JP5247268B2 - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Description

投射型映像表示装置の光源ユニット又は、フィルターにかかる純正品、非純正品を使用した際のプロジェクタ制御手法に関する。
光源用のランプとこれを包囲するように配置された反射傘からなるプロジェクタ光源において、光源用のランプは種類の異なるランプに交換可能で、当初使用していた反射傘と組合すことでランプ交換可能なプロジェクタの構成は特許文献1及び特許文献2により知られている。
その際、交換したランプの種類に応じた情報を取得し、取得結果に基づいてランプの異なった仕様に合わせ駆動電圧制御、冷却制御を行うことができる。
また、この構成により、ランプに応じた照明部の情報を取得できるので、どのような定格を有するランプも駆動することが可能となる。
特開2000−131758号公報 特開2000−131759号公報
先行技術で開示されているように素性の明らかな部品スペックや冷却の安全性を満足しているメーカ純正品の部品であれば特許文献1及び特許文献2に記載の制御手法は、有効である。しかしながら、現在では製造メーカが関与できない、非純正品の部品も市場に出回っている。
当然、このような非純正の光源又は、非純正フィルターにおいては、メーカも十分な検証をすることが出来ない可能性もあり、ユーザが非純正光源又は、非純正フィルターを使用することにより、予期せぬ不利益を被る可能性がある。
このように、着脱自在な光源又は、フィルターを具備する投射型映像表示装置において、非純正光源又は、非純正フィルターを使用した場合、ユーザに不利益を与えないようにすることを課題とする。
本願発明の投射型映像表示装置は、着脱自在な光源ユニットと、前記光源ユニットからの光を変調する光変調部と、該光変調部からの光を拡大投射する投射レンズと、を備えた投射型映像表示装置であって、前記光源ユニットに具備され、前記光源ユニットが純正品であるという情報を予め記憶させている記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報と照合して前記光源ユニットが純正品であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記光源ユニットが純正品でないと判断された場合には、純正品光源ユニットの仕様と照らし合わせ、最低出力レベルと推定される光量となるように前記光源ユニットの出力を下げる光源制御手段と、前記判断手段により前記光源ユニットが純正品でないと判断された場合には、純正品で無い旨のOSD表示をするOSD表示手段とを備える。
また、本発明の投射型映像表示装置は、光源ユニットと、少なくとも該光源ユニットを冷却する空気の流路に配された着脱自在なフィルターと、前記光源ユニットからの光を変調する光変調部と、該光変調部からの光を拡大投射する投射レンズと、を備えた投射型映像表示装置であって、前記フィルターに具備され、前記フィルターが純正品であるという情報を予め記憶させている記憶手段と、該記憶手段に記憶された情報と照合して前記フィルターが純正品であるか否かを判断する判断手段と、該判断手段の結果によりOSD表示を行うOSD表示手段とを備える。
着脱自在な光源ユニット又は、フィルターを具備する投射型映像表示装置において、非純正光源又は、非純正フィルターを使用した場合、ユーザに不利益を与えないようにすることができる。
以下、本発明の各実施形態に係る投射型映像表示装置を図1乃至図10を参照して説明する。
尚、本発明の図に関しては模式的な図であり、詳細な形状、寸法、比率は異なることに留意すべきである。また図面相互間においても詳細な形状、寸法、比率は異なる部分が含まれている。
また、異なる図面番号に対して同一又は類似の部分に関しては同一符番を付して重複する説明は省略している。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る投射型映像表示装置を図1乃至図6を参照して説明する。
図1は第1実施形態の3板式液晶光学エンジン1を示した図である。光源2における発光部は、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等から成り、その照射光はパラボラリフレクタ3によって平行光となって出射され、インテグレータレンズ4へと導かれる。
