JP5239232B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル複写機やイメージスキャナに使用される画像読取装置および画像形成装置に関する。
近年、発光ダイオード(Light Emitting Diode:以下、LED)の開発が活発に行われており、LED素子の明るさは急激に高まっている。LEDは、一般的に長寿命、高効率、高耐G性、単色発光などの利点を有しており、多くの照明分野への応用が期待されている。 その用途の一つとして、デジタル複写機やイメージスキャナのような画像読取装置の原稿照明装置にLEDは用いられている。
画像読取装置に用いられるLEDの使用方法としては、様々な方式が提案されている。例えば、特許文献1,2,4では、原稿の主走査方向と平行にLEDを多数並べ、LEDの出射光を、主走査方向においては光学的な作用を与えないことで拡散させ、副走査方向においては反射面の集光作用によって、原稿面上の読取対象領域における照度を高めている。さらに、特許文献3では、原稿の主走査方向と平行にLEDを多数並べ、LEDの出射光を、主走査方向については光学的な作用を与えないことで拡散させ、副走査方向についてはレンズの集光作用によって、原稿面上の読取対象領域における照度を高めている。
さて、原稿面上でどのような照度あるいは照度分布が求められているかを説明する。図9に示すように、デジタル複写機やイメージスキャナに使用される画像読取装置は、原稿に記載されている情報を、読取レンズを介してCCD等の撮像素子に入力する装置である。図10は図9の原稿面を上から眺めた上面図である。画像読取装置は、光学系を固定した状態では図10に示す細長い読取対象領域41の情報だけを撮像素子49に入力可能な状態である。そこで図9の装置全体を動かすか、あるいは照明光学系と折り返しミラーを連動して動かすことで、図10の矢印の方向に読取対象領域41を移動させる。読取対象領域41を移動させながら撮像素子49に順次情報を入力することで、原稿全体を読み取ることが可能である。なお、図9において、42は原稿面、43は照明ランプ、45〜47は折り返しミラー、48は読取レンズ、50は光軸である。
このとき、原稿面上での照度については、図10の読取対象領域41を高速で移動させて原稿1枚あたりの読取時間を短くしようとすると、単位時間あたりに撮像素子49に入力する光量を増やすことが求められるので、照度は高い方が望ましい。この観点から特許文献1〜4のように副走査方向に光を規制する方法は妥当である。
さて、照度分布については、一般には一様な照度分布が望まれる。図11は、原稿面42と撮像素子49の共役な関係を示す図であり、なおかつ実線と点線にて原稿面の照度分布の一例を示している。図の実線はある時点での原稿面上の照度分布であり、点線はある瞬間に外部からの振動の影響などによって変動した照度分布である。図の実線あるいは点線にて示すように、原稿面上の照度分布にムラがあると、原稿面上で照度が高い位置は、撮像面上の対応する位置においても照度が高く、逆もまた然りである。図10の矢印の方向に読取対象領域41を移動させて原稿全体を読み取る期間中、常に原稿と照明の関係が同じであればこのようなムラのある照度分布は画像処理によって補正可能である。
しかし、この期間中に原稿と照明の関係が、実線の状態から瞬間的に点線の状態に移ることがあると、読み取った画像に濃度ムラが発生し、画像の品質が低下する。したがって、一般には図12に示すように、読取対象領域全体41が一様な照度分布であることが望ましい。一様な照度分布であれば、例えば外部から振動を受けて原稿と照明の位置関係がずれても、撮像面上の照度分布に変化が無い。このように、特許文献1〜4いずれの場合においても、主走査方向の照度分布を一様にする方法は、LEDという点光源からの光に何ら光学的作用を与えないで、そのまま拡散させる方法であった。
特開2006−67551号公報 特開2006−42016号公報 特開2005−311662号公報 特開2005−241681号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜4いずれの場合においても、光源数が少ない場合には、光源から原稿面までに長い距離が必要となり、光源から原稿面までの照明光学系が大型化しがちであった。照明光学系を小型化するために光源数を増加すると、照度が向上し、さらに小型化できるメリットがあるものの、高コスト・高消費電力というデメリットがあった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するために、少ない光源数で、小型の照明光学系を有する画像読取り装置および画像形成装置を提供することを目的とした。
上記課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、光学部材によって、LEDから出射される光を副走査方向に拡散しないように規制したものである。主走査方向については特許文献1〜4と同様に光学部材内にて拡散させることによって主走査方向の照度ムラを消すのであるが、光学部材への光入射口と光出射口を共通とする。これを本発明では光通過口と呼ぶ。出射光は、光学部材内において少なくとも1度反射させることにより、光学部材内部での前記照明光の光路長が2倍になる。よって、光源から原稿面までの距離を変えずに光路長を増加することが可能となる。
