部材の長手方向両端側から外側へ閉塞部材の長手方向に沿って延出される。そして、孔又は切欠きの長手方向両端側の領域は、この一対の補助閉塞部材によって閉塞される。
このように、請求項1に記載の遮光装置によれば、一対の回動アームが格納姿勢とされてスクリーンが巻取状態とされたときには、板状部材に形成された孔又は切欠きが閉塞部材及び一対の補助閉塞部材によって閉塞される。従って、孔又は切欠きを介して板状部材の内側に異物が侵入することを防止することができると共に、板状部材の見栄えを向上させることができる。
しかも、請求項1に記載の遮光装置によれば、一対の回動アームが展開姿勢とされてスクリーンが展開状態とされたときには、一対の補助閉塞部材が連動機構によって閉塞部材の内側に退避させられる。従って、スクリーンが展開状態とされたときに、一対の補助閉塞部材が閉塞部材の長手方向両端側から外側へ突出することを防止して、閉塞部材の長手方向両端側を小型化することができると共に見栄えを向上させることができる。
請求項2に記載の遮光装置は、請求項1に記載の遮光装置において、前記閉塞部材の長手方向両端側に、前記一対の補助閉塞部材が前記退避位置に位置されたときに前記補助閉塞部材を収容する収容凹部がそれぞれ形成された構成とされている。
請求項2に記載の遮光装置によれば、一対の補助閉塞部材が退避位置に位置されたときには、補助閉塞部材が閉塞部材の長手方向両端側に形成された収容凹部にそれぞれ収容される。これにより、閉塞部材の長手方向両端側をより一層小型化することができると共に見栄えを向上させることができる。
請求項3に記載の遮光装置は、請求項1又は請求項2に記載の遮光装置において、前記連動機構が、前記補助閉塞部材に前記閉塞部材の長手方向に沿って形成されたラックと、前記回動アームの先端側に形成され、前記ラックと噛合されたピニオンと、を有する構成とされている。
請求項3に記載の遮光装置によれば、連動機構が補助閉塞部材に形成されたラック及び回動アームの先端側に形成されたピニオンを有する簡単な構成とされているので、この連動機構の構造を簡素化及び小型化することができる。
請求項4に記載の遮光装置は、請求項1又は請求項2に記載の遮光装置において、前記連動機構が、前記補助閉塞部材を前記閉塞部材に対して前記退避位置側へ付勢する付勢部材を有する構成とされている。
請求項4に記載の遮光装置によれば、補助閉塞部材が閉塞部材に対して退避位置側へ付勢されるので、補助閉塞部材のガタツキを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る遮光装置においてスクリーンが巻き取られた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置においてスクリーンが展開される途中の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置においてスクリーンが完全に展開された状態を示す図である。 図1の状態における遮光装置の要部拡大断面図である。 図3の状態における遮光装置の要部拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置の要部拡大側面断面図である。 図1の状態における外側キャップ及び内側キャップとリアパッケージトレイに形成された収容孔との相対位置関係を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置の第一変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置の第一変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置の第二変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置の第二変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置の第三変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮光装置の第三変形例を示す図である。
はじめに、図1〜図3を参照しながら、本発明の一実施形態に係る遮光装置10の概略を説明する。