インテグレータレンズ4は一対のレンズ群(フライアイレンズ)4a、4bから構成されており、個々のレンズ部分が光源2から出射された光を後述する液晶ライトバルブの全面に導くようになっており、光源2において存在する部分的な輝度ムラを平均化し、画面中央と周辺部とでの光量差を低減する。インテグレータレンズ4を経た光は、偏光変換装置5、及び集光レンズ6を経た後、第1ダイクロイックミラー7へと導かれることになる。
偏光変換装置5は、偏光ビームスプリッタアレイ(以下、PBSアレイと称する)によって構成されている。PBSアレイは、偏光分離膜と位相差板(1/2λ板)とを備える。PBSアレイの各偏光分離膜は、インテグレータレンズ4からの光のうち例えばP偏光を通過させ、S偏光を90度光路変更する。光路変更されたS偏光は隣接の偏光分離膜にて反射されてそのまま出射される。一方、偏光分離膜を透過したP偏光はその前側(光出射側)に設けてある前記位相差板によってS偏光に変換されて出射される。すなわち、この場合には、ほぼ全ての光はS偏光に変換されるようになっている。
第1ダイクロイックミラー7は、赤色波長帯域の光を透過し、シアン(緑+青)の波長帯域の光を反射する。第1ダイクロイックミラー7を透過した赤色波長帯域の光は、全反射ミラー8にて反射されて光路を変更される。全反射ミラー8にて反射された赤色光はレンズ9を経て赤色光用の透過型の液晶ライトバルブ31を透過することによって光変調される。一方、第1ダイクロイックミラー7にて反射したシアンの波長帯域の光は、第2ダイクロイックミラー10に導かれる。
第2ダイクロイックミラー10は、青色波長帯域の光を透過し、緑色波長帯域の光を反射する。第2ダイクロイックミラー10にて反射した緑色波長帯域の光は、レンズ11を経て緑色光用の透過型の液晶ライトバルブ32に導かれ、これを透過することで光変調される。また、第2ダイクロイックミラー10を透過した青色波長帯域の光は、全反射ミラー12、全反射ミラー13、レンズ14を経て青色光用の透過型の液晶ライトバルブ33に導かれ、これを透過することで光変調される。
各液晶ライトバルブ31、32、33は、入射側偏光板31a、32a、33aと、一対のガラス基板(画素電極や配向膜を形成してある)間に液晶を封入して成るパネル部31b、32b、33bと、出射側偏光板31c、32c、33cと、を備えて成る光変調部である。
液晶ライトバルブ31、32、33を経ることで変調された変調光(各色映像光)は、クロスダイクロイックプリズム15によって合成されてカラー映像光となる。このカラー映像光は、投射レンズ16によって拡大投射され、図示しないスクリーン上に表示される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る投射型映像表示装置であるプロジェクタ20の斜視図である。
また、図2(a)は、バックケース21を手前に引き出したプロジェクタ20の図を示したものであり、図2(b)は、バックケース21内にある光源ユニット22を取り外した際のプロジェクタ20を示したものである。
プロジェクタ20の筐体28には、光学エンジン1、メイン基盤(不図示)、冷却用ファン45(図4参照)、通風孔23や24、外部機器コネクタ部25及び、操作パネル26、などが備えられている。
メイン基盤(不図示)は、ユーザにより電源が入れられることにより作動し、光学エンジン1による光変調機能、ユーザが実施した操作内容の実行、外部機器コネクタ部25からの入出力信号の送受信や変換、等プロジェクタ20の様々な制御を行う。
冷却用ファン45は、外気を通風孔23や24等から取り込み、光源2等の発熱部位を冷却し、冷却後の空気をプロジェクタ20外へ排出する。
外部機器コネクタ部25は、外部映像機器とのインターフェイス部であり、様々な規格に対応できるように種々なコネクタが配されている。
筐体28の一部であるバックケース21は、ビス27を外し開口させることにより、光源ユニット22を容易に露出させることができる。
図3は、本発明の第1実施形態に係る光源ユニット22の斜視図である。光源ユニット22は、光源2、ランプハウス30、取り出し摘み31、保護ガラス32、光源コネクタ33、認証用IC34、認証用ICコネクタ35が備えられている。
光源2は、ランプハウス30の内部に配され、光源コネクタ33から電力を供給されることにより、高輝度の発光が行える。また、光源2は、使用を繰り返すことにより輝度が低下し、寿命となる。その為、光源2は、ある一定期間使用後に新しい光源と交換する必要がある。
ランプハウス30は、光源2の位置決めをするために形成されており、高温化する光源2の熱に耐えうる、且つ、熱伝導性の低い、熱耐性樹脂を用いるのが好ましい。