すなわち、請求項1の発明の画像読取装置は、1または複数の発光ダイオードであって、原稿面に光を照射するための光源と、前記光源から出射された光を長さと幅を有する読取対象領域に導く照明光学系と、前記原稿面から反射された光を結像する結像光学系と、前記結像光学系の結像部に設けられて前記原稿の画像を読み取るセンサとを有する画像読取装置において、前記光源からの出射光のうち光強度が最も強い出射光の光出射方向は前記原稿面に略平行に前記読取対象領域から遠ざかる方向に出射し、前記照明光学系は光の拡散を規制する光学部材と複数の反射部材とを有し、前記光学部材の有する反射面は全て平面形状であり、前記光学部材は少なくとも当該画像読取装置の主走査方向の両端側に設けられた反射面と1個の光通過口とを有し、前記光源から出射された光源光は前記光通過口から前記光学部材に入射し前記光通過口から出射され、前記照明光学系の部材設置領域を、原稿面に垂直で前記長さ方向に平行でありかつ前記読取対象領域を通過する仮想平面によって2つの区画に分割したときに、前記複数の反射部材は各区画に少なくとも1つずつ設置され、該複数の反射部材による前記光通過口から出射した光の反射光により、前記読取対象領域を異なる方向から照明することを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項の画像読取装置において、前記発光ダイオードは蛍光体を用いた1チップ型白色発光ダイオードであることを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項の画像読取装置において、前記発光ダイオードは、それぞれの発光する色が異なる2種以上のチップを用い、混色により白色発光させる白色発光ダイオードであることを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項乃至のいずれかの画像読取装置において、前記発光ダイオードは回路基板上に実装され、前記回路基板の実装面には表面反射率の高いシートが貼り付けられていることを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項乃至のいずれかの画像読取装置において、前記発光ダイオードは回路基板上に実装され、前記回路基板の実装面はコーティングによって表面反射率を高めていることを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項1乃至のいずれかの画像読取装置において、前記光学部材は複数のミラーにより構成されることを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項1乃至のいずれかの画像読取装置において、前記光学部材は任意の材料による成形品の表面に鏡面加工を施したことを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項の画像読取装置において、前記任意の材料はプラスチックであることを特徴とする。
請求項の発明の画像読取装置は、請求項の画像読取装置において、前記鏡面加工は表面反射率を向上するコーティングであることを特徴とする。
請求項10の発明の画像読取装置は、請求項の画像読取装置において、前記コーティングはアルミコーティングであることを特徴とする。
請求項11の発明の画像読取装置は、請求項の画像読取装置において、前記鏡面加工は研磨加工であることを特徴とする。
請求項12の発明の画像読取装置は、請求項の画像読取装置において、前記鏡面加工は成形品の表面の一部または全部に表面反射率の高いシートを貼り付けることであることを特徴とする。
請求項13の発明の画像読取装置は、請求項1乃至12のいずれかの画像読取装置において、前記光学部材は一組の向かい合う反射板を含み、該一組の向かい合う反射板は、光源からの光が入射・出射する前記光通過口側の反射板間距離に対して、光の入射・出射が無い側の反射板間距離が小さくなるように配置されていることを特徴とする。
請求項14の発明の画像読取装置は、請求項1乃至のいずれかの画像読取装置において、前記光学部材は透明な光学材料による成形品であることを特徴とする。
請求項15の発明の画像読取装置は、請求項14の画像読取装置において、前記光学材料はガラスであることを特徴とする。
請求項16の発明の画像読取装置は、請求項14の画像読取装置において、前記光学材料はプラスチックであることを特徴とする。
請求項17の発明の画像読取装置は、請求項14乃至16のいずれかの画像読取装置において、前記光学部材は少なくとも2面の平面を有する導光体であり、前記2面は向かい合って配置され、当該向かい合って配置された2面は、光源からの光が入射・出射する前記光通過口側の反射板間距離に対して、光の入射・出射が無い側の反射板間距離が小さくなるように配置されていることを特徴とする。
求項18の発明の画像読取装置は、請求項14乃至17のいずれかの画像読取装置において、前記光通過口は曲面状であることを特徴とする。
請求項19の発明の画像形成装置は、請求項1乃至18のいずれか1項の画像読取装置を有することを特徴とする。