本発明の一実施形態に係る遮光装置10は、例えば、乗用自動車等の車両に備えられたリアガラスを遮光するためのものであり、ベース部材12と、駆動モータ14と、駆動力伝達機構16と、一対の回動アーム18と、巻取機構20と、スクリーン22と、閉塞部材としてのスクリーン支持部材24及び一対のキャップ26と、板状部材としてのリアパッケージトレイ28と、一対の補助閉塞部材としてのカバー部材30とを主要な構成として備えている。
ベース部材12は、長手状に形成されたパイプにより構成されており、駆動モータ14は、ベース部材12の長手方向中央部に固定されている。
駆動力伝達機構16は、リンクレバー32と、一対のリンクロッド34と、一対のレバー36とを有して構成されている。リンクレバー32は、長手状に構成されており、その長手方向中央部は、駆動モータ14の出力軸38に一体回動可能に固定されている。
また、リンクレバー32の回動端側は、リンクロッド34の一端側と回動可能に連結されており、このリンクロッド34の他端側は、レバー36と回動可能に連結されている。さらに、レバー36は、後述するロアアーム42の基端側に一体に設けられている。
一対の回動アーム18は、アッパアーム40と、ロアアーム42とを有して構成されている。アッパアーム40の基端側は、ロアアーム42の先端側と中間ジョイント44を介して回動可能に連結されており、アッパアーム40の先端側は、後に詳述するスクリーン支持部材24の長手方向両端側に設けられたキャップ26に回動可能に連結されている。また、ロアアーム42の基端側は、第一ブラケット46を介してベース部材12の長手方向端側にそれぞれ回動可能に支持されている。
巻取機構20は、一対の第二ブラケット48を介してベース部材12の長手方向両端側に固定されており、スクリーン22を巻き取るための巻取部材や、この巻取部材を回転方向に付勢するバネ(いずれも不図示)等を有して構成されている。
スクリーン22は、遮光性を有する布材等により構成されており、シート状に形成されている。このスクリーン22は、ベース部材12の長手方向がスクリーン幅方向とされており、このスクリーン22の基端側は、上述の巻取部材に固定されている。
スクリーン支持部材24は、スクリーン22の展開側の端部にスクリーン幅方向に沿って長手状に設けられており、このスクリーン22を幅方向に広げた状態に支持している。
リアパッケージトレイ28は、ベース部材12、駆動モータ14、駆動力伝達機構16、及び、巻取機構20等をスクリーン22の展開側(車両上下方向上側)から覆う板状に構成されている。
そして、この遮光装置10では、図1,図2に示されるように、駆動モータ14が正転し、リンクレバー32がR1方向に回動されると、レバー36がR3方向に回動され、ロアアーム42がR5方向に回動される。また、ロアアーム42がR5方向に回動されると、アッパアーム40がR7方向に回動されて、スクリーン22が上側に引っ張られる。そして、図3に示されるように、アッパアーム40とロアアーム42とが直線状をなす展開姿勢とされると、スクリーン22が巻取機構20から完全に展開される。
また、このときには、巻取機構20によってスクリーン22が巻き取られる方向に引っ張られる。従って、スクリーン22の弛みが防止されてスクリーン22が展張された状態となる。さらに、レバー36の先端側とベース部材12との間には、アシストスプリング50が設けられており、ロアアーム42には、アシストスプリング50によってR5方向へアシスト力が付与される。
また、この遮光装置10では、回動アーム18を回動可能に支持する第一ブラケット46がベース部材12の長手方向端部に設けられており、一対の回動アーム18が展開姿勢とされたときには、この一対の回動アーム18がCピラー100に近接した状態でこのCピラー100と略平行に延在されるように構成されている。また、スクリーン22は、Cピラー100に沿った台形状に形成されている。
一方、図2,図3に示されるように、駆動モータ14が反転し、リンクレバー32がR2方向に回動されると、レバー36がR4方向に回動され、ロアアーム42がR6方向に回動される。また、ロアアーム42がR6方向に回動されると、アッパアーム40がR8方向に回動される。そして、図1に示されるように、アッパアーム40とロアアーム42とが重なり合った格納姿勢とされると、スクリーン22が巻取機構20に巻き取られる。
次に、図4A〜図6を参照しながら、本発明の一実施形態に係る遮光装置10をより詳細に説明する。