取り出し摘み31は、ランプハウス30の上面に備えられ、バックケース21を開口させた際に、容易に光源ユニット22を保持し、取り出すことができるよう形成されている。
保護ガラス32は、発熱した光源2に手が触れることを防止する。
光源コネクタ33は、メイン基盤と光源2を電気的に接続するもので、光源コネクタ33を接続することにより、光源2への電源供給を可能とする。
認証用IC34は、光源コネクタ33の近傍に配され、認証用IC34用の電源ラインと2本の通信ラインから成る認証用ICコネクタ35によりIIC Bus等でメイン基盤に組み込まれているホストCPU40(図4参照)に接続され、光源ユニット22の認証を行う。
尚、光源コネクタ33及び認証用ICコネクタ35は、図示しないガイド機構により光源ユニット22をプロジェクタ20へ挿入すると同時にメイン基盤に配されるコネクタへ接続されることとなる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る純正品光源か否かを検出する構成をブロック図で示した図である。
プロジェクタ20が、電源をONされ、起動されることによりメイン基盤に配されたホストCPU40は、同時に起動されることになる。
ホストCPU40は、光変調部41、光源ドライバ42、ファンドライバ43、OSD生成部44の通常運転時の予め決められた動作を実行するよう制御を行う。
ここでOSDとはon screen displayの略語であり、機器の情報等をユーザーへ通知するため、映像スクリーン上に文字又は記号などを表示させるための総称として用い、以下同様とする。
また、ホストCPU40は、起動されるとまず認証用IC34へ、乱数値の配列を伝送する。乱数値の配列を受信すると、認証用IC34は、暗号化の為、受信した乱数値の配列に暗号キー数列との排他的論理和を計算し、ホストCPU40へ返送する。ホストCPU40は、暗号化された返送信号を受信すると、再び暗号キー数列との排他的論理輪計算して返送信号を復元化する。
その結果、最初の乱数値の配列と復元化した数値の配列を比較して、両者が一致していればホストCPU40は、使用している光源ユニット22が純正品であると判断する事ができる為、光変調部41、光源ドライバ42及び、ファンドライバ43へ通常運転を行う指令を伝送する。
逆に、最初の乱数値の配列と復元化した数値の配列を比較して、両者が一致していなければホストCPU40は、使用している光源が非純正品であると判断する事ができる為、光源ドライバ42に光源2の光量を低下させるように指令を出し、ファンドライバ43に冷却ファン45が最大の出力レベルとなるように指令を出し、OSD生成部44にメーカ純正品でない旨のOSDを生成するよう指令を出す。好ましくは、純正品光源ユニットの仕様と照らし合わせ、最低出力レベルと推定される光量となるように光源ドライバ42へ指令を出す。
また、認証用IC34は、非純正品が容易に模倣出来ないように、例えば非汎用品のICであることが好ましい。
OSD生成部44は、プロジェクタ20に係るユーザへ通知をすることが好ましい場面で、予め定められたフレーズや記号を生成し、光変調部41へ生成内容を伝送し、映像と共に又は、単独でフレーズや記号を投射レンズ16を介してOSD表示させる。(図5参照)
図6は、本発明の第1実施形態に係る動作の流れをフローチャートで示したものである。
プロジェクタ20の電源をONすると(S1)、光源ユニット22が純正品か非純正品かを認証される(S3)。
光源ユニット22が純正品であれば(S3のYES)、不具合を生じる可能性が少ない為、プロジェクタ20を構成する各部品を通常運転させる(S5)。逆に、光源ユニット22が非純正品であれば(S3のNO)、光源ドライバ42は、光源が予期せぬ不具合を生じる可能性がある為、光源2の出力を低下させる。(S7)。
S7の後、上記同様、予期せぬ光源2の発熱に備え、ファンドライバ43は、冷却用ファン45の出力が最大となるように調整をする(S9)。
S9の後、さらにユーザに使用中の光源ユニット22が非純正品であることを通知させるため、OSD表示を行う(S11)。
尚、図6のフローチャートでは、S7、S9、S11の順で処理を行ったがこの処理に関しては順不同であっても良いものとし、又同時処理を実施しても良いものとする。
(第1実施形態の効果)
部品スペックや冷却の安全性を満足しているメーカの純正品である光源を使用すれば良いが、メーカの非純正品であると、メーカも十分な安全性の検証やそのランプに合わせて制御を行うことができない。その中で非純正品を使用することは予期せぬ不具合を誘発させることになりかねなく、詳述するならば、光源の異常発熱の問題、光源の異常発熱による光源以外の光学部品や機構部品に損傷を与える可能性もある。