以上述べたように本発明によれば、画像読取装置および画像形成装置における照明光学系の光源数が少なくなるとともに小型化され、さらには主走査方向の照度ムラが少なくなり、読取画像の品質が向上する。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。最初に、本発明の画像読取装置に係る第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の構成を示す副走査方向断面図であり、図2は同じく第1の実施形態の構成を示す主走査方向断面図である。図において、1はLEDであり、回路基板2上に5個配設されている。回路基板2の表面には反射シート3が敷設されている。LED1に照射される前方側には、反射板4〜8が配設されている。さらに、LED1の背面側には反射板9,10が配設されている。反射板4〜8の反射面は全て平面形状であり、接着剤により接合されて箱状の光学部材15が構成されている。
図1において、長さ方向とは図面に対して垂直方向であり、幅方向とは図面の左右方向である。仮想平面とは、原稿面(コンタクトガラス11)に垂直で長さ方向に平行であり、かつ読取対象領域12を通過する面を言う。即ち、原稿から反射され画像の結像に利用される光が通過する面を仮想平面13とする。また、当該仮想平面13によって光源及び照明光学系部材の設置領域を2つの区画に分割したときに、光源(LED1)が存在する区画を第1の領域39、光源が存在しない区画を第2の領域40とする。なお、仮想平面13を通過して読取レンズを介してCCD等の撮像素子に入力される光路は、背景技術の項の図9において説明してあるので、図示および説明を省略する。
本実施形態における具体的な例を、図1を用いて説明する。図1において、仮想平面13とは第1の領域39と第2の領域40との境界となる面であり、第1の領域39にはLED1と、反射板4〜8からなる光学部材と、反射板9とが配置され、第2の領域40には反射板10が配置されている。なお、以後述べる第2〜4の実施形態において、仮想平面13と第1の領域39、第2の領域40は本実施形態と同様の定義で用いる。さらに具体的には、仮想平面13と第1の領域39、第2の領域40の配置構成において、光学部材の種類等が変更される以外は本実施形態と同様とする。
ここで、第1の実施形態における画像読取装置の構成について説明する。図1に示すように、LED1は光出射方向がコンタクトガラス11と平行に設置されている。LED1から出射した光は、光通過口14から、光学部材15に入射する。光学部材15に入射した光は、副走査方向において反射板4、あるいは反射板4,5、あるいは反射板4,6など複数面に反射された後、光通過口14より出射され、反射板9あるいは反射板10を介して、または直接読取対象領域12を照明する。
互いに向かい合った反射板5の端と反射板6の端との距離は、光通過口14側の反射板間距離Aに対して、光の入射・出射が無い側の反射板間距離Bが小さくなるようにして、先端側が開くように角度を持って配置されている。また、回路基板2上には反射シート3が貼り付けられている。回路基板2に何の処理も施さないと、光通過口14近辺にLED1を実装した回路基板2を設置することで原稿面(コンタクトガラス11)に向かう光は単純に遮られてしまう。そこで、反射シート3によって光通過口14から射出した光を再度光学部材15に戻し、照明に利用されるような光路を通過させることを目的とする。
一方、主走査方向においては光学的作用を与えられないため拡散するが、向かい合った反射板5と反射板6の外側に逃げてしまう光は、反射板7と反射板8によって、折り返され、原稿面(コンタクトガラス11)の照明に有効利用される。少ないLED1の数でも主走査方向の照度むらを一様とするためには、LED1の光出射面の正面方向(図2の左右方向)に、光を充分に拡散させるための距離が必要である。本実施形態のように、LED1の光源光を読取対象領域12から遠ざかる方向に出射し、反射板4〜10にて折り返すことで、同じ空間でも光学部材15内部では2倍の光路長をかせぐことが可能となる。
また、副走査方向については、LED1の光出射方向を原稿面(コンタクトガラス11)と平行にし、光学部材15によって副走査方向に光を規制し、ミラーによって光を蹴上げる構成にすれば、図1の上下方向においては、コンパクトな構成とすることが可能となる。さらに、2方向からの照明が実施されるので、貼り合わせ原稿に浮きがあっても影が出ることがない。
そして、LED1の配光分布を考慮しつつ反射板4〜10の角度を調整することで、副走査方向の照度分布を最適化、例えば、読取対象領域近傍で3mm程度のフラットな照度分布となるような調整等を行うことができる。このとき、反射板4〜10に曲率を持たせることで設計の自由度が増し、より望ましい光量分布が形成可能となる。図1には太い矢印によりLED1の光出射方向を記載した。また、図1には、B<Aであることを示した。すなわち、一組の向かい合う反射板5と反射板6は、光源からの光が入射・出射する光通過口14側の反射板の端部間距離Aに対して、光の入射・出射が無い側の反射板の端部間距離Bが小さくなるように配置されている。
次に、本発明の画像読取装置に係る第2の実施形態について説明する。図3は第2の実施形態の構成を示す副走査方向断面図であり、図4は同じく第2の実施形態の構成を示す主走査方向断面図である。第2の実施形態は、光学部材以外は第1の実施形態と同じ構成であり、異なる点は光学部材をプラスチックの成形品からなる光学部材17に置き換えたものである。プラスチックの成形品からなる光学部材17には、図3および図4に示すように反射シート18を内側に貼り付けて反射面とした。光学部材を成形品に置き換えることで、第1の実施形態の反射板を使用した光学部材15に比べて軽量化が可能となる。