なお、以下では、遮光装置10の幅方向一方側(正面視左側)の構成について説明するが、遮光装置10の幅方向他方側(正面視右側)は、遮光装置10の幅方向一方側と同一の構成であり、その説明を省略する。また、図6において、スクリーン支持部材24、キャップ26、カバー部材30は、図1のベース部材12側(車両上下方向下側)から見た図で示されており、リアパッケージトレイ28は、図1のスクリーン22の展開側(車両上下方向上側)から見た図で示されている。
キャップ26は、スクリーン支持部材24の長手方向端側に配置されており、スクリーン支持部材24の長手方向中央側に開口する嵌合凹部52を有して構成されている。そして、このキャップ26は、嵌合凹部52にスクリーン支持部材24の長手方向端側が挿入されて嵌合されることにより、このスクリーン支持部材24の長手方向端側に取り付けられている。
このキャップ26には、連結部54が一体に形成されており、この連結部54には、アッパアーム40の先端側が回動可能に連結されている。また、このキャップ26には、嵌合凹部52と反対側に開口する収容凹部56が形成されており、この収容凹部56には、カバー部材30が収容されている。
カバー部材30の側面には、ガイド溝58が形成されており、収容凹部56の側壁部には、ガイド突起60が形成されている。そして、カバー部材30は、ガイド突起60がガイド溝58に挿入されることにより、キャップ26に対しスクリーン支持部材24の長手方向に移動可能に支持されている。
また、カバー部材30には、スクリーン支持部材24の長手方向に沿ってラック62が形成されており、アッパアーム40の先端側には、ラック62と噛合されたピニオン64が形成されている。ピニオン64は、キャップ26に形成されたスリット66を介して収容凹部56に出入可能とされている。このラック62とピニオン64とは、連動機構68を構成している。
連動機構68は、図4Aに示されるように、アッパアーム40がR8方向に回動される(一対の回動アーム18が格納姿勢に変化される)と、これに連動してカバー部材30をX2方向にスライドさせて、このカバー部材30をキャップ26の長手方向端側から外側へスクリーン支持部材24の長手方向に沿って延出させる構成とされている。
また、この連動機構68は、図4Bに示されるように、アッパアーム40がR7方向に回動される(一対の回動アーム18が展開姿勢に変化される)と、これに連動してカバー部材30をX1方向にスライドさせて、このカバー部材30を収容凹部56の内部に退避させる構成とされている。
図6に示されるように、リアパッケージトレイ28には、上述のベース部材12の長手方向に沿って孔70が形成されている。この孔70は、上述のスクリーン22、アッパアーム40、ロアアーム42が出入される本体孔70A(孔70の長手方向両端側を除く領域)と、この本体孔70Aから上述のベース部材12の長手方向端側に向けて延長されてロアアーム42が出入される延長孔70B(孔70の長手方向両端側の領域)とからなる構成とされている。
そして、スクリーン支持部材24及び一対のキャップ26は、一対の回動アーム18が格納姿勢とされたときには(図1参照)、上述の孔70のうちの本体孔70Aを閉塞する構成とされている。
一方、カバー部材30は、一対の回動アーム18が格納姿勢とされたときには(図1参照)、キャップ26の長手方向端側から外側へ延出されて、上述の孔70のうちの延長孔70Bを閉塞する構成とされている。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
本発明の一実施形態に係る遮光装置10によれば、図3に示されるように、一対の回動アーム18が展開姿勢とされたときには、この一対の回動アーム18がCピラー100に近接した状態でこのCピラー100と略平行に延在される。また、スクリーン22は、Cピラー100に沿った台形状に形成されている。従って、スクリーン22及び一対の回動アーム18とCピラー100との隙間を小さくすることができるので、スクリーン22の遮光面積を確保することができる。
また、この遮光装置10では、リアパッケージトレイ28に、スクリーン22及び一対の回動アーム18が出入可能な孔70がベース部材12の長手方向に沿って形成されている。そして、図1に示されるように、一対の回動アーム18が格納姿勢とされてスクリーン22が巻取状態とされると、図6に示されるように、スクリーン支持部材24及び一対のキャップ26によって孔70のうちの本体孔70Aが閉塞される。