従って、第1実施形態の構成にすることによって、光源の異常発熱の問題、光源の異常発熱による光源以外の光学部品や機構部品を損傷するという2次的な被害を与える可能性も低減させることができる。
また、非純正品を使えなくすることも可能ではあるがユーザが一時的にどうしても非純正品を使用しなければならない時でも使用することができ、ユーザへの不利益を最低限、回避することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態に係る投射型映像表示装置を図7乃至図10を参照して説明する
第1実施形態では、純正品か非純正品かを判定する部品は、光源ユニット22であったが、第2実施形態では、光源ユニット22に代わりにフィルター60を純正品か非純正品かを判定するものである。
使用しているフィルター60が純正品である場合には、部品スペックや冷却の安全性を満足させている為、通常運転を行っても問題が生じる可能性が低い。
逆に使用しているフィルター60が非純正品である場合に、一つは、発熱部位を冷却する為の十分な空気の流入性能を備えていない可能性もあり、フィルター60が非純正品であることを通知させるため、OSD表示を行う。他方は、集塵するだけの十分な性能を備えていない可能性もあり、フィルター60が非純正品であることを通知させるため、OSD表示を行う。
図7は、本発明の第2実施形態に係る投射型映像表示装置であるプロジェクタ20の斜視図である。
また、図7(a)は、フィルター60が収納されているサイドカバー61を開口させたプロジェクタ20の図を示したものであり、図7(b)は、フィルター60を取り外した際のプロジェクタ20を示したものである。
フィルター60は、通風孔62と発熱部品とを繋ぐ通風路上に着脱自在に配されており、流路を塞ぐようにフィルター膜63が備えている。フィルター膜63は、微細な埃などは通過させずに空気を通過させる作用を備えている。
従って、通風孔62から流入してくる外気に含まれる微細な埃などは取り除かれ、光学部品などに埃が付着するのを防止することができ、且つ発熱部品を冷却することができる。
またフィルター60は、埃などを取り除くという機能上、長時間の使用により、埃などが堆積するものであり、堆積した埃が外気の流入の障害となり、外気の流入量が低下する。その為、発熱部品を保護すると言う観点から定期的にフィルター60は、交換する必要がある。
図8は、本発明の第2実施形態に係る純正品フィルターか否かを検出する構成をブロック図で示した図である。
第1実施形態とは異なり、フィルター60とフィルター60に設けられた認証用IC34配されている。
ホストCPU40は、起動されるとまず認証用IC34へ、乱数値の配列を伝送する。乱数値の配列を受信すると、認証用IC34は、暗号化の為、受信した乱数値の配列に暗号キー数列との排他的論理和を計算し、ホストCPU40へ返送する。ホストCPU40は、暗号化された返送信号を受信すると、再び暗号キー数列との排他的論理輪計算して返送信号を復元化する。
その結果、最初の乱数値の配列と復元化した数値の配列を比較して、両者が一致していればホストCPU40は、使用しているフィルター60が純正品であると判断する事ができる為、光変調部41及び、光源ドライバ42へ通常運転を行う指令を伝送する。
逆に、最初の乱数値の配列と復元化した数値の配列を比較して、両者が一致していなければホストCPU40は、使用しているフィルター60が非純正品であると判断する事ができる為、OSD生成部44にメーカ純正品でない旨のOSDを生成するよう指令を出し、OSD表示をおこなう。(図9参照)
また、認証用IC34は、非純正品が容易に模倣出来ないように、例えば非汎用品のICであることが好ましい。
図10は、本発明の第1実施形態に係る動作の流れをフローチャートで示したものである。
プロジェクタ20の電源をONすると(S21)、フィルター60が純正品か非純正品かを認証される(S23)。
フィルター60が純正品であれば(S23のYES)、不具合を生じる可能性が少ない為、プロジェクタ20を構成する各部品を通常運転させる(S25)。逆に、フィルター60が非純正品であれば(S23のNO)、ユーザに使用中のフィルター60が非純正品であることを通知させるため、OSD表示を行う(S27)。
(第2実施形態の効果)
部品スペックや冷却の安全性を満足しているメーカの純正品であるフィルターを使用すれば良いが、メーカの非純正品であると、予期せぬ不具合を誘発させることになりかねなく、詳述するならば、光源の異常発熱の問題、光源の異常発熱による光源以外の光学部品や機構部品に損傷、又は光学部品への埃の付着の可能性がある。