実施形態1の構成では、光学部材15を図1に示すように光通過口14側を反射板4側に比べて広げることで、光学部材15から出射する光を平行光に近づける効果があった。これに対して、実施形態2では画像読取装置内で照明光学系を設置できるスペースが限定された場合を想定して、図3に示すようにコの字形に設定した。このため、光源を光通過口の中心付近に設置するメリットがなくなったので、LED19を実装し、反射シート20を敷設した回路基板21を、図3に示す光通過口22の中心ではなく、端部に設置した。もちろん、プラスチックの成形品であっても、実施形態1と同じ構成にすることは可能である。
また、回路基板21の設置位置や光学部材17に対する角度は、原稿面(コンタクトガラス11)の照度分布が最適な状態になるように、実際の照明装置や、光学シミュレーション結果を観察しながら調整することが望ましい。
図5は、図3の一部を変更した場合を示す副走査方向断面図である。図示例は、回路基板21を光学部材17に対して斜めに設置した例である。回路基板21の角度を傾けることで、光学部材17内部での光の振る舞いを変えることが可能になるのみならず、反射板9、反射板10のそれぞれに入る光量のバランスを調整することが可能になる。
次に、本発明の画像読取装置に係る第3の実施形態について説明する。図6は第3の実施形態の構成を示す副走査方向断面図であり、図7は同じく第3の実施形態の構成を示す主走査方向断面図である。第3の実施形態は、光学部材以外は第1の実施形態と同じ構成であり、異なる点は光学部材を透明プラスチックの成形品からなる光学部材24に置き換えたものである。透明プラスチックの成形品からなる光学部材24には、光通過口25と正対する面と放物面26に、図6に示すようなアルミコーティング27,28を施した。光源から、光通過口25より光学部材24に入射した光は、アルミコーティング27,28を施した面では反射し、それ以外の面では全反射によって規制される。
光学部材24を図6に示すように底面は平面で、上面は光通過口25側が広くなるような面に設定したのは、光通過口25から出射する光の平行度を増すことを目的としたものである。また、この実施形態では、LED29を保持する回路基板30には反射シートを貼り付けなかった。これは、反射シートにかかる費用が効果に見合わなかった場合を想定したためである。この場合は、回路基板30の表面にコーティングを施すことによって表面反射率を高めることも可能である。また、光学部材24の表面のアルミコーティング27,28を施した部分は、研磨による鏡面加工を施しておくことが好ましい。また、光学部材24の材質はガラスにすることも可能である。
次に、本発明の画像読取装置に係る第4の実施形態について説明する。図8は第4の実施形態の構成を示す副走査方向断面図である。第4の実施形態は、光学部材以外は第3の実施形態と同じ構成であり、異なる点は実施形態3における成形品からなる光学部材の形状とコーティングを置き換えたものである。図8に示すように、光学部材31の光通過口32を曲面状に成形した。このようにして、LED37からの光を一度、光学部材31内にて集光させて、その集光点を2次光源として扱うと、図8に示すアルミコーティング34〜36のいずれかで反射した光を、平行度良く光通過口32から射出することが可能となる。実施形態4ではアルミコーティング34〜36が施される面を平面としているが、これを2次光源が焦点にある放物面にすることも可能である。
なお、上述した各実施形態におけるLEDは、1個の設置でも複数の設置であってもよい。また、LEDは、蛍光体を用いた1チップ型白色発光ダイオードを用いることも可能である。またさらに、LEDは、それぞれの発光する色が異なる2種以上のチップを用い、混色により白色発光させる白色発光ダイオードを用いることも可能である。
本発明の画像読取装置の第1の実施形態の副走査方向断面図である。 本発明の画像読取装置の第1の実施形態の主走査方向断面図である。 本発明の画像読取装置の第2の実施形態の副走査方向断面図である。 本発明の画像読取装置の第2の実施形態の主走査方向断面図である。 図3の一部を変更した場合を示す副走査方向断面図である。 本発明の画像読取装置の第3の実施形態の副走査方向断面図である。 本発明の画像読取装置の第3の実施形態の主走査方向断面図である。 本発明の画像読取装置の第4の実施形態の副走査方向断面図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
1 LED
2 回路基板
3 反射シート
4〜8 反射板
9,10 反射板
11 コンタクトガラス
12 読取対象領域
13 仮想平面
14 光通過口
15 光学部材
17 光学部材
18 反射シート
19 LED
20 反射シート
21 回路基板
22 光通過口
24 光学部材
25 光通過口
26 放物面
27,28 アルミコーティング
29 LED
30 回路基板
31 光学部材
32 光通過口
34〜36 アルミコーティング
37 LED
38 回路基板
39 第1の領域
40 第2の領域

Claims (19)

  1. 1または複数の発光ダイオードであって、原稿面に光を照射するための光源と、
    前記光源から出射された光を長さと幅を有する読取対象領域に導く照明光学系と、
    前記原稿面から反射された光を結像する結像光学系と、
    前記結像光学系の結像部に設けられて前記原稿の画像を読み取るセンサとを有する画像読取装置において、
    前記光源からの出射光のうち光強度が最も強い出射光の光出射方向は前記原稿面に略平行に前記読取対象領域から遠ざかる方向に出射し、