また、スクリーン支持部材24の長手方向両端側には、一対のカバー部材30が設けられており、この一対のカバー部材30は、図1,図4Aに示されるように、一対の回動アーム18が格納姿勢とされたときには、連動機構68によってキャップ26の長手方向両端側から外側へスクリーン支持部材24の長手方向に沿って延出される。そして、図6に示される孔70のうちの延長孔70Bは、このカバー部材30によって閉塞される。
このように、この遮光装置10によれば、一対の回動アーム18が格納姿勢とされてスクリーン22が巻取状態とされたときには、リアパッケージトレイ28に形成された孔70がスクリーン支持部材24、一対のキャップ26、及び、一対のカバー部材30によって閉塞される。従って、孔70を介してリアパッケージトレイ28の内側に異物が侵入することを防止することができると共に、リアパッケージトレイ28の見栄えを向上させることができる。
しかも、この遮光装置10によれば、一対の回動アーム18が展開姿勢とされてスクリーン22が展開状態とされたときには、図3,図4Bに示されるように、一対のカバー部材30が連動機構68によってキャップ26の内側に退避させられる。従って、スクリーン22が展開状態とされたときに、一対のカバー部材30がキャップ26の長手方向両端側から外側へ突出することを防止して、スクリーン支持部材24の長手方向両端側を小型化することができると共に見栄えを向上させることができる。
また、この遮光装置10によれば、図4Bに示されるように、一対のカバー部材30が退避位置に位置されたときには、カバー部材30がキャップ26に形成された収容凹部56にそれぞれ収容される。これにより、スクリーン支持部材24の長手方向両端側をより一層小型化することができると共に見栄えを向上させることができる。
さらに、この遮光装置10によれば、連動機構68がカバー部材30に形成されたラック62及びアッパアーム40の先端側に形成されたピニオン64からなる簡単な構成とされているので、この連動機構68の構造を簡素化及び小型化することができる。特に、ラック62は、カバー部材30と共に収容凹部56に収容される構成とされているので、スクリーン支持部材24の長手方向両端側をより一層小型化することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、連動機構68は、ラック62及びピニオン64により構成されていたが、これと同等の機能を有するものであれば、その他の構成とされていても良い。
例えば、図7A,図7Bに示されるように、連動機構68は、アッパアーム40の先端側に一体に形成された第一リンク72と、この第一リンク72に回動可能に連結されると共にカバー部材30の後端部に回動可能に連結された第二リンク74とを有する構成とされていても良い。
また、図8A,図8Bに示されるように、連動機構68は、アッパアーム40の先端側に一体に形成された第一ギア82と、キャップ26に回転可能に支持されると共に第一ギア82と噛合された第二ギア84と、この第二ギア84と一体回転可能に接続されると共にカバー部材30の後端面と摺接されるカム86と、カバー部材30をキャップ26に対して退避位置側へ付勢する付勢部材としてのスプリング88とを有する構成とされていても良い。
また、図9A,図9Bに示されるように、連動機構68は、アッパアーム40の先端側に一体に形成されると共にカバー部材30の後端面と摺接されるカム96と、カバー部材30をキャップ26に対して退避位置側へ付勢する付勢部材としてのスプリング98とを有する構成とされていても良い。
なお、上述のように、連動機構68にスプリング88又はスプリング98が備えられていると、カバー部材30がキャップ26に対して退避位置側へ付勢されるので、車両走行に伴うカバー部材30のガタツキを抑制することができる。
また、上記実施形態において、リアパッケージトレイ28には、孔70が形成されていたが、この孔70の代わりに切欠きが形成されていても良い。
また、上記実施形態において、ベース部材12、駆動モータ14、及び、巻取機構20をスクリーン22の展開側から覆う部材は、リアパッケージトレイ28とされていたが、その他の板状部材とされていても良い。