従って、第2実施形態の構成にすることによって、光源の異常発熱の問題、光源の異常発熱による光源以外の光学部品や機構部品を損傷するという2次的な被害、又は光学部品への埃の付着という不具合の前にユーザに知らせ、未然に防止する機会を与えることができる。
また、非純正品を使えなくすることも可能ではあるがユーザが一時的にどうしても非純正品を使用しなければならない時でも使用することができ、ユーザへの不利益を最低限、回避することができる。
尚、本第1実施形態では、光源ユニット22が非純正品であるときに光源2の出力レベルを低下させたが、光源2を完全に消灯させても良いものとする。このときでも光源の異常発熱の問題、光源の異常発熱による光源以外の光学部品や機構部品を損傷するという2次的な被害を与える可能性を低減させることができる。
また、本第1又は第2実施形態では、光源ユニット22又はフィルター63が非純正品であるときに非純正品である旨のOSD表示を行ったが光源コネクタ33又はフィルターコネクタの接続が不十分である事も考えられその旨のOSD表示を行っても良いものとする。
また、本第1又は第2実施形態は、液晶表示パネルを用いた投射型映像表示装置を示したが、これに限定されるものではなく他の映像光生成系を備える投射型映像表示装置においても本発明を適用でき、DLP(Digital Light Processing)(テキサス・インスツルメンツ(TI)社の登録商標)方式、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)方式でも適用することができる。
第1実施形態に係る投射型映像表示装置の光学エンジン構成図 第1実施形態に係る投射型映像表示装置の着脱自在な光源の斜視図 第1実施形態に係る光源の斜視図 第1実施形態に係る純正品光源か否かを検出する構成をブロック図 第1実施形態に係るOSD表示例 第1実施形態に係る動作の流れを示すフローチャート 第2実施形態に係る投射型映像表示装置の着脱自在なフィルターの斜視図 第2実施形態に係る純正品光源か否かを検出する構成をブロック図 第2実施形態に係るOSD表示例 第2実施形態に係る動作の流れを示すフローチャート
符号の説明
プロジェクタ(投射型映像表示装置)・・・20、光源ユニット・・・22、認証用IC(記憶手段)・・・34、ホストCPU(判断手段)・・・40、光源ドライバ(光源制御手段)・・・42、冷却用ファン(冷却手段)・・・45、ファンドライバ(冷却制御手段)・・・43、光変調部・・・41、投射レンズ・・・16、OSD生成部(OSD表示手段)・・・44、フィルター・・・60

Claims (2)

  1. 着脱自在な光源ユニットと、前記光源ユニットからの光を変調する光変調部と、該光変調部からの光を拡大投射する投射レンズと、を備えた投射型映像表示装置であって、前記光源ユニットに具備され、前記光源ユニットが純正品であるという情報を予め記憶させている記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報と照合して前記光源ユニットが純正品であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記光源ユニットが純正品でないと判断された場合には、純正品光源ユニットの仕様と照らし合わせ、最低出力レベルと推定される光量となるように前記光源ユニットの出力を下げる光源制御手段と、前記判断手段により前記光源ユニットが純正品でないと判断された場合には、純正品で無い旨のOSD表示をするOSD表示手段と、を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 光源ユニットと、少なくとも該光源ユニットを冷却する空気の流路に配された着脱自在なフィルターと、前記光源ユニットからの光を変調する光変調部と、該光変調部からの光を拡大投射する投射レンズと、を備えた投射型映像表示装置であって、前記フィルターに具備され、前記フィルターが純正品であるという情報を予め記憶させている記憶手段と、該記憶手段に記憶された情報と照合して前記フィルターが純正品であるか否かを判断する判断手段と、該判断手段の結果によりOSD表示を行うOSD表示手段と、を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
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