    前記照明光学系は光の拡散を規制する光学部材と複数の反射部材とを有し、
    前記光学部材の有する反射面は全て平面形状であり、
    前記光学部材は少なくとも当該画像読取装置の主走査方向の両端側に設けられた反射面と1個の光通過口とを有し、前記光源から出射された光源光は前記光通過口から前記光学部材に入射し前記光通過口から出射され
    前記照明光学系の部材設置領域を、原稿面に垂直で前記長さ方向に平行でありかつ前記読取対象領域を通過する仮想平面によって2つの区画に分割したときに、前記複数の反射部材は各区画に少なくとも1つずつ設置され、
    該複数の反射部材による前記光通過口から出射した光の反射光により、前記読取対象領域を異なる方向から照明することを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項に記載の画像読取装置において、
    前記発光ダイオードは蛍光体を用いた1チップ型白色発光ダイオードであることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項に記載の画像読取装置において、
    前記発光ダイオードは、それぞれの発光する色が異なる2種以上のチップを用い、混色
    により白色発光させる白色発光ダイオードであることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項乃至のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記発光ダイオードは回路基板上に実装され、前記回路基板の実装面には表面反射率の
    高いシートが貼り付けられていることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項乃至のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記発光ダイオードは回路基板上に実装され、前記回路基板の実装面はコーティングによって表面反射率を高めていることを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記光学部材は複数のミラーにより構成されることを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記光学部材は任意の材料による成形品の表面に鏡面加工を施したことを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項に記載の画像読取装置において、
    前記任意の材料はプラスチックであることを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項に記載の画像読取装置において、
    前記鏡面加工は表面反射率を向上するコーティングであることを特徴とする画像読取装置。
  10. 請求項に記載の画像読取装置において、
    前記コーティングはアルミコーティングであることを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項に記載の画像読取装置において、
    前記鏡面加工は研磨加工であることを特徴とする画像読取装置。
  12. 請求項に記載の画像読取装置において、
    前記鏡面加工は成形品の表面の一部または全部に表面反射率の高いシートを貼り付けることであることを特徴とする画像読取装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記光学部材は一組の向かい合う反射板を含み、該一組の向かい合う反射板は、光源からの光が入射・出射する前記光通過口側の反射板間距離に対して、光の入射・出射が無い側の反射板間距離が小さくなるように配置されていることを特徴とする画像読取装置。
  14. 請求項1乃至のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記光学部材は透明な光学材料による成形品であることを特徴とする画像読取装置。
  15. 請求項14に記載の画像読取装置において、
    前記光学材料はガラスであることを特徴とする画像読取装置。
  16. 請求項14に記載の画像読取装置において、
    前記光学材料はプラスチックであることを特徴とする画像読取装置。
  17. 請求項14乃至16のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記光学部材は少なくとも2面の平面を有する導光体であり、前記2面は向かい合って配置され、当該向かい合って配置された2面は、光源からの光が入射・出射する前記光通過口側の反射板間距離に対して、光の入射・出射が無い側の反射板間距離が小さくなるように配置されていることを特徴とする画像読取装置。
  18. 請求項14乃至17のいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記光通過口は曲面状であることを特徴とする画像読取装置。
  19. 請求項1乃至18のいずれか1項に記載の画像読取装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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