また、上記実施形態において、孔70のうちの本体孔70Aを閉塞する部材は、スクリーン支持部材24及び一対のキャップ26とされていたが、このスクリーン支持部材24及び一対のキャップ26の他に専用に設けられた閉塞部材とされていても良い。
また、上記実施形態では、アッパアーム40及びロアアーム42からなる回動アーム18によってスクリーン22が展開及び巻取される構成とされていたが、ロアアーム42に相当する回動アームのみによってスクリーン22が展開及び巻取される構成とされていても良い。
以上、本発明の一実施形態及びその変形例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10・・・遮光装置、12・・・ベース部材、14・・・駆動モータ、18・・・回動アーム、20・・・巻取機構、22・・・スクリーン、24・・・スクリーン支持部材(閉塞部材の一部)、26・・・キャップ(閉塞部材の一部)、28・・・リアパッケージトレイ(板状部材)、30・・・カバー部材(補助閉塞部材)、56・・・収容凹部、62・・・ラック(連動機構の一部)、64・・・ピニオン(連動機構の一部)、68・・・連動機構、70・・・孔、70A・・・本体孔(孔の長手方向両端側を除く領域)、70B・・・延長孔(孔の長手方向両端側の領域)、72・・・第一リンク(連動機構の一部)、74・・・第二リンク(連動機構の一部)、82・・・第一ギア(連動機構の一部)、84・・・第二ギア(連動機構の一部)、86,96・・・カム(連動機構の一部)、88,98・・・スプリング(連動機構の一部、付勢部材)100・・・Cピラー

Claims (4)

  1. 長手状に形成されたベース部材と、
    前記ベース部材に設けられた駆動モータと、
    前記ベース部材の長手方向がスクリーン幅方向とされ、前記ベース部材に設けられた巻取機構に巻き取られた巻取状態と、前記巻取機構から展開された展開状態とを取り得るシート状のスクリーンと、
    それぞれ基端側が前記ベース部材の長手方向両端側に回動可能に支持されると共に、先端側が前記スクリーンの展開側に回動可能に連結され、前記駆動モータの駆動力を受けて、前記スクリーンを前記巻取状態にさせる格納姿勢と、前記スクリーンを前記展開状態にさせる展開姿勢とに変化される一対の回動アームと、
    少なくとも前記ベース部材、前記駆動モータ、及び、前記巻取機構を前記スクリーンの展開側から覆うと共に、前記スクリーン及び前記一対の回動アームが出入可能な孔又は切欠きが前記ベース部材の長手方向に沿って形成された板状部材と、
    前記スクリーンの展開側の端部にスクリーン幅方向に沿って長手状に設けられ、前記一対の回動アームが前記格納姿勢とされたときに前記孔又は前記切欠きの長手方向両端側を除く領域を閉塞する閉塞部材と、
    前記閉塞部材の長手方向両端側から外側へ前記閉塞部材の長手方向に沿って延出されて前記一対の回動アームが前記格納姿勢にあるときに前記孔又は前記切欠きの長手方向両端側の領域を閉塞する延出位置と、前記延出位置に対して前記閉塞部材の内側に退避された退避位置とをそれぞれ取り得る一対の補助閉塞部材と、
    前記一対の回動アームが前記格納姿勢に変化されることに連動して前記一対の補助閉塞部材を前記延出位置に位置させると共に、前記一対の回動アームが前記展開姿勢に変化されることに連動して前記一対の補助閉塞部材を前記退避位置に位置させる連動機構と、
    を備えた遮光装置。
  2. 前記閉塞部材の長手方向両端側には、前記一対の補助閉塞部材が前記退避位置に位置されたときに前記補助閉塞部材を収容する収容凹部がそれぞれ形成されている、
    請求項1に記載の遮光装置。
  3. 前記連動機構は、
    前記補助閉塞部材に前記閉塞部材の長手方向に沿って形成されたラックと、
    前記回動アームの先端側に形成され、前記ラックと噛合されたピニオンと、
    を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の遮光装置。
  4. 前記連動機構は、前記補助閉塞部材を前記閉塞部材に対して前記退避位置側へ付勢する付勢部材を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の遮光装置。
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